JP6911796B2 - 多光軸光電センサ - Google Patents

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Description

本発明は、前面に開口を有する外殻ケースと、前記開口を塞ぐ透光板と、前記透光板を前記外殻ケースに対して押圧する押圧部材と、を含む筐体により、投光器および受光器の外形がそれぞれ形成される多光軸光電センサに関する。
特許文献1には、本体ケースと、透光板と、透光板を本体ケースに押圧固定するための第1押圧部材とを備える光電センサが開示されている。当該光電センサにおいて、本体ケースには、光を通過させるための第1通過口と、上記第1通過口を挟んで形成された1対の第1取付面と、上記1対の第1取付面に対して上記本体ケースの外方に突出した1対の第1突出部と、各第1取付面と対応する上記第1突出部との間に形成された1対の係止用開口とが形成されている。透光板は、第1通過口を塞ぐように、第1取付面上に取り付けられる。押圧部材は、1対の係止用開口にそれぞれ取り付けられ、透光板における第1取付面とは反対側の面を押圧する。
特許第4628402号公報(2011年2月9日公開)
しかしながら、特許文献1に開示されている光電センサにおいては、押圧部材を取り付ける場合に、透光板を一時的に過剰な力で押圧する必要がある。このため、光電センサの組み立て作業に余分な労力を要するという問題がある。
本発明の一態様は、組み立て作業に要する労力が低減された多光軸光電センサを実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る多光軸光電センサは、前面に開口を有する外殻ケースと、前記開口を塞ぐ透光板と、前記透光板を前記外殻ケースに対して押圧する押圧部材と、を含む筐体により、投光器および受光器の外形がそれぞれ形成される多光軸光電センサであって、前記外殻ケースの一対の側板の、それぞれの内面には、前記透光板の両側縁を支持する支持部が形成され、前記側板のそれぞれの、前記開口を形成する端部には、他方の前記側板の前記端部の方向へ延伸する延伸部が形成され、前記押圧部材は、前記透光板の厚さ方向において互いに対向する第1突出部および第2突出部を有し、前記第1突出部および前記第2突出部の間に前記延伸部を挟み込む状態で前記延伸部に取り付けられることで前記透光板を前記支持部へ押圧する。
前記の構成によれば、外殻ケースの側板の内面に形成された、他方の前記側板の前記端部の方向へ延伸する支持部に、透光板が支持される。また、外殻ケースの端部に、形成された延伸部を第1突出部および第2突出部の間に挟み込む状態で、押圧部材が取り付けられる。
押圧部材は、延伸部に取り付けられた状態において、外殻ケースの内面に形成された支持部に支持された透光板を適切な圧力で押圧するように形成されている。このため、押圧部材を取り付ける場合に透光板を過剰な圧力で押圧する必要がない。したがって、多光軸光電センサの組み立て作業に要する労力が低減される。
また、本発明の一態様に係る多光軸光電センサにおいて、(i)前記延伸部の、前記第1突出部または前記第2突出部と対向する面、または、(ii)前記延伸部に対向する前記押圧部材の前記第1突出部または前記第2突出部と対向する面、のいずれか一方が第1突起部を有し、前記(i)または前記(ii)の面の、前記一方とは逆側の他方の面は、前記第1突起部が嵌合する凹部を有する。
前記の構成によれば、押圧部材が延伸部に取り付けられた状態において、第1突起部が凹部に嵌合する。したがって、押圧部材が延伸部に取り付けられる位置を適切に決定することができる。
また、本発明の一態様に係る多光軸光電センサにおいて、前記延伸部の、前記第1突出部または前記第2突出部と対向する面は、第1突起部を有し、前記延伸部の、前記第1突起部を有する面と対向する、前記押圧部材の前記第1突出部または前記第2突出部の面は、第2突起部を有する。
前記の構成によれば、延伸部に押圧部材を取り付ける過程において、延伸部と押圧部材とが接触する領域の面積が小さくなるため、両者の間の摩擦力が小さくなる。したがって、延伸部に押圧部材を取り付けるために必要な力が小さくなり、多光軸光電センサの組み立て作業に要する労力がさらに低減される。
また、本発明の一態様に係る多光軸光電センサにおいて、前記外殻ケースの前記側板は、前記延伸部よりも前記透光板から離隔した側に、前記押圧部材の端部と係合する係合部を備える。
