JP6914003B2 - 電子制御装置 - Google Patents

電子制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6914003B2
JP6914003B2 JP2016053516A JP2016053516A JP6914003B2 JP 6914003 B2 JP6914003 B2 JP 6914003B2 JP 2016053516 A JP2016053516 A JP 2016053516A JP 2016053516 A JP2016053516 A JP 2016053516A JP 6914003 B2 JP6914003 B2 JP 6914003B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
redundant
functional element
power supply
housing
functional
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016053516A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017169382A (ja
Inventor
小関 知延
知延 小関
富美繁 矢次
富美繁 矢次
郁弥 飯島
郁弥 飯島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Astemo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Astemo Ltd filed Critical Hitachi Astemo Ltd
Priority to JP2016053516A priority Critical patent/JP6914003B2/ja
Publication of JP2017169382A publication Critical patent/JP2017169382A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6914003B2 publication Critical patent/JP6914003B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

本発明は、車両用などのように高い信頼性と安全性が要求される電子制御装置に関する。
従来、この種の電子制御装置において、センサをECU(Electronic Control Unit)の筐体の外部に設ける構成では、電源ラインがハーネス上で天地絡する可能性がある。そこで、センサの電源ラインが天地絡した場合でも、他のセンサとマイクロコンピュータ(マイコンと略称する)を使って縮退動作ができるように、マイコン用とセンサ用の電源電圧を、別々のレギュレータにより生成している。このように、各々の機能専用のレギュレータを設けることで、共通原因故障を回避できる。
特開2011−152027号公報
しかし、故障時における縮退動作は、本来の機能に対して性能の低下が避けられず、多数のレギュレータを設けることで電源電圧のモニタ数が多くなるため、主制御装置であるマイコンの処理負荷も増大することになる。
しかも、近年は、自動運転対応として、単一の故障(電源やマイコンの故障も含む)が起きても、アシスト動作を継続することが求められているため、各回路を2系統化している。例えば特許文献1には、電動パワーステアリング(EPS)装置におけるアシスト用モータを駆動するインバータを2系統化することによって、1系統の故障を許容できるようにしたシステムが開示されている。
しかしながら、共通原因故障を回避する構成で2系統化を行うと、1系統に複数存在したレギュレータが、更に2倍に増えてしまうことになりコストの増加を招く。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、コスト増加及び主制御装置の処理負荷の増大を抑えながら、故障時における性能の低下を抑制できる電子制御装置を提供することにある。
本発明の電子制御装置は、電動モータを駆動するインバータが2系統化されたシステムに用いられる電子制御装置であって、前記電子制御装置は、筐体と、前記筐体内の配線を、前記筐体の外部で所定の機能動作をする第1機能要素、及び前記筐体の外部で前記第1機能要素の冗長動作をする第1冗長機能要素にそれぞれ接続するコネクタと、前記筐体の内部に設けられ、前記第1機能要素とは異なる所定の機能動作をする第2機能要素と、前記筐体の内部に設けられ、前記第2機能要素の冗長動作をする第2冗長機能要素と、前記筐体内に設けられ、前記第2機能要素に動作電源を供給するとともに、前記第1機能要素に前記コネクタを介して動作電源を供給する主電源回路と、前記筐体内に設けられ、前記第2冗長機能要素に動作電源を供給するとともに、前記第1冗長機能要素に前記コネクタを介して動作電源を供給する冗長電源回路と、前記筐体内に設けられ、前記第1及び第2機能要素の出力に基づいて、第1系統のインバータを駆動するための信号を出力する第1マイクロコンピュータと、前記筐体内に設けられ、前記第1及び第2冗長機能要素の出力に基づいて、第2系統のインバータを駆動するための信号を出力する第2マイクロコンピュータと、を具備し、前記主電源回路からの電源供給に異常が発生した場合に、前記主電源回路が停止され、前記冗長電源回路から前記第1及び第2冗長機能要素に動作電源が供給され、前記第1及び第2機能要素の機能動作を前記第1及び第2冗長機能要素で継続させることを特徴とする。
