JP6894872B2 - ネットワーク装置間を最短経路の中継装置によって中継するデータ中継方法 - Google Patents

ネットワーク装置間を最短経路の中継装置によって中継するデータ中継方法 Download PDF

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Description

本発明は、LTE(Long Term Evolution)/EPC(Evolved Packet Core)、又は、5GS(5 Generation System)のようなコアネットワークを介して、ユーザプレーン(User Plane)及び制御プレーン(Control Plane)のデータを中継する技術に関する。
図1は、従来技術における移動通信システムの概略的な構成図である。
図1の移動通信システムによれば、アプリケーションサーバ1の制御に基づいて、端末5(UE(User Equipment))同士の間を、以下の3つのネットワークを介してデータを中継する。
コアネットワーク2
アクセスネットワーク3
データネットワーク4
アプリケーションサーバ1は、端末5同士の間に双方向通信アプリケーションを提供する。アプリケーションサーバ1は、発信側端末51と通信する発信側コアネットワーク装置21と、着信側端末52と通信する着信側コアネットワーク装置22とを制御することによって、発信側端末51と着信側端末52との間に、発信側アクセスネットワーク装置31と着信側アクセスネットワーク装置32とを介した双方向通信路を確立する。
端末5は、ユーザが所持する既存のスマートフォンや携帯電話機である。
[コアネットワーク2]
コアネットワーク2は、CPF(Control Plane Function)及びUPF(User Plane Function)によって構成される。
コアネットワーク2は、LTE/EPCの場合、基地局である多数のeNB(evolved Node B)を、MME(Mobility Management Entity)及びSGW(Serving-Gateway)によって収容する(例えば非特許公報1参照)。
MMEは、アクセスネットワーク(例えばRAN(Radio Access Network))を介して端末5と通信する。MMEは、端末5の移動管理だけでなく、加入者サーバ(HSS(Home Subscriber Server))と連携した移動端末の認証と、IP伝達経路の設定制御も実行する。また、SGWは、MMEからの制御に基づいてIPパケットの伝達制御を実行する。
EPCネットワークには、更に、PGW(PDN(Packet Data Network)-Gateway)及びPCRF(Policy and Charging Rules Function)も配置される。PGWは、インターネット、IMSなどのPDNとの接続点があり、PDNから端末5へのIPパケットを全て受信する。PCRFは、PGW及びSGWでの伝達品質制御を実行するための、QoS(Quality of Service)、課金方法などのIPパケット伝達ポリシーを決定する。
また、コアネットワーク2は、LTEの次の規格である5GSの場合、5GC(5G Core)が規定されている(例えば非特許公報2参照)。MMEに相当するものとして、5GCにおけるAMF(Access and Mobility Management Function)がある。5GCにおけるSMF(Session Management Function)/UPF(User Plane Function)は、それぞれSGWやPGW等の信号制御機能及びデータ転送機能を実行する。
[アクセスネットワーク3]
アクセスネットワーク3は、RANの場合、例えばUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)やLTEの無線技術が適用される。RANとして配置されたeNB(evolved Node B)又は5G基地局が、端末5と無線を介して通信する。
[データネットワーク4]
データネットワーク4は、代表的にThe InternetやIMS(IP Multimedia Subsystem)であり、多数の中継装置4群によって構成されている。コアネットワーク装置2同士及びアクセスネットワーク装置3同士を、中継装置4を介して接続する。
従来、コアネットワーク2及びアクセスネットワーク3の中で、端末5の端末位置情報に基づいて最短経路となるSGW/PGWやSMF/UPFを選択する技術がある(例えば非特許公報1、2参照)この技術によっては、双方向通信の発信側端末及び着信側端末のそれぞれにとって、最短経路となる中継装置を選択することができる。
また、移動通信システムでは、端末間通信のIPパケットのルートを最適化する技術もある(例えば非特許公報3参照)。この技術によれば、通信開始時には最短経路ではあっても、端末の移動等に伴って、IPアドレス管理装置(アンカー)を必ず経由するIPパケットのルート制御となるために、最短経路ではなくなるという課題を解決する。
