JP6924791B2 - 現場組立光コネクタ内の光ファイバ接続部の光接続の良否を判断する装置 - Google Patents

現場組立光コネクタ内の光ファイバ接続部の光接続の良否を判断する装置 Download PDF

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Description

本発明は、現場組立光コネクタ内の光ファイバ接続部の光接続の良否を判断する装置に関し、より詳しくは、波長の異なる光の試験光を使用したときの損失の差に基づいて現場組立光コネクタ内の光ファイバ接続部の光接続の良否を判断する装置に関する。
デジタル伝送の高速で高品質なサービスへの要求に対応するため、光ファイバを含む光線路を用いた光通信方式の導入が進んでいる。このような光通信方式においては、光ファイバを正常な状態に保つために定期的に検査することが必要となっている。そのような検査のためのコストが低減され、かつ通信品質に影響を及ぼさずに光線路の検査を行うことが可能な光線路検査装置が提案されている。その装置では、通信光が光線路内を伝播している際に、検査光の周波数を通信光の周波数の2倍以上に設定する周波数設定手段を有している(特許文献1)。
一方、光アクセスネットワークの迅速な開通や修理を可能とするために、現場組立光コネクタ(宅内向け外被把持コネクタ、FAコネクタ)が使用されてきている。現場組立光コネクタは、現場で簡単な作業により、接続する光ファイバをコネクタ内の内蔵ファイバに接続して光コネクタを組み立てることができるため、光アクセスネットワークの開通や故障からの復旧における効率化に大きく貢献している。
特開2004−212350号公報
光コネクタの施工時に施工不良があれば、施工後に損失が大きくなることがある。例えば、施工後の光コネクタが温度変化にさらされることによって、10dB以上の損失の増大が生じることもある。現場組立光コネクタは、コネクタプラグ側の光コネクタ(以下、単に光コネクタと呼ぶ)であり、そこに接続する光ファイバを挿入ファイバとしてメカニカルスプライス部に挿入し、内蔵ファイバと突き合わせることによって光コネクタ内で内蔵ファイバと挿入ファイバとを光接続して光ファイバ接続部を構成する。内蔵ファイバは、フェルールに覆われて光コネクタの先端に突出している。このフェルールに覆われた光ファイバが、光コネクタをコネクタソケットに挿入してコネクタ接続する際に、コネクタソケット側の光ファイバを含むフェルールと突き合わせて接触させることによって、光コネクタとコネクタソケットとの間で光接続がなされる。光ファイバ接続部を構成する内蔵ファイバの端部は屈折率整合剤に覆われており、そこに挿入ファイバが没入して、好ましくは内蔵ファイバの端部と挿入ファイバの端部の間に屈折率整合剤がほとんど介在することなく直接接触して光接続がなされる。
このようにして光ファイバが接続された現場組立光コネクタを組み立てると、それを、宅内のONU(Optical Network Unit,光回線終端装置)や家屋外の光クロージャなどに備えられたコネクタソケットに接続することによって、それらの間を光接続することができる。しかし、現場組立光コネクタにおいては、それのメカニカルスプライス部の施工不良により光ファイバ接続部による光の損失が発生することがあり、また、組立時には光接続の良好な光コネクタであっても、時間が経過した後にその不良が拡大して光接続が不良となる場合がある。ここで、光コネクタ内部の内蔵ファイバと挿入ファイバとの接続部の接続の良否を確認するためには、その光コネクタにテスト端子であるコネクタソケットを接続して試験光を光コネクタ内に導入する必要がある。その際には、光コネクタの光ファイバがコネクタソケット内の光ファイバと接触して試験光接続部が構成され、コネクタソケットのテスト端子から光コネクタに試験光を導入することが可能となる。しかし、その試験光接続部に汚れなどがあると、光コネクタ内の光ファイバ接続部には問題がない場合でも、試験光接続部による損失の影響のために、光ファイバ接続部が不良であると誤判断する場合などがあった。しかし、前述の特許文献記載の技術を含む従来技術においては、組立時に現場組立光コネクタの光接続の良否を評価し、時間経過による故障を未然に防止することはできない。本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、組立時に現場組立光コネクタの光接続の良否を簡便かつ確実に検出することを目的とした、光ファイバ接続部の光接続の良否を判断する装置を提供するものである。