JP6904825B2 - 建材 - Google Patents

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Description

本発明は、建築部材及び建材に関する。
一般に、図8に示すように、建築部材100では、中空部材101の中空内に連結材102を設けて、連結して用いる場合がある。尚、図8においてハッチングで示すのは、シール材103である。
しかし、中空部材101内に連結材102を設ける場合、タッピングホールがあると邪魔になるので中空部材101内にタッピングホールを形成することができず、中空部材101の端部に端部キャップ(塞ぎ材)を取付けできないという問題があった。
そこで本発明は、中空部材の中空内にタッピングホールが形成されていなくても、中空部材の端部に塞ぎ材を取付けることができる建築部材及び建材の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、中空部材と、ネジ受け部材と、塞ぎ材とを備え、中空部材は、タッピングホールを設けていない中空部と、中空部の外側に位置し、タッピングホールを設けた外側部分とを有し、ネジ受け部材は、タッピングホールを有し、中空部材の中空内に取付けてあり、塞ぎ材は、中空部材の中空部及び外側部分の端部に配置してあり、ネジ受け部材のタッピングホールにネジ止めしてあることを特徴とする建材である。
請求項2に記載の発明は、中空部材と、ネジ受け部材と、塞ぎ材と、連結材とを備え、中空部材は、タッピングホールを設けていない中空部と、中空部の外側部分とを有し、ネジ受け部材は、タッピングホールを有し、中空部材の一端部側の中空部内に取付けてあり、塞ぎ材は、中空部材の中空部及び外側部分の一端部側に配置してあり、ネジ受け部材のタッピングホールにネジ止めしてあり、連結材は、中空部材の中空部の他端部側に配置して連設する他の中空部材との連結に用いられていることを特徴とする建材である。
尚、本明細書において、建材とは、建築物を構成する部分、建築物の周囲又は建築物に付随した組立品であり、例えば、サッシ、ドア、手摺、フェンス、テラスやカーポート等である。
請求項1及び2に記載の発明によれば、タッピングホールを有するネジ受け部材を、中空部材内に取付けているので、中空部材内にタッピングホールを形成していなくても、中空部材の端部に塞ぎ材をネジ止めできる。
本発明の実施の形態に係る建築部材を用いた連窓サッシ(建材)であって、図7に示すA−A断面図である。 本発明の実施の形態に係る連窓サッシであって、図1に示すB部の拡大図である。 本発明の実施の形態に係る連窓サッシであって、一方のサッシの引き違い障子を片側に寄せた状態の縦断面図である。 本発明の実施の形態に係る連窓サッシであって、図7に示すC−C断面図である。 本発明の実施の形態に係る連窓サッシであって、図7に示すD−D断面図である。 本発明の実施の形態に係る連窓サッシであって、図7に示すE−E断面図である。 本発明の実施の形態に係る連窓サッシであって、各サッシの引き違い障子を閉じた状態を室外側から見た正面図である。 従来の中空部材を連結した状態を示す正面図である。
以下に、図1〜図7を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図7に示すように、本実施の形態に係る建材1は連窓サッシであり、左側のサッシ3aと、右側のサッシ3bと、左右のサッシ3a、3b間に設けた方立5とを備えている。左右のサッシ3a、3bは、同様の構成であるから以下の説明では、同一の作用効果を奏する場合には同一の符号を付して、左側のサッシ3aのみについて説明する。サッシ3aは、枠7と、引き違い障子9、9とを備えた引き違いサッシである。
枠7は、上枠(横枠)11と、下枠(横枠)13と、左縦枠15とで枠組みしてある。図3、図4及び図6に示すように、上枠11には上アンカー17が上枠11の長手方向の所定位置に、下枠13には下アンカー19が下枠13の長手方向の所定位置に、縦枠15には縦アンカー21が縦枠15の長手方向の所定位置に取付けてある。上アンカー17、下アンカー19、縦アンカー21は、各々躯体23に固定されている。
上枠11には、上アンカー17を介して、雨切(建築部材)25が取付けてあり、縦枠15には、縦アンカー21を介して見切27が取付けてあり、下枠13には水切29が取付けてある。各アンカー17、19、21は対応する枠の長手方向に間隔をあけて複数配置されている。
図5に示すように、方立5は、左側のサッシ3aの右縦枠15と、右側のサッシ3bの左縦枠15とを保持し、連結している。
