JP6924129B2 - 人型ロボット - Google Patents

人型ロボット Download PDF

Info

Publication number
JP6924129B2
JP6924129B2 JP2017226261A JP2017226261A JP6924129B2 JP 6924129 B2 JP6924129 B2 JP 6924129B2 JP 2017226261 A JP2017226261 A JP 2017226261A JP 2017226261 A JP2017226261 A JP 2017226261A JP 6924129 B2 JP6924129 B2 JP 6924129B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
humanoid robot
finger
hand
plate
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017226261A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019093498A (ja
Inventor
掃部 雅幸
雅幸 掃部
創 柚木崎
創 柚木崎
美宇 鈴木
美宇 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Kawasaki Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Jukogyo KK filed Critical Kawasaki Jukogyo KK
Priority to JP2017226261A priority Critical patent/JP6924129B2/ja
Priority to PCT/JP2018/043070 priority patent/WO2019103065A1/ja
Priority to CN201880075837.9A priority patent/CN111417497B/zh
Publication of JP2019093498A publication Critical patent/JP2019093498A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6924129B2 publication Critical patent/JP6924129B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J15/00Gripping heads and other end effectors
    • B25J15/08Gripping heads and other end effectors having finger members

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

本発明は、人型ロボットに関する。
手部の手先部分が手先収納機構により収納可能に構成されている、二脚歩行式人型ロボットが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示されている二脚歩行式人型ロボットでは、姿勢センサの検出信号から胴体部の傾きを検知すると、手先収納機構を駆動制御して手部の手先部分を収納位置に収納させることにより、ロボットの転倒時等に、手先部分を床面に衝突する等の衝撃から保護するようにしている。
特許第3673869号
しかしながら、上記特許文献1に開示されている人型ロボットでは、手先部分全体を手先収納機構の収納位置に収納させているため、手部が大型化するという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、従来の人型ロボットに比して、手を小型化することができる、ロボットを提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明に係る人型ロボットは、一対の板部材と、その基端部が、一対の前記板部材に挟まれるように配置されている指部材と、前記指部材を駆動する駆動機構と、を備え、前記駆動機構により、前記指部材は、その先端部が、前記板部材の先端よりも内方に位置し、かつ、前記板部材の側面からはみ出るように動作する。
これにより、指部材全体を板部材に収納させる必要がないため、小型の板部材を使用することができる。このため、従来の人型ロボットに比して、手を小型化することができる。
本発明の人型ロボットによれば、従来の人型ロボットに比して、手を小型化することができる。
図1は、本実施の形態1に係る人型ロボットの概略構成を示す模式図である。 図2は、図1に示す人型ロボットにおける制御装置の構成を概略的に示す機能ブロック図である。 図3は、図1に示す人型ロボットのハンドの概略構成を模式的に示す斜視図である。 図4は、図3に示すハンドの正面図である。 図5は、図3に示すハンドの駆動機構を分解した平面図である。 図6は、図3に示すハンドの側面図である。 図7は、図3に示すハンドの側面図である。 図8は、図3に示すハンドの側面図である。 図9は、図3に示すハンドの側面図である。 図10は、図3に示すハンドの側面図である。 図11は、図3に示すハンドの第4傘歯車の概略構成を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、全ての図面において、同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、全ての図面において、本発明を説明するための構成要素を抜粋して図示しており、その他の構成要素については図示を省略している場合がある。さらに、本発明は以下の実施の形態に限定されない。
(実施の形態1)