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、以下のような特徴を有している。すなわち本発明は、現場組立光コネクタ内のメカニカルスプライスによる内蔵ファイバと挿入ファイバの屈折率整合剤に覆われた光ファイバ接続部の光接続で、経年変化により損失を生じる可能性があるコネクタを判断する装置であって、異なる波長である第1波長及び第2波長の試験光を発生する光源と、試験光を現場組立光コネクタに光接続して内蔵ファイバ内に導く試験光導入部と、試験光の反射光あるいは透過光を受信する試験光検出部と、反射光あるいは透過光の光パワーに基づき、第1波長及び第2波長のそれぞれにおける試験光の光ファイバ接続部における損失を検出する損失検出部と、第1波長及び第2波長のそれぞれにおける試験光の光ファイバ接続部におけるそれぞれの損失の差である波長間損失差が所定の閾値以上である場合に、前記内蔵ファイバと前記挿入ファイバとの間に所定以上の前記屈折率整合剤が介在するため光接続は経年変化により損失を生じる可能性があると判断する判断部と、を具備し、1.3μmから1.65μmの間で、第1波長は屈折率整合剤中における損失が小さい波長から選択され、第2波長は屈折率整合剤中における損失が大きい波長から選択される、ことを特徴とする。
本発明は、光源は、第1波長及び第2波長を含む3つ以上の異なる波長の試験光を発生するものであり、損失検出部は、3つ以上の異なる波長の内の2つの波長の反射光あるいは透過光の光パワーに基づき、試験光の光ファイバ接続部における損失を検出するものであり、判断部は、3つ以上の異なる波長の内の2つの波長のそれぞれにおける試験光の光ファイバ接続部におけるそれぞれの損失の差である波長間損失差が所定の閾値以上である場合に、光接続は経年変化により損失を生じる可能性があると判断するものであり、その2つの波長は、そのそれぞれの光の屈折率整合剤中における損失の相違が最も大きいものが選択される、ように構成できる。
本発明は、試験光検出部が、試験光の反射光を内蔵ファイバ側から受信し、損失検出部が、光ファイバ接続部の前後における試験光の反射光の光パワーの差から損失を求めるように構成できる。本発明は、試験光検出部が、試験光の透過光を挿入ファイバ側から受信し、損失検出部が、試験光の透過光の光パワーから損失を求めるように構成できる。
本発明は、それぞれの光の屈折率整合剤中における損失がお互いに異なるものから選択される第1波長及び第2波長のそれぞれにおける試験光の光ファイバ接続部におけるそれぞれの損失の差である波長間損失差が所定の閾値以上である場合に、光ファイバ接続部の光接続が不良と判断するため、メカニカルスプライス部の光接続の良否を判断する対象の現場組立光コネクタと、テスト端子のコネクタソケットとの間の試験光接続部の光接続の状態にかかわらず、現場組立光コネクタ内のメカニカルスプライスによる内蔵ファイバと挿入ファイバの光ファイバ接続部における光接続の不良を高感度に検出することが可能である。
現場組立光コネクタ100の概略断面図である。 光ファイバ接続部121の種々の接続の状態を説明する図である。 光接続良否判断装置200のブロック図である。 屈折率整合剤の損失波長特性の実測値のグラフである。 光ファイバ接続部の損失の波長依存性の実測値のグラフである。 光ファイバの光コネクタ前後における損失変動の一例を示すグラフである。
(現場組立光コネクタ100の構成)
まず、本発明に係る光ファイバ接続部の光接続の良否を判断する装置が検査を行う対象である、組立て後の現場組立光コネクタ100の構成について説明する。図1には、現場組立光コネクタ100の概略の断面が示されている。図1において、左側の光ケーブル113が接続されない側を先端側、右側の光ケーブル113が接続される側を後端側とし、先端側の端部を先端部、後端側の端部を後端部と呼ぶ。現場組立光コネクタ100は、コネクタプラグ側の光コネクタ(以下、単に光コネクタと呼ぶ)であり、そこに接続する光ケーブルの光ファイバを挿入ファイバとしてメカニカルスプライス部に挿入し、先端部がコネクタソケットとの光接続のために突出している内蔵ファイバの後端部と、挿入ファイバの先端部を突き合わせることによって、光コネクタ内で内蔵ファイバと挿入ファイバとを光接続して光ファイバ接続部を構成するものである。現場組立光コネクタ100は、典型的には、内蔵ファイバ101、フロントハウジング102、屈折率整合剤103、ファイバガイド部104、フェルール105、リアハウジング106、ブーツ107から構成される。内蔵ファイバ101はフェルール105に覆われてフロントハウジング102から前部に突出している。内蔵ファイバ101の先端部と、フェルール105の先端部は面一となっている。