JP6900784B2 - 発光素子駆動回路、光モジュールおよびアクティブオプティカルケーブル - Google Patents

発光素子駆動回路、光モジュールおよびアクティブオプティカルケーブル Download PDF

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Description

本発明は、発光素子駆動回路、光モジュールおよびアクティブオプティカルケーブルに関する。
近年、通信分野ではデータ通信量の増大に伴い、1つの信号経路で大量のデータを送信するため、データレートの高速化が進んでいる。通信経路は、電気信号のみならず、光信号を伝送する場合もある。高速データは、ケーブル、ボード、出力デバイスなどで符号間干渉などの劣化が生じるという問題がある。
そのため、エンファシス信号生成回路(発光素子駆動回路)が、信号の劣化分を考慮し、信号の符号間干渉により劣化しやすい部分をあらかじめ強化したエンファシス信号を生成し、エンファシス信号を伝送経路に出力するプリエンファシスが行われる。
エンファシス信号を生成するエンファシス信号生成回路として、入力信号を分岐して遅延させ、入力信号と、分岐および遅延された入力信号を加減算するFIR(Finite Impulse Response)方式のエンファシス信号生成回路が知られている。このエンファシス信号生成回路により生成された、例えば、立ち上がり/立ち下がりが強調されたエンファシス信号(駆動電気信号)により、レーザダイオード(LD:Laser Diode)等の発光素子を駆動することで、その出力波形(光信号)を改善することができる。
ところで、従来、レーザダイオード(LD)等の発光素子を駆動する発光素子駆動回路(エンファシス信号生成回路)としては、様々な提案がなされている。
特開2012−043933号公報 特開2015−139039号公報 特開2015−065687号公報 特開2012−256773号公報 特開2004−273631号公報 特開2013−183147号公報
上述したように、発光素子を駆動する発光素子駆動回路としては、エンファシス信号生成回路を適用したものが提案されており、例えば、立ち上がり/立ち下がりが強調された駆動電気信号により発光素子を駆動することで出力波形の改善が行われている。
しかしながら、発光素子(LD)は、例えば、発光素子が本質的に持つ緩和振動により、立ち上がりと立ち下がり特性が非対称になっている。そのため、エンファシス信号により発光素子を駆動しても、その出力波形(光信号)は、立ち上がり特性および立ち下がり特性の両方が十分改善されない虞がある。
一実施形態によれば、入力信号に基づく主データ信号と、前記入力信号を分岐して遅延した信号に基づく分岐データ信号を加減算して、発光素子を駆動する駆動電気信号を生成する発光素子駆動回路が提供される。
前記発光素子駆動回路は、前記主データ信号および前記分岐データ信号の一方または両方の信号経路と固定電位個所の間に接続された非対称生成容量を含む非対称回路と、前記入力信号を増幅する第1増幅器と、前記入力信号を遅延部で遅延した後、増幅する第2増幅器と、前記主データ信号と前記分岐データ信号を加減算する加算回路と、を有し、前記非対称回路は、前記第1増幅器と前記加算回路の間に設けられ、前記駆動電気信号の立ち上がり特性および立下り特性の非対称性を改善する。
開示の発光素子駆動回路、光モジュールおよびアクティブオプティカルケーブルは、発光素子の非対称の発光特性を補償する駆動電気信号を生成することができるという効果を奏する。
図1は、アクティブオプティカルケーブルの一例を示す図である。 図2は、発光素子の直接変調による駆動特性を説明するための図である。 図3は、発光素子駆動回路の一例を説明するための図である。 図4は、発光素子駆動回路の第1実施例を説明するための図である。 図5は、図4に示す発光素子駆動回路におけるエミッタフォロワ部の特性を説明するための図(その1)である。 図6は、図4に示す発光素子駆動回路におけるエミッタフォロワ部の特性を説明するための図(その2)である。 図7は、図4に示す発光素子駆動回路におけるエミッタフォロワ部の特性を説明するための図(その3)である。 図8は、図4に示す発光素子駆動回路のシミュレーション波形を示す図である。 図9は、図3および図4に示す発光素子駆動回路により駆動された発光素子の出力のシミュレーション波形を比較して示す図である。 図10は、発光素子駆動回路の第2実施例を説明するための図である。 図11は、発光素子駆動回路の第3実施例を説明するための回路図である。 図12は、図4に示す発光素子駆動回路の変形例を示す回路図である。
