JP6913287B2 - 化粧板 - Google Patents
化粧板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6913287B2 JP6913287B2 JP2018533464A JP2018533464A JP6913287B2 JP 6913287 B2 JP6913287 B2 JP 6913287B2 JP 2018533464 A JP2018533464 A JP 2018533464A JP 2018533464 A JP2018533464 A JP 2018533464A JP 6913287 B2 JP6913287 B2 JP 6913287B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- interference layer
- decorative board
- layer
- interference
- glass substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47B—TABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
- A47B96/00—Details of cabinets, racks or shelf units not covered by a single one of groups A47B43/00 - A47B95/00; General details of furniture
- A47B96/20—Furniture panels or like furniture elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B15/00—Layered products comprising a layer of metal
- B32B15/04—Layered products comprising a layer of metal comprising metal as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C17/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
- C03C17/34—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions
- C03C17/36—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions at least one coating being a metal
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/20—Filters
- G02B5/28—Interference filters
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Optical Filters (AREA)
Description
L=2nd/cosθ ・・・(1)
ここで、nは第一の干渉層4の屈折率であり、dは第一の干渉層4の幾何学的厚みであり、θはガラス基板2からガラス基板2と第一の干渉層4との間の界面に光が入射したときにおける、ガラス基板2と第一の干渉層4との間の界面からの出射角である。
ソーダライムガラスからなるガラス基板(厚み2mm)の一方の主面に、表1に示す膜材質を用い、表1に示す幾何学的厚みとなるように、第一の干渉層及び金属層をこの順序でそれぞれスパッタリング法により形成し、実施例1の化粧板を得た。
得られた化粧板について、ガラス基板側より、分光光度計U−4100(日立製)を用い、反射面の法線に対して、入射光の入射角を0°または45°に設定して、それぞれの正反射率を測定し、反射率スペクトルを得た。図4に、実施例1の化粧板の反射率スペクトルを示す。得られた反射率スペクトルからJIS Z 8781−4に規定されたL*a*b*表色系におけるD65光源を用いたときのL*、a*、b*の値をそれぞれの入射角について求め、それぞれの入射角におけるa*の値の差をΔa*として算出し、それぞれの入射角におけるb*の値の差をΔb*として算出した。そして、ΔC*=((Δa*)2+(Δb*)2))1/2で定義されるΔC*を算出した。なお、このΔC*の値が小さいほど、色調変化の角度依存性は小さいことになる。これらの結果を表1に示す。
第一の干渉層として、珪素を55nmの幾何学的厚みとなるようにスパッタリング法により形成したこと以外は上記の実施例1と同様にして化粧板を得た。得られた化粧板について、実施例1と同様に正反射率を測定し、反射率スペクトルを得た。図5に、実施例2の化粧板の反射率スペクトルを示す。得られた反射率スペクトルからL*a*b*表色系におけるL*、a*、b*の値をそれぞれの入射角について求め、Δa*、Δb*、ΔC*を算出した。これらの結果を表1に示す。
第一の干渉層として、酸化ニオブを120nmの幾何学的厚みとなるようにスパッタリング法により形成したこと、さらに、第二の干渉層として、珪素を50nmの幾何学的厚みとなるようにスパッタリング法により第一の干渉層と金属層との間に形成したこと以外は上記の実施例1と同様にして化粧板を得た。得られた化粧板について、実施例1と同様に正反射率を測定し、反射率スペクトルを得た。図6に、実施例3の化粧板の反射率スペクトルを示す。得られた反射率スペクトルからL*a*b*表色系におけるL*、a*、b*の値をそれぞれの入射角について求め、Δa*、Δb*、ΔC*を算出した。これらの結果を表1に示す。
第一の干渉層として、珪素を50nmの幾何学的厚みとなるようにスパッタリング法により形成したこと、さらに、第二の干渉層として、酸化ニオブを120nmの幾何学的厚みとなるようにスパッタリング法により第一の干渉層と金属層との間に形成したこと以外は上記の実施例1と同様にして化粧板を得た。得られた化粧板について、実施例1と同様に正反射率を測定し、反射率スペクトルを得た。図7に、実施例4の化粧板の反射率スペクトルを示す。得られた反射率スペクトルからL*a*b*表色系におけるL*、a*、b*の値をそれぞれの入射角について求め、Δa*、Δb*、ΔC*を算出した。これらの結果を表1に示す。