3GPP TS 23.401、「General Packet Radio Service (GPRS) enhancements for Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN) access」、[online]、[平成30年7月11日検索]、インターネット<URL:https://portal.3gpp.org/desktopmodules/Specifications/SpecificationDetails.aspx?specificationId=849> 3GPP TS 23.501 「System Architecture for the 5G System」、[online]、[平成30年7月11日検索]、インターネット<URL:https://portal.3gpp.org/desktopmodules/Specifications/SpecificationDetails.aspx?specificationId=3144> Electronics and Communications in Japan, Part 1, Vol. 86, No. 2, 2003, "Method for Next-Generation Mobile Networks"
アプリケーションによっては、2つの端末間で低遅延の双方向通信が要求される。例えば、ビデオ通話や、インタラクションゲーム、遠隔医療等のアプリケーションがある。低遅延の要件を満たすために、移動通信システムでは特に、ユーザプレーンにおける最短経路を選択することが必要となる。
これに対し、前述した非特許公報1及び2に記載の技術によれば、必ずしも双方向通信にとっての最短経路になるとは限らない。また、非特許公報3に記載の技術によれば、端末のIPアドレスがカプセル化されているトンネル区間までも、最短経路にすることはできない。
そこで、本発明は、移動通信システムにおけるネットワーク装置間に対して、双方向通信のトンネル区間を最短経路となる中継装置を介して中継するデータ中継方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、アプリケーションサーバの制御に基づいて、発信側端末における発信側アクセスネットワーク装置及び発信側コアネットワーク装置と、着信側端末における着信側アクセスネットワーク装置及び着信側コアネットワーク装置との間で、アプリケーション用のデータを、中継装置を介して通信させるシステムのデータ中継方法であって、
発信側コアネットワーク装置及び着信側コアネットワーク装置はそれぞれ、発信側端末位置情報及び着信側端末位置情報の組み合わせ毎に、中継装置を紐付けた経路テーブルを登録しており、
アプリケーションサーバが、発信側端末から、発信側アクセスネットワーク装置及び発信側コアネットワーク装置を介してアプリセッション確立要求を受信した後、発信側コアネットワーク装置から発信側端末位置情報を取得し、着信側アクセスネットワーク装置及び着信側コアネットワーク装置を介して着信側端末へ、アプリセッション確立要求を送信した後、着信側コアネットワーク装置から着信側端末位置情報を取得する第1のステップと、
アプリケーションサーバが、発信側端末位置情報及び着信側端末位置情報を含む中継通信路確立要求を、発信側コアネットワーク装置及び着信側コアネットワーク装置の両方へ送信する第2のステップと、
発信側コアネットワーク装置は、自らの経路テーブルを用いて、発信側端末位置情報及び着信側端末位置情報に紐付けられた中継装置を選択し、当該中継装置へ、発信側トンネル識別子を含む発信側トンネル確立要求を送信すると共に、着信側コアネットワーク装置も、自らの経路テーブルを用いて、発信側端末位置情報及び着信側端末位置情報に紐付けられた中継装置を選択し、当該中継装置へ、着信側トンネル識別子を含む着信側トンネル確立要求を送信する第3のステップと、
中継装置は、発信側トンネル識別子に基づくデータと、着信側トンネル識別子に基づくデータとを相互に中継する第4のステップと
を有することを特徴とする。
本発明のシステムのデータ中継方法における他の実施形態によれば、
アプリケーションサーバの制御に基づいて、発信側アクセスネットワーク装置と着信側アクセスネットワーク装置との間で、アプリケーション用のユーザプレーンデータを、中継装置を介して通信させるために、
第3のステップについて、
発信側として、
発信側トンネル識別子は、第11のユーザプレーントンネル識別子であり、
発信側トンネル確立要求は、中継装置における第11のユーザプレーントンネル識別子を含む発信側ユーザプレーントンネル確立要求であり、
発信側コアネットワーク装置は、発信側アクセスネットワーク装置へ、第11のユーザプレーン用トンネル識別子を含むユーザプレーントンネル確立要求を送信し、
発信側アクセスネットワーク装置は、発信側コアネットワーク装置へ、第12のユーザプレーン用トンネル識別子を含むユーザプレーントンネル対向情報通知を送信し、
発信側コアネットワーク装置は、ユーザプレーントンネル対向情報通知を、中継装置へ転送し、
着信側として、
着信側トンネル識別子は、第21のユーザプレーントンネル識別子であり、
着信側トンネル確立要求は、中継装置における第21のユーザプレーントンネル識別子を含む着信側ユーザプレーントンネル確立要求であり、