まず、発光素子駆動回路、光モジュールおよびアクティブオプティカルケーブルの実施例を詳述する前に、発光素子駆動回路の例およびその課題を、図1〜図3を参照して説明する。図1は、アクティブオプティカルケーブルの一例を示す図である。
図1に示されるように、アクティブオプティカルケーブル(AOC:Active Optical Cable)6は、光ファイバ(光ケーブル)61、および、光ファイバ61の両端に設けられたプラグ(コネクタ)62,63で形成されている。図1において、LDはレーザダイオード、PDはフォトダイオード、そして、TIAはトランスインピーダンスアンプ(Trans-Impedance Amplifier)を示す。ここで、本実施形態の発光素子駆動回路は、LDを駆動する光送信器のドライバに相当する。
図1では、プラグ62には、光送信器(62a)が設けられ、プラグ63には、光受信器(63a)が設けられるように描かれているが、プラグ62および63には、それぞれ光送信器および光受信器の両方の機能を有する光送受信器62a,63aが設けられている。すなわち、プラグ62,63には、それぞれ電気信号と光信号の変換を行う光送受信器(光モジュール)62a,63aが設けられている。ここで、光モジュール62a,63aとしては、送受信IC(ワンチップIC)を適用することができる。なお、AOC6は、例えば、ネットワーク機器間の接続、サーバ間の接続、或いは、大容量の画像データを扱う機器等の接続に利用され、様々な伝送速度および伝送距離の製品が提案されている。
図2は、発光素子の直接変調による駆動特性を説明するための図であり、垂直共振器面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)等のレーザダイオード(LD)をオン/オフ電気信号で直接駆動するものを示す。ここで、図2(a)は、駆動回路(発光素子駆動回路)701によりLD702を駆動する様子を示し、図2(b)は、駆動信号波形(駆動電気信号)を示し、そして、図2(c)は、LD出力波形(光信号)を示す。また、参照符号Siは入力信号、Sdは駆動電気信号(駆動信号)、そして、LSは光信号(LD出力)を示す。
図2(a)に示されるように、駆動回路701は、入力信号Siを受け取って駆動電気信号Sdを生成してLD702を駆動する。LD702は、駆動回路701からの駆動電気信号Sdに基づいて発光動作を行い、光信号LSを出力する。ここで、駆動回路701は、例えば、AOC6のプラグ62,63に設けられた光モジュール62a,63a(光送受信器:送受信IC)に形成され、入力信号Siは、例えば、ネットワーク機器、サーバおよび大容量の画像データを扱う機器等からの出力信号に相当する。
上述したように、LD702は、駆動回路701で生成された駆動電気信号Sdにより駆動され、光信号LSを出力する。ここで、図2(b)と図2(c)の比較から明らかなように、LD702に入力される駆動信号波形(Sd)に対して、LD702から出力されるLD出力波形(LS)は、例えば、LD702の動作速度が遅い場合、立ち上がり/立ち下がり特性が不十分になる。すなわち、LD出力波形は、高速の入力信号に対しては振幅が小さくなってしまう。
図3は、発光素子駆動回路の一例を説明するための図であり、エンファシス信号により発光素子を駆動する例を説明するためのものである。図3(a)〜図3(d)において、参照符号801は発光素子駆動回路、802は発光素子、811は遅延部、812および813は増幅部(増幅器)、そして、814は加減算部(加算回路)を示す。
ここで、図3(a)は、発光素子駆動回路(エンファシス信号生成回路)801で生成したエンファシス信号(駆動電気信号)Sdにより発光素子(VCSEL等のLD)802を駆動する構成を模式的に示す。また、図3(b)は、図3(a)に示す発光素子駆動回路801における各信号を示す。さらに、図3(c)は、図3(a)に示す発光素子駆動回路801による駆動信号波形(Sd)を示し、図3(d)は、LD出力波形(LS)を示す。
