JP2013183147A - レーザーダイオード駆動装置および駆動方法、並びにそれを用いた光伝送システム - Google Patents

レーザーダイオード駆動装置および駆動方法、並びにそれを用いた光伝送システム Download PDF

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Abstract

【課題】レーザーダイオード駆動装置において、従来のエッジ検出回路を用いることなく非対称な補正を実現することにより、光伝送の高速化かつ低消費電力化を図る。
【解決手段】入力信号に基づいてHI期間とLOW期間とを有する駆動電流IM1を生成する駆動電流発生回路13と、前記入力信号からエンファシス信号を生成するエンファシス発生回路14と、前記エンファシス信号に基づいて補正電流IM2を生成する補正電流発生回路17とを備え、前記駆動電流IM1と前記補正電流IM2を合成してレーザーダイオード駆動信号IMを生成するレーザーダイオード駆動装置10であって、前記エンファシス発生回路14を、前記入力信号を所定時間遅延する信号遅延回路15と、前記遅延した信号のデューティ比を調整するデューティ比調整回路16から構成し、レーザーダイオード駆動信号IMの立ち上がりと立ち下がりとで非対称な補正を行うようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、光伝送のためのレーザーダイオード駆動装置および駆動方法、並びにそれを用いた光伝送システムに関し、特に、高速な光伝送を実現するためのレーザーダイオード駆動装置に関する。
近年、サーバやルータなどの情報機器では装置間や回路基板間での高速データ伝送の要求が高まっており、従来の電気伝送からより高速な伝送が可能となる光伝送に移行しつつある。
図3に、光伝送システムの概略ブロック図を示す。光伝送システムでは、データ信号(電気)から送信器(Transmitter)31でレーザーダイオード(LD)駆動電流を生成し、LD32を駆動することで光信号を光ファイバ等の光伝送路33を介して送信する。光信号はフォトダイオード34で受信電流(電気)へ変換され、受信機(Receiver)35で再びデータ信号(電気)へと復調される。光伝送では、レーザーダイオード駆動部での信号劣化が大きく、高速な光伝送を実現するには、レーザーダイオードの高速駆動が必要となる。
光伝送のためのレーザーダイオード駆動装置に関する技術として、特許文献1には、「入力信号に応じた変調電流信号を発生するメインパルスジェネレータと、入力信号の立ち上がりと立ち下がりを検出するエッジ検出器と、エッジ検出器の立ち上がりの検出結果に基づくパルス信号に応じて、立ち上がりエンファシスパルス信号を発生するライジングエッジパルスジェネレータと、エッジ検出器の立ち下がりの検出結果に基づくパルス信号に応じて、立ち下がりのエンファシスパルス信号を発生するフォーリングエッジパルスジェネレータを具備する。そして、変調電流信号、立ち上がりエンファシスパルス信号及び立ち下がりエンファシスパルス信号を合わせた信号を、駆動電流信号としてレーザーダイオードに与えるようにする。」と記載されている(要約参照)。
また、特許文献2には、データ信号の立ち下がりエッジを検出し、エッジ信号に比例した補正を行うことが、開示されている(図16参照)。
特開2010−141138号公報 米国特許出願公開第2006/0044072号明細書
特許文献1には、データ信号の立ち上がりと立ち下がりを検出するエッジ検出回路を設け、それぞれのエッジ信号からエンファシスパルスを生成することで、立ち下がりと立ち上がりのエンファシスを独立に制御するようにしたレーザーダイオード駆動装置が記載されている。しかし、光伝送の高速化にはエッジ検出回路の高速化が必要であり、実現が困難である。また、エッジ検出回路での消費電力が大きく、低消費電力化が困難であり、近年の微細プロセスには適用できないものである。
特許文献2には、データ信号の立ち下がりエッジを検出し、エッジ信号に比例した補正を行うことが開示されているが、立ち上がりのエンファシスを制御することはできない。また、電源電圧として高い電圧が必要であり、低電圧である近年の微細プロセスでは動作させることが出来ない。
