JP6938917B2 - 表示制御装置、画像処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、表示制御装置、画像処理装置及びプログラムに関する。
例えば、アプリ(アプリケーション)に関する画面を表示するシステムとして、特許文献1には、ユーザがデータ作成アプリに対して長押しを行うと、特定アプリ抽出手段は、このデータ作成アプリに対応する特定アプリを抽出して画面に表示し、ユーザが特定アプリを選択すると、データ作成アプリ起動手段は、選択された特定アプリを記憶して、データ作成アプリを起動し、ユーザがデータ作成アプリによってデータを作成し終えると、特定アプリ起動手段は、選択された特定アプリを起動して、この作成されたデータを特定アプリで扱えるようにするアプリ管理システムが開示されている。
特開2014−048805号公報
操作者が画面上の操作子に対する操作を行う場合、例えば、画面上に複数の操作子が表示されていると、操作者の希望する処理を行う操作子を見つけ出すのが難しいことがある。
本発明の目的は、第1の操作子に対する操作を受け付けた場合に第1の操作子から作成された第2の操作子を把握することにある。
請求項1に記載の発明は、利用者の操作を受け付ける受付手段と、予め定められた処理に関連付けられた第1の操作子から、当該予め定められた処理についての設定が関連付けられた第2の操作子を作成する作成手段と、前記第1の操作子に対する特定の操作を受け付けた場合に、当該第1の操作子から作成された前記第2の操作子を表示する制御を行い、当該第2の操作子に対する当該特定の操作を受け付けた場合に、前記予め定められた処理を実行する表示制御手段とを備える表示制御装置である。
請求項に記載の発明は、前記表示制御手段は、複数の前記第2の操作子のうち、操作者により選択された頻度が高い順番で並べて表示することを特徴とする請求項に記載の表示制御装置である。
請求項に記載の発明は、前記表示制御手段は、前記第1の操作子に対する前記特定の操作を受け付けた場合に、当該特定の操作を受け付ける前には前記第2の操作子に付されていない情報を付して当該第2の操作子を表示することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置である。
請求項に記載の発明は、前記表示制御手段は、前記第2の操作子に関連付けられた設定を示す情報を付して当該第2の操作子を表示することを特徴とする請求項に記載の表示制御装置である。
請求項に記載の発明は、複数の前記第1の操作子が画面に表示される場合、複数の当該第1の操作子のうち、前記第2の操作子を作成できる第1の操作子と当該第2の操作子を作成できない第1の操作子とが区別して表示されることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置である。
請求項に記載の発明は、前記画面内の予め定められた領域には、前記第2の操作子を作成できる第1の操作子が当該第2の操作子を作成できない第1の操作子よりも優先して配置されることを特徴とする請求項に記載の表示制御装置である。
請求項に記載の発明は、前記第2の操作子は、選択されることで、当該第2の操作子に関連付けられた設定により前記予め定められた処理を実行する操作子であることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置である。
請求項8に記載の発明は、利用者の操作を受け付ける受付手段と、予め定められた処理に関連付けられた第1の操作子から、当該予め定められた処理についての設定が関連付けられた第2の操作子を作成する作成手段と、前記第1の操作子に対する特定の操作を受け付けた場合に、当該第1の操作子から前記第2の操作子が作成されていた場合は当該第1の操作子から作成された当該第2の操作子を表示する制御を行い、当該第1の操作子から当該第2の操作子が作成されていない場合は当該第2の操作子を表示せず、かつ前記予め定められた処理を実行しない表示制御手段とを備える表示制御装置である。
請求項9に記載の発明は、画像処理を行う画像処理手段と、利用者の操作を受け付ける受付手段と、予め定められた画像処理に関連付けられた第1の操作子から、当該予め定められた画像処理についての設定が関連付けられた第2の操作子を作成する作成手段と、前記第1の操作子に対する特定の操作を受け付けた場合に、当該第1の操作子から作成された前記第2の操作子を表示する制御を行い、当該第2の操作子に対する当該特定の操作を受け付けた場合に、前記予め定められた画像処理を実行する表示制御手段とを備える画像処理装置である。
請求項10に記載の発明は、コンピュータに、利用者の操作を受け付ける機能と、予め定められた処理に関連付けられた第1の操作子から、当該予め定められた処理についての設定が関連付けられた第2の操作子を作成する機能と、前記第1の操作子に対する特定の操作を受け付けた場合に、当該第1の操作子から作成された前記第2の操作子を画面に表示させるためのデータを出力する機能と、前記第2の操作子に対する前記特定の操作を受け付けた場合に、前記予め定められた処理を実行する機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項1記載の発明によれば、第1の操作子に対する操作を受け付けた場合に第1の操作子から作成された第2の操作子を把握することができる。
請求項記載の発明によれば、第2の操作子の表示順序を特定しない構成と比較して、選択された頻度の高い第2の操作子を見つけ出すのが容易になる。
請求項記載の発明によれば、特定の操作を受け付ける前と同じ表示態様で第2の操作子を表示する構成と比較して、操作者の希望する処理を行う第2の操作子を見つけ出すのが容易になる。
請求項記載の発明によれば、第2の操作子に関連付けられた設定を示す情報を表示しない構成と比較して、第2の操作子により実行される処理の内容を把握し易くなる。
請求項記載の発明によれば、第2の操作子を作成できる第1の操作子と第2の操作子を作成できない第1の操作子とを区別せずに表示する構成と比較して、第2の操作子を作成できる第1の操作子を見つけ出すのが容易になる。
請求項記載の発明によれば、第2の操作子を作成できる第1の操作子と第2の操作子を作成できない第1の操作子とを区別せずに表示する構成と比較して、さらに、第2の操作子を作成できる第1の操作子を見つけ出すのが容易になる。