図3(a)に示す発光素子駆動回路801は、FIR方式のエンファシス信号生成回路の例を示すもので、主データ信号D1および遅延させた分岐データ信号D2によりエンファシス信号(Sd)を生成するようになっている。発光素子駆動回路801は、入力信号Siを増幅器813で増幅した主データ信号D1と、入力信号Siを分岐して遅延部811で遅延した後、増幅器812で増幅した分岐データ信号D2を、加算回路814で加算(減算)して駆動電気信号Sdを生成する。すなわち、分岐データ信号D2は、加算回路814の減算端子に入力され、主データ信号D1は、加算回路814の加算端子に入力されている。
すなわち、図3(b)に示されるように、駆動電気信号Sdは、加算回路814により、主データ信号D1と分岐データ信号D2が加減算され、立ち上がり/立ち下がりが強調されたエンファシス信号になる。このエンファシス信号(Sd)により,VCSEL等のLD802を駆動する。そして、図3(c)および図3(d)と、前述した図2(b)および図2(c)の比較から明らかなように、立ち上がり/立ち下がりが強調されたエンファシス信号(駆動電気信号Sd)によりLD801を駆動することで、LD出力波形(LS)を改善することができる。なお、エンファシスの強度は、例えば、加算回路814における加算比(加減算比)により調整することが可能である。
しかしながら、VCSELに限定されずLD(発光素子)802において、LD出力波形(LS)は、LD802が本質的に持つ緩和振動により、立ち上がりと立ち下がり特性は非対称になる。すなわち、図3(d)に示されるように、図3(c)のエンファシス信号(Sd)によりLD801を駆動しても、LD出力波形(LS)は、例えば、立ち上がり特性の改善が十分でも、立ち下がり特性の改善が不十分になる虞がある。
以下、発光素子駆動回路、光モジュールおよびアクティブオプティカルケーブルの実施例を、添付図面を参照して詳述する。図4は、発光素子駆動回路の第1実施例を説明するための図である。図4(a)〜図4(c)において、参照符号1は発光素子駆動回路、2は発光素子、11は遅延部、12および13は増幅部(増幅器)、14は加減算部(加算回路)、そして、15は非対称回路を示す。
ここで、図4(a)は、発光素子駆動回路(エンファシス信号生成回路)1で生成したエンファシス信号(駆動電気信号)Sdにより発光素子(VCSEL等のLD)2を駆動する構成を模式的に示す。また、図4(b)は、図4(a)に示す発光素子駆動回路1における加算回路14および非対称回路15の一例の回路構成を示し、図4(c)は、図4(a)に示す発光素子駆動回路1における各信号を示す。
図4(a)と、前述した図3(a)の比較から明らかなように、第1実施例の発光素子駆動回路1は、図3(a)に示す発光素子駆動回路801において、増幅器813と加算回路814の間に、非対称回路15を設けたものに相当する。なお、第1実施例の発光素子駆動回路1は、図3(a)に示す発光素子駆動回路801と同様に、FIR方式のエンファシス信号生成回路であり、主データ信号D1および遅延させた分岐データ信号D2によりエンファシス信号(Sd)を生成するようになっている。
すなわち、図4(a)に示されるように、第1実施例の発光素子駆動回路1は、入力信号Siを増幅器(第1増幅器)13で増幅したデータ信号D0を非対称回路15で処理して主データ信号D1とする。さらに、入力信号Siを分岐して遅延部11で遅延した後、増幅器(第2増幅器)12で増幅した分岐データ信号D2と、非対称回路15の出力である主データ信号D1を、加算回路14で加算(加減算)して駆動電気信号(エンファシス信号)Sdを生成する。すなわち、主データ信号D1は、加算回路14の加算端子(第1端子)に入力され、分岐データ信号D2は、加算回路14の減算端子(第2端子)に入力されている。ここで、非対称回路15は、差動の信号で動作し、例えば、差動の主データ信号D1,/D1を出力する一方の信号線(例えば、エミッタフォロワの出力信号線)に対して、固定電位個所(例えば、接地電位線,第2電源線)との間に容量を接続する。
上述したように、図4(b)は、図4(a)に示す発光素子駆動回路1における加算回路14および非対称回路15の一例の回路構成を示し、npnバイポーラトランジスタにより形成したものを示している。なお、本実施形態の適用は、npnバイポーラトランジスタで形成されたものに限定されず、pnpバイポーラトランジスタ、nまたはpチャネル型MOSトランジスタ、或いは、様々な化合物半導体等も適用可能なのはいうまでもない。
