JP6929601B2 - クライオポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、クライオポンプに関する。
クライオポンプは、極低温に冷却されたクライオパネルに気体分子を凝縮または吸着により捕捉して排気する真空ポンプである。クライオポンプは半導体回路製造プロセス等に要求される清浄な真空環境を実現するために一般に利用される。クライオポンプはいわゆる気体溜め込み式の真空ポンプであるから、捕捉した気体を外部に定期的に排出する再生を要する。
特許第5669658号公報
本発明のある態様の例示的な目的のひとつは、クライオポンプの再生時間を短縮することにある。
本発明のある態様によると、クライオポンプは、クライオポンプハウジングと、前記クライオポンプハウジングに取り付けられた膨張機と、前記膨張機から作動ガスを回収して圧縮し、前記膨張機に圧縮された作動ガスを供給する圧縮機と、を備える極低温冷凍機と、前記クライオポンプハウジングにパージガスを供給するパージガスラインと、前記圧縮機の排熱を利用して前記パージガスを加熱するように前記パージガスラインに設置された熱交換器と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、クライオポンプの再生時間を短縮することができる。
第1実施形態に係るクライオポンプを概略的に示す。 第2実施形態に係るクライオポンプを概略的に示す。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。説明および図面において同一または同等の構成要素、部材、処理には同一の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。図示される各部の縮尺や形状は、説明を容易にするために便宜的に設定されており、特に言及がない限り限定的に解釈されるものではない。実施の形態は例示であり、本発明の範囲を何ら限定するものではない。実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るクライオポンプ10を概略的に示す。クライオポンプ10は、少なくとも1つのクライオポンプ本体12と、極低温冷凍機14と、クライオポンプ本体12は、クライオポンプハウジング16を備える。極低温冷凍機14は、膨張機18と、圧縮機20とを備える。また、クライオポンプ10は、パージガスライン22と、冷却系24と、第1熱交換器26とを備える。
クライオポンプ本体12は、例えばイオン注入装置、スパッタリング装置、蒸着装置、またはその他の真空プロセス装置の真空チャンバに取り付けられて、真空チャンバ内部の真空度を所望の真空プロセスに要求されるレベルまで高めるために使用される。
クライオポンプハウジング16には、クライオパネルとも呼ばれる極低温面が収容されている。クライオポンプ本体12の吸気口から進入する気体はこの極低温面に凝縮または吸着により捕捉される。極低温冷凍機14の膨張機18は、クライオパネルを冷却するようにクライオポンプハウジング16に取り付けられている。クライオパネルの配置や形状などクライオポンプ本体12の構成は、種々の公知の構成を適宜採用することができるので、ここでは詳述しない。
クライオポンプハウジング16は、パージガスをクライオポンプハウジング16に導入するためのパージバルブ28と、クライオポンプハウジング16から外部に流体を排出するためのベントバルブ30とを備える。クライオポンプハウジング16は、ラフバルブまたはそのほかのバルブや、圧力センサまたはそのほかのセンサを備えてもよい。
極低温冷凍機14の圧縮機20は、極低温冷凍機14の作動ガスを膨張機18から回収し、回収した作動ガスを昇圧して、再び作動ガスを膨張機18に供給するよう構成されている。圧縮機20と膨張機18により作動ガスの循環回路すなわち極低温冷凍機14の冷凍サイクルが構成され、それにより膨張機18の冷却ステージが冷却される。作動ガスは通例、ヘリウムガスであるが、適切な他のガスが用いられてもよい。極低温冷凍機14は、一例として、二段式のギフォード・マクマホン(Gifford-McMahon;GM)冷凍機であるが、そのほかの極低温冷凍機であってもよい。
極低温冷凍機14の膨張機18は、いわゆる逆転昇温を可能とするように構成されていてもよい。この場合、膨張機18を駆動するモータ19の正転時には作動ガスの膨張による冷凍サイクルが形成される一方、モータ19の逆転時には作動ガスの圧縮による昇温サイクルが形成される。膨張機18は、モータ回転方向を切り替えることによって、冷凍と昇温を切り替えることができる。膨張機18の逆転昇温は、再生時にクライオポンプ本体12を昇温するための熱源の1つとして使用することができる。