第一の干渉層として、珪素を66nmの幾何学的厚みとなるようにスパッタリング法により形成したこと、金属層として、ニオブを100nmの幾何学的厚みとなるようにスパッタリング法により形成したこと、さらに、第三の干渉層として、酸化ニオブを76nmの幾何学的厚みとなるようにスパッタリング法により第一の干渉層とガラス基板との間に形成したこと以外は上記の実施例1と同様にして化粧板を得た。得られた化粧板について、実施例1と同様に正反射率を測定し、反射率スペクトルを得た。図8に、実施例5の化粧板の反射率スペクトルを示す。得られた反射率スペクトルからL*a*b*表色系におけるL*、a*、b*の値をそれぞれの入射角について求め、Δa*、Δb*、ΔC*を算出した。これらの結果を表2に示す。
第四の干渉層として、酸化珪素を26nmの幾何学的厚みとなるようにスパッタリング法により第一の干渉層と第三の干渉層との間に形成したこと以外は上記の実施例5と同様にして化粧板を得た。得られた化粧板について、実施例1と同様に正反射率を測定し、反射率スペクトルを得た。図9に、実施例6の化粧板の反射率スペクトルを示す。得られた反射率スペクトルからL*a*b*表色系におけるL*、a*、b*の値をそれぞれの入射角について求め、Δa*、Δb*、ΔC*を算出した。これらの結果を表2に示す。
第一の干渉層として、酸化ニオブを33nmの幾何学的厚みとなるようにスパッタリング法により形成したこと、第二の干渉層として、酸化珪素を12nmの幾何学的厚みとなるようにスパッタリング法により第一の干渉層と金属層との間に形成したこと、第三の干渉層として、酸化ニオブを45nmの幾何学的厚みとなるようにスパッタリング法により第一の干渉層とガラス基板との間に形成したこと、さらに、第四の干渉層として、酸化珪素を91nmの幾何学的厚みとなるようにスパッタリング法により第一の干渉層と第三の干渉層との間に形成したこと以外は上記の実施例5と同様にして化粧板を得た。得られた化粧板について、実施例1と同様に正反射率を測定し、反射率スペクトルを得た。図10に、実施例7の化粧板の反射率スペクトルを示す。得られた反射率スペクトルからL*a*b*表色系におけるL*、a*、b*の値をそれぞれの入射角について求め、Δa*、Δb*、ΔC*を算出した。これらの結果を表2に示す。
第一の干渉層、第二の干渉層、第三の干渉層は設けずに、金属層として、チタンを100nmの幾何学的厚みとなるようにスパッタリング法により形成して、化粧板を得た。得られた化粧板について、実施例1と同様に正反射率を測定し、反射率スペクトルを得た。図11に、比較例1の化粧板の反射率スペクトルを示す。得られた反射率スペクトルからL*a*b*表色系におけるL*、a*、b*の値をそれぞれの入射角について求め、Δa*、Δb*、ΔC*を算出した。これらの結果を表2に示す。
金属層として、ニオブを100nmの幾何学的厚みとなるようにスパッタリング法により形成したこと以外は上記の比較例1と同様にして化粧板を得た。得られた化粧板について、実施例1と同様に正反射率を測定し、反射率スペクトルを得た。図12に、比較例2の化粧板の反射率スペクトルを示す。得られた反射率スペクトルからL*a*b*表色系におけるL*、a*、b*の値をそれぞれの入射角について求め、Δa*、Δb*、ΔC*を算出した。これらの結果を表2に示す。
2:ガラス基板
2a:表面
2b:裏面
3:金属層
4:第一の干渉層
5:第二の干渉層
6:第三の干渉層
Claims (10)
- ガラス基板と、
前記ガラス基板の一方の主面に設けられた金属層と、
前記ガラス基板と前記金属層との間に設けられた第一の干渉層とを、備え、
前記第一の干渉層は、波長550nmにおける屈折率が3以上であることを特徴とする化粧板。 - 前記第一の干渉層は、10nm以上200nm以下の幾何学的厚みを有することを特徴とする請求項1に記載の化粧板。
- 前記第一の干渉層が、珪素からなることを特徴とする請求項1または2に記載の化粧板。
- 前記第一の干渉層は、10nm以上100nm以下の幾何学的厚みを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の化粧板。
- 前記第一の干渉層と前記金属層との間に設けられた第二の干渉層をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の化粧板。
- 前記第二の干渉層は、10nm以上200nm以下の幾何学的厚みを有することを特徴とする請求項5に記載の化粧板。
- 前記第一の干渉層と前記ガラス基板との間に設けられた第三の干渉層をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の化粧板。
- 前記第三の干渉層は、10nm以上200nm以下の幾何学的厚みを有することを特徴とする請求項7に記載の化粧板。
- 前記金属層が、Ti、Nb、Ni、Cr及びAlからなる群から選ばれた金属、またはTi、Nb、Ni、Cr及びAlからなる群から選ばれた1種以上の金属を含む合金からなることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の化粧板。
- 前記金属層は、50nm以上200nm以下の幾何学的厚みを有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の化粧板。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016156236 | 2016-08-09 | ||
JP2016156236 | 2016-08-09 | ||
PCT/JP2017/028629 WO2018030355A1 (ja) | 2016-08-09 | 2017-08-07 | 化粧板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2018030355A1 JPWO2018030355A1 (ja) | 2019-06-13 |
JP6913287B2 true JP6913287B2 (ja) | 2021-08-04 |
Family
ID=61162317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018533464A Active JP6913287B2 (ja) | 2016-08-09 | 2017-08-07 | 化粧板 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6913287B2 (ja) |
WO (1) | WO2018030355A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3808206B1 (en) | 2018-06-15 | 2023-11-29 | Lg Chem, Ltd. | Decoration member |
