JP6936589B2 - 火災受信機および火災報知システム - Google Patents

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Description

本発明は、火災感知器等からの検出信号を受信して状況表示や関連装置の作動制御を行う火災受信機および火災報知システムに適用して有効な技術に関する。
一般に建築物等には火災感知器を備えた火災報知システムが設けられており、該火災報知システムの中心的な役割を果たす装置として、火災監視対象全体における火災の発生や拡大等の状況を把握したり、消防設備に対する指令を発したりするための総合操作盤が火災監視室(防災センター)に設置されている。そして、この総合操作盤には、火災感知器等からの信号に応じて火災区域内の状況を表示したり各種指示を与えたりするために火災受信機が設けられている。
火災報知システムにおいては、システムを構成する各火災感知器や発信機が正常に動作するか否かを確認するために定期的に機能試験(保守点検)が実施されている。機能試験では、感知器に発熱機能や発煙機能を備えた試験器を近づけて加熱または加煙することにより、感知器を強制的に発報させて、受信機が火災感知器からの火災検出信号を受信するか否かを確認する作業が行われる。かかる試験作業については、例えば特許文献1に記載されている。
また、機能試験の際に、建築物内の各地区に設けられている警報器(ベル)が鳴動するのを防止するため、受信機には、火災信号の受信に基づいて作動する各種設備や機器を非連動とする保守モードスイッチが設けられている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−99868号公報 特開平09−185784号公報
一方、火災受信機にも火災感知器からの火災検出信号を受信すると火災の発生を知らせるスピーカもしくはブザー等が設けられているが、多数の感知器を順次試験して行く際に、毎回スピーカやブザーが鳴動するため、騒音の問題が発生する。そこで、保守点検の際には、火災受信機のスピーカやブザーが鳴動しないようにするための保守モードスイッチが設けられている。
また、保守モードスイッチを設けた場合、試験終了後に保守モードスイッチをオフに戻すのを忘れるおそれがあるため、保守モード中であることを知らせるためにスピーカまたはブザーを鳴動させるように構成されている。
しかし、保守モード時に注意喚起のため鳴動される火災受信機のスピーカやブザーの音量が比較的大きい(70dB)ため、逆にそれが騒音となり周囲の人間に不快感を与える。そこで、火災受信機に設けられているスピーカやブザーが鳴動しないようにする鳴動停止スイッチを設けることが考えられる。しかし、そのようにすると鳴動停止スイッチを元に戻すのを忘れるおそれがあり、戻し忘れると通常の監視モードにおいて実火災が発生した際に火災受信機のスピーカやブザーが鳴動しないため、火災発生の発見が遅れてしまうという新たな課題が発生してしまう。要するに、保守モードは火災発報音が騒音となることから生まれた手法であるが、保守モードであることを認知させるために保守音を鳴らすと、その保守音でさえ騒音となってしまう。そこで、それに代わる手法が要望されている。
本発明は上記のような背景の下になされたもので、その目的とするところは、保守モードに移行した際にスピーカやブザーが鳴動しないように設定されたとしても、戻し忘れを防止することができる火災受信機および火災報知システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本出願に係る発明は、
警報音および注意喚起音を発生可能な警報音響部と、監視区域内に設置されている端末機器からの信号に応じて前記警報音響部を制御して警報音または注意喚起音を発生させる制御部と、外部から前記端末機器を点検するための保守モードを設定可能な設定手段と、注意喚起手段を有する所定の携帯装置との間で無線通信を行う無線通信手段を備えた点検作業補佐装置が接続可能な接続部と、を備えた火災受信機において、
前記警報音響部は、警報音信号および注意喚起音信号を生成可能な音源手段と、該音源手段により生成された音信号に基づいて外部へ音を出力する音出力手段と、を備え、
前記接続部は、前記点検作業補佐装置が接続されているかいないかを示す第1状態信号を生成する第1状態信号生成手段と、前記接続部に接続された前記点検作業補佐装置の接続部の状態に応じて当該点検作業補佐装置と前記携帯装置との間で通信ができる状態であるか否かを示す第2状態信号を生成する第2状態信号生成手段と、を備え、