図7に示すように、左側のサッシ3aの雨切25と右側のサッシ3bの雨切25とは、互いに対向する端面を向い合せて配置してある。図1に示すように、雨切25は、雨切本体(中空部材)31と、ネジ受け部材33と、端部キャップ(塞ぎ材)35とを備える。
図1に示すように、雨切本体31には、中空部37と、フィン39とが一体に形成されている。図2に示すように、中空部37の室外側(一側)壁の内面には、上下に間隔をあけて長手方向に沿った平行な2つの突条41、41が形成されており、中空部37の室外側壁の内面の下コーナー部には、肉盛部43が形成されている。
図7に示すように、左側のサッシ3aの雨切25と右側のサッシ3bの雨切25とが互いに対向する端部には、各中空内に樹脂製の連結材45が中空内面に密着するように充填されている。さらに対向する雨切の端部間にはハッチングで示すシール材47が充填してある。
図1に示すように、フィン39は、上アンカー17の室外側突設部17aにネジ49で固定された下地材51に、ネジ53で固定されている。
図7に示すように、ネジ受け部材33は、短尺のアルミ押出形材であり、雨切25において、左側サッシ3aの左側端部の中空内に配置されている。図1及び図2に示すように、ネジ受け部材33は、載置部55と、載置部55の室内側(他側)端から上方へ垂直に延出する把持部57と、把持部57の上端側から室外側へ、載置部55と平行に延出する転倒防止部59とを有し、載置部55と把持部57と転倒防止部59とで、室外側に開口する略コの字状に形成されている。載置部55には、下方に突設する脚部63が間隔をあけて複数形成されている。また、載置部55には、室外側端から上方へ、開口61を狭めるように立ち上がり部65が形成されている。立ち上がり部65は、中空部37の内面に形成された突条41、41と、肉盛部43とに当接している。把持部57には、室内側面にタッピングホール67が形成されている。
ネジ受け部材33は、下側から止めるネジ69で雨切本体31に固定されている。
図7に示すように、端部キャップ35は、雨切本体31の連結部と反対側の端部に設けてあり、雨切本体31の小口に一致した形状にしてある。端部キャップ35は、雨切本体31の小口に、ネジ受け部材33のタッピングホール67と、雨切本体31に形成してあるタッピングホール71とに各々ネジ73で固定されている。
図4及び図6に示すように、見切27は、中空部75と、中空部75に一体に形成されたフィン77とを有している。中空部75は、フィン77の内周側で室外側に突出している。フィン77は、下地材81に、ネジ83で固定されている。尚、下地材81は、縦アンカー21の室外側突設部21aにネジ79で固定されている。
図3に示すように、水切29は、下枠13の室外側突設部13aにネジ85で固定されている。
次に、実施の形態に係る雨切(建築部材)を用いた連窓サッシ(建材)の施工について説明する。
左右の枠7、7は、上枠11、11、下枠13、13及び各縦枠15を工場で枠組みしてあり、上アンカー17、下アンカー19及び縦アンカー21も対応する枠に工場で取付けて、施工現場に搬入されている。
施工現場では、各アンカー17、19、21を躯体23に取付けて、左右の枠7、7を躯体23の開口部に固定する。左側のサッシ3aの右側の縦枠15と、右側のサッシ3bの左側の縦枠15とは、方立5に取付ける。
一方、図7に示すように、各雨切25には、互いに対向する端面の反対側端部の中空内にネジ受け部材33を配置する。図2に示すように、雨切本体31の中空内へのネジ受け部材33の配置は、ネジ受け部材33の把持部57を持ち、載置部55を下側にして、立ち上がり部65を雨切本体31の内面にある突条41、41及び肉盛部43に当接させ、雨切本体31の中空内に配置し、雨切本体31の下側からネジ69で固定する。
その後、端部キャップ35を、ネジ受け部材33を取付けた雨切本体31の端部に、ネジ受け部材33のタッピングホール67と、雨切本体31のタッピングホール71にネジ73を螺合させて固定する。
端部キャップ35を取付けた各雨切25には、端部キャップ35と反対側端部の中空内に連結材45を充填する。
端部キャップ35及び連結材45を取付けた各雨切本体31を、左右の枠7、7の上アンカー17に固定した下地材51にネジ53で固定する。
このようにして、左側のサッシ3a及び右側のサッシ3bを施工した後、左右の雨切25、25間では、対向する端部間で突き合せた連結材45、45を覆うようにシール材47を充填する。
図4及び図6に示すように、見切27は、フィン77を下地材81にネジ83で取り付ける。図3に示すように、水切29は下枠13の室外側突設部13aにネジ85で取り付ける。