本発明によれば、第1及び第2機能要素に主電源回路から電源を供給し、第1及び第2冗長機能要素に冗長電源回路から電源を供給するように構成したので、第1及び第2機能要素に別々の電源回路から電源を供給し、この構成を2系統化する場合に比べて電源回路を削減でき、コストの増加を抑制できる。また、2系統化したことで、故障時に一方の系統の動作を停止させて他方の系統で実質的に同じ機能動作を継続できるので、縮退動作により性能が低下したり、マイコンの処理負荷が増大したりするのを抑えることができる。従って、コスト増加及び主制御装置の処理負荷の増大を抑えながら、故障時における性能の低下を抑制できる。
本発明の参考例に係る電子制御装置のブロック図である。 図1に示した電子制御装置が適用されるEPS装置の概略構成図である。 本発明の実施形態に係る電子制御装置のブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[参考例]
図1は、本発明の参考例に係る電子制御装置の構成例を示しており、図2はこの電子制御装置が適用されるEPS装置の概略構成を示している。まず、EPS装置について簡単に説明し、続いてこのEPS装置において操舵力をアシストするモータ(電動アクチュエータ)を制御する電子制御装置を説明する。
図2に示すように、EPS装置は、ステアリングホイール10、操舵トルクセンサ11、冗長用の操舵トルクセンサ32、ステア角センサ12、冗長用のステア角センサ33、アシスト用のモータ13、及びこのモータ13を制御する電子制御装置14などを含んで構成されている。また、ステアリングシャフト15を内包するステアリングコラム16内には、操舵トルクセンサ11,32、ステア角センサ12,33及び減速機17が設けられている。
そして、運転者がステアリング操作を行う際に、ステアリングシャフト15に発生する操舵トルクを操舵トルクセンサ11(または冗長用の操舵トルクセンサ32)によって検出し、ステアリングの角度をステア角センサ12(または冗長用のステア角センサ33)によって検出する。これらのセンサ11,12(またはセンサ32,33)から得られた操舵トルク信号S1とステア角信号S2、及び車両で検出した車速信号S3などに基づいて、電子制御装置14でモータ13を駆動制御することにより、車両の走行状態に応じた操舵アシスト力をモータ13から発生させる。これによって、ステアリングシャフト15の先端に設けられたピニオンギア18が回転すると、ラック軸19が進行方向左右に水平移動することで、運転者のステアリング操作が車輪(タイヤ)20に伝達されて車両の向きを変える。
次に、本発明の参考例に係る電子制御装置について図1により詳しく説明する。バッテリ21の電圧(例えば12V)は、電子制御装置14の筐体内に設けられている6Vのレギュレータ(6VREG)23、プリドライバ24、インバータ25、モータ電流センサ26、及び冗長用のモータ電流センサ27にそれぞれ供給される。レギュレータ23で降圧されて生成された6Vの内部電圧は、5Vのレギュレータ(5VREG)28、5Vのレギュレータ(5VREG)29、5Vのレギュレータ(5VREG)30、及び1Vのレギュレータ(1V REG)31にそれぞれ供給されて、各々の機能用の電圧に降下される。
レギュレータ28は、センサ用の主電源回路として働くもので、操舵トルクセンサ11、ステア角センサ12、モータ電流センサ26及びモータ角度センサ22にそれぞれ電源ラインを介して5Vの動作電源を供給する。レギュレータ29は、センサ用の冗長電源回路として働くもので、冗長用の操舵トルクセンサ32、冗長用のステア角センサ33、冗長用のモータ電流センサ27及び冗長用のモータ角度センサ34にそれぞれ電源ラインを介して5Vの動作電源を供給する。
なお、上記操舵トルクセンサ11、ステア角センサ12、冗長用の操舵トルクセンサ32、及び冗長用のステア角センサ33は、電子制御装置14の筐体の外部に設けられている。筐体にはコネクタが設けられており、これらのコネクタを介して各センサ11,12,32,33が筐体に搭載される。コネクタからレギュレータ28または29までの配線長は、マイコン35からコネクタまでの配線長よりも短くなっている。