これらの先端部は、現場組立光コネクタ100を接続先のコネクタソケットに挿入してコネクタ接続する際に、コネクタソケット側の光ファイバを含むフェルールと、割りスリーブなどの案内機構で案内されつつ突き合わされて接触することによって、コネクタ間光ファイバ接続部120が構成され、光コネクタとコネクタソケットとの間で光接続がなされる。コネクタソケットから試験光を導入する場合は、コネクタ間光ファイバ接続部120は試験光接続部を構成することになる。フロントハウジング102の内部にはファイバガイド部104が挿入されている。ファイバガイド部104内には内蔵ファイバ101が収容されており、内蔵ファイバ101は、ファイバガイド部104内の位置に後端部が来るような長さでカットされている。ファイバガイド部104の後端部はフロントハウジング102の後端部付近まで伸びており、挿入される後述の挿入ファイバ111を導き入れる孔を有している。内蔵ファイバ101の後端部は、挿入ファイバ111の先端部と接触することにより、ファイバガイド部104内で光ファイバ接続部121を構成する。内蔵ファイバ101の後端部の周囲のファイバガイド部104の空間には屈折率整合剤103が充填されている。
フロントハウジング102の後端にリアハウジング106が差し込まれる。リアハウジング106には、その後端部にブーツ107が取り付けられている。ブーツ107には、その後端部から光ファイバを含む光ケーブル113がブーツ107に覆われるように固定され、光ケーブル113を固定すると共に、それが根元から曲がることを防止している。光接続のために光ケーブル113から引き出した光ファイバの部分は現場組立光コネクタ100内に挿入されて、その内部の内蔵ファイバ101と光接続されるものであるため、挿入ファイバ111と呼ぶ。光ケーブル113の先端部からは、挿入ファイバ111が光接続を確実に行うために定められた所定の長さだけ突出するようにカットされて、引き出されている。挿入ファイバ111は、リアハウジング106の内部にある漏斗状の案内を有する孔から導き入れられる。挿入ファイバ111は、リアハウジング106の先端部の孔、及びファイバガイド部104の孔を通過し、屈折率整合剤103が充填されている部分で内蔵ファイバ101の後端部と接触して、メカニカルスプライスにより光ファイバ接続部121を構成する。これによって、光ケーブル113内の光ファイバが現場組立光コネクタ100の前部に突出したフェルールと面一の光ファイバの先端まで光学的に接続される。現場組立光コネクタ100の組立て時においては、規定の長さでカットされた挿入ファイバ111を、リアハウジング106の内部の孔に通して光ケーブル113をブーツ107内部に押し込み、所定の位置で固定する。この際に、内蔵ファイバ101の後端部の周りを覆っている屈折率整合剤103中に挿入ファイバ111が没入して、内蔵ファイバ101の後端部と挿入ファイバ111の先端部が接触して光ファイバ接続部121が構成され、光接続がなされる。図1の上部には、内蔵ファイバ101の後端部と挿入ファイバ111の先端部が接触する直前に状態が示されている。
なお、フロントハウジング102、ファイバガイド部104、フェルール105、リアハウジング106、ブーツ107は、光ファイバや光ケーブルを保持しつつ、コネクタの形状を画定する機能を有するものであるが、そのような機能が実現される限り、それらのいくつかが一体化された構造であったり、さらに分割された構造であったりしてもよい。
光ファイバ接続部121においては、最も好適には、内蔵ファイバ101の後端部と挿入ファイバ111の先端部の間に屈折率整合剤103がほぼ介在することなく直接接触して良好な光接続を構成している。しかし、その接触が不完全であり、屈折率整合剤103が介在する場合がある。図2には、光ファイバ接続部121における内蔵ファイバ101と挿入ファイバ111の種々の接触の状態が示されている。
図2の(a)には、正常な接触の状態が示されている。内蔵ファイバ101と挿入ファイバ111の間には、屈折率整合剤103は存在しないか、あるいは微少量しか存在していない。この状態では、光がファイバ間で伝達される際に、損失はほぼ生じない。また、経年変化によって接触状態が悪化することもなく、光接続の損失が増大することもない。図2の(b)には、挿入ファイバ111のカットが不良の状態が示されている。この場合、内蔵ファイバ101と挿入ファイバ111の間には、屈折率整合剤103がある程度の量だけ存在している。この状態では、光がファイバ間で伝達される際に、ファイバが存在しない箇所では屈折率整合剤103を光が通過するために、光接続において異常な損失はほとんど生じない。