請求項記載の発明によれば、第1の操作子に対する操作を受け付けた場合に第1の操作子から作成された第2の操作子を表示しない構成と比較して、操作者が意図せずに第2の操作子を選択することにより誤った処理が実行されることを抑制することができる。
請求項8記載の発明によれば、第1の操作子に対する操作を受け付けた場合に第1の操作子から作成された第2の操作子を把握することができる。
請求項9記載の発明によれば、第1の操作子に対する操作を受け付けた場合に第1の操作子から作成された第2の操作子を把握することができる。
請求項10記載の発明によれば、第1の操作子に対する操作を受け付けた場合に第1の操作子から作成された第2の操作子を把握することを可能にする機能を、コンピュータにより実現できる。
本実施の形態に係る画像処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 操作パネルに表示されるメニュー画面の一例を示す図である。 本実施の形態に係る画像処理装置の機能構成例を示したブロック図である。 (a),(b)は、ユーザがワンタッチ選択用ボタンを作成する場合の画面の一例を示した図である。 (c),(d)は、ユーザがワンタッチ選択用ボタンを作成する場合の画面の一例を示した図である。 ワンタッチ選択用ボタンの図柄一覧の画面の一例を示した図である。 アプリ管理テーブルに含まれる情報の一例を示す図である。 (a),(b)は、ワンタッチ選択用ボタンの一覧を表示する処理の具体例を説明するための図である。 ワンタッチ選択用ボタンの一覧を表示する処理手順の一例を示したフローチャートである。 本実施の形態を適用可能なコンピュータのハードウェア構成例を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<画像処理装置のハードウェア構成>
まず、本実施の形態に係る画像処理装置100のハードウェア構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る画像処理装置100のハードウェア構成例を示す図である。本実施の形態に係る画像処理装置100は、例えば、画像読み取り機能(スキャナー機能)、印刷機能(プリンタ機能)、複写機能(コピー機能)及びファクシミリ機能等の各種の画像処理機能を備えた、いわゆる複合機である。
図示するように、本実施の形態に係る画像処理装置100は、制御部110と、HDD(Hard Disk Drive)120と、操作パネル130と、画像読取部140と、画像形成部150と、通信インタフェース(以下、「通信I/F」と表記する)160とを備える。なお、これらの各機能部はバス170に接続されており、このバス170を介してデータの授受を行う。本実施の形態において、画像処理装置100は、表示制御装置の一例として用いられる。
制御部110は、画像処理装置100の各部の動作を制御する。この制御部110は、CPU(Central Processing Unit)110a、RAM(Random Access Memory)110b、ROM(Read Only Memory)110cにより構成される。
CPU110aは、ROM110c等に記憶された各種プログラムをRAM110bにロードして実行することにより、画像処理装置100における各機能を実現する。RAM110bは、CPU110aの作業用メモリ等として用いられるメモリ(記憶部)である。ROM110cは、CPU110aが実行する各種プログラム等を記憶するメモリ(記憶部)である。
HDD120は、各種データを記憶する記憶部である。HDD120には、例えば、画像読取部140の画像読み取りによって生成された画像データや、通信I/F160によって外部から受信した画像データ等が記憶される。
操作パネル130は、各種の情報を表示すると共に、各種の機能を用いた動作を行うためのユーザからの操作を受け付ける。操作パネル130としては、例えばタッチパネルディスプレイを例示することができる。
画像読取部140は、用紙等の記録材に記録された画像を読み取って、読み取った画像のデータ(画像データ)を生成する。ここで、画像読取部140は、例えばスキャナーであり、光源から原稿に照射した光に対する反射光をレンズで縮小してCCD(Charge Coupled Devices)で受光するCCD方式や、LED光源から原稿に順に照射した光に対する反射光をCIS(Contact Image Sensor)で受光するCIS方式のものを用いるとよい。
画像形成部150は、用紙等の記録材に画像を形成する印刷機構である。ここで、画像形成部150は、例えばプリンターであり、感光体に付着させたトナーを記録材に転写して像を形成する電子写真方式や、インクを記録材上に吐出して像を形成するインクジェット方式のものを用いるとよい。
通信I/F160は、不図示のネットワークを介して他の装置との間で各種データの送受信を行う通信インタフェースである。
そして、この画像処理装置100では、制御部110による制御の下、画像読取部140によってスキャナー機能が実現され、画像形成部150によってプリンター機能が実現され、画像読取部140及び画像形成部150によってコピー機能が実現され、画像読取部140、画像形成部150及び通信I/F160によってファクシミリ機能が実現される。なお、本実施の形態では、画像処理手段の一例として、画像読取部140、画像形成部150、通信I/F160が用いられる。
<メニュー画面の表示例>
次に、操作パネル130に表示されるメニュー画面(ホーム画面)について説明する。図2は、操作パネル130に表示されるメニュー画面の一例を示す図である。操作パネル130には、通常、図2に示すメニュー画面が表示されている。このメニュー画面には、複数の選択用ボタン(アイコン)21が表示されており、この選択用ボタン21の何れかがユーザにより選択(押圧)されることで、選択用ボタン21に関連付けられているアプリケーションが実行される。なお、選択用ボタン21を選択する操作としては、例えば、シングルタップの操作が例示される。シングルタップの操作とは、ユーザが画面へ指を接触させて、予め定められた時間内に指を離す操作である。
