JP6922464B2 - 管状部材の接続構造 - Google Patents
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Description
第1管状部材の端部に設けられ、該第1管状部材の内部に連通する筒状に形成されたメス部材と、
第2管状部材の端部に設けられ、上記メス部材の差込孔に差し込まれた状態で接続されるとともに該第2管状部材の内部に連通する筒状に形成されたオス部材とを備え、
上記メス部材及び上記オス部材を介して上記第1管状部材及び上記第2管状部材を接続する管状部材の接続構造において、
上記オス部材の外周面は、上記差込孔への差込方向先端側へ向かって縮径するテーパ面で構成され、
上記メス部材の上記差込孔の内周面は、上記オス部材が差し込まれる差込方向先端側へ向かって縮径するテーパ面で構成され、
上記オス部材の外周面及び上記メス部材の内周面の少なくとも一方の周面の差込方向先端側は、周方向に連続するシール面部で構成され、該一方の周面における該シール面部よりも差込方向基端側は、他方の周面に接触する接触面積を低減させる接触面積低減部を有していることを特徴とする。
上記接触面積低減部は、上記一方の周面に形成された段部、上記シール面部よりも粗い面からなる粗面部及び溝が形成された面のうち、少なくとも1つで構成されていることを特徴とする。
管状部材の端部に設けられ、該管状部材の内部に連通する筒状に形成されたオス部材において、
上記オス部材は、上記管状部材とは別の管状部材の端部に設けられ、該管状部材の内部に連通する筒状に形成されたメス部材の差込孔に差し込まれるように形成され、
上記オス部材における上記差込孔に差し込まれる部分の外周面は、該差込孔への差込方向先端側へ向かって縮径するテーパ面で構成され、
上記オス部材の外周面の差込方向先端側は、周方向に連続するシール面部で構成され、該外周面における該シール面部よりも差込方向基端側は、上記メス部材の差込孔の周面に接触する接触面積を低減させる接触面積低減部を有していることを特徴とする。
管状部材の端部に設けられ、該管状部材の内部に連通する筒状に形成されたメス部材において、
上記メス部材には、上記管状部材とは別の管状部材の端部に設けられ、該管状部材の内部に連通する筒状に形成されたオス部材が差し込まれる差込孔が形成され、
上記差込孔の内周面は、上記オス部材が差し込まれる差込方向先端側へ向かって縮径するテーパ面で構成され、
上記メス部材の内周面の差込方向先端側は、周方向に連続するシール面部で構成され、該内周面における該シール面部よりも差込方向基端側は、上記オス部材の外周面に接触する接触面積を低減させる接触面積低減部を有していることを特徴とする。
上記粗面部は、上記オス部材の外周面及び上記メス部材の内周面の少なくとも一方の周面の周方向に連続して形成されていることを特徴とする。
上記シール面部及び上記粗面部は上記オス部材の外周面に形成されており、
上記オス部材の中心線と上記粗面部とのなす角度は、上記オス部材の中心線と上記シール面部とのなす角度よりも小さく設定されていることを特徴とする。
上記シール面部及び上記粗面部は上記オス部材の外周面に形成されており、
上記粗面部は、上記シール面部の延長線よりも上記オス部材の中心線に接近するように形成されていることを特徴とする。
胴部材21は、第1管状部材としての外針22の基端部に設けられ、該外針22の内部に連通する筒状に形成されている。外針22は、例えば患者の血管に穿刺されて薬液等を血管内に注入するためのものであり、例えば樹脂材等で構成されている。外針22の先端部(図1における左端部)が患者に穿刺される部分であり、外針22の基端部(図1における右端部)が胴部材21に接続されて固定される部分である。尚、外針22の内部には、図示しないが周知の内針が挿入されるようになっている。また、胴部材21の内部には、図示しないが周知の逆止弁が配設されている。
オスルアー部材10は、上記胴部材21と同様な材料を用いて作製することができる。オスルアー部材10は、第2管状部材としての薬液チューブ100の先端部に設けられており、該薬液チューブ100の内部に連通する筒状をなしている。すなわち、オスルアー部材10の内部には、薬液チューブ100の内部に連通する連通孔11が形成されている。連通孔11は、オスルアー部材10の中心線Bに沿って延びており、その両端がオスルアー部材10の中心線B方向両端面において開口している。中心線Bの径方向に切断した連通孔11の断面形状は該連通孔11の両端に亘って円形であり、この連通孔11の断面中心は中心線B上に位置している。