また、極低温冷凍機14は、高圧配管32と低圧配管34とを備える。高圧配管32は、圧縮機20により圧縮された高圧の作動ガスを圧縮機20から膨張機18に供給するように圧縮機20を膨張機18に接続する。低圧配管34は、膨張機18での膨張により減圧された低圧の作動ガスを膨張機18から圧縮機20に回収するように圧縮機20を膨張機18に接続する。
圧縮機20は、作動ガスを圧縮する圧縮機本体36と、吐出ガス流路38と、吸入ガス流路40と、圧縮機筐体42と、第2熱交換器44とを備える。吐出ガス流路38は、圧縮機本体36の吐出口を高圧配管32に接続し、吸入ガス流路40は、圧縮機本体36の吸入口を低圧配管34に接続する。圧縮機本体36による作動ガスの圧縮に伴い圧縮熱が発生する。よって、吸入ガス流路40を流れる低圧の作動ガスに比べて、吐出ガス流路38を流れる高圧の作動ガスは高温となる。圧縮機筐体42は、圧縮機本体36、吐出ガス流路38、吸入ガス流路40、および第2熱交換器44を収容する。
パージガスライン22は、クライオポンプハウジング16にパージガスを供給するように構成されている。パージガスは、クライオポンプ10の再生を効率的に行うために使用される。パージガスは、クライオポンプ本体12を昇温するための熱源の1つとして使用される。また、パージガスは、クライオポンプ本体12の内部に捕捉された気体の再気化を排出を促進することができる。パージガスは、極低温冷凍機14の作動ガスとは通例異なるガスであり、例えば窒素ガスである。
パージガスライン22は、パージガス源46と、パージガス配管48とを備える。パージガス配管48は、パージガス源46からパージバルブ28にパージガスを供給するようにパージガス源46をパージバルブ28に接続する。パージバルブ28を開くことにより、パージガス源46からクライオポンプハウジング16へのパージガス流れが許容される。パージバルブ28を閉じることにより、パージガス源46からクライオポンプハウジング16へのパージガス流れが遮断される。供給されたパージガスは、ベントバルブ30を通じてクライオポンプハウジング16から排出されることができる。
パージガスライン22は、クライオポンプ本体12の周囲環境、例えば室温大気圧環境に設置されている。パージガスの温度は、例えば室温に調整されている。必要に応じて、パージガスは、室温より高温に加熱されたガス、または、室温より低温のガスであってもよい。本書において室温は、10℃〜30℃の範囲または15℃〜25℃の範囲から選択される温度であり、例えば約20℃である。
冷却系24は、圧縮機20において作動ガスの圧縮に伴い発生する圧縮熱を圧縮機20から取り除くように冷媒で圧縮機20を冷却するように構成されている。冷却系24は、冷媒を温調するとともに循環させるチラー50と、冷媒供給流路52と、冷媒回収流路54と、圧縮機冷媒流路56とを備える。冷媒は、例えば冷却水である。冷媒は、チラー50によって、例えば、室温より低く、冷媒の凝固点(水の場合0℃)より高い温度に冷却される。
冷媒供給流路52は、温調された冷媒をチラー50から圧縮機冷媒流路56に供給するようにチラー50を圧縮機冷媒流路56に接続する。冷媒回収流路54は、圧縮機冷媒流路56からチラー50に冷媒を回収するようにチラー50を圧縮機冷媒流路56に接続する。冷却系24のうちチラー50、冷媒供給流路52、および冷媒回収流路54は、圧縮機20の外に配置され、圧縮機冷媒流路56は、圧縮機20の中に配置されている。圧縮機冷媒流路56は、圧縮機筐体42に収容されている。
第2熱交換器44は、吐出ガス流路38と圧縮機冷媒流路56で熱交換をするよう構成されている。吐出ガス流路38を流れる作動ガスが、圧縮機冷媒流路56を流れる冷媒で冷却される。よって、冷媒は第2熱交換器44で加熱され、加熱された冷媒が冷媒回収流路54へと流れる。冷媒回収流路54を流れる冷媒は、室温より高温であり、例えば50℃から70℃の温度に加熱される。また、作動ガスは第2熱交換器44で適温に冷却され、吐出ガス流路38と高圧配管32を通じて膨張機18に供給される。このようにして、圧縮機本体36で発生する圧縮熱は、第2熱交換器44を介して作動ガスから冷媒へと輸送され、圧縮機20から流出する冷媒とともに圧縮機20から取り除かれる。
第1熱交換器26は、圧縮機20の排熱を利用してパージガスを加熱するようにパージガスライン22に設置されている。第1熱交換器26は、圧縮熱によって加熱された冷媒を熱源としてパージガスを加熱するように構成されている。
第1熱交換器26は、圧縮機20の外に配置されている。第1熱交換器26は、圧縮機筐体42の外側に隣接して圧縮機20に設置されていてもよい。
