JP6894690B2 - 口栓付液体用紙容器 - Google Patents

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Description

本発明は、牛乳やジュース等の飲料、その他の液体内容物を収容する口栓付液体用紙容器に関する。
従来、牛乳やジュース等の飲料、その他の液体内容物を収容する口栓付液体用紙容器として、板紙基材の表裏両面に熱可塑性樹脂を積層した紙容器材料より有底の胴部とその上を閉塞する頂部とで構成される、例えばゲーブルトップ型やブリック型に代表される紙容器本体が形成され、前記頂部の平面部に樹脂製の口栓が、該口栓のフランジ部を該頂部の平面部表面に液密に固定して設けられている口栓付液体用紙容器がある(例えば特許文献1,2参照。)。
このような口栓付液体用紙容器は、紙容器を切ったり破いたり、または穴を開けたりすることなく、口栓を開栓することにより収容した液体内容物を取り出すことができる。
口栓付液体用紙容器に収容した液体内容物が牛乳やジュース等の飲料である場合、開栓した口栓から飲料をコップなどに注いで移し替えて飲用するといったことが一般的であるが、口栓に口を付け紙容器から飲料を直接飲用するといったこともある。
特開2009−7017号公報 特開2014−227189号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載されている様な口栓付液体用紙容器は、口栓が設けられている頂部は傾斜している平面部或いは水平な平面部となっているため、例えば、液体内容物が牛乳やジュース等の飲料である場合、口栓の高さが低いと開栓した口栓から飲料をコップに注ぐ際、コップが紙容器の頂部と胴部の角部に当たり注ぎ難い。そのためコップを口栓から離した位置に置き、コップに飲料を注ぐといったことが行われているが、コップが口栓から離れているため注意しないと零してしまうおそれがあるといった問題があった。
また、収容されている飲料を最後まで注ぎ出し難く、紙容器内に残ってしまい無駄にしてしまうといった問題があった。また、口栓に口を付け紙容器から飲料を直接飲用する場合も、口栓に口を付けたとき鼻やあごが紙容器の頂部と胴部の角部に当たり、飲みにくいといった問題があった。
このような問題点を解決する手段として、口栓の高さを高くすることが考えられるが、口栓の高さを高くすると口栓付液体用紙容器の搬送等の障害になり、またコストアップの要因にもなるといった問題がある。
本発明者は、上記問題を解決するために、口栓付液体用紙容器をボトル状にすることに着目し、研究を重ねた結果、本発明をするに到った。
本発明の目的は、収容する液体内容物を注ぎ易く、且つ最後まで容易に注ぐことができるようにするとともに、口栓に直接口を付けて飲み易くし、併せて優れた意匠性を発揮できる口栓付液体用紙容器を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、紙基材の表裏両面の最外層に熱可塑性樹脂層が積層されている紙容器素材で上部を開口する有底筒状に形成された紙容器本体の開口部に口栓を備えた口栓付液体用紙容器であって、前記紙容器本体には、筒部の開口端を底辺とする二等辺三角形の両斜辺を谷折りし、底辺の中央を通る垂直線を山折りして形成した三角形を、その底辺の両角部同士を合わせ重ねるようにして筒壁を折り畳んだ折り畳み部が開口部の周方向に間隔を空けて放射状に外方へ突出するように形成されており、前記口栓は、前記紙容器本体の折り畳み部が形成された前記開口部内に挿入される筒状挿入部を有し、前記筒状挿入部の外周に、前記折り畳み部内へ挿入される板状突片が形成され、前記板状突片にはその上端縁に、前記折り畳み部の端部に当接する鍔状部が設けられており、前記紙容器本体の前記開口部と前記口栓の筒状挿入部が、前記紙容器本体の折り畳み部と前記口栓の板状突片が、および前記折り畳み部と前記鍔状部が溶着により固定されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記紙容器本体は、前記筒部の開口端を底辺とする二等辺三角形の両斜辺を谷折りし、底辺の中央を通る垂直線を山折りして形成した三角形を、その底辺の両角部同士を合わせ重ねるようにして筒壁を折り畳んだので、前記紙容器本体を、前記折り畳み部の三角形の頂部から前記口栓を備える前記開口部方向に向かって内径が円錐状に縮径するボトル状に容易に形成することができる。