オスルアー部材10を胴部材21の差込孔23に差し込むことでオスルアー部材10及び胴部材21を介して外針22と薬液チューブ100とが接続される。このとき、オスルアー部材10の外周面12の差込方向先端側にシール面部12aが形成されているので、このシール面部12aが胴部材21の差込孔23の内周面23bに接触する。このシール面部12aが鏡面に近い滑らかな面であるため、差込孔23の内周面23bとの接触面積が広くなるとともに該内周面23bに全周に亘って密着し、これにより、オスルアー部材10と胴部材21との間のシール性が確保される。
オスルアー部材10の外周面12の形状は図3に示す変形例1のようにしてもよい。すなわち、オスルアー部材10の外周面12の粗面部12bがシール面部12aの延長線Cよりも中心線Bに接近するように形成する。この場合、境界線L1よりも基端側に、中心線B方向に延びる平坦面12cを形成する。また、シール面部12aの勾配と粗面部12bの勾配とは同じにしてもよいし、粗面部12bの方を小さくしてもよい。この変形例1の場合も、シール面部12aよりも差込方向基端側には、段部が形成されることになる。この段部は、胴部材21の内周面23bに接触する接触面積を低減させることによって両周面12b、23b間の油膜を切るための接触面積低減部である。
10 オスルアー部材(オス部材)
12 外周面
12a シール面部
12b 粗面部
21 胴部材(メス部材)
23 差込孔
23b 内周面
22 外針(第1管状部材)
100 薬液チューブ(第2管状部材)
Claims (2)
- 第1管状部材の端部に設けられ、該第1管状部材の内部に連通する筒状に形成されたメス部材と、
第2管状部材の端部に設けられ、上記メス部材の差込孔に差し込まれた状態で接続されるとともに該第2管状部材の内部に連通する筒状に形成されたオス部材とを備え、
上記メス部材及び上記オス部材を介して上記第1管状部材及び上記第2管状部材を接続する管状部材の接続構造において、
上記オス部材の外周面は、上記差込孔への差込方向先端側へ向かって縮径するテーパ面で構成され、
上記メス部材の上記差込孔の内周面は、上記オス部材が差し込まれる差込方向先端側へ向かって縮径するテーパ面で構成され、
上記オス部材の外周面の差込方向先端側は、周方向に連続するシール面部で構成され、上記オス部材の外周面における該シール面部よりも差込方向基端側は、上記差込孔の内周面に接触する接触面積を低減させる接触面積低減部を有し、
上記接触面積低減部は、上記シール面部よりも粗い面からなる粗面部であり、
上記オス部材の中心線と上記粗面部とのなす角度は、上記オス部材の中心線と上記シール面部とのなす角度よりも小さく設定されていることを特徴とする管状部材の接続構造。 - 請求項1に記載の管状部材の接続構造において、
上記接触面積低減部は、上記オス部材の外周面と上記メス部材の内周面との間の油膜を切る部分であることを特徴とする管状部材の接続構造。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP2016121757 | 2016-06-20 |
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---|---|
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ID=60888906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017119340A Active JP6922464B2 (ja) | 2016-06-20 | 2017-06-19 | 管状部材の接続構造 |
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---|---|
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2017
- 2017-06-19 JP JP2017119340A patent/JP6922464B2/ja active Active
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JP2017225816A (ja) | 2017-12-28 |
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