JP6930281B2 - シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6930281B2
JP6930281B2 JP2017156147A JP2017156147A JP6930281B2 JP 6930281 B2 JP6930281 B2 JP 6930281B2 JP 2017156147 A JP2017156147 A JP 2017156147A JP 2017156147 A JP2017156147 A JP 2017156147A JP 6930281 B2 JP6930281 B2 JP 6930281B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
separation
holding member
sheet
urging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017156147A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019034807A (ja
Inventor
宗和 平田
宗和 平田
聡 奈良井
聡 奈良井
養田 泰信
泰信 養田
竜明 長野
竜明 長野
安藤 貴之
貴之 安藤
大輔 今木
大輔 今木
智也 藤井
智也 藤井
俊之 堀川
俊之 堀川
耕治 畑山
耕治 畑山
多田 薫
薫 多田
直人 北村
直人 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2017156147A priority Critical patent/JP6930281B2/ja
Priority to EP18187343.1A priority patent/EP3461767A1/en
Priority to US16/100,376 priority patent/US10507995B2/en
Publication of JP2019034807A publication Critical patent/JP2019034807A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6930281B2 publication Critical patent/JP6930281B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/46Supplementary devices or measures to assist separation or prevent double feed
    • B65H3/52Friction retainers acting on under or rear side of article being separated
    • B65H3/5207Non-driven retainers, e.g. movable retainers being moved by the motion of the article
    • B65H3/5215Non-driven retainers, e.g. movable retainers being moved by the motion of the article the retainers positioned under articles separated from the top of the pile
    • B65H3/5223Retainers of the pad-type, e.g. friction pads
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/02Separating articles from piles using friction forces between articles and separator
    • B65H3/06Rollers or like rotary separators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2402/00Constructional details of the handling apparatus
    • B65H2402/10Modular constructions, e.g. using preformed elements or profiles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2402/00Constructional details of the handling apparatus
    • B65H2402/30Supports; Subassemblies; Mountings thereof
    • B65H2402/31Pivoting support means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2402/00Constructional details of the handling apparatus
    • B65H2402/50Machine elements
    • B65H2402/54Springs, e.g. helical or leaf springs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2601/00Problem to be solved or advantage achieved
    • B65H2601/30Facilitating or easing
    • B65H2601/32Facilitating or easing entities relating to handling machine
    • B65H2601/324Removability or inter-changeability of machine parts, e.g. for maintenance
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2801/00Application field
    • B65H2801/03Image reproduction devices
    • B65H2801/06Office-type machines, e.g. photocopiers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2801/00Application field
    • B65H2801/39Scanning

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

本発明は、シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、複数枚のシートを一枚に分離する分離手段として、シートを搬送する分離搬送部材と、シートを挟んで分離搬送部材に加圧接触する分離抵抗体と、を有する分離手段を備えるシート搬送装置が知られている。分離抵抗体は、搬送されるシートに対して、停止した状態、または、搬送方向に対して逆方向に移動する状態で接触し、シートとの間の摩擦力によってシートの搬送方向への移動を阻害する。また、この種のシート搬送装置として、分離手段が、分離抵抗体を保持する抵抗体保持部材と、分離抵抗体が分離搬送部材に向けて加圧されるように抵抗体保持部材を付勢する付勢部材とを有するものが知られている。
特許文献1には、付勢部材を保持し、装置本体に対して回動可能な付勢部材保持部材を備え、調整ネジによって付勢部材保持部材の回動上限を調整して付勢部材の付勢力を変更し、分離抵抗体の分離搬送部材に対する接触圧を調整する構成が記載されている。
分離抵抗体はシートとの摺擦による磨耗等により経時で劣化するため、分離抵抗体を保持する抵抗体保持部材を装置本体から取り外し、新品の分離抵抗体を保持する抵抗体保持部材を装着して、分離抵抗体を交換することがある。この交換作業のとき、抵抗体保持部材が取り付け難いという課題があった。
上述した課題を解決するために、本発明は、複数枚のシートを一枚に分離する分離手段を備え、前記分離手段が、前記シートを搬送する分離搬送部材と、前記シートを挟んで前記分離搬送部材に加圧接触する分離抵抗体と、前記分離抵抗体を保持し、装置本体に対して抵抗体回動軸を中心に回動可能な抵抗体保持部材と、前記分離抵抗体が前記分離搬送部材に向けて加圧されるように前記抵抗体保持部材に接触して付勢する付勢部材と、を有するシート搬送装置において、前記抵抗体保持部材を前記装置本体から取り外すときに前記抵抗体回動軸を中心に前記抵抗体保持部材を回転移動させることによって、前記抵抗体保持部材が前記付勢部材から離間する構成であり、前記付勢部材を保持し、付勢部材回動軸を中心に回動可能な付勢部材保持部材を有し、前記抵抗体保持部材と離間した状態の前記付勢部材を、前記抵抗体保持部材に接触して付勢する状態の前記付勢部材に比べて、前記抵抗体保持部材を取り外すときの前記抵抗体保持部材の移動方向に傾斜させるように、前記付勢部材保持部材が回転することを特徴とするものである。
本発明によれば、分離抵抗体を保持する抵抗体保持部材を装置本体に装着するときに、抵抗体保持部材における所望の接触位置に付勢部材を接触させることが容易となり、抵抗体保持部材を取り付け易くなる、という優れた効果がある。
分離パッドホルダを取り外す方向に回転させた原稿分離機構の断面説明図。 本実施形態に係る複写機の概略構成図。 画像読取装置の斜視図。 画像読取装置の断面図。 自動原稿搬送装置における原稿分離機構の拡大断面図。 自動原稿搬送装置の分離パッド近傍の拡大斜視図。 図6に示す状態から分離パッドホルダを取り外した状態の自動原稿搬送装置の拡大斜視図。 分離パッドホルダのすぐ手前側の断面を示した自動原稿搬送装置の拡大斜視断面図。 原稿給紙ガイドの斜視説明図。 原稿給紙ガイドの幅方向中央部近傍の拡大斜視図。 原稿搬送部カバーを開放した状態の自動原稿搬送装置における分離圧解除レバーのすぐ手前側の断面図。 変形例の自動原稿搬送装置における原稿分離機構の拡大断面図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図2は、本発明の実施形態に係るシート搬送装置を備えた画像形成装置の一構成例である複写機100を示す概略構成図である。複写機100は、電子写真方式の画像形成装置であり、画像形成部であるプリンタ部200と、画像読取装置300とを備えている。本実施形態では、電子写真方式のプリンタ部200を備える構成について説明するが、複写機100等の画像形成装置における画像形成方式はインクジェット方式などの他の方式であってもよい。
