JP6900055B2 - 保全情報管理システム、保全情報管理装置および保全情報管理方法、ならびに、プログラム - Google Patents

保全情報管理システム、保全情報管理装置および保全情報管理方法、ならびに、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、産業機器(生産ラインを構成するプラント及び産業装置・機械を構成する産業機器、部品)に関わる保全情報を管理する保全情報管理システム、保全情報管理装置および保全情報管理方法、ならびに、プログラムに関する。
製造業、その中でも流体制御を伴うプロセスオートメーションにより製造ラインが構築される素材系製造業(食品、製薬、化学、石油、鉄鋼、水処理業界など)では、工場、生産ラインが数千〜数万点規模の産業機器で構築され、生産を行っており、稼働の維持の為にこれらの保全活動(メンテナンス)を行っている。これらの保全活動を支援し、保全情報の一元化を行うシステムとして、保全情報をデータベースに蓄積し、そのデータを利用している保全情報を管理する保全情報管理システムが知られている。
例えば、生化学分析装置などで型式が同一である装置で、共通する部品を有する複数機器を対象とした保全情報管理に関するシステムであって、保全管理を、装置と装置を構成する機器に全社共通の階層番号を割り当てることにより行っているシステム(第1の従来技術:以下の特許文献1参照)や、半導体製造装置で型式が同一である装置を、全工場で一元管理する保守情報管理に関するシステムであって、装置に全社共通の装置コードを割り当てることにより保全管理を行うシステム(第2の従来技術:以下の特許文献2参照)が知られている。
ここで、製造業では一般に複数のロケーション(工場、生産ライン、設備、装置)内に同一の産業機器が使用されているが、その産業機器、産業機器を構成要素とする装置、その装置のメーカーにおいて産業機器が同一か否か、装置が同一か否か、メーカーが同一か否かの組合せに以下のようなパターンがある。
パターン1:同一装置メーカーの同一装置が、複数使われており、装置を構成する産業機器が同一であるパターン
パターン2:同一装置メーカーの異なる装置内に、同一の産業機器が組み込まれているパターン
パターン3:異なる装置メーカーの装置内に、同一の産業機器が組み込まれているパターン
パターン4:同一エンジニアリング会社が構築した複数の設備内に、同一の産業機器が組み込まれているパターン
パターン5:異なるエンジニアリング会社が構築した複数の設備内に、同一の産業機器が組み込まれているパターン
しかしながら、上記した各パターンが存在している場合に、上記した第1及び第2の従来技術では、異なるロケーションやサプライヤーを問わず、工場、生産ライン、設備、装置内における同一産業機器とそれ以外の産業機器の情報を一元管理することができないという課題があった。
上記課題を解決するために、工場の構成要素(例えば設備、設備を構成する生産ライン、装置および装置内の機器)のそれぞれに故障情報、点検情報、整備指示情報等の保全情報を紐づけて保全データベースに登録し、構成要素単位でそれぞれの保全情報が表示される保全情報管理に関するシステム(第3の従来技術)が提案されている。
特開2014−53044号公報
特開2003−108219号公報
ところで、上記した第3の従来技術の保全管理は階層による管理であり、管理対象の構成は、図2に示すように工場、工場内の第1の建屋(建屋1)および第2の建屋(建屋2)のライン1に設けられている設備A,設備B,装置CCと、設備A,設備B,装置CCに設けられている産業機器a〜eや部品fと、ライン2に設けられている設備D,装置EEと、設備D,装置EE,装置FFに設けられている産業機器a〜eや部品fであり、図3に示す様な階層構造となっている。
ここで、以下では例えば装置CCの産業機器eに不具合が発生した場合について考察する。産業機器eは、装置CC、設備D、装置EE、設備Bに存在している。これらの設備、装置の管理は、製造2課が装置CC、装置EEを管理し、製造1課が設備Dを管理し、製造3課が設備Bを管理している。
これらの各部署において共通に利用する産業機器が存在しており、他部署でどのような設備(装置)や産業機器が利用されており、どのような保全情報を有しているのか把握できれば効率的な保全管理が期待できる。しかしながら、上記した第3の従来技術では、例えば産業機器eの情報を管理する場合、階層管理であるがゆえに各管理情報が階層ツリーの各ルートに分散してしまうため同じ機器を利用しているのに情報を統合して確認することができないという課題(例えば“工場”という上位階層から産業機器eの情報を確認しようとしても、全18台に対する管理情報が出てきてしまう)、全文検索を行っても、検索の揺れやノイズによりピンポイントで抽出することが困難であり、ライン1と2の情報が建屋1、建屋2に分断されてしまうため、各部署において、共通に利用される産業機器が他部署に存在する場合でも把握したい機器に関する保全情報を確認することが困難であった。このため、効率的な保全管理が行えないという問題があった。
ところで、産業機器に関係する部署としては、技術系部署と製造系部署、その他部署が主に考えられる。技術系部署は、エンジニアリングのEPC(設計、調達、施工管理)を行う部署、保全を行う部署であり、製造系部署は、実際に設備を動かして、生産と設備の保全を行っている部署であり、その他部署としては、ラボスケールで製品化プロセスを検討する研究開発部門や品質管理部門等が挙げられる。
ここで、製造設備及び、設備を構成する産業機器の情報の種類としては、テキストやドキュメント(仕様書、取説、品質証明書、報告書、図面、CAD)など多様である。例えば、設備導入時においては、設計調査情報、調達情報、試運転情報があり、製造開始後においては、定期メンテナンス情報、設備改造、設備や産業機器トラブル時の情報、消耗品(もしくは本体)購入情報が挙げられる。
上記した第3の従来技術に係る保全情報管理システムにおけるデジタル管理では、階層上にテキストやドキュメント等の情報を登録していくことが論理的に困難である。例えば、ある産業機器の情報を入手しようとするとその上の階層から全文検索しないと入手できず適切な情報を欲しい時に効果的に利用することができない。
上記したとおり、工場、生産ラインは数千〜数万点規模の産業機器があるが、新製品対応の為に新ライン構築、装置や機器の入れ替え、移設などが毎年発生するケースがあり、これらに関わる産業機器をデータベースに登録するだけでも大変であるのに加えて、異なるロケーション、設備、装置等のそれぞれに対して産業機器を登録しなければならない。
さらに、階層には異なる概念(物、工程、処理内容、場所、部署)が混在しているため、適切な情報を欲しい時に効果的に利用するためには、設備の管理階層を定義して、設備を複数の管理単位に階層的に分類する必要がある。ところが、熱、水、ガス、電気といったユーティリティを複数の生産ラインにまたがって供給する設備や、充填包装・搬送設備など複数の生産ラインから集約して受けるような設備があり、論理的に最適な管理階層を定義することが困難である。したがって、数千点〜数万点規模の産業機器を、適切な管理階層に定義することが困難であるという課題があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決すること、すなわち、異なるロケーションやサプライヤーを問わず、設備や装置内の同一産業機器の情報を適切に一元管理ができ、保全管理の効率化が図れる保全情報管理システム、保全情報管理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る保全情報管理装置の一側面は、企業及び従業員のアカウント情報を取得するアカウント情報取得部と、工場情報、設備情報、プラント情報、装置情報、機器情報、部品情報およびコメント情報を含む第1の管理対象情報を取得する第1の管理対象情報取得部と、第1の管理対象情報に対してライン、アカウントが所属する所属部署、設備や機器を管理している管理部署および管理部署と情報を共有する情報共有部署を含んで構成される部署情報、設備情報、機器分類情報、コメント情報を含む分類情報をタグ化したタグ情報である第2の管理対象情報を取得する第2の管理対象情報取得部と、アカウント情報を、第2の管理対象情報を構成する部署情報をタグ化したタグ情報の中からアカウントが所属する所属部署を選択し関連付けるとともに、第1の管理対象情報を構成する各情報のそれぞれを第2の管理対象情報を構成する複数のタグ情報に関連付けてなる保全管理情報を生成し、その保全管理情報をデータベース部に登録させる保全管理部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る保全情報管理装置の他の側面は、データベース部が、アカウント情報が登録されるアカウント情報データベースと、第1の管理対象情報が登録される第1の管理対象情報データベースと、第2の管理対象情報が登録される第2の管理対象情報データベースとを含んで構成され、第1の管理対象情報に含まれる任意の管理対象に対して関連付けられている第2の管理対象情報が選択された場合に、選択された分類項目に関連付けられた管理対象に関する保全管理情報を取得する保全管理情報取得部と、情報取得部が取得した保全管理情報に基づいて管理対象単位で保全管理画面を生成する表示制御部と、表示制御部で生成された保全管理画面を表示する表示部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る保全情報管理システムの一側面は、管理対象の保全管理情報を生成し、登録する保全管理サーバー装置と、保全管理サーバー装置から提供された保全情報を表示する端末側表示部を備えるクライアント端末とを有する保全情報管理システムであって、保全管理サーバー装置は、企業及び従業員のアカウント情報を取得するアカウント情報取得部と、工場情報、設備情報、プラント情報、装置情報、機器情報、部品情報およびコメント情報を含む第1の管理対象情報を取得する第1の管理対象情報取得部と、第1の管理対象情報に対してライン、アカウントが所属する所属部署、設備や機器を管理している管理部署および管理部署と情報を共有する情報共有部署を含んで構成される部署情報、設備情報、機器分類情報、コメント情報を含む分類情報をタグ化したタグ情報である第2の管理対象情報を取得する第2の管理対象情報取得部と、アカウント情報を、第2の管理対象情報を構成する部署情報をタグ化したタグ情報の中からアカウントが所属する所属部署を選択し関連付けるとともに、第1の管理対象情報を構成する各情報のそれぞれを第2の管理対象情報を構成する複数のタグ情報に関連付けてなる保全管理情報を生成し、その保全管理情報をデータベース部に登録させる保全管理部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る保全情報管理システムの他の側面は、データベース部が、アカウント情報が登録されるアカウント情報データベースと、第1の管理対象情報が登録される第1の管理対象情報データベースと、第2の管理対象情報が登録される第2の管理対象情報データベースとを含んで構成され、保全管理サーバー装置は、第1の管理対象情報に含まれる任意の管理対象に対して関連付けられている第2の管理対象情報が選択された場合に、選択された分類項目に関連付けられた管理対象に関する保全管理情報を取得する保全管理情報取得部と、保全管理情報取得部が取得した保全管理情報に基づいて管理対象単位で保全管理画面を生成する表示制御部とを備え、クライアント端末の端末側表示部は、表示制御部で生成された保全管理画面を表示することを特徴とする。