前記制御部は、前記設定手段からの信号および前記第1状態信号生成手段からの第1状態信号と前記第2状態信号生成手段からの第2状態信号に基づいて、前記設定手段が前記保守モードに設定されており、かつ前記点検作業補佐装置が前記接続部に接続され前記点検作業補佐装置と前記携帯装置との間で通信ができる状態である場合に、前記音出力手段による音の出力を停止させるように構成したものである。
また、本出願に係る他の発明は、
警報音および注意喚起音を発生可能な警報音響部と、監視区域内に設置されている端末機器からの信号に応じて前記警報音響部を制御して警報音または注意喚起音を発生させる制御部と、外部から前記端末機器を点検するための保守モードを設定可能な設定手段と、を備えた火災受信機と、
前記火災受信機と接続可能に構成され、注意喚起手段を有する所定の携帯装置との間で無線通信を行う無線通信手段と、前記火災受信機から供給を受けた音信号を前記無線通信手段により送信させる制御手段と、を備えた点検作業補佐装置と、
を有する火災報知システムにおいて、
前記火災受信機は、前記点検作業補佐装置が接続可能な接続部を備え、
前記警報音響部は、警報音信号および注意喚起音信号を生成可能な音源手段と、該音源手段により生成された音信号に基づいて外部へ音を出力する音出力手段と、を備え、
前記接続部は、前記点検作業補佐装置が接続されており当該点検作業補佐装置と前記携帯装置との間で通信ができる状態であるか否かを示す状態信号を生成する状態信号生成手段を備え、
前記制御部は、前記設定手段からの信号および前記状態信号生成手段からの状態信号に基づいて、前記設定手段が前記保守モードに設定されており、かつ前記点検作業補佐装置が前記接続部に接続されており当該点検作業補佐装置と前記携帯装置との間で通信ができる状態である場合に、前記音出力手段による音の出力を停止させるように構成したものである。
上記手段によれば、火災受信機が端末機器を点検する保守モードに設定されると注意喚起音が出力され、保守モード中に火災受信機の接続部に所定の点検作業補佐装置(保守用音響装置)が接続され、かつ注意喚起手段を有する携帯装置との間で通信ができる状態である場合に火災受信機からの注意喚起音の出力が停止されるため、保守作業者に注意喚起の情報が確実に伝わる状況の時に火災受信機側での騒音の発生を防止することができる。また、火災受信機からの注意喚起の出力が保守作業者に確実に伝わらない状況(火災受信機の接続部に点検作業補佐装置が接続されていない、又は点検作業補佐装置と携帯装置との間での通信ができない状況)の場合に火災受信機から注意喚起音の出力が再開されるため、受信機周囲にいる保守作業者又は関係者が受信機からの注意喚起音を認知でき保守モードの設定手段(保守モードスイッチ)の戻し忘れを防止することができる。なお、点検作業補佐装置の機能は火災受信機に内蔵されていても良い。
ここで、望ましくは、前記警報音響部は、前記音源手段により生成された音信号を前記音出力手段または前記接続部へ選択的に供給可能な切替え手段を備え、
前記制御部は、前記設定手段からの信号および前記状態信号生成手段からの状態信号に基づいて、前記設定手段が前記保守モードに設定されかつ前記点検作業補佐装置が前記接続部に接続されている場合に、前記切替え手段を切り替えて、前記音源手段により生成された音信号を、前記接続部を介して前記点検作業補佐装置へ供給させるように構成する。
このような構成によれば、設定手段が保守モードに設定されかつ点検作業補佐装置が接続部に接続されている場合に、切替え手段が切り替わって、音源手段により生成された音信号が点検作業補佐装置へ供給されるため、点検作業補佐装置は無線通信手段によって音信号を作業員が保有する携帯装置へ送信することができ、作業員は火災受信機から離れた位置で火災受信機の設定モードを確認することができる。その結果、保守モードの設定手段(保守モードスイッチ)の戻し忘れを防止することができる。
また、制御部は、設定手段からの信号および状態信号生成手段からの状態信号に基づいて、設定手段が保守モードに設定されていない場合、または点検作業補佐装置が接続部に接続されていない場合に、点検作業補佐装置への音信号の供給を停止させることとなる。
また、望ましくは、前記点検作業補佐装置は、前記無線通信手段により前記携帯装置との間の無線通信が実施されているか否かを判別する通信有無判別手段と、該通信有無判別手段により無線通信が実施されていないと判別した場合に無線通信が実施されていないことを前記火災受信機へ知らせる無線通信不能情報伝達手段と、を備え、
前記制御部は、前記設定手段からの信号と前記状態信号生成手段からの状態信号と前記無線通信不能情報伝達手段からの情報に基づいて、前記設定手段が前記保守モードに設定されかつ前記点検作業補佐装置が前記接続部に接続され、携帯装置との間の無線通信が実施されている場合に、前記切替え手段を切り替えて前記音源手段により生成された音信号を、前記接続部を介して前記点検作業補佐装置へ供給させるように構成する。