しかし、経年変化により、光ファイバの接触状態がさらに悪化し、光接続の損失を生じるようになる可能性がある。従って、このような状態であることが検出されなくてはならない。図2の(c)には、挿入ファイバ111のカットの長さが不足している状態が示されている。内蔵ファイバ101と挿入ファイバ111の間には、屈折率整合剤103がかなりの量存在している。この状態では、光がファイバ間で伝達される際に、ファイバが存在しない箇所では屈折率整合剤103を光が通過するために、光接続において異常な損失はほとんど生じない。しかし、経年変化により、光ファイバの接触状態がさらに悪化し、光接続の損失を生じるようになる可能性がある。従って、このような状態であることも検出されなくてはならない。図2の(b)及び(c)の状態は、光ファイバが接触不良であることを検出する必要性があるが、光ファイバが存在しない箇所では屈折率整合剤103中を光が通過することにより、損失の異常はほとんど生じないため、従来の通常の試験では接触不良の検出は困難であった。本発明は、接触不良の光コネクタは導波路間(光ファイバ間)に屈折率整合剤103が多く存在していること、屈折率整合剤103は特定の波長で損失が大きいこと、に着目し、光ファイバが接触不良の状態において光が屈折率整合剤103を通過する際の波長毎の損失の差を評価することで、接触不良を確実に検出・判定することを可能としたものである。
光ファイバが接触不良であるかどうかを判定するためには、試験光が光ファイバ接続部121を通過したときに、どの程度の損失があるかを測定する必要がある。そのためには、試験光の光ファイバ接続部121の前後での反射光を測定する手法と、試験光の光ファイバ接続部121の透過光を測定する手法が考えられる。反射光としては、典型的には、レーリー散乱光を用いる。試験光を内蔵ファイバの先端部から入力すると、それが光ファイバ接続部121において内蔵ファイバ101の後端部から出て、挿入ファイバ111の先端部に入るまでの間に屈折率整合剤103を通過する。ここで、試験光の波長によっては屈折率整合剤103によって所定の損失が生じる。試験光の反射光を測定する場合は、光ファイバ接続部121を通過の際に反射光が減少した程度を測定する。試験光の透過光を測定する場合は、挿入ファイバ111の先端部から入った試験光が挿入ファイバ111を通過してそれの後端部から出力されるものを透過光として測定することになる。
(光接続良否判断装置200)
次に、現場組立光コネクタ100の光ファイバ接続部121における光接続の良否を判断する光接続良否判断装置200について説明する。光接続良否判断装置200は、試験光の反射光を測定するものである。図3に光接続良否判断装置200のブロック図を示す。ブロック図の要素間の接続において、矢印の実線で表わした接続は光の流れ、通常の実線で表わした接続は電気信号による接続を示している。光接続良否判断装置200は、1.31μm光源部201A、1.65μm光源部201B、光結合素子202、反射光検出部203、反射光測定部204、判断部205から構成される。光接続良否判断装置200は、測定対象の現場組立光コネクタ100に対して試験光を出力し、そこからの反射光に対して測定を実行する。光接続良否判断装置200は、典型的には、本発明の機能を実現するアプリケーションを搭載したOTDRの形態の装置である。また、光接続良否判断装置200は、透過光を測定するための光パワー測定部250を含むこともできる。
1.31μm光源部201Aは、1.31μmの波長のレーザ光を生成する構成である。1.31μm光源部201Aは、典型的には、半導体レーザのようなレーザ発振器である。1.31μm光源部201Aは、現場組立光コネクタ100に対して測定を行うための試験光を発生させる。1.65μm光源部201Bは、1.31μm光源部201Aと同様の構成であるが、1.65μmの波長のレーザ光を生成する構成である。1.31μm光源部201A及び1.65μm光源部201Bは、典型的には、判断部205からの指示に基づき、いずれかがレーザ光を生成することによって、いずれかの波長のレーザ光を選択的に出力する。レーザ光は、典型的にはパルスであるが、後述の光パワー測定部250を使用した測定を行う場合は、連続光であってもよい。生成された1.31μmあるいは1.65μmの波長のレーザ光は、光学的に接続された光結合素子202に送られる。1.31μm及び1.65μmの2つの波長の試験光を使用する理由は、後で詳述するが、それらの波長の光の屈折率整合剤103中における損失がお互いに異なるためである。そのような特性によって、現場組立光コネクタ100内の光ファイバ接続部121におけるそれぞれの波長の試験光の損失の差である波長間損失差に基づいて試験光が通過した屈折率整合剤103の量、すなわち光ファイバ接続部121の光接続の良否を判断することが可能となる。