本発明に係る保全情報管理システムの一側面は、保全管理画面が、工場情報を表示する工場情報画面、設備情報を表示する設備情報画面、任意の設備内の機器情報を表示する機器リスト画面、異なる設備内における同一機器、同一機器に対するコメント情報、同一機器が組み込まれている設備の情報を表示するとともに、同一機器に対して関連付けたいタグ化したタグ情報を表示する機器マスター画面、コメントを表示するコメント情報画面および任意の機器に対するコメント情報を任意の条件で時系列に抽出し表示するマトリクス画面を含み、表示制御部は、クライアント端末からタグ情報を選択可能なタグ登録画面の要求を受けてタグ登録画面データを生成し、生成されたタグ登録画面データを端末側表示部に表示させ、端末側表示部は、タグ登録画面データに基づいてタグ登録画面を表示し、表示されたタグ登録画面においてクライアント端末側の操作部を介して前記タグ情報の登録情報が前記保全管理部に登録され、保全管理部は、登録されたタグ情報を第2の管理対象情報データベースに登録タグ情報の登録処理を実行し、登録されたタグ情報を設備情報、機器情報およびコメント情報に関連付けする処理を行いタグ情報に関連付けされた設備情報、前記機器情報およびコメント情報を含む保全管理情報を第1の管理対象情報データベースに登録し、表示制御部は、第1の管理対象情報データベースに登録されタグ情報に関連付けされた保全管理情報に基づいて管理対象単位で保全管理画面を生成し、端末側表示部は、表示制御部で生成された保全管理画面を表示することを特徴とする。
さらに、本発明に係る保全情報管理システムの他の側面は、マトリクス画面には、コメント情報が記入された記入日情報と、コメント情報に関連付けられ、タグ化処理された定期点検情報、定期交換情報および異常発生情報を含むコメントタグ情報と、コメント数情報、経過日数、稼働時間および稼働回数を判定基準とする判定基準情報と、選択された日数、時間および回数をスパンとする判定スパン情報とが表示され、保全管理部は、指定された装置、機器および部品に関するコメント情報を、装置、機器および部品が属する工場、設備を対象として、その対象である工場、設備の中の装置、機器および部品に関するコメント情報に関連付けられた定期点検情報、定期交換情報、異常発生情報を含むコメントタグ情報を抽出し、表示制御部は、選択されたコメント数情報、経過日数、稼働時間および稼働回数を含む判定基準情報に沿って抽出されたコメントタグ情報に対応するコメント情報をマトリクス画面に表示させることを特徴とする。
さらに、本発明に係る保全情報管理システムの他の側面は、第2の管理対象情報が分類情報をタグ化したタグ情報以外のタグ情報を任意に設定できるフリータグ情報を含んでいることを特徴とする。
本発明に係る保全情報管理方法の一側面は、保全管理サーバー装置を含む保全情報管理システムによる管理対象の保全情報管理を行うための保全情報管理方法であって、保全管理サーバー装置が企業及び従業員のアカウント情報を取得するステップと、工場情報、設備情報、プラント情報、装置情報、機器情報、部品情報およびコメント情報を含む第1の管理対象情報を取得するステップと、第1の管理対象情報に対してライン、アカウントが所属する所属部署、設備や機器を管理している管理部署および管理部署と情報を共有する情報共有部署を含んで構成される部署情報、設備情報、機器分類情報、コメント情報を含む分類情報をタグ化したタグ情報である第2の管理対象情報を取得するステップと、アカウント情報を、第2の管理対象情報を構成する部署情報をタグ化したタグ情報の中からアカウントが所属する所属部署を選択し関連付けるとともに、第1の管理対象情報を構成する各情報のそれぞれを第2の管理対象情報を構成する複数のタグ情報に関連付けてなる保全管理情報を生成し、その保全管理情報をデータベース部に登録させるステップとを備えることを特徴とする。
本発明に係る保全情報管理方法の他の側面は、クライアント端末および保全管理サーバー装置を含む保全情報管理システムを利用して管理対象の保全情報管理を行うための保全情報管理方法であって、保全管理サーバー装置がアカウント情報取得部によって企業及び従業員のアカウント情報を取得するステップと、保全管理サーバー装置が、工場情報、設備情報、プラント情報、装置情報、機器情報、部品情報およびコメント情報を含む第1の管理対象情報を取得する分類目的として存在する管理対象に関する第1の管理対象情報を取得するステップと、保全管理サーバー装置が、第1の管理対象情報に対してライン、アカウントが所属する所属部署、設備や機器を管理している管理部署および管理部署と情報を共有する情報共有部署を含んで構成される部署情報、設備情報、機器分類情報、コメント情報を含む分類情報をタグ化したタグ情報である第2の管理対象情報を取得するステップと、保全管理サーバー装置が、アカウント情報を、第2の管理対象情報を構成する部署情報をタグ化したタグ情報の中からアカウントが所属する所属部署を選択し関連付けるとともに、第1の管理対象情報を構成する各情報のそれぞれを第2の管理対象情報を構成する複数のタグ情報に関連付けてなる保全管理情報を生成し、その保全管理情報をデータベース部に登録させるステップと、保全管理サーバー装置が、第1の管理対象情報に含まれる任意の管理対象に対して関連付けられている第2の管理対象情報が選択された場合に、選択された分類項目に関連付けられた管理対象に関する保全管理情報を取得するステップと、保全管理サーバー装置が、取得した保全管理情報に基づいて管理対象単位で保全管理画面を生成するステップと、クライアント端末がクライアント端末の端末表示部に保全管理サーバー装置によって生成された保全管理画面を表示するステップとを備えることを特徴とする。
本発明に係るプログラムの一側面は、保全管理サーバー装置を含む保全情報管理システムにおける保全情報管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、保全管理サーバー装置を含む保全情報管理システムによる管理対象の保全情報管理を行うための保全情報管理方法であって、保全管理サーバー装置が企業及び従業員のアカウント情報を取得するステップと、工場情報、設備情報、プラント情報、装置情報、機器情報、部品情報およびコメント情報を含む第1の管理対象情報を取得するステップと、第1の管理対象情報に対してライン、アカウントが所属する所属部署、設備や機器を管理している管理部署および管理部署と情報を共有する情報共有部署を含んで構成される部署情報、設備情報、機器分類情報、コメント情報を含む分類情報をタグ化したタグ情報である第2の管理対象情報を取得するステップと、アカウント情報を、第2の管理対象情報を構成する部署情報をタグ化したタグ情報の中からアカウントが所属する所属部署を選択し関連付けるとともに、第1の管理対象情報を構成する各情報のそれぞれを第2の管理対象情報を構成する複数のタグ情報に関連付けてなる保全管理情報を生成し、その保全管理情報をデータベース部に登録させるステップとを含む処理を実行させることを特徴とする。
本発明に係るプログラムの他の側面は、クライアント端末および保全管理サーバー装置を含む保全情報管理システムにおける保全情報管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、保全管理サーバー装置がアカウント情報取得部によって企業及び従業員のアカウント情報を取得するステップと、保全管理サーバー装置が、工場情報、設備情報、プラント情報、装置情報、機器情報、部品情報およびコメント情報を含む第1の管理対象情報を取得する分類目的として存在する管理対象に関する第1の管理対象情報を取得するステップと、保全管理サーバー装置が、第1の管理対象情報に対してライン、アカウントが所属する所属部署、設備や機器を管理している管理部署および管理部署と情報を共有する情報共有部署を含んで構成される部署情報、設備情報、機器分類情報、コメント情報を含む分類情報をタグ化したタグ情報である第2の管理対象情報を取得するステップと、保全管理サーバー装置が、アカウント情報を、第2の管理対象情報を構成する部署情報をタグ化したタグ情報の中からアカウントが所属する所属部署を選択し関連付けるとともに、第1の管理対象情報を構成する各情報のそれぞれを第2の管理対象情報を構成する複数のタグ情報に関連付けてなる保全管理情報を生成し、その保全管理情報をデータベース部に登録させるステップと、保全管理サーバー装置が、第1の管理対象情報に含まれる任意の管理対象に対して関連付けられている第2の管理対象情報が選択された場合に、選択された分類項目に関連付けられた管理対象に関する保全管理情報を取得するステップと、保全管理サーバー装置が、取得した保全管理情報に基づいて管理対象単位で保全管理画面を生成するステップと、クライアント端末がクライアント端末の端末表示部に保全管理サーバー装置によって生成された保全管理画面を表示するステップとを含む処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、異なるロケーションやサプライヤーを問わず、設備や装置内の同一産業機器の情報を適切に一元管理ができ、保全管理の効率化を図ることができる。