また、レギュレータ30は、演算処理装置(または集積回路装置)用の主電源回路として働くもので、マイコン35内のA/D変換器36、及びCANドライバ37に5Vの動作電源を供給する。A/D変換器36は、破線の矢印で示すように、レギュレータ28からセンサ11,12に供給される電圧をA/D変換すると共に、レギュレータ29からセンサ32,33に供給される電圧をA/D変換し、各レギュレータ28,29の出力電圧をマイコン35でモニタするようになっている。CANドライバ37は、外部の他のECU38とマイコン35との間で通信を行ってデータの授受を行う。
更に、レギュレータ31は、マイコン35内の演算部39に1Vの動作電源を供給するように構成されている。
上記のような構成において、通常のアシスト動作では、マイコン35は、プリドライバ24にPWM信号を出力する。プリドライバ24中の各H側ドライバとL側ドライバはそれぞれ、PWM信号に基づいて、インバータ25中の各上アームスイッチ素子と下アームスイッチ素子の制御端にそれぞれPWM信号に基づく駆動信号を供給して選択的にオン/オフ制御する。
そして、モータ13をインバータ25で駆動する際に、センサ11,12で検出した操舵トルク信号S1とステア角信号S2、及び車両で検出した車速信号S3などに基づいて操作量演算を行い、演算結果の操作量に応じてPWM信号のデューティを可変し、モータ13の出力トルクをそれぞれ制御することでアシスト力を変化させる。この際、モータ電流センサ26とモータ角度センサ22でモータ13の状態変化を検出する。
アシスト動作中は、マイコン35はA/D変換器36を用いて各レギュレータ28の出力電圧をモニタしており、例えばレギュレータ28から操舵トルクセンサ11あるいはステア角センサ12へ動作電源を供給する電源ラインに天地絡が発生したことを検知すると、レギュレータ28を停止させ、センサ11,12から出力される操舵トルク信号S1とステア角信号S2は使用しないようにする。そして、レギュレータ29から操舵トルクセンサ32あるいはステア角センサ33へ動作電源を供給し、冗長用のセンサ32,33を用いてアシストを継続する。この場合には、モータ電流センサ26とモータ角度センサ22に代えて冗長用のモータ電流センサ27と冗長用のモータ角度センサ34を用いて、モータ13の状態変化を検出することになる。
このような構成によれば、操舵トルクセンサとステア角センサ、レギュレータ及びモータ電流センサとモータ角度センサを2系統備えているので、一方の系統に異常が発生しても、他方の系統で本来の機能と同様にモータを制御することができ、アシスト動作を継続することができる。よって、故障時に、縮退動作により性能の低下を招くことはない。また、マイコン35は、センサ11,12またはセンサ32,33に動作電源を供給している一方のレギュレータ28または29の出力電圧をモニタすれば良いので、マイコンの処理負荷を増大させることもない。
更に、単純に2系統化するのではなく、マイコン35に動作電源を与えるレギュレータ30,31は1系統しか設けないので、コストの増加も抑制できる。このように構成できるのは、レギュレータ30,31からマイコン35及びCANドライバ37への電源ラインは、電子制御装置14の筐体の内部のみに形成され、天地絡の可能性が低いからである。
従って、コスト増加及び主制御装置の処理負荷の増大を最小限に抑えながら、故障時における性能の低下を抑制できる。
[実施形態]
図2は、本発明の実施形態に係る電子制御装置の構成例を示している。上述した参考例では1台のマイコンで1つのモータを制御したが、本実施形態では2台のマイコンで2つのモータを制御するようにしている。バッテリ21の電圧(例えば12V)は、電子制御装置14の筐体内に設けられている6Vのレギュレータ(6VREG)23a、6Vのレギュレータ(6VREG)23b、プリドライバ24a、インバータ25a,25b、モータ電流センサ26、及び冗長用のモータ電流センサ27にそれぞれ供給される。レギュレータ23aで降圧されて生成された6Vの内部電圧は、5Vのレギュレータ(5VREG)28、及び1Vのレギュレータ(1VREG)31aにそれぞれ供給される。また、レギュレータ23bで降圧されて生成された6Vの内部電圧は、5Vのレギュレータ(5VREG)29、及び1Vのレギュレータ(1VREG)31bにそれぞれ供給される。
レギュレータ28は、主電源回路として働くもので、操舵トルクセンサ11及びステア角センサ12にそれぞれ電源ラインから抵抗R1,R2を介して5Vの動作電源を供給する。また、CANドライバ37a及びマイコン35a中のA/D変換器36aに電源ラインを介して5Vの動作電源を供給する。更に、このレギュレータ28は、モータ電流センサ26及びモータ角度センサ22にそれぞれ電源ラインを介して5Vの動作電源を供給するようになっている。
同様に、レギュレータ29は、冗長電源回路として働くもので、冗長用の操舵トルクセンサ32及び冗長用のステア角センサ33にそれぞれ電源ラインから抵抗R3,R4を介して5Vの動作電源を供給する。また、CANドライバ37b及びマイコン35b中のA/D変換器36bに電源ラインを介して5Vの動作電源を供給する。更に、このレギュレータ29は、冗長用のプリドライバ24b、冗長用のモータ電流センサ27及び冗長用のモータ角度センサ34にそれぞれ電源ラインを介して5Vの動作電源を供給する。