前記の構成によれば、透光板から離隔下側の、押圧部材の突出部の端部が、係合部と係合する。したがって押圧部材を延伸部に取り付けた後に、押圧部材の変形に起因して当該押圧部材が延伸部から浮き上がる虞が低減される。
また、本発明の一態様に係る多光軸光電センサにおいて、前記押圧部材は、弾性部材を介して前記透光板を押圧する。
前記の構成によれば、弾性部材の弾性によって、より強く透光板が押圧される。
また、本発明の一態様に係る多光軸光電センサは、前記透光板を前記支持部に接着する粘着材をさらに備える。
前記の構成によれば、粘着材が押圧部材の押圧力によって押圧されることで、筐体の内部がシールされる。したがって、筐体内部への油などの侵入が抑制される。
また、本発明の一態様に係る多光軸光電センサにおいて、前記押圧部材は、前記延伸部に対して、前記前面に平行な方向に移動させて取り付けられる。
前記の構成によれば、押圧部材の取り付け時に、前面に垂直な力を加える必要がない。したがって、多光軸光電センサの組み立て作業に要する労力が低減される。
本発明の一態様によれば、組み立て作業に要する労力が低減された多光軸光電センサを実現できる。
実施形態1に係る筐体の構成を示す展開図である。 実施形態1に係る多光軸光電センサの概要を示す図である。 実施形態1に係る筐体の概略を示す図である。 実施形態1に係る筐体の構造を示す部分断面図である。 第1の変形例に係る筐体の構造を示す部分断面図である。 第2の変形例に係る筐体の構造を示す部分断面図である。 第3の変形例に係る筐体の構造を示す部分断面図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。ただし、以下で説明する本実施形態は、あらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。つまり、本発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。
§1 適用例
まず、図2および図3を用いて、本発明が適用される場面の一例について説明する。図2は、本実施形態に係る多光軸光電センサ100の概要を示す図である。図2に示すように、多光軸光電センサ100は、所定の検出領域を介して対向配置される投光器110と受光器120とを備える。図2に例示するように、投光器110と受光器120との間には複数の光軸が設定され、多光軸光電センサ100は、これらの光軸の入光、遮光状態により物体を検出する。
図3は、筐体1の概略を示す図である。筐体1は、投光器110および受光器120の筐体として用いられる。筐体1は、本体ケース11と、キャップ部材12および13と、透光板15と、押圧部材20(図1参照)と、を備える。図3においては、押圧部材20は省略されている。
筐体1においては、図3に示すように、本体ケース11、キャップ部材12および13により、外殻ケース10が構成される。具体的には、外殻ケース10は、断面が矩形である筒状の本体ケース11の、長さ方向の両端に、キャップ部材12および13が嵌入された構成を有する。
外殻ケース10には、1つの面において開口14が形成されている。開口14は、透光板15により塞がれている。透光板15は、押圧部材20により筐体1に対して押圧されている。以下の説明においては、開口14が形成されている筐体1の面を「前面」と称する。また、筐体1の内部から前面へ向かう方向を「前方」または「前側」と称する。
開口14は、図3に示すように、本体ケース11、キャップ部材12および13の全てにわたっていてよい。ただし、開口14は、例えば本体ケース11のみに形成されていてもよい。すなわち、開口14は、少なくとも本体ケース11に形成されていればよい。
上記の多光軸光電センサ100について、以下のように表現することができる。すなわち、多光軸光電センサ100は、前面に開口14を有する外殻ケース10と、開口14を塞ぐ透光板15と、透光板15を筐体1に対して押圧する押圧部材20と、を含む筐体1により、投光器110および受光器120の外形がそれぞれ形成されるものである。
§2 構成例
以下、筐体1の構成例を、図1および図4を参照して説明する。なお、図1および図4においては、筐体1の幅方向をx方向、長さ方向をy方向、前後方向をz方向としている。特に、筐体1の前方を+z方向としている。