図4(b)に示されるように、非対称回路15は、抵抗R51,R52、npnバイポーラトランジスタ(トランジスタ)Tr51〜Tr54、および、電流源CS51〜CS53を含む。抵抗R51およびR52の一端は、第1電源線(高電位電源線)L1に接続され、抵抗R51の他端は、トランジスタTr51のコレクタに接続されると共に、トランジスタTr53のベースに接続されている。同様に、抵抗R52の他端は、トランジスタTr52のコレクタに接続されると共に、トランジスタTr54のベースに接続されている。
トランジスタTr51およびTr52のエミッタは共通接続され、電流源CS51を介して第2電源線(低電位電源線)L2に接続されている。また、トランジスタTr53のエミッタは、電流源CS52を介して第2電源線L2に接続されると共に、後述するトランジスタTr41のベースに接続されている。さらに、トランジスタTr54のエミッタは、電流源CS53および容量C1を介して第2電源線L2に接続されると共に、後述するトランジスタTr42のベースに接続されている。
ここで、トランジスタTr53,TR54および電流源CS52,CS53は、エミッタフォロワ部150を形成し、トランジスタTr53,TR54のエミッタフォロワ出力として、信号線L11,L12から主データ信号D1が取り出される。なお、主データ信号D1は、差動信号D1,/D1とされ、図4(b)では、トランジスタTR54のエミッタフォロワ出力である信号線L12に対して、第2電源線L2(固定電位個所)との間に容量C1を接続するようになっている。
加算回路14は、抵抗R41,R42、トランジスタTr41〜Tr44、および、電流源CS41,CS42を含む。抵抗R41およびR42の一端は、第1電源線L1に接続され、抵抗R41の他端は、トランジスタTr41およびTr43のコレクタに接続されると共に、駆動電気信号(エンファシス信号)Sdが取り出されるようになっている。抵抗R42の他端は、トランジスタTr42およびTr44のコレクタに接続されている。
トランジスタTr41およびTr42のエミッタは、共通接続され、電流源CS41を介して第2電源線L2に接続され、同様に、トランジスタTr43およびTr44のエミッタは、共通接続され、電流源CS42を介して第2電源線L2に接続されている。なお、トランジスタTr41およびTr42のベースには非対称回路15からの主データ信号D1(差動信号D1,/D1)が入力され、トランジスタTr43およびTr44のベースには分岐データ信号D2(差動信号D2,/D2)が入力され、加減算が行われる。
第1実施例の発光素子駆動回路1では、前述した図3(a)に示す増幅器813の出力信号(図3(b)の信号D1)に対応する増幅器13の出力信号D0を非対称回路15で処理して主データ信号D1を生成する。すなわち、図4(c)と、前述した図3(b)の比較から明らかなように、第1実施例の発光素子駆動回路1における主データ信号D1は、信号線L12と第2電源線L2との間を容量C1で接続しているため、立ち上がりエッジが緩やかに変化している。この立ち上がりエッジが緩やかに変化する主データ信号D1と、分岐データ信号D2(図3(a)のD2と同じ)を、加算回路14で加減算することにより、図4(c)に示されるような非対称の駆動電気信号(エンファシス信号)Sdを生成することが可能になる。なお、図4(c)に示す駆動電気信号Sdは、立ち下がりを、立ち下がりよりも強化(強調)するようになっている。
すなわち、第1実施例の発光素子駆動回路1は、発光素子(LD)2の直接変調時、立ち上がり信号に比べて立ち下がり信号の方が大きく劣化するため、予め立ち下がりのみ強化した信号を生成(プリエンファシス生成)する。このように、第1実施例は、遅延信号を加減算するプリエンファシス生成法において、信号パスの一部の回路(例えば、エミッタフォロワ部150)に対して、信号の立ち上がり立ち下がりの非対称を生成するための容量(非対称生成容量)C1を追加する。そして、立ち上がり立ち下がり非対称の信号(主データ信号D1)と、分岐データ信号D2を、後段の加算回路14で加減算することで、例えば、立ち下がりを強化したプリエンファシス信号(Sd)を生成する。