プリンタ部200は、画像読取装置300で読み取られた画像の画像データや外部装置から送られてきた画像データに基づいて、シート供給部としての給紙装置210から供給された記録媒体としてのシートである用紙(記録シート)Pにトナー画像を形成する。
画像読取装置300は、シート搬送装置としての自動原稿搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)310と、スキャナ部320とを備える。自動原稿搬送装置310は、利用者がセットした画像読取対象としてのシートである原稿MSを送り出し、スキャナ部320は、自動原稿搬送装置310から送り出された原稿MSの画像を読み取る。
搬送対象の用紙Pや原稿MSなどのシートの厚さは、例えば50[μm]〜500[μm]である。一般に上質紙と呼ばれる厚さが100[μm]程度(例えば100[μm]±10[μm])の用紙Pや原稿MSなどのシートも搬送対象とされる。
プリンタ部200は、イエロー、マゼンタ、シアン、黒(以下、Y、M、C、Kと記す)のトナー像を作像するための四つの作像ユニット6(Y,M,C,K)を備えている。これらは、画像形成物質として、互いに異なる色のY、M、C、Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。作像ユニット6(Y,M,C,K)はそれぞれ、潜像担持体としてのドラム状の感光体1(Y,M,C,K)、感光体クリーニング手段としてのドラムクリーニング装置、除電装置、帯電装置、現像装置等を備えている。これらの作像ユニット6は、プリンタ部200に対して脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
図2において作像ユニット6(Y,M,C,K)の下方には光書込ユニット7が配設されている。潜像形成手段としての光書込ユニット7は、画像情報に基づいて発したレーザー光Lを、作像ユニット6(Y,M,C,K)におけるそれぞれの感光体1(Y,M,C,K)に照射して露光する。この露光により、それぞれの感光体1(Y,M,C,K)の表面上にY、M、C、K用の静電潜像が形成される。なお光書込ユニット7は、光源から発したレーザー光を、モータによって回転駆動しているポリゴンミラーで主走査方向(感光体軸線方向)に偏向させながら、複数の光学レンズやミラーを介して感光体に照射するものである。
光書込ユニット7の下方には、シート収容カセット26や、これに組み込まれた給紙分離機構27などを有するシート供給装置としての給紙装置210が配設されている。シート収容カセット26は、用紙Pを複数枚重ねたシート束の状態で収納している。また、給紙分離機構27は、回転駆動可能な給紙フィードローラ27aと、これに当接する給紙分離パッド27bとによって給紙分離ニップを形成している。
シート収容カセット26内のシート束における一番上の用紙Pには、給紙分離機構27の給紙フィードローラ27aが接触している。給紙フィードローラ27aは、自らの回転駆動により、用紙Pを給紙分離ニップ内に送り込む。給紙分離ニップ内に対して複数枚の用紙Pが重なった状態で送り込まれると、それらの用紙のうち、最上位の用紙Pだけに給紙フィードローラ27aが接触する。最上位の用紙Pは、給紙フィードローラ27aの表面移動に追従して給紙分離ニップ内を給送方向に移動する。これに対し、最上位の用紙Pを除く下位側の用紙Pには、表面移動しない給紙分離パッド27bによる負荷抵抗が付与される。これにより、下位側の用紙Pは、最上位の用紙Pに追従して給送方向に移動することができず、給紙分離ニップ内に留まる。このようにして、給紙分離機構27は、シート収容カセット26内から送り出された複数枚の用紙Pのうち、最上位の用紙Pだけを一枚に分離して給紙分離ニップから第一シート搬送経路である給紙路251に向けて送り出す。
給紙路251の長さ方向における中間点付近には、搬送手段としての搬送ローラ対28が配設されている。この搬送ローラ対28は、二つのローラを当接させて搬送ニップを形成し、一方のローラが駆動手段によって回転駆動されるようになっている。
また、給紙路251の長さ方向における末端付近には、突き当て搬送手段としてのレジストローラ対29が配設されている。このレジストローラ対29は、二つのレジストローラを当接させて突き当て搬送ニップとしてのレジストニップを形成する。二つのレジストローラのうち、一方のレジストローラが駆動手段によって回転駆動されるようになっている。
搬送ローラ対28の回転駆動されるローラである搬送駆動ローラは、給紙分離機構27の給紙フィードローラ27aの回転駆動が開始されるのとほぼ同時、あるいは、僅かなタイムラグをおいて、回転駆動が開始される。給紙分離機構27の給紙分離ニップから給紙路251に送り出された用紙Pの先端部は、やがて搬送ローラ対28の搬送ニップに挟み込まれる。搬送駆動ローラは、給紙フィードローラ27aよりも速い線速で回転駆動されるので、このとき、用紙Pは給紙分離ニップと搬送ニップとの間において強いテンションで張られる。そして、給紙フィードローラ27aに対して強いトルクがかかることで、トルクリミッターが作動して給紙フィードローラ27aが用紙Pに連れ回る。
その後、用紙Pは、搬送駆動ローラの回転駆動によって搬送ニップ内からレジストローラ対29に向けて送り出された後、先端をレジストローラ対29のレジストニップに突き当てる。このとき、レジストローラ対29の回転駆動は停止されているため、用紙Pはレジストニップ内に進入することができず、徐々に撓んでいく。この撓みにより、用紙Pのスキューが補正される。
搬送ローラ対28の搬送ニップから用紙Pが送り出され始めた後、所定のタイミングが到来した時点で、給紙分離機構27の給紙フィードローラ27aの回転駆動、及び搬送ローラ対28の回転駆動が停止される。これにより、用紙Pは、先端部を撓ませた状態で搬送が一時停止される。
作像ユニット6(Y,M,C,K)の図2中の上方には、中間転写体としての中間転写ベルト8を張架しながら無端移動させる中間転写ユニット15が配設されている。この中間転写ユニット15は、中間転写ベルト8の他、四つの一次転写バイアスローラ9(Y,M,C,K)、ベルトクリーニング装置10などを備えている。また二次転写バックアップローラ12、クリーニングバックアップローラ13及びテンションローラ14なども備えている。
中間転写ベルト8は、ループ内側の三つのローラに張架されながら、少なくとも何れか一つのローラの回転駆動によって図2中の反時計回りに無端移動させられる。一次転写バイアスローラ9(Y,M,C,K)は、このように無端移動させた中間転写ベルト8を感光体(Y,M,C,K)との間に挟み込んでそれぞれ一次転写ニップを形成している。これらは中間転写ベルト8の裏面(ループ内周面)にトナーとは逆極性(例えばプラス)の転写バイアスを印加する方式のものである。一次転写バイアスローラ9(Y,M,C,K)を除くローラは、全て電気的に接地されている。中間転写ベルト8は、その無端移動に伴ってY、M、C、K用の一次転写ニップを順次通過していく過程で、感光体1(Y,M,C,K)上のY、M、C、Kトナー像が重ね合わせて一次転写される。これにより、中間転写ベルト8上に四色重ね合わせトナー像(以下、四色トナー像という)が形成される。
ベルトループ内側に配設された二次転写バックアップローラ12は、ベルトループ外側に配設された二次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで二次転写ニップを形成している。中間転写ベルト8上に形成された四色トナー像は、この二次転写ニップで用紙Pに転写される。二次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト8には、用紙Pに転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、ベルトクリーニング装置10によってクリーニングされる。
給紙フィードローラ27aや搬送ローラ対28の回転駆動を一時停止された後、用紙Pを二次転写ニップ内で中間転写ベルト8上の四色トナー像と同期させ得るタイミングが到来すると、給紙フィードローラ27aや搬送ローラ対28の回転駆動が再開される。また、レジストローラ対29の回転駆動が開始する。これにより、用紙Pがレジストローラ対29のレジストニップに挟み込まれた後、レジストニップから二次転写ニップに向けて送り出される。そして、二次転写ニップにおいて、中間転写ベルト8上の四色トナー像に重ね合わされる。
二次転写ニップの上方には定着装置20が配置されており、二次転写ニップから送り出された用紙Pは、定着装置20の定着ローラ対230の間を通過するときに熱と圧力とにより、表面に転写された四色トナー像が定着される。その後、用紙Pは、排紙ローラ対30のローラ間を経て機外へと排出される。プリンタ部200の上面には、スタック部31が形成されており、排紙ローラ対30によって機外に排出された用紙Pは、このスタック部31上に順次スタックされる。
中間転写ユニット15と、これよりも上方にあるスタック部31との間には、ボトル収容器33が配設されている。このボトル収容器33は、Y、M、C、Kトナーを収容する補給用トナー収容部としてのトナーボトル32(Y,M,C,K)を収容している。トナーボトル32(Y,M,C,K)は、ボトル収容器33上にトナー各色毎に上から置くようにして設置する。トナーボトル32(Y,M,C,K)内のY、M、C、Kトナーは、それぞれトナー搬送手段としてのトナー補給装置により、作像ユニット6(Y,M,C,K)の現像装置に適宜補給される。これらのトナーボトル32(Y,M,C,K)は、作像ユニット6(Y,M,C,K)とは独立してプリンタ部200に脱着可能である。