図1は、本実施形態に係る筐体1の構成を示す展開図である。上述したとおり、筐体1は、本体ケース11の、長さ方向の両端に、キャップ部材12および13が嵌入された構成を有する。
筐体1の内部に、光学素子16が収容されている。光学素子16は、筐体1が投光器110に用いられる場合には発光素子であり、受光器120に用いられる場合には受光素子である。キャップ部材12または13の少なくともいずれかに、光学素子16に電力を供給し、または光学素子16から信号を取り出すためのコネクタ(不図示)が設けられている。
また、筐体1は、粘着テープ17(粘着材)をさらに備える。透光板15は、粘着テープ17の前側から、開口14を塞ぐように配される。透光板15の前側に、押圧部材20が取り付けられる。粘着テープ17および押圧部材20の具体的な位置などについては後述する。
本体ケース11の長さは、多光軸光電センサ100が適用される態様によって異なる。多光軸光電センサ100は、十分な長さを有する粘着テープ17を本体ケース11の長さに応じて切断して用いることで、任意の長さの本体ケース11に対応することができる。
図4は、筐体1の構造を示す部分断面図である。具体的には、図4は、筐体1の長さ方向に垂直であり、かつ本体ケース11を含む面における筐体1の断面図である。図4に示すように、本体ケース11は、幅方向における両側に一対の側板11aを備える。側板11aのそれぞれの内面には、透光板15の両側縁を支持する支持部11bが形成されている。また、キャップ部材12および13にも、支持部11bと連続する支持部(不図示)が形成されている。本実施形態では、支持部11bの前側の面に、粘着テープ17が配されている。粘着テープ17は、透光板15を支持部11bに接着する。
側板11aのそれぞれの、開口14を形成する端部には、他方の側板11aの端部の方向へ延伸する延伸部11cが形成されている。押圧部材20は、延伸部11cに取り付けられる。
具体的には、筐体1において、押圧部材20は、第1突出部21と第2突出部22とを有する。第1突出部21および第2突出部22は、透光板15の厚さ方向において互いに対向する。また、第1突出部21および第2突出部22は、本体ケース11の長さの略全体にわたって形成されている。第1突出部21は、押圧部材20が延伸部11cに取り付けられた状態において、第2突出部22よりも前方に位置する。押圧部材20は、第1突出部21と第2突出部22との間に延伸部11cを挟み込む状態で延伸部11cに取り付けられることで、透光板15を支持部11bへ押圧する。特に、本実施形態では、押圧部材20は、延伸部11cに対して、筐体1の前面に平行な方向に移動させて取り付けられる。このため、押圧部材20の取り付け時に、取り付けられた押圧部材20による押圧力以上の力で透光板15を押圧する必要がない。したがって、筐体1を備える多光軸光電センサ100の組み立て作業に要する労力が低減される。
押圧部材20により透光板15が押圧されることで、透光板15と支持部11bとの間の隙間が小さくなる。したがって、油などの液体の、筐体1の内部への浸入が抑制される。特に、本実施形態の筐体1においては、透光板15と支持部11bとの間が粘着テープ17によりシールされることで、粘着テープ17を備えない筐体と比較して、液体の浸入がさらに抑制される。
また、本実施形態では、1対の延伸部11cの先端同士の間隔は、透光板15の幅よりも大きい。このため、筐体1の組み立て時に、透光板15を外殻ケース10の前方から支持部11bに配することができる。
延伸部11cの、第1突出部21と対向する面には、第1突起部11dが形成されている。一方、第1突出部21の、延伸部11cと対向する面には、第1突起部11dが嵌合する凹部21aが形成されている。凹部21aは、押圧部材20が延伸部11cに適切に取り付けられた場合における、第1突起部11dの位置に対応するように設けられる。
このため、押圧部材20が延伸部11cに適切に取り付けられていない場合においては、第1突出部21が延伸部11cから浮き上がった状態となる。したがって、押圧部材20が延伸部11cに適切に取り付けられていない場合に、そのことを目視で容易に判別することができる。