なお、上記抵抗R1〜R4は、筐体に設けられているコネクタから筐体内部にサージが印加されるのを防止するためのものである。
A/D変換器36aは、レギュレータ28からセンサ11,12に供給される電圧をA/D変換する。また、A/D変換器36bは、レギュレータ29からセンサ32,33に供給される電圧をA/D変換する。マイコン35a,35bはそれぞれ、これらのA/D変換結果に基づいて、各レギュレータ28,29の出力電圧をモニタするようになっている。CANドライバ37a,37bはそれぞれ、外部の他のECU38a,38bとマイコン35a,35bとの間で通信を行ってデータの授受を行う。
なお、上記操舵トルクセンサ11、ステア角センサ12、冗長用の操舵トルクセンサ32、及び冗長用のステア角センサ33は、電子制御装置14の筐体の外部に設けられている。
また、レギュレータ31aは、マイコン35a内の演算部39a用の電源回路として働き1Vの動作電源を供給する。また、レギュレータ31bは、マイコン35b内の演算部39b用の電源回路として働き1Vの動作電源を供給するように構成されている。
そして、マイコン35aでプリドライバ24aからインバータ25aを介してモータ13aを駆動制御し、マイコン35bでプリドライバ24bからインバータ25bを介してモータ13bを駆動制御する。このように、2つのモータ13a,13bを2系統の回路で独立して駆動するようになっている。
すなわち、通常のアシスト動作では、マイコン35aは、プリドライバ24aにPWM信号を出力する。プリドライバ24a中の各H側ドライバとL側ドライバはそれぞれ、PWM信号に基づいて、インバータ25a中の各上アームスイッチ素子と下アームスイッチ素子の制御端にそれぞれPWM信号に基づく駆動信号を供給して選択的にオン/オフ制御する。
そして、モータ13aをインバータ25aで駆動する際に、センサ11,12で検出した操舵トルク信号S1とステア角信号S2、及び車両で検出した車速信号S3などに基づいて操作量演算を行い、演算結果の操作量に応じてPWM信号のデューティを可変し、モータ13aの出力トルクをそれぞれ制御することでアシスト力を変化させる。この際、モータ電流センサ26とモータ角度センサ22でモータ13の状態変化を検出する。
アシスト動作中は、マイコン35aはA/D変換器36aを用いてレギュレータ28の出力電圧をモニタしており、例えばレギュレータ28から操舵トルクセンサ11あるいはステア角センサ12へ動作電源を供給する電源ラインに天地絡が発生したことを検知するとレギュレータ28を停止させ、センサ11,12から出力される操舵トルク信号S1とステア角信号S2は使用しないようにする。そして、レギュレータ29から操舵トルクセンサ32あるいはステア角センサ33へ動作電源を供給し、冗長用のセンサ32,33を用いてアシストを継続する。
系統の切り替えが行われると、マイコン35bは、プリドライバ24bにPWM信号を出力する。プリドライバ24b中の各H側ドライバとL側ドライバはそれぞれ、PWM信号に基づいて、インバータ25b中の各上アームスイッチ素子と下アームスイッチ素子の制御端にそれぞれPWM信号に基づく駆動信号を供給して選択的にオン/オフ制御する。
モータ13bをインバータ25bで駆動する際に、センサ32,33で検出した操舵トルク信号S1とステア角信号S2、及び車両で検出した車速信号S3などに基づいて操作量演算を行い、演算結果の操作量に応じてPWM信号のデューティを可変し、モータ13bの出力トルクをそれぞれ制御することでアシスト力を変化させる。この場合には、モータ電流センサ26とモータ角度センサ22に代えて冗長用のモータ電流センサ27と冗長用のモータ角度センサ34を用いて、モータ13bの状態変化を検出することになる。
このような構成によれば、故障時には系統を切り替えるだけで冗長機能を利用できる。2系統の構成であるので、マイコンの処理負荷を増大させることはなく、本来の機能に対して性能の低下を招くこともない。また、各種機能のうちの1つが故障した時はもとより、主電源回路または冗長電源回路のいずれかが故障した場合にも最小限の性能低下で動作を継続させることができる。
従って、コスト増加及び主制御装置の処理負荷の増大を最小限に抑えながら、故障時における性能の低下を抑制できる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々変形して実施することが可能である。例えば、実施形態において、2つの系統の回路を1つの筐体内に搭載する場合を例に取って説明したが、系統毎に2つの筐体に搭載しても良いのはもちろんである。
11…操舵トルクセンサ、12…ステア角センサ、13,13a,13b…モータ(電動アクチュエータ)、14…電子制御装置、23…レギュレータ、28…レギュレータ(主電源回路)、29…レギュレータ(冗長電源回路)、30,31…レギュレータ、32…冗長用の操舵トルクセンサ、33…冗長用のステア角センサ、35,35a,35b…マイクロコンピュータ(主制御装置)