保全情報管理システムの概要を示す図である。 工場において、現実の場所と、設備・装置、産業機器・部品の配置と、管理及び関係する部署の関係概要を示す図である。 従来の保全情報管理システムの階層管理における階層構造を示す図である。 保全情報管理システムの各処理の全体的な流れを説明するための画面の遷移を示す図である。 設備一覧画面、機器リスト画面、機器マスター画面に表示される選択項目を示した図である。 「設備分類タグ」や「機器分類タグ」を説明するための図である。 アカウント管理画面、タグ管理画面、設備一覧画面、機器リスト画面又は目録一覧画面へ遷移する状態を示すと共に各画面上で行える処理内容を示した図である。 機器リスト画面、コメント記入・表示画面、機器マスター画面へ遷移する状態を示すと共に各画面上で行える処理内容を示した図である。 サーバー装置とクライアント端末が実行する処理の一例について説明するためのフローチャートである。 サーバー装置とクライアント端末が実行する処理の他の例について説明するためのフローチャートである。 サーバー装置とクライアント端末が実行する処理のさらに他の例について説明するためのフローチャートである。 サーバー装置とクライアント端末が実行する処理のさらに他の例について説明するためのフローチャートである。 サーバー装置とクライアント端末が実行する処理のさらに他の例について説明するためのフローチャートである。 サーバー装置とクライアント端末が実行する処理のさらに他の例について説明するためのフローチャートである。 サーバー装置とクライアント端末が実行する処理のさらに他の例について説明するためのフローチャートである。 サーバー装置とクライアント端末が実行する処理のさらに他の例について説明するためのフローチャートである。 サーバー装置とクライアント端末が実行する処理のさらに他の例について説明するためのフローチャートである。 サーバー装置とクライアント端末が実行する処理のさらに他の例について説明するためのフローチャートである。 サーバー装置とクライアント端末が実行する処理のさらに他の例について説明するためのフローチャートである。 ログイン後トップ画面を説明するための図である。 トップ画面からアカウント画面への遷移を説明するための図である。 アカウント管理画面を説明するための図である。 タグ管理画面を説明するための図である。 設備一覧画面の左側及び中央部を示した図である。 設備一覧画面の右側を示した図である。 設備一覧画面において部署タグを関連付ける処理を説明するための図である。 設備一覧画面から機器リスト画面に遷移する状態を示した図である。 機器リスト画面の中央部および左側を示した図である。 設備一覧画面からドキュメント画面に遷移する状態を示した図である。 機器リスト画面での機器へのタグ付け画面を示した図である。 機器リスト画面での任意の機器へのコメント登録画面を示した図である。 機器マスター画面からコメント表示画面へ遷移する状態を示した図である。 機器マスター画面から任意の機器の設備ごとの台数表示画面へ遷移する状態を示した図である。 トップ画面から機器マスター画面へ遷移する状態を示した図である。 マトリクス情報に係る画面および選択されたコメントタグに対応する判定結果が表示された画面を示した図である。 統合検索を実施するための画面を示した図である。 トップ画面から、自分の所属する部署が登録したコメント情報に係る画面へ遷移する状態を示した図である。 トップ画面から、任意の部署が登録したコメント情報に係る画面へ遷移する為に、任意の部署タグを選択する状態を示した図である。 任意の部署タグが関連したコメント情報が抽出されている図であって、抽出された部署タグが関連付けられているコメント情報に係る画面を示した図である。
本発明は、従来技術が最大単位である工場と必要最小単位である設備(装置)の間に、複数かつ異なる属性の階層をもたせているのに対して、図5に示すように最大単位である工場と必要最小単位である設備(装置)の間をタグ化している点に特徴がある。したがって、異なる設備(設備A、設備B、設備D、装置CC、装置EE、装置FF)内に組み込まれている同じ機器の情報の集約ができるので、異なるロケーションやサプライヤーを問わず、設備や装置内の同一産業機器の情報を一元管理することができる。図5の例では、異なる設備や装置(設備B、設備D、装置CC、装置EE)に産業機器eが組み込まれているが、後述する機器マスター画面で産業機器eを選択することによって、異なる設備内における産業機器eに対するコメント情報や、組み込まれている設備の情報を表示させることができる。
ここで、本発明の特徴とすべき点である階層化処理(テーブル正規化処理)及びタグ処理について説明する。なお、以下では管理される対象を、「管理対象」と呼び、「管理対象」を分類する属性項目を、「分類項目」と呼び、「分類項目」に対して分類を実施する名称を、「分類名称」と呼ぶこととする。また、タグの利用目的は、管理対象の情報を任意の属性、範囲で分けて抽出したり集計する目的である。なお、分類目的として存在する管理対象として、例えば工場、設備・プラント・装置、機器・部品、コメントが挙げられ、これらの管理対象に関する情報は請求項1の第1の管理対象情報に対応している。一方、管理対象を任意の分類項目で分類する場合にその分類項目が複数存在する管理対象として、例えば、後述するラインタグ、管理部署タグ、情報共有部署タグ、設備分類タグ、機器分類タグ、コメント分類タグ、フリータグが挙げられ、これらの管理対象に関する情報は請求項1の第2の管理対象情報に対応している。
最初に、テーブル正規化処理について説明する。ユーザーが設備、プラント、装置、機械、これらを構成する機器、部品といった管理対象を管理する単位に工場や研究所がある。これらの情報は後述する工場情報データベース4に格納される。次に、ユーザーが管理する管理対象の単位として、設備やプラント、装置、機械がある。これらの情報は後述する設備情報データベース5に格納される。次に、設備やプラント、装置、機械を構成する管理対象の単位として、機器や部品がある。これらの情報は後述する機器情報データベース7に格納される。上記した各データベースは、工場情報データベース4を最上位として、次に設備情報データベース5、次に機器情報データベース7とするテーブル(データベース)正規化の情報処理を行う。
次に、タグ処理について説明する。設備やプラント、装置、機械や、これらを構成する機器、部品といった管理対象を分類、管理する属性として、例えば工場や研究所といった属性だけにとどまらずそれ以外に様々な属性がある。管理対象自身を分類、管理する属性として、管理対象が先天的に持つ属性(以下、「先天的属性」と呼ぶ。)が挙げられる。管理対象である設備(装置)、プラント、機器(機械)が先天的に持つ先天的属性は、後述する保全管理部18によって「設備分類タグ」や「機器分類タグ」として作成され、上記した管理対象に対してタグ処理、すなわち管理対象と設備分類タグの関連付け処理や管理対象と機器分類タグの関連付け処理が行われる。
図6の例では、管理対象である設備Aが先天的に持つ溶解機、粉体用機器、または第二種圧力容器という先天的属性を「設備分類タグ」としてタグ情報の作成を行い、管理対象である設備Aに対して設備分類タグを関連付ける処理を行う。さらに、管理対象である産業機器aが先天的に持つポンプ、定量、自吸式、ダイヤフラム式という先天的属性を「機器分類タグ」としてタグ情報の作成が行われ、管理対象である産業機器aに対して関連連付け処理が行われる。そして作成された「設備分類タグ」および「機器分類タグ」としてのタグ情報は、タグ情報データベース(DB)9へ格納される。
ここで、上記した先天的属性以外に管理対象に対してユーザーが後天的に与える属性(以下、「後天的属性」と呼ぶ。)がある。後天的属性としては「ラインタグ」、「部署タグ」、「コメント分類タグ」、「フリータグ」等が挙げられる。「ラインタグ」は、設備を組み込んだ製造ラインの名称を「ラインタグ」として作成されるものであり、管理対象である設備(装置)、プラント、機器(機械)、これらを構成する部品等への関連付け処理が行われる。図6の例では設備Aはライン1に関連付けられる。「ラインタグ」としてのタグ情報は、タグ情報データベース(DB)へ格納される。
部署タグは、管理対象を管理するユーザーの部署と情報を共有したい部署等の名称を「管理部署タグ(以下、「部署タグ」と呼ぶ。)」として作成されるものであり、管理対象である設備(装置)、プラント、機器(機械)、これらを構成する部品等への関連付け処理が行われる。図6の例では、本社エンジニアリング部、工場エンジニアリング部、製造1課といった部署タグは管理対象である設備Aに対して関連付け処理がなされる。そして作成された「設備分類タグ」および「機器分類タグ」としてのタグ情報は、タグ情報データベース(DB)へ格納される。
その他、様々な属性をフリータグとして作成される。図6の例では、設備を設置したロケーションの属性としては、設備Aでは、建屋1、1階である。工程などの属性としては、設備Aでは、工程1である。他には、産業機器・部品の生産に対する重要度、コストの重要度など、任意に作成し管理したい属性が考えられるが図6では記省略している。これらフリータグは設備(装置)、プラント、機器(機械)、これらを構成する部品等に対して関連付け処理が行われる。
以下、本発明の一実施の形態の保全情報管理システムについて、図1〜図39を参照しながら説明する。
図1において、本発明の一実施の形態に係る保全情報管理システム1は、設備、例えば製造設備に関して収集される保全情報を利用しやすい形態で管理し、提供する。保全情報管理システム1は、サーバー装置2とクライアント端末装置3とを備えている。
[クライアント端末装置]
クライアント端末装置3は、液晶ディスプレイなどで構成される表示部31や、キーボード,マウス等からなる操作部32、入力制御部(図示せず)、描画処理部(図示せず)など、ハードウェアを含んで実現される機能を有する一般的なコンピュータであり、不図示のメモリに記録されている(インストールされている)管理プログラムを、不図示のコンピュータ(CPU等の演算装置、命令や情報を格納するレジスタ、周辺回路などを含むプロセッサ)が実行することにより、保全情報管理システム1の一部として機能する。
保全情報管理システム1の利用時には、管理プログラムが起動されて、入力制御部、表示部31、通信処理部、描画処理部の各機能が用いられる。
表示部31として例えばタッチパネルを例にとると、タッチパネルは、液晶パネル等の表示装置とタッチパッド等の位置入力装置を組み合わせたものであり、実行されている管理プログラムの処理により各種情報を表示するとともに、ユーザーが指先等で画面に触れることにより、操作入力が可能である。
このクライアント端末装置3は、LAN(Local Area Network)等によってサーバー装置2と接続されており、操作部32によって後述する表示部31に表示される各種画面の中の各種項目を選択等する操作をしたり、所定の保全情報を保全情報管理システム1に入力する機能を有する。なお、サーバー装置2に複数台のクライアント端末装置3を接続して利用できる。
また、無線による情報の授受を行うことも可能であり、この場合、通信処理部は、通信処理を行うための各種ハードウェアを含んで構成され、例えば、wi−fiを利用したインターネットなどのネットワークを介して、ネットワークと接続し、各種アプリケーションにより実現される機能に基づいて、サーバー装置2を含む外部機器と情報を授受する。
[サーバー装置]
サーバー装置2は、CPU、メモリ、ハードディスクドライブ、通信インターフェース回路などを備える一般的なコンピュータで構成されている。サーバー装置2は、工場情報データベース(DB)4,設備情報データベース(DB)5、機器情報データベース(DB)7、タグ情報データベース(DB)9、アカウント情報データベース(DB)10、コメント情報データベース(DB)11、情報取得部12、入力制御部13、操作入力部14、表示部(サーバー側表示部)15、表示制御部16、タグ登録/更新部17、アカウント登録/更新部19、コメント登録/更新部21、マトリクス集計部23、工場登録/更新部24、設備登録/更新部25、機器登録/更新部26を含んで構成されている。なお、情報取得部12は請求項1の第1の管理対象情報取得部と第2の管理対象情報取得部に対応している。
