JP6901215B2 - フォークリフト - Google Patents

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Description

本発明は、フォークリフトに関する。
不等ピッチのバネ部材と樹脂部材とを用いたブレーキバイワイヤシステムの反力付与手段が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−188026号公報
特許文献1に開示された発明によると、反力付与手段の樹脂部材が劣化しやすいという課題がある。
本発明のフォークリフトは、反力生成装置を有するブレーキバイワイヤシステムと、オペレータによるブレーキペダルの踏み込み量が所定量以上で、かつ移動速度が所定速度以上のとき、電磁回路制御によって車輪を制動する電磁ブレーキシステムと、を備え、前記ブレーキバイワイヤシステムの前記反力生成装置が、前記踏み込み量に応じて移動するピストンと、前記ピストンの移動に応じて撓むことによって、前記踏み込み量に応じた第1反力を生成する反力生成用バネと、第1所定距離を移動した後の前記ピストンのさらなる移動に応じて撓むことによって、前記踏み込み量に応じた第2反力を生成する反力生成用ゴムと、を備え、前記ピストンが前記第1所定距離を移動するまでは、前記第1反力が生成され、前記第1所定距離を越えて前記ピストンが移動する間は、前記第1反力と前記第2反力とを合算した第3反力が生成される。
本発明によれば、ブレーキバイワイヤシステムの反力生成装置のピストンの移動距離が第1所定距離以内であれば、反力生成用ゴムは撓まずゴム反力を生じないため、反力生成用ゴムの劣化が抑制され、反力生成装置の耐久性が向上する。
また、オペレータがフォークリフトを急停止させることを意図してブレーキペダルを大きく踏み込んだ際、フォークリフトの移動速度が所定速度以上であっても、ブレーキバイワイヤシステムによる制動に加えて電磁ブレーキシステムによる制動が行われるため、フォークリフトは急停止することができる。
図1は、本発明の一実施の形態によるフォークリフトの機能を模式的に示すブロック図である。 図2は、フォークリフトのブレーキペダルの一例を示す図である。 図3は、図2に示すブレーキペダルの断面図及び反力生成装置の断面の拡大図である。 図4は、図3に示す反力生成装置に用いられる弾性体及びその弾性特性を示す図である。 図5は、図3に示す反力生成装置におけるピストンの移動距離と生成される反力との関係、及び図2に示すブレーキペダルの踏み込み量と踏力との関係を示す図である。 図6は、変形例の反力生成装置におけるピストンの移動距離と生成される反力との関係を示す図である。
本発明の一実施の形態によるフォークリフトについて、図1から図5を用いて説明し、変形例の反力生成装置について図6を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態によるフォークリフト1の機能を模式的に示すブロック図である。フォークリフト1は、モータ10と、インバータ11と、アクセルペダル12と、ブレーキペダル13と、電池14と、電磁ブレーキシステム15と、コントローラ16と、車輪17とを有する。モータ10は、オペレータの走行操作に応じた駆動トルクを得るように、コントローラ16によって算出される駆動トルク値に基づき、インバータ11によって制御される。フォークリフト1の加速の際は力行制御され、フォークリフト1の減速の際は回生制御される。モータ10の駆動トルク値は、オペレータによるアクセルペダル12及びブレーキペダル13の踏み込み量と、モータ10の回転数に基づいて算出されるフォークリフト1の移動速度とに基づき、コントローラ16によって演算される。アクセルペダル12の踏み込み量は不図示のアクセルセンサにより検出され、ブレーキペダル13の踏み込み量は後述するブレーキセンサ132により検出され、いずれもインバータ11を介してコントローラ16に入力される。モータ10の回転数は、不図示の回転数センサにより検出され、インバータ11を介してコントローラ16に入力される。
フォークリフト1のオペレータは、フォークリフト1の加速及び減速を意図してアクセルペダル12を操作する。オペレータがアクセルペダル12を踏み込むと、モータ10は車輪17の駆動を行うべく力行運転を行い、オペレータがアクセルペダル12から足を離すと、モータ10は車輪17の制動を行うべく回生運転を行う。オペレータがブレーキペダル13を踏み込むと、モータ10が車輪17の制動をさらに強めるよう、インバータ11による回生制御が行われる。
