JP7039364B2 - 建具 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係る建具の縦断面図である。図2は、本発明の一実施形態に係る建具の横断面図である。図3は、図1に示す建具の上側の拡大縦断面図である。図4は、図1に示す建具の下側の拡大縦断面図である。図5は、図2に示す建具の一方の縦枠側の拡大横断面図である。図6Aは、本発明の一実施形態に係る建具の屋内側の上横枠と縦枠との交差部位を示す拡大して示す図である。図6Bは、本発明の一実施形態に係る建具の屋内側の下横枠と縦枠との交差部位を拡大して示す図である。
本実施形態の建具1は、建物の壁に形成された開口部(図示せず)に取り付けられる枠体2と、枠体2に開閉可能に納められた障子3と、障子3の屋内側に張設された網戸4と、枠体2の屋内側に突出して配置されるアングル部材5と、を備えている。本実施形態の建具1は、障子3が枠体2に対して屋外側に開閉するように構成される開き窓を例示している。
アングル部材5は、それぞれ枠体2の延び方向に沿う所定幅の長尺な帯状のアングル部材本体501と差し込み部502とが、塩化ビニル等の樹脂によって一体に成形されることにより、断面略L字型に構成されている。アングル部材本体501は、枠体2から屋内側に向けて略垂直に突出し、額縁部材Gの屋外側縁部G1の内周面を覆う部位である。差し込み部502は、アングル部材本体501の幅方向の屋外側の近傍から、アングル部材本体501に対して略垂直方向(額縁部材Gの厚み方向)に延びている。差し込み部502は、枠体2に形成された後述する挿入溝部26に挿入されることにより、アングル部材5を枠体2に取り付けるための部位である。
図8Aに示すように、上側挿入溝部261は、金属上横枠211の屋内側の端部に、下向きに開口するように金属により一体に形成され、金属上横枠211の延び方向(枠体2の横方向)に沿って、金属上横枠211の全長に亘って連続して延びている。また、図8Bに示すように、下側挿入溝部262は、金属下横枠221の屋内側の端部に、上向きに開口するように金属により一体に形成され、金属下横枠221の延び方向(枠体2の横方向)に沿って、金属下横枠221の全長に亘って連続して延びている。
図9A、図9Bに示すように、挿入溝部26に嵌合した状態の隣り合う横側アングル部材51、52と縦側アングル部材53、54との端部5a、5a同士は接触しておらず、両者間に所定の隙間Sをあけて配置されている。このため、端部5a、5a同士が干渉し合って取り付け作業を行い難くなるようなことがない。また、熱の影響により横側アングル部材51、52及び縦側アングル部材53、54に長手方向の伸びが生じるようなことがあっても、端部5a、5a同士が接触して干渉し合うことが避けられる。
基部61は、第1部分611と、第2部分612と、第1部分611及び第2部分612とを連結する連結部613と、を備えている。
カバー部62は、基部61の第1部分611と第2部分612とのうちの一方を覆う大きさに形成される矩形状の第1カバー部621と、基部61の第1部分611と第2部分612とのうちの他方を覆う大きさに形成される矩形状の第2カバー部622と、を備えている。第1カバー部621と第2カバー部622とは、L字型に直交するように一体に連結されている。このカバー部62は、基部61と同様の樹脂によって、第1部分611及び第2部分612と同程度の硬度に成形されている。
先ず、隣り合う横側アングル部材52の端部5aと縦側アングル部材53の端部5aとに亘って、基部61を取り付ける。
これら下横枠22側に配置される2つのコーナー部材6において、縦側アングル部材53、54と当接する第1カバー部621及び第2カバー部622の各傾斜壁部625は、いずれも屋外側に向けて下り傾斜する。これにより、縦側アングル部材53、54の表面に発生した結露水が傾斜壁部625まで流下した際、図中矢印で示すように、結露水は傾斜壁部625の傾斜に沿って屋外側に排水され、屋内側に流れ出すことはない。このため、屋内側の額縁部材Gの表面が結露水によって汚染されるおそれはない。
2 枠体
21 上横枠
22 下横枠
23、24 縦枠
26、508 挿入溝部
5 アングル部材
5a アングル部材の端部
5c アングル部材の表面
51、52 横側アングル部材
53、54 縦側アングル部材
502、201 差し込み部
503 切り欠き部
507 長穴
6 コーナー部材
61 基部
611 第1部分
612 第2部分
611b、612b 基部の裏面
613 連結部
614 ネジ穴
615 座面
616 係合突起
62 カバー部
625 傾斜壁部
G 額縁部材(躯体)
S 隙間
Claims (7)
- 枠体の屋内側に樹脂製のアングル部材を備えた建具であって、
前記アングル部材及び前記枠体のうちの一方は、前記枠体の延び方向に沿う差し込み部を有し、
前記アングル部材及び前記枠体のうちの他方は、前記差し込み部を嵌合可能な挿入溝部を有し、
前記アングル部材は、前記差し込み部と前記挿入溝部との嵌合により、前記枠体に取り付けられており、
前記枠体は、縦枠と横枠とを備え、
前記アングル部材は、前記縦枠に取り付けられる縦側アングル部材と、前記横枠に取り付けられる横側アングル部材とを備え、
前記縦側アングル部材の長手方向の端部と前記横側アングル部材の長手方向の端部とは、両者の間に所定の隙間をあけて配置され、
前記縦側アングル部材及び前記横側アングル部材のそれぞれの前記端部は、長手方向に長い切り欠き部又は長手方向に長い長穴を有し、
前記縦側アングル部材の長手方向の端部と前記横側アングル部材の長手方向の端部とを覆うコーナー部材を備え、
前記コーナー部材は、前記切り欠き部又は前記長穴を通して前記縦側アングル部材及び前記横側アングル部材のそれぞれの前記端部を躯体にネジ留めするためのネジ穴を有する基部と、前記基部に対して覆うように嵌合するカバー部と、を備える、建具。 - 前記差し込み部及び前記挿入溝部は、前記枠体の延び方向に沿って連続して設けられている、請求項1に記載の建具。
- 前記基部の裏面は、前記切り欠き部又は前記長穴に係合する係合突起を有する、請求項1又は2に記載の建具。
- 前記基部は、前記縦側アングル部材及び前記横側アングル部材のうちの一方の前記端部に当接する第1部分と、前記縦側アングル部材及び前記横側アングル部材のうちの他方の前記端部に当接する第2部分と、前記第1部分と前記第2部分とを任意の角度で折り曲げ可能に連結する連結部と、を備える、請求項1~3のいずれか1項に記載の建具。
- 前記縦側アングル部材の前記端部をネジ留めする前記ネジ穴の周囲の座面と、前記横側アングル部材の前記端部をネジ留めする前記ネジ穴の周囲の座面とは、互いに相反する方向に傾斜している、請求項1~4のいずれか1項に記載の建具。
- 前記カバー部は、前記縦側アングル部材の表面の幅方向に亘って当接し、前記縦側アングル部材の表面を流下した結露水を屋外側に排水する傾斜壁部を有する、請求項1~5のいずれか1項に記載の建具。
- 前記切り欠き部又は前記長穴は、前記縦側アングル部材及び前記横側アングル部材の幅方向の中央部よりも屋内側に片寄って配置されている、請求項1~6のいずれか1項に記載の建具。
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