このような構成によれば、設定手段が保守モードに設定されていること、点検作業補佐装置が接続部に接続されていること、作業員が保有する携帯装置との間の無線通信が実施されていること、の3つの条件が成立した場合に、切替え手段が切り替わって音源手段により生成された音信号が点検作業補佐装置へ供給される。言い換えると、上記3つの条件のうち1つでも成立しなくなると、音信号の点検作業補佐装置への供給が停止され、保守モードスイッチがオフになると、通常監視モードへ切り替え、保守モードの設定を除く2つの条件のうち1つでも成立しなくなると、火災受信機から注意喚起音が出力されるようになるため、保守モードの設定手段(保守モードスイッチ)の戻し忘れを防止することができる。
さらに、望ましくは、前記音源手段は、前記設定手段が前記保守モードに設定された場合には、火災発生時の警報音信号とは異なる注意喚起音信号を生成し、前記設定手段が前記保守モードに設定されている間に監視区域内に設置されている端末機器からの検出信号を受信した場合には、前記注意喚起音信号に代えて前記警報音信号を生成し、当該警報音信号を、前記切替え手段および前記接続部を介して前記点検作業補佐装置へ供給するように構成する。
このような構成によれば、設定手段が保守モードに設定されかつ点検作業補佐装置が接続部に接続され、作業員が保有する携帯装置との間の無線通信が実施されている場合に、切替え手段が切り替わって、音源手段により生成された音信号が点検作業補佐装置へ供給されるため、点検作業補佐装置は無線通信手段によって音信号(警報音または注意喚起音)を作業員が保有する携帯装置へ送信することができ、作業員は火災受信機から離れた位置で火災受信機の動作を確認することができる。その結果、火災感知器等の端末機器の保守点検の内の作動確認を1人の作業員で実施することができる。
本発明によれば、火災報知システムを構成する感知器の保守点検を行う保守モードに移行した際にスピーカやブザーが鳴動しないように設定されたとしても、戻し忘れを防止することができる火災受信機および火災報知システムを実現することができるという効果がある。
本発明に係る保守用音響装置(点検作業補佐装置)を適用して好適な火災報知システムの一例を示すシステム構成図である。 図1の火災報知システムを構成する火災受信機の構成例を示すブロック図である。 保守用音響装置および作業員が保有する携帯装置の構成例を示すブロック図である。 実施形態の火災受信機における警報音響部および保守用音響装置との接続部の具体例を示す回路構成図である。
以下、本発明に係る保守用音響装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る保守用音響装置を適用して好適な火災報知システムの全体を示している。図1に示す火災報知システムは、1つの建造物内や複数の建造物に対して設定される火災監視区域における火災発生の監視や火災報知等の異常報知を行うもので、監視区域内に分散して設けられた複数の火災感知器などの端末機器11や、端末機器11からの検出信号を受信する火災受信機12、複数の端末機器11からの検出信号を中継して火災受信機12へ伝達する中継器13、火災受信機12に接続され保守音響の制御を行う点検作業補佐装置としての保守用音響装置14などから構成される。
ここで、端末機器11としては、煙感知器や熱感知器などの火災感知器11aの他、防火戸やダンパーなどの防排煙機器11b、地区ごとに設けられているベルやスピーカなどの警報器11cなどがある。火災受信機12は、火災報知システム10全体を統括するもので、伝送路16および中継器13を介して各種端末機器11から信号を受信して火災発生等の判断をしたり、受信した情報(アドレス等)から火災等が発生した端末機器を識別したりする機能を備えている。
火災受信機12は、火災やガス漏れなどが発生すると、火災感知器やガス漏れ検出器などからの信号に応じて、自ら警報音を発するとともに、防火戸、ダンパーなどを制御駆動したり、地区ベルを鳴動させたりする。
また、端末機器間には連動関係が設定されており、1つの地区の中の1感知器が火災発報したならば、その地区の所定の防火戸などの防排煙機器が作動する、あるいは1つの感知器が火災発報すればその感知器が設置されているフロア全体をカバーする地区ベルが鳴動する、というように連動関係が設定されている。
図2および図3には、火災受信機12および保守用音響装置14の構成例が示されている。本実施形態における火災受信機12は、図2に示すように、マイクロコンピュータ(CPU)などからなる制御部20と、入出力部(I/O)21a〜21d及びメモリ22a〜22cを備え、これらのブロックがデータバス及びアドレスバスを介して接続されている。