定着装置20の近傍には、スイッチバック装置が配設されている。用紙Pの両面に画像を形成する両面プリントモードにおいて、一方の面だけにトナー像が形成された後に定着装置20を通過した用紙Pは、このスイッチバック装置により、上下反転される。上下反転された用紙Pは第四用紙搬送経路254及び反転路255を経由してレジストローラ対29のレジストニップに向けて再送される。そして、レジストニップから二次転写ニップに送られて、他方の面にもトナー像が形成された後、定着装置20で他方の面のトナー像の定着処理が施された後、排紙ローラ対30を経由してスタック部31上にスタックされる。
図2に示すように、プリンタ部200の上には、自動原稿搬送装置310とスキャナ部320とを具備する画像読取装置300が配設されている。この画像読取装置300は、プリンタ部200の背面に固定された二本の脚部で支えられる架台の上に固定されており、プリンタ部200のスタック部31と、架台との間には大きな空間が介在している。スタック部31の上にスタックされる用紙Pはその空間に位置することになる。
画像読取装置300のスキャナ部320は、固定読取部321及び移動読取部322を有している。移動読取部322は、原稿MSに接触するようにスキャナ部320のケーシング上壁に固定された第二コンタクトガラスの直下に配設されており、光源や、反射ミラーなどからなる光学系を図2中の左右方向に移動させることができる。そして、光学系を図2中の左側から右側に移動させていく過程で、光源から発した光を第二コンタクトガラス上に載置された原稿の表面で反射させた後、複数の反射ミラーを経由させて、スキャナ本体に固定された画像読取センサ323で受光する。
一方、固定読取部321は、光源、反射ミラー、CCD等の画像読取センサなどを有しており、原稿MSに接触するようにスキャナ部320のケーシング上壁に固定された第一コンタクトガラスの直下に配設されている。そして、自動原稿搬送装置310によって搬送される原稿MSが第一コンタクトガラス上を通過するときに、光源から発した光を原稿面で順次反射させながら、複数の反射ミラーを経由させて画像読取センサで受光する。これにより、光源や反射ミラー等からなる光学系を移動させることなく、原稿MSの第1面を光走査する。自動原稿搬送装置310は、原稿MSの第二面を光走査する第二面固定読取部を具備している。
自動原稿搬送装置310に複数の原稿MSを積み重ねた原稿束がセットされている場合、その原稿MSを一枚ずつ自動搬送できる。そして、一枚ずつ自動搬送された原稿MSの画像を、スキャナ部320内の固定読取部321や、自動原稿搬送装置310内の第二面固定読取部に順次読み取らせていくことができる。この場合、原稿束を原稿載置台311上にセットした後、コピースタートボタンを押す。すると、自動原稿搬送装置310が、原稿載置台311上に載置された原稿束の原稿MSを上から順に搬送する。この搬送の過程で、原稿MSを反転させた直後にスキャナ部320の固定読取部321の真上に通す。このとき、原稿MSの第一面の画像がスキャナ部320の固定読取部321によって読み取られる。
上述した構成の複写機100のプリンタ部200は、用紙Pを搬送するためのシート搬送経路としての第一〜第五の用紙搬送経路(符号「251」〜「255」)を有する。
給紙路251では、給紙装置210から一枚ずつ供給された用紙Pが搬送される。シート収容カセット26に収容された用紙Pは、給紙フィードローラ27aにより送出され、搬送ローラ対28及びレジストローラ対29を介して、二次転写バックアップローラ12と二次転写ローラ19とが対向している二次転写ニップに搬送される。二次転写ニップでは、中間転写ベルト8上に形成されたトナー画像が、用紙Pに転写される。給紙路251における搬送対象の用紙Pを収容するシート収容カセット26上の用紙Pの有無は、シート検知装置としてのカセット用紙センサ220で検知される。
第二用紙搬送経路252では、二次転写ニップでトナー画像が転写された用紙Pが、定着装置20の定着ローラ対230のニップ部を通過した後、排紙ローラ対30に向けて搬送される。
第三用紙搬送経路253では、片面画像形成動作時において、定着後の用紙Pが排紙ローラ対30を介してスタック部31上に排紙されるように搬送される。また、第三用紙搬送経路253では、両面画像形成動作時において、画像形成位置でトナー画像がおもて面に形成された用紙Pが、排紙ローラ対30に向けて搬送される。そして、用紙Pの後端が排紙ローラ対30に近づいた所定のタイミングで排紙ローラ対30が逆回転することにより、用紙Pが第四用紙搬送経路254に向けて搬送される。第三用紙搬送経路253における用紙Pの後端は、シート検知装置としての出口用紙センサ280で検知される。
第四用紙搬送経路254では、両面画像形成動作時において、用紙Pの裏面に画像を形成するために、第三用紙搬送経路253から搬送されてきた用紙Pが、更に第五用紙搬送経路である反転路255に向けて搬送される。
反転路255では、第四用紙搬送経路254から搬送されてきた用紙Pが、レジストローラ対29を介して、二次転写バックアップローラ12と二次転写ローラ19とが対向している二次転写ニップに搬送される。二次転写ニップでは、中間転写ベルト8上に形成されたトナー画像が、用紙Pの裏面に転写される。反転路255における用紙Pは、シート検知装置としての反転用紙センサ290で検知される。
画像読取装置300は、原稿MSを搬送するためのシート搬送経路としての原稿搬送経路330を有する。原稿搬送経路330は、搬送される原稿MSが接触する湾曲したガイド面を有する搬送ガイド部材340等で形成されている。原稿搬送経路330では、自動原稿搬送装置310によって搬送される原稿MSが、固定読取部321の画像読取位置に搬送される。自動原稿搬送装置310の原稿載置台311上の原稿MSの有無は、シート検知装置としての原稿センサ350で検知される。
図3は、画像読取装置300の斜視図であり、図4は、画像読取装置300の断面図である。自動原稿搬送装置310の装置内部での原稿MSの搬送経路を図4中の一点鎖線の矢印「A」で示す。
自動原稿搬送装置310は、ピックアップローラ301と、原稿分離機構40とを備える。ピックアップローラ301は、原稿載置台311にセットした原稿MSを装置内部に取り込むため搬送ローラである。原稿分離機構40は、ピックアップローラ301で取り込まれた原稿MSの最上の一枚を原稿フィードローラ302で原稿搬送路306に向けて搬送するとともに、複数枚の原稿MSが取り込まれた場合に最上の一枚の原稿MSと他の原稿MSとを分離する。
原稿MSをピックアップするときはピックアップローラ301が図4中の破線で示す位置から図4中の矢印「B」で示すように下方に移動し、実線で示す位置まで下降すると、原稿MSの束の最上面に当接する。原稿MSに当接したピックアップローラ301を図4中の時計回り方向に回転させることで、ピックアップローラ301が接触した原稿MSを装置内部に引き込む。原稿MSの束の読取動作が終了すると、ピックアップローラ301を上方に移動させて原稿載置台311から所定の距離だけ離間させる待機状態となる。これにより、使用者が次の原稿MSの束を原稿載置台311にセットできるようになる。
ピックアップローラ301は、ピックアップホルダ301aに回転可能に保持され、ピックアップホルダ301aは原稿フィードローラ302の回転軸上に設けられた両方向トルクリミッターを介して上下に揺動するようになっている。
ピックアップローラ301及び原稿フィードローラ302を駆動する駆動源である原稿搬送モータが正転しているときは、ピックアップローラ301を保持する側の端部が下降する方向(図4中の矢印「B」方向)にピックアップホルダ301aが回転する。そして、ピックアップローラ301が原稿MSの上面に突き当たると、両方向トルクリミッターの作用によってピックアップホルダ301aの回転が停止する。
一方、原稿搬送モータを逆転するとピックアップローラ301を保持する側の端部が上昇する方向(図4中の矢印「B」方向の逆方向)にピックアップホルダ301aが回転する。そして、原稿搬送部カバー360にピックアップホルダ301aが突き当たり、両方向トルクリミッターの作用によってピックアップホルダ301aの回転が停止する。
原稿分離機構40で一枚に分離された原稿MSは、第一原稿搬送ローラ対303及び第二原稿搬送ローラ対304によって読取部331に向けて搬送される。そして、原稿レジストセンサ332の検知結果に基づいて、固定読取部321による読取のタイミングを原稿MSの先端と合わせて原稿の読取を行う。読取部331で画像が読み取られた原稿MSは、原稿排紙ローラ305によって原稿排紙トレイ313に排紙される。
図5は、自動原稿搬送装置310における原稿分離機構40の拡大断面図である。
図5に示すように、原稿分離機構40は、分離搬送部材である原稿フィードローラ302、分離抵抗体である分離パッド42、抵抗体保持部材である分離パッドホルダ41、付勢部材である分離加圧バネ43、付勢部材保持部材であるバネホルダ44を備える。
原稿フィードローラ302は、図5中の矢印「α」で示す原稿搬送方向に向かう搬送力を原稿MSに付与する。分離パッド42は、原稿MSを挟んで原稿フィードローラ302に加圧接触して分離ニップを形成し、原稿MSとの間の摩擦力によって原稿MSの原稿搬送方向への移動を阻害する。分離パッドホルダ41は、分離パッド42を保持し、自動原稿搬送装置310の装置本体に対して第一回動軸411を中心に回動可能となっている。分離加圧バネ43は、分離パッド42が原稿フィードローラ302に向けて加圧されるように分離パッドホルダ41の加圧力作用部412に接触して分離パッドホルダ41を付勢する。バネホルダ44は、分離加圧バネ43を保持し、自動原稿搬送装置310の装置本体に対して第二回動軸441を中心に回動可能となっている。
原稿分離機構40では、原稿フィードローラ302に分離パッド42を分離加圧バネ43によって付勢することで、分離ニップに位置する原稿MSに対して分離パッド42との摩擦力を作用させる。分離ニップに複数枚の原稿MSが進入した場合は、最上部の一枚以外の原稿MSは、分離パッド42との摩擦力によって分離ニップの通過を阻害される。一方、最上部の一枚の原稿MSは、原稿フィードローラ302によって搬送され、分離ニップを通過する。これにより、複数の原稿MSのうちの一枚の原稿MSを他の原稿MSと分離する。
分離パッド42を保持する分離パッドホルダ41は、原稿MSが搬送されてくるときに、原稿MSに対して分離パッド42を滑らかに揺動させるために、第一回動軸411を中心に装置本体に対して回動可能となっている。分離加圧バネ43は、バネホルダ44によって保持され、分離パッドホルダ41における加圧力作用部412を付勢している。
分離パッド42は、原稿MSとの接触部での摩擦係数が高くなるゴムなどの材質で構成される。分離パッド42は原稿フィードローラ302や原稿MSと摺擦することによって磨耗するため、自動原稿搬送装置310や複写機100の製品寿命に対して分離パッド42の寿命は短い。このため、分離パッド42は交換部品となっており、本実施形態の原稿分離機構40では、分離パッド42を保持する分離パッドホルダ41ごと交換する構成となっている。
分離パッドホルダ41を交換するために、分離パッドホルダ41を装置本体から取り外すときには、図3及び図4に示す原稿搬送部カバー360を開放し、原稿フィードローラ302を保持するユニットを取り外す。これにより、原稿フィードローラ302を分離パッドホルダ41の回動範囲の外に移動する。そして、分離加圧バネ43による付勢方向(図5中の上方)に沿った回転方向(図5中の時計回り方向)に分離パッドホルダ41を回転させる。そして、分離パッドホルダ41を、分離加圧バネ43から離間して、分離加圧バネ43の付勢力が作用しない所定の回動位置まで回転させる。この所定の回動位置まで回転させると、分離パッドホルダ41の第一回動軸411と装置本体側の係合部との係合を解除することが可能となり、装置本体に対して分離パッドホルダ41を取り外すことが可能となる。
装置本体に対して分離パッドホルダ41を取り外した後、分離パッドホルダ41を交換して装置本体に取り付けるときに、分離加圧バネ43が図5に示す所望の姿勢にならない場合、分離パッドホルダ41に対して所望の付勢力を作用させることができなくなる。これにより、原稿フィードローラ302に対する分離パッド42の接触圧も所望の圧力とならず、所望の分離性能を得られなくなり、重送や不送りが発生するおそれがある。
図1は、図5に示す状態から原稿フィードローラ302を取り外し、第一回動軸411を中心に分離パッドホルダ41を図5中の時計回り方向に回転させた状態の原稿分離機構40の断面説明図である。
バネホルダ44は、第二回動軸441を挟んで図5中の左側よりも右側の方が突き出した形状であり、分離加圧バネ43を保持した状態のバネホルダ44の重心は、第二回動軸441に対して図5中の右側に位置する。
バネホルダ44は、第二回動軸441を挟んで図5中の右側には、バネホルダ44が図5中の時計回り方向に回転したときに、装置本体側の回転規制部45に突き当り、回転を規制する当接部442を備える。回転規制部45は、装置本体側の平面形状である。
図5に示す状態から分離パッドホルダ41を図5中の時計回り方向(図1中の矢印「D」方向)に回転させると、図1に示すように、分離加圧バネ43が分離パッドホルダ41から離間する。分離加圧バネ43が分離パッドホルダ41から離間すると、バネホルダ44の自重によって、バネホルダ44が図1及び図5中の時計回り方向に回転する。このとき、バネホルダ44の当接部442が装置本体側の回転規制部45に突き当り、回転が規制されて、図1に示す状態で停止する。
分離加圧バネ43は、分離パッドホルダ41に付勢力を作用させるため、図5に示す状態では圧縮された状態であり、自然長よりも短い状態である。分離パッドホルダ41を取り外すと、分離加圧バネ43の長さは自然長となる。このとき、バネホルダ44が回転せず、図5に示すように分離パッドホルダ41に付勢力を作用させる状態で固定されていると、自然長となった分離加圧バネ43は図1中の破線で示す位置となる。この状態では、分離加圧バネ43の先端(分離パッドホルダ41に当接する部分)は、図5に示す状態よりも上方となる。
分離パッドホルダ41を装置本体に装着するときには、分離パッドホルダ41の第一回動軸411と装置本体側の係合部とを係合させ、第一回動軸411を中心に分離パッドホルダ41を図1中の矢印「D」とは逆方向に回転させる。このとき、分離加圧バネ43が図1中の破線で示す位置にある状態と、分離加圧バネ43の先端は分離パッドホルダ41における加圧力作用部412よりも先端側(第一回動軸411から離れる側)に接触する。これは、第一回動軸411から分離加圧バネ43の先端までの距離が、図5に示す状態のときよりも離れてしまうためである。
加圧力作用部412以外の部分に分離加圧バネ43の先端が接触した状態のまま、分離パッドホルダ41をさらに回転させて装着を完了すると、分離加圧バネ43が所望の姿勢にならず、所望の付勢力を作用させることが出来なくなる。
これに対して、本実施形態の原稿分離機構40は、分離パッドホルダ41を装置本体から取り外すときの回転移動によって分離パッドホルダ41は分離加圧バネ43から離間する。そして、図5に示す状態に比べて、分離パッドホルダ41が離間した分離加圧バネ43が、分離パッドホルダ41を取り外す際の分離パッドホルダ41の移動方向に傾斜するように、バネホルダ44が図1中の時計回り方向(矢印「E」方向)に回転する。
これにより、第一回動軸411から自然長の状態の分離加圧バネ43の先端までの距離を、図5に示す状態の第一回動軸411から分離加圧バネ43の先端までの距離と同一または近い値にできる。
このため、第一回動軸411を中心に分離パッドホルダ41を図1中の矢印「D」とは逆方向に回転させたときに、分離加圧バネ43の先端を分離パッドホルダ41における加圧力作用部412に接触させることができる。分離加圧バネ43が加圧力作用部412に接触した状態で、分離パッドホルダ41を図1中の矢印「D」とは逆方向に更に回転すると、分離パッドホルダ41に押された分離加圧バネ43が圧縮しつつ、バネホルダ44が図1中の矢印「E」とは逆方向に回転する。そして、後述する固定位置まで分離パッドホルダ41を回転させ、原稿フィードローラ302を保持するユニットを取り付け、原稿搬送部カバー360を閉めることで、図5に示す状態となる。
分離加圧バネ43が加圧力作用部412に接触した状態で加圧力作用部412を装着することで、分離加圧バネ43が図5に示す所望の姿勢となり、分離パッドホルダ41に対して所望の付勢力を作用させることができる。これにより、原稿フィードローラ302に対する分離パッド42の接触圧も所望の圧力となり、所望の分離性能を得られ、重送や不送りの発生を防止できる。
本実施形態では付勢部材回動軸である第二回動軸441は、バネホルダ44での分離加圧バネ43の取り付け位置における分離加圧バネ43の付勢方向に平行な仮想直線(図5中の一点鎖線で示す直線「β」)上に位置する。これにより、分離加圧バネ43の先端に付勢方向に直交する方向の力を作用させることで、バネホルダ44が容易に回転し、自然長の状態の分離加圧バネ43の先端に位置と、分離パッドホルダ41における加圧力作用部412の位置とが合わせ易くなる。
特許文献1のように、付勢部材回動軸が、付勢部材保持部材での付勢部材の取り付け位置における付勢部材の付勢方向に直交する仮想直線上に位置する構成では、次のような問題がある。
すなわち、付勢部材の先端に付勢方向に直交する方向の力を作用させても、付勢部材保持部材では、付勢部材の取り付け位置から付勢部材回動軸に向かう力が作用し、付勢部材保持部材が回転し難い。このため、付勢部材の先端に付勢方向に直交する方向の力を作用さても、付勢部材保持部材が回転せず、自然長の状態の付勢部材の先端に位置と、抵抗体保持部材における付勢部材の所望の接触位置とを合わせにくくなる。そして、抵抗体保持部材における付勢部材との接触位置が所望の接触位置からずれた状態で装着されると、抵抗体保持部材に対して所望の付勢力を作用させることができず、所望の分離性能を得られなくなるおそれがある。
一方、本実施形態では、上述したように、分離加圧バネ43の先端の位置と、分離パッドホルダ41における加圧力作用部412の位置とが合わせ易いため、分離パッドホルダ41に所望の付勢力を作用させることができ、所望の分離性能を得ることができる。
本実施形態の原稿分離機構40は、バネホルダ44が第二回動軸441を備えており、分離パッドホルダ41の着脱時の回動動作に伴ってバネホルダ44も回動する構成となっている。
バネホルダ44が第二回動軸441を備えることによって、分離パッドホルダ41を取り付けるときに、分離加圧バネ43を分離パッドホルダ41における加圧力作用部412に嵌めることができる。このため、分離加圧バネ43を所望の姿勢に保持することができ、分離パッドホルダ41の取り付けを容易にすることができ、取り付けミスに起因する原稿搬送時の分離性能低下を防止し、重送や不送りが発生することを防止できる。
図1及び図5に示すように、分離パッドホルダ41における加圧力作用部412よりも根元側(第一回動軸411側)には、分離加圧バネ43の先端を加圧力作用部412に案内するガイド形状部413を備える。これにより、装置本体に取り付けるため分離パッドホルダ41を回転させたときに、加圧力作用部412の近傍に接触した分離加圧バネ43の先端を加圧力作用部412に案内できる。このため、分離加圧バネ43をより確実に所望の姿勢にて保持した状態で分離パッドホルダ41を装着することが可能になる。
本実施形態の原稿分離機構40は、バネホルダ44の回転を規制する回転規制部45を備えることにより、分離加圧バネ43を分離パッドホルダ41における加圧力作用部412に接触させ、係合させることが可能となる。これにより、分離加圧バネ43が所望の姿勢となる状態で分離パッドホルダ41を装置本体に取り付けることが可能となる。
図1を用いて説明したように、分離パッドホルダ41と分離加圧バネ43とが離間すると、バネホルダ44は自重によって回転する。このような構成により、複雑な回転機構を設けることなく、分離パッドホルダ41の着脱時の回動動作に伴ってバネホルダ44が回動する構成を実現できる。分離パッドホルダ41の着脱時の回動動作に伴ってバネホルダ44が回動することで、分離パッドホルダ41を装着する操作のみで、バネホルダ44も回動し、分離加圧バネ43が所望の姿勢となる状態で分離パッドホルダ41を装置本体に取り付けることができる。
図1及び図5に示すように、バネホルダ44はコイルスプリングを用いた分離加圧バネ43の下端からコイルの内側に入り込むバネ固定ボス部443を備える。加圧力作用部412は分離パッドホルダ41の分離パッド42を配置した面の裏側に設けた凹部であり、分離加圧バネ43の上端がこの凹部に入り込むことによって分離パッドホルダ41と分離加圧バネ43とが係合する。本実施形態では、分離加圧バネ43とバネ固定ボス部443との係合する力が、分離加圧バネ43と加圧力作用部412との係合する力よりも大きい。このため、分離パッドホルダ41を図1中の矢印「D」方向に回転させると、分離加圧バネ43と加圧力作用部412との係合が解除され、分離加圧バネ43はバネホルダ44に保持された状態となる。
本実施形態の原稿分離機構40では、図1に示す状態では、図5に示す状態に比べて分離加圧バネ43が傾斜し、分離パッドホルダ41の加圧力作用部412と係合し易い状態である。このため、第二回動軸441を中心に回動するバネホルダ44の回動位置について、図1に示す回動位置の方が図5に示す回動位置よりも分離パッドホルダ41を装置本体に組み付け易い位置となる。これにより、分離パッドホルダ41における所望の接触位置である加圧力作用部412に分離加圧バネ43を接触させることが容易となり、分離パッドホルダ41を装着した後、安定した分離性能を得られる。
本実施形態では、分離パッドホルダ41を付勢する付勢部材として圧縮バネを用いた構成であるが、この付勢部材としては、板バネや樹脂部品等、部材の弾性を利用したものを用いることができる。
分離パッドホルダ41が装置本体に組み付け易いため、分離パッド42を備えるシート搬送装置である自動原稿搬送装置310のメンテナンス性を向上できる。また、自動原稿搬送装置310を備える画像読取装置である画像読取装置300及び画像形成装置である複写機100のメンテナンス性も向上できる。
図6は、本実施形態の自動原稿搬送装置310において、原稿搬送部カバー360と原稿フィードローラ302を保持するユニットとを取り外した状態の分離パッド42近傍の拡大斜視図である。図6に示すように、分離パッド42を保持する分離パッドホルダ41は、自動原稿搬送装置310の装置本体における原稿載置台311に対して原稿MSの搬送方向下流側に位置する原稿給紙ガイド51の幅方向の中央部に配置されている。
図7は、図6に示す状態から分離パッドホルダ41を取り外した状態の自動原稿搬送装置310の拡大斜視図である。図8は、図6に示す状態の自動原稿搬送装置310における分離パッドホルダ41のすぐ手前側(図4の紙面に直交する幅方向の手前側)の断面を示した自動原稿搬送装置310の拡大斜視断面図である。
図7及び図8に示すように、第一回動軸411及び第二回動軸441は、それぞれ第一軸保持部511及び第二軸保持部512によって自動原稿搬送装置310の装置本体に対して着脱可能に取り付けられている。図8に示すように、第一回動軸411及び第二回動軸441の断面と、第一軸保持部511及び第二軸保持部512の軸穴とが小判形状であることで、着脱作業が容易になり、交換性が向上する。
また、図6及び図8に示すように、分離パッドホルダ41は、分離パッド42の搬送方向上流側にガイドシート421を備えており、原稿MSの先端を滑らかに原稿フィードローラ302と分離パッド42との間の分離ニップに案内する構成となっている。ガイドシート421によって、搬送する原稿MSが薄紙の場合の先端ダメージを軽減し、搬送する原稿MSが厚紙の場合の不送りを防止できる。
次に、分離パッドホルダ41を装着するときに分離パッドホルダ41の位置を一時的に固定し、原稿搬送部カバー360を閉鎖することで、分離パッド42を原稿フィードローラ302に向けて加圧した状態とする構成について説明する。
図9は、原稿給紙ガイド51の斜視説明図であり、原稿給紙ガイド51の幅方向(図4の紙面に直交する方向)の手前側端部には、分離圧解除レバー450と、分離圧解除バネ451とを備える。
図10は、図9に示す原稿給紙ガイド51の幅方向中央部近傍の拡大斜視図である。図10に示すように、装置本体側である原稿給紙ガイド51に分離圧解除レバー450の回動に連動して回動するパッドホルダ突起保持部452を備え、分離パッドホルダ41にパッドホルダ突起部422を備える。
図11は、本実施形態の自動原稿搬送装置310における分離圧解除レバー450のすぐ手前側(図4の紙面に直交する幅方向の手前側)の断面図である。図11は、原稿搬送部カバー360を開放した状態である。
分離圧解除レバー450は、圧解除レバー回動軸450aを中心に回動可能となっている。分離圧解除バネ451は、分離圧解除レバー450を図11中の左方向に引っ張り、圧解除レバー回動軸450aを中心に分離圧解除レバー450を図11中の時計回り方向に回転させる付勢力を作用させる。
原稿搬送部カバー360は、自動原稿搬送装置310の装置本体に対してカバー回動軸360aを中心に回動することで開閉する。
原稿搬送部カバー360を解放状態にある図11に示す状態からカバー回動軸360aを中心に時計回り方向に回転することで閉鎖状態となる。原稿搬送部カバー360は、閉鎖したときに分離圧解除レバー450を上方から押圧し、分離圧解除バネ451の付勢力に抗して分離圧解除レバー450を図11中の反時計回り方向に回転させる圧解除レバー押圧部361を備える。
図10に示すパッドホルダ突起保持部452は、パッドホルダ突起部422が引っかかる爪部452aを備え、分離圧解除レバー450の回動動作に連動して回動する。
分離パッドホルダ41を装着するときには、まず、第一回動軸411を第一軸保持部511に係合させる。次に、第一回動軸411を中心に分離パッドホルダ41を図1中の矢印「D」とは逆方向に回転させる。このとき、分離圧解除レバー450を操作せずに回転させると、分離パッドホルダ41のパッドホルダ突起部422がパッドホルダ突起保持部452の爪部452aに突き当たる。これに対して、作業者が手動で分離圧解除レバー450を押し下げることで、爪部452aが図10に示す状態より上方に退避するように、パッドホルダ突起保持部452が回転する。これにより、分離パッドホルダ41を装着位置まで回転させることができる。
次に、分離圧解除レバー450から手を離すことで、分離圧解除バネ451の付勢力によって分離圧解除レバー450及びパッドホルダ突起保持部452が回転し、爪部452aがパッドホルダ突起部422の上方に位置する状態となる。この状態で、分離パッドホルダ41から手を離すと、分離加圧バネ43の付勢力により分離パッドホルダ41が図1中の矢印「D」方向と同じ方向に回転しようとするが、図10に示すようにパッドホルダ突起部422が爪部452aに突き当たる。これにより、分離パッドホルダ41の位置を一時的に固定できる。
次に、原稿フィードローラ302を保持するユニットを装着し、原稿搬送部カバー360を閉鎖する。このとき、圧解除レバー押圧部361が分離圧解除レバー450を押し下げ、爪部452aが図10に示す状態から上方に退避するように、パッドホルダ突起保持部452が回転する。これにより、パッドホルダ突起部422が爪部452aに突き当たらなくなり、分離加圧バネ43の付勢力により分離パッドホルダ41が図1中の矢印「D」方向と同じ方向に回転する。この回転で、分離パッドホルダ41が保持する分離パッド42が原稿フィードローラ302に突き当り、分離パッド42を原稿フィードローラ302に向けて加圧した状態となる。
この状態で、原稿搬送部カバー360を解放すると、圧解除レバー押圧部361が分離圧解除レバー450から離間し、分離圧解除レバー450及びパッドホルダ突起保持部452は分離圧解除バネ451の付勢力によって回転する。このとき、パッドホルダ突起保持部452の爪部452aがパッドホルダ突起部422を押し下げ、分離パッド42が原稿フィードローラ302から離間し、分離ニップにおける分離圧が解除された状態となる。
〔変形例〕
次に、分離加圧バネ43が傾斜するようにバネホルダ44が回転する構成の変形例について説明する。
図12は、変形例の自動原稿搬送装置310における原稿分離機構40の拡大断面図である。
上述した実施形態の原稿分離機構40は、バネホルダ44の重心が第二回動軸441よりも、分離パッドホルダ41の取り外し方向に位置し、バネホルダ44の自重によって、バネホルダ44が回転する。これに対して、変形例の原稿分離機構40は、分離加圧バネ43を分離パッドホルダ41の取り外し方向に傾斜させる回転方向にバネホルダ44が回転するように付勢力を作用させるバネホルダ回転バネ46を備える。
図12に示す変形例の原稿分離機構40は、バネホルダ44を回転させる構成が異なる点以外は、図1及び図5を用いて説明した実施形態の原稿分離機構40と同様の構成を備える。
図12に示す状態から分離パッドホルダ41を図12中の時計回り方向(矢印「D」方向)に回転させると分離加圧バネ43が分離パッドホルダ41から離間する。分離加圧バネ43が分離パッドホルダ41から離間すると、バネホルダ回転バネ46の付勢力によってバネホルダ44が図12中の時計回り方向(矢印「E」方向)に回転する。このとき、バネホルダ回転バネ46の付勢力とバネホルダ44の復元力とが釣り合う位置でバネホルダ44が停止する。これにより、上述した実施形態の同様に、分離加圧バネ43を、分離パッドホルダ41を取り外す際の分離パッドホルダ41の移動方向に傾斜させることができる。そして、分離パッドホルダ41を取り付けるときに、分離加圧バネ43の先端を分離パッドホルダ41における加圧力作用部412に接触させることができる。これにより、取り付け後に、分離加圧バネ43が図12に示す所望の姿勢となり、分離パッドホルダ41に対して所望の付勢力を作用させることで、所望の分離性能を得られ、重送や不送りの発生を防止できる。
本変形例では、分離パッドホルダ41を付勢する第二付勢部材として圧縮バネを用いた構成であるが、この付勢部材としては、板バネや樹脂部品等、部材の弾性を利用したものを用いることができる。
本実施形態では、分離搬送部材がローラ部材で分離抵抗体が摩擦パッドである構成について説明した。分離搬送部材と分離抵抗体との組み合わせとしては、これに限るものではない。分離搬送部材がベルトで分離抵抗体が摩擦パッドの組み合わせ、分離搬送部材と分離抵抗体とがローラ部材の組み合わせ、分離搬送部材がベルトで分離抵抗体がローラ部材の組み合わせ、分離搬送部材と分離抵抗体とがベルトの組み合わせ等を挙げることができる。すなわち、原稿MS等のシートを搬送する部材と、シートの搬送方向への移動を阻害する部材との組み合わせであればよい。
上述した実施形態では、複数枚のシートを一枚にして搬送する分離手段を備えるシート搬送装置が、原稿を搬送する原稿搬送手段としての自動原稿搬送装置(ADF)である場合について説明した。分離手段を備えるシート搬送装置としては、自動原稿給送装置に限るものではなく、分離手段を備えたものであれば適用可能である。例えば、図2のシート収容カセット26内に収容された用紙Pをプリンタ部200に向けて搬送し、分離手段として給紙分離機構27を備えた給紙装置210にも適用可能である。
本発明に係るシート搬送装置が搬送するシートとしては、普通紙、厚紙、はがき、封筒、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、ラベル紙、OHPシート、布帛、記録シート及びフィルム等を含み、現像剤やインクを付着させることができる媒体の意味である。そして、被記録媒体、記録媒体、記録紙、記録用紙などと称されるものも含む。
本実施形態では、本発明に係るシート搬送装置を備えた画像形成装置が、電子写真方式の画像形成部を備えた複写機である場合について説明した。本発明に係る画像形成装置としてはこれに限るものではなく、ファクシミリ、プリンタ、印刷機及びインクジェット方式の記録装置等、シートを搬送する機構を備えた画像形成装置であれば適用可能である。
本発明を適用可能な「画像形成装置」とは、紙、OHPシート、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に現像剤やインクを付着させて画像形成を行う装置を意味する。
また「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与することをも意味する。
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
複数枚の原稿MS等のシートを一枚に分離する原稿分離機構40等の分離手段を備え、分離手段が、シートを搬送する原稿フィードローラ302等の分離搬送部材と、シートを挟んで分離搬送部材に加圧接触する分離パッド42等の分離抵抗体と、分離抵抗体を保持し、装置本体に対して第一回動軸411等の抵抗体回動軸を中心に回動可能な分離パッドホルダ41等の抵抗体保持部材と、分離抵抗体が分離搬送部材に向けて加圧されるように抵抗体保持部材に接触して付勢する分離加圧バネ43等の付勢部材と、を有する自動原稿搬送装置310等のシート搬送装置において、抵抗体保持部材を装置本体から取り外すときに抵抗体回動軸を中心に抵抗体保持部材を回転移動させることによって、抵抗体保持部材が付勢部材から離間する構成であり、付勢部材を保持し、第二回動軸441等の付勢部材回動軸を中心に回動可能なバネホルダ44等の付勢部材保持部材を有し、図1に示す状態等の抵抗体保持部材と離間した状態の付勢部材を、図5に示す状態等の抵抗体保持部材に接触して付勢する状態の付勢部材に比べて、抵抗体保持部材を取り外すときの抵抗体保持部材の移動方向に傾斜させるように、付勢部材保持部材が回転することを特徴とする。
抵抗体保持部材を取り外すと、これを付勢していた付勢部材では、圧縮されていたものが自然長となる等によって、付勢部材の先端部等の付勢部材における抵抗体保持部材との接触部(以下、「付勢部材における接触部」とよぶ)の位置が付勢方向に移動する。付勢部材を傾斜させることなく、付勢部材における接触部(分離加圧バネ43の先端等)が付勢方向に移動すると、抵抗体保持部材を取り外す前の状態に比べて、付勢部材における接触部と抵抗体回動軸との距離が離れた状態となる。この距離が離れた状態で抵抗体保持部材を装置本体に取り付けるときに、抵抗体回動軸を中心に取り外すときとは逆方向に回転移動させると、抵抗体保持部材における付勢部材が接触する部分(抵抗体保持部材における接触部)が取り外す前とは異なる位置となる。このため、抵抗体保持部材を取り外す前と同じ位置に付勢部材が接触するように抵抗体保持部材を取り付け難いという問題があった。そして、抵抗体保持部材を付け替える動作の前後で抵抗体保持部材における接触部の位置が変動すると、抵抗体保持部材における接触部が、所望の接触位置からずれた状態で装着される。これにより、抵抗体保持部材に対して付勢部材が所望の付勢力を作用させることができなくなり、分離搬送部材に対する分離抵抗体の接触圧も所望の圧力とならず、所望の分離性能を得られなくなる。
態様Aでは、付勢部材保持部材が回転し、抵抗体保持部材を取り外すときの抵抗体保持部材の移動方向に付勢部材を傾斜させる。付勢部材を傾斜させることで、傾斜させない場合に比べて、付勢部材が抵抗体保持部材と離間した状態での付勢部材における接触部と抵抗体回動軸との距離を近付けることが可能となる。付勢部材における接触部と抵抗体回動軸との距離が、抵抗体保持部材における所望の接触位置から抵抗体回動軸までの距離と同じ距離となるように、付勢部材を傾斜させることで、抵抗体保持部材における所望の接触位置に付勢部材を接触させることができる。所望の接触位置に付勢部材が接触した状態で抵抗体保持部材をさらに回転させ、装置本体に対する取り付けを完了する。このような態様Aでは、分離抵抗体を保持する抵抗体保持部材を装置本体に装着するときに、抵抗体保持部材における所望の接触位置に付勢部材を接触させることが容易となり、抵抗体保持部材を取り付け易くなる。
(態様B)
態様Aにおいて、分離加圧バネ43等の付勢部材を保持したバネホルダ44等の付勢部材保持部材の重心位置が、第二回動軸441等の付勢部材回動軸に対して、分離パッドホルダ41等の抵抗体保持部材を取り外すときの抵抗体保持部材の移動方向側に位置することを特徴とする。
これによれば、上記実施形態について説明したように、付勢部材が抵抗体保持部材から離間すると、付勢部材保持部材の自重によって、付勢部材が抵抗体保持部材を取り外すときの抵抗体保持部材の移動方向に傾斜するように、付勢部材保持部材が回転する。このため、複雑な回転機構を設けることなく、分離パッドホルダ41等の抵抗体保持部材の着脱時の回動動作に応じて付勢部材保持部材が回動する構成を実現できる。
(態様C)
態様AまたはBにおいて、分離パッドホルダ41等の抵抗体保持部材を取り外す際の移動方向に向けて分離加圧バネ43等の付勢部材を傾斜させる回転方向にバネホルダ44等の付勢部材保持部材を付勢するバネホルダ回転バネ46等の第二付勢部材を有することを特徴とする。
これによれば、上記変形例について説明したように、付勢部材が抵抗体保持部材から離間すると、第二付勢部材の付勢力によって、付勢部材が抵抗体保持部材を取り外すときの抵抗体保持部材の移動方向に傾斜するように、付勢部材保持部材が回転する。このため、分離パッドホルダ41等の抵抗体保持部材の着脱時の回動動作に応じて付勢部材保持部材が回動する構成を実現できる。
(態様D)
態様A乃至Cの何れかの態様において、第二回動軸441等の付勢部材回動軸は、バネホルダ44等の付勢部材保持部材での分離加圧バネ43等の付勢部材の取り付け位置における付勢部材の付勢方向に平行な仮想直線上に位置することを特徴とする。
これによれば、上記実施形態について説明したように、分離加圧バネ43の先端等の付勢部材における接触部の位置と、分離パッドホルダ41等の抵抗体保持部材における所望の接触位置(加圧力作用部412等)とが合わせ易くなる。このため、抵抗体保持部材に所望の付勢力を作用させることができ、所望の分離性能を得ることができる。
(態様E)
複数枚の原稿MS等のシートを一枚に分離する原稿分離機構40等の分離手段を備え、分離手段が、シートを搬送する原稿フィードローラ302等の分離搬送部材と、シートを挟んで分離搬送部材に加圧接触する分離パッド42等の分離抵抗体と、分離抵抗体を保持し、装置本体に対して第一回動軸411等の抵抗体回動軸を中心に回動可能な分離パッドホルダ41等の抵抗体保持部材と、分離抵抗体が分離搬送部材に向けて加圧されるように抵抗体保持部材を付勢する分離加圧バネ43等の付勢部材と、を有する自動原稿搬送装置310等のシート搬送装置において、付勢部材を保持し、装置本体に対して第二回動軸441等の付勢部材回動軸を中心に回動可能なバネホルダ44等の付勢部材保持部材を有し、付勢部材回動軸は、バネホルダ44等の付勢部材保持部材での分離加圧バネ43等の付勢部材の取り付け位置における付勢部材の付勢方向に平行な仮想直線上に位置することを特徴とする。
これによれば、上記実施形態について説明したように、分離加圧バネ43の先端等の付勢部材における接触部の位置と、抵抗体保持部材における所望の接触位置(加圧力作用部412等)とが合わせ易くなる。このため、抵抗体保持部材を取り外す前と同じ位置に付勢部材が接触するように抵抗体保持部材を取り付け易くなる。
(態様F)
複数枚の原稿MS等のシートを一枚に分離する原稿分離機構40等の分離手段を備え、分離手段が、シートを搬送する原稿フィードローラ302等の分離搬送部材と、シートを挟んで分離搬送部材に加圧接触する分離パッド42等の分離抵抗体と、分離抵抗体を保持し、装置本体に対して第一回動軸411等の抵抗体回動軸を中心に回動可能な分離パッドホルダ41等の抵抗体保持部材と、分離抵抗体が分離搬送部材に向けて加圧されるように抵抗体保持部材を付勢する分離加圧バネ43等の付勢部材と、を有する自動原稿搬送装置310等のシート搬送装置において、付勢部材を保持し、装置本体に対して第二回動軸441等の付勢部材回動軸を中心に回動可能なバネホルダ44等の付勢部材保持部材を有し、抵抗体保持部材を装置本体から取り外した状態での付勢部材保持部材の回動位置を第一回動位置(図1に示す状態等)とし、抵抗体保持部材を装置本体に組み付けた状態での付勢部材保持部材の回動位置を第二回動位置(図5に示す状態等)とすると、第二回動位置よりも第一回動位置の方が、付勢部材保持部材に保持される付勢部材の位置が、抵抗体保持部材を取り外すときの抵抗体保持部材の移動方向の側(図1及び図5中の右側)となることを特徴とする。
これによれば、上記実施形態について説明したように、抵抗体保持部材における所望の接触位置(加圧力作用部412等)に付勢部材を接触させることが容易となる。このため、抵抗体保持部材を取り外す前と同じ位置に付勢部材が接触するように抵抗体保持部材を取り付け易くなる。
(態様G)
態様A乃至Fの何れか一の態様において、分離パッドホルダ41等の抵抗体保持部材を装置本体から取り外すときには、原稿フィードローラ302等の分離搬送部材を抵抗体保持部材の回動範囲の外に移動し、分離加圧バネ43等の付勢部材による付勢方向に沿った回転方向に抵抗体保持部材を回転させ、付勢部材の付勢力が作用しない所定の回動位置まで回転させることで、抵抗体保持部材の装置本体に対する取り外しが可能となる構成であることを特徴とする。
これによれば、上記実施形態について説明したように、抵抗体保持部材を回転させて装置本体から取り外す構成で、抵抗体保持部材における所望の接触位置に付勢部材を接触させることが容易となり、抵抗体保持部材を取り付け易くなる。
(態様H)
態様A乃至Gの何れか一の態様において、分離パッドホルダ41等の抵抗体保持部材の装置本体に対する着脱動作に伴って付勢部材保持部材が回動することを特徴とする。