着信側コアネットワーク装置は、着信側アクセスネットワーク装置へ、第21のユーザプレーン用トンネル識別子を含むユーザプレーントンネル確立要求を送信し、
着信側アクセスネットワーク装置は、着信側コアネットワーク装置へ、第22の着信側ユーザプレーン用トンネル識別子を含むユーザプレーントンネル対向情報通知を送信し、
着信側コアネットワーク装置は、ユーザプレーントンネル対向情報通知を、中継装置へ転送し、
第4のステップについて、
中継装置は、自らの第11のユーザプレーン用トンネル識別子と、発信側アクセスネットワーク装置の第12のユーザプレーン用トンネル識別子との間に発信側ユーザプレーン用トンネルを確立し、自らの第21のユーザプレーン用トンネル識別子と、着信側アクセスネットワーク装置の第22のユーザプレーン用トンネル識別子との間に着信側ユーザプレーン用トンネルを確立し、発信側ユーザプレーン用トンネル及び着信側ユーザプレーン用トンネルを介してユーザプレーンデータを中継する
ことも好ましい。
本発明のシステムのデータ中継方法における他の実施形態によれば、
アプリケーションサーバの制御に基づいて、発信側コアネットワーク装置と着信側コアネットワーク装置との間で、アプリケーション用の制御プレーンデータを、中継装置を介して通信させるために、
第3のステップについて、
発信側として、
発信側トンネル識別子は、第31の制御プレーントンネル識別子であり、
発信側トンネル確立要求は、中継装置における第31の制御プレーントンネル識別子を含む発信側制御プレーントンネル確立要求であり、
発信側コアネットワーク装置は、中継装置へ、自らの第32の制御プレーン用トンネル識別子を含む制御プレーントンネル対向情報通知を送信し、
着信側として、
着信側トンネル識別子は、第41の制御プレーントンネル識別子であり、
着信側トンネル確立要求は、中継装置における第41の制御プレーントンネル識別子を含む着信側制御プレーントンネル確立要求であり、
着信側コアネットワーク装置は、中継装置へ、自らの第42の制御プレーン用トンネル識別子を含む制御プレーントンネル対向情報通知を送信し、
第4のステップについて、
中継装置は、自らの第31の制御プレーン用トンネル識別子と、発信側コアネットワーク装置の第32の制御プレーン用トンネル識別子との間に発信側制御プレーン用トンネルを確立し、自らの第41の制御プレーン用トンネル識別子と、着信側コアネットワーク装置の第42の制御プレーン用トンネル識別子との間に着信側制御プレーン用トンネルを確立し、発信側制御プレーン用トンネル及び着信側制御プレーン用トンネルを介して制御プレーンデータを中継する
ことも好ましい。
本発明のシステムのデータ中継方法における他の実施形態によれば、
第1のステップについて、アプリケーションサーバは、発信側端末と着信側端末との間にセッション識別子を割り当てており、
第2のステップについて、アプリケーションサーバは、中継通信路確立要求にセッション識別子を更に含めており、
第3のステップについて、発信側コアネットワーク装置は、発信側トンネル確立要求にセッション識別子を更に含めると共に、着信側コアネットワーク装置も、着信側トンネル確立要求にセッション識別子を更に含め、
第4のステップについて、中継装置は、セッション識別子に紐付くプレーンデータを相互に中継する
ことも好ましい。
本発明のシステムのデータ中継方法における他の実施形態によれば、
発信側コアネットワーク装置又は着信側コアネットワーク装置は、配下の端末が、異なるアクセスネットワーク装置にハンドオーバした際に、アプリケーションサーバへ、変更された端末位置情報を含む端末位置情報変更要求を送信し、
その後、第3のステップ及び第4のステップを実行する
ことも好ましい。
本発明のシステムのデータ中継方法における他の実施形態によれば、
EPC(Evolved Packet Core)の場合、中継装置は、制御プレーンとしてのSGW(Serving-Gateway)及びPGW(PDN(Packet Data Network)-Gateway)として機能し、及び/若しくは、ユーザプレーンとしてのSGW及びPGWとして機能し、
又は、
5GS(5 Generation System)の場合、中継装置は、制御プレーンとしてのSMF(Session Management Function)として機能し、及び/若しくは、ユーザプレーンとしてのUPF(User Plane Function)として機能する
ことも好ましい。
本発明のシステムのデータ中継方法における他の実施形態によれば、
発信側アクセスネットワーク装置及び/又は着信側アクセスネットワーク装置は、RAN(Radio Access Network)であり、
発信側端末位置情報及び/又は着信側端末位置情報は、基地局のセル識別子である
ことも好ましい。
本発明のデータ中継方法によれば、移動通信システムにおけるネットワーク装置間に対して、双方向通信のトンネル区間を最短経路となる中継装置を介して中継することができる。また、最短経路の中継装置を選択することによって、データネットワークにおける通信リソースの利用効率を高めることにもつながる。