光結合素子202は、1.31μm光源部201A又は1.65μm光源部201Bから出力されたレーザ光を一端で受けて現場組立光コネクタ100側に通過させると共に、そこからの反射光を他端で受け、それを光源部には戻さずに、さらに別の他端から反射光検出部203に通過させる構成である。光結合素子202の現場組立光コネクタ100側には光ファイバが接続されており、その終端はコネクタソケットとなっている。このコネクタソケットはテスト端子であり、組み立てられた現場組立光コネクタ100をそこに接続して測定を実施する。
反射光検出部203は、1.31μm及び1.65μmの波長の試験光を検出するセンサである。センサはフォトダイオードなどの公知のセンサを使用することができる。反射光検出部203は、送られてきた光をセンサによってその光パワーを示す電気信号に変換し、検出した反射光の光パワーを表わす信号を反射光測定部204に送る。このように、反射光検出部203は、試験光の反射光を受信する試験光検出部を構成する。
反射光測定部204は、反射光検出部203によって検出された反射光を表わす信号から、光パワーを求める構成である。反射光測定部204は、典型的には、CPU、RAM、メモリを有し、メモリに記憶された測定機能を実現させるプログラムが実行されることにより構成される情報処理装置である。反射光測定部204は、反射光の光パワーを表わす信号からその光パワーを計算する。光パワーは、好適には、公知のOTDRでの測定と同じく時間領域で測定され、光ファイバからの反射光の連続的な推移を観測することができる。測定された光パワーは、ディスプレイなどに時間を横軸としたグラフなどの形態で表示させることもできる。反射光測定部204は、好適には、そのグラフの横軸のどの時間に現場組立光コネクタ100内の光ファイバ接続部121に対応する箇所があるかの情報を有している。光源部からテスト端子までの距離はあらかじめ分かっているため、その距離に対応する時間を反射光測定部204にあらかじめ設定することが可能である。反射光測定部204は、光ファイバからの反射光の時間領域の連続的な推移における、現場組立光コネクタ100内の光ファイバ接続部121に対応する箇所の前後の光パワーの差から、光ファイバ接続部121における試験光の損失を求める。測定された光ファイバ接続部121における試験光の損失の値は、判断部205に送られる。このように、反射光測定部204は、試験光の反射光の光パワーに基づき、それぞれの波長における試験光の光ファイバ接続部における損失を検出する損失検出部を構成する。
判断部205は、試験光の現場組立光コネクタ100内の光ファイバ接続部121における1.31μmと1.65μmのそれぞれの波長の光の損失の差である波長間損失差を求め、それに基づいて試験光が通過した屈折率整合剤103の量、すなわち光ファイバ接続部121の光接続の良否を判断する構成である。判断部205は、典型的には、反射光測定部204とCPU、RAM、メモリを共有し、メモリに記憶された判断機能を実現させるプログラムが実行されることにより構成される情報処理装置である。判断機能を実現させるプログラムは、典型的には、アプリケーションプログラムの形態でメモリに記憶され、呼び出されることで実行される。好適には、判断部205は、ユーザからの測定開始の指示などに基づき、1.31μm光源部201A及び1.65μm光源部201Bのそれぞれに対して試験光を発生するように指示をする。これにより、例えば、1.31μmの試験光のパルスが発生させられた後に、1.65μmの試験光のパルスが発生させられることになる。判断部205は、波長間損失差が所定の閾値(例えば0.3dBなど)以上であれば、光ファイバ接続部121の接続が不良と判断し、その判断結果をユーザに対して出力する。
上述の構成による光接続良否判断装置200は、光ファイバ接続部121からの反射光を測定する機能を実現するものである。この場合、光接続良否判断装置200は、試験対象の光コネクタを含む光ケーブルに1カ所で接続することによって、試験光の注入及び反射光の検出を行うことができ、簡便に測定を実施することができる。なお、追加的な実施形態として、光接続良否判断装置200は、光ファイバ接続部121を通過した透過光を測定するための光パワー測定部250をさらに含むことができる。光パワー測定部250は、光接続良否判断装置200と通信可能な単体の光パワーメータの形態とすることや、光接続良否判断装置200に接続される追加的なパーツの形態とすることができる。光パワー測定部250は、試験光検出部251、試験光測定部252から構成される。