具体的には、フォークリフト1のオペレータが、ブレーキペダルパッド131に載せた足でブレーキペダル13を踏み込むと、その踏み込み量をブレーキセンサ132が検出し、検出した踏み込み量を電気信号に変換し、その電気信号をインバータ11に向けて出力する。ブレーキセンサ132からインバータ11へ入力された電気信号に基づき、コントローラ16がモータ10の駆動トルク値を算出し、その算出された値まで駆動トルクを低下させるように、インバータ11はモータ10を制御する。
電池14は、オペレータがアクセルペダル12から足を離した際、及びオペレータがブレーキペダル13を踏み込んだ際に行われる車輪17の制動によって生成される回生電力を蓄積する。
電磁ブレーキシステム15は、電磁回路151、ブレーキパッド152、車輪17のディスク153とを含む。後述する第1条件及び第2条件が満たされると、電磁ブレーキシステム15は、電磁回路151の電磁回路制御により、車輪17の制動を行う。電磁回路151は、コントローラ16により、インバータ11を介して制御される。ブレーキパッド152が車輪17のディスク153を挟むことによって、車輪17は制動される。上述した第1条件は、例えば、ブレーキセンサ132によって、オペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量が所定量以上のとき、満たされる。上述した第2条件は、例えば、モータ10の回転数センサ(不図示)によって、フォークリフト1の移動速度が所定速度以上であることが検出されたとき、満たされる。コントローラ16は、ブレーキセンサ132及びモータ10の回転数センサからインバータ11に入力された電気信号に基づくセンサ入力情報をインバータ11から受信することによって、第1条件及び第2条件がいずれも満たされたことを検出すると、インバータ11を介して、電磁ブレーキシステム15に車輪17の制動を行わせる。
なお、第1条件及び第2条件がいずれも満たされると、電磁ブレーキシステム15によって急峻な制動力が一時的に発生する。そのため、コントローラ16は、インバータ11を介して、ブレーキパッド152をディスク153に押しつける操作を電磁ブレーキシステム15に所定周期で数回行わせ、いわゆるポンピングブレーキを発生させる。また、コントローラ16は、不図示の駐車ブレーキ操作部材から駐車指令が入力されたときは、インバータ11を介して、ブレーキパッド152をディスク153に押しつける操作を電磁ブレーキシステム15に継続させることによって、駐車ブレーキ力を発生させる。したがって、電磁ブレーキシステム15は、フォークリフト1の駐車ブレーキ力を発生する駐車ブレーキ装置としても使用される。
オペレータがブレーキペダル13を踏み込んだ際の回生電力の生成について説明する。オペレータが、ブレーキペダル13を踏み込む前、アクセルペダル12から足を離した際は、コントローラ16は、不図示のアクセルセンサを介して、アクセルペダル12の踏み込み量がゼロであることを検出し、第1モードに状態遷移する。コントローラ16は、インバータ11を介して第1モードでモータ10に車輪17の制動を行わせる。具体的には、コントローラ16は、第1モードでモータ10に車輪17を制動させるために必要なモータ10の駆動トルクを算出し、その駆動トルクの情報をインバータ11へ送信する。インバータ11は、受信した情報に基づいて、その情報が示す駆動トルクで回転するようにモータ10を制御する。すなわち、車輪17を制動するためにモータ10の駆動トルクを低下させる制御が行われることによって、回生電力が生成される。
上述したように、ブレーキセンサ132は、オペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量を検出して生成した電気信号をインバータ11へ出力する。その電気信号が入力されたインバータ11は、車載通信回線を介してブレーキペダル13の踏み込み量を表す情報をコントローラ16へ送信する。コントローラ16は、受信したブレーキペダル13の踏み込み量を表す情報に基づき、第2モードに状態遷移するとともに、インバータ11を介して第2モードでモータ10に車輪17を制動させるために必要なモータ10の駆動トルクを算出し、その駆動トルクの情報をインバータ11へ送信する。インバータ11は、受信した情報に基づいて、その情報が示す駆動トルクで回転するようにモータ10を制御する。すなわち、車輪17を制動するためにモータ10の駆動トルクを低下させる制御が行われることによって、回生電力が生成される。この第2モードにおける車輪17の制動が行われる機能部をブレーキバイワイヤシステム3と定義する。ブレーキバイワイヤシステム3は、モータ10、インバータ11、ブレーキペダル13及びコントローラ16を含む。
