JP6926741B2 - 足場板 - Google Patents

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Description

本発明は、建設作業現場などで用いられる仮設足場において、一定間隔ごとに設けられた互いに対向する足場用建枠の水平材の間に架け渡される足場板に関する。
建設作業現場などで用いられる仮設足場は、鋼管からなる複数本の支柱を桁行き方向(建築物の壁面に沿った方向)及びはり間方向(建築物の壁面に垂直な方向)に所定間隔をおいて配置し、桁行き方向に隣接する支柱に鋼管からなる水平材を取り付けた仮設足場用建枠を形成し、さらに、はり間方向に隣接する水平材の間に足場板を掛け渡して構成される。ここで支柱は、一定間隔ごとに、水平材等を固定するための取り付け部が設けられており、当該取り付け部に水平材を固定することによって仮設足場用建枠が組み上げられる。
この仮設足場の足場板は、細長い平面長方形状の布枠に床板を取り付けた足場板本体と、足場板本体の両端に足場板本体から突出するように取り付けられるフック部材とを有している。この構成の足場板は、両端のフック部材を仮設足場の水平材に上から引っ掛けることで、隣接する水平材間に掛け渡されて固定される。
ところで、上記構成の足場板を足場枠組みに取り付けた場合、フック部材が足場板本体の端部から伸び出すようにして取り付けられているため、水平材と足場板本体との間に隙間が形成される。当該隙間から作業時に工具や建築部材等が落下する危険性がある。
このため、例えば、特許文献1(特開2008−45398号公報)などにおいて、隣接する足場板間に隙間が発生しないように、足場板固定後から取り付けて当該隙間を塞ぐ専用の部材が開示されている。しかし、足場板とは別の部材であり、コスト高になることや後から取り付けることから作業性が悪い等の不具合があった。
また、この隙間閉塞部材の上記問題を解消するために、足場板本体に隙間埋めプレートを設けた足場板が種々知られている。例えば、特許文献2(特開2001−182315号公報)や特許文献3(特開2001−214608号公報)には、足場板本体の両端から突出した状態に配置されたフック部材の間に隙間埋めプレートを備え、当該隙間埋めプレートは平面視で水平材の略半分の位置まで伸びるように構成された足場板が記載されている。
また、特許文献4(特開2005−9127号公報)には、足場板本体の両端から突出した状態に配置されたフック部材の間に、一端側にのみ隙間埋めプレートを備え、当該隙間埋めプレートは、平面視で水平材を完全に被覆するような長さに構成された足場板が記載されている。
さらに、特許文献5(特開2008−231804号公報)や特許文献6(意匠登録第1383188号公報)には、特許文献2及び特許文献3と同様に、平面視で水平材の略半分の位置まで伸びるように構成された隙間埋めプレートを備えた足場板が記載されており、当該隙間埋めプレートの形状として、側面視により平板状、三角形状などの種々の形状のものが記載されている。
特開2008−45398号公報 特開2001−214608号公報 特開2001−182315号公報 特開2005−9127号公報 特開2008−231804号公報 意匠登録第1383188号公報
しかし、上記特許文献の足場板はいずれも、隙間埋めプレートが平面視で水平材の上方に張り出すように配置されるため、隙間埋めプレートが支柱と水平材の連結機構や支柱自体等の仮設足場部材と干渉して使用時の組み立て作業性に問題が生じるという問題があった。
また、特許文献2,3などの隙間埋めプレートは、板状のプレートが隣接する足場板の隙間埋めプレートとほぼ隙間なく配置可能な程度まで突出して構成されているため、高所への運搬などの取り扱い時に、隙間埋めプレートが引っかかり作業性が悪くなる等の問題があった。
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、組み立て作業性が容易であり、運搬などの取り扱い作業性に優れた仮設足場用の足場板を提供することである。
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成の仮設足場用の足場板を提供する。
本発明の第1態様によれば、所定間隔ごとに取り付け部が設けられた支柱と、前記支柱の取り付け部に固定された水平材とを備える仮設足場用建枠の前記水平材間に掛け渡され、
足場板本体の両端から突出するように設けられ前記水平材に係合可能なフック部材と、前記フック部材の間に前記足場板本体の両端から突出するように設けられた前記足場板本体と前記水平材間に形成される隙間を塞ぐ隙間閉塞部材とを備えた足場板であって、
前記隙間閉塞部材は、前記足場板本体の上面に沿った方向に伸びる上面部と、前記上面部先端から前記足場板端面に伸びる下面部とを備え、前記上面部と前記下面部とに囲まれた空間を有する断面視中空の略三角形状に構成され、
前記下面部の幅方向中間位置に前記支柱の取り付け部が前記空間内に入り込むための下側貫通孔が形成されていることを特徴とする、足場板を提供する。
本発明の第2態様によれば、さらに上面部の幅方向中間位置に上側貫通孔が形成されていることを特徴とする、第1態様の足場板を提供する。
本発明の第3態様によれば、前記下側貫通孔は、前記上側貫通孔よりも幅が広くなるように構成されていることを特徴とする、第2態様の足場板を提供する。
本発明の第4態様によれば、前記上面部は、前記フック部材の前記水平材の係止部分よりも短い突出幅となるように構成されていることを特徴とする、第1から第3態様のいずれか1つの足場板を提供する。
本発明の第5態様によれば、前記下面部は、前記足場板本体の端面に当接するように構成されている、第1から第4態様のいずれか1つの足場板を提供する。
本発明によれば、隙間閉塞部材が断面視三角形に構成されているため、隙間閉塞部材に所定の厚みを持たせることが可能であり、運搬時などに他の部材に引っ掛かるなどの問題が少ない。また、断面視三角形状に構成された隙間閉塞部材は上面部と下面部に囲まれた中空の空間が形成され、さらに下面部に貫通孔が形成されているため、支柱に所定間隔ごとに設けられた取り付け部が当該隙間閉塞部材の下面部の下側貫通孔に入り込むことによって両者での干渉が生じない。したがって、支柱を挟んで足場板を固定するいわゆるまた掛けとすることも可能であり、組み立て作業の幅を広げて作業性を容易にすることができる。
本発明の第1実施形態にかかる足場板の構造を示す平面図である。 図1の足場板端部の部分拡大斜視図である。 裏面側から見た図1の足場板端部の部分拡大斜視図である。 図1の足場板の係止フック及び隙間閉塞部材の構成を示す断面図である。 図1の足場板の隙間閉塞部材の上面部の構成を模式的に示す平面図である。 図1の足場板の隙間閉塞部材の下面部の構成を模式的に示す底面図である。 図1の足場板を仮設足場用建枠にまた掛けした場合の足場板端部の状態を示す斜視図である。 図7におけるフランジと隙間閉塞部材との位置関係を示す断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる足場板が仮設足場用建枠110にまた掛けされている状態を示す斜視図である。 本実施形態にかかる足場板を取り付ける仮設足場用建枠の構成を説明する斜視図である。
以下、本発明の各実施形態に係る足場板について、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態にかかる足場板の構造を示す平面図である。図2は、図1の足場板端部の部分拡大斜視図である。図3は、裏面側から見た図1の足場板端部の部分拡大斜視図である。本実施形態にかかる足場板は、仮設足場100の水平材102間に架け渡される。仮設足場100は、図10に示すように、建築物の周囲に沿って組み立てられる。仮設足場100は、建築物の外周に沿って、所定間隔ごとに複数列に立設された複数の支柱101と、支柱の間に架設された水平材102とで枠組みされる。
仮設足場100は、図10に示すように、フランジ103が設けられた支柱101を桁行き方向及びはり間方向に所定の間隔をおいて格子状に配置し、当該フランジ103に水平材102を固定することで組み上げられる。なお、足場板1が固定される水平材102は、はり間方向に隣接する支柱同士をつなぐように配置されるが、仮設足場用建枠の補強のために桁行き方向にも水平材102aを架設してもよい。
支柱101は、例えば、直径45mm程度の金属パイプによって構成されており、長さ方向に複数本を連結して用いることができる。また、支柱101には、一定間隔ごと例えば、本実施形態では45cmごとに取り付け部の一例としてのフランジ103が設けられている。フランジ103は、複数の連結孔が設けられた板状の部材であり、水平材102の端部が当該フランジを挟んだ状態で配置され連結孔にくさびを挿入することで、水平材102と支柱101とが固定される。
足場板1は、図1に示すように、矩形に構成された足場板本体2と、足場板本体2の長手方向両端側に設けられた係止フック3と、係止フック3の間に配置された隙間閉塞部材4とが設けられている。
足場板本体2は、一体成形で加工され、板状の部材をコの字状とした棒材が組み合わされて矩形状に構成された足場板本体2の外縁を構成する側フレーム5と、側フレーム5に固定された天板6とで構成されている。なお、本実施形態では、側フレーム5の横幅及び長さ寸法が大きいため、側フレーム5には長手方向に伸びる中央梁7及び幅方向梁(図示なし)を設けている。
天板6は、複数の貫通孔が設けられたパンチングメタルで構成されている。なお、天板6としては、メッシュ状のエキスパンドメタルを用いてもよい。
側フレーム5の長手方向側両端に設けられている係止フック3は、図4に示すように、水平材102に係止して踏板を連結する。係止フック3は、足場板本体2の両端部の端面に基端側をリベットや溶接などで取り付けられている。
係止フック3は、水平材102に上から係合可能なU字状の係合溝8aを先端部に有する板状の部材であるフック本体8と当該フック本体にスライド可能に設けられた落下防止ツメ9とを備えている。落下防止ツメ9は、図4に示すように、2つの長孔9aを有しており、フック本体8に設けられた固定ピン10によってフック本体8にスライド可能に設けられている。
なお、本実施形態において、係止フック3は、足場板本体2の両端部端面2aから係合溝8aまでの距離が、フランジ103の支柱からの突出幅よりも長くなるように構成されている。
係合溝8aは、その上端部分が、足場板本体2や天板6の上面と略同じ高さとなるように構成されており、足場板1を水平材102に係合させたとき、水平材102の上面が天板6と略同じ高さとなるように構成されている。
係止フック3を水平材102に係合させるときは、落下防止ツメ9を上側に移動させることにより、係止フック3の係合溝8aの下側を開放させて、水平材102を上側から係止フック3の係合溝8aに嵌入させ、その後落下防止ツメ9を下方向に移動させることで、水平材102の下側に係止防止ツメ9を配置させることで、吹き上げなどによる足場板1の落下を防止する。
足場板本体2の両端部に取り付けられている係止フック3は、双方で取り付け位置を若干ずらして取り付けられているため、複数の足場板1が水平材102の間に互いに長手方向に連続して掛け渡される場合に、双方の係止フックが互いに干渉しあうことがなく、また、係止フックの周囲に生じる隙間を極力なくすことができる。
隙間閉塞部材4は、図2及び図3に示すように、足場板本体2の両端部端面2aに溶接などの手段により固定される。隙間閉塞部材4は、1枚の金属板を略三角形状に折り曲げて構成され、足場板本体2の上面と略同じ高さで上面に沿って伸びるように設けられた上面部11と、上面部11に連続して設けられ、斜め方向に伸びる下面部12とを備え、内部は中空に構成されている。なお、本実施形態では、下面部12は、足場板本体2の両端部端面2aに当接しているが、下面部12の傾斜角度を異ならせて、側フレーム5の下端に当接するように構成してもよい。
また、上面部11及び下面部12には、それぞれ上側貫通孔13,下側貫通孔14が設けられている。図5、図6に示すように、上側貫通孔13及び下側貫通孔14は、それぞれ上面部11及び下面部12の幅方向中間部に設けられる。また、上側貫通孔13及び下側貫通孔14の幅方向寸法A,Bは、特に制限されるものではない。
上側貫通孔13は、落下防止のために幅方向寸法Aを小さく構成することが好ましい。具体的には足場板1の幅方向寸法にもよるが、1から3cm程度であることが好ましい。
下側貫通孔14は、後述するフランジとの干渉防止のため、上側貫通孔13の幅方向寸法Aよりも大きくすることが好ましい。具体的には下面部12の幅寸法の10〜60%程度の幅寸法とすることができる。