なお、本実施形態に係る筐体1において、第1突起部11dが第1突出部21に形成され、凹部21aが延伸部11cに形成されていてもよい。さらに、第1突起部11dおよび凹部21aが、(i)延伸部11cの、第2突出部22と対向する面、および、(ii)第2突出部22の、延伸部11cと対向する面、のそれぞれに形成されていてもよい。すなわち、本実施形態に係る筐体1においては、(i)延伸部11cの、第1突出部21または第2突出部22と対向する面、または、(ii)延伸部11cに対向する第1突出部21または第2突出部22と対向する面、のいずれか一方の面が第1突起部11dを有し、前記一方の面とは逆側の他方の面が、第1突起部11dが嵌合する凹部21aを有していればよい。このような筐体1によれば、押圧部材20が延伸部11cに取り付けられる位置を適切に決定することができる。
また、側板11aは、延伸部11cよりも透光板15から離隔した側に、第1突出部21(押圧部材の端部)と係合する係合部11eが設けられている。具体的には、図4に示すように、係合部11eは、延伸部11cから前方へ向かうにつれ、本体ケース11の幅方向における中心へ向かう方向に傾斜している。また、第1突出部21の先端も、押圧部材20が延伸部11cに取り付けられている状態において、前方へ向かうにつれ、本体ケース11の幅方向における中心へ向かう方向に傾斜している。したがって、押圧部材20が延伸部11cに適切に取り付けられた後に、第1突出部21と第2突出部22との間隔が開くように押圧部材20が変形しても、第1突出部21が延伸部11cから浮き上がる虞が低減される。
§3 変形例
図5は、第1の変形例に係る筐体1Aの構造を示す部分断面図である。筐体1Aは、押圧部材20の代わりに押圧部材20Aを備える点で、筐体1と相違する。押圧部材20Aは、第1突出部21の、延伸部11cと対向する面に、第2突起部21bを有する点で押圧部材20と相違する。
押圧部材20Aにおいては、第1突出部21は、第2突起部21bにおいてのみ延伸部11cと当接する。このため、押圧部材20Aを延伸部11cに取り付ける過程において第1突出部21と延伸部11cとの間で発生する摩擦力は、押圧部材20を延伸部11cに取り付ける過程における上記摩擦力と比較して小さくなる。換言すれば、押圧部材20Aを延伸部11cに取り付けるために要する力は、押圧部材20を延伸部11cに取り付けるために要する力よりも小さい。したがって、筐体1Aを備える多光軸光電センサは、筐体1を備える多光軸光電センサ100と比較して、さらに容易に組み立て可能である。
また、第2突起部21bは、第1突起部11dが形成されている延伸部22cの面と対向する面に形成されている。さらに、第2突起部21bは、押圧部材20Aが延伸部11cに取り付けられた状態で、幅方向において第1突起部11dよりも外側に位置するように形成される。このため、押圧部材20Aが延伸部11cから外れる方向に移動する場合には、第2突起部21bが第1突起部11dに引っ掛かるため、押圧部材20Aの延伸部11cからの意図しない脱落が抑制される。
なお、本変形例においては、第1突出部21または第2突出部22の、第1突起部11dを有する延伸部11cの面と対向する面が第2突起部21bを有していればよい。すなわち、第2突出部22と対向する延伸部11cの面が第1突起部11dを有する場合には、第1突起部11dを有する延伸部11cの面と対向する第2突出部22の面が第2突起部21bを有する。
図6は、第2の変形例に係る筐体1Bの構造を示す部分断面図である。筐体1Bは、押圧部材20と透光板15との間に、弾性部材18を備える点で筐体1と相違する。弾性部材18は、図6に示すように、矩形の断面を有する。具体的には、弾性部材18は、例えば平ゴムであってよい。
筐体1Bにおいて、押圧部材20は、弾性部材18を介して透光板15を押圧する。したがって、筐体1Bにおいては、弾性部材18の弾性によって、より強く透光板15が押圧される。したがって、粘着テープ17が、より強く押圧されることとなるため、光学素子16が油などの液体に晒される虞が低減される。また、弾性部材18によって押圧部材20と透光板15との間がシールされるため、粘着テープ17が液体に晒される虞も低減される。
図7は、第3の変形例に係る筐体1Cの構造を示す部分断面図である。図7に示すように、筐体1Cは、(i)弾性部材18の代わりに弾性部材18Cを備える点、および(ii)押圧部材20の代わりに押圧部材20Cを備える点で、筐体1Bと相違する。弾性部材18Cは、断面が矩形ではなく円形である点で、弾性部材18と相違する。押圧部材20Cは、弾性部材18Cが嵌入される溝部23が形成されている点で、押圧部材20と相違する。