図2は、フォークリフト1のブレーキペダル13の一例を示す図である。図2(a)はブレーキペダル13の斜視図であり、図2(b)はブレーキペダル13の側面図であり、図2(c)はブレーキペダル13の平面図である。ブレーキペダルパッド131にはブレーキレバー133が接続されている。ブレーキペダルパッド131に足を載せたオペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量に応じて、ブレーキレバー133が回転変位する。ブレーキセンサ132は、ブレーキレバー133の変位量に基づいて電気信号を生成する。
ブレーキペダルパッド131から見てブレーキレバー133の先端側には、ブレーキレバー133に軸支されたロッド135が設けられている。オペレータによるブレーキペダルパッド131の踏み込みによってブレーキレバー133が回転変位し、ブレーキレバー133の回転変位に伴ってロッド135が移動する。すなわち、ブレーキペダル13が踏み込まれると、ロッド135は反力生成装置134のハウジング1340の中に押し込まれ、オペレータがブレーキペダル13から足を離すと、ロッド135はハウジング1340の中から引き戻される。ハウジング1340は、反力生成装置134の構成部材を収容する円筒容器1341と、円筒容器1341の2つの底面のうちの一方の底面側から円筒容器1341を封じるプレート1342とからなる。ブレーキペダル13が踏み込まれていない状態において、ロッド135の一端は、円筒容器1341の上述した2つの底面のうちの他方の底面側の挿入口から円筒容器1341内に挿入されている。
図3は、図2に示すブレーキペダル13の断面図及び反力生成装置134の断面の拡大図である。図3(a)は、図2(c)に示すブレーキペダル13の平面図において、ブレーキペダルパッド131から、ブレーキレバー133を通って、プレート1342に至る断面A−A’でブレーキペダル13を切断したときの断面図である。図3(b)は、図3(a)に示す反力生成装置134の断面と反力生成装置134の内外を移動するロッド135の断面との拡大図である。反力生成装置134は、ハウジング1340の中に、ロッド135の先端が当接するピストン1343と、コイルバネである反力生成用不等ピッチバネ1344と、反力生成用ゴム1345を収容している。図3(b)に示すように、ピストン1343は、ハウジング1340の内壁に沿って摺動する大径部1348と、反力生成用不等ピッチバネ1344のコイルの内側に挿入される小径部1349とからなる。
上述したようにオペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量に応じて回転変位するブレーキレバー133は、回転軸部材136を中心に回転する。回転軸部材136とブレーキペダルパッド131との距離L1、及び回転軸部材136とロッド135との距離L2に基づき、オペレータがブレーキレバー133を踏み込む際の踏力のL1/L2倍(レバー比)の力で、ブレーキレバー133の回転変位に伴って移動するロッド135は、反力生成装置134内のピストン1343を押し込む。すなわち、オペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量に応じてロッド135で押圧されることによって、ピストン1343は、ハウジング1340の円筒容器1341内壁に沿って摺動しながら、円筒容器1341を封じるプレート1342に近づく向きに移動する。
ピストン1343には、反力生成用不等ピッチバネ1344の伸縮方向の一端が固定されている。反力生成用不等ピッチバネ1344の伸縮方向の他端はプレート1342に接している。反力生成装置134の製造工程において、円筒容器1341がプレート1342によって封じられる前に、反力生成用不等ピッチバネ1344の他端は、ピストン1343から離れる方向に伸びて、円筒容器1341よりも外側に位置する。円筒容器1341がプレート1342によって封じられることにより、反力生成用不等ピッチバネ1344は、オペレータがブレーキペダル13を踏み込むことによってピストン1343が移動を開始する前の状態において、やや撓んだ状態でハウジング1340に収容される。
