JP6920168B2 - 粉末化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、粉末化粧料に関し、更に詳しくは、塗布時のとろけ感、保湿感がありながらも、化粧もち、高温安定性に優れた粉末化粧料に関するものである。
アイシャドウやパウダーファンデーションに代表される粉末化粧料は、粉体を主成分とし、適宜顔料や油剤等を混合した化粧料であり、使用方法が簡便かつ携帯性に優れるため、消費者に広く支持されている。しかしながら、粉末化粧料は粉体を主成分としているため、粉体が肌上の油分を吸油してしまうため肌の保湿感が低下したり、化粧もちが悪くなりやすい傾向があった。また近年は、塗布時に粉体の感触を感じながらも、肌上で軽く伸び広がり、肌になじむような、とろけ感が求められてきている。
上記の課題点を解決するために、従来より様々な検討が行われてきた。例えば化粧もちを向上させる技術としては、撥水撥油処理粉体と固形及び/又は半固形油剤を用いる技術(特許文献1)やカチオン性界面活性剤処理粉体を用いる技術(特許文献2)が提案されている。また保湿剤を配合し、肌への保湿効果を高める技術として、焼成粘土鉱物と吸湿性の保湿剤を用いる技術(特許文献3)が提案されている。
特開2010−37213号公報 特開2006−199645号公報 特開2008−1686号公報
しかしながら撥水撥油処理粉体と固形及び/又は半固形油剤を用いる技術(特許文献1)では、化粧もちは向上するものの、粘稠性のある油剤を用いるため、粉体が凝集してしまいとろけ感が得られないことに加え、特に高温安定性が悪くなる傾向があった。またカチオン性界面活性剤処理粉体を用いる技術(特許文献2)では、化粧もちは向上するものの、カチオン性界面活性剤処理粉体とその他の粉体における表面電荷の違いにより、高温環境下において粉体が凝集する傾向があった。さらに、肌上の水分や皮脂がカチオン性界面活性剤処理粉体に吸着され、肌の水分量及び水分蒸散防止効果が低下し、保湿感が得られにくい場合があった。吸湿性の保湿剤と焼成粘土鉱物を用いる技術(特許文献3)では、保湿感は得られるものの親水性が高いために汗に対して弱く、満足のいく化粧もちが得られない場合があった。
したがって、塗布時のとろけ感、保湿感がありながらも、化粧もち、高温安定性に優れる粉末化粧料が求められていた。
かかる実情において、本発明者は、多価アルコールを用いることで、保湿感を高めることができると考え、さらに種々の成分の含有検討を行ったところ、多価アルコールの中でも、べたつきが低く、プロピレングリコールやジプロピレングリコールに比べ重合度が高く親油性の高いトリプロピレングリコールが粉体への分散性に優れることを発見し、さらに粉体の中でも柔らかな感触でスライド性にも優れたアスペクト比が8以上の粉体と組み合わせることで、保湿感や汗などに対して優れた化粧もちを有することを見出した。さらに、アスペクト比が8以上の粉体を40質量%以上(以下、単に「%」と記す)含有することで、塗布時のとろけ感や保湿感、化粧もち、さらに高温安定性に優れる粉末化粧料が得られることを見出し、本発明に至った。
すなわち本発明は、成分(A)トリプロピレングリコールと成分(B)アスペクト比が8以上の粉体40%以上を含有する粉末化粧料を提供するものである。
さらに、前記成分(A)と前記成分(B)の含有質量比率が、成分(B)/成分(A)=1〜85である前記粉末化粧料を提供するものである。
さらに、前記成分(B)の平均粒子径が10〜300μmである前記粉末化粧料を提供するものである。
さらに、前記成分(B)が合成金雲母、マイカ、セリサイト、タルク、窒化ホウ素、雲母チタンから選ばれる1種又は2種以上である前記粉末化粧料を提供するものである。
さらに、成分(C)として、リン脂質を含有する前記粉末化粧料を提供するものである。
本発明は、塗布時のとろけ感、保湿感がありながらも、化粧もち、高温安定性に優れる粉末化粧料を提供するものである。
以下、本発明を詳細に説明する。なお、本明細書において、「〜」はその前後の数値を含む範囲を意味するものとする。
本発明に用いられる成分(A)トリプロピレングリコールは、プロピレングリコールの3量体からなる多価アルコールであり、下記一般式(1)で表され、
H(OCHCH(CH))nOH ・・・・・(1)
(式中、nは平均3)