本実施の形態1に係る人型ロボットは、一対の板部材と、その基端部が、一対の板部材に挟まれるように配置されている指部材と、指部材を駆動する駆動機構と、を備え、駆動機構により、指部材は、その先端部が、板部材の先端よりも内方に位置し、かつ、板部材の側面からはみ出るように動作する。
また、本実施の形態1に係る人型ロボットでは、駆動機構が、指部材の基端部を軸に、当該指部材を回動するように構成されていてもよい。
さらに、本実施の形態1に係る人型ロボットでは、制御装置をさらに備え、制御装置は、人型ロボットが転倒したときの動作、人型ロボットが立ち上がるときの動作、及び人型ロボットが4足歩行するときの動作のうち、少なくとも1つの動作を実行するときに、駆動機構を駆動させて、指部材の先端部が、板部材の先端よりも内方に位置し、かつ、板部材の側面からはみ出るように指部材を動作させてもよい。
以下、本実施の形態1に係る人型ロボットの一例について、図1〜図11を参照しながら説明する。
[人型ロボットの構成]
図1は、本実施の形態1に係る人型ロボットの概略構成を示す模式図である。
図1に示すように、本実施の形態1に係る人型ロボット100は、胴体101と、頭102と、ハンド120を有する、一対の腕103、103と、一対の脚104、104と、胴体101内に配置されている制御装置110と、を備えている。なお、ハンド120の構成については、後述する。
頭102は、首関節105を介して、胴体101に接続されている。首関節105には、頭102を胴体101に対して相対的に揺動(回動)させるための駆動機構が配置されている(図示せず)。
同様に、腕103は、肩関節106を介して、胴体101に接続されている。肩関節106には、腕103を胴体101に対して相対的に揺動(回動)させるための駆動機構が配置されている(図示せず)。
また、脚104は、股関節107を介して、胴体101に接続されている。股関節107には、脚104を胴体101に対して、相対的に揺動(回動)させるための駆動機構が配置されている。
各関節に配置されている駆動機構は、アクチュエータ(例えば、電動モータ(サーボモータ))、及びラック・ピニオン、ベルト・プーリ等の駆動部材で構成されている。
また、本実施の形態1に係るロボット100では、制御装置110が、一対の脚104、104を制御して、2足歩行を行い、一対の腕103、103と、一対の脚104、104と、を制御して、4足歩行を行うように構成されている。
なお、本実施の形態1においては、制御装置110が、胴体101内に配置されている形態を採用したが、これに限定されない。制御装置110が、頭102等の他の構成部材内に配置されている形態を採用してもよく、制御装置110が、人型ロボット100外に配置されている形態を採用してもよい。
ここで、図2を参照しながら、制御装置110の構成について、説明する。
図2は、図1に示す人型ロボットにおける制御装置の構成を概略的に示す機能ブロック図である。
図2に示すように、制御装置110は、CPU等の演算部110aと、ROM、RAM等の記憶部110bと、サーボ制御部110cと、を備える。制御装置110は、例えばマイクロコントローラ等のコンピュータを備えるロボットコントローラであってもよい。
なお、制御装置110は、集中制御する単独の制御装置110によって構成されていてもよいし、互いに協働して分散制御する複数の制御装置110によって構成されていてもよい。また、本実施の形態1においては、記憶部110bが、制御装置110内に配置されている形態を採用したが、これに限定されず、記憶部110bが、制御装置110と別体に設けられている形態を採用してもよい。
記憶部110bには、基本プログラム、各種固定データ等の情報が記憶されている。演算部110aは、記憶部110bに記憶されている基本プログラム等のソフトウェアを読み出して実行することにより、人型ロボット100の各種動作を制御する。すなわち、演算部110aは、人型ロボット100の制御指令を生成し、これをサーボ制御部110cに出力する。サーボ制御部110cは、演算部110aにより生成された制御指令に基づいて、ロボット100の各関節に設けられているサーボモータの駆動を制御するように構成されている。
次に、図3〜図11を参照しながら、本実施の形態1に係る人型ロボット100のハンド120について、説明する。
図3は、図1に示す人型ロボットのハンドの概略構成を模式的に示す斜視図である。図4は、図3に示すハンドの正面図である。図5は、図3に示すハンドの駆動機構を分解した平面図である。図6〜図10は、図3に示すハンドの側面図である。図11は、図3に示すハンドの第4傘歯車の概略構成を示す模式図である。
なお、図3〜図10においては、ハンドにおける前後方向、左右方向、及び上下方向を、図における前後方向、左右方向、及び上下方向として表している。また、図6〜図10においては、最も左側に位置する板部材の記載を省略している。
図3〜図11に示すように、本実施の形態1に係る人型ロボット100のハンド120は、底板50の上面から立設されている、一対の板部材10、10と、その基端部が、一対の板部材10、10に挟まれるように配置されている指部材20と、指部材20を駆動する駆動機構30と、を備え、駆動機構30により、指部材20は、その先端部が、板部材10の先端よりも内方に位置し、かつ、板部材10の側面からはみ出るように動作するように構成されている。
なお、本実施の形態1においては、4枚の板部材10が配置されていて、3本の指部材20が、それぞれ、一対の板部材10、10の間に配置される形態を採用したが、これに限定されない。例えば、3枚の板部材10が配置されていて、2本の指部材20が、それぞれ、一対の板部材10、10の間に配置される形態を採用してもよく、6枚の板部材10が配置されていて、5本の指部材20が、それぞれ、一対の板部材10、10の間に配置される形態を採用してもよい。すなわち、n(nは整数)本の指部材20に対して、n+1枚の板部材10が配置されていれば、どのような形態を採用してもよい。