図5〜図7は、図4に示す発光素子駆動回路におけるエミッタフォロワ部の特性を説明するための図である。まず、図5(a)は、図4(a)におけるエミッタフォロワ部150および容量C1を抜き出して示し、図5(b)は、図5(a)に示すエミッタフォロワ部150の動作(各信号のシミュレーション波形)を示す。なお、図5(a)および図5(b)において、参照符号D0,/D0およびD1,/D1は、それぞれ差動信号を示し、信号/D0および/D1は、信号D0およびD1の逆相信号を示す。また、容量(非対称生成容量)C1は、トランジスタTr54のエミッタに接続された信号線(信号経路)L12と、第2電源線L2の間に接続されている。
ところで、バイポーラトランジスタTr54のコレクタ−エミッタ電流Ip,Inに関して、下記の式(1)が成立する。ここで、ICはコレクタ電流、IS,VTは定数、そして、VBEはベース−エミッタ間電圧を示す。
C=ISexpVBE/VT (1)
すなわち、データ信号(増幅器13の出力信号)D0が低レベル『L』から高レベル『H』に変化する時、容量C1に電荷を蓄積(充電)する電流Ipに関して、バイポーラ起因でベース−エミッタ間電圧VBEが増加するため、充電電流Ip(=IC)は増加する。ここで、容量C1の容量値が大きくなれば、VBEに連動して充電電流Ipが増加する時間が長くなり、その結果、容量増加に起因する立ち上がり時間の増加は小さくなる。
一方、データ信号D0が『H』から『L』に変化する時、容量C1に蓄積された電荷を放電する電流(放電電流)Inに関して、電流源起因で常時一定であるため、立ち下がり時間の増加は容量に比例して大きくなる。これを逆相信号(データ信号)/D0に適用することで、図5(b)に示されるように、充電電流Ipと放電流量Inの差により、実質的に立ち上がり時間が大きくて立ち下がり時間が小さい非対称の逆相信号(主データ信号)/D1が生成されることになる。
次に、図6(a)および図6(b)を参照して、図5(a)に示すエミッタフォロワ部150および容量C1において、容量(非対称生成容量)C1の容量サイズ(容量値)と、充放電電流Ip,Inの関係を説明する。ここで、図6(a)は、C1の大きさに対する、図5(b)の中段部に示す充放電電流Ip,Inのシミュレーション波形を示し、図6(b)は、C1の大きさに対する、図5(b)の下段部に示す生成された逆相信号/D1のシミュレーション波形を示す。
図6(a)および図6(b)の各上段部は、非対称生成容量C1を設けない(なし)場合を示し、図6(a)および図6(b)の各中段部は、C1が小さい場合を示し、図6(a)および図6(b)の各下段部は、C1が大きい場合を示す。図6(a)における上段部、中段部および下段部の波形の比較から明らかなように、容量C1のサイズが大きくなると、それに連動して充電電流Ipも大きくなるが、放電電流Inの増加量は相対的に小さい。そのため、図6(b)における上段部、中段部および下段部の波形の比較から明らかなように、逆相の主データ信号(逆相データ)/D1は、立ち上がり時間の容量サイズ依存は小さいが、立ち下がり時間の容量サイズ依存は大きくなる。すなわち、逆相データ/D1の立ち上がり立ち下がり非対称性は、容量サイズに依存して大きくなることが分かる。
図7は、比較のために、トランジスタTr53およびTr54の各エミッタに接続された信号線L11およびL12と、第2電源線L2の間にそれぞれ容量C1およびC2を設けた(接続した)場合を説明するためのものである。ここで、図7(a)は、前述した図5(a)に対応するものであり、図7(b)は、図7(a)に示すエミッタフォロワ部150の動作(信号D1,/D1,D1−/D1のシミュレーション波形)を示す。なお、容量C1およびC2の容量値は、同一であるとする。
図7(a)に示されるように、信号線L12と第2電源線L2の間に容量C1を設けるだけでなく、信号線L11と第2電源線L2の間に、容量C1と同じ値の容量C2を設けた場合、各信号波形は、図7(b)のようになる。
すなわち、エミッタフォロワ部150の差動信号の両方の信号線L11,L12に対して同じ値の容量C1,C2を設けた場合、信号(正相)D1および(逆相)/D1は、両方とも容量C1,C2により、立ち下がり時間のみ増加した非対称波形になる。ここで、信号/D1は、信号D1の逆相信号であるため、信号D1の立ち上がり時間が増加した場合と等価の特性になる。その結果、信号D1−/D1を考えると、立ち上がり時間と立ち上がり時間が両方とも増加した対称波形になる。