INCI名(International Nomenclature Cosmetic Ingredient labeling names)では、トリプロピレングリコール又はPPG−3で表される。市販品としては、TPG−H(ADEKA製)、ニューポールPP−200(三洋化成工業社製)、トリプロピレングリコール(旭硝子社製)等が挙げられる。
本発明に用いられる成分(A)の含有量は、特に限定されないが、保湿感、化粧もちにより優れるという観点から、1〜35%であることが好ましく、保湿感、化粧もち、高温安定性により優れるという観点から3〜30%であることがより好ましく、保湿感、化粧もち、高温安定性、塗布時のとろけ感により優れるという観点から8〜20%であることが特に好ましい。
本発明に用いられる成分(B)の粉体は、アスペクト比が8以上の粉体であれば、特に限定されず、例えば、マイカ、セリサイト、合成金雲母、合成セリサイト、タルク、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、劈開タルク、無水ケイ酸、酸化アルミニウム、カオリン、窒化ホウ素、酸化チタン等の無機粉体類、雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、有機顔料処理雲母チタン、二酸化チタン被覆雲母、二酸化チタン被覆合成金雲母、二酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄被覆雲母チタン、紺青処理雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、魚鱗箔、二酸化チタン被覆ガラス末等の光輝性粉体類、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有シリカ、酸化亜鉛含有シリカ等の複合粉体類、セルロース、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末等の有機粉体類が挙げられ、これらの1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。これらの中でも、肌への付着性が良く、化粧もちが向上し、塗布時のとろけ感にも優れる観点からマイカ、セリサイト、合成金雲母、タルク、窒化ホウ素、雲母チタンを用いることが好ましく、マイカ、合成金雲母を用いることがより好ましい。これらの粉体は、フッ素系化合物、シリコーン系化合物、金属石鹸、レシチン、水素添加レシチン、コラーゲン、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、ワックス、ロウ、界面活性剤等の1種又は2種以上を用いて表面処理を施してあってもよい。
本発明において、粉体のアスペクト比とは、(平均粒子径)/(平均厚み)から算出された値である。成分(B)の粉体のアスペクト比は8以上であり、特に限定されないが、柔らかな感触でスライド性も良く、塗布時のとろけ感や化粧もちにより優れる等の観点から10〜400であることがより好ましく、塗布時のとろけ感、化粧もち、高温安定性により優れる等の観点から30〜300であることが特に好ましい。アスペクト比が8より小さいと、嵩が低くなり、柔らかな感触や肌上でのスライド性が得られにくく、塗布時のとろけ感が損なわれるため好ましくない。
成分(B)の平均粒子径は、特に限定されないが、塗布時のとろけ感と化粧もちの観点から、10〜300μmのものを用いることが好ましく、10〜120μmのものを用いることがより好ましく、18〜120μmのものを用いることが特に好ましい。
本発明において、粉体の平均粒子径および平均厚みは、走査型電子顕微鏡(KEYENCE社製のリアルサーフェイスビュー顕微鏡VE−7800)を用いて粒子径と厚みの測定を30個の粒子について行い、その平均値を用いることで算出した。
成分(B)の粒子形状は、特に限定されないが、紡錘状、針状、繊維状、板状等が挙げられる。これらの中でも、柔らかな感触でスライド性も良く、塗布時のとろけ感や化粧もちにより優れる等の観点から板状であることがより好ましい。
成分(B)の含有量は、化粧料全体に対して40%以上であり、特に限定されないが、塗布時のとろけ感と高温安定性により優れる等の観点から50〜95%であることがより好ましく、塗布時のとろけ感と高温安定性により優れる等の観点から55〜85%であることが特に好ましい。成分(B)の含有量が40%未満では、柔らかな感触やスライド性が得られにくく塗布時のとろけ感が損なわれるため好ましくない。