試験光検出部251は、1.31μm及び1.65μmの波長の光を検出するセンサである。現場組立光コネクタ100に挿入ファイバ111を挿入することによって接続される光ファイバはその終端に別の光コネクタが接続されている。透過光を取得する際には、ここにコネクタソケットを接続して透過光を導き入れ、その透過光をコネクタソケットに接続されている光ファイバを通して試験光検出部251に送る。試験光検出部251は、送られてきた光をセンサによって光パワーを表わす電気信号に変換し、検出した透過光の光パワーを表わす信号を試験光測定部252に送る。このように、試験光検出部251は、試験光の透過光を受信する試験光検出部を構成する。
試験光測定部252は、試験光検出部251によって検出された透過光の光パワーを表わす信号から、光パワーを求める構成である。試験光測定部252は、典型的には、CPU、RAM、測定機能を実現させるプログラムを記憶したメモリなどから構成される情報処理装置であり、透過光の光パワーを表わす信号からその光パワーを計算する。光パワーは、公知の光パワーメータでの測定と同様の手法で測定される。測定された光パワーは、ディスプレイなどに数値で表示させることもできる。試験光測定部252は、1.31μm光源部201A及び1.65μm光源部201Bから出力される試験光が現場組立光コネクタ100内の光ファイバ接続部121を通過したものである透過光の光パワーの損失を特定する。特定された光ファイバ接続部121における試験光の損失は、判断部205に送られる。好適には、試験光測定部252は、1.31μm光源部201A及び1.65μm光源部201Bから出力される光パワーの値を記憶しており、それからの減衰量を損失として特定する。絶対的な損失を正確に特定するためには、試験光測定部252に対して、それらの光源部の直後の試験光を基準にしたキャリブレーションを行うとよい。なお、本発明においては、1.31μmの試験光と1.65μmの試験光の損失の差によって光接続の良否の判定が実施されるため、絶対的な損失を必ずしも正確に特定する必要は無い。測定された透過光の光パワーあるいは光ファイバ接続部121における透過光の損失は、判断部205に送られる。このように、試験光測定部252は、試験光の透過光の光パワーに基づき、それぞれの波長における試験光の光ファイバ接続部における損失を検出する損失検出部を構成する。判断部205は、反射光の場合と同様に、試験光の現場組立光コネクタ100内の光ファイバ接続部121における1.31μmと1.65μmのそれぞれの波長の光の損失の差である波長間損失差を求め、それに基づいて試験光が通過した屈折率整合剤103の量、すなわち光ファイバ接続部121の光接続の良否を判断する。光接続良否判断装置200が試験光測定部252を含む場合は、反射光のみならず透過光も使用して、より正確に測定を実施することができる。
なお、光接続良否判断装置200は、透過光のみを測定する構成とすることも可能である。この場合、光接続良否判断装置200は、試験光検出部251、試験光測定部252を含む一方で、光結合素子202、反射光検出部203、反射光測定部204は必ずしも必要でない。この場合、光接続良否判断装置200は、一体のOTDRの形態ではなく、光パワーメータに、1.31μm光源部201A及び1.65μm光源部201Bと、判断部205を含むユニットからなる形態などとすることができる。
(試験光の特性)
本発明で1.31μm及び1.65μmの2つの波長の試験光を使用する理由を説明する。これらの波長は、そのそれぞれの波長の光の屈折率整合剤103中における損失がお互いに異なるものから選択されている。このようにすると、まず、少なくともいずれか1つの波長においては屈折率整合剤103中において試験光のある程度の損失が発生するため、測定された損失の程度に基づいて、試験光が屈折率整合剤103を通過した距離を測定することができる。すなわち、試験光の損失が大きいと、試験光が屈折率整合剤103を通過した距離が長いことになる。ここで、メカニカルスプライス部の光接続の良否を判断する対象の現場組立光コネクタにテスト端子のコネクタソケットを接続したときに、それらの間の試験光接続部の光接続の状態が汚れなどで不良であって、そこにおいて損失が発生していた場合、1つの波長でのみ内蔵ファイバと挿入ファイバの光ファイバ接続部の損失を測定した場合は、その試験光接続部における損失の影響により、測定された損失は不正確な値となる。これは特に、透過光で測定を実施する場合に問題となる。しかし、2つの波長のそれぞれの試験光における損失の差である波長間損失差においては、試験光接続部における損失は相殺されることとなり、その影響が排除されることになる。そして、測定された波長間損失差が大きいと、試験光が屈折率整合剤103を通過した距離が長いことになる。本発明では、波長間損失差に基づく測定を行うことにより、試験光接続部の光接続の状態にかかわらず、正確な測定を行うことができる。