このように、エミッタフォロワ部150のトランジスタTr53,Tr54の両方のエミッタに接続された信号線L11,L12に対して、同じ値の容量C2,C1を設けても、前述した非対称特性を有する信号(エンファシス信号)を得るのは困難なことが分かる。
図8は、図4に示す発光素子駆動回路のシミュレーション波形を示す図であり、図8(a)は、入力信号Si,主データ信号D1および駆動電気信号Sdの時間波形を示し、図8(b)は、Si,D1およびSdのアイ波形を示す。図8(a)および図8(b)に示されるように、例えば、図4(b)のように、非対称生成容量C1を、主データ信号D1の信号経路(信号線)L12と第2電源線L2の間に設けることにより、主データ信号D1には、非対称部(非対称個所)が含まれることになる。このD1の非対称部分に基づいて、駆動信号Sdには、非対称プリエンファシスが生成されることになる。
そして、図4を参照して説明したように、加算回路14により、非対称部分を形成した主データ信号D1に対して、分岐データ信号D2を加減算することで、例えば、立ち下がりを強化した駆動信号(プリエンファシス信号)Sdを生成することができる。
図9は、図3および図4に示す発光素子駆動回路により生成された駆動信号のシミュレーション波形を比較して示す図である。ここで、参照符号Sd1は、図3(a)に示す発光素子駆動回路801により生成された駆動信号波形を示し、Sd2は、図4(a)に示す発光素子駆動回路1により生成された駆動信号波形を示す。
図9から明らかなように、第1実施例の発光素子駆動回路1による駆動信号波形Sd2は、非対称生成容量C1を含まない図3の発光素子駆動回路801による駆動信号波形Sd1よりも立ち下がりの改善が顕著なのが分かる。この第1実施例の発光素子駆動回路1で生成された駆動信号波形Sd2により発光素子(LD)2を駆動することで、非対称の立ち上がり立ち下がり特性(非対称の発光特性)の発光素子2を十分に駆動することが可能になる。
なお、以上の説明では、VCSEL等のレーザダイオードにおける立ち下がり特性の補正(補償)に基づいて説明したが、発光素子が有する非対称の発光特性の補正に対して幅広く適用することが可能である。すなわち、非対称生成容量C1を設ける個所や大きさ、並びに、加算回路14による加算または減算の手法等は、発光素子2における非対称の発光特性に応じて、様々に変更および変形することができる。さらに、発光素子駆動回路1として、バイポーラトランジスタを適用した例を説明したが、MOS(Metal-Oxide-Semiconductor)トランジスタや化合物半導体を適用したものであってもよいのはもちろんである。
図10は、発光素子駆動回路の第2実施例を説明するための図である。ここで、図10(a)は、発光素子駆動回路1で生成した駆動電気信号Sdにより発光素子(LD)2を駆動する構成を模式的に示し、図10(b)は、図10(a)に示す発光素子駆動回路1における各信号を示す。
図10(a)と、前述した図4(a)の比較から明らかなように、第2実施例の発光素子駆動回路1'では、入力信号Siを増幅器13で増幅したデータ信号D0をそのまま加算回路14’の加算端子(第3端子)に入力されると共に、非対称回路15に入力される。また、入力信号Siを分岐して遅延部11で遅延した後、増幅器12で増幅した分岐データ信号D2は、加算回路14’の減算端子(第2端子)に入力される。さらに、非対称回路15の出力である主データ信号D1は、容量C3を介して、加算回路14’の加算端子(第1端子)に入力される。すなわち、非対称回路15の出力は、容量C3による容量結合を用いて加算回路14’に入力され、立ち下がりエッジ信号のみ抽出して加算回路14'による加減算を行うことで非対称のプリエンファシス信号(駆動電気信号)Sdを生成するようになっている。
図11は、発光素子駆動回路の第3実施例を説明するための回路図である。図11と、前述した図4(a)の比較から明らかなように、第3実施例の発光素子駆動回路では、加算回路14"におけるトランジスタTr41,Tr42のエミッタを共通接続せずに、それぞれ電流源CS43,CS44を介して第2電源線L2に接続する。そして、トランジスタTr41,Tr42のエミッタ間に容量C4を設ける。このように、容量C4により加算回路14"におけるトランジスタTr41,Tr42のエミッタ間を容量結合することで、立ち下がりエッジ信号のみ抽出して加減算を行う信号生成を効率よく行うことができるようになっている。