第1熱交換器26は、冷媒回収流路54とパージガス配管48で熱交換をするよう構成されている。パージガス配管48を流れるパージガスが、冷媒回収流路54を流れる冷媒で加熱される。パージガス源46からパージガス配管48に送出されたパージガスは第1熱交換器26で加熱され、加熱されたパージガスがパージバルブ28からクライオポンプハウジング16に供給される。パージガスライン22からクライオポンプハウジング16に供給されるパージガスは、室温より高温であり、例えば40℃から60℃の温度に加熱される。冷媒は第1熱交換器26で冷却されチラー50へと戻る。このようにして、冷媒へと輸送された圧縮機20の排熱を利用して、パージガスが加熱される。
第1熱交換器26は、適用可能な任意の形式の熱交換器を適宜採用することができる。同様に、第2熱交換器44は、適用可能な任意の形式の熱交換器を適宜採用することができる。
クライオポンプ10の排気運転が継続されることによりクライオポンプ本体12には気体が蓄積されていく。蓄積した気体を外部に排出するために、クライオポンプ本体12の再生が行われる。再生が完了すれば、再び排気運転を始めることができる。
再生が開始されると、パージガスライン22からクライオポンプハウジング16にパージガスが供給される。極低温冷凍機14の膨張機18の逆転昇温によってクライオポンプ本体12は加熱される。圧縮機20の運転は再生中も継続されている。作動ガスの圧縮熱により、第2熱交換器44で冷却系24の冷媒が加熱される。加熱された冷媒により第1熱交換器26でパージガスが加熱される。こうして、圧縮機20の排熱を利用してパージガスを加熱し、加熱されたパージガスをクライオポンプハウジング16に供給することができる。高温のパージガスが供給されるので、再生中のクライオポンプ本体12の温度上昇を速くすることができる。
仮に第1熱交換器26がパージガスライン22に設置されていなかった場合には、室温のパージガスがクライオポンプ本体12に供給される。これに対し、第1実施形態に係るクライオポンプ10によれば、第1熱交換器26が無い場合に比べて高温のパージガスをクライオポンプ本体12に供給することができる。したがって、クライオポンプ本体12を効率的に昇温し、再生時間を短縮することができるものと期待される。
また、第1実施形態に係るクライオポンプ10によれば、これまで外部に捨てていた圧縮機20の排熱を活用することができる。パージガスライン22に電気ヒータを設置するなど他の加熱手段に比べて、クライオポンプ10は、省エネルギー性に優れる。
さらに、第1実施形態に係るクライオポンプ10によれば、既存のパージガスライン22をほぼそのまま使用できる。パージガスライン22の大幅な改造は必要ない。設置スペースの増大やコスト上昇などの負の影響を最小限に抑制することができる。
(第2実施形態)
図2は、第2実施形態に係るクライオポンプ10を概略的に示す。図示されるクライオポンプ10は、第1熱交換器26の構成に関して図1に示されるクライオポンプ10と相違し、その余については概ね共通する。以下では、相違する構成を中心に説明し、共通する構成については簡単に説明するか、あるいは説明を省略する。
クライオポンプ10は、クライオポンプハウジング16を備えるクライオポンプ本体12と、膨張機18と圧縮機20とを備える極低温冷凍機14と、を備える。膨張機18は、クライオポンプハウジング16に取り付けられている。クライオポンプハウジング16には、パージバルブ28およびベントバルブ30が設けられている。また、クライオポンプ10は、パージガスライン22と、冷却系24と、第1熱交換器26とを備える。
圧縮機20は、圧縮機本体36と、吐出ガス流路38と、吸入ガス流路40と、圧縮機筐体42とを備える。吐出ガス流路38は、圧縮機本体36の吐出口を高圧配管32に接続し、吸入ガス流路40は、圧縮機本体36の吸入口を低圧配管34に接続する。
圧縮機20には、第1熱交換器26と第2熱交換器44の両方が設けられている。圧縮機筐体42は、圧縮機本体36、吐出ガス流路38、吸入ガス流路40、第1熱交換器26および第2熱交換器44を収容する。
パージガスライン22は、パージガス源46と、パージガス配管48とを備える。パージガス配管48は、圧縮機20の中に配置された圧縮機パージガス流路58を備える。圧縮機パージガス流路58は、圧縮機筐体42に収容されている。パージガスは、パージガス源46から圧縮機パージガス流路58およびパージガス配管48を通じてパージバルブ28に供給される。パージガスは、パージバルブ28からクライオポンプハウジング16に供給される。