溝部23の深さは、弾性部材18Cの断面の半径よりも深く、かつ直径よりも浅い。また、溝部23の断面は、弾性部材18Cの断面に沿った形状を有する。すなわち、(i)押圧部材20Cの表面における溝部23の幅は、弾性部材18Cの直径よりも小さく、かつ、(ii)溝部23は、押圧部材20Cの内部において、幅が弾性部材18Cの直径と略等しくなる箇所を有する。したがって、溝部23に嵌入された弾性部材18Cは、重力などによっては溝部23から脱落しにくい。なお、弾性部材18Cは弾性を有するため、圧力により変形させることで、弾性部材18Cの直径よりも狭い幅を有する溝部23に弾性部材18Cを嵌入することができる。
筐体1Cにおいて、押圧部材20Cは、弾性部材18Cを介して透光板15を押圧する。筐体1Cは、筐体1Bが奏する効果に加えて、以下の効果を奏する。すなわち、筐体1Cの組み立て時に、溝部23に予め弾性部材18Cを嵌入しておくことで、押圧部材20Cを延伸部11cに取り付けるときに弾性部材18Cの位置を考慮する必要がなくなる。したがって、筐体1Cを備える多光軸光電センサは、筐体1Bを備える多光軸光電センサと比較して容易に組み立て可能である。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1、1A、1B、1C 筐体
10 外殻ケース
11b 支持部
11c 延伸部
11d 第1突起部
14 開口
15 透光板
17 粘着テープ(粘着材)
18、18C 弾性部材
20 押圧部材
21 第1突出部
21a 凹部
22 第2突出部
100 多光軸光電センサ
110 投光器
120 受光器

Claims (7)

  1. 前面に開口を有する外殻ケースと、前記開口を塞ぐ透光板と、前記透光板を前記外殻ケースに対して押圧する押圧部材と、を含む筐体により、投光器および受光器の外形がそれぞれ形成される多光軸光電センサであって、
    前記外殻ケースの一対の側板の、それぞれの内面には、前記透光板の両側縁を支持する支持部が形成され、
    前記側板のそれぞれの、前記開口を形成する端部には、他方の前記側板の前記端部の方向へ延伸する延伸部が形成され、
    前記押圧部材は、前記透光板の厚さ方向において互いに対向する第1突出部および第2突出部を有し、前記第1突出部および前記第2突出部の間に前記延伸部を挟み込む状態で前記延伸部に取り付けられることで前記透光板を前記支持部へ押圧することを特徴とする多光軸光電センサ。
  2. (i)前記延伸部の、前記第1突出部または前記第2突出部と対向する面、または、(ii)前記延伸部に対向する前記第1突出部または前記第2突出部と対向する面が第1突起部を有し、
    前記第1突起部を有する面とは逆側の面は、前記第1突起部が嵌合する凹部を有することを特徴とする請求項1に記載の多光軸光電センサ。
  3. 前記延伸部の、前記第1突出部または前記第2突出部と対向する面が第1突起部を有し、
    前記第1突出部または前記第2突出部の、前記第1突起部を有する前記延伸部の面と対向する面が、第2突起部を有することを特徴とする請求項1に記載の多光軸光電センサ。
  4. 前記外殻ケースの前記側板は、前記延伸部よりも前記透光板から離隔した側に、前記押圧部材の端部と係合する係合部を備えることを特徴とする請求項2または3に記載の多光軸光電センサ。
  5. 前記押圧部材は、弾性部材を介して前記透光板を押圧することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の多光軸光電センサ。
  6. 前記透光板を前記支持部に接着する粘着材をさらに備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の多光軸光電センサ。
  7. 前記押圧部材は、前記延伸部に対して、前記前面に平行な方向に移動させて取り付けられることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の多光軸光電センサ。
JP2018041080A 2018-03-07 2018-03-07 多光軸光電センサ Active JP6911796B2 (ja)

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