図4には、屈折率整合剤103の損失の波長に対する特性の実測値のグラフが示されている。グラフに示されるデータを取得した実験においては、光の波長を1.30μmから1.65μmの範囲で変化させながら、厚さ500μmの屈折率整合剤中に光を通過させ、光の損失(減衰量)を測定した。図4から理解されるように、その波長の範囲では、1.31μmに比べて、1.55μm、1.65μmは損失が大きく、特に、1.31μmの損失が最小である一方で、1.65μmの損失が最大であることが確認された。一般に、異なる波長である第1波長及び第2波長の試験光の同じ距離の屈折率整合剤中における損失がお互いに異なる場合、それらのそれぞれの波長における損失の差である波長間損失差が大きいほど、試験光が屈折率整合剤を通過した際の損失の差が大きくなるため、試験光の屈折率整合剤の通過距離をより正確に検出できる。従って本実施例では、第1波長、第2波長として、それぞれ1.31μm、1.65μmを選択した。
なお、光源部は、3つ以上の異なる波長の試験光を発生するものとすることもできる。この場合、その3つ以上の異なる波長の内から、そのそれぞれの光の屈折率整合剤103中における損失の相違が最も大きいものとして選択された2つの波長の試験光を使用することができる。このようにすると、試験光を通過させたときの波長間損失差が大きい値となるため、試験光が屈折率整合剤103を通過したことを高い感度で検出できる。そして、その2つの波長の反射光あるいは透過光の光パワーを測定することによって試験光の光ファイバ接続部121における損失を検出することができる。反射光検出部203は、その3つ以上の異なる波長の光を検出し、反射光測定部204は、その3つ以上の異なる波長の光の光パワーや損失を測定し、判断部205は、その3つ以上の異なる波長の内の損失の相違が最も大きいものとしてあらかじめ選択された2つの波長のそれぞれにおける試験光の光ファイバ接続部121におけるそれぞれの損失の差である波長間損失差が所定の閾値以上である場合に、光接続が不良と判断することになる。
次に、波長間損失差の大きさと光ファイバ接続部121の光接続の良否との関係を検証した結果について説明する。図5に、光ファイバ接続部121の損失の波長依存性の実測値を示す。ここには、光ファイバのカット(すなわち光ファイバ接続部121における光接続)の状態が不良である現場組立光コネクタ100の製作例4つと、カットが正常である現場組立光コネクタ100の製作例2つに対し、1.31μm、1.55μm、1.65μmの波長の試験光を通過させた場合の、損失の実測値のグラフが示されている。この実験では、カットが正常であるコネクタの製作例と、1.31μmの波長における損失が1.0dB以下となるカットが不良の光コネクタの製作例を使用した。図5より、カットが正常の場合、それぞれの波長毎の損失差(波長間損失差)は0.1dB以下で小さいが、カットが不良の場合には、1.31μmと1.65μmの波長における損失差は0.3dB以上であり、損失差の最大値は1.7dBであった。このように、損失差を評価することにより、カットが正常か不良であるかを判断することが可能となる。その評価は、測定された損失差が所定の閾値より大きい場合に、光接続が不良であると判断することによって行うことができる。所定の閾値としては、前述のカットが不良の場合の損失差の実測値を考慮し、例えば0.3dBなどとすることができる。
図5に示した光コネクタの損失の実測値において1.7dBの最大の損失差を示したカット不良の光コネクタに対して、周囲温度を−30℃〜70℃で変化させ、損失が最大(−10℃)及び最小(20℃)となった条件においてOTDRで測定を行った。その測定結果に基づいた、光ファイバの光コネクタ前後における損失変動の一例のグラフを図6に示す。図6の(a)は1.31μmにおける損失変動、図6の(b)は1.65μmにおける損失変動である。横軸は光源からの距離であり、縦軸は損失である。光源から所定の距離(約0.2km)の位置において、カット及び光接続が正常な光コネクタを通過させ、その後方の光源から所定の距離(約0.3km)の位置において、カット及び光接続が不良の光コネクタを通過させた場合において、経路全体にわたっての損失を測定してグラフにプロットした。図6においては、光コネクタによる損失の発生のために、光コネクタの前後では損失変動が観察される。カット及び光接続が不良の光コネクタにおける損失変動は1.65μmの波長において、1.5〜2.0dB程度であるが、これは損失の点からは軽度の不良である。しかし、そのような光コネクタであっても、図5に示す損失差(波長間損失差)の実測値では1.7dBもの大きい値を示している。このように、本発明の手法によれば、光接続の軽度の不良であっても、高感度に検出することが可能である。