従来技術における移動通信システムの概略的な構成図である。 本発明におけるユーザプレーンデータ及び制御プレーンデータのフローを表す第1の説明図である。 本発明における基本シーケンス図である。 本発明における第1のステップのシーケンス図である。 第3のステップにおけるシーケンス図である。 本発明におけるユーザプレーンデータ及び制御プレーンデータのフローを表す第2の説明図である。 制御プレーンにおける第3のステップのシーケンス図である。 端末がハンドオーバした際のシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図2は、本発明におけるユーザプレーンデータ及び制御プレーンデータのフローを表す第1の説明図である。
図2における本発明の移動通信システムは、図1と比較して、発信側アクセスネットワーク装置31と着信側アクセスネットワーク装置32との間で、ユーザプレーンデータを中継するために、データネットワークとして1つの中継装置4のみが介在している。
EPCの場合、中継装置4は、ユーザプレーンとしてのSGW及びPGWとして機能する。また、5GSの場合、中継装置4は、ユーザプレーンとしてのUPFとして機能する。
図3は、本発明における基本シーケンス図である。
図3によれば、アプリケーションサーバ1の制御に基づいて、発信側端末51における発信側コアネットワーク装置21と、着信側端末52における着信側コアネットワーク装置22との間で、アプリケーション用のデータを、中継装置4を介して通信させる。
ここで、発信側コアネットワーク装置21及び着信側コアネットワーク装置22はそれぞれ、以下のように紐付けた「経路テーブル」を登録している。
発信側端末位置情報及び着信側端末位置情報の組み合わせ毎 -> 中継装置4
即ち、発信側端末51のCell-IDと着信側端末52のCell-IDの組み合わせ毎に、中継装置4のアドレス情報(FQDN、IPアドレス等)が登録されている。
また、発信側アクセスネットワーク装置31及び/又は着信側アクセスネットワーク装置32が、RAN(Radio Access Network)である場合、発信側端末位置情報及び/又は着信側端末位置情報は、基地局のセル識別子であってもよい。
尚、端末5の位置情報は様々な粒度で表現することができ、Cell-IDに代えて、基地局IDやTAI(Tracking Area Identifier)であってもよい。
コアネットワーク装置2がEPCである場合、Cell-IDは、加入者サーバ(HSS)やPCRF経由でMMEから取得される。また、Cell-IDは、ECGI(E-UTRAN Cell Global Identifier)であってもよい。
また、コアネットワーク装置が5Gコアである場合、AMFからCell-IDを取得するものであってもよい。勿論、Cell-IDは、複数のCell同士で、再利用されるものであってもよい。
図3によれば、以下の4つのステップが実行されている。
(S1:第1のステップ)
アプリケーションサーバ1が、発信側コアネットワーク装置21から発信側端末位置情報を取得し、着信側コアネットワーク装置22から着信側端末位置情報を取得する。
(S2:第2のステップ)
アプリケーションサーバ1が、発信側端末位置情報及び着信側端末位置情報を含む「中継通信路確立要求」を、発信側コアネットワーク装置21及び着信側コアネットワーク装置22の両方へ送信する。
例えば、コアネットワーク装置2がEPCである場合、中継通信路確立要求としては、アプリケーションサーバ1がPCRFへDiameter:AARリクエストを送信し、更にPCRFがPGWへDiameter:RARリクエストを送信することとなる。
また、コアネットワーク装置2が5Gコアである場合、中継通信路確立要求としては、アプリケーションサーバ1がPCFへNpcf_Policy Authorization createリクエストを送信し、PCFがSMFへNpcf_SMPolicyControl Updateリクエストを送信することとなる。
他の実施形態として、アプリケーションサーバ1が、前述した経路テーブルを保持するものであってもよい。その場合、アプリケーションサーバ1が、発信側端末位置情報及び着信側端末位置情報に代えて、自らの経路テーブルによって選択した「中継装置ID」又は「中継装置アドレス情報」を、中継通信路確立要求に含めるものであってもよい。ここで、コアネットワーク装置2は、中継装置IDを取得した場合、中継装置IDから中継装置アドレス情報を得ることができるテーブルを持っておく必要がある。
(S3:第3のステップ)
発信側コアネットワーク装置21は、自らの経路テーブルを用いて、発信側端末位置情報及び着信側端末位置情報に紐付けられた中継装置4を選択する。そして、発信側コアネットワーク装置21は、当該中継装置へ、発信側トンネル識別子を含む発信側トンネル確立要求を送信する。
また、着信側コアネットワーク装置22も、自らの経路テーブルを用いて、発信側端末位置情報及び着信側端末位置情報に紐付けられた中継装置4を選択し、当該中継装置へ、着信側トンネル識別子を含む着信側トンネル確立要求を送信する。
(S4:第4のステップ)