メモリ22aはプログラム格納用のROM、メモリ22bは作業用のRAMであり、メモリ22cは連動設定に関するデータを格納するためのメモリでありEEPROM又はフラッシュメモリにて構成することができる。
また、火災受信機12は、各感知器などの端末機器11へ電源供給し発報信号などを受信して処理する感知器回線地区回路23a、防排煙機器へ制御信号を送出し防排煙機器から駆動応答信号を受信して処理する防排煙回路23b、各地区音響装置または全ての地区音響装置を鳴動させる地区音響回路23c、他の設備機器へ火災信号などを送出する移信回路23d等を備えている。
また、火災受信機12は、指令を入力するためのキーボードやマウスなどの入力操作部24と、画像を表示する液晶ディスプレイなどからなる表示部25と、火災発生検出時の警報音や注意喚起音としての保守モード音を発報するスピーカ(もしくはブザー)およびその駆動回路からなる警報音響部26と、保守用音響装置14との接続部27と、保守モードを設定するための保守モードスイッチ28などを備えている。
警報音響部26は警報音や保守モード音の音源となる音信号を生成する音信号生成回路を備え、制御部20は接続部27を介して保守用音響装置14と接続するケーブルの端部が挿入されるコネクタおよび該コネクタに保守用音響装置14が接続されたことを検知する接続検知回路と保守用音響装置14が接続されると音信号生成回路により生成された音信号をスピーカへ供給する代わりに保守用音響装置14へ供給させる切替え制御機能を備える。
一方、保守用音響装置14は、図3に示すように、火災受信機12との接続部41と、インターフェース回路(I/F)42と、制御回路43と、保守点検作業員が保有する携帯装置15との間で無線通信を行う無線通信回路44とを備え、携帯装置15の電源スイッチがオフされたり通信圏外になったりするなどして携帯装置15からの応答信号がなくなると、火災受信機12に対して通信が途絶えたことを知らせる機能が設けられている。無線通信は、ブルートゥース(登録商標)などの近距離の通信でも良いし、インターネットを含む公衆無線通信網を利用するものであっても良い。
また、携帯装置15は、保守用音響装置14と同様な無線通信回路51と、制御回路52と、信号変換回路53と、音響または振動を発するスピーカもしくはバイブレータなどからなる注意喚起出力部54などを備える。また、携帯装置15には、イヤホンあるいはヘッドホンを接続可能にするためのイヤホンジャックを設けておくようにしても良い。なお、上記のような機能を有する携帯装置15は、専用の機器として構成しても良いが、スマートホンあるいはタブレット端末を使用しても良い。
火災受信機12の制御部20は、保守モードスイッチ28がオンされたと検出した場合、保守用音響装置14が接続されたと検出した場合、保守用音響装置14と携帯装置15との間で無線通信を実行されたと検出した場合、の3つの条件が成立すると、音信号生成回路(音源)により生成された保守モード音信号をスピーカへ供給する代わりに保守用音響装置14へ供給する。一方、保守モードスイッチ28がオンの状態で、保守用音響装置14の接続が外されたと検出した場合、携帯装置15との通信が途絶えたと検出した場合のどちらかの変化が検出されると、保守モード音信号をスピーカへ供給する経路に切り替える制御を行なえるように構成されている。すなわち、制御部20は3条件の成立で火災受信機のスピーカから音を停止し、保守用音響装置14より音信号を出力し、保守用音響装置14の接続と、携帯装置15との通信のどちらかが成立しなくなると、保守モード音信号を火災受信機からの出力へ戻される。
次に、制御部20が上記3つの条件の成立を判断できるようにするための構成と、保守モード音信号を供給する経路を切り替えるための構成の具体例について、図4を用いて説明する。
図4に示すように、火災受信機12と保守用音響装置14にはそれぞれ互いに電気的に接続可能にするために、上記接続部27および41とコネクタCNT1,CNT2が設けられている。コネクタCNT1,CNT2の接続端子のうち1つは、保守モード音信号を保守用音響装置14へ伝送するための端子(T15)である。
保守用音響装置14が接続されているか否かを上記制御部20が判別できるようにするため、火災受信機12の接続部27には、コネクタCNT1の端子T11を電源電圧VDDに接続するための結線L1と、コネクタCNT1の端子T12と接地点との間に接続されたプルダウン抵抗R1とが設けられている。