本発明は、レーザーダイオード駆動装置において、従来のエッジ検出回路を用いることなく非対称な補正を実現することにより、光伝送の高速化かつ低消費電力化を図ることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のレーザーダイオード駆動装置は、入力信号に基づいてHI期間とLOW期間とを有する駆動電流を生成する駆動電流発生回路と、前記入力信号からエンファシス信号を生成するエンファシス発生回路と、前記エンファシス信号に基づいて補正電流を生成する補正電流発生回路とを備え、前記駆動電流と前記補正電流を合成してレーザーダイオード駆動信号を生成するレーザーダイオード駆動装置であって、前記エンファシス発生回路を、前記入力信号を所定時間遅延する信号遅延回路と、前記遅延した信号のデューティ比を調整するデューティ比調整回路から構成し、レーザーダイオード駆動信号の立ち上がりと立ち下がりとで非対称な補正を行うようにしたものである。
本発明のレーザーダイオード駆動装置において、前記デューティ比調整回路を、前記信号遅延回路の出力部に接続した、オフセットを発生する電圧源または電流源で構成してもよい。
また、本発明のレーザーダイオード駆動装置において、前記信号遅延回路は、遅延時間を調整可能としてもよい。
また、本発明のレーザーダイオード駆動装置において、前記デューティ比調整回路は、遅延した信号のデューティ比を調整可能としたものでよい。
また、本発明のレーザーダイオード駆動装置において、前記信号遅延回路を差動増幅器で構成し、前記デューティ比調整回路を、前記差動増幅回路の出力部に接続した、オフセットを発生する電流源で構成してもよい。
また、本発明のレーザーダイオード駆動装置において、前記電流源を調整可能とすることにより、遅延した信号のデューティ比を調整可能としてもよい。
本発明の光伝送システムは、上記のレーザーダイオード駆動装置を情報機器の装置間或いは回路基板間のデータ伝送に用いたものである。
また、本発明の他の光伝送システムは、上記のレーザーダイオード駆動装置を光アクティブケーブルのデータ伝送に用いたものである。
本発明のレーザーダイオード駆動方法は、入力信号に基づいてHI期間とLOW期間とを有する駆動電流を生成する駆動電流発生工程と、前記入力信号からエンファシス信号を生成するエンファシス発生工程と、前記エンファシス信号に基づいて補正電流を生成する補正電流発生工程と、前記駆動電流と前記補正電流を合成してレーザーダイオード駆動信号を生成する合成工程とを備えるレーザーダイオード駆動方法であって、前記エンファシス発生工程は、前記入力信号を所定時間遅延する信号遅延工程と、前記遅延した信号のデューティ比を調整するデューティ比調整工程とを有し、レーザーダイオード駆動信号の立ち上がりと立ち下がりとで非対称な補正を行うようにしたものである。
本発明によれば、レーザーダイオード駆動装置において、エンファシス発生回路を信号遅延回路およびデューティ比調整回路で構成することにより、従来のエッジ検出回路を用いることなく非対称な補正を実現することができ、光伝送の高速化かつ低消費電力化を図ることができる。
本発明のレーザーダイオード駆動装置の一例を示す図である。 本発明のレーザーダイオード駆動装置による信号波形の一例を示す図である。 光伝送システムの概略構成を示す図である。 レーザーダイオード駆動部の等価回路を示す図である。 駆動電流と光出力の関係を示す図である。 本発明の実施例1のレーザーダイオード駆動装置を示す図である。 本発明の実施例1のデューティ比調整回路の動作を説明する図である。 本発明の実施例2のレーザーダイオード駆動装置を示す図である。 本発明の実施例3のレーザーダイオード駆動装置を示す図である。 本発明の実施例4のレーザーダイオード駆動装置を示す図である。 本発明の実施例5のレーザーダイオード駆動装置を示す図である。 本発明の実施例6の光伝送システムを示す図である。 本発明の実施例7の光伝送システムを示す図である。 レーサーダイオード駆動電流のシミュレーション結果の一例を示す図である。 レーサーダイオード光出力波形のアイパタンのシミュレーション結果の一例を示す図である。
本発明の実施の形態を説明する前に、レーザーダイオード(LD)駆動部について説明する。
LD駆動部で信号劣化を引き起こす要因は、(1)寄生容量および(2)レーザーダイオードの応答性能であり、それぞれ異なる補正を行う必要がある。先ず、(1)寄生容量について、駆動回路を構成するLSI内部の寄生容量やレーザーダイオードの寄生容量による信号劣化は信号の立ち上がりと立ち下がりとで対称的なものであり、この信号劣化を補正するために、対称な補正が必要である。これに対して、(2)レーザーダイオードの応答性能については、立ち上がりの応答時間に比べて立ち下がりの応答時間が長いという非対称な特性を備えており、この信号劣化を補正するために、非対称な補正が必要となる。
図4に、LD駆動部の等化回路を示す。レーザーダイオード43には、駆動回路41から配線42を介してレーザーダイオード電流ILDが供給される。Coは、LSI内部の寄生容量や実装容量・配線容量などを合わせた寄生容量であり、CLDは、レーザーダイオードの寄生容量である。
図5に、(a)補正無しの場合、(b)対称補正を行った場合、(c)非対称補正を行った場合について、駆動電流IM、レーザーダイオード電流ILDおよび光出力の関係を示す。(a)補正無しの場合には、寄生容量CoおよびCLDにより、LD電流は理想LD電流から立ち上がりおよび立ち下がりにおいて遅れを生じ、光出力は混信し易いものとなる。(b)対称補正を行った場合には、駆動電流の立ち上がりおよび立ち下がりに対称的なパルスを重畳することにより、寄生容量に基づく信号劣化を補正することができるが、LDの非対称性に基づく立ち下がりの補正が不十分である。(c)非対称補正を行った場合には、駆動電流の立ち上がりに短い幅のパルスを、駆動連流の立ち下がりに長い幅のパルスを重畳することにより、LDの応答性能を考慮した補正を行うことができる。
図1に、本発明の実施の形態としての、レーザーダイオード駆動装置10のブロック構成図の一例を示す。データ信号は入力端子11に、正相信号VIN_Pおよび逆相信号VIN_Nとして入力される。そして、前置駆動回路12で増幅され、駆動電流発生回路13で駆動電流IM1が生成される。他方、データ信号の正相信号VIN_Pおよび逆相信号VIN_Nは、エンファシス発生回路14にも加えられる。エンファシス発生回路14は、信号遅延回路15およびデューティ比調整回路16から構成されており、入力信号に所定時間の遅延を付与するとともに、デューティ比の調整を行う。エンファシス発生回路14の出力に基づいて、補正電流発生回路17で補正電流IM2を生成する。駆動電流IM1と補正電流IM2は重畳され、出力端子18からLD駆動電流IMとしてLDに供給される。
図2の信号波形を参照して、図1のレーザーダイオード駆動装置の動作を説明する。(a)デューティ比制御なしの場合、データ信号VM1に対して、前置駆動回路12および駆動電流発生回路13でHI期間とLOW期間とを有する駆動電流IM1を生成する。他方、データ信号VM1に対して、信号遅延回路15で立ち上がりおよび立ち下がり共に同一の時間の信号遅延td1を発生させて、遅延データ信号VM2を生成し、補正信号発生回路17で補正電流IM2を生成する。駆動電流IM1と補正電流IM2とを合成することにより、レーザーダイオード駆動電流IMが作成される。デューティ比制御なしの場合には、パルスの立ち上がりと立ち下がりとで同じパルスを重畳した対称な駆動電流IMが作成される。
これに対して、(b)デューティ比制御ありの場合、信号遅延回路15で遅延した信号に対し、デューティ比調整回路16でデューティ比を調整し、立ち上がりと立ち下がりとで異なる時間の遅延(td2,td3)を備えたデータ信号VM2を生成し、このデータ信号VM2に基づいて補正電流発生回路17で補正電流IM2を生成する。駆動電流IM1と補正電流IM2とを合成することにより、レーザーダイオード駆動電流IMが作成されるが、デューティ比制御を行うことにより、パルスの立ち上がりと立ち下がりとで異なる幅のパルスを重畳した非対称な駆動電流IMを作成することができる。
図14に、デューティ比調整有りの場合と無しの場合の、レーザーダイオード駆動電流を示す。この図は、回路シミュレーター(Cadence社「Spectre」)によるシミュレーション結果の一例を示す図である。図に示されるように、デューティ比調整を行わない場合は、立ち上がりと立ち下がりのエンファシス量は同一であるが、デューティ比を調整することで、立ち上がりと立ち下がりの非対称エンファシスを実現することができる。
図15に、デューティ比調整有りの場合と無しの場合の、レーザーダイオード光出力波形のアイパタンを示す。この図は、回路シミュレーター(Cadence社「Spectre」)によるシミュレーション結果(25Gbps伝送波形)の一例を示す図である。ここで、アイパタンとは、入力データのパルス幅の整数倍の周期で波形を重ね合わせたものであり、どの程度「1」と「0」のレベルを区別できる波形かを示す指標である。図において、中央の部分の開口高さと開口幅が大きいほど理想に近いものとなる。デューティ比調整による非対称エンファシスにより、アイパタンの開口幅が、66%から73%に約7%改善している。
図6に、本発明の実施例1のレーザーダイオード駆動装置を示す。
正相信号DPと逆相信号DNから成るデータ信号が入力端子に入力され、MOSトランジスタM1,M2と抵抗R1,R2と電流源IS1から構成される差動増幅器から成る前置駆動回路12に供給される。前置駆動回路12で増幅された信号は、MOSトランジスタM3,M4と電流源IS2,IS3から構成される駆動電流発生回路13に供給され、駆動電流IM1が生成される。入力したデータ信号は、信号遅延回路15にも供給され、所定時間遅延した遅延正相信号IN_Pおよび遅延逆相信号IN_Nが得られる。本実施例では、デューティ比調整回路16は、信号遅延回路15の出力部に電圧源V1,V2を接続し、オフセットを発生させることで構成されている。デューティ比調整回路16の出力VM2は、MOSトランジスタM5,M6と電流源IS4から構成される補正電流発生回路17に供給され、補正電流IM2を生成する。駆動電流IM1と補正電流IM2は合成され、出力端子からレーザーダイオード駆動電流IMとしてLDに供給される。
図7に、オフセット電圧の調整によるデューティ比の調整を示す。(a)オフセット電圧無しの場合は、補正電流IM2のデューティ比は例えば50%と一定である。これに対し、(b)オフセット電圧ありの場合は、電圧源によりオフセットVoffを発生させることで正相信号IN_Pと逆相信号IN_Nとの関係が変化し、補正電流IM2のデューティ比を変化させることができる。
本実施例によれば、信号遅延回路とデューティ比調整回路を設けることで、エッジ検出回路を用いることなく、レーザーダイオード駆動信号の非対称な補正を行うことができる。
図8に、本発明の実施例2のレーザーダイオード駆動装置を示す。
実施例1と異なる点は、信号遅延回路15の遅延時間を調整可能とした点にある。この実施例では、信号遅延回路15の遅延時間を調整可能とし、例えば外部から調整できるようにすることで、適切な補正量に設定することができる。
図9に、本発明の実施例3のレーザーダイオード駆動装置を示す。
実施例2と異なる点は、電圧源V1,V2のオフセット量を調整可能とした点にある。この実施例では、デューティ比調整回路16を構成する電圧源V1,V2のオフセット電圧量を調整可能とし、例えば外部から調整可能とすることで、レーザーダイオード駆動電流IMの非対称補正の調整が可能となり、最適な補正を行うことができる。
図10に、本発明の実施例4のレーザーダイオード駆動装置を示す。
実施例1と異なる点は、信号遅延回路15をトランジスタM7,M8と抵抗R7,R8と電流源IS5で構成される差動増幅器で構成し、差動増幅器の出力側に電流源I1,I2を接続した点である。電流源I1,I2により、オフセット電圧を発生させることができ、オフセット調整が可能となる。
図11に、本発明の実施例5のレーザーダイオード駆動装置を示す。
実施例4と異なる点は、電流源I1,I2のオフセット量を調整可能とした点にある。オフセット量を調整可能とすることにより、実施例3と同様に、レーザーダイオード駆動電流IMの非対称補正の調整が可能となり、最適な補正を行うことができる。
図12に、本発明の実施例6の光伝送システムを示す。
この実施例は、例えばサーバ内の回路基板間の信号の伝送に、本発明のレーザーダイオード駆動装置を用いた光伝送を適用した例である。回路基板101において、本発明のレーザーダイオード駆動装置103で生成した駆動電流によりレーザーダイオード104を駆動し、光信号を発生する。光信号は、光ファイバ等の光伝送路105を介して回路基板102に伝送される。回路基板102において、光信号はフォトダイオード106により電気信号に変換され、受信回路107で処理される。
図13に、本発明の実施例7の光伝送システムを示す。
この実施例は、光アクティブケーブルに、本発明のレーザーダイオード駆動装置を用いた光伝送を適用した例である。光アクティブケーブルは、例えばサーバ筐体間の信号の伝送に用いられる。図は、光アクティブケーブルの一端を示している。コネクタ端子115から入力したデータ信号に基づき、駆動および受信回路111の駆動回路部分で、レーザーダイオード駆動電流を生成し、レーザーダイオード112を駆動して光信号を発生する。光信号は、光ファイバ等の光伝送路113より他端に伝送される。他方、光伝送路113を通して伝送された光信号は、フォトダイオード114により電気信号に変換され、駆動および受信回路111の受信回路部分で処理され、コネクタ端子115より、例えばサーバに伝送される。
10 レーザーダイオード駆動装置
11 入力端子
12 前置駆動回路
13 駆動電流発生回路
14 エンファシス発生回路
15 信号遅延回路
16 デューティ比調整回路
17 補正電流発生回路
18 出力端子
31 送信器
32 レーザーダイオード
33 光伝送路
34 フォトダイオード
35 受信器
41 駆動回路
42 配線
43 LD
101,102 回路基板
103 駆動回路(ドライバ)
104 レーザーダイオード
105 光伝送路
106 フォトダイオード
107 受信回路(レシーバ)
111 駆動および受信回路
112 レーザーダイオード
113 光伝送路
114 フォトダイオード
115 コネクタ端子。

Claims (9)

  1. 入力信号に基づいてHI期間とLOW期間とを有する駆動電流を生成する駆動電流発生回路と、
    前記入力信号からエンファシス信号を生成するエンファシス発生回路と、
    前記エンファシス信号に基づいて補正電流を生成する補正電流発生回路とを備え、
    前記駆動電流と前記補正電流を合成してレーザーダイオード駆動信号を生成するレーザーダイオード駆動装置であって、
    前記エンファシス発生回路を、前記入力信号を所定時間遅延する信号遅延回路と、前記遅延した信号のデューティ比を調整するデューティ比調整回路から構成し、レーザーダイオード駆動信号の立ち上がりと立ち下がりとで非対称な補正を行うようにしたレーザーダイオード駆動装置。
  2. 請求項1に記載のレーザーダイオード駆動装置において、
    前記デューティ比調整回路を、前記信号遅延回路の出力部に接続した、オフセットを発生する電圧源または電流源で構成したことを特徴とするレーザーダイオード駆動装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のレーザーダイオード駆動装置において、
    前記信号遅延回路は、遅延時間を調整可能としたことを特徴とするレーザーダイオード駆動装置。
  4. 請求項1〜3の何れか一つに記載のレーザーダイオード駆動装置において、
    前記デューティ比調整回路は、遅延した信号のデューティ比を調整可能としたことを特徴とするレーザーダイオード駆動装置。
  5. 請求項1に記載のレーザーダイオード駆動装置において、
    前記信号遅延回路を差動増幅器で構成し、前記デューティ比調整回路を、前記差動増幅回路の出力部に接続した、オフセットを発生する電流源で構成したことを特徴とするレーザーダイオード駆動装置。
  6. 請求項5に記載のレーザーダイオード駆動装置において、
    前記電流源を調整可能とすることにより、遅延した信号のデューティ比を調整可能としたことを特徴とするレーザーダイオード駆動装置。
  7. 請求項1〜6に記載のレーザーダイオード駆動装置を情報機器の装置間或いは回路基板間のデータ伝送に用いた光伝送システム。
  8. 請求項1〜6に記載のレーザーダイオード駆動装置を光アクティブケーブルのデータ伝送に用いた光伝送システム。
  9. 入力信号に基づいてHI期間とLOW期間とを有する駆動電流を生成する駆動電流発生工程と、
    前記入力信号からエンファシス信号を生成するエンファシス発生工程と、
    前記エンファシス信号に基づいて補正電流を生成する補正電流発生工程と、
    前記駆動電流と前記補正電流を合成してレーザーダイオード駆動信号を生成する合成工程とを備えるレーザーダイオード駆動方法であって、
    前記エンファシス発生工程は、前記入力信号を所定時間遅延する信号遅延工程と、前記遅延した信号のデューティ比を調整するデューティ比調整工程とを有し、レーザーダイオード駆動信号の立ち上がりと立ち下がりとで非対称な補正を行うようにしたレーザーダイオード駆動方法。
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