JP5724865B2 - レンズ鏡筒及びレンズユニット - Google Patents

レンズ鏡筒及びレンズユニット Download PDF

Info

Publication number
JP5724865B2
JP5724865B2 JP2011275690A JP2011275690A JP5724865B2 JP 5724865 B2 JP5724865 B2 JP 5724865B2 JP 2011275690 A JP2011275690 A JP 2011275690A JP 2011275690 A JP2011275690 A JP 2011275690A JP 5724865 B2 JP5724865 B2 JP 5724865B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
main body
drive operation
operation member
fixed cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011275690A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013125252A (ja
Inventor
芳史 三谷
芳史 三谷
健一 宮路
健一 宮路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2011275690A priority Critical patent/JP5724865B2/ja
Priority to US13/713,258 priority patent/US8873171B2/en
Publication of JP2013125252A publication Critical patent/JP2013125252A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5724865B2 publication Critical patent/JP5724865B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/10Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/08Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification adapted to co-operate with a remote control mechanism

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Description

本発明は、カメラのレンズ鏡筒及びレンズユニットに関するものである。
従来から、無操作で、オートフォーカス動作とマニュアルフォーカス動作との切り換えを行なえるようにしたカメラのレンズ鏡筒が知られており、例えば特許文献1に開示されたものがある。このものは、固定筒と、移動レンズ群を保持し前記固定筒に移動可能に配設された移動レンズ保持部材(レンズホルダー)と、一定の付勢力にて挟持された状態で転動する転動ローラを保持し前記固定筒に対して回転自在に配設された回転部材と、前記移動レンズ保持部材と回転部材とを連結し移動レンズ保持部材を駆動させる1つの棒状のレンズ駆動操作部材とを備えたものとし、前記移動レンズ保持部材に設けたカムビスを、固定筒に設けたカム溝を介して、回転部材に設けた切り欠きに嵌入させたものである。そして、前記回転部材を、モータの作動又はマニュアル操作によって回転させることにより、前記回転部材が連動し、その動きに際して切り欠きに嵌入されたカムビスが押圧されてカム溝を移動し、これにより、移動レンズ群を保持した移動レンズ保持部材を固定筒に対して軸方向に駆動操作できるようにしたものである。
特開平6−11636号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示のものにおいては、1つの棒状のレンズ駆動操作部材によって、回転部材の回転力を移動レンズ保持部材に伝達しているため、回転部材に回転方向の力以外の力が多く働き、一定の付勢力にて挟持された状態で転動する転動ローラの押圧状態が不安定となり伝達効率が低下し、移動レンズ群を駆動させる際の駆動ロスが大きく、移動レンズ群を保持した移動レンズ保持部材を固定筒に対して駆動操作するために大きな力を必要とするという問題点がある。
本発明は、移動レンズ群を保持した移動レンズ保持部材を固定筒に対してより小さい力で円滑に駆動操作できるレンズ鏡筒及びレンズユニットの提供を目的とする。