中継装置4は、発信側トンネル識別子に基づくデータと、着信側トンネル識別子に基づくデータとを相互に中継する。
そのために、発信側コアネットワーク装置21及び着信側コアネットワーク装置22はそれぞれ、ユーザプレーンのトンネル確立要求を中継装置4へ送信することによって、発信側アクセスネットワーク装置31及び着信側アクセスネットワーク装置32の間に、発信側端末51及び着信側端末52専用のユーザプレーンのトンネルを確立する。
また、発信側コアネットワーク装置21及び着信側コアネットワーク装置22はそれぞれ、制御プレーンのトンネル確立要求を中継装置4へ送信することによって、発信側コアネットワーク装置21及び着信側コアネットワーク装置22の間に、発信側端末51及び着信側端末52専用の制御プレーンのトンネルを確立する。
図4は、本発明における第1のステップのシーケンス図である。
(S11)発信側端末51は、着信側端末52との間で双方向アプリケーションで通信するために、発信側アクセスネットワーク装置31及び発信側コアネットワーク装置21を介してアプリケーションサーバ1へ、「アプリセッション確立要求」を送信する。
アプリケーションサーバ1が例えばIMSである場合、アプリセッション確立要求は、INVITEリクエストである。
このとき、アプリケーションサーバ1は、発信側端末51と着信側端末52との組み合わせに対する新たなセッションであることを認識し、セッション識別子を割り当てる。
(S12)アプリケーションサーバ1は、発信側コアネットワーク装置21へ、「端末位置情報要求」を送信する。これによって、発信側コアネットワーク装置21から、発信側端末位置情報を取得する。
(S13)アプリケーションサーバ1は、着信側コアネットワーク装置21及び着信側アクセスネットワーク装置32を介して、着信側端末52へ、「アプリセッション確立要求」を送信する。これに対して、着信側端末52は、着信側アクセスネットワーク装置32及び着信側コアネットワーク装置22を介して、アプリケーションサーバ1へ、アプリセッション確立応答を送信する。
(S14)アプリケーションサーバ1は、着信側コアネットワーク装置22へ、「端末位置情報要求」を送信する。これによって、着信側コアネットワーク装置22から、着信側端末位置情報を取得する。
(S15)そして、アプリケーションサーバ1は、発信側コアネットワーク装置21及び発信側アクセスネットワーク装置31を介して発信側端末51へ、「アプリセッション確立応答」を送信する。
尚、アプリケーションサーバ1が例えばIMSである場合、アプリセッション確立応答は、200レスポンス又は183レスポンスであってもよい。
(S2)アプリケーションサーバ1は、中継通信路確立要求にセッション識別子を更に含める。尚、中継通信路確立要求に新たなセッション識別子を含めることなく、他のセッション識別子を再利用するものであってもよい。
(S3)発信側コアネットワーク装置は、発信側トンネル確立要求にセッション識別子を更に含めると共に、着信側コアネットワーク装置も、着信側トンネル確立要求にセッション識別子を更に含める。
(S4)中継装置は、セッション識別子に紐付くプレーンデータを相互に中継する。
図5は、本発明の第3のステップにおけるシーケンス図である。
図5によれば、アプリケーションサーバ1の制御に基づいて、発信側アクセスネットワーク装置31と着信側アクセスネットワーク装置32との間で、アプリケーション用のユーザプレーンデータを、中継装置4を介して通信させる。
図5によれば、S3における発信側として、以下のステップを実行する。
(S311)発信側コアネットワーク装置21は、発信側トンネル確立要求として、中継装置4へ、当該中継装置4における第11のユーザプレーントンネル識別子(IDa1)を含む発信側ユーザプレーントンネル確立要求を送信する。尚、発信側ユーザプレーントンネル確立要求には、QoS情報及びセッション識別子を更に含むものであってもよい。
(S312)発信側コアネットワーク装置21は、発信側アクセスネットワーク装置31へ、第11のユーザプレーン用トンネル識別子(IDa1)を含むユーザプレーントンネル確立要求を送信する。
(S313)発信側アクセスネットワーク装置31は、発信側端末51との間で、無線通信路(無線ベアラ)を確立する。
(S314)発信側アクセスネットワーク装置31は、発信側コアネットワーク装置21へ、第12のユーザプレーン用トンネル識別子(IDa2)を含むユーザプレーントンネル対向情報通知を送信する。
(S315)発信側コアネットワーク装置21は、ユーザプレーントンネル対向情報通知を、中継装置4へ転送する。
また、図5によれば、S3における着信側として、以下のステップを実行する。
(S321)着信側コアネットワーク装置22は、着信側トンネル確立要求として、中継装置4へ、当該中継装置4における第21のユーザプレーントンネル識別子(IDb1)を含む着信側ユーザプレーントンネル確立要求を送信する。尚、着信側ユーザプレーントンネル確立要求には、QoS情報及びセッション識別子を更に含むものであってもよい。