一方、上記保守用音響装置14の接続部41には、コネクタCNT1の端子T11,T12に対応するコネクタCNT2の端子T21とT22とを短絡するための結線L4が設けられている。これにより、コネクタCNT1の端子T11,T12とコネクタCNT2の端子T21とT22とが接続されると、プルダウン抵抗R1に電流が流れ、ノードN1の電位がVDDレベルまで上昇し、論理「1」の信号が制御部20へ入力される。また、コネクタCNT1とCNT2と離間されるとプルダウン抵抗R1に電流が流れなくなって、ノードN1の電位が接地電位まで下がり、論理「0」の信号が制御部20へ入力される。
また、保守用音響装置14と携帯装置15との間で無線通信を実行されているか否かを上記制御部20が判別できるようにするため、火災受信機12の接続部27には、コネクタCNT1の端子T13を電源電圧VDDに接続するための結線L2と、コネクタCNT1の端子T14と接地点との間に接続されたプルダウン抵抗R2とが設けられている。
一方、上記保守用音響装置14の接続部41には、コネクタCNT1の端子T13,T14に対応するコネクタCNT2の端子T23とT24との間を選択的に短絡するためのスイッチSSWが設けられている。そして、このスイッチSSWは、保守用音響装置14の制御回路43(図3参照)から供給される制御信号によって、通信が行なわれているときはオン状態に、また通信が途絶えるとオフ状態に切り替わるように構成されている。
これにより、コネクタCNT1の端子T11,T12とコネクタCNT2の端子T21とT22とが接続された状態で保守用音響装置14と携帯装置15との間の通信が行なわれると、スイッチSSWがオンにされてプルダウン抵抗R2に電流が流れ、ノードN2の電位がVDDレベルまで上昇し、論理「1」の信号が制御部20へ入力される。また、通信が途絶えるとスイッチSSWがオフにされてプルダウン抵抗R2に電流が流れなくなって、ノードN2の電位が接地電位まで下がり、論理「0」の信号が制御部20へ入力される。
さらに、図4に示すように、火災受信機12の警報音響部26には、保守モード音などの効果音を生成する音源部SGSと、スピーカSPと、音源部SGSからの信号に基づいてスピーカSPを駆動して発音させる駆動回路DRVと、音源部SGSからの信号もしくはデータを駆動回路DRVへ供給するかコネクタCNT1の端子T15へ供給するか切り替えるための切替えスイッチCSWと、が設けられている。
また、制御部20には、保守モードスイッチ28からの信号も入力されており、保守モードスイッチ28がオンされていると論理「1」の信号が、また保守モードスイッチ28がオフされていると論理「0」の信号が制御部20へ入力される。制御部20は上記3つの入力信号A,B,Cの論理積をとるAND回路として機能し、3入力がすべて論理「1」であると論理「1」の信号を出力し、3入力のいずれか1つが論理「0」であると論理「0」の信号を出力する。
これにより、前記3つの条件が成立すると、切替えスイッチCSWは、音源部SGSにより生成された保守モード音の信号をスピーカSPの駆動回路DRVへ供給する代わりに保守用音響装置14へ供給するように信号経路を切り替える。なお、音源部SGSが火災警報音を生成したとすると、火災警報音が保守用音響装置14へ供給される。一方、上記3つの条件のうち1つでも成立しなくなると、音源部SGSにより生成された音信号を駆動回路DRVへ供給するように信号経路を切り替えることとなる。
その結果、保守モードスイッチ28がオンされたとしても、保守用音響装置14が火災受信機12に接続されるとスピーカSPから保守モード音が発せられなくなるため、騒音の原因となるのを防止することができる。また、保守用音響装置14が火災受信機12から切り離されたり、保守用音響装置14と携帯装置15との間の無線通信が途絶えたりすると、スピーカSPから保守モード音が発せられるようになり、保守モードスイッチ28の戻し忘れを防止することができる。
なお、保守用音響装置14のインターフェース回路(I/F)42には、切替えスイッチCSWによって火災受信機12側から供給された保守モード音の信号を、携帯装置15へ送信するのに適した信号もしくはデータに変換する変換機能を設けると良い。
また、上記実施例では、保守モードスイッチ28がオンされていても保守用音響装置14と携帯装置15との間の無線通信が途絶えたりするとスピーカSPから保守モード音が発せられるようにしているが、さらに、保守用音響装置14が火災受信機12から切り離されたり、保守用音響装置14と携帯装置15との間の無線通信が途絶えたりした場合に、所定時間経過したら自動的に保守モードスイッチ28をオフして通常監視モードに復帰するように構成しても良い。
次に、上記保守用音響装置14および携帯装置15を使用した感知器等の端末機器の保守点検作業の手順の一例について説明する。