EP3808555A4 (en) | 2018-06-15 | 2021-12-08 | Lg Chem, Ltd. | DECORATIVE ELEMENT |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6015604A (ja) * | 1983-07-07 | 1985-01-26 | Nippon Soken Inc | 自動車用反射鏡 |
JPH0679092B2 (ja) * | 1985-11-06 | 1994-10-05 | 株式会社東海理化電機製作所 | 着色鏡 |
JPS6414130A (en) * | 1987-07-07 | 1989-01-18 | Asahi Glass Co Ltd | Heat radiation reflecting glass |
DE3941859C1 (ja) * | 1989-12-19 | 1991-01-24 | Deutsche Spezialglas Ag, 3223 Gruenenplan, De | |
JPH0540582U (ja) * | 1991-10-30 | 1993-06-01 | 永大産業株式会社 | 化粧板 |
NO931606L (no) * | 1992-05-26 | 1993-11-29 | Saint Gobain Vitrage | Vindusplate med en funksjonell film |
JP3007466U (ja) * | 1994-08-04 | 1995-02-14 | 株式会社大壁商事 | グラフィック装飾ミラーパネル |
JP2010228307A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Citizen Holdings Co Ltd | 装飾部材 |
-
2017
- 2017-08-07 WO PCT/JP2017/028629 patent/WO2018030355A1/ja active Application Filing
- 2017-08-07 JP JP2018533464A patent/JP6913287B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2018030355A1 (ja) | 2018-02-15 |
JPWO2018030355A1 (ja) | 2019-06-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6881172B2 (ja) | 反射防止膜付透明基体、およびそれを用いた表示装置 | |
JP7298078B2 (ja) | 反射防止膜付透明基体 | |
KR102179361B1 (ko) | 내스크래치성 반사 방지 코팅 | |
TWI634087B (zh) | 控制太陽光之鑲嵌玻璃單元 | |
JP6802789B2 (ja) | 反射防止コーティングされたガラス物品 | |
US20050074591A1 (en) | Transparent substrate with antiglare coating having abrasion-resistant properties | |
WO2012047262A2 (en) | Temperable three layer antireflective coating, coated article including temperable three layer antireflective coating, and/or method of making the same | |
JP2007505810A5 (ja) | ||
KR20180133479A (ko) | 광-변환 피쳐를 갖는 코팅된 제품 및 그 제조방법 | |
RU2721737C1 (ru) | Изделие с покрытием для использования в окне наблюдения, а также способ его изготовления | |
WO2018105602A1 (ja) | 遮光領域を有する透明基板および表示装置 | |
KR20180116566A (ko) | 적층 시스템 | |
WO2022019243A1 (ja) | 反射防止膜付透明基体および画像表示装置 | |
JP6913287B2 (ja) | 化粧板 | |
CN111045127A (zh) | 可透视覆盖件及其制备方法 | |
KR101914861B1 (ko) | 컬러코팅 커버글라스 | |
JP6611192B2 (ja) | 低反射コーティング付きガラス板及びそれを用いた合わせガラス | |
ES2912652T3 (es) | Panel reflectante | |
FR3078066A1 (fr) | Article vitrocéramique anti-traces de doigts | |
JP2018189898A (ja) | 積層構造体及び成形体 | |
WO2022138403A1 (ja) | 反射防止膜付きカバーガラス | |
FR3078067A1 (fr) | Article vitrocéramique anti-traces de doigts | |
JP2019045687A (ja) | 光学製品及び赤外線センサーカバー | |
WO2023195500A1 (ja) | 反射防止膜付透明基体および画像表示装置 | |
KR102529236B1 (ko) | 다층 코팅 2면 거울 및 이의 제조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200702 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210301 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210415 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210610 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210623 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6913287 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |