JP4712680B2 - 給送装置、画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、積載された複数の記録体から一つずつ記録体を給送する給送装置、及び、これを備えた画像形成装置に関するものである。
画像形成装置に用いられる給送装置のシート材積載部には、使用できるシート材サイズの種類が1種類のものと、シート材の積載位置を規制する規制部材の位置を変更して多様なシート材サイズに対応できるものとがある。また、近年においては、ユーザ需要の多様化に対応して多種の単一サイズのシート材積載部を備えたものを製造するよりも、1つのシート材積載部で多種のシート材サイズに対応できるものを製造する割合が多くなっている。そして、それに伴いシート積載部に積載されたシート材のサイズ、つまり、A4サイズなどのいわゆる定形サイズやそれ以外の不定形サイズなどを自動的に検知可能なものが提案されている(特許文献1など)。これにより画像形成装置は、シート材サイズに最適化された画像形成に係る各種制御を行なうことができるので、例えばシート材の給送動作や画像品質などを良好に保つことができる。
ところが一般に、シート材の給送動作や画像品質などを良好に保つ為には、装置本体にシート材のサイズを適切に把握させるだけではなく、装置本体にシート材積載部に積載されたシート材の種類(厚紙、薄紙、普通紙等)を適切に把握させる必要があることが知られている。シート材の種類を画像形成装置に把握させる方法としては、シート材を包装している包装紙などに記載されたシート材の種類に関する情報を基に、ユーザーが装置本体に設けられたタッチパネルなどから使用するシート材の種類を選択するものが知られている(特許文献2など)。
特開2003−345082号公報 特開2003−237961号公報
しかしながら、前記包装紙などにシート材の種類に関する情報が明示されていないことがある。そのため、ユーザーがシート材の種類を勘違いしたり、シート材の外観や感触などからシート材の種類をユーザーが判断することによって、ユーザーがタッチパネルで選択したシート材の種類が、実際にシート積載部材上に積載されたシート材の種類と異なってしまう場合がある。この場合、シート材のサイズを適切に装置本体に把握させることができたとしても、装置本体は少なくともシート材の種類に応じて最適化された画像形成に係る各種制御を行うことができなくなる。これにより、シート材の給送不具合や画像品質の劣化などが発生してしまうといった問題が生じる。
本発明は、以上の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、シート材積載部に積載されたシート材のサイズと種類とを適切に装置本体に把握させ、給送動作や画像形成動作などを良好に行うことができる給送装置及び画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、複数のサイズのシート材を積載可能なシート材積載部を備えた給送装置において、前記シート材積載部に対してシート材の給送方向にスライド自在に取り付けられ、積層して収容されたシート材の後端を規制する後端規制部材と、前記後端規制部材のスライド方向に沿って形成されるギア部に嵌合する揺動ギアと、前記揺動ギアを、支点を基準に揺動自在に保持する揺動ブラケットと、前記揺動ギアが前記後端規制部材の前記ギア部から離間する方向に前記ブラケットを付勢する加圧手段と、前記後端規制手段を待機基準位置に移動させるように、前記支点の軸に挿嵌されるアイドラギアを介して前記揺動ギアを駆動するモータと、を備えることを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の給送装置において、前記揺動ギアが前記後端規制部材の前記ギア部に係合する方向に、前記ブラケットを揺動させるソレノイドを備えることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の給送装置において、前記後端規制部材の待機基準位置からの移動量に基づいてシート材のサイズを検知するサイズ検知手段を備えることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の給送装置において、前記サイズ検知手段は、前記後端規制部材のスライド動作に連動して回動する円形状の回動部材と、前記回動部材の回動で信号検知状態が切り替えられる透過型検知手段と、を備えることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4の給送装置において、前記サイズ検知手段は、前記回動部材の回転方向を検知するように前記回動部材の外周部に係合するスイッチを備えることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、シート材を画像形成部に給送する給送手段を備えた画像形成装置において、前記給送手段として請求項1、2、3、4または5の給送装置を用いることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項6の画像形成装置において、前記シート材積載部に積層されるシート材の有無を検知する積載有無検知手段と、前記積載有無検知手段からの出力により前記シート材が積載されていないと判断した場合に、前記モータを駆動して、前記後端規制部材を前記待機基準位置に戻すように制御する制御手段を備えることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、シート材を画像形成部に給送する給送手段を備えた画像形成装置において、前記シート材積載部に積層されるシート材の有無を検知する積載有無検知手段と、前記給送手段として請求項2の給送装置とを備えており、前記積載有無検知手段からの出力により前記シート材が積載されていないと判断した場合に、前記ソレノイドを駆動して前記揺動ギアを前記後端規制部材の前記ギア部に係合させるとともに、前記モータを駆動して、前記後端規制部材を前記待機基準位置に戻すように制御する制御手段を備えることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項6、7または8の画像形成装置において、前記待機基準位置は、前記シート材積載部の前記給送方向の長さが最も長くなる位置に設けられたことを特徴とするものである。
以上、本発明によれば、シート材のサイズに応じて最適化された給送動作や画像形成動作などを行うことができるという優れた効果がある。
以下、本発明を画像形成装置である電子写真方式のレーザプリンタ(以下、単にプリンタという)に適用した一実施形態について説明する。このプリンタの基本的な構成について説明する。
図1はプリンタの外観を示したものであり、図2はこのプリンタの断面を示す概略構成図である。図2において、プリンタは、像担持体としての感光体ドラム41、帯電装置2、現像手段としての現像装置3、感光体ドラム41をクリーニングするクリーニング装置4、感光体ドラム41上に静電潜像を書き込むための光書込ユニット6などを備えた画像形成ユニット100を備えている。
上記光書込ユニット6としては、例えば、スキャナなどによって読み込まれた画像情報に対応する光信号を半導体レーザから出射させ、回転駆動されるポリゴンミラーにより該レーザ光を走査し、レーザ光の走査光路中に配設された収束用及びポリゴンミラーの面倒れ補正用のレンズやレーザ光を偏向するミラーなどを通して、感光体ドラム41上に色分解された画像情報に対応する光信号6aを書き込むものを用いることができる。
また、上記画像形成ユニット100の下方には、給紙ユニット200が設けられている。給紙ユニット200は、転写紙積載部材3と給紙ローラ9とを有しており、転写紙積載部材3は積載面上に転写材としての転写紙Sを積載するものである。給紙ローラ9は、転写紙積載部材3上に積載された転写紙Sを一枚ずつ分離給送するためのものである。この給紙ローラ9によって給送された転写紙Sは、感光体ドラム41の手前で一旦待機させられ、感光体ドラム41上に形成された画像の先端と転写紙Sの先端とが、感光体ドラム41と転写ローラ10とのニップ部にほぼ同時に到達するタイミングで、感光体ドラム41の回転に同期させて給送される。また、転写紙Sを再給送させるための転写材搬送手段としてのレジストローラ対51が設けられている。
更に、上記画像形成ユニット100の上方には、転写紙Sの搬送経路を挟んで互いに圧接回転するように回転自在に配置されたヒータを内蔵する定着ローラ54とプレスローラ55とを有する定着手段としての定着装置56が設けられている。この定着装置56の転写紙搬送方向の下流側には、定着ローラ54とプレスローラ55との定着ニップを通過した転写紙Sを、排紙トレイとしてのスタッカー部57に排出させるための排紙ローラ58が設けられている。
また、画像形成部100の更に上方には、読み取りユニット300が設けられている。読み取りユニット300は、コンタクトガラス31上に載置される原稿(不図示)の読み取り走査を行うために、原稿照明用光源とミラーよりなる読み取り走行体32とが設けられている。この読み取り走行体32により走査された画像情報は、レンズ33の後方に設置されているCCD34に画像信号として読み込まれ、この読み込まれた画像信号は、デジタル化され画像処理される。画像処理された信号に基づいて、露光装置6のレーザダイオード(不図示)の発光により感光体41の表面に静電潜像が形成される。レーザダイオードからの光信号は、公知ポリゴンミラーやレンズを介して感光体に至る。
このような構成のプリンタにおいて、まず、感光体ドラム41は回転中に帯電装置2により一様に帯電される。次いで、外部から読み込まれた画像情報に基づいて上記光書込ユニット6が駆動され、これによって感光体ドラム41の帯電領域(画像形成領域)に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像ユニット3の現像ローラ3aから供給される現像剤(トナー)によって現像されて可視像としてのトナー像になる。
一方、この感光体ドラム41上へのトナー像の形成が行われている間に、給紙ローラ9によって転写紙Sが転写紙積載部3上から引き出され、その先端をレジストローラ51のニップ部に当接させた状態で待機する。この転写紙Sは、感光体ドラム1上のトナー像に重ね合わされるタイミングで上記レジストローラ51が回転を開始することにより、感光体ドラム41と転写ローラ50とによって形成される転写ニップT1に送り出される。そして、転写ニップT1で感光体ドラム41上のトナー像が転写せしめられた後、除電ブラシ(図示せず)との接触によって除電される。除電された転写紙Sは感光体ドラム41から機械的に分離された後、上記定着装置56に送られる。
上記定着装置56は、転写紙Sを定着ローラ54とプレスローラ55との間に挟み込むことで、転写紙Sを加熱するとともに加圧してトナー像を転写紙S上に定着せしめる。このようにしてトナー像が定着せしめられた転写紙Sは、排紙ローラ58によってスタッカー部57上に排紙される。
上記転写ニップT1を通過した後の感光体ドラム41表面に残留した残留トナーは、上記クリーニング装置44のクリーニングブレードによって感光体ドラム41上から除去され回収される。
このプリンタは、レジストローラ対51によって形成されるニップ、転写ニップT1、定着ニップT2を通過するる転写紙搬送経路が下方から上方に向けて略縦方向に搬送されるようになっている。このように転写紙Sを縦搬送することによって、小型化とファーストプリント時間の短縮とを実現できるものである。
図3は、感光体41とその近傍の部分拡大図である。本実施形態のプリンタは、感光体ドラム41、帯電装置42、現像装置43及びクリーニング装置44をプロセスカートリッジ110として一体に構成しており、プリンタ本体に対して着脱可能となっている。このプロセスカートリッジ110は、1つの筺体の内部に感光体ドラム41、帯電装置42、現像装置43、クリーニング装置44が図3のようなレイアウトで設けられている。なお、図3に示す転写ローラ50は、プロセスカートリッジ110とは独立してプリンタ内に設けられているものであり、レイアウト上の参考として示している。
このように、帯電装置42と感光体ドラム41とを含む複数の部材がプロセスカートリッジ110として一体に構成され、プリンタ本体に対して着脱可能となっている。
また、装置本体には、情報処理手段であるCPUや、記憶手段であるROMやRAMなどから構成される図示しない制御部80が設けられており、RAMやROMに記憶された情報や装置本体内に設けられた各種検知手段などによって検知された情報などに基づいて、装置本体内の各種制御を行なっている。
次に、本発明の特徴部について説明する。
まず、上述した給送ユニット200について詳細な説明を段階的に行なう。給送ユニット200には図4に示す位置に、画像形成装置本体内部に給送される転写紙Sが積載される転写紙積載部材3と、転写紙積載部材3上に積載された転写紙Sの後端位置、つまり転写紙Sの給送方向上流側端部を規制する後端規制部材4と、転写紙積載部材3上に積載された転写紙Sの側端位置、つまり転写紙幅方向の端部を規制する側端端規制部材17とが設けられている。
次に、転写紙積載部材3上に積載された転写紙Sのサイズを検知する方法について説明する。なお、図5は給送ユニット200を表側から見た概略構成図であり、図6は、給送ユニット200を裏側から見た場合の概略構成図である。また、図7には、図5における後端規制部材4近傍の拡大図を示しており、図7に示すように後端規制部材4とギヤ連結させた円形状の回動部材である円形ギヤ5を設けている。さらに、円形ギヤ5の外周部に円形ギヤ5の回動で信号検知状態が切り換えられる透過型検知手段である透過型光学センサ6を設けている。このような構成にすることにより、後端規制部材4の摺動に連動させて円形ギヤ5を回動させ、円形ギヤ5の外周部にある歯状部分による透過型光学センサ6の信号遮蔽回数を検知することで、後端規制部材4の移動距離を把握可能にしている。また、回転ギヤ5の外周部に回転ギヤ5の回動方向によってON/OFF状態が切り換えられるメカスイッチ7を設けており、これにより回転ギヤ5の回動方向を検知している。そして、後端規制部材4の移動量と回転ギヤ5の回動方向との検知結果から後端規制部材4がどの方向にどれだけ移動したのかがわかるので、このことから転写紙積載部材3上に積載された転写紙Sの給送方向サイズを検知することができる。なお、上述した構成は、本実施形態における転写紙積載部材3上に積載された転写紙Sのサイズを検知するサイズ検知手段であるサイズ検知機構60の基本的な部分である。
また、図8に示すように円形ギヤ5の回動を検知する検知手段として反射型光学センサ26を用いることにより、透過型光学センサ6における制約(回転ギヤ5を挟み込む構成)が無くなることからサイズ検知機構60の小型化が実現でき、その結果、給送ユニット200の小型化を実現することができる。なお、後端規制部材4の摺動に連動して回動する部材として回動ベルトを用いても良い。
次に、図9を用いて後端規制部材4を自動で移動させる後端規制部材移動機構61について説明する。後端規制部材4の近傍には支点8を基準に揺動自在な揺動ギヤ9が揺動ブラケット10に保持され、且つ、アイドラギヤ11を介してモータ12と連結した形で設けられており、揺動ブラケット10は加圧部材13によりα方向に付勢されることで後端規制部材4と離間する形に設けられている。このときソレノイド14がβ方向に可動すると、カム15がγ方向に回動することで揺動ブラケット10は後端規制部材4側(δ方向)に押圧され、その結果、後端規制部材4と揺動ギヤ9とが連結することで後端規制部材4を可動させることができる。
また、本実施形態においては、後端規制部材4の待機基準位置を転写紙積載部材3の給送方向長さが最も大きくなる位置に設けている。さらに、図10に示すように、給送ユニット200の外側に透過型光学センサ16を設け、且つ、後端規制部材4の転写紙端部接触面と反対側の面に凸部24を設けている。そして、本実施形態においては、後述する転写紙検知機構64によって転写紙積載部材3上に転写紙Sが積載されていないのを検知したときに、上述した後端規制部材移動機構61によって後端規制部材4を前記待機基準位置に向かって移動させ、透過型光学センサ16の信号が凸部24によって遮蔽された時点で揺動ブラケット10を離間させることで後端規制部材4を待機基準位置に待機させる構成にしている。このように、後端規制部材4を前記待機位置で待機させることにより、転写紙積載部材3の給送方向長さが最も大きくなっているので、転写紙積載部3上に転写紙を積載する際の積載作業が行い易くなる。
また、装置本体で扱うことが転写紙Sの最小サイズが決められている場合、後端規制部材4の待機基準位置を転写紙積載部材3の転写紙幅方向長さが前記最小サイズの転写紙幅方向と同じになる位置にも設けてもよい。これにより、転写紙検知機構64によって転写紙積載部材3上に転写紙Sが積載されていないのを検知したときに、前述した後端規制部材移動機構61によって後端規制部材4を前記最小サイズの転写紙幅方向と同じになる位置にも設けた待機基準位置に移動させることによって、ユーザーが装置本体で扱うことのできる最小サイズよりも小さいサイズの転写紙Sを転写紙積載部材3上に積載するのを防止することができる。
なお、言うまでも無く、後端規制部材4を各待機基準位置まで移動させるのは、後端規制部材移動機構61によって行なうだけではなく、ユーザーが手動で移動させることも可能である。
今まで分かり易く説明するために後端規制部材4をピックアップして説明してきたが、上述した構成や制御などは、転写紙Sの幅方向端部を規制する側端規制部材17にも適用できることは言うまでも無い。これにより、サイズ検知機構60によって転写紙積載部材3上に積載された転写紙Sの転写紙幅方向のサイズを検知することができる。また、側端規制部材移動機構63によって、上記転写紙幅方向の長さが最も大きくなる位置または上記最小サイズとなる位置の少なくともどちらか一方に設けた待機基準位置に側端規制部材17を移動させることによって、後端規制部材4の場合と同様の効果を得ることができる。
また、給送ユニット200の構成によりサイズ検知機構60によって、転写紙Sの給送方向のサイズだけ、転写紙Sの転写紙幅方向のサイズだけ、または、その両方のサイズを検知する必要があるかが異なるので、実際に本発明を適用する給送ユニット200の構成にあわせて転写紙Sのサイズが適切に検知できるようにサイズ検知機構60を設ければ良い。
次に、転写紙積載部材3上に積載された転写紙Sの総質量を検知する方法について説明する。図11に示すように転写紙積載部材3の上記給送方向最下流側で、且つ、給送ローラ49に対向する範囲近傍(フリクションパッド39近傍)の転写紙積載部材3上に設けられた転写紙積載部材3を給送ローラ側に付勢する加圧部材であるバネ18の支点位置に総質量検知手段である質量検知シート19を設けることで、転写紙積載部材3上に積載された転写紙Sの総質量を検知することができる。これは、転写紙Sのサイズによらず転写紙積載部材3上から装置本体内に給送される全ての転写紙Sは給送ローラ49と当接することによって給送されるため、給送ローラ49と対向する位置つまり前述した質量検知シート19が設けられている位置の転写紙積載部材3上に転写紙Sが必ず積載されるからである。よって、前述した位置に質量検知シート19を設けることによって、どのようなサイズの転写紙Sについても転写紙積載部材3上に積載された転写紙Sの総質量を検知することが可能となる。また、質量検知シート19の設置箇所は前述した箇所に限定されるものではなく、転写紙積載部材3の回動支点38近傍に設けてもよい。また、装置本体で給送可能な転写紙Sの最小サイズが予め決められている場合には、その最小サイズの転写紙Sと転写紙積載部材3とが当接する範囲内の転写紙積載部材3の積載面に質量検知シート19を設けることができる。
次に、転写紙積載部材3上に転写紙Sが積載されているかいないかにを検知する方法について説明する。
図12及び図13に示すように、転写紙積載部材3上の転写紙有無を検知する転写紙検知機構64の転写紙当接部材20が転写紙積載部材3上に積載された最上位の転写紙Sと接触し、且つ、支点25を基準に回動自在なように、転写紙積載部材3と対向する装置本体側に設けられている。これにより、転写紙積載部材3上に積載された転写紙Sの積載高さが変化するのに連動して、転写紙当接部材20が支点25を基準として回動した回動量から転写紙積載部材3上の転写紙有無を検知することができる。例えば、予め、転写紙積載部材3上に転写紙Sが積載されていないときの転写紙当接部材20を位置を装置本体に記憶させておき、転写紙当接部材20が前記位置に達したときに転写紙積載部材3上に転写紙Sが積載されていないと検知するような構成にすることができる。
また、図13に示したように転写紙検知機構64の転写紙当接部材20と一体で回動する回動部材21を設けると同時に、回動部材21の外周部に回動部材21の回動で信号検知状態が切り換えられる透過型光学センサ22を設け、この状態で転写紙積載部材3を待機位置から給送位置まで回動支点38を中心に回動させた際の透過型光学センサ22における信号遮蔽回数を検知し、その検知結果を用いて数1から転写紙積載部材3上に積載された転写紙Sの積載高さを算出することができる。このように、本実施形態においては、転写紙検知機構64によって、転写紙積載部材3上の転写紙有無の検知と転写紙積載高さの検知とを行なっている。
Figure 0004712680
次に、本実施形態においては、転写紙積載部材3上に積載した転写紙Sの枚数を、図1に示した操作部70からユーザーが入力することにより制御部80で検知する構成としている。なお、転写紙Sの枚数は、転写紙Sを包装している包装紙などに明示されており、誰にでも容易に把握することができる。
次に、本実施形態における転写紙Sの種類の判断方法について説明する。
これまで、転写紙Sのサイズ、転写紙Sの総質量、転写紙Sの積載高さ及び転写紙Sの積載枚数を検知する方法について説明してきたが、本実施形態においては、制御部80がこれら全ての検知結果に基づいて、転写紙Sの種類の判断を行っている。つまり、前記全ての検知結果から、転写紙積載部材3上に積載された転写紙Sの一枚あたりの質量である単位質量を数2によって算出することができるので、制御部80がこのように算出した単位質量を予め上記ROMなどに記憶させておいた転写紙Sの種類毎に対応した単位質量と比較することによって、転写紙積載部材3上に積載された転写紙Sの種類(厚紙、薄紙、普通紙)を適切に判断することができる。
Figure 0004712680
本実施形態に係るプリンタの外観図。 本実施形態に係るプリンタの断面概略構成図。 プロセスカートリッジの概略構成図。 給送ユニットの概略構成図。 サイズ検知機構を備えた給送ユニットを表側から見た概略構成図。 サイズ検知機構を備えた給送ユニットを裏側から見た概略構成図。 後端規制部材近傍の拡大図。 反射型光学センサを用いた場合の後端規制部材近傍の拡大図。 後端規制部材移動機構備えた給送ユニットの概略構成図。 後端規制部材の待機基準位置に待機可能にするための概略構成図。 質量検知シートを設ける位置の説明図。 転写紙検知機構を装置本体側に設けた場合の概略構成図。 転写紙検知機構の拡大構成図。
符号の説明
3 転写紙積載部材
4 後端規制部材
5 円形ギヤ
6 透過型光学センサ
7 メカスイッチ
19 質量検知シート
20 転写紙当接部材
60 サイズ検知機構
61 後端規制部材移動機構
63 側端規制部材移動機構
64 転写紙検知機構
70 操作部
80 制御部
200 給送ユニット

Claims (9)

  1. 複数のサイズのシート材を積載可能なシート材積載部を備えた給送装置において、
    前記シート材積載部に対してシート材の給送方向にスライド自在に取り付けられ、積層して収容されたシート材の後端を規制する後端規制部材と、
    前記後端規制部材のスライド方向に沿って形成されるギア部に嵌合する揺動ギアと、
    前記揺動ギアを、支点を基準に揺動自在に保持する揺動ブラケットと、
    前記揺動ギアが前記後端規制部材の前記ギア部から離間する方向に前記ブラケットを付勢する加圧手段と、
    前記後端規制手段を待機基準位置に移動させるように、前記支点の軸に挿嵌されるアイドラギアを介して前記揺動ギアを駆動するモータと、を備えることを特徴とする給送装置。
  2. 請求項1の給送装置において、
    前記揺動ギアが前記後端規制部材の前記ギア部に係合する方向に、前記ブラケットを揺動させるソレノイドを備えることを特徴とする給送装置。
  3. 請求項1または2の給送装置において、
    前記後端規制部材の待機基準位置からの移動量に基づいてシート材のサイズを検知するサイズ検知手段を備えることを特徴とする給送装置。
  4. 請求項3の給送装置において、
    前記サイズ検知手段は、前記後端規制部材のスライド動作に連動して回動する円形状の回動部材と、前記回動部材の回動で信号検知状態が切り替えられる透過型検知手段と、を備えることを特徴とする給送装置。
  5. 請求項4の給送装置において、
    前記サイズ検知手段は、前記回動部材の回転方向を検知するように前記回動部材の外周部に係合するスイッチを備えることを特徴とする給送装置。
  6. シート材を画像形成部に給送する給送手段を備えた画像形成装置において、
    前記給送手段として請求項1、2、3、4または5の給送装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6の画像形成装置において、
    前記シート材積載部に積層されるシート材の有無を検知する積載有無検知手段と、
    前記積載有無検知手段からの出力により前記シート材が積載されていないと判断した場合に、前記モータを駆動して、前記後端規制部材を前記待機基準位置に戻すように制御する制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. シート材を画像形成部に給送する給送手段を備えた画像形成装置において、
    前記シート材積載部に積層されるシート材の有無を検知する積載有無検知手段と、
    前記給送手段として請求項2の給送装置とを備えており、
    前記積載有無検知手段からの出力により前記シート材が積載されていないと判断した場合に、前記ソレノイドを駆動して前記揺動ギアを前記後端規制部材の前記ギア部に係合させるとともに、前記モータを駆動して、前記後端規制部材を前記待機基準位置に戻すように制御する制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項6、7または8の画像形成装置において、
    前記待機基準位置は、前記シート材積載部の前記給送方向の長さが最も長くなる位置に設けられたことを特徴とする画像形成装置。
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