具体的には、図2に示す例では、選択用ボタン21として、「Copy」、「Email」、「Fax」、「Scan」、「USB」、「Contacts」、「Jobs」、「My Copy」の選択用ボタン21が表示されている。なお、図2に示すメニュー画面では、例えばユーザが図中上下方向や左右方向にスクロールやフリック等の操作を行うことにより、隠れている(操作パネル130に表示されていない)選択用ボタン21も表示されるようになる。フリックの操作とは、ユーザが画面に指を触れた状態で、指を払うようにして離す操作をいう。ここで、本実施の形態では、選択用ボタン21として、「スタンダード選択用ボタン21」と、「ワンタッチ選択用ボタン21」とが存在する。
スタンダード選択用ボタン21は、画像処理装置100における予め定められた処理(画像処理)に関連付けられた選択用ボタン21である。そして、ユーザがスタンダード選択用ボタン21を選択すると、例えば、予め定められた処理について詳細な設定を行うための画面がさらに表示される。その後、必要に応じてユーザにより画面上で設定が行われた後、スタートボタン等の予め定められたボタンが選択されることで、コピーなどの処理(スタンダード選択用ボタン21に関連付けられた予め定められた処理)が開始される。
このスタンダード選択用ボタン21は、例えば、画像処理装置100にて予め用意されている。図2に示す例では、「Copy」、「Email」、「Fax」、「Scan」、「USB」、「Contacts」、「Jobs」の選択用ボタン21が、スタンダード選択用ボタン21である。
なお、以下では、スタンダード選択用ボタン21を選択すると実行されるアプリケーションを、「スタンダードアプリ」と称する場合がある。言い換えると、スタンダードアプリは、スタンダード選択用ボタン21に関連付けられているアプリケーションである。付言すると、スタンダードアプリは、例えば、起動すると、詳細な設定を行うための画面を表示し、ユーザからの設定を受け付けて、受け付けた設定を基に画像処理装置100における予め定められた処理を実行するアプリケーションとして捉えることができる。
一方、ワンタッチ選択用ボタン21は、スタンダード選択用ボタン21を基にユーザが新たに作成した選択用ボタン21である。そして、ユーザがワンタッチ選択用ボタン21の選択を1回行うと(複数回の入力操作を行わずに1回の入力操作を行うと)、コピーなどの処理が特定の設定(ワンタッチ選択用ボタン21に関連付けられた特定の設定)で開始される。
付言すると、ワンタッチ選択用ボタン21は、スタンダード選択用ボタン21に関連付けられた処理についての特定の設定が関連付けられた選択用ボタン21である。言い換えると、ワンタッチ選択用ボタン21は、スタンダード選択用ボタン21に関連付けられた処理を特定の設定で実行するようになされた選択用ボタン21である。
ただし、ワンタッチ選択用ボタン21としては、ワンタッチ選択用ボタン21の選択を1回行うだけで即時に処理が開始されるもの(ダイレクト実行)と、ワンタッチ選択用ボタン21の選択を行うと確認画面が表示され、ユーザがスタートボタン等の予め定められたボタンを選択することで処理が開始されるもの(確認あり実行)とが存在する。図2に示す例では、「My Copy」の選択用ボタン21は、「Copy」のスタンダード選択用ボタン21を基に作成されたワンタッチ選択用ボタン21である。
また、以下では、ワンタッチ選択用ボタン21を選択すると実行されるアプリケーションを、「ワンタッチアプリ」と称する場合がある。言い換えると、ワンタッチアプリは、ワンタッチ選択用ボタン21に関連付けられているアプリケーションである。付言すると、ワンタッチアプリは、例えば、起動すると、ダイレクト実行又は確認あり実行により、画像処理装置100における予め定められた処理を実行するアプリケーションとして捉えることができる。
なお、ワンタッチアプリは、スタンダードアプリから作成されるアプリケーションとして捉えることができる。そこで、以下では、ワンタッチアプリを作成する場合の作成元となったスタンダードアプリを「親アプリ」、作成したワンタッチアプリを「子アプリ」と称する場合がある。
そして、詳しくは後述するが、本実施の形態に係る画像処理装置100では、スタンダード選択用ボタン21がユーザにより長押しされた場合に、そのスタンダード選択用ボタン21を基に作成されたワンタッチ選択用ボタン21が一覧で表示される。ここで、「長押し」とは、いわゆるロングタップの操作であり、ユーザが画面上を一定時間以上(例えば1秒間以上)押し続けた後、画面から指を離す動作である。
本実施の形態では、第1の操作子の一例として、スタンダード選択用ボタン21が用いられる。また、第2の操作子の一例として、ワンタッチ選択用ボタン21が用いられる。さらに、スタンダード選択用ボタン21に対する長押しの操作は、第1の操作子に対する特定の操作の一例として捉えることができる。
<画像処理装置の機能構成>
次に、本実施の形態に係る画像処理装置100の機能構成について説明する。図3は、本実施の形態に係る画像処理装置100の機能構成例を示したブロック図である。画像処理装置100は、操作受付部101と、アプリ管理テーブル格納部102と、ワンタッチ選択用ボタン作成部103と、表示制御部104とを備える。
操作受付部101は、ユーザからの操作入力を受け付ける。ここで、操作受付部101は、操作パネル130上でのユーザによる接触操作を検知して、ユーザからの操作入力を受け付ける。例えば、操作受付部101は、操作パネル130に表示されたスタンダード選択用ボタン21に対するユーザの長押しの操作入力を受け付ける。
アプリ管理テーブル格納部102は、選択用ボタン21に関連付けられているアプリケーションの情報が示されたテーブル(以下、アプリ管理テーブルと称する)を格納する。このアプリ管理テーブルは、アプリケーションを一意に識別するための情報であるアプリID、表示名(選択用ボタン21に付されて表示されるアプリケーションの名前)等の情報を含む。アプリ管理テーブルの詳細については、後述する。
ワンタッチ選択用ボタン作成部103は、ユーザからの操作入力を基にワンタッチ選択用ボタン21を作成する。作成されたワンタッチ選択用ボタン21はメニュー画面上に表示される。ワンタッチ選択用ボタン21を作成する処理の手順については、後述する。
表示制御部104は、操作パネル130における表示を制御するための制御信号を生成し、操作パネル130の表示を制御する。ここで、表示制御部104は、操作受付部101が受け付けた操作入力に基づいて、操作パネル130の表示を制御する。例えば、表示制御部104は、操作受付部101がスタンダード選択用ボタン21に対する長押しの操作入力を受け付けた場合に、そのスタンダード選択用ボタン21を基に作成されたワンタッチ選択用ボタン21の一覧の画面(図7(b)参照。以下、子アプリ一覧画面22と称する)を操作パネル130に表示する。