(各種データベース)
工場情報データベース4には工場名などの工場の情報が登録され、設備情報データベース5には設備名などの設備の情報が登録され、機器情報データベース7には工場で使用されている設備を構成している産業機器や部品の情報が登録される、設備情報データベース5には、図2に示すよう工場内の各設備が登録され、機器情報データベース7には、各産業機器や部品が登録される。なお、ユニークであれば、産業機器、部品が登録され、併せて名前、型式でそれが唯一であることの確認が行われる。一般にプラントであれば、産業機器が登録され、産業装置・産業機械であれば、産業機器と部品が登録される。
工場登録/更新部24は従業員の後述するクライアント端末装置3側の操作部32を介して入力された工場情報又は工場更新情報を工場情報データベース4に登録又は更新登録する。設備登録/更新部25は従業員の後述するクライアント端末装置3側の操作部32を介して入力された設備情報又は設備更新情報を設備情報データベース5に登録又は更新登録する。機器登録/更新部26は従業員の後述するクライアント端末装置3側の操作部32を介して入力された機器情報又は機器更新情報を機器情報データベース7に登録又は更新登録する。
タグ情報データベース9には図5に示すよう工場内の各設備、各装置に対する各種属性の情報(タグ情報)が登録される。ここで、各種タグとしては、例えば図5に示すように工場内の各設備、各産業機器の内の少なくとも一つが配置される製造ラインを示すラインタグ、上記各設備、各産業機器を管理する管理部署や管理情報の共有を行う情報共有部署など部署に関する属性に利用する部署タグ、設備の属性を示す設備分類タグ、機器の属性を示す機器分類タグ、設備や産業機器が配置される階層、建屋、工程、その他属性を自由に作成できるフリータグがあるが、これに限定されない。タグ登録/更新部17は従業員の操作部32を介して入力されたタグ情報又はタグ更新情報をタグ情報データベース9に登録又は更新登録する。
アカウント情報データベース10には、利用者アカウント情報(氏名、メールアドレス、パスワード、所属部署情報等)が登録される。アカウント登録/更新部19は、従業員の操作部32を介して入力されたアカウント情報又はアカウント更新情報をアカウント情報データベース10に登録又は更新登録する。
コメント情報データベース11には、機器情報データベース7に登録されている各産業機器に対して従業員のコメントが登録され、コメントした従業員のアカウント情報と従業員に関連付けた所属部署タグ情報も併せて登録される。なお、コメントは、後述する機器リスト画面(機器リストページ)から遷移させたコメント入力画面にコメントが入力された後にコメント情報データベース11に登録される。コメント登録/更新部21は従業員の操作部32を介して入力されたコメント情報又はコメント更新情報をコメント情報データベース11に登録又は更新登録する。
操作入力部14は、例えば、キーボード、タッチパッド、タッチパネル、マウスなどの入力デバイスにより構成されている。操作入力部14は、ユーザーからの操作入力を受けて、保全管理部18、情報取得部12、クライアント端末装置3へ供給すべき情報(所定の処理をすべき旨の指令(指示)や各種データ等)を入力制御部13に供給する。
入力制御部13は、操作入力部14から入力された情報や後述する操作部32から入力された情報の供給を受け、保全情報管理システム1の各部に供給する。
情報取得部12は、操作入力部14又は操作部32から出力された指示を後述する保全管理部18を介して受けると、工場情報データベース4,設備情報データベース5、機器情報データベース7、タグ情報データベース9、アカウント情報データベース10、コメント情報データベース11に登録又は更新登録されている工場情報、設備情報、機器情報、タグ情報、アカウント情報、コメント情報を含む管理対象情報を抽出し保全管理部18に供給する。
ここで、管理対象情報は第1の管理対象情報と第2の管理対象情報に分けられる。第1の管理対象情報は、分類目的として存在する管理対象に関する管理対象情報であって管理対象を任意の分類項目で分類する場合にその分類項目が一つしかない、いわゆる属性項目を有しない管理対象をいい、例えば、本実施の形態では工場情報(ex工場名)、設備情報(ex設備名)、機器情報(ex機器名、部品名)、コメント情報等である。
第2の管理対象情報は、分類項目が複数存在する、いわゆる属性項目を複数有する管理対象情報をいい、例えば、本実施の形態ではタグ情報(例えばラインタグ、管理部署タグ、情報共有部署タグ、設備分類タグ、機器分類タグ、フリータグ)が該当する。
保全管理部18は、情報取得部12を介して抽出されたアカウント情報及び第1の管理対象情報を第2の管理対象情報を構成する複数の分類項目のそれぞれに関連付け処理を行って関連付けされた保全管理情報(例えば、設備情報にラインタグ、管理部署タグが関連付けされた情報)を生成すると共に、保全管理情報を新規に生成するときや保全管理情報を更新する時に必要となる情報を入力(登録)するための登録ページ画面(設備一覧ページ、機器リストページ画面、ドキュメントページ画面を生成し、生成された保全管理情報や各種ページ画面を格納する機能を有している。そして、操作部32を介してのユーザーの操作入力に基づいて、保全管理情報および各種ページ画面を表示制御部16に供給する。
表示制御部16は、保全管理情報の表示を制御したり、各種ページ画面の画面遷移等を制御する。表示部15,31は、例えば、液晶ディスプレイ、タッチパネルなどの表示デバイスにより構成され、設備情報にラインタグ、管理部署タグが関連付けされた保全管理情報や、各種登録ページ画面を表示制御部16の制御に基づいて表示する。表示部15に表示される表示画面としては、例えば、図5に示すように大きく設備一覧画面(左ブロック)、機器リスト画面(中央ブロック)、機器マスター画面(右ブロック)が挙げられ、例えば産業機器eを選択した場合、各管理情報が機器マスターページに集約され一元管理可能である。ラインに関係する設備、装置の情報や機器情報をそれぞれのライン名で抽出可能であり、図20の統合検索画面では、ライン1で抽出しようとする場合、設備A、装置CC、設備Bの機器リストが統合検索画面にてまとめて表示される。詳細は後述することとする。なお、機器マスター画面は、メーカー名名寄処理および製品名寄せ処理および型式名寄せ処理を行うことができるが詳細は後述する。
マトリクス集計部23は、機器マスター画面上で選択された該当機器や部品に対して、経過日数、稼働時間、稼働回数といった判定基準に基づいて、定期点検、定期交換、異常発生、調査、結論、その他等のコメントの属性について判定処理し、その判定結果をコメント情報データベース11および保全管理部18に供給する。保全管理部18はマトリクス集計部23で判定処理された判定結果に基づいて定期点検、定期交換、異常発生、調査、結論、その他等の任意の属性を関連づけられたコメントを示したコメントアイコンを表示制御部16に供給し、表示制御部16は表示部15,31に表示されている後述の機器マスター画面上にコメントアイコンを表示させるように表示部15,31を制御する。
[システムの処理の流れ]
次に、本実施の形態に係る保全情報管理システム1の処理の流れについて、図4〜図38を参照して説明する。
最初に本実施の形態に係る保全情報管理システム1の各処理の全体的な流れについて図4、図7、図8を参照して説明する。
保全情報管理システムと画面(ページ)遷移は図4に示すように統合検索画面(トップページ)、機器マスター画面、設備一覧画面、工場一覧画面は相互に遷移でき、かつ全ての画面からこれら四つの画面に遷移できるように構成されている。設備一覧画面からは機器リスト画面、完成図書(目録一覧)画面に遷移させることができ、機器マスター画面からはコメント一覧表示画面、マトリクス情報画面、設置設備一覧ページに遷移させることができる。機器リスト画面からはコメント記入・表示画面に遷移させることができる。また、上記した各画面以外にアカウント管理画面、権限管理画面、タグ管理画面で構成される管理系画面もある。
以下に、アカウント管理画面→タグ管理画面→設備一覧画面→機器リスト画面、目録一覧画面→コメント記入・表示画面、機器マスター画面の画面遷移の順に各画面上における処理について図面を参照して説明する。
[アカウント情報登録処理]
以下、図7および図9を参照してアカウント情報登録処理について説明する。なお、アカウントにはユーザーカウントと企業アカウントがあり、ユーザーカウントには管理者アカウントと一般ユーザーカウントがあり、原則、ユーザーカウントはクライアント端末装置3の操作部32で作成され、企業アカウントはサーバー装置2側で作成される。ここで、管理者アカウントの情報とは、管理者アカウントの所属、名前、メールアドレス等であり、一般ユーザーカウントを作成でき各アカウントの利用の制限を管理できる権限をもつアカウントであり、一般ユーザーカウントの情報とは一般ユーザーカウントの所属、名前、メールアドレス等であり、企業アカウントの情報とは本システムを使用する企業の名前等である。また、管理者が複数の場合でもアカウント情報登録処理が可能であることは言うまでもない。
操作部32から管理者アカウント登録画面要求(図22の上図アカウント作成ボタン参照)がサーバー装置2の情報取得部12を介して保全管理部18に供給(送信を意味し、以降「供給」とは「送信」の意味で用いる。)される(ステップS101)と、保全管理部18は管理者アカウント登録画面データを送信する(ステップS102)。クライアント端末装置3の表示部31には管理者アカウントに係る登録画面(図22の下図参照)が表示される(ステップS103)。操作部32を介して管理者アカウント情報が入力され(ステップS104、図22の下図参照)管理者アカウント情報の登録要求が保全管理部18に供給される(ステップS105)と、保全管理部18は管理者アカウント情報をアカウント情報DB10に格納し管理者アカウント情報が登録される(ステップS106)。
また、一般ユーザーカウント登録画面要求が保全管理部18に供給されると(ステップS107)、保全管理部18は一般ユーザーカウント登録画面データを送信する(ステップS108)。表示部31には一般ユーザーカウントに係る登録画面が表示される(ステップS109)。操作部32を介して一般ユーザーカウント情報が入力され一般ユーザーカウント情報の登録要求が保全管理部18に供給される(ステップS111)と、保全管理部18は一般ユーザーカウント情報をアカウント情報DB10に格納し管理者アカウント情報が登録される(ステップS112)。
企業アカウント情報についてはサーバー装置2の操作入力部14、保全管理部18を介して表示部15に表示される。なお、管理者アカウントおよび一般ユーザーカウントへの部署タグ付けはアカウント一覧画面(図22の上図部署の列参照)、アカウント登録画面(図22の下図部署タグ参照)、マイアカウント画面にて部署タグを登録する。なお、マイアカウント画面は図示していないが、利用しているユーザー本人のアカウント一覧で作成したアカウント情報のみが表示される画面である。