反力生成用ゴム1345はプレート1342に固定され、オペレータがブレーキペダル13を踏み込むことによってピストン1343が移動を開始する前の状態において、ピストン1343に接していない。反力生成用ゴム1345は、反力生成用不等ピッチバネ1344のコイルの内側に配置される。
オペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量に応じてピストン1343が移動し、そのピストン1343の移動に応じて撓むことによって、反力生成用不等ピッチバネ1344は、オペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量に応じたバネ反力を生成する。ピストン1343が移動を開始して第1所定距離を移動した後、ピストン1343のさらなる移動に応じて反力生成用ゴム1345が撓むことによって、反力生成用ゴム1345は、オペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量に応じたゴム反力を生成する。
図4は、図3に示す反力生成装置に用いられる弾性体及びその弾性特性を示す図である。図4(a)は、反力生成用不等ピッチバネ1344のピストン1343に固定される一端側(左寄り)のピッチは、反力生成用不等ピッチバネ1344のプレート1342に接している他端側(右寄り)のピッチよりも大きいことを示している。オペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量に応じてピストン1343がプレート1342に近づく向きに移動すると、ピストン1343とプレート1342との間に位置する反力生成用不等ピッチバネ1344が、ピストン1343の移動に応じて撓む。ピストン1343の移動距離が第2所定距離に達するまでは、ピッチが大きい区間、すなわち、反力生成用不等ピッチバネ1344のピストン1343寄りの区間が撓む。ピストン1343の移動距離が第2所定距離に達すると、その後はピッチが小さい区間、すなわち、反力生成用不等ピッチバネ1344のプレート1342寄りの区間も撓む。
図4(b)は、反力生成用不等ピッチバネ1344の撓み量とバネ反力との関係を定性的に示した図である。ピストン1343の移動に応じて撓んだ反力生成用不等ピッチバネ1344は、その撓み量に応じたバネ反力を生じる。反力生成用不等ピッチバネ1344のバネ定数については、ピストン1343の移動距離が第2所定距離に達するまでの間、ピッチが大きい区間が撓むときの第1バネ定数よりも、ピストン1343の移動距離が第2所定距離に達した後の、ピッチが小さい区間が撓むときの第2バネ定数の方が大きい。そのため、図4(b)ではピッチが小さい区間において、ピッチが大きい区間と比べ、傾きが大きく、撓み量に応じたバネ反力が大きくなることが示されている。上述したように、オペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量に応じてピストン1343が移動し、ピストン1343の移動に応じて反力生成用不等ピッチバネ1344が撓み、反力生成用不等ピッチバネ1344が撓むことによってバネ反力が生じる。生成されるバネ反力は、オペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量とバネ定数(第1バネ定数または第2バネ定数)とに基づいて算出することができる。
図4(c)は、反力生成用ゴム1345の斜視図である。オペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量に応じてピストン1343が移動し、ピストン1343の移動距離が上述した第1所定距離に達すると、ピストン1343が反力生成用ゴム1345に接触する。ピストン1343が反力生成用ゴム1345に接触した後は、ピストン1343の移動に応じて反力生成用ゴム1345が撓むことによってゴム反力が生じる。生成されるゴム反力は、オペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量と反力生成用ゴム1345の弾性率とに基づいて算出することができる。反力生成用ゴム1345の弾性率は、ピストン1343の移動に応じて反力生成用ゴム1345が撓む範囲において、一定値を取る場合もあるが、一定値ではない値を取る場合もある。以下においては、反力生成用ゴム1345の弾性率として一定値を取るものとして、本実施の形態について説明するが、反力生成用ゴム1345の弾性率として、一定値ではない値を取ってもよい。
図5は、図3に示す反力生成装置134におけるピストン1343の移動距離と生成される反力との関係、及び図2に示すブレーキペダル13の踏み込み量と踏力との関係を示す図である。説明を簡単にするため、上述した第1所定距離と第2所定距離とは等しくいずれも所定距離D0であるものとする。
上述したように、反力生成用不等ピッチバネ1344は、やや撓んだ状態でハウジング1340に収容されるため、オペレータがブレーキペダル13を踏み込むことによってピストン1343が移動を開始する前の状態において、反力初期値F0のバネ反力が生じている。したがって、図5(a)に示すように、ピストン1343の移動距離がゼロから増加していく際、バネ反力は反力初期値F0から反力生成用不等ピッチバネ1344の撓みにつれて増加していく。
オペレータがブレーキペダル13を踏み込むことによってピストン1343の移動距離が所定距離D0に達するまでは、反力生成用不等ピッチバネ1344のピストン1343寄りのピッチが大きい区間が撓むことによって、その撓み量に応じたバネ反力が生じる。そのバネ反力は、上述したように、オペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量と第1バネ定数とに基づいて定まる。
ピストン1343が所定距離D0を移動した後、オペレータがさらにブレーキペダル13を踏み込むと、ピストン1343の移動に応じて、反力生成用不等ピッチバネ1344のプレート1342寄りのピッチが小さい区間も撓むとともに、反力生成用ゴム1345が撓む。反力生成用不等ピッチバネ1344が撓むことによって、その撓み量に応じたバネ反力が生じ、反力生成用ゴム1345が撓むことによってゴム反力が生じる。生成されるバネ反力は、上述したように、オペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量と第1バネ定数より大きい第2バネ定数とに基づいて定まる。生成されるゴム反力は、上述したように、オペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量と反力生成用ゴム1345の弾性率とに基づいて定まる。このようにして生成されたバネ反力とゴム反力との合計反力が生じる。
図5(b)に示すように、オペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量には、踏み始めから第1所定量S1までの間、遊びが設けられているため、オペレータによるブレーキペダル13の踏力はほぼゼロのまま増加しない。オペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量が第1所定量S1を越えて第2所定量S2へ達するまでの区間は、図5(a)に示すピストン1343の移動距離が所定距離D0に達するまでの区間に対応する。このとき、反力生成用不等ピッチバネ1344のピストン1343寄りのピッチが大きい区間が撓み、撓み量に応じたバネ反力が増加するにつれて、オペレータによるブレーキペダル13の踏力は増加する。
オペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量が第2所定量S2を越えると、反力生成用不等ピッチバネ1344のプレート1342寄りのピッチが小さい区間も撓むとともに、反力生成用ゴム1345が撓み、それぞれの撓み量に応じたバネ反力とゴム反力とが増加するにつれて、オペレータによるブレーキペダル13の踏力は増加する。
上述した本発明の一実施の形態によるフォークリフトは、以下の作用効果をする。
(1)反力生成装置134は、オペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量に応じて移動するピストン1343と、ピストン1343の移動に応じて撓むことによって、踏み込み量に応じたバネ反力を生成する反力生成用不等ピッチバネ1344と、所定距離D0を移動した後のピストン1343のさらなる移動に応じて撓むことによって、踏み込み量に応じたゴム反力を生成する反力生成用ゴム1345とを備える。ピストン1343が所定距離Dを移動するまでは、バネ反力が生成され、所定距離Dを越えてピストン1343が移動する間は、バネ反力とゴム反力とを合算した合計反力が生成される。ピストン1343の移動距離が所定距離D0以内であれば、反力生成用ゴム1345は撓まずゴム反力を生じないため、反力生成用ゴム1345の劣化が抑制され、反力生成装置の耐久性が向上する。
(2)反力生成用不等ピッチバネ1344は、ピストン1343が所定距離D0を移動する前までは第1バネ定数と、オペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量とに基づくバネ反力を生成し、ピストン1343が所定距離D0を移動した後は第1バネ定数よりも大きい第2バネ定数と踏み込み量とに基づくバネ反力を生成する。オペレータは、ブレーキペダル13の踏み始めの段階では柔らかく感じ、ブレーキペダル13をさらに踏み込んで行くと重くなるように感じるため、従来の油圧制御式ブレーキシステムと同様の感覚でブレーキペダル13をスムーズに操作することができる。
(3)反力生成装置134は、ピストン1343と、反力生成用不等ピッチバネ1344と、反力生成用ゴム1345とを収容するハウジング1340をさらに備える。フォークリフト1が屋外や、未舗装道路で走行した場合であっても、ハウジング1340によって、反力生成装置134内部に塵や砂利等が侵入して、ピストン1343、反力生成用不等ピッチバネ1344、或いは反力生成用ゴム1345の劣化や誤動作が生じることを抑制できる。
(4)反力生成用不等ピッチバネ1344は、ピストン1343の移動の開始前に撓んだ状態でハウジング1340に収容されている。フォークリフト1の走行中の振動に伴って反力生成用不等ピッチバネ1344が振動することを防止できる。
(5)ピストン1343は、反力生成用不等ピッチバネ1344の伸縮方向の一端が固定され、ハウジング1340の内壁に沿って摺動する。オペレータによってブレーキペダル13が踏み込まれるとともにロッド135がピストン1343を押し込む力の働く向きが一定でなくても、ピストン1343の移動方向を一定に保つことができる。したがって、反力生成用不等ピッチバネ1344及び反力生成用ゴム1345の伸縮方向も一定に保つことができる。
(6)ブレーキペダル13は、ブレーキペダルパッド131と、オペレータによるブレーキペダルパッド131の踏み込みによって回転変位するブレーキレバー133とを有する。ブレーキレバー133の先端側には、先端がハウジング1340内でピストン1343に当接し、他端がブレーキレバー133に軸支されるロッド135が設けられる。ピストン1343は、ハウジング1340の内壁に沿って摺動する大径部1348と、反力生成用バネの内側に挿入される小径部1349とを有する。ブレーキレバー133が回転変位すると、ピストン1343は、ロッド135で押圧されることによって移動する。ブレーキレバー133に軸支されるロッド135がピストン1343を押し込む力の働く向きが一定でなくても、ロッド135で押圧されるピストン1343の移動方向を一定に保つことができる。反力生成用不等ピッチバネ1344及び反力生成用ゴム1345の伸縮方向もまた、一定に保つことができる。
(7)フォークリフト1は、反力生成装置134を有するブレーキバイワイヤシステム3と、オペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量が所定量以上、かつ移動速度が所定速度以上のとき、電磁回路151の電磁回路制御によって車輪17を制動する電磁ブレーキシステム15とを備える。オペレータがフォークリフト1を急停止させることを意図してブレーキペダル13を大きく踏み込んだ際、フォークリフト1の移動速度が所定速度以上であっても、ブレーキバイワイヤシステム3による制動に加えて電磁ブレーキシステム15による制動が行われるため、フォークリフト1は急停止することができる。
(8)電磁ブレーキシステム15は、駐車ブレーキ力を発生する駐車ブレーキ装置として使用される。フォークリフト1を急停止させるための電磁ブレーキシステム15とは別に駐車ブレーキ装置を設ける必要が無い。したがって、フォークリフト1の省スペース化及び軽量化を実現することができる。
次のような変形も本発明の範囲内であり、その変形例を上述した一実施の形態と組み合わせることも可能である。
上述した一実施の形態によるフォークリフト1についての説明を簡単にするため、ピストン1343が移動して反力生成用ゴム1345に接触する第1所定距離と、反力生成用不等ピッチバネ1344のバネ定数が第1バネ定数から第2バネ定数に切り替わる第2所定距離とは等しくいずれも所定距離D0であるものとして説明した。しかし、第1所定距離D1と第2所定距離D2とは相異なる距離であるものとしてもよい。
図6は、変形例の反力生成装置134におけるピストン1343の移動距離と生成される反力との関係を示す図である。図6(a)は、第1所定距離D1よりも第2所定距離D2の方が小さい場合におけるピストン1343の移動距離と生成される反力との関係を示す図である。図5(a)の説明にて上述したように、オペレータがブレーキペダル13を踏み込むことによってピストン1343が移動を開始する前の状態において、反力初期値F0のバネ反力が生じている。図6(a)に示すように、ピストン1343の移動距離がゼロから増加していく際、バネ反力は反力初期値F0から反力生成用不等ピッチバネ1344の撓みにつれて増加していく。
オペレータがブレーキペダル13を踏み込むことによってピストン1343の移動距離が第2所定距離D2に達するまでは、反力生成用不等ピッチバネ1344の撓み量に応じて、第1バネ定数に基づくバネ反力が生じる。
オペレータがブレーキペダル13をさらに踏み込むことによってピストン1343の移動距離が第2所定距離D2を越えて第1所定距離D1に達するまでは、反力生成用不等ピッチバネ1344の撓み量に応じて、第2バネ定数に基づくバネ反力が生じる。
オペレータがブレーキペダル13をさらに踏み込むことによってピストン1343の移動距離が第1所定距離D1を越えると、第2バネ定数に基づく反力生成用不等ピッチバネ1344のバネ反力と、反力生成用ゴム1345の撓み量に応じて反力生成用ゴム1345の弾性率に基づくゴム反力との合計反力が生じる。
図6(b)は、第1所定距離D1よりも第2所定距離D2の方が大きい場合におけるピストン1343の移動距離と生成される反力との関係を示す図である。図6(a)の説明にて上述したように、ピストン1343の移動距離がゼロから増加していく際、バネ反力は反力初期値F0から反力生成用不等ピッチバネ1344の撓みにつれて増加していく。
ピストン1343の移動距離が第1所定距離D1に達するまでは、反力生成用不等ピッチバネ1344の撓み量に応じて、第1バネ定数に基づくバネ反力が生じる。
ピストン1343の移動距離が第1所定距離D1を越えて第2所定距離D2に達するまでは、第1バネ定数に基づく反力生成用不等ピッチバネ1344のバネ反力と、反力生成用ゴム1345の撓み量に応じて反力生成用ゴム1345の弾性率に基づくゴム反力との合計反力が生じる。
ピストン1343の移動距離が第2所定距離D2を越えると、第2バネ定数に基づく反力生成用不等ピッチバネ1344のバネ反力と、反力生成用ゴム1345の撓み量に応じて反力生成用ゴム1345の弾性率に基づくゴム反力との合計反力が生じる。
上述した変形例の反力生成装置134は、以下の作用効果をする。
(1)反力生成装置134は、オペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量に応じて移動するピストン1343と、ピストン1343の移動に応じて撓むことによって、踏み込み量に応じたバネ反力を生成する反力生成用不等ピッチバネ1344と、第1所定距離D1を移動した後のピストン1343のさらなる移動に応じて撓むことによって、踏み込み量に応じたゴム反力を生成する反力生成用ゴム1345とを備える。ピストン1343が第1所定距離D1を移動するまでは、バネ反力が生成され、第1所定距離D1を越えてピストン1343が移動する間は、バネ反力とゴム反力とを合算した合計反力が生成される。ピストン1343の移動距離が第1所定距離D1以内であれば、反力生成用ゴム1345は撓まずゴム反力を生じないため、反力生成用ゴム1345の劣化が抑制され、反力生成装置の耐久性が向上する。
(2)反力生成用不等ピッチバネ1344は、ピストン1343が第2所定距離D2を移動する前までは第1バネ定数と、オペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量とに基づくバネ反力を生成し、ピストン1343が第2所定距離D2を移動した後は第1バネ定数よりも大きい第2バネ定数と踏み込み量とに基づくバネ反力を生成する。オペレータは、ブレーキペダル13の踏み始めの段階では柔らかく感じ、ブレーキペダル13をさらに踏み込んで行くと重くなるように感じるため、従来の油圧制御式ブレーキシステムと同様の感覚でブレーキペダル13をスムーズに操作することができる。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