冷却系24は、チラー50と、冷媒供給流路52と、冷媒回収流路54と、圧縮機冷媒流路56とを備える。第1実施形態とは異なり、第2実施形態では、第1熱交換器26は、冷却系24に設けられていない。
第1熱交換器26は、圧縮機20の排熱を利用してパージガスを加熱するようにパージガスライン22に設置されている。第1熱交換器26は、圧縮機20によって圧縮された作動ガスを熱源としてパージガスを加熱するように構成されている。
第1熱交換器26は、吐出ガス流路38と圧縮機パージガス流路58で熱交換をするよう構成されている。圧縮機パージガス流路58を流れるパージガスが、吐出ガス流路38を流れる作動ガスで加熱される。パージガス源46からパージガス配管48に送出されたパージガスは第1熱交換器26で加熱され、加熱されたパージガスがパージバルブ28からクライオポンプハウジング16に供給される。作動ガスは第1熱交換器26で冷却され第2熱交換器44へと流れる。
第2熱交換器44は、吐出ガス流路38と圧縮機冷媒流路56で熱交換をするよう構成されている。吐出ガス流路38を流れる作動ガスが、圧縮機冷媒流路56を流れる冷媒で冷却される。よって、冷媒は第2熱交換器44で加熱され、加熱された冷媒が冷媒回収流路54へと流れる。また、作動ガスは第2熱交換器44で適温に冷却され、吐出ガス流路38と高圧配管32を通じて膨張機18に供給される。
第1熱交換器26と第2熱交換器44はともに、圧縮機20の吐出ガス流路38に設置されている。第1熱交換器26が第2熱交換器44の上流に配置されている。すなわち、第1熱交換器26は、圧縮機本体36と第2熱交換器44の間に位置する。第1熱交換器26が圧縮機本体36のすぐ下流に設けられているので、第1熱交換器26は、パージガスをより高温の作動ガスと熱接触させることができる。よって、第1熱交換器26は、パージガスをより高温に加熱することができる。
なお、クライオポンプ本体12の耐熱温度による制約など、パージガスの過剰な昇温を抑制することが望まれる場合には、第1熱交換器26と第2熱交換器44の位置関係は逆でもよい。すなわち、第1熱交換器26が第2熱交換器44の下流に配置されてもよい。第2熱交換器44は、圧縮機本体36と第1熱交換器26の間に位置してもよい。
第2実施形態に係るクライオポンプ10によれば、圧縮機20の排熱を利用してパージガスを加熱し、加熱されたパージガスをクライオポンプハウジング16に供給することができる。高温のパージガスが供給されるので、再生中のクライオポンプ本体12の温度上昇を速くすることができる。したがって、クライオポンプ本体12を効率的に昇温し、再生時間を短縮することができるものと期待される。また、パージガスライン22に電気ヒータを設置するなど他の加熱手段に比べて、クライオポンプ10は、省エネルギー性に優れる。
以上、本発明を実施例にもとづいて説明した。本発明は上記実施形態に限定されず、種々の設計変更が可能であり、様々な変形例が可能であること、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは、当業者に理解されるところである。
なお、図においては1台のクライオポンプ本体12が示されているが、クライオポンプ10は、複数のクライオポンプ本体12を備えてもよい。この場合、極低温冷凍機14は、少なくとも1つの圧縮機20と、複数の膨張機18とを備える。各膨張機18が対応するクライオポンプ本体12のクライオポンプハウジング16に取り付けられている。複数のクライオポンプ本体12は、独立して運転することができ、例えば、1台のクライオポンプ本体12を再生しながら、残りのクライオポンプ本体12は真空排気運転を継続することができる。
10 クライオポンプ、 14 極低温冷凍機、 16 クライオポンプハウジング、 18 膨張機、 20 圧縮機、 22 パージガスライン、 24 冷却系、 26 第1熱交換器。

Claims (1)

  1. クライオポンプハウジングと、
    前記クライオポンプハウジングに取り付けられた膨張機と、前記膨張機から作動ガスを回収して圧縮し、前記膨張機に圧縮された作動ガスを供給する圧縮機と、を備える極低温冷凍機と、
    前記クライオポンプハウジングにパージガスを供給するパージガスラインと、
    前記圧縮機の排熱を利用して前記パージガスを加熱するように前記パージガスラインに設置された熱交換器と、を備え
    前記熱交換器は、前記圧縮機によって圧縮された作動ガスを熱源として前記パージガスを加熱するように構成されていることを特徴とするクライオポンプ。
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