[タグ情報登録処理]
以下、図7、図10、図21、図23を参照してタグ情報登録処理について説明する。操作部32からタグ登録画面要求がサーバー装置2の情報取得部12を介して保全管理部18に供給される(ステップS201、図21の下図タグ管理ボタン参照)と、保全管理部18はタグ登録画面データを送信する(ステップS202)。クライアント端末装置3の表示部31にはタグ登録画面(図23の上図部署タグを選択している図参照)が表示される(ステップS203)。操作部32を介してタグ情報が入力され(ステップS204)タグ情報の登録要求が保全管理部18に供給される(ステップS205)と、保全管理部18はタグ情報をタグ情報DB9に格納しタグ情報が登録される(ステップS206)。ここで、タグ情報の種類は、ラインタグ、部署タグ、設備分類タグ、フリータグ、ユニットタグ、機器分類タグ、コメント用タグが挙げられる。なお、図示していないがユニットタグとは機器や部品を任意に組み合わせた単位であるユニットやセクションの名称をタグ化したものである。
[一般ユーザーカウント情報へ所属部署タグを関連付ける処理]
以下、図7、図11、図21、図22を参照して管理者アカウントが一般ユーザーカウント情報へ所属部署タグを関連付ける処理について説明する。操作部32から一般ユーザーカウント登録画面要求がサーバー装置2の情報取得部12を介して保全管理部18に供給される(ステップS301、図21の下図アカウント一覧ボタン参照)と、保全管理部18は一般ユーザーカウント登録画面データを供給する(ステップS302)とともにタグ情報DB9からタグ情報データを供給する(ステップS303)。クライアント端末装置3の表示部31には一般ユーザーカウント登録画面と所属部署タグ登録画面(図22上図、下図参照)が表示される(ステップS304、S305)。操作部32を介して一般ユーザーカウント情報に関連付ける(対応する)所属部署タグ情報が選択され(ステップS306)その選択された所属部署タグ情報の登録要求が保全管理部18に供給される(ステップS307)と、保全管理部18はその所属部署タグ情報をタグ情報DB9に格納(登録)するとともにその所属部署タグ情報の一般ユーザーカウントに対する関連付けが終了される(ステップS308)。なお、管理者へ所属部署タグを関連付ける処理も上記同様な手順で行う。一般ユーザーカウント自身は、マイアカウント画面にて所属部署タグを変更することができる。
[工場情報を登録する処理]
以下、図12を参照して工場情報登録処理について説明する。操作部32から工場情報登録画面要求がサーバー装置2の情報取得部12を介して保全管理部18に供給される(ステップS401)と、保全管理部18は工場情報登録画面データを送信する(ステップS402)。クライアント端末装置3の表示部31には工場情報登録画面(図示せず)が表示される(ステップS403)。操作部32を介して工場情報が入力され(ステップS404)工場情報の登録要求が保全管理部18に供給される(ステップS405)と、保全管理部18は工場情報を工場情報DB4に格納し工場情報が登録される(ステップS406)。なお、工場情報登録画面は図示していないが、画面構成は、工場登録ボタンと、ボタンを押すと表示される工場名、工場所在地、任意に追加できる電話番号を登録項目としてもつ表と保存ボタンがある画面からなる。
[設備情報を登録し、設備情報にタグ情報を関連付ける処理]
以下、図13を参照して設備情報にタグ情報を関連付ける処理について説明する。操作部32から設備情報登録画面要求がサーバー装置2の情報取得部12を介して保全管理部18に供給される(ステップS501)と、保全管理部18は設備情報DB5からの設備情報登録画面データおよびタグ情報DB9からのタグ情報データを表示部31に供給する(ステップS502、S504)。クライアント端末装置3の表示部31には設備情報登録画面が表示され(ステップS503)、設備情報登録画面中にタグ選択画面が表示される(ステップS505)。操作部32を介して各設備情報に対して対応する工場情報を選択すると(ステップS506)、保全管理部18は選択された工場情報を受けて設備情報に対応する工場情報を関連付ける処理をして(ステップS507)、その関連付けされた設備情報を設備情報DB5に格納(登録)する。なお、設備情報登録画面は図示していないが、画面構成は、設備登録ボタンと、ボタンを押すと表示される、後述する設備情報を登録項目としてもつ表と、保存ボタンがある画面からなる。
その後、操作部32を介して設備情報を入力して(ステップS508)その設備情報の登録要求を保全管理部18に供給する(ステップS509)。ここで、入力可能な設備情報は、設備名、ドキュメント名、設置工場、施工会社、納入日、機種名、型式名、製造番号、利用開始日、稼動時間/日、稼動回数/日であり、設置工場は工場情報DB4に登録された工場を選択する。保全管理部18はそれら設備情報を設備情報DB5に格納し設備情報が登録される(ステップS510)。その後、操作部32を介して上記した登録された設備情報に対して関連付けるタグ情報を選択し(ステップS511、図26の上図ライン、管理部署、情報共有部署タグの列を表示している画面参照)、さらに例えば管理部署タグ(管理部署タグ以外に、ラインタグ、情報共有部署タグ、設備分類タグ、フリータグでもよい)を後述する機器リスト(図27の下図、図28参照)へ反映させるか否かを選択し(ステップS512、図26の下図機器リスト反映ボタン参照)、それら選択されたタグ情報の登録要求等を保全管理部18に供給し(ステップS513)、保全管理部18は設備情報に上記したタグ情報を関連付けて設備情報DB5に格納(登録)する(ステップS514)。
[機器情報を登録し、機器情報にタグ情報を関連付ける処理]
以下、図8、図14等を参照して機器情報(機器リスト)を登録し、機器情報にタグ情報を関連付ける処理について説明する。操作部32から設備情報登録画面要求がサーバー装置2の情報取得部12を介して保全管理部18に供給される(ステップS601)と、保全管理部18は設備情報DB5からの設備情報登録画面データが表示部31に供給される(ステップS602)。クライアント端末装置3の表示部31には設備情報登録画面が表示され(ステップS603)、操作部32から機器情報画面要求がサーバー装置2の情報取得部12を介して保全管理部18に供給される(ステップS604、図27の上図機器・部品リスト列の20件など参照:この件数の箇所をクリックするとその件数分の機器が表示される。)と、保全管理部18は機器情報DB7からの機器情報画面データおよびタグ情報DB9からのタグ情報データを表示部31に供給する(ステップS605、S607)。なお、機器情報登録画面は図示していないが、画面構成はエクセルやCSVファイルをインポートする表示部と、各表の列に対し機器リスト画面(図27の下図、図28上下図参照)の列を対応させる表示部と、保存ボタンからなる。
クライアント端末装置3の表示部31には機器情報画面(図27の下図、図28上下図参照)が表示され(ステップS606)、機器情報画面中にタグ選択画面が表示される(ステップS608、図28の上図ユニット、管理部門、関連タグ列参照)。操作部32を介して機器情報を入力して(ステップS609)その機器情報の登録要求を保全管理部18に供給する(ステップS610)。ここで、入力可能な機器情報は、タグ番号(Tag No)、メーカー名、製品名、型式(部品番号)、メーカーID、仕様、ドキュメント(標準、個別)、資産管理番号、利用開始日、稼動時間/日、稼動回数/日であり、メーカー名、製品名、型式(部品番号)、メーカーID、仕様情報は名寄せで書き換えることが可能である。なお、設備一覧の情報が機器にも反映されるが、機器単体で追加、修正も可能である。
その後、保全管理部18は機器情報を機器情報DB7に格納(登録)する(ステップS611)。機器情報の機器情報DB7への登録後に、操作部32を介して各機器情報に対して関連付けるタグ情報を選択し(ステップS612、図30リスト最上段の型式が遠心ポンプ_65Aの機器に対して管理部門タグを選択している図参照)、選択されたタグ情報の登録要求を保全管理部18に供給し(ステップS613)、保全管理部18は機器情報に上記したタグ情報を関連付けて機器情報DB7に格納(登録)する(ステップS614)。
[コメント情報を登録し、コメント情報にタグ情報を関連付ける処理]
以下、図8、図15を参照してコメント情報を登録し、コメント情報にタグ情報を関連付ける処理について説明する。操作部32から設備情報登録画面要求がサーバー装置2の情報取得部12を介して保全管理部18に供給される(ステップS701)と、保全管理部18は設備情報DB5からの設備情報登録画面データが表示部31に供給される(ステップS702)。クライアント端末装置3の表示部31には設備情報登録画面(図示せず)が表示され(ステップS703)、操作部32から機器情報画面要求がサーバー装置2の情報取得部12を介して保全管理部18に供給される(ステップS704、図27の上図機器・部品リスト列の20件など参照)と、保全管理部18は機器情報DB7からの機器情報画面データを表示部31に供給する(ステップS705)。クライアント端末装置3の表示部31には機器情報画面(図27の下図、図28上下図参照)が表示される(ステップS706)。次に、操作部32からコメント情報に係る画面表示要求がサーバー装置2の情報取得部12を介して保全管理部18に供給される(ステップS707)と、保全管理部18はコメント情報DB11からのコメント情報に係る画面データおよびタグ情報DB9からのタグ情報データを表示部31に供給する(ステップS708、S710)。保全管理部18はコメント情報DB11からのコメント情報画面データおよびタグ情報DB9からのタグ情報データを表示部31に供給する(ステップS709、S711)。
クライアント端末装置3の表示部31にはコメント情報画面(図27下図参照:TagNo列のP101の横のアイコンをクリックすることで遷移、図31はTagNoP101、製品名遠心ポンプに対してコメントとコメントタグが登録された画面であり、コメント登録前の画面は図31の登録されたコメント部分の画面がない状態である)が表示され(ステップS709)、コメント情報画面中にタグ詳細ボタンを押すことによりタグ選択画面が表示される(ステップS711)が、コメント分類タグは予めコメント情報画面中に複数表示しておき選択してもよい。操作部32を介してコメント情報を入力して(ステップS712)、続いて入力されたコメント情報に対して関連付けるタグ情報を選択して(ステップ713)、入力されたコメント情報及び選択されたタグ情報の登録要求を保全管理部18に供給する(ステップS714)。