上側貫通孔13,下側貫通孔14は、例えば、足場板1を吊り下げて高所に持ち上げる際に使用されるクレーンなどの吊り下げ部材を係止する場合に好適に使用することができる。すなわち、上側貫通孔13は、足場板1の端部に設けられている隙間閉塞部材4の幅方向中央部に幅方向寸法Aが小さく設けられているため、当該上側貫通孔13に吊り下げ部材のフックなどを嵌合させて吊り下げた場合に、フックが上面部11及び下面部12の貫通孔周縁に接触するため吊り下げ姿勢が安定し、安全に足場板1を昇降させることができる。
また、隙間閉塞部材4は断面形状が略三角形状となっているため、隙間閉塞部材4の引っかかりなどが生じにくく、取り扱い作業性に優れている。
隙間閉塞部材4の先端部4aは、図4に示すように、側方から見て係止フック3の係合溝8aの周縁部分8bにごく近接し、かつ周縁部分8bよりも遠位側に突出しないように構成されている。具体的には、図4に示すように、係止フックの先端部4aが側面から見て係合溝8aの周縁部分8bよりも遠位側に位置し、係合溝8aと重ならないように構成されている。
このように隙間閉塞部材4を構成することにより、図7に示すように、支柱を間に挟んで足場板1を水平材102に係止するいわゆるまた掛けが可能となり、仮設足場への組み立て作業の幅を広げて作業性を容易にすることができる。
また、上記のように、係合溝8aの上縁、足場板本体2の上面、隙間閉塞部材4の上面部11がいずれも同じ高さであるため、隙間閉塞部材4の先端と水平材102との隙間を小さくすることができ、隙間閉塞部材4を水平材102の上側へ被覆するように突出させなくても、工具などの落下を有効に防止することができる。
なお、足場板1を水平材102にまた掛けした場合、支柱が係止フック3の間に存在することとなる。本実施形態にかかる足場板1は、支柱101に設けられるフランジ103は、図8に示すように、隙間閉塞部材4の下面部12に設けられている下側貫通孔14により隙間閉塞部材4の中空部分に入り込み、隙間閉塞部材4との干渉が回避される。
本実施形態にかかる足場板によれば、隙間閉塞部材4が断面視三角形に構成されているため、隙間閉塞部材4に所定の厚みを持たせることが可能であり、運搬時などに他の部材に引っ掛かるなどの問題が少ない。また、断面視三角形状に構成された隙間閉塞部材4は上面部11と下面部12に囲まれた中空の空間が形成され、さらに下面部に下側貫通孔14が形成されているため、支柱101に所定間隔ごとに設けられたフランジ103が当該隙間閉塞部材の下面部12の下側貫通孔14に入り込むことによって両者での干渉が生じない。したがって、支柱を挟んで足場板1を固定するいわゆるまた掛けとすることも可能であり、組み立て作業の幅を広げて作業性を容易にすることができる。
(第2実施形態)
図9は、本発明の第2実施形態にかかる足場板21が仮設足場用建枠110にまた掛けされている状態を示す斜視図である。本実施形態にかかる足場板21は、第1実施形態にかかる足場板1とほぼ同じ構成であるが、天板がエキスパンドメタル26で構成されている点において異なる。
また、本実施形態における仮設足場用建枠110は、支柱111に設けられている水平材112との連結に用いる取り付け部がコマ113a,113bと呼ばれる上下方向に開口を有する断面コの字状の金属部材で構成されている。
コマは支柱111の周囲に90度ずつの位相差を持って4つが一組として設けられており、上下方向の位置が異なるようになっている。上側のコマ113aと下側のコマ113bは互いに180度の位相差で配置される。
コマ113a,113bと水平材112は、水平材112の両端に設けられているくさび112aをコマ113a,113bの上側から挿入することにより固定される。水平材112を固定するコマは、上側のコマ113aでも下側のコマ113でもどちらでもよいが、図9では、下側のコマ113bに水平材を固定する状態を示している。
また、係止フック23の係合溝の上縁、足場板本体22の上面、隙間閉塞部材24の上面部31がいずれも同じ高さとなるように構成されているため、隙間閉塞部材24の先端と水平材112との隙間を小さくすることができ、隙間閉塞部材24を水平材112の上側へ被覆するように突出させなくても、工具などの落下を有効に防止することができる。