(S322)着信側コアネットワーク装置22は、着信側アクセスネットワーク装置32へ、第21のユーザプレーン用トンネル識別子(IDb1)を含むユーザプレーントンネル確立要求を送信する。
(S323)着信側アクセスネットワーク装置32は、着信側端末52との間で、無線通信路(無線ベアラ)を確立する。
(S324)着信側アクセスネットワーク装置32は、着信側コアネットワーク装置22へ、第22の着信側ユーザプレーン用トンネル識別子(IDb2)を含むユーザプレーントンネル対向情報通知を送信する。
(S325)着信側コアネットワーク装置22は、ユーザプレーントンネル対向情報通知を、中継装置へ転送する。
これによって、図5によれば、S4におけるユーザプレーントンネルとして、以下のように確立される。
中継装置4は、自らの第11のユーザプレーン用トンネル識別子(IDa1)と、発信側アクセスネットワーク装置31の第12のユーザプレーン用トンネル識別子(IDa2)との間に発信側ユーザプレーン用トンネルを確立する。
また、中継装置4は、自らの第21のユーザプレーン用トンネル識別子(IDb1)と、着信側アクセスネットワーク装置32の第22のユーザプレーン用トンネル識別子(IDb2)との間に着信側ユーザプレーン用トンネルを確立する。
これによって、中継装置4は、発信側ユーザプレーン用トンネル及び着信側ユーザプレーン用トンネルを介してユーザプレーンデータを中継する。
また、中継装置4は、発信側ユーザプレーン用トンネル及び着信側ユーザプレーン用トンネルに、セッション識別子を紐付けて管理する。
尚、発信側ユーザプレーン用トンネルを、発信側端末51のIPアドレスに紐付けるものであってもよいし、着信側ユーザプレーン用トンネルを、着信側端末52のIPアドレスに紐付けるものであってもよい。
図6は、本発明におけるユーザプレーンデータ及び制御プレーンデータのフローを表す第2の説明図である。
図6における本発明の移動通信システムは、図2と比較して更に、データネットワークとして1つの中継装置4が、発信側コアネットワーク装置21と着信側コアネットワーク装置22との間で、制御プレーンデータを更に中継している。
EPCの場合、中継装置4は、制御プレーンとしてのSGW及びPGWとして機能し、又は、ユーザプレーンとしてのSGW及びPGWとして機能する。また、5GSの場合、中継装置4は、制御プレーンとしてのSMFとして、又は、ユーザプレーンとしてのUPFとして機能する。
図7は、制御プレーンにおける第3のステップのシーケンス図である。
図7によれば、アプリケーションサーバ1の制御に基づいて、発信側コアネットワーク装置21と着信側コアネットワーク装置22との間で、アプリケーション用の制御プレーンデータを、中継装置4を介して通信させる。
図7によれば、S3における発信側として、以下のステップを実行する。
(S311)発信側コアネットワーク装置21は、発信側トンネル確立要求として、中継装置4へ、当該中継装置4における第31の制御プレーントンネル識別子(IDc1)を含む発信側制御プレーントンネル確立要求を送信する。尚、発信側制御プレーントンネル確立要求には、QoS情報及びセッション識別子を更に含むものであってもよい。
(S315)発信側コアネットワーク装置21は、中継装置4へ、第32の制御プレーン用トンネル識別子(IDc2)を含む制御プレーントンネル対向情報通知を送信する。
また、図7によれば、S3における着信側として、以下のステップを実行する。
(S321)着信側コアネットワーク装置22は、着信側トンネル確立要求として、中継装置4へ、当該中継装置4における第41の制御プレーントンネル識別子(IDd1)を含む着信側制御プレーントンネル確立要求を送信する。尚、着信側制御プレーントンネル確立要求には、QoS情報及びセッション識別子を更に含むものであってもよい。
(S325)着信側コアネットワーク装置22は、中継装置4へ、第42の制御プレーン用トンネル識別子(IDd2)を含む制御プレーントンネル対向情報通知を送信する。
これによって、図7によれば、S4における制御プレーントンネルとして、以下のように確立される。
中継装置4は、自らの第31の制御プレーン用トンネル識別子(IDc1)と、発信側コアネットワーク装置の第32の制御プレーン用トンネル識別子(IDc2)との間に発信側制御プレーン用トンネルを確立する。
また、中継装置4は、自らの第41の制御プレーン用トンネル識別子(IDd1)と、着信側コアネットワーク装置の第42の制御プレーン用トンネル識別子(IDd2)との間に着信側制御プレーン用トンネルを確立する。
これによって、中継装置4は、発信側制御プレーン用トンネル及び着信側制御プレーン用トンネルを介して制御プレーンデータを中継する。
また、中継装置4は、発信側制御プレーン用トンネル及び着信側制御プレーン用トンネルに、セッション識別子を紐付けて管理する。
図8は、端末がハンドオーバした際のシーケンス図である。
図8によれば、着信側端末52が、移動することによってハンドオーバしている。
(S81)着信側端末52は、アクセスネットワーク装置321からアクセスネットワーク装置322へ、通信先を切り替えている。
(S82)アクセスネットワーク装置322は、コアネットワーク装置22へパス切替要求を送信する。