そして、図3に示す画像処理装置100を構成する各機能部は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。具体的には、画像処理装置100を図1に示したハードウェア構成にて実現した場合、例えば、ROM110cに格納されているOSのプログラムやアプリケーション・プログラムが、RAM110bに読み込まれてCPU110aに実行されることにより、操作受付部101、ワンタッチ選択用ボタン作成部103、表示制御部104等の各機能が実現される。また、アプリ管理テーブル格納部102は、例えばHDD120等の記憶手段により実現される。
本実施の形態では、受付手段の一例として、操作受付部101が用いられる。また、作成手段の一例として、ワンタッチ選択用ボタン作成部103が用いられる。さらに、表示制御手段の一例として、表示制御部104が用いられる。
<ワンタッチ選択用ボタンを作成する処理>
次に、ワンタッチ選択用ボタン21を作成する処理について、具体例を挙げて説明する。図4−1(a),(b)、図4−2(c),(d)は、ユーザがワンタッチ選択用ボタン21を作成する場合の画面の一例を示した図である。
図4−1(a)は、図2に示す「Copy」の選択用ボタン21がユーザにより選択された後の表示画面を示した図である。この表示画面は、コピー機能について詳細な設定を行うための画面である。図示の例では、「両面/片面/製本」、「コピー部数」、「Nアップ数(1ページへの集約ページ数)」、「倍率」、「カラーモード」、「用紙選択」、「ステープル」の設定項目が表示されている。
この画面上で、ワンタッチ選択用ボタン21に関連付ける設定(即ち、ワンタッチアプリの設定)が入力される。例えば、図4−1(a)に示す例では、「両面/片面/製本」は「片面→両面(左右開き)」、「コピー部数」は「1」、「Nアップ数」は「4アップ(左上→右)」、「倍率」は「100%」、「カラーモード」は「自動」、「用紙選択」は「A4」、「ステープル」は「左2ヶ所」の設定がされている。
このような設定がなされたワンタッチ選択用ボタン21を作成する場合、ユーザは、図4−1(a)にて図中右上に位置する歯車状の記号(符号1Aで示す記号)を選択する。歯車状の記号1Aが選択されると、図4−1(b)に示すように、「ワンタッチアプリ作成」の設定項目1Bが表示される。この設定項目1Bがユーザにより選択されると、図4−2(c)に示す画面が表示される。
図4−2(c)に示す画面では、ワンタッチ選択用ボタン21の作成にあたって必要となる情報がユーザにより入力される。具体的には、「名前」がユーザにより入力される。この「名前」は、ワンタッチ選択用ボタン21に付されて表示される表示名にあたる。
さらに、図4−2(c)に示す画面では、ワンタッチ選択用ボタン21(アイコン)の図柄の変更が行われる際にユーザによって選択されるボタン(符号1C参照)も表示される。このボタン1Cがユーザにより選択されると、図5に示す画面が表示される。図5は、ワンタッチ選択用ボタンの図柄一覧の画面の一例を示した図である。図5に示す画面が表示されて、ユーザがこの画面から一つの図柄を選択することで、選択された図柄が新たなワンタッチ選択用ボタン21の図柄として登録される。
また、図4−2(c)に示す画面では、「ダイレクトスタート」の項目により、ユーザは、ダイレクト実行にするか、確認あり実行にするかを選択できるようになっている。
さらに、図4−2(c)に示す画面では、ユーザは、説明文を登録できるようになっている。説明文の登録を行いたいユーザは、表示画面の下部に位置するボックス内に説明文を入力する。図示の例では、説明文として「2-sided Copy」という文字列が入力されている。
ここで、図4−2(c)に示す画面に対するユーザの入力が終了すると、図中右上に位置する「作成」というボタン1Dがユーザにより選択される。これにより、図4−2(d)に示す画面に表示が切り替わり、画面上に(即ち、メニュー画面上に)、「Copy 1」という表示名のワンタッチ選択用ボタン21が新たに追加されるようになる。
なお、あるユーザが作成したワンタッチアプリについては、他のユーザと共有して使用することもできる。ここで、他のユーザと共有していないワンタッチアプリを「Privateワンタッチアプリ」、他のユーザと共有しているワンタッチアプリを「Publicワンタッチアプリ」と称することとする。
さらに説明すると、メニュー画面には、ユーザを特定せずにどのユーザにも共通に表示されるメニュー画面(以下、共通メニュー画面と称する)と、個別のユーザ毎に設けられるユーザ独自のメニュー画面(以下、個別メニュー画面と称する)とが存在する。個別メニュー画面は、例えば、図2にて図中左上に位置する「Log In」のボタンをユーザが選択し、ユーザID及びパスワード等を入力してログインすることにより表示される。
付言すると、共通メニュー画面上には、「Publicワンタッチアプリ」のワンタッチ選択用ボタン21が表示される一方で、「Privateワンタッチアプリ」のワンタッチ選択用ボタン21は表示されない。他方、個別メニュー画面上には、その個別メニュー画面にログインしたユーザが作成した「Privateワンタッチアプリ」のワンタッチ選択用ボタン21が表示されるとともに、「Publicワンタッチアプリ」のワンタッチ選択用ボタン21が表示される。
<アプリ管理テーブルの説明>
次に、アプリ管理テーブルについて説明する。図6は、アプリ管理テーブルに含まれる情報の一例を示す図である。図6に示すように、アプリ管理テーブルの情報は、「共通属性」、「個別属性」に分類される。
「共通属性」は、選択用ボタン21に関連付けられている全てのアプリケーションに共通する属性であり、アプリケーション毎に、「アプリID」、「表示名」、「アプリケーションの種類」の情報が登録される。
「アプリID」は、アプリケーションを一意に識別するためのIDである。各アプリケーションには、例えば、「101」、「102」などのそれぞれ異なる番号等が付与される。
「表示名」は、選択用ボタン21に付されて表示されるアプリケーションの名前である。図2に示す選択用ボタン21では、例えば、「Copy」、「Email」などが表示名にあたる。