図12は、図4に示す発光素子駆動回路の変形例を示す回路図である。図12と、前述した図4(b)の比較から明らかなように、本変形例では、図4(b)における容量C1の代わりに、非対称生成容量C5を設けるようになっている。すなわち、図4(b)に示す第1実施例では、トランジスタTr54のエミッタ(信号線L12)と第2電源線L2の間に容量C1が設けられ(接続され)ている。これに対して、図12に示す変形例では、信号線L12と第1電源線L1の間に容量C5が設けられている。
ここで、非対称生成容量C5またはC1は、例えば、主データ信号D1の信号線(信号経路)L12と、第1電源線L1または第2電源線L2との間に設けるのに限定されず、交流的に電位が固定された個所(固定電位個所)との間であればよい。また、非対称生成容量C1を設ける位置(個所)や大きさ(容量値)も、発光素子2の非対称の発光特性を補償するような駆動電気信号を生成することができればよい。さらに、駆動回路は、バイポーラトランジスタだけでなく、MOSトランジスタや化合物半導体を適用したものであってもよいのは前述した通りである。
以上、実施形態を説明したが、ここに記載したすべての例や条件は、発明および技術に適用する発明の概念の理解を助ける目的で記載されたものであり、特に記載された例や条件は発明の範囲を制限することを意図するものではない。また、明細書のそのような記載は、発明の利点および欠点を示すものでもない。発明の実施形態を詳細に記載したが、各種の変更、置き換え、変形が発明の精神および範囲を逸脱することなく行えることが理解されるべきである。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに、以下の付記を開示する。
(付記1)
入力信号に基づく主データ信号と、前記入力信号を分岐して遅延した信号に基づく分岐データ信号を加減算して、発光素子を駆動する駆動電気信号を生成する発光素子駆動回路であって、
前記主データ信号および前記分岐データ信号の一方または両方の信号経路と固定電位個所の間に接続された非対称生成容量を含む非対称回路を有する、
ことを特徴とする発光素子駆動回路。
(付記2)
前記非対称回路は、差動の信号で動作し、
前記非対称生成容量は、差動の前記主データ信号または差動の前記分岐データ信号を出力する一方の信号線と前記固定電位個所との間に接続される、
ことを特徴とする付記1に記載の発光素子駆動回路。
(付記3)
前記発光素子駆動回路は、バイポーラトランジスタで形成される、
ことを特徴とする付記2に記載の発光素子駆動回路。
(付記4)
前記非対称回路は、前記差動の主データ信号または前記差動の分岐データ信号を出力するエミッタフォロワ部を含み、
前記非対称生成容量が接続される前記主データ信号と前記分岐データ信号の一方または両方の前記信号経路は、前記エミッタフォロワ部における一方のエミッタフォロワ出力である、
ことを特徴とする付記2または付記3に記載の発光素子駆動回路。
(付記5)
さらに、
前記入力信号を増幅する第1増幅器と、
前記入力信号を遅延部で遅延した後、増幅する第2増幅器と、
前記主データ信号と前記分岐データ信号を加減算する加算回路と、を有し、
前記非対称回路は、前記第1増幅器と前記加算回路の間に設けられる、
ことを特徴とする付記1乃至付記4のいずれか1項に記載の発光素子駆動回路。
(付記6)
前記加算回路は、
前記非対称回路からの前記主データ信号を受け取る第1端子と、
前記第2増幅器からの前記分岐データ信号を受け取る第2端子と、を含む、
ことを特徴とする付記5に記載の発光素子駆動回路。
(付記7)
前記加算回路は、さらに、
前記第1増幅器からの前記入力信号を増幅したデータ信号を受け取る第3端子と、を含む、
ことを特徴とする付記6に記載の発光素子駆動回路。
(付記8)
さらに、
前記非対称回路からの前記主データ信号と前記分岐データ信号の一方または両方におけるエッジ信号を抽出する結合容量を有する、
ことを特徴とする付記6または付記7に記載の発光素子駆動回路。
(付記9)
前記結合容量は、前記非対称回路と、前記加算回路の前記第1端子の間に設けられている、
ことを特徴とする付記8に記載の発光素子駆動回路。
(付記10)
前記結合容量は、前記加算回路に設けられている、
ことを特徴とする付記8に記載の発光素子駆動回路。
(付記11)
前記固定電位個所は、電源線である、
ことを特徴とする付記1乃至付記10のいずれか1項に記載の発光素子駆動回路。
(付記12)