(S83)コアネットワーク装置22は、アクセスネットワーク装置321からアクセスネットワーク装置322へ、通信先を切り替えるため、データ通信路修正要求を、既に中継している中継装置41へ送信する。
(S84)また、コアネットワーク装置22は、更新された端末位置情報を含む端末位置情報通知を、アプリケーションサーバ1へ送信する。
(S85)アプリケーションサーバ1は、前述したS2及びS3を実行する。これによって、経路テーブルを用いて、ハンドオーバ後の端末位置情報に対応する中継装置42が選択される。
以上、詳細に説明したように、本発明のデータ中継方法によれば、移動通信システムにおけるネットワーク装置間に対して、双方向通信のトンネル区間を最短経路となる中継装置を介して中継することができる。また、最短経路の中継装置を選択することによって、データネットワークにおける通信リソースの利用効率を高めることにもつながる。
前述した本発明の種々の実施形態について、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
1 アプリケーションサーバ
2 コアネットワーク
21 発信側コアネットワーク装置
22 着信側コアネットワーク装置
3 アクセスネットワーク
31 発信側アクセスネットワーク装置
32 着信側アクセスネットワーク装置
4 中継装置、データネットワーク
5 端末
51 発信側端末
52 着信側端末

Claims (7)

  1. アプリケーションサーバの制御に基づいて、発信側端末における発信側アクセスネットワーク装置及び発信側コアネットワーク装置と、着信側端末における着信側アクセスネットワーク装置及び着信側コアネットワーク装置との間で、アプリケーション用のデータを、中継装置を介して通信させるシステムのデータ中継方法であって、
    発信側コアネットワーク装置及び着信側コアネットワーク装置はそれぞれ、発信側端末位置情報及び着信側端末位置情報の組み合わせ毎に、中継装置を紐付けた経路テーブルを登録しており、
    アプリケーションサーバが、発信側端末から、発信側アクセスネットワーク装置及び発信側コアネットワーク装置を介してアプリセッション確立要求を受信した後、発信側コアネットワーク装置から発信側端末位置情報を取得し、着信側アクセスネットワーク装置及び着信側コアネットワーク装置を介して着信側端末へ、アプリセッション確立要求を送信した後、着信側コアネットワーク装置から着信側端末位置情報を取得する第1のステップと、
    アプリケーションサーバが、発信側端末位置情報及び着信側端末位置情報を含む中継通信路確立要求を、発信側コアネットワーク装置及び着信側コアネットワーク装置の両方へ送信する第2のステップと、
    発信側コアネットワーク装置は、自らの経路テーブルを用いて、発信側端末位置情報及び着信側端末位置情報に紐付けられた中継装置を選択し、当該中継装置へ、発信側トンネル識別子を含む発信側トンネル確立要求を送信すると共に、着信側コアネットワーク装置も、自らの経路テーブルを用いて、発信側端末位置情報及び着信側端末位置情報に紐付けられた中継装置を選択し、当該中継装置へ、着信側トンネル識別子を含む着信側トンネル確立要求を送信する第3のステップと、
    前記中継装置は、発信側トンネル識別子に基づくデータと、着信側トンネル識別子に基づくデータとを相互に中継する第4のステップと
    を有することを特徴とするシステムのデータ中継方法。
  2. アプリケーションサーバの制御に基づいて、発信側アクセスネットワーク装置と着信側アクセスネットワーク装置との間で、アプリケーション用のユーザプレーンデータを、中継装置を介して通信させるために、
    第3のステップについて、
    発信側として、
    前記発信側トンネル識別子は、第11のユーザプレーントンネル識別子であり、
    前記発信側トンネル確立要求は、中継装置における第11のユーザプレーントンネル識別子を含む発信側ユーザプレーントンネル確立要求であり、
    発信側コアネットワーク装置は、発信側アクセスネットワーク装置へ、第11のユーザプレーン用トンネル識別子を含むユーザプレーントンネル確立要求を送信し、
    発信側アクセスネットワーク装置は、発信側コアネットワーク装置へ、第12のユーザプレーン用トンネル識別子を含むユーザプレーントンネル対向情報通知を送信し、
    発信側コアネットワーク装置は、ユーザプレーントンネル対向情報通知を、中継装置へ転送し、
    着信側として、
    前記着信側トンネル識別子は、第21のユーザプレーントンネル識別子であり、
    前記着信側トンネル確立要求は、中継装置における第21のユーザプレーントンネル識別子を含む着信側ユーザプレーントンネル確立要求であり、
    着信側コアネットワーク装置は、着信側アクセスネットワーク装置へ、第21のユーザプレーン用トンネル識別子を含むユーザプレーントンネル確立要求を送信し、
    着信側アクセスネットワーク装置は、着信側コアネットワーク装置へ、第22の着信側ユーザプレーン用トンネル識別子を含むユーザプレーントンネル対向情報通知を送信し、