駆動機構30は、略直方体状の筐体31、駆動モータ(電動モータ)32、プーリ33、34、ベルト35、第1傘歯車36〜第3傘歯車38、及び第1歯車39〜第3歯車41を有している(図5参照)。
筐体31の左端部には、駆動モータ32が配置されていて、右端部には、第2傘歯車37が配置されている。具体的には、駆動モータ32は、その出力軸が筐体31の外方に位置するように配置されている。また、駆動モータ32の出力軸には、プーリ33が固定されている。第2傘歯車37は、その回転軸37Aが上下方向を向くように配置されていて、第2傘歯車37には、第1傘歯車36が歯合されている。第1傘歯車36は、その回転軸の基端部が、筐体31の外方に位置するように配置されている。また、第1傘歯車36の回転軸の基端部には、プーリ34が固定されている。そして、プーリ33とプーリ34には、ベルト35が巻回されている。
これにより、駆動モータ32が駆動すると、その回転動作が、プーリ33、ベルト35、及びプーリ34を介して、第1傘歯車36に伝達され、第1傘歯車36が回動する。第1傘歯車36の回動に伴って、第2傘歯車37が回動することができる。
また、筐体31の上端の右側端部には、第1蓋部材42が配置されていて、第1蓋部材42の上方には、当該第1蓋部材42と当接するように、第2蓋部材43が配置されている。第1蓋部材42は、その中心部が開口していて、当該開口部分を第2傘歯車37の回転軸37Aが挿通している。回転軸37Aの上端部には、第1歯車39が固定されている。
第2蓋部材43は、平面視にて、略6角形状に形成されていて、その中心部には、貫通孔43Aが設けられている。第2蓋部材43の貫通孔43Aには、第1歯車39が配置されている。また、第2蓋部材43の貫通孔43Aの後方には、凹部43Bが設けられている。さらに、第2蓋部材43には、貫通孔43Aを囲むように、凹部43Cが設けられている。
第2蓋部材43の凹部43Bには、第2歯車40が回動自在に配置されていて、凹部43Cには、軸受部材44を介して、第3歯車41が回動自在に配置されている。第2歯車40は、第1歯車39と歯合するように構成されている。第2蓋部材43の前方側に配置されている第3歯車41は、第1歯車39と歯合するように構成されている。また、第2蓋部材43の後方側に配置されている第3歯車41は、第2歯車40と歯合するように構成されている。
なお、軸受部材44としては、ベアリングを用いてもよい。また、第1歯車39〜第3歯車41は、3つの第3歯車41が同期するように、それぞれの歯数等が適宜設定されている。
これにより、第1歯車39が回動すると、3つの第3歯車41が同期しながら、回動することができる。
第3歯車41の回転軸41Aの上端部には、第3傘歯車38が固定されている。第3傘歯車38は、一対の板部材10、10の間に配置されている、第4傘歯車45と歯合している。第4傘歯車45の回転中心には、第1軸部材46が嵌挿されている。第1軸部材46には、軸受部材47を介して、指部材20の第1リンク21の基端部が挿通されている。また、第1軸部材46は、板部材10に設けられている貫通孔10Aを挿通するように配置されている。
第4傘歯車45の歯先側の内方(第4傘歯車45の右側面)には、板部材10の主面と平行な平面45Aが形成されている(図11参照)。第4傘歯車45の右側面は、軸受部材47の左側面と当接していて、これらの摩擦により、所定の範囲内において、第4傘歯車45の回動に伴い、第1リンク21が回動するように構成されている。また、第1リンク21には、当接部23が設けられている。当接部23は、第1リンク21が回動すると、板部材10の左側の主面に設けられている第1ストッパ61、又は底板50の上面から立設されている第2ストッパ62と、当接するように配置されている。なお、所定の範囲とは、板部材10の左側の主面に設けられている第1ストッパ61と底板50の上面から立設されている第2ストッパ62との間をいう。また、軸受部材47としては、ベアリングを用いてもよい。
また、図11に示すように、第4傘歯車45は、周面の一部が切り欠かれていて、当該切欠き部分には、軸支部材63が締結部材64により固定されている。軸支部材63は、第2軸部材48を軸支している。第2軸部材48には、軸受部材49を介して、指部材20の第2リンク22の基端部が挿通されている(図6〜図10参照)。これにより、第4傘歯車45の回動に伴い、第2リンク22の基端部は、第4傘歯車45の回転中心に対して、公転することができる。なお、軸受部材49としては、ベアリングを用いてもよい。
第1リンク21及び第2リンク22の先端部には、指関節部材24が配置されていて、指関節部材24の先端部には、爪部材25が配置されている。具体的には、第1リンク21の先端部と指関節部材24の基端部には、それぞれ、貫通孔が設けられていて、当該貫通孔には、軸受部材71を介して、軸部材72が嵌挿されている。同様に、第2リンク22の先端部と指関節部材24の基端部には、それぞれ、貫通孔が設けられていて、当該貫通孔には、軸受部材73を介して、軸部材74が嵌挿されている。これにより、指関節部材24は、第1リンク21及び第2リンク22に対して、相対的に揺動することができる。
なお、軸受部材71は、回動自在に指関節部材24に取り付けられている。また、軸受部材71、73としては、ベアリングを用いてもよい。
指関節部材24の先端部と爪部材25の基端部には、それぞれ、貫通孔が設けられていて、当該貫通孔には、軸受部材75を介して、軸部材76が嵌挿されている。軸受部材75は、回動自在に指関節部材24に取り付けられていて、爪部材25が固着されている。また、軸受部材75としては、ベアリングを用いてもよい。
また、軸受部材71及び軸受部材75の外周面は、凹凸が形成されていて、互いに歯合するように配置されている。これにより、軸受部材71が揺動すると、軸受部材75が揺動する。また、軸受部材75の揺動に伴い、爪部材25が揺動する。