本発明の粉末化粧料における成分(A)と成分(B)の含有質量比率は、特に限定されないが、化粧もち、塗布時のとろけ感、高温安定性等により優れる点から、(B)/(A)=1〜85であることが好ましく、2〜85であることがより好ましく、2〜30であることが特に好ましい。
本発明において、さらに成分(C)として、リン脂質を含有させることができる。成分(C)に用いられるリン脂質は、通常化粧料で使用されるリン脂質であれば特に限定されず、1種又は2種以上組み合わせて用いることが可能である。前記リン脂質は、動植物から抽出・精製した天然物であってもよいし、化学合成したものであってもよく、水素添加、水酸化処理、酵素処理等の加工処理を行なっても良い。天然物としては、例えば、大豆由来リン脂質及び卵黄由来リン脂質等が挙げられ、加工処理したものとして、例えば、水素添加リン脂質、リゾリン脂質等が挙げられる。より具体的には、大豆由来リン脂質、大豆由来水素添加リン脂質、大豆由来リゾリン脂質、大豆由来水素添加リゾリン脂質、卵黄由来リン脂質、卵黄由来水素添加リン脂質、卵黄由来リゾリン脂質、卵黄由来水素添加リゾリン脂質等が挙げられ、これらを1種又は2種以上用いることができる。市販品としては、レシノール S―PIE、ニッコール レシノール S−10、ニッコール レシノール S−10E(いずれも日光ケミカルズ社製)、ベイシス LS−60HR(日清オイリオグループ社製)、HSL−70(ワイエムシィ社製)、レシチンCLO(J−オイルミルズ社製)、卵黄レシチンPL−100P(キューピー社製)等が挙げられる。
成分(C)の含有量は、特に限定されないが、塗布時のとろけ感を得られやすい等の観点から、粉末化粧料全量に対して、0.001〜3%であることが好ましく、0.001〜2%であることがより好ましく、0.001〜1%であることが特に好ましい。
成分(C)のリン脂質は、そのまま用いてもよいが、成分(B)のアスペクト比が8以上の粉体の表面に処理して、リン脂質処理粉体して用いると、より塗布時のとろけ感を向上させることができるため、より好ましい。リン脂質処理粉体として用いるときのリン脂質の処理量としては、特に限定されないが、処理される粉体に対して、0.01〜2%であることが好ましく、0.03〜1%であることがより好ましく、0.04〜0.5%であることが特に好ましい。
本発明の粉末化粧料は、上記の成分(A)〜(C)の他に、本発明の効果を妨げない範囲で、通常化粧料に使用される成分、油性成分、粉体、粉体分散や感触調整としての界面活性剤、皮膜形成剤、水溶性成分、紫外線吸収剤、保湿剤、褪色防止剤、酸化防止剤、消泡剤、美容成分、防腐剤、香料などを本発明の効果を損なわない範囲で適宜含有することができる。
油性成分としては、動物油、植物油、合成油等の起源、及び、固形油、半固形油、液体油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類、油性ゲル化剤類、油溶性樹脂、揮発性油剤等が挙げられる。
具体的には、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、エチレンプロピレンコポリマー、モンタンワックス、フィッシャトロプスワックス等の炭化水素類、モクロウ、オリーブ油、ヒマシ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ等のロウ類、ホホバ油、セチルイソオクタネート、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリベヘン酸グリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、コレステロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)等のエステル類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール類、メチルフェニルポリシロキサン、フッ素変性オルガノポリシロキサン等のシリコーン類、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体、オクタン酸デキストリン、ラウリン酸デキストリン、パルミチン酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン、ステアリン酸デキストリン、ベヘニン酸デキストリン、ヤシ油脂肪酸デキストリン、(パルミチン酸/オクタン酸)デキストリン、蔗糖脂肪酸エステル、デンプン脂肪酸エステル、12−ヒドロキシステアリン酸、ステアリン酸カルシウム等の油性ゲル化剤類、水添ロジン酸ペンタエリスリチル、特定のアクリル酸アルキルメチルポリシロキサンエステル等の油溶性樹脂、軽質流動イソパラフィン、イソドデカン等の炭化水素油、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、メチルトリメチコン、低重合度ジメチルポリシロキサン等のシリコーン類等の揮発性油剤等が挙げられる。