本発明は、光通信の分野などの光ファイバを使用した通信技術などにおいて、カット及び光接続が不良の現場組立光コネクタを高感度に検出することができる。本発明は、そのような光接続の不良を有する現場組立光コネクタの損失が経年変化などによって大きい値になり、光通信に支障を来すことを未然に防止することができる。このように、本発明は、光通信の分野において広範囲に適用することができる。
100 :現場組立光コネクタ
101 :内蔵ファイバ
102 :フロントハウジング
103 :屈折率整合剤
104 :ファイバガイド部
105 :フェルール
106 :リアハウジング
107 :ブーツ
111 :挿入ファイバ
113 :光ケーブル
120 :コネクタ間光ファイバ接続部
121 :光ファイバ接続部
200 :光接続良否判断装置
201A :1.31μm光源部
201B :1.65μm光源部
202 :光結合素子
203 :反射光検出部
204 :反射光測定部
205 :判断部
250 :光パワー測定部
251 :試験光検出部
252 :試験光測定部

Claims (4)

  1. 現場組立光コネクタ内の光ファイバ接続部の光接続で、経年変化により損失を生じる可能性があるコネクタを判断する装置であって、前記光ファイバ接続部は、屈折率整合剤に覆われており、内蔵ファイバと挿入ファイバがメカニカルスプライスにより接触するものであり、前記装置は、
    異なる波長である第1波長及び第2波長の試験光を発生する光源部と、
    前記試験光を前記現場組立光コネクタに光接続して前記内蔵ファイバ内に導く試験光導入部と、
    前記試験光の反射光あるいは透過光を受信する試験光検出部と、
    前記反射光あるいは前記透過光の光パワーに基づき、前記第1波長及び前記第2波長のそれぞれにおける前記試験光の前記光ファイバ接続部における損失を検出する損失検出部と、
    前記第1波長及び前記第2波長のそれぞれにおける前記試験光の前記光ファイバ接続部におけるそれぞれの前記損失の差である波長間損失差が所定の閾値以上である場合に、前記内蔵ファイバと前記挿入ファイバとの間に所定以上の前記屈折率整合剤が介在するため前記光接続は経年変化により損失を生じる可能性があると判断する判断部と、を具備し、
    1.3μmから1.65μmの間で、前記第1波長は前記屈折率整合剤中における損失が小さい波長から選択され、前記第2波長は前記屈折率整合剤中における損失が大きい波長から選択される、ことを特徴とする装置。
  2. 前記光源部は、前記第1波長及び前記第2波長を含む3つ以上の異なる波長の試験光を発生するものであり、
    前記損失検出部は、前記3つ以上の異なる波長の内の2つの波長の前記反射光あるいは前記透過光の光パワーに基づき、前記試験光の前記光ファイバ接続部における損失を検出するものであり、
    前記判断部は、前記3つ以上の異なる波長の内の2つの波長のそれぞれにおける前記試験光の前記光ファイバ接続部におけるそれぞれの前記損失の差である前記波長間損失差が所定の閾値以上である場合に、前記光接続は経年変化により損失を生じる可能性があると判断するものであり、
    前記2つの波長は、そのそれぞれの光の前記屈折率整合剤中における損失の相違が最も大きいものが選択される、請求項1に記載の装置。
  3. 試験光検出部は、前記試験光の反射光を前記内蔵ファイバ側から受信するか、又は、前記試験光の透過光を前記挿入ファイバ側から受信するものであり、
    前記損失検出部は、前記光ファイバ接続部の前後における前記試験光の前記反射光の光パワーの差から前記損失を求めるか、又は、前記試験光の前記透過光の光パワーから前記損失を求めるものである、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記第1波長は1.31μmであり、前記第2波長は1.65μmである、請求項1ないし3のいずれかに記載の装置。
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