保全管理部18はコメント情報に上記したタグ情報を関連付けてコメント情報DB11に格納(登録)し(ステップS715)、コメント情報にタグが登録される(ステップS716)。なお、選択されるタグ情報は、定期点検、定期交換、異常発生、調査、結論、その他(任意に作成できるタグ)であり、コメント登録処理は、「コメント記入」→「タグを選択」→「コメントの投稿ボタンを押す」の順番で操作することによって行われる。ただし「コメント記入」→「タグを選択」の順番は逆でもよい。
[選択された機器に対する全工場の分のコメントを抽出する処理]
以下、図16を参照して選択された機器に対する全工場の分のコメントを抽出する処理について説明する。操作部32から機器マスター画面要求がサーバー装置2の情報取得部12を介して保全管理部18に供給される(ステップS801)と、保全管理部18は機器マスター画面データを送信する(ステップS802)。クライアント端末装置3の表示部31には機器マスター画面(図32上図参照)が表示される(ステップS803)図32上図は製品名遠心ポンプを選択して型式を展開している画面。操作部32を介しての該当機器(製品名または型式)の選択(ステップS804、図32の上図参照型式:遠心ポンプ_65Aのコメントアイコンで遷移)の後にコメント情報に係る画面要求が保全管理部18に供給される(ステップS805)と、保全管理部18はコメント情報DB11からのコメント情報に係る画面データを表示部31に供給し(ステップS806)、表示部31はコメント情報に係る画面を表示する(ステップS807、図32の下図参照)。上記処理によって、ある機器に対して全社のコメントを知りたい時に選択した機器に関連付けられた全社のコメントを参照することができる。
[マトリクス情報画面を表示する処理]
マトリクス情報画面は、コメント登録されたコメントの記入日情報、コメントに関連付けられたタグ情報(コメントタグ:定期点検、定期交換、異常発生、調査、結論等)、コメント数、判定基準(経過日数、稼働時間、稼働回数)、判定スパン(例えば経過日数であれば30日〜3年であって任意に選択できる)の条件によって整理・表示し、例えば機器に異常が発生する周期を見える化し、保全の周期を最適化するための判断補助を行う機能を有する。
以下、図17を参照してマトリクス情報画面を表示する処理について説明する。ここで、マトリクス情報とはある製品または製品の型式におけるコメント情報を、全社、または抽出する範囲を指定して抽出し、コメントに付与された任意のタグにより抽出し、選択した判定基準(判定基準は図35上図、判定基準:経過日数、稼動時間、稼動回数として表示している)に沿って表示、判定強調表示する情報をいい、マトリクス情報画面とは、マトリクス情報が表示される画面である(図35上図参照)。
操作部32から機器マスター画面要求がサーバー装置2の情報取得部12を介して保全管理部18に供給される(ステップS901、図34の上図機器マスタを選択することで遷移)と、保全管理部18は機器マスター画面データを送信する(ステップS902)。クライアント端末装置3の表示部31には機器マスター画面(図34下図)が表示される(ステップS903)。操作部32を介しての該当機器(製品名または型式)の選択(ステップS904、図34の下図では型式:遠心ポンプ_65Aを選択)の後にマトリクス情報画面要求(例えば、図34の下図のマトリクスアイコンをクリック)が保全管理部18に供給される(ステップS905、図34の下図参照)と、保全管理部18はマトリクス集計部23に対してコメント情報DB11からのコメント情報を抽出して(ステップS906)マトリクス情報に係る画面データ、タグ情報DB9からのタグ情報データおよび工場情報DB4からの工場情報データを表示部31に供給し(ステップS907、S909)、表示部31はマトリクス情報に係る画面およびタグ選択画面を表示する(ステップS908、S910、図35の上図参照)。
次に、判定条件、コメントタグ、その他のタグ、工場等の条件が操作部32を介して選択され(ステップS911、S912、S913、図35の下図参照)、その後に選択された条件に基づく抽出結果の表示要求を保全管理部18に対して行う(ステップS914、図35の下図は既に結果も表示されている状態)。保全管理部18は、マトリクス集計部23に対して条件に即したコメント情報を抽出させ(ステップS915)、表示部31に対して抽出したコメント情報を含むマトリクス情報に係る画面データを表示部31に供給する(ステップS916)。表示部31はマトリクス情報に係る画面(図35参照)を表示する(ステップS917)。
[所属部署情報画面を表示する処理]
以下、図18を参照して所属部署情報画面を表示する処理について説明する。ここで、所属部署情報とは任意のアカウントが所属している部署が管理している機器情報、設備情報、コメント情報の情報をいう。
操作部32から統合検索画面要求がサーバー装置2の情報取得部12を介して保全管理部18に供給される(ステップS1001、図36が統合検索画面。各画面においてSerpss(各企業の名称やロゴに相当)のアイコンをクリックすると統合検索画面に遷移する。図示していないがアイコンと並列して図36の工場/研究所、設備、機器マスタの各タブ箇所に、統合検索画面といった名称のタブを設けて遷移させてもよい)と、保全管理部18は統合検索画面データを送信する(ステップS1002)とともにタグ情報DB9からタグ情報のデータを送信する(ステップS1004)。クライアント端末装置3の表示部31には統合検索画面(図36参照)およびタグ選択画面(図36のラインタグ、関連部署タグと記載した箇所)が表示される(ステップS1003、S1005)。操作部32を介しての表示したい情報(機器情報、設備情報、コメント情報)を選択した(ステップS1006、図37の上図ではコメントを選択している)後に所属部署検索要求(例えば、図37の下段の所属部署検索アイコンをクリック)が保全管理部18に供給される(ステップS1007)と、保全管理部18は設備情報DB5、機器情報DB7、コメント情報DB11から自部署のタグが関連付けられている所属部署情報を抽出し、所属部署情報に係る画面データを表示部31に供給し(ステップS1008、S1009)、表示部31は抽出された所属部署情報に係る画面(図37の下図の例ではコメント情報画面)を表示する(ステップS1010)。次に、抽出した結果に対して、任意のタグによる抽出、全文検索を行うことができる(ステップS1011)。
[タグが関連付けられている情報に係る画面を表示する処理]
以下、図19を参照してタグが関連付けられている情報に係る画面を表示する処理について説明する。ここで、タグが関連付けられている情報とは任意の属性情報がタグとして関連づけられた機器情報、設備情報、コメント情報の情報をいう。
操作部32から統合検索画面要求がサーバー装置2の情報取得部12を介して保全管理部18に供給される(ステップS1101、図21の上図参照)と、保全管理部18は統合検索画面データを送信する(ステップS1102)とともにタグ情報DB9からタグ情報のデータを送信する(ステップS1104)。クライアント端末装置3の表示部31には統合検索画面(図21の上図参照)およびタグ選択画面(図38の下図参照)が表示される(ステップS1103、S1105)。操作部32を介しての表示したい情報(機器情報、設備情報、コメント情報)を選択した(ステップS1106、図38の下図参照)後にタグを選択した(ステップS1107)上で検索要求(ステップS1108:例えば検索アイコンをクリック)が保全管理部18に供給される(ステップS1108)と、保全管理部18は設備情報DB5、機器情報DB7、コメント情報DB11から選択したタグが関連付けられている情報を抽出し、その抽出された情報に係る画面データを表示部31に供給し(ステップS1109、S1110)、表示部31は抽出されたタグが関連付けられている情報に係る画面(図39の例ではコメント情報画面)を表示する(ステップS1112)。次に、抽出した結果に対して、任意のタグによる抽出、全文検索を行うことができる。なお、任意のタグによる抽出、全文検索画面は図示していないが、タグの検索と選択が出来る画面、検索単語入力箇所、検索の条件を決定する画面で構成される。
[名寄せ処理について]
保全情報管理システム1の処理データ統合処理において同じ文字列を判断し集約する所謂名寄せ処理について説明する。例えば同じ製品かつ同じ型式であるのに、登録されているデータ(文字列)が異なるため、各種データ(製品名、型式名等)が統合されていない場合があり検索精度が低下してしまう虞がある。なお、以下の名寄せ処理は保全管理部18で実行される。この名寄せ処理によれば、本来は同一個体である機器・部品であるのに、登録名称が異なり分散している各機器に関する情報を集約することができる。名寄のパターンは、1)メーカー名で名寄、2)メーカー名+製品名で名寄、3)メーカー名+製品名+型式(メーカーID)である。
<製品名、型式名の名寄せ処理フロー>
(1)ステップ1:表示部31に表示された登録済の機器のメーカー名、製品名または型式名を、操作部32を介して選択すると、表示部31に名寄せ候補ポップアップ画面が重畳表示される。
(2)ステップ2:名寄せ候補ポップアップ画面上に選択されたメーカー名、製品名または型式名に基づいて検索された名寄せ候補が抽出され表示部31に表示される。検索方法は、メーカー名、製品名または型式名を形態素解析し単語に分解した上で全文検索を行い、検索スコアの高い順に抽出する。検索スコアの算出法は公知であるのでここではその詳細は省略する。
(3)ステップ3:抽出した名寄せ候補内に名寄せ先があればそれを選択して名寄せ処理が開始される。名寄せ処理では、名寄せ元に紐づいているメーカー名、製品名または型式情報を名寄せ先に紐づけ、名寄せ元に紐づいている機器リスト情報を名寄せ先に紐づける。名寄せ先への上記した紐づけ処理が完了した後に、台数などの再集計を行う。
(4)ステップ4:ステップ2で名寄せ候補がない場合には任意のキーワードで検索して名寄せ候補を抽出すし、ステップ3に戻る。
以上の名寄せ処理によれば、産業機器の情報は名寄せにより集約され、産業機器に対して格納された管理情報(コメント情報等)も自動集約されるので、検索精度を向上させることができる。
上記した本実施の形態に係る保全情報管理システムによれば、以下に示す効果が得られる。従来技術によれば、最大単位である工場と必要最小単位である設備(装置)の間に、複数かつ異なる属性の階層があったので、全文検索しなければ同じ機器の情報の集約ができなかったが、本発明によれば最大単位である工場と必要最小単位である設備(装置)の間にタグ情報(ラインタグ、部署タグ、設備分類タグ、設備の属性を示す設備分類タグ、機器の属性を示す機器分類タグ、設備や産業機器が配置される階層、建屋、工程、その他属性を自由に作成できるフリータグタグ)を設けた構造にしており、それらタグ情報をアカウント情報、工場情報、設備情報、機器情報に関連付けているため、同じ機器の情報の集約が全文検索せずに簡単にできる。したがって、保全管理情報の検索、抽出が短時間で行えるため保全管理業務の効率化が図れる。