「アプリケーションの種類」は、スタンダードアプリ、ワンタッチアプリ、外部アプリの何れの種類に該当するかを示すものである。ここで、外部アプリとは、画像処理装置100とは異なる外部装置に格納されているアプリケーションである。
「個別属性」は、アプリケーションの種類に応じて個別に定められる属性であり、アプリケーションの種類に従って各種の情報が登録される。「個別属性」は、スタンダードアプリの個別属性、ワンタッチアプリの個別属性に分類される。
スタンダードアプリの個別属性としては、「ワンタッチアプリ作成可否」の情報が登録される。「ワンタッチアプリ作成可否」は、ワンタッチアプリを作成できるスタンダードアプリであるか否かを示す情報である。
ワンタッチアプリの個別属性としては、「親アプリID」、「アプリの説明」の情報が登録される。「親アプリID」は、ワンタッチアプリがどのスタンダードアプリから作成されたかを示す情報であり、作成元となったスタンダードアプリのアプリIDが登録される。「アプリの説明」は、ユーザがワンタッチアプリの作成時に入力した説明文である。例えば、図4−2(c)に示す画面の「2-sided Copy」という文字列が登録される。
付言すると、各スタンダードアプリの情報は、画像処理装置100の出荷時やスタンダードアプリが画像処理装置100にインストールされた場合などに登録される。一方、各ワンタッチアプリの情報は、ワンタッチアプリが作成された場合に新たに登録される。
<ワンタッチ選択用ボタンの一覧を表示する処理の具体例>
次に、ワンタッチ選択用ボタン21の一覧を表示する処理について、具体例を挙げて説明する。図7(a),(b)は、ワンタッチ選択用ボタン21の一覧を表示する処理の具体例を説明するための図である。ここで、操作パネル130には、図2に示すメニュー画面が表示されているものとする。
図7(a)に示すように、メニュー画面上で、ユーザが「Copy」の選択用ボタン21にて長押しの操作を行ったとする。ここで、長押しされた「Copy」の選択用ボタン21は、スタンダード選択用ボタン21であり、かつ、ワンタッチ選択用ボタン21を作成可能(ワンタッチアプリを作成可能)であるため、図7(b)に示す子アプリ一覧画面22が表示される。
子アプリ一覧画面22では、メニュー画面上に表示されている全ての選択用ボタン21のうち、長押しされた「Copy」の選択用ボタン21から作成されたワンタッチ選択用ボタン21が一覧で表示される。図7(b)に示す例では、「Copy 1」、「My Copy」、「CTPF2D copy」の3つワンタッチ選択用ボタン21が表示されている。付言すると、ワンタッチ選択用ボタン21のそれぞれには、「Copy 1」、「My Copy」、「CTPF2D copy」という表示名に加えて、「2-sided Copy」、「Booklet」、「aaaaaa」という説明文が付されて表示されている。
また、子アプリ一覧画面22で表示されるワンタッチ選択用ボタン21は、例えば、ユーザによる使用頻度(ユーザに選択された頻度)に基づく順番で並べて表示される。言い換えると、ワンタッチ選択用ボタン21は、例えば、ユーザによる使用頻度が高い方から順番に、画面の上から並べて表示される。図7(b)に示す例では、「Copy 1」の使用頻度が最も高く、次に、「My Copy」、「CTPF2D copy」の順番で使用頻度が高いといえる。
ただし、子アプリ一覧画面22におけるワンタッチ選択用ボタン21の表示順序(予め定められた順番)は、使用頻度に基づく順番に限定されるものではない。例えば、メニュー画面上で配置されている位置が下方のワンタッチ選択用ボタン21を、メニュー画面上で配置されている位置が上方のワンタッチ選択用ボタン21よりも優先して、子アプリ一覧画面22の上位に表示させることとしてもよい。また、例えば、自身の作成したワンタッチ選択用ボタン21を、他のユーザが作成したワンタッチ選択用ボタン21よりも優先して、子アプリ一覧画面22の上位に表示させてもよい。さらに説明すると、例えば、個別メニュー画面上で操作が行われた場合に、自身の作成した「Privateワンタッチアプリ」のワンタッチ選択用ボタン21を、「Publicワンタッチアプリ」のワンタッチ選択用ボタン21よりも優先して、子アプリ一覧画面22の上位に表示させてもよい。
また、図7(b)に示す例では、子アプリ一覧画面22に、表示名及び説明文を付してワンタッチ選択用ボタン21を表示することとしたが、このような構成に限られるものではない。ワンタッチ選択用ボタン21に付される情報としては、ワンタッチ選択用ボタン21に関する情報(ワンタッチアプリに関する情報)であれば、どのようなものでもよい。
例えば、ワンタッチ選択用ボタン21のワンタッチアプリにて設定されているパラメータの一部(又は全部)を付して表示してもよい。例えば、図7(b)に示す「Copy 1」のワンタッチ選択用ボタン21では、「4アップ(左上→右)」、「A4」などの設定パラメータが付されて表示される。
さらに、子アプリ一覧画面22に表示された複数のワンタッチ選択用ボタン21に対して、ワンタッチアプリ毎の違いを示す設定パラメータを付して表示してもよい。例えば、「Copy 1」、「My Copy」、「CTPF2D copy」のそれぞれについて、「カラーモード」は「自動」で共通しているが、「用紙選択」はそれぞれ「A4」、「A5」、「A3」の設定がなされているとする。この場合には、違いを示す設定パラメータとして、「Copy 1」、「My Copy」、「CTPF2D copy」のワンタッチ選択用ボタン21に対して、「A4」、「A5」、「A3」の設定パラメータが付されて表示される。
また、子アプリ一覧画面22に表示されたワンタッチ選択用ボタン21に対して、親アプリとは異なる設定パラメータを付して表示してもよい。例えば、「Copy」のスタンダードアプリでは、図4−1(a)に示すように、「両面/片面/製本」、「コピー部数」、「Nアップ数」、「倍率」、「カラーモード」、「用紙選択」、「ステープル」などの設定項目が入力される。ここで、通常、スタンダードアプリでは、標準の設定が予め決められており、ユーザは必要に応じて画面上で設定変更を行ってから処理を実行する。
そこで、例えば、「Copy」の標準設定と「Copy 1」の設定とについて、「両面/片面/製本」、「コピー部数」、「Nアップ数」、「倍率」、「カラーモード」、「用紙選択」、「ステープル」のうち、「両面/片面/製本」の設定のみが異なるとする。具体的には、「Copy」の標準設定では「両面/片面/製本」が「片面」であるのに対し、「Copy 1」では「片面→両面(左右開き)」の設定がなされているとする。この場合、親アプリとは異なる設定パラメータとして、「片面→両面(左右開き)」の設定パラメータが付されて、「Copy 1」のワンタッチ選択用ボタン21が表示される。