前記発光素子は、非対称の発光特性を有するレーザダイオードである、
ことを特徴とする付記1乃至付記11のいずれか1項に記載の発光素子駆動回路。
(付記13)
前記レーザダイオードは、垂直共振器面発光レーザである、
ことを特徴とする付記12に記載の発光素子駆動回路。
(付記14)
前記発光素子と、
前記発光素子を駆動する付記1乃至付記13のいずれか1項に記載の発光素子駆動回路と、を有する、
ことを特徴とする光モジュール。
(付記15)
光ファイバと、
前記光ファイバの両端に設けられたプラグと、
付記14に記載の光モジュールと、を有する、
ことを特徴とするアクティブオプティカルケーブル。
1,1',701,801 発光素子駆動回路
2,802 発光素子(LD)
6 アクティブオプティカルケーブル(AOC)
11,811 遅延部
12,13,812,813 増幅部(増幅器)
14,14',14",814 加算回路
15 非対称回路
61 光ファイバ(光ケーブル)
62,63 プラグ(コネクタ)
62a,63a 光モジュール(光送受信器)

Claims (9)

  1. 入力信号に基づく主データ信号と、前記入力信号を分岐して遅延した信号に基づく分岐データ信号を加減算して、発光素子を駆動する駆動電気信号を生成する発光素子駆動回路であって、
    前記主データ信号および前記分岐データ信号の一方または両方の信号経路と固定電位個所の間に接続された非対称生成容量を含む非対称回路と、
    前記入力信号を増幅する第1増幅器と、
    前記入力信号を遅延部で遅延した後、増幅する第2増幅器と、
    前記主データ信号と前記分岐データ信号を加減算する加算回路と、を有し、
    前記非対称回路は、前記第1増幅器と前記加算回路の間に設けられ、
    前記駆動電気信号の立ち上がり特性および立下り特性の非対称性を改善する、
    ことを特徴とする発光素子駆動回路。
  2. 前記非対称回路は、差動の信号で動作し、
    前記非対称生成容量は、差動の前記主データ信号または差動の前記分岐データ信号を出力する一方の信号線と前記固定電位個所との間に接続される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光素子駆動回路。
  3. 前記非対称回路は、前記差動の主データ信号または前記差動の分岐データ信号を出力するエミッタフォロワ部を含み、
    前記非対称生成容量が接続される前記主データ信号と前記分岐データ信号の一方または両方の前記信号経路は、前記エミッタフォロワ部における一方のエミッタフォロワ出力である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の発光素子駆動回路。
  4. 前記加算回路は、
    前記非対称回路からの前記主データ信号を受け取る第1端子と、
    前記第2増幅器からの前記分岐データ信号を受け取る第2端子と、を含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の発光素子駆動回路。
  5. 前記加算回路は、さらに、
    前記第1増幅器からの前記入力信号を増幅したデータ信号を受け取る第3端子と、を含む、
    ことを特徴とする請求項に記載の発光素子駆動回路。
  6. さらに、
    前記非対称回路からの前記主データ信号と前記分岐データ信号の一方または両方におけるエッジ信号を抽出する結合容量を有する、
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載の発光素子駆動回路。
  7. 前記固定電位個所は、電源線である、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の発光素子駆動回路。
  8. 前記発光素子と、
    前記発光素子を駆動する請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の発光素子駆動回路と、を有する、
    ことを特徴とする光モジュール。
  9. 光ファイバと、
    前記光ファイバの両端に設けられたプラグと、
    請求項に記載の光モジュールと、を有する、
    ことを特徴とするアクティブオプティカルケーブル。
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