従来では、作業者が図面やコメントを探す場合、全文検索やツリー上に分岐したフォルダーを探していく必要があり、工場を跨いて複数の並列する条件で、同時に的確な情報を得ることが困難であった。本発明によれば、統合検索画面にて探したい対象項目を選び、任意のタグを複数選択して情報を抽出し、探したい情報を得ることが可能である。タグによる抽出後、その結果に対して全文検索を行うことができる。ここで、上記した抽出したい図面の登録は以下の手順で行われる。設備一覧画面(図29上図参照)においてドキュメント列の各名称をクリックすると、設備一覧画面から、目録一覧画面(図29下図参照)へ遷移し、図29下図において、目録を新規登録アイコンを押すことにより、目録名を任意に作成でき、任意に作成した目録名に対して各種ファイル(図面や画像、データファイルなど)を登録することができる。なお、抽出したいコメントの登録方法は前述している(段落72〜段落74参照)。したがって、本社の管理部門が、全工場の中から複数部署の設備情報、複数ラインの設備情報を、抽出調査したい場合、保全管理業務の効率化が図れる。
また、従来の慣習によれば、例えば製造部とエンジニアリング部、工場エンジニアリング部と本社エンジニアリング部など、発生した事象を異なる部署間を跨いで共有を行う場合に、従来の技術によれば、自ら情報の検索を行っており属人的であった。組織的には業務フローの確立と、確実な運用が行われていなければ、日々のコメント(管理情報を含む)の連絡、収集は困難であるという課題があったが、従来の技術によれば、自ら情報の検索を行う能動性が必要であり属人的であり日々のコメントの連絡、収集には人によるバラツキがあった。本発明によれば、当システムにおける、任意の設備や設備内の機器・部品に対して、コメントの登録やファイルの登録が行われた場合、設備に関連づけされている情報共有部署タグが関連付けられているアカウントに対して、登録された内容(登録日時、登録された対象、登録者、内容、添付ファイル有無など)を、システム内のアカウント情報に登録しているメールアドレスに対して通知することができる。異なる部署間においても、発生した事象をコメントとして登録することにより、属人的でなく、確実に通知することができ、情報を共有できていないことにより発生するリスクを低減し、保全管理業務の効率化が図れる。
また、本発明によれば、当システムにおける、任意の機器・部品に対して、コメントの登録やファイルの登録が行われた場合、同じ機器・部品を利用している部署へ、登録された内容(登録日時、登録された対象、登録者、内容、添付ファイル有無など)をアカウント情報に登録しているメールアドレスに対しして通知することができる。したがって、異なる部署で同一機器・部品を利用しているものの、その事実をお互いの部署で認識していない場合であっても、発生した事象をコメントとして登録し、その内容を同じ機器・部品を利用している部署へ通知することにより、属人的でなく、確実に通知することができ、情報を共有できていないことにより発生するリスクを低減し、保全管理業務の効率化が図れる。
また、従来、自部署の産業機器に不具合などの問題が発生した場合、その問題が自部署の利用環境など固有の問題なのか、汎用的に再現性のある問題なのか、判断が困難であり、複数の機器や他部署の機器と比較を試みようとした場合、経過日数、稼働時間、稼動回数といった利用条件が異なるため、簡単に比較することができないという課題があり、さらに不具合が発生した産業機器の対象数が増えれば増えるほど、作業工数、対人折衝との関係で上記課題の解消はますます困難になる。本発明によれば、マトリクス画面において任意の産業機器・部品に対して、全社のコメントについて利用開始日を基準として、経過日数、稼動時間、稼動回数などの任意の利用条件で揃えて表示することができる(図35参照)ので、自部署の産業機器に問題があった場合、全社で同じような利用条件で問題が発生していないか簡単に視認することが可能となる。したがって、全社で同じような問題が発生していると判断することができるので、自部署内の個別対応に終わらず、全社での積極的な対応が計画でき、保全管理業務の効率化が図れる。
従来では、産業機器・部品の保全サイクルを決定・修正することは、自部署だけの情報では定量性が少なく困難であった。本発明によれば、マトリクス画面において全社の同一産業機器・部品についてのコメントが任意の条件で表示(図35下図参照)ができ、任意のコメント数が多い個所を自動識別し、その範囲を強調表示することが可能で、これにより全社の同一産業機器・部品についてある条件における消耗や不具合といった事象を定量的に捉えることが可能となった。したがって、この条件に達したら壊れるだろうという定量的予測により予防保全が可能となり、保全サイクルを長くすることにより、コストを抑えることが可能となる。
従来では、ある産業機器に不具合が発生した場合、どこに利用されているのかを把握すること、全社での利用台数を集計することは困難であった。本発明によれば、同一の産業機器・部品であれば、機器マスター画面(図33上図参照)に自動集計されており、また集計台数表示箇所から全社のどの設備で利用されているのか展開することが可能(図33下図参照)である。したがって、不具合が発生した場合や対策、置き換えを検討する場合、すみやかにボリュームの把握、対象設備の把握が可能で保全管理業務の効率化を図ることができる。
従来では、作業者が図面がコメントを探す場合、全文検索やツリー上に分岐したフォルダーを探していく必要があり、探したい情報を素早く得ることが困難であった。
本発明によれば、統合検索画面(図37上図参照)にて探したい対象項目を選び、任意のタグを選択して情報を抽出し、探したい情報を素早く得ることが可能である。タグによる抽出後、その結果に対して全文検索を行うことができる。したがって、本社の管理部門がある複数工場の複数ラインの設備情報を調査したいような場合、保全管理業務の効率化が図れる。
従来の慣習では、ある産業機器・部品に対する注意事項、作業標準は組織的に上位から配布して流通・周知させる必要があったが、その時に在籍していない従業員に対しては、再度資料を案内する必要があり、属人的であった。本発明によれば、機器マスター画面(図33上図参照)の任意の機器の標準ドキュメントボタン箇所へファイルを登録すると、全社の該当機器の標準ドキュメントとして展開することが可能となる。したがって、作業者は作業をする際に標準ドキュメントを参照することにより、全社共通の注意事項、作業標準を得ることができる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータ、タブレット装置、または、スマートフォンなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1…保全情報管理システム、 2…サーバー装置、 3…クライアント端末装置、 4…工場情報データベース、 5…設備情報データベース、 7…機器情報データベース、 9…タグ情報データベース、 10…アカウント情報データベース、 11…コメント情報データベース、 12…情報取得部(アカウント情報取得部、第1の管理対象情報取得部、第2の管理対象情報取得部)、 13…入力制御部、 14…操作入力部、 15…表示部、 16…表示制御部、 17…タグ登録/更新部、 18…保全管理部、 19…アカウント登録/更新部、 21…コメント登録/更新部、 23…マトリクス集計部、 24…工場登録/更新部、 25…設備登録/更新部、 26…機器登録/更新部、 31…表示部、 32…操作部

Claims (11)

  1. 企業及び従業員のアカウント情報を取得するアカウント情報取得部と、
    工場情報、設備情報、プラント情報、装置情報、機器情報、部品情報およびコメント情報を含む第1の管理対象情報を取得する第1の管理対象情報取得部と、
    前記第1の管理対象情報に対してライン、アカウントが所属する所属部署、設備や機器を管理している管理部署および管理部署と情報を共有する情報共有部署を含んで構成される部署情報、設備情報、機器分類情報、コメント情報を含む分類情報をタグ化したタグ情報である第2の管理対象情報を取得する第2の管理対象情報取得部と、
    前記アカウント情報を、前記第2の管理対象情報を構成する前記部署情報をタグ化したタグ情報の中からアカウントが所属する所属部署を選択し関連付けるとともに、前記第1の管理対象情報を構成する各情報のそれぞれを前記第2の管理対象情報を構成する複数のタグ情報に関連付けてなる保全管理情報を生成し、その保全管理情報をデータベース部に登録させる保全管理部とを備える、
    ことを特徴とする保全情報管理装置。
  2. 前記データベース部は、
    前記アカウント情報が登録されるアカウント情報データベースと、
    前記第1の管理対象情報が登録される第1の管理対象情報データベースと、
    前記第2の管理対象情報が登録される第2の管理対象情報データベースとを含んで構成され、
    前記第1の管理対象情報に含まれる任意の管理対象に対して関連付けられている前記第2の管理対象情報が選択された場合に、選択された分類項目に関連付けられた管理対象に関する保全管理情報を取得する保全管理情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した前記保全管理情報に基づいて前記管理対象単位で保全管理画面を生成する表示制御部と、
    前記表示制御部で生成された前記保全管理画面を表示する表示部とを備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の保全情報管理装置。
  3. 管理対象の保全管理情報を生成し、登録する保全管理サーバー装置と、
    前記保全管理サーバー装置から提供された保全情報を表示する端末側表示部を備えるクライアント端末とを有する、
    保全情報管理システムであって、
    前記保全管理サーバー装置は、
    企業及び従業員のアカウント情報を取得するアカウント情報取得部と、
    工場情報、設備情報、プラント情報、装置情報、機器情報、部品情報およびコメント情報を含む第1の管理対象情報を取得する第1の管理対象情報取得部と、
    前記第1の管理対象情報に対してライン、アカウントが所属する所属部署、設備や機器を管理している管理部署および管理部署と情報を共有する情報共有部署を含んで構成される部署情報、設備情報、機器分類情報、コメント情報を含む分類情報をタグ化したタグ情報である第2の管理対象情報を取得する第2の管理対象情報取得部と、
    前記アカウント情報を、前記第2の管理対象情報を構成する前記部署情報をタグ化したタグ情報の中からアカウントが所属する所属部署を選択し関連付けるとともに、前記第1の管理対象情報を構成する各情報のそれぞれを前記第2の管理対象情報を構成する複数のタグ情報に関連付けてなる保全管理情報を生成し、その保全管理情報をデータベース部に登録させる保全管理部とを備える、