Claims (3)

  1. 電動モータを駆動するインバータが2系統化されたシステムに用いられる電子制御装置であって、
    前記電子制御装置は、
    筐体と、
    前記筐体内の配線を、前記筐体の外部で所定の機能動作をする第1機能要素、及び前記筐体の外部で前記第1機能要素の冗長動作をする第1冗長機能要素にそれぞれ接続するコネクタと、
    前記筐体の内部に設けられ、前記第1機能要素とは異なる所定の機能動作をする第2機能要素と、
    前記筐体の内部に設けられ、前記第2機能要素の冗長動作をする第2冗長機能要素と、
    前記筐体内に設けられ、前記第2機能要素に動作電源を供給するとともに、前記第1機能要素に前記コネクタを介して動作電源を供給する主電源回路と、
    前記筐体内に設けられ、前記第2冗長機能要素に動作電源を供給するとともに、前記第1冗長機能要素に前記コネクタを介して動作電源を供給する冗長電源回路と、
    前記筐体内に設けられ、前記第1及び第2機能要素の出力に基づいて、第1系統のインバータを駆動するための信号を出力する第1マイクロコンピュータと、
    前記筐体内に設けられ、前記第1及び第2冗長機能要素の出力に基づいて、第2系統のインバータを駆動するための信号を出力する第2マイクロコンピュータと、
    を具備し、
    前記主電源回路からの電源供給に異常が発生した場合に、前記主電源回路が停止され、前記冗長電源回路から前記第1及び第2冗長機能要素に動作電源が供給され、
    前記第1及び第2機能要素の機能動作を前記第1及び第2冗長機能要素で継続させること
    を特徴とする電子制御装置。
  2. 請求項1の電子制御装置において、
    前記電動モータは、電動パワーステアリング装置におけるアシスト用であり、当該電動モータを駆動するインバータが2系統化されることによって、1系統の故障を許容できるように構成され、
    前記第1機能要素が、前記アシスト用モータの操作量演算に使用するパラメータを検出する第1センサを含み、
    前記第2機能要素が、前記第1センサで検出する前記操作量演算に使用するパラメータとは異なる状態パラメータを検出する第2センサを含み、
    前記主電源回路が第1レギュレータであり、
    前記冗長電源回路が第2レギュレータであり、
    前記第1レギュレータから前記第1機能要素及び第2機能要素の少なくとも一方の電源ラインが天地絡した場合に、当該天地絡した電源ラインに接続された機能要素に対応する冗長機能要素に前記第2レギュレータから電源を供給し、前記第1及び第2機能要素に代えて、前記第1及び第2冗長機能要素で動作を継続すること
    を特徴とする電子制御装置。
  3. 請求項1の電子制御装置において、
    前記第1機能要素は、第1の電動モータの操作量演算に使用するパラメータを検出する第1センサを含み、
    前記第1冗長機能要素は、第2の電動モータの操作量演算に使用するパラメータを検出する第2センサを含むこと
    を特徴とする電子制御装置。
JP2016053516A 2016-03-17 2016-03-17 電子制御装置 Active JP6914003B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016053516A JP6914003B2 (ja) 2016-03-17 2016-03-17 電子制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016053516A JP6914003B2 (ja) 2016-03-17 2016-03-17 電子制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017169382A JP2017169382A (ja) 2017-09-21
JP6914003B2 true JP6914003B2 (ja) 2021-08-04