これらの中でも特に限定されないが、成分(A)との相溶性が高く、均一性が向上するため塗布時のとろけ感により優れる等の観点から、(i)有機性値が1000以下、かつIOB値が0.25〜1.0の範囲である極性油、及び(ii)有機性値が260以下の非極性油を用いることが好ましい。
ここで「有機性値(無機性値)」とは、有機概念図(藤田穆、有機化合物の予測と有機概念図、化学の領域VOL.11,No.10(1957)719−715)に基づき求められる値である。より詳しく言うと、この有機概念図では、化合物の物理化学的物性について、主にファンデルワールス(Van Der Waals)力による物性の程度を「有機性」、主に電気的親和力による物性の程度を「無機性」と定義して表現する値である。IOB値とは、無機性(inorganic)と有機性(organic)のバランスを示す指標であり、無機性値(IV)/有機性値(OV)で与えられる。この値が大きい化合物ほど、より親水性の化合物と言える。(i)の具体例としてはトリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル(有機性値=540、IOB値=0.35) リンゴ酸ジイソステアリル(有機性値=780、IOB値=0.28)等が挙げられる。また(ii)の具体例としては、イソドデカン(有機性値=230)、水添ポリイソブテン(有機性値=200〜260)、ラウリルアルコール(有機性値=240)等が挙げられる。
本発明における油性成分の含有量は、特に限定されないが、べたつきを感じさせず、とろけ感を得る観点から、15%以下であることが好ましく、10%以下であることがより好ましく、本発明の効果がより発揮される点から、5%以下であることが特に好ましい。
本発明の粉末化粧料における成分(A)と油性成分の含有質量比率は、特に限定されないが、塗布時のとろ感、高温安定性等により優れる点から、(油性成分)/(A)=1〜1500であることが好ましく、2〜70であることがより好ましく、3〜60であることが特に好ましい。
成分(B)以外の粉体としては、球状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料級などの粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無機粉体類、複合粉体類、等が挙げられる。具体的には、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、タルク、カオリン、シリカ、炭化珪素等の無機粉体類、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、N−アシルリジン、ナイロン等の有機粉体類、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、硫酸バリウム等の白色無機顔料、酸化鉄、カーボンブラック、酸化クロム、水酸化クロム、紺青、群青、ベンガラ等の有色無機顔料、赤色201号、赤色202号、赤色205号、赤色226号、赤色228号、橙色203号、橙色204号、青色404号、黄色401号等の有機顔料粉体、赤色3号、赤色104号、赤色106号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料粉体あるいは更にアルミニウム粉、金粉、銀粉等の金属粉体等が挙げられ、これらを1種又は2種以上を用いることができる。また、これらの粉体は1種又は2種以上の複合化したものを用いても良く、フッ素化合物、シリコーン系油剤、金属石ケン、界面活性剤、油脂、炭化水素等を用いて公知の方法により表面処理してあっても良い。