これによれば、上記実施形態について説明したように、抵抗体保持部材を装着する操作のみで、分離加圧バネ43等の付勢部材が所望の姿勢となる状態で、抵抗体保持部材を装置本体に取り付けることが可能となり、抵抗体保持部材を取り付け易くなる。
(態様I)
態様A乃至Hの何れか一の態様において、分離パッドホルダ41等の抵抗体保持部材を装置本体に組み付けるときに、抵抗体保持部材に接触した分離加圧バネ43等の付勢部材を、抵抗体保持部材における設定された接触位置(加圧力作用部412等)に案内するガイド形状部413等の案内形状を備えることを特徴とする。
これによれば、上記実施形態について説明したように、抵抗体保持部材における所望の接触位置に付勢部材を接触させることが容易となり、抵抗体保持部材を取り付け易くなる。
(態様J)
態様A乃至Iの何れか一の態様において、分離加圧バネ43等の付勢部材が、分離パッドホルダ41等の抵抗体保持部材を取り外す際の移動方向に向けて傾斜する方向へのバネホルダ44等の付勢部材保持部材の回転範囲を規制する回転規制部45等の回転規制手段を備えることを特徴とする。
これによれば、上記実施形態について説明したように、付勢部材を抵抗体保持部材における所望の接触位置(加圧力作用部412等)に接触させ、係合させることが可能となる。これにより、付勢部材が所望の姿勢となる状態で抵抗体保持部材を装置本体に取り付けることが可能となる。
(態様K)
態様A乃至Jの何れか一の態様において、複数枚の原稿MS等のシートを収容する原稿載置台311等のシート収容手段と、シート収容手段に収容されるシートを原稿分離機構40等の分離手段に向けて給送するピックアップローラ301等のシート給送手段と、を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、シート収容手段に収容されるシートを搬送する構成で、抵抗体保持部材を取り付け易い構成を実現できる。
(態様L)
原稿MS等のシートを搬送するシート搬送手段と、シート搬送手段によって搬送されるシートの表面上の画像を読み取るスキャナ部320等の画像読取手段とを備えた画像読取装置300等の画像読取装置において、シート搬送手段として、態様A乃至Kの何れか一の態様に係る自動原稿搬送装置310等のシート搬送装置を備えることを特徴とする。
これによれば、上記実施形態について説明したように、抵抗体保持部材を取り付け易いため、画像読取装置のメンテナンス性を向上できる。
(態様M)
画像読取手段と、画像読取手段で読み取った読取画像に基づいて画像を形成するプリンタ部200等の画像形成手段とを備える複写機100等の画像形成装置において、画像読取手段として、態様Lに係る画像読取装置300等の画像読取装置を備えることを特徴とする。
これによれば、上記実施形態について説明したように、メンテナンス性の向上により、シート搬送手段で安定した分離性能を得られ、画像読取装置で安定した画像読取を行うことができ、安定した複写を行うことが可能となる。
(態様N)
用紙P等のシートを搬送するシート搬送手段と、シート搬送手段によって搬送されたシートに画像を形成するプリンタ部200等の画像形成手段とを備える複写機100等の画像形成装置において、シート搬送手段として、態様A乃至Kの何れか一の態様に係る給紙装置210等のシート搬送装置を備えることを特徴とする。
これによれば、上記実施形態について説明したように、抵抗体保持部材を取り付け易く、シート搬送装置のメンテナンス性が向上することで、シート搬送手段で安定した分離性能を得られるため、安定した画像形成を行うことが可能となる。
1 感光体
6 作像ユニット
7 光書込ユニット
8 中間転写ベルト
9 一次転写バイアスローラ
10 ベルトクリーニング装置
12 二次転写バックアップローラ
13 クリーニングバックアップローラ
14 テンションローラ
15 中間転写ユニット
19 二次転写ローラ
20 定着装置
26 シート収容カセット
27 給紙分離機構
27a 給紙フィードローラ
27b 給紙分離パッド
28 搬送ローラ対
29 レジストローラ対
30 排紙ローラ対
31 スタック部
32 トナーボトル
33 ボトル収容器
40 原稿分離機構
41 分離パッドホルダ
42 分離パッド
43 分離加圧バネ
44 バネホルダ
45 回転規制部
46 バネホルダ回転バネ
51 原稿給紙ガイド
100 複写機
200 プリンタ部
210 給紙装置
220 カセット用紙センサ
230 定着ローラ対
251 給紙路
252 第二用紙搬送経路
253 第三用紙搬送経路
254 第四用紙搬送経路
255 反転路
280 出口用紙センサ
290 反転用紙センサ
300 画像読取装置
301 ピックアップローラ
301a ピックアップホルダ
302 フィードローラ
302 原稿フィードローラ
303 第一原稿搬送ローラ対
304 第二原稿搬送ローラ対
305 原稿排紙ローラ
306 原稿搬送路
310 自動原稿搬送装置
311 原稿載置台
313 原稿排紙トレイ
320 スキャナ部
321 固定読取部
322 移動読取部
323 画像読取センサ
330 原稿搬送経路
331 読取部
332 原稿レジストセンサ
340 搬送ガイド部材
350 原稿センサ
360 原稿搬送部カバー
360a カバー回動軸
361 圧解除レバー押圧部
411 第一回動軸
412 加圧力作用部
413 ガイド形状部
421 ガイドシート
422 パッドホルダ突起部
441 第二回動軸
442 当接部
443 バネ固定ボス部
450 分離圧解除レバー
450a 圧解除レバー回動軸
451 分離圧解除バネ
452 パッドホルダ突起保持部
452a 爪部
511 第一軸保持部
512 第二軸保持部
MS 原稿
P 用紙
特開2005−60090号公報

Claims (13)

  1. 複数枚のシートを一枚に分離する分離手段を備え、
    前記分離手段が、前記シートを搬送する分離搬送部材と、
    前記シートを挟んで前記分離搬送部材に加圧接触する分離抵抗体と、
    前記分離抵抗体を保持し、装置本体に対して抵抗体回動軸を中心に回動可能な抵抗体保持部材と、
    前記分離抵抗体が前記分離搬送部材に向けて加圧されるように前記抵抗体保持部材に接触して付勢する付勢部材と、を有するシート搬送装置において、
    前記抵抗体保持部材を前記装置本体から取り外すときに前記抵抗体回動軸を中心に前記抵抗体保持部材を回転移動させることによって、前記抵抗体保持部材が前記付勢部材から離間する構成であり、
    前記付勢部材を保持し、付勢部材回動軸を中心に回動可能な付勢部材保持部材を有し、
    前記抵抗体保持部材と離間した状態の前記付勢部材を、前記抵抗体保持部材に接触して付勢する状態の前記付勢部材に比べて、前記抵抗体保持部材を取り外すときの前記抵抗体保持部材の移動方向に傾斜させるように、前記付勢部材保持部材が回転することを特徴とするシート搬送装置。
  2. 請求項1のシート搬送装置において、
    前記付勢部材を保持した前記付勢部材保持部材の重心位置が、前記付勢部材回動軸に対して、前記抵抗体保持部材を取り外すときの前記抵抗体保持部材の移動方向側に位置することを特徴とするシート搬送装置。
  3. 請求項1または2のシート搬送装置において、
    前記抵抗体保持部材を取り外すときの前記抵抗体保持部材の移動方向に向けて前記付勢部材を傾斜させる回転方向に前記付勢部材保持部材を付勢する第二付勢部材を有することを特徴とするシート搬送装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一に記載のシート搬送装置において、
    前記付勢部材回動軸は、前記付勢部材保持部材での前記付勢部材の取り付け位置における前記付勢部材の付勢方向に平行な仮想直線上に位置することを特徴とするシート搬送装置。
  5. 複数枚のシートを一枚に分離する分離手段を備え、
    前記分離手段が、前記シートを搬送する分離搬送部材と、
    前記シートを挟んで前記分離搬送部材に加圧接触する分離抵抗体と、
    前記分離抵抗体を保持し、装置本体に対して抵抗体回動軸を中心に回動可能な抵抗体保持部材と、
    前記分離抵抗体が前記分離搬送部材に向けて加圧されるように前記抵抗体保持部材を付勢する付勢部材と、を有するシート搬送装置において、
    前記付勢部材を保持し、装置本体に対して付勢部材回動軸を中心に回動可能な付勢部材保持部材を有し、
    前記抵抗体保持部材を前記装置本体から取り外した状態での前記付勢部材保持部材の回動位置を第一回動位置とし、
    前記抵抗体保持部材を前記装置本体に組み付けた状態での前記付勢部材保持部材の回動位置を第二回動位置とすると、
    前記第二回動位置よりも前記第一回動位置の方が、前記付勢部材保持部材に保持される前記付勢部材の位置が、前記抵抗体保持部材を取り外すときの前記抵抗体保持部材の移動方向の側に位置することを特徴とするシート搬送装置。
  6. 請求項1乃至の何れか一に記載のシート搬送装置において、
    前記抵抗体保持部材を前記装置本体から取り外すときには、前記分離搬送部材を前記抵抗体保持部材の回動範囲の外に移動し、前記付勢部材による付勢方向に沿った回転方向に前記抵抗体保持部材を回転させ、前記付勢部材の付勢力が作用しない所定の回動位置まで回転させることで、前記抵抗体保持部材の前記装置本体に対する取り外しが可能となる構成であることを特徴とするシート搬送装置。
  7. 請求項1乃至の何れか一に記載のシート搬送装置において、
    前記抵抗体保持部材の前記装置本体に対する着脱動作に伴って前記付勢部材保持部材が回動することを特徴とするシート搬送装置。
  8. 請求項1乃至の何れか一に記載のシート搬送装置において、
    前記抵抗体保持部材を前記装置本体に組み付けるときに、前記抵抗体保持部材に接触した前記付勢部材を、前記抵抗体保持部材における設定された接触位置に案内する案内形状を備えることを特徴とするシート搬送装置。
  9. 請求項1乃至の何れか一に記載のシート搬送装置において、
    前記付勢部材が、前記抵抗体保持部材を取り外すときの前記抵抗体保持部材の移動方向に向けて傾斜する方向への前記付勢部材保持部材の回転範囲を規制する回転規制手段を備えることを特徴とするシート搬送装置。
  10. 請求項1乃至の何れか一に記載のシート搬送装置において、
    複数枚の前記シートを収容するシート収容手段と、
    前記シート収容手段に収容される前記シートを前記分離手段に向けて給送するシート給送手段と、を備えることを特徴とするシート搬送装置。