Family

ID=59913955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016053516A Active JP6914003B2 (ja) 2016-03-17 2016-03-17 電子制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6914003B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6384401B2 (ja) * 2015-05-20 2018-09-05 株式会社デンソー センサ装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008247053A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Honda Motor Co Ltd 車両の制御装置
JP2011152027A (ja) * 2009-12-25 2011-08-04 Denso Corp 電動機駆動装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置
WO2014054349A1 (ja) * 2012-10-02 2014-04-10 富士電機株式会社 冗長化演算処理システム
DE102013006378A1 (de) * 2013-04-13 2014-10-16 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Sensoranordnung an einer Lenksäule eines Kraftfahrzeugs

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017169382A (ja) 2017-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6999480B2 (ja) 電子制御装置及びその診断方法
US9783227B2 (en) Vehicle steering device
CN111791943B (zh) 旋转电机控制装置和使用其的电动助力转向设备
US10003294B2 (en) Control apparatus of rotary electric machine and electric power steering apparatus using the same
JP7192646B2 (ja) 回転電機制御装置
JP7205373B2 (ja) 回転電機制御装置
WO2021125127A1 (ja) 電子制御装置、および、電源システム
WO2021085228A1 (ja) モータ駆動システム
US11541930B2 (en) Rotary electric machine control device
WO2021085168A1 (ja) モータ駆動システム
CN114269631B (zh) 控制装置
JP6914003B2 (ja) 電子制御装置
JP7137496B2 (ja) 電動モータの駆動制御装置
JP5092509B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP3876143B2 (ja) 車両用操舵装置
JP2005028900A (ja) 電動ステアリング装置におけるバッテリ状態判定装置
WO2022259828A1 (ja) 電力供給装置
JP2014091454A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP7205415B2 (ja) 回転電機制御装置
JP2020147191A (ja) 電動パワーステアリング用モータ制御装置
CN114906210A (zh) 电动助力转向装置
JP2003112647A (ja) 車両用操舵装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190426

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191210

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20191210

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20191218

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20191224

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20200117

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20200121

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20200915

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20201020

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20201110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210112

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20210330

C302 Record of communication

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C302

Effective date: 20210405

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20210406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210513

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20210608

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20210713

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20210713

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210713

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6914003

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250