また、図1に示すように、上枠11の室外側面と雨切25の雨切本体31の室内側面との間の溝にシール材87を充填する。
その後、障子9、9を嵌め入れる。
実施の形態の作用効果について説明する。
図1及び図7に示すように、タッピングホール67を有するネジ受け部材33を、雨切本体31内に取付けているので、雨切本体31内にタッピングホールを形成していなくても、雨切本体31の端部に端部キャップ35をネジ止めできる。
ネジ受け部材33は、略コの字状であって、室外側に開口61を有するので、中空部37の室外側面から中空内にビスを打ってある場合でも、ビスと干渉せずに、ネジ受け部材33を取付けることができる。
雨切本体31は、室外側壁の内面に長手方向に平行な2つの突条41、41を有し、ネジ受け部材33は2つの突条41、41に当接することで位置決めしているので、ネジ受け部材33を雨切本体31の中空内に位置決めしやすい。
雨切本体31は、室内側壁の下コーナー部に肉盛部43を有しているので、ネジ受け部材33の室外側の脚部63が下コーナー部に入り込んで、ネジ受け部材33が傾くことを防止できる。このように、ネジ受け部材33の傾きを防止することにより、ネジ受け部材33の位置ずれを防止でき、端部キャップ35が小口からずれ難いため、意匠性が良い。
ネジ受け部材33は、転倒防止部59を有し、ネジ受け部材33が室外側に向かって傾こうとすると、雨切本体31の室外側壁に転倒防止部59の先端が当接して、ネジ受け部材33が傾くことを防止できる。
ネジ受け部材33は、押出形材であるため、タッピングホール67の位置精度が高く、端部キャップ35が小口からずれ難いため、意匠性が良い。
雨切本体31の中空内にタッピングホールを形成する必要がないため、タッピングホールに要する材料及びコストを削減できる。
端部キャップ35は、ネジ受け部材33のタッピングホール67と、雨切本体31のタッピングホール71に、合計2つのネジ73で固定してあるので、1つのネジで固定した場合と比較して、端部キャップ35が回転して小口からずれるのを防止できる。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、建築部材を笠木や桟材とし、建材をその笠木や桟材を用いた手摺にしてもよく、建築部材を柱や梁や垂木や桁とし、建材をその柱や梁や垂木や桁を用いたテラスやカーポートにしてもよい。
建築部材を笠木とし、建材を手摺とした場合には、中空部材である笠木の端部の中空内にネジ受け部材を取付け、笠木の端部に端部キャップをネジ受け部材のタッピングホールにネジ止めしてもよい。また、建築部材を梁とし、建材をカーポートとした場合には、中空部材である梁の端部の中空内にネジ受け部材を取付け、梁の端部に端部キャップをネジ受け部材のタッピングホールにネジ止めしてもよい。
ネジ受け部材33は、略コの字状に限らず、雨切本体の中空形状に対応にさせるように把持部57を湾曲させてもよいし、全体として略台形や略三角形として良く、形状は限定されない。
ネジ受け部材33は、タッピングホール67を把持部57の室外側に形成したり、室外側と室内側とに合計2つのタッピングホール67を形成してもよく、転倒防止部59にタッピングホールを形成してもよく、タッピングホール67の位置や数は限定されない。
1 連窓サッシ(建材)
25 雨切(建築部材)
31 雨切本体(中空部材)
33 ネジ受け部材
35 端部キャップ(塞ぎ材)
67 タッピングホール

Claims (2)

  1. 中空部材と、ネジ受け部材と、塞ぎ材とを備え、
    中空部材は、タッピングホールを設けていない中空部と、中空部の外側に位置し、タッピングホールを設けた外側部分とを有し、
    ネジ受け部材は、タッピングホールを有し、中空部材の中空内に取付けてあり、
    塞ぎ材は、中空部材の中空部及び外側部分の端部に配置してあり、ネジ受け部材のタッピングホールにネジ止めしてあることを特徴とする建材。
  2. 中空部材と、ネジ受け部材と、塞ぎ材と、連結材とを備え、
    中空部材は、タッピングホールを設けていない中空部と、中空部の外側部分とを有し、
    ネジ受け部材は、タッピングホールを有し、中空部材の一端部側の中空部内に取付けてあり、
    塞ぎ材は、中空部材の中空部及び外側部分の一端部側に配置してあり、ネジ受け部材のタッピングホールにネジ止めしてあり、
    連結材は、中空部材の中空部の他端部側に配置して連設する他の中空部材との連結に用いられていることを特徴とする建材。
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