本発明の一態様に係るレンズ鏡筒は、固定筒と、移動レンズ群を保持し前記固定筒に軸方向移動可能に配設された移動レンズ保持部材と、前記固定筒に対して回転可能に配設された筒状の回転部材と、前記レンズ保持部材と回転部材とを連結したレンズ駆動操作部材とを備え、前記回転部材が回転操作されることにより、前記レンズ駆動操作部材が前記レンズ保持部材を前記軸方向に駆動操作するレンズ鏡筒であって、前記レンズ駆動操作部材は、前記回転部材に連結された筒状の駆動操作部材本体と、前記駆動操作部材本体と回転部材とを連結した連結部材とを備え、前記駆動操作部材本体は、前記固定筒の軸まわりに回転可能且つ軸方向移動不能に配設されているとともに、前記固定筒に対する回転に際して、前記レンズ保持部材を前記軸方向に駆動操作し、前記連結部材は、前記固定筒の周方向に互いに距離を持つようにして配設された第1連結部材と第2連結部材との少なくとも2つを備え、前記第1連結部材は、前記駆動操作部材本体と一体的に形成され、前記第2連結部材は、前記駆動操作部材本体と別体のものから構成されていることを特徴とする
この構成によれば、前記固定筒の周方向に沿って配設された2つの連結部材によって回転部材の回転力を駆動操作部材本体に、回転方向の力以外の力をほとんどかけずに効率良く伝達できるとともに、回転部材には回転方向以外の抗力が掛かることがなく、駆動操作部材本体を円滑に回転させることができる。又、この駆動操作部材本体の回転に際して、移動レンズ群を保持するレンズ保持部材を駆動操作することにより、移動レンズ群を駆動させる際の駆動ロスを少なくして移動レンズ群を円滑に駆動操作できる。又、回転自在な駆動操作部材本体によって移動レンズ保持部材を駆動させるため、従来のように固定筒にカム溝等を設ける必要のないものにでき、固定筒の剛性及び精度向上を図ることができる。更には、移動レンズ群を保持するレンズ保持部材を回転させることなく固定筒の軸方向(光軸方向)にだけ変位させることができるため、光学性能が安定する。
又、第1連結部材が駆動操作部材本体と一体的に形成されているため、第1連結部材を駆動操作部材本体と別体にする場合に較べ、部品点数を少なくできるとともに、製作容易なものにできる。
一方、例えば第1連結部材と第2連結部材の両方を駆動操作部材本体と一体的に形成した場合には、駆動操作部材本体と回転部材とを連結すると、両者の製作誤差等によって固定筒に対してこじれを生じて駆動操作部材本体と回転部材との一方又は両方が円滑に回転できない場合が生じる。又、こじれを生じさせないためには、ガタを多く取る必要があり、駆動精度や操作感触の悪化を招く。そこで、上記のように、第2連結部材を駆動操作部材本体と別体に形成することで、駆動操作部材本体と回転部材とを連結する際に、上記のようなこじれを吸収するように調整でき、両者の一方又は両方を固定筒に対してガタなく円滑に回転させることができる。
他の一態様では、前記レンズ鏡筒において、前記第1連結部材と前記駆動操作部材本体とは、合成樹脂材で一体成形されていることを特徴とする。
この構成によれば、第1連結部材を駆動操作部材本体と一体成形により形成するため、駆動操作部材本体に対する第1連結部材の位置ずれを無くすことができるとともに、連結作業を行う必要のないものにできる。又、製作においては、駆動操作部材本体の製作に際して同時に第1連結部材を製作でき、第1連結部材の製作を容易なものにできる。又、第1連結部材と駆動操作部材本体とを、合成樹脂で一体成形するため、軽量化に加えて安価に製造することができる。
他の一態様では、前記レンズ鏡筒において、前記第2連結部材は、金属製であることを特徴とする。
この構成によれば、第2連結部材を、例えば板状のものから構成しても充分な強度を有するものにできる。これにより、レンズ鏡筒全体の径方向の寸法を小さくでき、大型化するのを抑えることができる。
他の一態様では、前記レンズ鏡筒において、前記第2連結部材と前記駆動操作部材本体とは、1箇所で固定部材によって固定的に連結されていることを特徴とする。
この構成によれば、第2連結部材と駆動操作部材本体とを、例えば固定部材としてのビスを1箇所で締め付けて連結するため、複数箇所でビスを締め付けた場合に較べてビスの締め付けに伴う駆動操作部材本体の歪を抑えることができる。また、剛性が高くなることで、外力が加わった際に破壊し難くなる。これにより、駆動操作部材本体によって移動レンズ保持部材を所定の位置に保持できるとともに、駆動精度が低下するようなことを抑えることができる。
他の一態様では、前記レンズ鏡筒において、前記第1連結部材と第2連結部材とは、互いに周方向に等間隔に配置、即ち、光軸を挟んで対向配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、各連結部材にかかる反力が打ち消し合い、駆動効率の低下を防止することができる。
本発明の一態様に係るレンズユニットは、前述のいずれかのレンズ鏡筒と、前記レンズ鏡筒内に保持された1又は2以上のレンズとを備えていることを特徴とする。
この構成によれば、移動レンズ群を保持した移動レンズ保持部材を固定筒に対して小さい力で円滑に駆動操作できる。
本発明のレンズ鏡筒及びレンズユニットは、移動レンズ群を固定筒に対してより小さい力で円滑に駆動操作できる。
本発明のレンズユニットの半断面図である。 (a)は、図1のレンズユニットの固定筒の斜視図、(b)は、固定筒の側面図である。 レンズユニットにおけるレンズ駆動操作部材の分解斜視図である。 レンズユニットにおけるレンズ駆動操作部材の分解正面図である。 レンズ駆動操作部材の駆動操作部材本体の斜視図である。 レンズ駆動操作部材の側面図である。 レンズ駆動操作部材と回転部材とが連結した状態の斜視図である。 レンズ駆動操作部材と回転部材とが連結した状態の正面図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態のレンズ鏡筒の半断面図、図2(a)は、図1のレンズユニットの固定筒の斜視図、図2(b)は、固定筒の側面図、図3は、レンズ駆動操作部材の分解斜視図である。尚、図1〜図3、図5〜図7におけるX方向を前方側とし、Y方向を後方側として説明する。
この実施形態のレンズユニット1は、レンズ鏡筒10と、レンズ群31〜33とを備えている。レンズ群は、この実施形態では、レンズ鏡筒10の前部及び後部の夫々に配設された固定レンズ群31,32と、それらの固定レンズ群31,32の間に配設された移動レンズ群33とを備えている。
レンズ鏡筒10は、円筒状の固定筒2と、オートフォーカス動作部と、マニュアルフォーカス動作部と、回転部材4と、移動レンズ保持部材7と、レンズ駆動操作部材5とを備えている。
固定筒2は、図1に示すように内周側の前後両側に、それぞれ、固定レンズ群31,32を固定的に保持している。又、固定筒2は、それらの保持した固定レンズ群31,32の間に形成されて移動レンズ保持部材7をガイドするガイド溝21と、後述のレンズ駆動操作部材の駆動操作部材本体8と係合する係合溝22とを備えている。
ガイド溝21は、図2に示すように周方向に等間隔に配設された同構成の3つから構成されている。各ガイド溝21は、固定筒2の軸方向に沿って、固定筒2の外周から内周に貫通するように形成されている。
係合溝22は、固定筒2の後端側の外周に、周方向に沿って配設された3つから構成されている。各係合溝22は、固定筒2の外周から所定の深さで周方向に所定の長さで形成されている。尚、この実施形態における各係合溝22は、その一端に、開口部22aを備えており、この開口部22aから、後述の駆動操作部材本体51の係合片81を各係合溝22に挿入できるようになっている(バヨネット構造)。
オートフォーカス動作部は、図1に示すようにオート用入力リング63と、図示しないモータとを備えている。
オート用入力リング63は、円筒状のものから構成されており、後部側の外周に、モータに設けられた出力ギアと回転伝達可能に噛合して連結したモータ連結部であるギア部63aを備えている。又、オート用入力リング63は、前面に、後述の転動ローラー42bが転動する第1ローラー転動部63bを備えている。
このように構成されたオート用入力リング63は、固定筒2の外周に、固定筒2の軸まわりに回転自在に配設されている。又、この状態で、ギア部63aとモータの出力ギアとが回転伝達可能に連結され、モータの作動に伴いオート用入力リング63が回転するようになっている。
マニュアルフォーカス動作部は、マニュアル用入力リング71と、マニュアル用入力リング71を操作するマニュアル操作リング72とを備えている。
マニュアル用入力リング71は、リング板状のものから構成されており、後面に、後述の転動ローラー42bが転動する第2ローラー転動部71aを備えている。そして、このマニュアル用入力リング71は、固定筒2の軸方向における転動ローラー42bを挟んでオート用入力リング63と反対側の前方側に、固定筒2の軸まわりに回転自在に配設されている。
マニュアル操作リング72は、円筒状のものから構成され、内周側に、一体的に形成されたフランジからなる操作部72aを備えている。この操作部72aは、リング板状のものから構成され、マニュアル用入力リング71を前方側から、後述の付勢部材11を介して操作する。
次に、回転部材4について説明する。回転部材4は、図7、図8に示すように、円筒状のものから構成されており、外周に、後述のレンズ駆動操作部材の2つの連結レバー91、92のそれぞれと連結する2つの連結ピン41を備えている。
この実施形態では、これらの連結ピン41は、互いに周方向に180°隔てた位置に、外周から径外側に突出するように形成されている。
又、この回転部材4には、少なくとも3つ(この実施形態では、3つ)の連動部材42が付設されている。
連動部材42は、回転部材4と上記オート用入力リング63とを連動させるとともに、回転部材4と上記マニュアル用入力リング71とを連動させるもので、連動部材42の夫々は、ローラー軸42aと、転動ローラー42bとを備えている。各転動ローラー42bは、ローラー軸42aに回転自在に支持されている。
又、転動ローラー42bを支持したローラー軸42aは、転動ローラー42bを回転部材4の外周側に、その軸方向を固定筒2の軸と直交(光軸と直交)する方向に配設するようにして回転部材4に取り付けられている。又、この状態で、図1に示すように転動ローラー42bは、回転部材4の軸方向の前後両端面の夫々から軸方向に突出している。又、このようにして回転部材4に取り付けられた3つの連動部材42は、回転部材4の周方向に等間隔になるように配設されている(図8参照)。
このように構成された回転部材4は、固定筒2の軸方向におけるオート用入力リング63とマニュアル用入力リング71との間に、固定筒2に対して回転部材4が固定筒2の軸まわり(光軸まわり)に回転自在になるように、固定筒2の外周側に配設されている。
又、この状態で、転動ローラー42bは、オート用入力リング63とマニュアル用入力リング71との間に配設され、付勢部材11によって両者に加圧状態で挟持されている。
詳しくは、マニュアル操作リング72の操作部72aとマニュアル用入力リング71との間に、波板リング状のスプリングからなる付勢部材11が設けられており、この付勢部材11によって、マニュアル用入力リング71は、後方側のオート用入力リング63側に付勢されている。
そして、この付勢力により、マニュアル用入力リング71の第2ローラー転動部71aが転動ローラー42bを押圧し、この押圧力によって転動ローラー42bがオート用入力リング63の第1ローラー転動部63bを押圧している。
これにより、転動ローラー42bは、第1ローラー転動部63bと第2ローラー転動部71aとに、一定の付勢力がかかった状態で挟持されている。
次に、移動レンズ保持部材7について説明する。移動レンズ保持部材7は、円筒状のものから構成され、内周側に、移動レンズ群33を固定的に保持している。又、移動レンズ保持部材7は、外周側に、周方向に沿って等間隔に配設された3つの摺動片31b(図1では1つだけ表れている)を備えている。
そして、これらの摺動片31bは、固定筒2のガイド溝21及び後述の駆動操作部材本体8のカム溝82に移動可能に嵌入されている。
次に、レンズ駆動操作部材5について説明する。レンズ駆動操作部材5は、図3に示すように移動レンズ群33に連結された円筒状の駆動操作部材本体8と、駆動操作部材本体8と回転部材4とを連結した連結レバー(連結部材)91,92とを備えている。
駆動操作部材本体8は、合成樹脂から構成されており、図4に示すように内周に、周方向に沿って形成された3つの係合片81と、3つのカム溝82とを備えている。
係合片81は、駆動操作部材本体8を固定筒2に、固定筒2の軸まわり(光軸まわり)に回転可能且つ軸方向移動不能に係合するためのもので、駆動操作部材本体8の後部側における周方向の3箇所に配設されている。各係合片81は、固定筒2の係合溝22に嵌挿可能な幅で、内周から径内側に突設されている。
カム溝82は、駆動操作部材本体8の回転に際して移動レンズ保持部材7を固定筒2の軸方向に駆動させるためのもので、各カム溝82は、駆動操作部材本体8の前端面から斜め後方側に延ばされて軸方向及び周方向に対して所定の角度をなすように形成されている。
又、駆動操作部材本体8は、その前部側の外周に、後述の第2連結レバー92を連結するレバー連結部83を備えている。この実施形態のレバー連結部83は、1つのネジ孔83aと、そのネジ孔83aを挟んで周方向の両側のそれぞれに配設された係合突片83bとを備えている。
連結レバーは、図3、図4に示すように駆動操作部材本体8と一体的に形成された合成樹脂製の第1連結レバー(第1連結部材)91と、駆動操作部材本体8とは別体の金属製の第2連結レバー(第2連結部材)92とを備えている。
第1連結レバー91は、長尺板状のものから構成されている。第1連結レバー91の基端は、駆動操作部材本体8の前端に一体的に連結されている。第1連結レバー91の先端は、駆動操作部材本体8の前端から駆動操作部材本体8の軸方向に沿って前方に延ばされている。
そして、その第1連結レバー91の先端には、回転部材4の連結ピン41に連結する連結孔91aが設けられている。連結孔91aは、第1連結レバー91の先端から所定の長さで、第1連結レバー91の厚さ方向の一方面から他方面に貫通するように形成されている。
第2連結レバー92は、その先端に、回転部材4の連結ピン41に連結する連結孔92aが設けられている。連結孔92aは、上記第1連結レバー91の連結孔91aと同構成を採っている。
又、第2連結レバー92は、その基端に、駆動操作部材本体8のレバー連結部83に連結される本体用連結部93を備えている。この本体用連結部93は、レバー連結部83のネジ孔83aに対応する位置に設けられたネジ挿通孔93aと、レバー連結部83の2つの係合突片83bの夫々に対応する位置に設けられた突片係合孔93bとを備えている。
そして、このように構成された駆動操作部材における駆動操作部材本体8は、図1に示すように駆動操作部材本体8のカム溝82の夫々に、固定筒2のガイド溝21に入り込んだ摺動片31bの先端が入れられるようにして、その内周に固定筒2が嵌挿されている。
又、その嵌挿に際して、駆動操作部材本体8の各係合片81が、固定筒2の係合溝22のそれぞれに、開口部22a(図2参照)から入れられるとともに、第1連結レバー91の連結孔91aを、回転部材4の何れか一方の連結ピン41に入れる。
これにより、駆動操作部材本体8が固定筒2の外周に、軸方向移動不能且つ軸まわりに回動可能に保持されるとともに、第1連結レバー91と回転部材4とが連結される。
そして、この状態から、第2連結レバー92の突片係合孔93bの夫々に、レバー連結部83の係合突片83bの夫々が嵌挿されるとともに、第2連結レバー92の連結孔91aを回転部材4の他方の連結ピン41に入れる。
又、その状態で、第2連結レバー92のネジ挿通孔93aから、レバー連結部83のネジ孔83aにビス(固定部材)94が螺合され締め付けられて固定される。これにより、第2連結レバー92が、回転部材4に連結されるとともに、駆動操作部材本体8に連結される。
その際、第2連結レバー92を駆動操作部材本体8と別体に形成しているため、駆動操作部材本体8と回転部材4とを連結する際に、両者の製作誤差や製作時の寸法公差等によるこじれを吸収するように調整でき、両者の一方又は両方が固定筒2に対して回動し難くなるのを防止でき、両者を固定筒2に対して円滑に回転させることができる。
又、第2連結レバー92と駆動操作部材本体8とを1つのビス94を用いて1箇所で締め付けて固定するため、第2連結レバー92および駆動操作部材本体8の取付部の精度に影響されない。そのため、複数のビスを用いて複数箇所で締め付けて固定する場合に較べてビス94の締め付けに伴う駆動操作部材本体8の歪を少なくできる。従って、駆動操作部材本体8によって移動レンズ保持部材7を所定の位置に保持できるとともに、駆動精度が低下するようなことを抑えることができる。複数箇所で締結する場合は、第2連結レバー92の剛性が高いために、部品の形状誤差が駆動操作部材本体8の円筒形状を変形させてしまうおそれがあるが、これを防止できる。
そして、第2連結レバー92が回転部材4及び駆動操作部材本体8に連結された状態で、第1連結レバー91と第2連結レバー92とは、互いに周方向に180°隔てて、即ち、互いに周方向に等間隔に配置(光軸を挟んで対向配置)されている。
次に、以上のように構成されたレンズ鏡筒10の動作について説明する。オートフォーカス動作部により移動レンズ群31を可動させる場合は、図示しないオートフォーカススイッチを入り操作する。これにより、制御部の制御に従って、モータが回転し、その回転に伴いオート用入力リング63が回転する。
また、この回転に伴い、第1ローラー転動部63bを転動ローラー42bが転動する。その際、転動ローラー42bが第1ローラー転動部63bとマニュアル用入力リング71の第2ローラー転動部71aとに挟持されているとともに、マニュアル用入力リング71が付勢部材11の付勢力等によって回転が規制されているため、転動ローラー42bは自転しながら、固定筒2の軸まわりを公転し、これにより、転動ローラー42bを保持した回転部材4が回転する。
そして、その回転部材4の回転によって、第1連結レバー91及び第2連結レバー92が固定筒2の軸まわりに回動し、駆動操作部材本体8を回転させる。その際、周方向に180°のピッチ(周方向に等間隔)で配設した2つの連結レバー91,92が回転部材4の回転力を駆動操作部材本体8に効率良く伝達して駆動操作部材本体8を回転させることができる。又、2つの連結レバー91,92が周方向に等間隔で配設されているため、各連結レバー91,92にかかる反力が打ち消し合い、駆動効率の低下を防止することができる。
又、駆動操作部材本体8の回転によって、固定筒2のガイド溝21及び駆動操作部材本体8のカム溝82夫々に入り込んだ摺動片31bがそれらの溝21,82を移動し、これにより、移動レンズ群31が固定筒2の軸方向に移動する。
一方、この状態から、マニュアル操作リング72を手で回転操作する。これにより、マニュアル用入力リング71が回転し、第2ローラー転動部71aを転動ローラー42bが転動する。その際、転動ローラー42bを第2ローラー転動部71aと挟持したオート用入力リング63は、モータと噛合して回転できないため、転動ローラー42bは自転しながら、固定筒2のまわりを公転し、回転部材4全体が回転する。以下、上述したと同様に、連結レバー91,92が回転して駆動操作部材本体8を回転させて移動レンズ群31を固定筒2の軸方向に駆動できる。
以上のように構成することにより、固定筒2の周方向に沿って配設された少なくとも2つの連結レバー91,92によって、回転部材4の回転力を駆動操作部材本体8に、回転方向以外の力をかけずに効率良く伝達して回転させることができる。そして、この駆動操作部材本体8の回転に際して、移動レンズ群33を保持した移動レンズ保持部材7を駆動操作するため、移動レンズ保持部材7を駆動させる際の駆動ロスを少なくして円滑に駆動操作できる。又、回転自在な駆動操作部材本体8によって移動レンズ保持部材7を駆動させるため、従来のように移動レンズ群を回転駆動させると共に螺旋状の切り欠きを設ける必要が無く、固定筒2の剛性及び精度向上を図ることができる。
又、第1連結レバー91と駆動操作部材本体8とは、合成樹脂で一体成形されているため、駆動操作部材本体8に対する第1連結レバー91の位置ずれを無くすことができるとともに、連結作業を行う必要のないものにできる。又、製作においては、駆動操作部材本体8の製作に際して同時に第1連結レバー91を製作でき、第1連結レバー91の製作を容易なものにできる。又、第1連結レバー91と駆動操作部材本体8とを、合成樹脂で一体成形するため、レンズ鏡筒10全体の軽量化を計ることができる。
又、第2連結レバー92を、金属製の板体から構成することによって、第2連結レバー92を径方向の寸法を小さくできる。これにより、レンズ鏡筒10全体が大型化するのを抑えることができる。
尚、上記実施形態では、連結レバー91、92は、2つから構成されているが、3つ以上から構成してもよく、適宜変更できる。又、連結レバー91、92の互いの位置関係は、上記実施形態のように、2つ又は複数の連結レバーを周方向に等間隔で配設する形態のものに限らず、適宜変更できる。
1 レンズユニット
2 固定筒
4 回転部材
5 レンズ駆動操作部材
8 駆動操作部材本体
10 レンズ鏡筒
33 移動レンズ群
42b 転動ローラー
63 オート用入力リング
71 マニュアル用入力リング
91 第1連結レバー(第1連結部材)
92 第2連結レバー(第2連結部材)

Claims (6)

  1. 固定筒と、移動レンズ群を保持し前記固定筒に軸方向移動可能に配設された移動レンズ保持部材と、前記固定筒に対して回転可能に配設された筒状の回転部材と、前記レンズ保持部材と回転部材とを連結したレンズ駆動操作部材とを備え、前記回転部材が回転操作されることにより、前記レンズ駆動操作部材が前記レンズ保持部材を前記軸方向に駆動操作するレンズ鏡筒であって、
    前記レンズ駆動操作部材は、前記回転部材に連結された筒状の駆動操作部材本体と、前記駆動操作部材本体と回転部材とを連結した連結部材とを備え、
    前記駆動操作部材本体は、前記固定筒の軸まわりに回転可能且つ軸方向移動不能に配設されているとともに、前記固定筒に対する回転に際して、前記レンズ保持部材を前記軸方向に駆動操作し、
    前記連結部材は、前記固定筒の周方向に互いに距離を持つようにして配設された第1連結部材と第2連結部材との少なくとも2つを備え、
    前記第1連結部材は、前記駆動操作部材本体と一体的に形成され、
    前記第2連結部材は、前記駆動操作部材本体と別体のものから構成されていることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記第1連結部材と前記駆動操作部材本体とは、合成樹脂材で一体成形されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記第2連結部材は、金属製であることを特徴とする請求項1又は2記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記第2連結部材と前記駆動操作部材本体とは、1箇所で固定部材によって固定的に連結されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記第1連結部材と第2連結部材とは、互いに周方向に等間隔に配置されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載のレンズ鏡筒と、前記レンズ鏡筒内に保持された1又は2以上のレンズとを備えていることを特徴とするレンズユニット。
JP2011275690A 2011-12-16 2011-12-16 レンズ鏡筒及びレンズユニット Active JP5724865B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011275690A JP5724865B2 (ja) 2011-12-16 2011-12-16 レンズ鏡筒及びレンズユニット
US13/713,258 US8873171B2 (en) 2011-12-16 2012-12-13 Lens barrel and lens unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011275690A JP5724865B2 (ja) 2011-12-16 2011-12-16 レンズ鏡筒及びレンズユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013125252A JP2013125252A (ja) 2013-06-24
JP5724865B2 true JP5724865B2 (ja) 2015-05-27