[人型ロボットの動作及び作用効果]
次に、本実施の形態1に係る人型ロボット100の動作及び作用効果について、図1〜図11を参照しながら説明する。なお、以下の動作は、制御装置110の演算部110aが、記憶部110bに格納されている所定のプログラムを読み出すことにより、実行される。
まず、図3及び図6に示すように、ハンド120の指部材20が開いた状態にあるとする。そして、人型ロボット100が転倒した場合、人型ロボット100が立ち上がる場合、及び人型ロボット100が4足歩行をする場合のうち、少なくともいずれかの場合に、制御装置110は、駆動機構30を駆動させて、指部材20の先端部が、板部材10の先端(上端)よりも内方に位置し、かつ、板部材10の側面からはみ出るように指部材20を動作(揺動)させる。
具体的には、図7に示すように、駆動機構30が駆動すると、後方側に配置されている指部材20は、前方側に向かって揺動し、前方側に配置されている指部材20は、後方側に向かって揺動する。これにより、指部材20は、板部材10の先端(上端)よりも内方(下方)に位置し、かつ、板部材10の側面からはみ出る位置にまで移動することができる。このため、板部材10の先端部(上端部)を地面と当接させることができ、指部材20が地面と接触することを抑制することができる。
そして、図8に示すように、指部材20の第1リンク21に設けられている当接部23が、第2ストッパ62と当接すると、第1リンク21は、揺動することができなくなる。一方、第4傘歯車45は、駆動機構30が駆動しているので、さらに揺動する。第4傘歯車45の揺動に伴って、第2リンク22は、ハンド120の外方に向かって、さらに移動する。これにより、指関節部材24は、軸部材72を軸として、下方に向かって揺動する。
このとき、指関節部材24の揺動に伴って、軸受部材71が揺動する。軸受部材71が揺動すると、軸受部材71と歯合している軸受部材75が揺動する。これにより、軸受部材75に固着されている爪部材25が揺動して、爪部材25が閉じた状態になる(図9参照)。
また、図9に示すように、指関節部材24が閉じた状態から、当該指関節部材24を開く場合には、制御装置110は、駆動機構30を駆動させる。すると、図10に示すように、後方側に配置されている指部材20は、後方側に向かって揺動し、前方側に配置されている指部材20は、前方側に向かって揺動する。
そして、図6に示すように、第1リンク21に設けられている当接部23が、第1ストッパ61と当接すると、第1リンク21は、揺動することができなくなる。一方、第4傘歯車45は、駆動機構30が駆動しているので、さらに揺動する。第4傘歯車45の揺動に伴って、第2リンク22は、ハンド120の外方に向かって、さらに移動する。これにより、指関節部材24は、軸部材72を軸として、上方に向かって揺動する。
このとき、指関節部材24の揺動に伴って、軸受部材71、75が揺動する。これにより、軸受部材75に固着されている爪部材25が揺動して、爪部材25が開いた状態になる。
このように構成された、本実施の形態1に係る人型ロボット100では、駆動機構30により、指部材20は、その先端部が、板部材10の先端よりも内方に位置し、かつ、板部材10の側面からはみ出るように動作する。
これにより、人型ロボット100が転倒した場合、人型ロボット100が立ち上がる場合、及び人型ロボット100が4足歩行をする場合のうち、少なくともいずれかの場合に、板部材10の先端部(上端部)を地面と当接させることができ、指部材20が地面と接触することを抑制することができる。
また、板部材10の側面から指部材20の一部がはみ出るようにすることにより、板部材10を小さくすることができる。このため、特許文献1に開示されている二脚歩行式人型ロボットに比して、ハンド120を小さくすることができる。また、ハンド120を小さくすることができることから、指部材20を駆動する駆動機構30、ハンド120を駆動する駆動機構を小さくすることができ、人型ロボット100全体をコンパクトにすることができる。
さらに、本実施の形態1に係る人型ロボット100では、4枚の板部材10を有する形態を採用している。このため、板部材10の先端部による地面との接触面積を大きくすることができ、各板部材10にかかる力を分散することができる。したがって、板部材10の破損を抑制することができる。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良又は他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明の人型ロボットは、従来の人型ロボットに比して、手を小型化することができるため、産業ロボットの分野において有用である。
10 板部材
10A 貫通孔
20 指部材
21 第1リンク
22 第2リンク
23 当接部
24 指関節部材
25 爪部材
30 駆動機構
31 筐体
32 駆動モータ
33 プーリ
34 プーリ
35 ベルト
36 第1傘歯車
37 第2傘歯車
37A 回転軸
38 第3傘歯車
39 第1歯車
40 第2歯車
41 第3歯車
41A 回転軸
42 第1蓋部材
43 第2蓋部材
43A 貫通孔
43B 凹部
43C 凹部
44 軸受部材
45 第4傘歯車
45A 平面
46 第1軸部材
47 軸受部材
48 第2軸部材
49 軸受部材
50 底板
61 第1ストッパ
62 第2ストッパ
63 軸支部材
64 締結部材
71 軸受部材
72 軸部材
73 軸受部材
74 軸部材
75 軸受部材
76 軸部材
100 人型ロボット
101 胴体
102 頭
103 腕
104 脚
105 首関節
106 肩関節
107 股関節
110 制御装置
110a 演算部
110b 記憶部
110c サーボ制御部
120 ハンド