例えば、オペレータによるブレーキペダル13の踏み込み量を、油圧ポンプを制御するモータへ電気的に伝達して、油圧による制動力を得るブレーキシステムに、本発明による反力生成装置を適用することもできる。
1 フォークリフト
3 ブレーキバイワイヤシステム
10 モータ
11 インバータ
12 アクセルペダル
13 ブレーキペダル
14 電池
15 電磁ブレーキシステム
16 コントローラ
17 車輪
131 ブレーキペダルパッド
132 ブレーキセンサ
133 ブレーキレバー
134 反力生成装置
135 ロッド
136 回転軸部材
151 電磁回路
152 ブレーキパッド
153 ディスク
1340 ハウジング
1341 円筒容器
1342 プレート
1343 ピストン
1344 反力生成用不等ピッチバネ
1345 反力生成用ゴム
1348 大径部
1349 小径部

Claims (7)

  1. 反力生成装置を有するブレーキバイワイヤシステムと、
    オペレータによるブレーキペダルの踏み込み量が所定量以上で、かつ移動速度が所定速度以上のとき、電磁回路制御によって車輪を制動する電磁ブレーキシステムと、を備えるフォークリフトであって、
    前記ブレーキバイワイヤシステムの前記反力生成装置が、
    前記踏み込み量に応じて移動するピストンと、
    前記ピストンの移動に応じて撓むことによって、前記踏み込み量に応じた第1反力を生成する反力生成用バネと、
    第1所定距離を移動した後の前記ピストンのさらなる移動に応じて撓むことによって、前記踏み込み量に応じた第2反力を生成する反力生成用ゴムと、を備え、
    前記ピストンが前記第1所定距離を移動するまでは、前記第1反力が生成され、前記第1所定距離を越えて前記ピストンが移動する間は、前記第1反力と前記第2反力とを合算した第3反力が生成されるフォークリフト
  2. 請求項1に記載のフォークリフトにおいて、
    前記ブレーキバイワイヤシステムの前記反力生成装置の前記反力生成用バネは、前記ピストンが第2所定距離を移動する前までは第1バネ定数と前記踏み込み量とに基づく前記第1反力を生成し、前記ピストンが第2所定距離を移動した後は前記第1バネ定数よりも大きい第2バネ定数と前記踏み込み量とに基づく前記第1反力を生成するフォークリフト
  3. 請求項1または2に記載のフォークリフトにおいて、
    前記ブレーキバイワイヤシステムの前記反力生成装置の前記ピストンと、前記反力生成用バネと、前記反力生成用ゴムとを収容するハウジングをさらに備えるフォークリフト
  4. 請求項3に記載のフォークリフトにおいて、
    前記ブレーキバイワイヤシステムの前記反力生成装置の前記反力生成用バネは、前記ピストンの前記移動の開始前に撓んだ状態で前記ハウジングに収容されているフォークリフト
  5. 請求項3または4に記載のフォークリフトにおいて、
    前記ブレーキバイワイヤシステムの前記反力生成装置の前記ピストンは、前記反力生成用バネの伸縮方向の一端が固定され、前記ハウジングの内壁に沿って摺動するフォークリフト
  6. 請求項5に記載のフォークリフトにおいて、
    前記ブレーキペダルは、ブレーキペダルパッドと、前記オペレータによる前記ブレーキペダルパッドの踏み込みによって回転変位するブレーキレバーとを含み、
    前記ブレーキレバーの先端側には、先端が前記反力生成装置の前記ハウジング内で前記ピストンに当接し、他端が前記ブレーキレバーに軸支されるロッドが設けられ、
    前記反力生成装置の前記ピストンは、前記ハウジングの内壁に沿って摺動する大径部と、前記反力生成用バネの内側に挿入される小径部とを含み、
    前記ブレーキレバーが回転変位すると、前記ピストンは、前記ロッドで押圧されることによって移動するフォークリフト
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のフォークリフトにおいて、
    前記電磁ブレーキシステムは、駐車ブレーキ力を発生する駐車ブレーキ装置として使用されるフォークリフト。
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