Family

ID=48609880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011275690A Active JP5724865B2 (ja) 2011-12-16 2011-12-16 レンズ鏡筒及びレンズユニット

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8873171B2 (ja)
JP (1) JP5724865B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6485026B2 (ja) * 2014-12-16 2019-03-20 コニカミノルタ株式会社 レンズ鏡胴
JP6942979B2 (ja) * 2017-03-13 2021-09-29 株式会社リコー レンズ鏡筒
CN111201463B (zh) * 2017-09-29 2021-10-08 株式会社尼康 透镜镜筒及摄像装置
JP7292976B2 (ja) * 2019-05-27 2023-06-19 キヤノン株式会社 レンズ装置および撮像装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62140509U (ja) * 1986-02-26 1987-09-04
JPH01133111U (ja) * 1988-03-02 1989-09-11
JP2956099B2 (ja) * 1989-03-27 1999-10-04 株式会社ニコン レンズ鏡筒
JP3205031B2 (ja) 1992-03-05 2001-09-04 キヤノン株式会社 レンズ鏡筒およびモーター駆動装置
JPH10142470A (ja) * 1996-11-11 1998-05-29 Canon Inc 光学機器
JPH10288728A (ja) * 1997-04-16 1998-10-27 Nikon Corp レンズ鏡筒
JP4593726B2 (ja) * 2000-05-12 2010-12-08 株式会社シグマ レンズ鏡筒
JP2008158258A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 光干渉フィルタ及びその作製方法
JP2011022321A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Nikon Corp レンズ鏡筒及びカメラ

Also Published As

Publication number Publication date
US8873171B2 (en) 2014-10-28
US20130155531A1 (en) 2013-06-20
JP2013125252A (ja) 2013-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5724865B2 (ja) レンズ鏡筒及びレンズユニット
JPH11125762A (ja) 多段繰出ズームレンズ鏡筒
US20160202448A1 (en) Zoom lens barrel and optical apparatus using the same
US20040105168A1 (en) Power/manual lens barrel having a manual operating ring
US10802241B2 (en) Lens apparatus and image pickup apparatus
US9304284B2 (en) Lens apparatus and image pickup apparatus including the same
JP6187186B2 (ja) レンズ鏡胴及びレンズユニット
JP5787013B2 (ja) レンズ鏡筒
EP1830208B1 (en) ZOOM LENS DEVICE with a Geneva mechanism
JP5585258B2 (ja) レンズ鏡筒
JPH08304688A (ja) レンズ鏡筒のガタ防止機構
JP2015191141A (ja) レンズ装置及びそれを有する撮像装置
JPH1164708A (ja) ズームレンズ鏡筒
JP4951871B2 (ja) ズームレンズ装置および携帯用電子機器
JP2015087497A (ja) レンズ鏡胴およびレンズユニット
JP3911231B2 (ja) パワーマニュアル両用レンズ鏡筒
JP2009244719A (ja) 光学装置および撮像装置
WO2014010215A1 (ja) レンズ鏡筒及び撮像装置
JP5229609B2 (ja) 鏡筒
US10211701B2 (en) Driving apparatus and optical apparatus using the same
US11815163B2 (en) Speed reducer
JP4668167B2 (ja) レンズ駆動装置
JP2009244620A (ja) 光学機器
JP2002148504A (ja) カメラレンズの焦点調節モード切換装置
JP4721004B2 (ja) テレビカメラのレンズ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130418

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150303

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150316

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5724865

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150