界面活性剤としては、化粧料一般に用いられている界面活性剤であればいずれのものも使用でき、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。例えば、グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシアルキレンアルキル共変性オルガノポリシロキサン、ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン等が挙げられる。
皮膜形成剤としては、アクリル酸アルキル重合体、メタクリル酸アルキル重合体、メタクリル酸アルキル共重合体等が挙げられる。
水溶性成分としては、水に可溶な成分であれば何れでもよく、例えば、エチルアルコール、ブチルアルコール等の低級アルコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類等が挙げられる。
水溶性高分子としては、カルボキシビニルポリマー、アルキル付加カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム等の合成系のものを挙げることができる。タンパク質、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェノン系、PABA系、ケイ皮酸系、サリチル酸系、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン等、保湿剤としては、例えばタンパク質、ムコ多糖、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等、酸化防止剤としては、例えばα−トコフェロール、アスコルビン酸等、美容成分としては、例えばビタミン類、消炎剤、生薬等、防腐剤としては、例えばパラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール、1,2―ペンタンジオール等が挙げられる。
本発明の粉末化粧料の形状としては、固形状、粉末状(ルース状)のいずれでも良く、例えば、成分(A)と成分(B)及び成分(C)とその他の粉体を含む粉体成分と、その他の油剤、水系成等の成分を混合した後、粉砕し圧縮成形する固形粉末化粧料や、成分(A)、成分(B)及び成分(C)とその他の粉体を含む粉体成分と、その他の油剤、水系成等の成分を混合した後、粉砕し圧縮成型せずにルース状で使用する粉末状化粧料が挙げられる。これらの中でも、特に限定はされないが、本発明の効果がより顕著に発揮される点から、ルース状で使用する粉末状化粧料がであることが特に好ましい。
本発明の粉末化粧料は、粉体を主成分とするものであり、特に限定されないが、ファンデーション、白粉、アイカラー、チークカラー、アイブロウ等のメークアップ化粧料、ボディパウダー、美白パウダー等の基礎化粧品に適用可能である。これらの中でも、本発明の効果が顕著に発揮される点から、メークアップ化粧料に好適に用いられ、さらに好ましくは白粉、アイカラー、チークカラーに好適に用いられる。
実施例1〜20および比較例1〜8アイカラー
下記表1〜3に示す処方のアイカラーを製造し、塗布時のとろけ感や、保湿感、化粧もち、高温安定性を下記の方法により評価した。その結果も併せて表1〜3に示す。
Figure 0006920168
Figure 0006920168
Figure 0006920168
(製造方法)
A.1〜12をスーパーミキサーで均一に混合する。
B.13〜22を均一に50℃で溶解する。
C.AにBを添加し均一に分散する。
D.Cを粉砕し、塗布体(フロッキー)つきの容器(半径8mm、高さ5cm、材質PP)に充填しアイカラーを得た。
(評価方法)
下記評価項目について各々下記方法により評価を行った。
(評価項目)
イ.塗布時のとろけ感
ロ.保湿感
ハ. 化粧もち
イ〜ハの項目について、各試料について専門パネル(以下、単に「パネル」と記す)20名による使用テストを行った。パネル各人が実施例1〜20及び比較例1〜8の各アイカラーを使用し、下記絶対評価基準にて7段階に評価し評点をつけ、各試料についてパネル全員の評点合計からその平均値を算出し、下記判定基準により判定した。イ.塗布時のとろけ感に関しては、各試料を肌に塗布し、伸び広げる際に滑らかに伸び広がり肌になじみとろける感触を感じたか、ロ.保湿感に関しては、各試料を塗布し、パネルに通常の生活を6時間してもらった後に保湿感を感じたか、ハ.化粧もちに関しては、パネルに通常の生活を6時間してもらった後に涙や汗などで化粧膜がくずれていないかを評価した。