保守点検作業を行う場合、作業員は先ず火災受信機12に設けられている保守モードスイッチ28をオンにする。これにより、火災受信機12のスピーカSPから保守モード音が発せられるようになる。この保守モード音がうるさい場合には、接続部27に保守用音響装置14を接続する。すると、スピーカSPからの保守モード音の発報が停止され、騒音の発生が防止される。これにより、火災監視室に待機している作業員や建物内の居住者に対する騒音をなくすことができる。
また、上記実施例の保守用音響装置14および携帯装置15を使用した感知器等の端末機器の保守点検作業では、作業員は先ず火災受信機12に設けられている保守モードスイッチ28をオンにする。次に、火災受信機12の接続部27に保守用音響装置14を接続する。
その後、別の作業員は電源スイッチをオンにした携帯装置15を携帯して点検対象の感知器等の設置場所へ移動する。続いて、作業員は携帯装置15から保守モード音が発せられているのを確認し、点検対象の感知器を試験器により加熱もしくは加煙する。
すると、感知器から火災検出信号が発せられ、地区回線を介して火災受信機12へ送信され、火災受信機12がこの信号を受信すると警報音響部26の音源部SGSが火災警報音を生成するが、その音信号は保守用音響装置14へ供給されて携帯装置15へ送信されるため、作業員は火災受信機12が火災検出信号を受信して火災発報したのを確認することができる。一方、受信機前の作業員は試験した感知器の回線(またはアドレス)や警戒場所が受信機表示部25の表示と正しいことを確認する。このとき、携帯装置15は、設定されている状態に応じて、音響または振動もしくは両方で報知を行うようにすることができる。
なお、作業員が2人いるときは、1人が感知器を点検し、もう1人が携帯装置15を携帯して火災受信機12から出力される火災警報音を確認するようにしても良い。
その後、点検対象の感知器から試験器を外すと、試験復旧操作等により感知器からの火災検出信号の送信が停止されるため、火災受信機12が火災発報を停止し、再び保守モード音が生成され携帯装置15へ送信される。その後、作業員は次の点検対象の感知器等の設置場所へ移動して、上記作業を繰り返す。なお、全端末機器の点検作業が終了したら、火災監視室にいる作業員は火災受信機12の保守モードスイッチ28をオフにし、火災受信機12は通常監視モードへ復帰する。
これにより、従来の火災受信機にあっては保守モード時に火災受信機のスピーカから騒音となる保守モード音が発生するのを避けることができなかったが、上記実施例の保守用音響装置14および携帯装置15を使用することで、保守モード時における騒音の発生を防止することができる。
なお、上記実施例においては、保守モード中に火災受信機の接続部に保守用音響装置を接続することで火災受信機からの保守音響を停止させるようにしているが、保守モード中に火災受信機に設けられたイヤホンジャックに、イヤホンを接続することで火災受信機からの保守音響を停止させ、イヤホンから保守音を出力させるように構成しても良い。この場合、イヤホンジャックが接続部となる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず適宜変更可能であるのは勿論である。例えば、上記実施形態では、3つの条件が成立すると音信号生成回路(音源)により生成された保守モード音信号をスピーカへ供給する代わりに保守用音響装置へ供給し、3つの条件が1つでも成立しなくなると、保守モード音信号をスピーカへ供給する経路に切り替える制御を行なえるように構成されているものを説明したが、保守モードスイッチがオンされていること、保守用音響装置が接続されていること、の2つの条件が成立すると、音信号生成回路(音源)により生成された保守モード音信号を火災受信機のスピーカへ供給する代わりに保守用音響装置へ供給し、上記2つの条件のうちいずれかが成立しなくなると、保守モード音信号をスピーカへ供給する経路に切り替える制御を行なうように構成しても良い。
また、上記実施形態では、保守用音響装置を火災受信機と別個の装置として構成し、コネクタ等により火災受信機に接続する構成としているが、保守用音響装置を火災受信機に内蔵させた構成も可能である。この場合、受信機に内蔵している場合は接続部に接続するという条件は常にON状態となる。
さらに、上記実施形態においては、本発明を火災受信機と火災報知システムに適用した場合について説明したが、本発明は火災報知システムや火災受信機に限定されず、防犯機能を備えた防災警報システムや防災警報システムを構成する受信機にも適用することが可能である。
10 火災報知システム
11a 火災感知器(端末機器)
11b 防排煙機器(端末機器)