    ことを特徴とする保全情報管理システム。
  4. 前記データベース部は、
    前記アカウント情報が登録されるアカウント情報データベースと、
    前記第1の管理対象情報が登録される第1の管理対象情報データベースと、
    前記第2の管理対象情報が登録される第2の管理対象情報データベースとを含んで構成され、
    前記保全管理サーバー装置は、
    前記第1の管理対象情報に含まれる任意の管理対象に対して関連付けられている前記第2の管理対象情報が選択された場合に、選択された分類項目に関連付けられた管理対象に関する保全管理情報を取得する保全管理情報取得部と、
    前記保全管理情報取得部が取得した前記保全管理情報に基づいて前記管理対象単位で保全管理画面を生成する表示制御部とを備え、
    前記クライアント端末の端末側表示部は、前記表示制御部で生成された前記保全管理画面を表示する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の保全情報管理システム。
  5. 前記保全管理画面は、
    前記工場情報を表示する工場情報画面、前記設備情報を表示する設備情報画面、任意の設備内の機器情報を表示する機器リスト画面、異なる設備内における同一機器、前記同一機器に対するコメント情報、前記同一機器が組み込まれている設備の情報を表示するとともに、前記同一機器に対して関連付けたい前記タグ化したタグ情報を表示する機器マスター画面、コメントを表示するコメント情報画面および任意の機器に対するコメント情報を任意の条件で時系列に抽出し表示するマトリクス画面を含み、
    前記表示制御部は、前記クライアント端末から前記タグ情報を選択可能なタグ登録画面の要求を受けてタグ登録画面データを生成し、生成されたタグ登録画面データを前記端末側表示部に表示させ
    前記端末側表示部は、前記タグ登録画面データに基づいてタグ登録画面を表示し、
    表示されたタグ登録画面においてクライアント端末側の操作部を介して前記タグ情報の登録情報が前記保全管理部に登録され、
    前記保全管理部は、登録された前記タグ情報を前記第2の管理対象情報データベースに登録前記タグ情報の登録処理を実行し、前記登録されたタグ情報を前記設備情報、前記機器情報および前記コメント情報に関連付けする処理を行い前記タグ情報に関連付けされた前記設備情報、前記機器情報および前記コメント情報を含む保全管理情報を前記第1の管理対象情報データベースに登録し、
    前記表示制御部は、第1の管理対象情報データベースに登録され前記タグ情報に関連付けされた保全管理情報に基づいて前記管理対象単位で保全管理画面を生成し、
    前記端末側表示部は、前記表示制御部で生成された前記保全管理画面を表示する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の保全情報管理システム。
  6. 前記マトリクス画面には、前記コメント情報が記入された記入日情報と、前記コメント情報に関連付けられ、タグ化処理された定期点検情報、定期交換情報および異常発生情報を含むコメントタグ情報と、コメント数情報、経過日数、稼働時間および稼働回数を判定基準とする判定基準情報と、選択された日数、時間および回数をスパンとする判定スパン情報とが表示され、
    前記保全管理部は、指定された装置、機器および部品に関する前記コメント情報を、前記装置、機器および部品が属する工場、設備を対象として、その対象である工場、設備の中の前記装置、前記機器および前記部品に関する前記コメント情報に関連付けられた定期点検情報、定期交換情報、異常発生情報を含むコメントタグ情報を抽出し、
    前記表示制御部は、選択されたコメント数情報、経過日数、稼働時間および稼働回数を含む判定基準情報に沿って前記抽出されたコメントタグ情報に対応する前記コメント情報を前記マトリクス画面に表示させる、
    こと特徴とする請求項5に記載の保全情報管理システム。
  7. 前記第2の管理対象情報が、前記分類情報をタグ化したタグ情報以外のタグ情報を任意に設定できるフリータグ情報を含んでいる、
    こと特徴とする請求項5に記載の保全情報管理システム。
  8. 保全管理サーバー装置を含む保全情報管理システムによる管理対象の保全情報管理を行うための保全情報管理方法であって、
    前記保全管理サーバー装置が企業及び従業員のアカウント情報を取得するステップと、
    工場情報、設備情報、プラント情報、装置情報、機器情報、部品情報およびコメント情報を含む第1の管理対象情報を取得するステップと、
    前記第1の管理対象情報に対してライン、アカウントが所属する所属部署、設備や機器を管理している管理部署および管理部署と情報を共有する情報共有部署を含んで構成される部署情報、設備情報、機器分類情報、コメント情報を含む分類情報をタグ化したタグ情報である第2の管理対象情報を取得するステップと、
    前記アカウント情報を、前記第2の管理対象情報を構成する前記部署情報をタグ化したタグ情報の中からアカウントが所属する所属部署を選択し関連付けるとともに、前記第1の管理対象情報を構成する各情報のそれぞれを前記第2の管理対象情報を構成する複数のタグ情報に関連付けてなる保全管理情報を生成し、その保全管理情報をデータベース部に登録させるステップとを備える、
    ことを特徴とする保全情報管理方法。
  9. クライアント端末および保全管理サーバー装置を含む保全情報管理システムを利用して管理対象の保全情報管理を行うための保全情報管理方法であって、
    前記保全管理サーバー装置がアカウント情報取得部によって企業及び従業員のアカウント情報を取得するステップと、
    前記保全管理サーバー装置が、工場情報、設備情報、プラント情報、装置情報、機器情報、部品情報およびコメント情報を含む第1の管理対象情報を取得する分類目的として存在する管理対象に関する第1の管理対象情報を取得するステップと、
    前記保全管理サーバー装置が、前記第1の管理対象情報に対してライン、アカウントが所属する所属部署、設備や機器を管理している管理部署および前記管理部署と情報を共有する情報共有部署を含んで構成される部署情報、設備情報、機器分類情報、コメント情報を含む分類情報をタグ化したタグ情報である第2の管理対象情報を取得するステップと、
    前記保全管理サーバー装置が、前記アカウント情報を、前記第2の管理対象情報を構成する前記部署情報をタグ化したタグ情報の中からアカウントが所属する所属部署を選択し関連付けるとともに、前記第1の管理対象情報を構成する各情報のそれぞれを前記第2の管理対象情報を構成する複数のタグ情報に関連付けてなる保全管理情報を生成し、その保全管理情報をデータベース部に登録させるステップと、
    前記保全管理サーバー装置が、前記第1の管理対象情報に含まれる任意の管理対象に対して関連付けられている前記第2の管理対象情報が選択された場合に、選択された分類項目に関連付けられた管理対象に関する保全管理情報を取得するステップと、
    保全管理サーバー装置が、前記取得した保全管理情報に基づいて前記管理対象単位で前記保全管理画面を生成するステップと、
    前記クライアント端末が前記クライアント端末の端末表示部に前記保全管理サーバー装置によって生成された保全管理画面を表示するステップと、
    を備えることを特徴とする保全情報管理方法。
  10. 保全管理サーバー装置を含む保全情報管理システムにおける保全情報管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    保全管理サーバー装置を含む保全情報管理システムによる管理対象の保全情報管理を行うための保全情報管理方法であって、
    前記保全管理サーバー装置が企業及び従業員のアカウント情報を取得するステップと、
    工場情報、設備情報、プラント情報、装置情報、機器情報、部品情報およびコメント情報を含む第1の管理対象情報を取得するステップと、
    前記第1の管理対象情報に対してライン、アカウントが所属する所属部署、設備や機器を管理している管理部署および管理部署と情報を共有する情報共有部署を含んで構成される部署情報、設備情報、機器分類情報、コメント情報を含む分類情報をタグ化したタグ情報である第2の管理対象情報を取得するステップと、
    前記アカウント情報を、前記第2の管理対象情報を構成する前記部署情報をタグ化したタグ情報の中からアカウントが所属する所属部署を選択し関連付けるとともに、前記第1の管理対象情報を構成する各情報のそれぞれを前記第2の管理対象情報を構成する複数のタグ情報に関連付けてなる保全管理情報を生成し、その保全管理情報をデータベース部に登録させるステップと、
    を含む処理を実行させるプログラム。
  11. クライアント端末および保全管理サーバー装置を含む保全情報管理システムにおける保全情報管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記保全管理サーバー装置がアカウント情報取得部によって企業及び従業員のアカウント情報を取得するステップと、
    前記保全管理サーバー装置が、工場情報、設備情報、プラント情報、装置情報、機器情報、部品情報およびコメント情報を含む第1の管理対象情報を取得する分類目的として存在する管理対象に関する第1の管理対象情報を取得するステップと、
    前記保全管理サーバー装置が、前記第1の管理対象情報に対してライン、アカウントが所属する所属部署、設備や機器を管理している管理部署および前記管理部署と情報を共有する情報共有部署を含んで構成される部署情報、設備情報、機器分類情報、コメント情報を含む分類情報をタグ化したタグ情報である第2の管理対象情報を取得するステップと、
    前記保全管理サーバー装置が、前記アカウント情報を、前記第2の管理対象情報を構成する前記部署情報をタグ化したタグ情報の中からアカウントが所属する所属部署を選択し関連付けるとともに、前記第1の管理対象情報を構成する各情報のそれぞれを前記第2の管理対象情報を構成する複数のタグ情報に関連付けてなる保全管理情報を生成し、その保全管理情報をデータベース部に登録させるステップと、
    前記保全管理サーバー装置が、前記第1の管理対象情報に含まれる任意の管理対象に対して関連付けられている前記第2の管理対象情報が選択された場合に、選択された分類項目に関連付けられた管理対象に関する保全管理情報を取得するステップと、
    保全管理サーバー装置が、前記取得した保全管理情報に基づいて前記管理対象単位で前
    記保全管理画面を生成するステップと、
    前記クライアント端末が前記クライアント端末の端末表示部に前記保全管理サーバー装置によって生成された保全管理画面を表示するステップと
    を含む処理を実行させるプログラム。
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