絶対評価基準
(評点):(評価)
6 :非常に良い
5 :良い
4 :やや良い
3 :普通
2 :やや悪い
1 :悪い
0 :非常に悪い
(判定):(評点の平均点)
A :5.0点以上
B :3.5点以上〜5.0点未満
C :2.0点以上〜3.5点未満
D :2.0点未満
(評価項目)
二.高温安定性
二の高温安定性の項目については、実施例1〜20及び比較例1〜8の各アイカラーを50℃で1ヶ月保存したサンプルと、室温(25℃)にて1ヶ月保存品したサンプル(以下、「室温サンプル」と記す)をパネル20名が使用し、使用感に変化がないかを下記絶対評価基準にて7段階に評価し評点をつけ、各試料についてパネル全員の評点合計からその平均値を算出し、下記判定基準により判定した。
絶対評価基準
(評点):(評価)
6 :室温サンプルと比べ、使用感に変化がない。
5 :室温サンプルと比べ、使用感にほぼ変化がなく、良好である。
4 :室温サンプルと比べ、使用感の変化がわずかにあるものの、良好である。
3 :室温サンプルと比べ、塗布時に肌上で粉のパサつきを感じる。
もしくは、粉の伸び広がりに少し重さを感じるが、使用感は問題ない。
2 :室温サンプルと比べ、塗布時に肌上で粉のパサつきによる肌負担感を感じる。
もしくは、粉の伸び広がりの重さを感じ、肌上で均一な化粧膜の塗布が塗り難
く、不良である。
1 :室温サンプルと比べ、塗布時に肌上で粉のパサつきによる肌負担感を感じ、
密着感の低下を感じる。
もしくは、粉の伸び広がりが悪く、肌上で均一な化粧膜の塗布が困難であり、
不良である。
0 :室温サンプルと比べ、塗布時に肌上で粉のパサつきがひどく肌負担感を感じ、
密着感の低下を著しく感じる。もしくは、粉の伸び広がりが非常に悪く、肌上
で均一な化粧膜の塗布ができず、不良である。
判定基準
(判定):(評点の平均点)
A :5.0点以上
B :3.5点以上〜5.0点未満
C :2.0点以上〜3.5点未満
D :2.0点未満
表1〜3の結果から明らかなように、実施例1〜20は、塗布時のとろけ感、保湿感、化粧もち、高温安定性に優れた化粧料であった。
一方、成分(A)の代わりに1,3-ブチレングリコールを用いた比較例1およびプロピレングリコールを用いた比較例2は、満足のいく化粧もちが得られなかった。また、1,3-ブチレングリコールおよびプロピレングリコールは、多価アルコールの中でも低分子量であり、わずかながら揮発性を有するため、高温において一部揮発してしまい、パサついた使用感となり、肌負担感や密着感の低下を感じ高温安定性に関して満足のいくものが得られなかった。また、成分(A)よりも重合度の低く、親水性のあるジプロピレングリコールを用いた比較例3は、成分(A)よりも汗等に対する化粧もちが悪く、また適度な粘性が付与されないため、とろけ感に関して満足のいくものが得られなかった。成分(A)の代わりに油剤を用いた比較例4は、油剤特有の伸びの重さがありとろけ感を得ることができなかった。また高温において粉末が凝集してしまい、伸び広がりが重く、肌上で均一な化粧膜の塗布ができず、満足のいくものが得られなかった。成分(B)のアスペクト比が小さなタルクを用いた比較例5では、伸び広がりが重くとろけ感を得ることができなかった。また高温において粉体が凝集してしまい高温安定性においても満足のいくものが得られなかった。成分(A)の代わりに半固形油剤と疎水性粉体を組み合わせた比較例6では、粘稠性のある油剤を用いたため、粉体が凝集してしまい、とろけ感および、高温安定性において満足のいくものが得られなかった。カチオン性界面活性剤処理粉体とフッ素処理粉体を用いた比較例7では保湿感および高温安定性において満足のいくものが得られなかった。焼成鉱物と吸湿性の保湿剤を用いた比較例8は化粧もち及び高温安定性に関して満足のいくものが得られなかった。
実施例21:白粉
下記の処方および製法に白粉を製造した。
(成分) (%)
1.合成金雲母*2 50
2.タルク*9 10
3.窒化ホウ素*4 残量
4.酸化亜鉛 5
5.球状無水ケイ酸*14 5
6.球状ポリエチレン末*15 5
7.ベンガラ 0.3
8.黄酸化鉄 0.5
9.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
10.トリプロピレングリコール 20
11.1,3−ブチレングリコール 0.5
12.2−エチルヘキサン酸ステアリル
(有機性値=510、IOB=0.12) 0.3