Claims (3)

  1. 一対の板部材と、
    その基端部が、一対の前記板部材に挟まれるように配置されている指部材と、
    前記指部材を駆動する駆動機構と、を備え、
    前記駆動機構により、前記指部材は、その先端部が、前記板部材の先端よりも内方に位置し、かつ、前記板部材の側面からはみ出るように動作する、人型ロボット。
  2. 前記駆動機構は、前記指部材の基端部を軸に、当該指部材を回動するように構成されている、請求項1に記載の人型ロボット。
  3. 制御装置をさらに備え、
    前記制御装置は、前記人型ロボットが転倒したときの動作、前記人型ロボットが立ち上がるときの動作、及び前記人型ロボットが4足歩行するときの動作のうち、少なくとも1つの動作を実行するときに、前記駆動機構を駆動させて、前記指部材の先端部が、前記板部材の先端よりも内方に位置し、かつ、前記板部材の側面からはみ出るように前記指部材を動作させる、請求項1又は2に記載の人型ロボット。
JP2017226261A 2017-11-24 2017-11-24 人型ロボット Active JP6924129B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017226261A JP6924129B2 (ja) 2017-11-24 2017-11-24 人型ロボット
PCT/JP2018/043070 WO2019103065A1 (ja) 2017-11-24 2018-11-21 人型ロボット
CN201880075837.9A CN111417497B (zh) 2017-11-24 2018-11-21 人型机器人