このように、子アプリ一覧画面22では、スタンダード選択用ボタン21への長押しの操作を受け付ける前には付されていない情報が新たに付されて、ワンタッチ選択用ボタン21が表示される。言い換えると、子アプリ一覧画面22では、メニュー画面では付されていない情報が新たに付されて、ワンタッチ選択用ボタン21が表示される。
例えば、ユーザは、ワンタッチ選択用ボタン21を選択するとどのような処理が実行されるのか事前に把握していない場合、ワンタッチ選択用ボタン21を選択することに不安を感じ、使用を躊躇することが考えられる。そこで、ワンタッチ選択用ボタン21に対して情報が新たに付されて表示されることにより、ユーザがワンタッチ選択用ボタン21により実行される処理の内容を把握し易くなる。
ただし、子アプリ一覧画面22では、例えば、ワンタッチ選択用ボタン21のアイコンのみを表示したり、メニュー画面に表示されている表示態様と同じ表示態様でワンタッチ選択用ボタン21を表示したりしてももちろんよい。
さらに、図2に示すメニュー画面等では、ワンタッチ選択用ボタン21を作成できるスタンダード選択用ボタン21と、ワンタッチ選択用ボタン21を作成できないスタンダード選択用ボタン21とを、区別して表示してもよい。
例えば、ワンタッチ選択用ボタン21を作成できるスタンダード選択用ボタン21と、ワンタッチ選択用ボタン21を作成できないスタンダード選択用ボタン21とが、異なる表示態様で表示される。例えば、ワンタッチ選択用ボタン21を作成できるスタンダード選択用ボタン21の外枠の表示色が、ワンタッチ選択用ボタン21を作成できないスタンダード選択用ボタン21の外枠の表示色とは異なる色で表示される。
また、例えば、ワンタッチ選択用ボタン21を作成できるスタンダード選択用ボタン21と、ワンタッチ選択用ボタン21を作成できないスタンダード選択用ボタン21とが、異なる表示領域に表示される。例えば、メニュー画面の上部の領域(予め定められた領域)には、ワンタッチ選択用ボタン21を作成できるスタンダード選択用ボタン21が、ワンタッチ選択用ボタン21を作成できないスタンダード選択用ボタン21よりも優先して配置される。言い換えると、ワンタッチ選択用ボタン21を作成できるスタンダード選択用ボタン21は、メニュー画面の上方に表示されるように、メニュー画面上での位置を予約して表示される。
さらに説明すると、例えばメニュー画面が上下にスクロールするタイプにおいては、メニュー画面への画面遷移時、メニュー画面の上方が最初に表示される可能性が高い。そこで、この場合には、ワンタッチ選択用ボタン21を作成できるスタンダード選択用ボタン21は、メニュー画面上方の位置に予約して配置される。
一方、例えばメニュー画面が複数の画面により構成され、上下や左右のフリック操作によりメニュー画面が遷移するタイプも存在する。このタイプでは、画像処理装置100の起動時やユーザ認証完了時に表示されるメニュー画面として初期画面が設定されていることがある。この場合には、ワンタッチ選択用ボタン21を作成できるスタンダード選択用ボタン21は、初期画面に予約して配置される。
もちろん上記(メニュー画面上方の位置予約、初期画面の位置予約)の組み合わせでもよい。
<ワンタッチ選択用ボタンの一覧を表示する処理手順>
次に、ワンタッチ選択用ボタン21の一覧を表示する処理手順について説明する。図8は、ワンタッチ選択用ボタン21の一覧を表示する処理手順の一例を示したフローチャートである。図8に示す処理は繰り返し実行される。
まず、操作受付部101は、選択用ボタン21に対する長押しの操作を受け付けたか否かを判定する(ステップ101)。ステップ101で否定の判断(No)がされた場合、本処理フローは終了する。一方、ステップ101で肯定の判断(Yes)がされた場合、表示制御部104は、長押しされた選択用ボタン21が、スタンダード選択用ボタン21であり、かつ、ワンタッチ選択用ボタン21を作成可能であるか否かを判定する(ステップ102)。なお、選択用ボタン21に対する長押しの操作を受け付けた場合、長押しされた選択用ボタン21の外側を光らせる等、長押しの操作を受け付けたことをユーザに把握し易くさせるような演出を行うこととしてもよい。
ステップ102で否定の判断(No)がされた場合、選択用ボタン21に関連付けられているアプリケーションが実行される(ステップ103)。例えば、長押しされた選択用ボタン21がワンタッチ選択用ボタン21のダイレクト実行の場合には、コピー等の処理が開始される。また、例えば、長押しされた選択用ボタン21が、スタンダード選択用ボタン21で、かつ、ワンタッチ選択用ボタン21を作成できない場合には、詳細な設定を行うための画面がさらに表示される。
一方、ステップ102で肯定の判断(Yes)がされた場合、表示制御部104は、メニュー画面上に表示されている全ての選択用ボタン21の中から選択用ボタン21を1つ選択する(ステップ104)。次に、表示制御部104は、選択した選択用ボタン21がワンタッチ選択用ボタン21であるか否かを判定する(ステップ105)。ステップ105で否定の判断(No)がされた場合、後述するステップ108へ移行する。一方、ステップ105で肯定の判断(Yes)がされた場合、表示制御部104は、選択した選択用ボタン21の親アプリIDが、長押しされた選択用ボタン21のアプリIDと一致するか否かを判定する(ステップ106)。
ステップ106で否定の判断(No)がされた場合、後述するステップ108へ移行する。一方、ステップ106で肯定の判断(Yes)がされた場合、表示制御部104は、選択した選択用ボタン21を、子アプリ一覧画面22に表示する選択用ボタン21として記憶する(ステップ107)。次に、表示制御部104は、メニュー画面上の全ての選択用ボタン21が選択済みであるか否かを判定する(ステップ108)。ステップ108で否定の判断(No)がされた場合、ステップ104へ移行し、ステップ104にてまだ選択されていない選択用ボタン21について、引き続きステップ104〜ステップ107の処理が行われる。