*14:シリカP−1505(平均粒子径 12μm、日揮触媒化成社製)
*15:ミペロンPM−200(平均粒子径 10μm、三井化学社製)
(製造方法)
A.1〜9をスーパーミキサーで均一に混合する。
B.10〜12を均一に混合溶解する。
C.AにBを添加し均一に混合する。
D.Cを粉砕、容器に充填し、ルース状の白粉を得た。
得られた白粉は、塗布時のとろけ感、保湿感、化粧もち、高温安定性に優れた化粧料であった。
実施例22:チークカラー
下記の処方および製法によりチークカラーを製造した。
(成分) (%)
1.球状(ジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)
クロスポリマー*16 10
2.球状ナイロン−12*17 2
3.赤色226号 0.5
4.赤色202号 1.2
5.タルク*9 5
6.マイカ*3 20
7.窒化ホウ素*4 10
8.合成金雲母*2 残量
9.窒化ホウ素*18 5
10.雲母チタン*6 14
11.酸化亜鉛 2
12.パラオキシ安息香酸メチル 0.3
13.セスキイソステアリン酸ソルビタン
(有機性値=645、IOB=0.57) 0.15
14.トリプロピレングリコール 25
15.ワセリン (有機性値=450、IOB=0) 0.3
16.カルボマー 0.05
17.エタノール(有機性値=40、IOB=2.5) 0.1
18.トリエタノールアミン 0.05
19.精製水 0.3
20.香料 0.2
*16:KSP−100(平均粒子径 5μm、信越化学工業社製)
*17:オルガソール 2002D(平均粒子径 22μm、アトフィナ社製)
*18:SHP−9(平均粒子径 8μm、アスペクト比15、水島合金鉄社製)
(製造方法)
A.1〜12をスーパーミキサーで均一に混合する。
B.13〜20を均一に混合溶解する。
C.AにBを添加し均一に混合する。
D.Cを粉砕後、プレス成型しチークカラーを得た。
得られたチークカラーは、塗布時のとろけ感、保湿感、化粧もち、高温安定性に優れた化粧料であった。
実施例23:アイブロウ
下記の処方および製法によりアイブロウを製造した。
(成分) (%)
1.硫酸バリウム*19 4
2.球状ナイロン−12*17 10
3.黄酸化鉄 2
4.黒酸化鉄 3
5.赤酸化鉄 1
6.マイカ*3 残量
7.アミノ変性シリコーン1%処理マイカ*20 3
8.酸化チタン被覆ガラス末*21 3
9.ジメチルポリシロキサン1%処理合成金雲母*22 11
10.パラオキシ安息香酸メチル 0.3
11.ジメチルポリシロキサン(有機性値=270、IOB=0.3) 0.3
12.トリプロピレングリコール 17
13.水添ヒマシ油 (有機性値=1140、IOB=0.42) 0.3
14.エタノール (有機性値=40、IOB=2.5) 0.3
15.アクリレーツコポリマー 1
*19:板状硫酸バリウムHM(平均子粒子径 12μm、アスペクト比30、堺化学社製)
*20:Y−2300(ヤマグチマイカ製)を1%アモジメチコン処理
*21:マイクログラス メタシャイン MT1080RY(平均粒子径 80μm、アスペクト比80、日本板硝子社製)
*22:PDM−5L(トピー工業社製)を1%ジメチルポリシロキサン処理
(製造方法)
A.1〜10をスーパーミキサーで均一に混合する。
B.11〜14を均一に混合溶解する。
C.AにBを添加し均一に混合する。
D.Cを粉砕、容器に充填し、ルース状のアイブロウを得た。
得られたアイブロウは、塗布時のとろけ感、保湿感、化粧もち、高温安定性に優れた化粧料であった。
実施例24:アイカラー
下記の処方および製法によりアイカラーを製造した。
(成分) (%)
1.赤色226号 1
2.黄色4号 1
3.ジメチルポリシロキサン1%処理黄酸化鉄 0.5
4.黒酸化鉄 0.5
5.ジメチルポリシロキサン1%処理合成金雲母*22 11
6.合成金雲母*1 残量
7.球状ナイロン−12*17 4
8.球状(ジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)
クロスポリマー*16 4
9.酸化チタン被覆ガラス末*21 8
10.酸化鉄被覆雲母チタン*23 20
11.ジメチルポリシロキサン2%処理雲母チタン*24 3
12.リン脂質0.05%処理マイカ*5 8
13.トリプロピレングリコール 15
14.DPG 0.1
15.植物油 0.1
16.香料 0.01