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017226261A JP6924129B2 (ja) 2017-11-24 2017-11-24 人型ロボット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019093498A JP2019093498A (ja) 2019-06-20
JP6924129B2 true JP6924129B2 (ja) 2021-08-25

Family

ID=66630714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017226261A Active JP6924129B2 (ja) 2017-11-24 2017-11-24 人型ロボット

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6924129B2 (ja)
CN (1) CN111417497B (ja)
WO (1) WO2019103065A1 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3558220B2 (ja) * 2002-03-18 2004-08-25 ソニー株式会社 ロボット装置に用いられる手部装置及びロボット装置
JP3673869B2 (ja) * 2002-06-12 2005-07-20 独立行政法人科学技術振興機構 二脚歩行式人型ロボット及びその手先収納機構
WO2010064708A1 (ja) * 2008-12-04 2010-06-10 川崎重工業株式会社 ロボットハンド
JP5284066B2 (ja) * 2008-12-04 2013-09-11 川崎重工業株式会社 ロボットハンド
CN103917338B (zh) * 2011-11-09 2016-01-20 株式会社安川电机 机器人手和机器人
FR3020775B1 (fr) * 2014-05-07 2019-04-19 Aldebaran Robotics Actionnement d’une main destinee a equiper un robot a caractere humanoide
JP6373288B2 (ja) * 2016-02-04 2018-08-15 Thk株式会社 ハンド機構

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019093498A (ja) 2019-06-20
WO2019103065A1 (ja) 2019-05-31
CN111417497A (zh) 2020-07-14
CN111417497B (zh) 2023-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Ma et al. An underactuated hand for efficient finger-gaiting-based dexterous manipulation
KR20110026935A (ko) 로봇 관절 구동장치 및 이를 포함하는 로봇
CN103128744A (zh) 一种仿人机械灵巧手装置
TWI603825B (zh) 機器人的旋轉驅動機構
JP6898774B2 (ja) 操作装置
JP5527299B2 (ja) ギヤユニットおよびロボット
JP6936712B2 (ja) 操作装置
JP6576646B2 (ja) リンク作動装置を用いた多関節ロボット
US11338453B2 (en) Joint structure for robot
CN110545965B (zh) 多关节机器人以及多关节机器人***
JP6924129B2 (ja) 人型ロボット
JP6645741B2 (ja) ロボット
JPH09290382A (ja) 反力フィードバックに適した六自由度運動可能なマニピュレータ
JP2006198703A (ja) 人型ロボットの腕駆動装置
JP3558220B2 (ja) ロボット装置に用いられる手部装置及びロボット装置
JP5833869B2 (ja) デルタ型パラレルロボット
JP2009050951A (ja) 産業用ロボット
JP2007130729A (ja) 産業ロボット
JP6920336B2 (ja) ロボットの関節構造体
US20210046640A1 (en) Drive device and robot device
KR100774887B1 (ko) 매니퓰레이터의 삼축 관절장치
JP7352267B1 (ja) 多関節ロボット、多関節ロボットの制御方法、ロボットシステム、及び、物品の製造方法
WO2024048285A1 (ja) 多関節ロボット、多関節ロボットの制御方法、ロボットシステム、及び、物品の製造方法
WO2023228857A1 (ja) 多関節ロボット、多関節ロボットの制御方法、ロボットシステム、及び、物品の製造方法
KR101297071B1 (ko) 중공 모터를 이용한 다관절 매니퓰레이터

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210406

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210706

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210730

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6924129

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250