一方、ステップ108で肯定の判断(Yes)がされた場合、表示制御部104は、ステップ107で記憶したワンタッチ選択用ボタン21を一覧にした子アプリ一覧画面22を、操作パネル130に表示する(ステップ109)。そして、本処理フローは終了する。なお、子アプリ一覧画面22に表示されたワンタッチ選択用ボタン21をユーザが選択すると、選択されたワンタッチ選択用ボタン21に関連付けられているワンタッチアプリが実行される。
以上説明したように、本実施の形態に係る画像処理装置100は、スタンダード選択用ボタン21に対して長押しの操作が行われると、スタンダード選択用ボタン21から作成されたワンタッチ選択用ボタン21を一覧で表示する。例えば、図2に示すメニュー画面のように、画面上に複数の選択用ボタン21が表示されていると、ユーザの希望する処理を行うワンタッチ選択用ボタン21を見つけ出すのが難しい場合がある。そこで、スタンダード選択用ボタン21から作成されたワンタッチ選択用ボタン21を一覧で表示することにより、例えば、スタンダード選択用ボタン21に対して長押しの操作をしてもワンタッチ選択用ボタン21が一覧で表示されない構成と比較して、ユーザは希望する処理を行うワンタッチ選択用ボタン21を見つけ出し易くなる。
また、ユーザは、画面上に表示されている選択用ボタン21の中から希望する処理を行う選択用ボタン21を探し出すために、スクロールの操作等を行う場合がある。このような操作を行う場合、意図しないワンタッチ選択用ボタン21に誤って触れてしまうと、例えば、ダイレクト実行により即時に処理が開始されてしまう場合がある。本実施の形態では、スタンダード選択用ボタン21を長押しすることによりそのスタンダード選択用ボタン21から作成されたワンタッチ選択用ボタン21が一覧で表示されるため、ユーザがワンタッチ選択用ボタン21に誤って触れることによる誤操作が抑制される。
また、本実施の形態では、スタンダード選択用ボタン21をユーザが長押しした場合に子アプリ一覧画面22を表示することとしたが、子アプリ一覧画面22を表示するためのユーザの操作としては長押しの操作に限られるものではない。子アプリ一覧画面22を表示するためのユーザの操作は、スタンダード選択用ボタン21のスタンダードアプリを実行するための選択操作(本実施の形態では、シングルタップの操作)とは異なる操作であれば、どのような操作でもよい。
例えば、スタンダード選択用ボタン21に対して、ユーザがフリックの操作やダブルタップの操作をした場合に、子アプリ一覧画面22を表示してもよい。ここで、ダブルタップの操作とは、シングルタップの操作を予め定められた時間内に連続して2回行う操作をいう。
付言すると、子アプリ一覧画面22を表示するためのユーザの操作は、例えば、スタンダードアプリを実行するための選択操作よりも、ユーザによる操作ステップの多い操作として捉えることができる。また、子アプリ一覧画面22を表示するための操作は、例えば、スタンダードアプリを実行するための選択操作よりも、ユーザによる操作時間のかかる操作として捉えることができる。
さらに説明すると、子アプリ一覧画面22を表示するためのユーザの操作としては、スタンダード選択用ボタン21のスタンダードアプリを実行するための選択操作とは異なるとともに、その他の実行可能性がある操作とも異なるものが採用される。より具体的には、例えば、メニュー画面が複数の画面により構成され、上下や左右のフリック操作によりメニュー画面が遷移するタイプの場合には、フリック操作は画面遷移のための操作であるため、子アプリ一覧画面22を表示するためのユーザの操作としては採用されない。この場合には、フリック操作以外の操作(例えば長押しの操作)が、子アプリ一覧画面22を表示するためのユーザの操作として採用される。
また、本実施の形態では、子アプリをワンタッチアプリとしたが、子アプリとしてはワンタッチアプリに限られるものではない。子アプリとしては、スタンダードアプリから作成されるアプリケーションであれば、どのようなものでもよい。例えば、画像処理装置100には、ユーザによる操作の組合せを予め登録しておき、1つのボタン操作により、登録されたユーザ操作の組合せを呼び出すようにした機能(以下、ジョブメモリ機能と称する)が設けられる場合がある。このようなジョブメモリ機能を用いる場合にも、組み合わせの基となるユーザ操作を規定したスタンダードアプリ(スタンダード選択用ボタン21)が存在し、このスタンダードアプリを基に、ジョブメモリ機能によるアプリケーション(ジョブメモリ機能による選択用ボタン21)が作成される。そこで、子アプリ一覧画面22に表示される子アプリとして、ジョブメモリ機能により作成されたアプリケーション(ジョブメモリ機能により作成された選択用ボタン21)を表示してもよい。
さらに、本実施の形態では、親アプリから作成される子アプリの選択用ボタン21を一覧で表示することとしたが、このような構成に限られるものではない。例えば、選択用ボタン21と関係性を有する選択用ボタン21、言い換えると、選択用ボタン21のアプリケーションと関係性を有するアプリケーションの選択用ボタン21を、一覧で表示してもよい。
例えば、「Scan」はスキャナー機能を実行するアプリケーションであり、「Email」はスキャナー機能を実行した後、読み取った画像データを外部に送信するアプリケーションである。これらのアプリケーションは、スキャナー機能を実行する点で共通している。言い換えると、スキャナー機能という共通の処理が実行されるアプリケーションであり、相互に関係性を有するアプリケーションといえる。
そこで、例えば、「Scan」の選択用ボタン21に対してユーザが長押し等の操作をした場合に、「Scan」と関係性を有する「Email」等のアプリケーションの選択用ボタン21を一覧で表示してもよい。この場合には、例えば、「Scan」の選択用ボタン21に対してユーザが長押し等の操作を行うと、「Scan」のアプリケーションと共通する処理を実行するアプリケーションの検索が行われる。そして、検索により見つけ出されたアプリケーションとして、「Email」等のアプリケーションの選択用ボタン21が一覧で表示される。また、例えば、「Scan」と「Email」とが相互に関係性を有するアプリケーションであることを予め登録しておき、登録された情報を基に一覧を表示してもよい。
<適用可能なコンピュータの説明>
ところで、本実施の形態に係る画像処理装置100による処理は、例えば、PC(Personal Computer)、スマートフォン、携帯電話等の汎用のコンピュータにおいて実現してもよい。そこで、この処理をコンピュータ200で実現するものとして、そのハードウェア構成について説明する。図9は、本実施の形態を適用可能なコンピュータ200のハードウェア構成例を示した図である。なお、本実施の形態において、コンピュータ200は、表示制御装置の一例として用いられる。