*23:コロロナシェナスパークル(平均子粒子径 47μm、アスペクト比350、エンゲルハード社製)
*24:TIMIRON STARLUSTER MP−115(メルク社製)を2%ジメチルポリシロキサン処理
(製造方法)
A.1〜12をスーパーミキサーで均一に混合する。
B.13〜15を均一に混合溶解する。
C.AにBと16を添加し均一に混合する。
D.Cを粉砕、容器に充填し、ルース状のアイカラーを得た。
得られたアイカラーは、塗布時のとろけ感、保湿感、化粧もち、高温安定性に優れた化粧料であった。
実施例25:ファンデーション(固形)
下記の処方および製法にファンデーションを製造した
(成分) (%)
1.黄酸化鉄 0.3
2.赤酸化鉄 0.2
3.黒酸化鉄 0.2
4.ジメチルポリシロキサン1%処理合成金雲母*22 11
5.ジメチルポリシロキサン2%処理タルク*24 残量
6.トリエトキシカプリリルシラン2%処理タルク*25 10
7.球状ポリメタクリル酸メチル*26 4
8.球状(HDI/PPG/ポリカプロラクタン)クロスポリマー*27 4
9.酸化チタン 8
10.パラメトキシケイヒ酸エチルヘキシル 8
11.トリプロピレングリコール 3
12.トリエチルヘキサノイン (有機性値=510、IOB=0.35 )4
13.スクワラン (有機性値=540、IOB=0) 3
14.リンゴ酸ジイソステアリル(有機性値=780、IOB=0.28)1
15.ヒアルロン酸Na*28 0.1
16.トコフェロール 0.1
17.グリセリン 1
*24: タルクJA−46R (浅田製粉社製)を1%ジメチルポリシロキサン処理
*25:タルクJA−46R (浅田製粉社製)を2%トリエトキシカプリリルシラン処理
*26:MR−7GC(平均粒子径 7μm、綜研化学社製)
*27:CS−400(平均粒子径 15μm、根上工業社製)
*28:ヒアルロン酸FCH−SU−S(フードケミファ社製)
(製造方法)
A.1〜9をスーパーミキサーで均一に混合する。
B.10〜17を均一に混合溶解する。
C.AにBを添加し均一に混合する。
D.Cを粉砕後、プレス成型しファンデーションを得た。
得られたファンデーションは、塗布時のとろけ感、保湿感、化粧もち、高温安定性に優れた化粧料であった。
実施例26:ボディパウダー
下記の処方および製法にボディパウダーを製造した
(成分) (%)
1.窒化ホウ素*4 20
2.球状ポリエチレン末 *15 15
3.タルク*9 残量
4.ラウリン酸亜鉛処理セリサイト*29 10
5.フィトステロール 0.01
6.N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルデシル)
(有機性値=1214、IOB=0.3) 0.05
7.トリプロピレングリコール 15
8.シア脂 (有機性値=1140、IOB=0.16) 3
9.オクチルドデカノール(有機性値=390、IOB=0.26) 2
10.ポリブテン(有機性値=60、IOB=0) 3
*29:セリサイトFSE(三信鉱工社製)を1%ラウリン酸亜鉛処理
(製造方法)
A.1〜4をスーパーミキサーで均一に分散する。
B.5〜10を均一に混合する。
C.AにBを加え均一に混合し、溶媒としてイソドデカンを20%を加え、均一に混合する。
D.Cの溶媒を吸取りながら圧縮成形した後、70℃で10時間乾燥しボディパウダーを得た。
得られたボディパウダーは、塗布時のとろけ感、保湿感、化粧もち、高温安定性に優れた化粧料であった。

Claims (5)

  1. 次の成分(A)〜(B);
    (A)トリプロピレングリコール
    (B)アスペクト比が8以上の粉体 40質量%以上
    を含有する粉末化粧料であって、
    前記成分(A)と前記成分(B)の含有質量比率である成分(B)/成分(A)が1.4を超え84.5未満である、粉末化粧料
  2. 前記成分(B)/成分(A)=2〜30である請求項1に記載の粉末化粧料。
  3. 前記成分(B)の平均粒子径が10〜300μmである請求項1又は2に記載の粉末化粧料。
  4. 前記成分(B)が合成金雲母、マイカ、セリサイト、タルク、窒化ホウ素、雲母チタンから選ばれる1種又は2種以上である請求項1〜3のいずれかに記載の粉末化粧料。
  5. さらに、成分(C)として、リン脂質を含有する請求項1〜4のいずれかに記載の粉末化粧料。
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