    着信側コアネットワーク装置は、ユーザプレーントンネル対向情報通知を、中継装置へ転送し、
    第4のステップについて、
    中継装置は、自らの第11のユーザプレーン用トンネル識別子と、発信側アクセスネットワーク装置の第12のユーザプレーン用トンネル識別子との間に発信側ユーザプレーン用トンネルを確立し、自らの第21のユーザプレーン用トンネル識別子と、着信側アクセスネットワーク装置の第22のユーザプレーン用トンネル識別子との間に着信側ユーザプレーン用トンネルを確立し、発信側ユーザプレーン用トンネル及び着信側ユーザプレーン用トンネルを介してユーザプレーンデータを中継する
    ことを特徴とする請求項1に記載のシステムのデータ中継方法。
  3. アプリケーションサーバの制御に基づいて、発信側コアネットワーク装置と着信側コアネットワーク装置との間で、アプリケーション用の制御プレーンデータを、中継装置を介して通信させるために、
    第3のステップについて、
    発信側として、
    前記発信側トンネル識別子は、第31の制御プレーントンネル識別子であり、
    前記発信側トンネル確立要求は、中継装置における第31の制御プレーントンネル識別子を含む発信側制御プレーントンネル確立要求であり、
    発信側コアネットワーク装置は、中継装置へ、自らの第32の制御プレーン用トンネル識別子を含む制御プレーントンネル対向情報通知を送信し、
    着信側として、
    前記着信側トンネル識別子は、第41の制御プレーントンネル識別子であり、
    前記着信側トンネル確立要求は、中継装置における第41の制御プレーントンネル識別子を含む着信側制御プレーントンネル確立要求であり、
    着信側コアネットワーク装置は、中継装置へ、自らの第42の制御プレーン用トンネル識別子を含む制御プレーントンネル対向情報通知を送信し、
    第4のステップについて、
    中継装置は、自らの第31の制御プレーン用トンネル識別子と、発信側コアネットワーク装置の第32の制御プレーン用トンネル識別子との間に発信側制御プレーン用トンネルを確立し、自らの第41の制御プレーン用トンネル識別子と、着信側コアネットワーク装置の第42の制御プレーン用トンネル識別子との間に着信側制御プレーン用トンネルを確立し、発信側制御プレーン用トンネル及び着信側制御プレーン用トンネルを介して制御プレーンデータを中継する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシステムのデータ中継方法。
  4. 第1のステップについて、アプリケーションサーバは、発信側端末と着信側端末との間にセッション識別子を割り当てており、
    第2のステップについて、アプリケーションサーバは、前記中継通信路確立要求に前記セッション識別子を更に含めており、
    第3のステップについて、発信側コアネットワーク装置は、発信側トンネル確立要求に前記セッション識別子を更に含めると共に、着信側コアネットワーク装置も、着信側トンネル確立要求に前記セッション識別子を更に含め、
    第4のステップについて、前記中継装置は、前記セッション識別子に紐付くプレーンデータを相互に中継する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のシステムのデータ中継方法。
  5. 発信側コアネットワーク装置又は着信側コアネットワーク装置は、配下の端末が、異なるアクセスネットワーク装置にハンドオーバした際に、アプリケーションサーバへ、変更された端末位置情報を含む端末位置情報変更要求を送信し、
    その後、第3のステップ及び第4のステップを実行する
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のシステムのデータ中継方法。
  6. EPC(Evolved Packet Core)の場合、前記中継装置は、制御プレーンとしてのSGW(Serving-Gateway)及びPGW(PDN(Packet Data Network)-Gateway)として機能し、及び/若しくは、ユーザプレーンとしてのSGW及びPGWとして機能し、
    又は、
    5GS(5 Generation System)の場合、前記中継装置は、制御プレーンとしてのSMF(Session Management Function)として機能し、及び/若しくは、ユーザプレーンとしてのUPF(User Plane Function)として機能する
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のシステムのデータ中継方法。
  7. 発信側アクセスネットワーク装置及び/又は着信側アクセスネットワーク装置は、RAN(Radio Access Network)であり、
    発信側端末位置情報及び/又は着信側端末位置情報は、基地局のセル識別子である
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のシステムのデータ中継方法。
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