この状態の仮設足場用建枠110に本実施形態にかかる足場板21をまた掛けすると、足場板21の端面に対向する上側のコマ113aが隙間閉塞部材24に干渉する。このため、本実施形態にかかる足場板21は、第1実施形態にかかる足場板1と同様に、上側のコマ113aが隙間閉塞部材24の下面部32に設けられている下側貫通孔34により隙間閉塞部材24の中空部分に入り込み、隙間閉塞部材24との干渉が回避される。
また、上側貫通孔33,下側貫通孔34は、例えば、足場板21を吊り下げて高所に持ち上げる際に使用されるクレーンなどの吊り下げ部材を係止する場合に好適に使用することができる。
このように、本発明の各実施形態によれば、隙間閉塞部材が所定の厚みを持って構成されているため、運搬時などに他の部材に引っ掛かるなどの問題が少ない。また、隙間閉塞部材4の上面部11と下面部12に囲まれた領域は中空であり、さらに下面部に下側貫通孔14が形成されているため、支柱101に所定間隔ごとに設けられた支柱の取り付け部を収容することができ、支柱との干渉が生じない。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。例えば、上記実施形態では、係合溝8aの上縁、足場板本体2の上面、隙間閉塞部材4の上面部11がいずれも同じ高さとすることで先端と水平材102との隙間を小さくすることとしているが、例えば、少なくとも係合溝8a手前側の縁と隙間閉塞部材4の先端がごく近接していれば、上面部11と水平材の上端及び足場板本体2の上面との間に段差が設けられていても水平材102との隙間を小さくすることが可能である。すなわち、隙間閉塞部材4の上面部11と水平材102及び足場板本体2の上面とに多少の段差が設けられていてもよい。
1,21 足場板
2,22 足場板本体
2a 両端部端面
3,23 係止フック
4,24 隙間閉塞部材
4a 先端部
5,25 側フレーム
6,26 天板
7,27 中央梁
8 フック本体
8a 係合溝
8b 周縁部分
9 落下防止ツメ
9a 長孔
10 固定ピン
11,31, 上面部
12,32 下面部
13,33 上側貫通孔
14,34 下側貫通孔
100,110 仮設足場
101,111 支柱
102,102a,112 水平材
112a くさび
103 フランジ
113a,113b コマ

Claims (5)

  1. 所定間隔ごとに取り付け部が設けられた支柱と、前記支柱の取り付け部に固定された水平材とを備える仮設足場用建枠の前記水平材間に掛け渡され、
    足場板本体の両端から突出するように設けられ前記水平材に係合可能なフック部材と、
    前記フック部材の間に前記足場板本体の両端から突出するように設けられた前記足場板本体と前記水平材間に形成される隙間を塞ぐ隙間閉塞部材とを備えた足場板であって、
    前記隙間閉塞部材は、前記足場板本体の上面に沿った方向に伸びる上面部と、前記上面部先端から前記足場板端面に伸びる下面部とを備え、前記上面部と前記下面部とに囲まれた空間を有する断面視中空の略三角形状に構成され、
    前記下面部の幅方向中間位置に前記支柱の取り付け部が前記空間内に入り込むための下側貫通孔が形成されていることを特徴とする、足場板。
  2. さらに上面部の幅方向中間位置に上側貫通孔が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の足場板。
  3. 前記下側貫通孔は、前記上側貫通孔よりも幅が広くなるように構成されていることを特徴とする、請求項2に記載の足場板。
  4. 前記上面部は、前記フック部材の前記水平材の係止部分よりも短い突出幅となるように構成されていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1つに記載の足場板。
  5. 前記下面部は、前記足場板本体の端面に当接するように構成されていることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1つに記載の足場板。
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