11c 警報器(端末機器)
12 火災受信機(受信機)
14 保守用音響装置(点検作業補佐装置)
15 携帯装置
20 制御部
26 警報音響部(音源部,切替えスイッチ,駆動回路,スピーカ)
27 保守用音響装置との接続部
28 保守モードスイッチ
43 制御回路(制御手段、通信有無判別手段)
44 無線通信回路

Claims (11)

  1. 警報音および注意喚起音を発生可能な警報音響部と、監視区域内に設置されている端末機器からの信号に応じて前記警報音響部を制御して警報音または注意喚起音を発生させる制御部と、外部から前記端末機器を点検するための保守モードを設定可能な設定手段と、注意喚起手段を有する所定の携帯装置との間で無線通信を行う無線通信手段を備えた点検作業補佐装置が接続可能な接続部と、を備えた火災受信機であって、
    前記警報音響部は、警報音信号および注意喚起音信号を生成可能な音源手段と、該音源手段により生成された音信号に基づいて外部へ音を出力する音出力手段と、を備え、
    前記接続部は、前記点検作業補佐装置が接続されているかいないかを示す第1状態信号を生成する第1状態信号生成手段と、前記接続部に接続された前記点検作業補佐装置の接続部の状態に応じて当該点検作業補佐装置と前記携帯装置との間で通信ができる状態であるか否かを示す第2状態信号を生成する第2状態信号生成手段と、を備え、
    前記制御部は、前記設定手段からの信号および前記第1状態信号生成手段からの第1状態信号と前記第2状態信号生成手段からの第2状態信号に基づいて、前記設定手段が前記保守モードに設定されており、かつ前記点検作業補佐装置が前記接続部に接続され前記点検作業補佐装置と前記携帯装置との間で通信ができる状態である場合に、前記音出力手段による音の出力を停止させるように構成されていることを特徴とする火災受信機。
  2. 前記警報音響部は、前記音源手段により生成された音信号を、前記接続部に接続された前記点検作業補佐装置へ供給可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の火災受信機。
  3. 警報音および注意喚起音を発生可能な警報音響部と、監視区域内に設置されている端末機器からの信号に応じて前記警報音響部を制御して警報音または注意喚起音を発生させる制御部と、外部から前記端末機器を点検するための保守モードを設定可能な設定手段と、を備えた火災受信機と、
    前記火災受信機と接続可能に構成され、注意喚起手段を有する所定の携帯装置との間で無線通信を行う無線通信手段と、前記火災受信機から供給を受けた音信号を前記無線通信手段により送信させる制御手段と、を備えた点検作業補佐装置と、
    を有する火災報知システムであって、
    前記火災受信機は、前記点検作業補佐装置が接続可能な接続部を備え、
    前記警報音響部は、警報音信号および注意喚起音信号を生成可能な音源手段と、該音源手段により生成された音信号に基づいて外部へ音を出力する音出力手段と、を備え、
    前記接続部は、前記点検作業補佐装置が接続されており当該点検作業補佐装置と前記携帯装置との間で通信ができる状態であるか否かを示す状態信号を生成する状態信号生成手段を備え、
    前記制御部は、前記設定手段からの信号および前記状態信号生成手段からの状態信号に基づいて、前記設定手段が前記保守モードに設定されており、かつ前記点検作業補佐装置が前記接続部に接続されており当該点検作業補佐装置と前記携帯装置との間で通信ができる状態である場合に、前記音出力手段による音の出力を停止させるように構成されていることを特徴とする火災報知システム。
  4. 前記制御部は、前記設定手段が前記保守モードに設定されている状態において、前記状態信号生成手段からの状態信号に基づいて、前記点検作業補佐装置が前記接続部から外された事を検出した場合に、前記音出力手段による注意喚起音の出力を再開させるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の火災報知システム。
  5. 前記警報音響部は、前記音源手段により生成された音信号を前記音出力手段または前記接続部へ選択的に供給可能な切替え手段を備え、
    前記制御部は、前記設定手段からの信号および前記状態信号生成手段からの状態信号に基づいて、前記設定手段が前記保守モードに設定されている事を検出した場合、かつ前記点検作業補佐装置が前記接続部に接続された事を検出した場合に、前記切替え手段を切り替えて、前記音源手段により生成された音信号を、前記接続部を介して前記点検作業補佐装置へ供給させるように構成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の火災報知システム。