  11. シートを搬送するシート搬送手段と、
    前記シート搬送手段によって搬送される前記シートの表面上の画像を読み取る画像読取手段とを備えた画像読取装置において、
    前記シート搬送手段として、請求項1乃至10の何れか一に記載のシート搬送装置を備えることを特徴とする画像読取装置。
  12. 画像読取手段と、
    前記画像読取手段で読み取った読取画像に基づいて画像を形成する画像形成手段とを備える画像形成装置において、
    前記画像読取手段として、請求項11に記載の画像読取装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  13. シートを搬送するシート搬送手段と、
    前記シート搬送手段によって搬送された前記シートに画像を形成する画像形成手段とを備える画像形成装置において、
    前記シート搬送手段として、請求項1乃至10の何れか一に記載のシート搬送装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
JP2017156147A 2017-08-10 2017-08-10 シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置 Active JP6930281B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017156147A JP6930281B2 (ja) 2017-08-10 2017-08-10 シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置
EP18187343.1A EP3461767A1 (en) 2017-08-10 2018-08-03 Sheet conveying device, image reading device, and image forming apparatus
US16/100,376 US10507995B2 (en) 2017-08-10 2018-08-10 Sheet conveying device, image reading device, and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017156147A JP6930281B2 (ja) 2017-08-10 2017-08-10 シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019034807A JP2019034807A (ja) 2019-03-07
JP6930281B2 true JP6930281B2 (ja) 2021-09-01

Family

ID=63165197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017156147A Active JP6930281B2 (ja) 2017-08-10 2017-08-10 シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10507995B2 (ja)
EP (1) EP3461767A1 (ja)
JP (1) JP6930281B2 (ja)

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3747926B2 (ja) 2003-08-20 2006-02-22 村田機械株式会社 用紙搬送装置
JP4290667B2 (ja) 2005-03-23 2009-07-08 株式会社沖データ 媒体供給装置
JP5239734B2 (ja) 2008-10-21 2013-07-17 株式会社リコー 給紙装置、及び画像形成装置
JP5691823B2 (ja) 2011-05-16 2015-04-01 村田機械株式会社 用紙分離装置、並びに、これを備えた画像読取装置及び画像形成装置
US9457118B2 (en) 2012-04-23 2016-10-04 Mitsubishi Electric Corporation Corona discharge device and air-conditioning apparatus
JP6056566B2 (ja) * 2013-03-11 2017-01-11 セイコーエプソン株式会社 媒体分離ローラー装着機構、ローラーホルダーユニット、媒体搬送装置、およびプリンター
JP5836318B2 (ja) * 2013-05-29 2015-12-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 給紙装置、およびこれを備えた画像形成装置、画像読取装置
JP5838184B2 (ja) * 2013-06-27 2016-01-06 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 給紙装置、およびこれを備えた画像形成装置、画像読取装置
JP6452031B2 (ja) * 2014-03-05 2019-01-16 株式会社リコー 画像形成装置
JP6424650B2 (ja) * 2015-01-29 2018-11-21 ブラザー工業株式会社 シート搬送装置
JP6550958B2 (ja) 2015-06-22 2019-07-31 株式会社リコー 自動原稿搬送装置
JP6695763B2 (ja) * 2015-10-14 2020-05-20 シャープ株式会社 用紙搬送装置およびそれを備える画像形成装置
JP6606990B2 (ja) * 2015-11-16 2019-11-20 株式会社リコー シート材を使用する装置、シート材を供給する装置

Also Published As

Publication number Publication date
US10507995B2 (en) 2019-12-17
US20190047809A1 (en) 2019-02-14
JP2019034807A (ja) 2019-03-07
EP3461767A1 (en) 2019-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8424867B2 (en) Sheet feeder and image forming apparatus including the same
JP5020103B2 (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
US10273101B2 (en) Sheet conveying device, image forming apparatus incorporating the sheet conveying device, and optional device incorporating the sheet conveying device
US9549094B2 (en) Scanning apparatus and image forming apparatus employing the same
US10558154B1 (en) Image forming apparatus incorporating pressing device
JP5823454B2 (ja) 給紙装置および画像形成装置
US10131512B2 (en) Document feeder and image forming apparatus incorporating the document feeder
JP2018138487A (ja) シート積載装置、給送装置及び画像形成装置
JP4645722B2 (ja) 定着装置
JP6930281B2 (ja) シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP6931483B2 (ja) シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP3572000B2 (ja) シート材給送装置及び画像読取装置及び画像形成装置
JP4712680B2 (ja) 給送装置、画像形成装置
US20200165085A1 (en) Sheet feeding device and image forming apparatus incorporating the sheet feeding device
JP2002080143A (ja) 転写位置への転写材ガイド装置及びそれを用いた画像形成装置
JP2010184804A (ja) シート材分離装置、及び給紙装置、並びに画像形成装置
JPH07252004A (ja) 画像形成装置
JP2522058B2 (ja) シ―ト材給送装置
US20240017945A1 (en) Image reading apparatus and image forming apparatus including the same
JP3480809B2 (ja) 画像形成装置の搬送装置
JP2017095254A (ja) シート搬送機能を有する装置、画像読取装置及び画像形成装置
JPH10129858A (ja) シート積載装置及びシート給送装置及び画像形成装置
JP2020203771A (ja) シート給送装置、自動原稿搬送装置及び画像形成装置
JP3754811B2 (ja) シート材給送装置及び画像処理装置
JP2019064754A (ja) 媒体搬送装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200604

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20210205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210713

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210726

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6930281

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151