コンピュータ200は、演算手段であるCPU201と、記憶手段であるメインメモリ202及び磁気ディスク装置(HDD)203とを備える。ここで、CPU201は、OSやアプリケーション等の各種プログラムを実行する。また、メインメモリ202は、各種プログラムやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、磁気ディスク装置203は、図3に示す各機能部を実現するためのプログラムを格納する。そして、このプログラムがメインメモリ202にロードされ、このプログラムに基づく処理がCPU201により実行されることで、各機能が実現される。
さらに、コンピュータ200は、外部との通信を行うための通信インタフェース(I/F)204と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構205と、キーボードやマウス等の入力デバイス206とを備える。
より具体的には、CPU201が、操作受付部101、ワンタッチ選択用ボタン作成部103、表示制御部104等を実現するプログラムを、例えば磁気ディスク装置203からメインメモリ202に読み込んで実行することにより、これらの機能部が実現される。また、アプリ管理テーブル格納部102は、例えば、磁気ディスク装置203により実現される。
また、本発明の実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
なお、上記では種々の実施形態および変形例を説明したが、これらの実施形態や変形例どうしを組み合わせて構成してももちろんよい。
また、本開示は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
21…選択用ボタン,スタンダード選択用ボタン,ワンタッチ選択用ボタン、22…子アプリ一覧画面、100…画像処理装置、101…操作受付部、102…アプリ管理テーブル格納部、103…ワンタッチ選択用ボタン作成部、104…表示制御部、130…操作パネル

Claims (10)

  1. 利用者の操作を受け付ける受付手段と、
    予め定められた処理に関連付けられた第1の操作子から、当該予め定められた処理についての設定が関連付けられた第2の操作子を作成する作成手段と、
    前記第1の操作子に対する特定の操作を受け付けた場合に、当該第1の操作子から作成された前記第2の操作子を表示する制御を行い、当該第2の操作子に対する当該特定の操作を受け付けた場合に、前記予め定められた処理を実行する表示制御手段と
    を備える表示制御装置。
  2. 前記表示制御手段は、複数の前記第2の操作子のうち、操作者により選択された頻度が高い順番で並べて表示すること
    を特徴とする請求項に記載の表示制御装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記第1の操作子に対する前記特定の操作を受け付けた場合に、当該特定の操作を受け付ける前には前記第2の操作子に付されていない情報を付して当該第2の操作子を表示すること
    を特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記第2の操作子に関連付けられた設定を示す情報を付して当該第2の操作子を表示すること
    を特徴とする請求項に記載の表示制御装置。
  5. 複数の前記第1の操作子が画面に表示される場合、複数の当該第1の操作子のうち、前記第2の操作子を作成できる第1の操作子と当該第2の操作子を作成できない第1の操作子とが区別して表示されること
    を特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  6. 前記画面内の予め定められた領域には、前記第2の操作子を作成できる第1の操作子が当該第2の操作子を作成できない第1の操作子よりも優先して配置されること
    を特徴とする請求項に記載の表示制御装置。
  7. 前記第2の操作子は、選択されることで、当該第2の操作子に関連付けられた設定により前記予め定められた処理を実行する操作子であること
    を特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  8. 利用者の操作を受け付ける受付手段と、
    予め定められた処理に関連付けられた第1の操作子から、当該予め定められた処理についての設定が関連付けられた第2の操作子を作成する作成手段と、
    前記第1の操作子に対する特定の操作を受け付けた場合に、当該第1の操作子から前記第2の操作子が作成されていた場合は当該第1の操作子から作成された当該第2の操作子を表示する制御を行い、当該第1の操作子から当該第2の操作子が作成されていない場合は当該第2の操作子を表示せず、かつ前記予め定められた処理を実行しない表示制御手段と
    を備える表示制御装置。
  9. 画像処理を行う画像処理手段と、
    利用者の操作を受け付ける受付手段と、
    予め定められた画像処理に関連付けられた第1の操作子から、当該予め定められた画像処理についての設定が関連付けられた第2の操作子を作成する作成手段と、
    前記第1の操作子に対する特定の操作を受け付けた場合に、当該第1の操作子から作成された前記第2の操作子を表示する制御を行い、当該第2の操作子に対する当該特定の操作を受け付けた場合に、前記予め定められた画像処理を実行する表示制御手段と
    を備える画像処理装置。
  10. コンピュータに、
    利用者の操作を受け付ける機能と、
    予め定められた処理に関連付けられた第1の操作子から、当該予め定められた処理についての設定が関連付けられた第2の操作子を作成する機能と、
    前記第1の操作子に対する特定の操作を受け付けた場合に、当該第1の操作子から作成された前記第2の操作子を画面に表示させるためのデータを出力する機能と
    前記第2の操作子に対する前記特定の操作を受け付けた場合に、前記予め定められた処理を実行する機能と
    を実現させるためのプログラム。
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