  6. 前記制御部は、前記設定手段からの信号および前記状態信号生成手段からの状態信号に基づいて、前記設定手段が前記保守モードに設定されていない事を検出した場合、または前記点検作業補佐装置が前記接続部から外された事を検出した場合に、前記点検作業補佐装置への音信号の供給を停止させるように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の火災報知システム。
  7. 警報音および注意喚起音を発生可能な警報音響部と、監視区域内に設置されている端末機器からの信号に応じて前記警報音響部を制御して警報音または注意喚起音を発生させる制御部と、外部から前記端末機器を点検するための保守モードを設定可能な設定手段と、を備えた火災受信機と、
    前記火災受信機と接続可能に構成され、注意喚起手段を有する所定の携帯装置との間で無線通信を行う無線通信手段と、前記火災受信機から供給を受けた音信号を前記無線通信手段により送信させる制御手段と、前記無線通信手段による無線通信が実施されていないと判別した場合に無線通信が実施されていないことを前記火災受信機へ知らせる無線通信不能情報伝達手段と、を備えた点検作業補佐装置と、
    を有する火災報知システムであって、
    前記火災受信機は、前記点検作業補佐装置が接続可能な接続部を備え、
    前記警報音響部は、警報音信号および注意喚起音信号を生成可能な音源手段と、該音源手段により生成された音信号に基づいて外部へ音を出力する音出力手段と、前記音源手段により生成された音信号を前記音出力手段または前記接続部へ選択的に供給可能な切替え手段と、を備え、
    前記接続部は、前記点検作業補佐装置が接続されているかいないかを示す状態信号を生成する状態信号生成手段を備え、
    前記制御部は、前記設定手段からの信号と前記状態信号生成手段からの状態信号と前記無線通信不能情報伝達手段からの情報信号に基づいて、前記設定手段が前記保守モードに設定されている事を検出した場合、前記点検作業補佐装置が前記接続部に接続された事を検出した場合、携帯装置との間の無線通信が実施されている事を検出した場合、の3つの場合が揃ったことを条件として前記音出力手段による音の出力を停止させるように構成されていることを特徴とする火災報知システム。
  8. 前記制御部は、前記保守モードに設定されている状態において、前記状態信号生成手段からの状態信号および前記無線通信不能情報伝達手段からの情報信号に基づいて、前記点検作業補佐装置が前記接続部から外された事を検出した場合、または携帯装置との間の無線通信が途絶えた事を検出した場合に、前記音出力手段による注意喚起音の出力を再開させるように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の火災報知システム。
  9. 前記制御部は、前記設定手段からの信号と前記状態信号生成手段からの状態信号と前記無線通信不能情報伝達手段からの情報信号に基づいて、前記設定手段が前記保守モードに設定されている事を検出した場合、前記点検作業補佐装置が前記接続部に接続された事を検出した場合、携帯装置との間の無線通信が実施されていると検出した場合、の3つの場合が揃ったことを条件として前記切替え手段を切り替えて前記音源手段により生成された音信号を、前記接続部を介して前記点検作業補佐装置へ供給させるように構成されていることを特徴とする請求項7または8に記載の火災報知システム。
  10. 前記制御部は、前記設定手段からの信号と前記状態信号生成手段からの状態信号および前記無線通信不能情報伝達手段からの情報信号に基づいて、前記保守モードに設定されていない事を検出した場合、または前記点検作業補佐装置が前記接続部から外された事を検出した場合、または携帯装置との間の無線通信が途絶えた事を検出した場合に、前記点検作業補佐装置への音信号の供給を停止させるように構成されていることを特徴とする請求項8または9に記載の火災報知システム。
  11. 前記音源手段は、前記設定手段が前記保守モードに設定された場合には、火災発生時の警報音信号とは異なる注意喚起音信号を生成し、前記設定手段が前記保守モードに設定されている間に監視区域内に設置されている端末機器からの検出信号を受信した場合には、前記注意喚起音信号に代えて前記警報音信号を生成し、当該警報音信号を、前記切替え手段および前記接続部を介して前記点検作業補佐装置へ供給可能に構成されていることを特徴とする請求項5〜10のいずれかに記載の火災報知システム。
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