このことにより、開栓した前記口栓から飲料内容物をコップに注ぐ際、コップを前記口栓に接近させて注ぐことができるので注ぎ易く、また、最後まで容易に注ぎ出し切ることができ、また、前記口栓に直接口をつけて液体内容物を飲む際にも、鼻や顎が紙容器にぶつかるといったことがなく、容易に液体内容物を飲むことができる。
また、前記口栓は、前記紙容器本体の折り畳み部が形成された前記開口部内に挿入される筒状挿入部を有し、前記筒状挿入部の外周に、前記折り畳み部内へ挿入される板状突片が形成され、前記板状突片にはその上端縁に、前記折り畳み部の端部に当接する鍔状部が設けられており、前記紙容器本体の前記開口部と前記口栓の筒状挿入部が、前記紙容器本体の折り畳み部と前記口栓の板状突片が、および前記折り畳み部と前記鍔状部が溶着により固定されているので、前記紙容器本体と前記口栓のシール性が高く、前記紙容器本体と前記口栓との間からの液漏れを効果的に防止することができる。
特に、前記口栓の前記板状突片にはその上端縁に、前記紙容器本体に形成された前記折り畳み部の端部に当接し、前記折り畳み部の端部に溶着される鍔状部が設けられているので、仮に前記紙容器本体の前記折り畳み部と前記口栓の前記板状突片との間から前記紙容器本体に収容されている液体内容物が滲んできたような場合であっても、前記紙容器本体に形成された前記折り畳み部の端部に溶着されている前記口栓の前記鍔状部により、前記紙容器本体に収容されている液体内容物が前記紙容器本体から外に漏れることを確実に防ぐことができる。
また、前記紙容器本体は、前記筒部の開口端を底辺とする二等辺三角形の両斜辺を谷折りし、底辺の中央を通る垂直線を山折りして形成した三角形を、その底辺の両角部同士を合わせ重ねるようにして前記筒壁を折り畳んだ前記折り畳み部が前記開口部の周方向に間隔を空けて放射状に外方へ突出するように形成されているので、前記折り畳み部を前記容器本体から確実に且つ容易に放射方向へ起立するように外方へ突出させることができ、この放射方向へ起立するように外方へ突出する前記折り畳み部が、安定したリズム感を醸し出して独特の美観を発揮し、意匠性の一層高い口栓付液体用紙容器を得ることができる。
また、前記筒部の開口端を底辺とする三角形の底辺の長さや頂部の位置などを調整することにより、前記筒部が前記開口部方向に向かって円錐状に縮径する度合いを容易に調整することができ、口栓付液体用紙容器の形状を容易に望んだ形状とすることができる。
本発明に係る口栓付液体用紙容器によれば、その形状をボトル状とすることができ、開栓した口栓から液体内容物をコップに注ぐ際、コップを口栓に接近させて注ぐことができるので注ぎ易く、また、口栓に直接口をつけて液体内容物を飲む際にも、鼻や顎が紙容器にぶつかるといったことがなく、容易に液体内容物を飲むことができる。
また、紙容器本体は、開口端を底辺とする三角形を、その底辺の両角部同士を合わせ重ねるようにして折り畳んだ折り畳み部が開口部の周方向に間隔を空けて放射状に外方へ突出するように形成されているので、放射状に外方へ突出する前記折り畳み部が独特の美観を発揮し、意匠性の高い口栓付液体用紙容器を得ることができる。
本発明に係る口栓付液体用紙容器の実施の形態の第1例を示す斜視図である。 図1に示す紙容器本体の斜視図である。 図1に示す紙容器本体の開口部の拡大斜視図である。 図1に示す紙容器本体の展開図である。 図1に示す口栓の斜視図である。 図5に示す口栓の断面図である。 口栓の他例を示す斜視図である。 図1に示す紙容器本体の開口部に口栓を取り付ける手順を示す説明図である。 本発明に係る口栓付液体用紙容器の実施の形態の第2例を示す斜視図である。 図9に示す紙容器本体の筒部の展開図である。
以下、本発明に係る口栓付液体用紙容器の実施の形態の一例を、図面を参照して詳細に説明する。
図1乃至図8は本発明に係る口栓付液体用紙容器の実施の形態の第1例を示し、図1は本例の口栓付液体用紙容器を示す斜視図、図2は図1に示す紙容器本体の斜視図、図3は図1に示す紙容器本体の開口部の拡大斜視図、図4は図1に示す紙容器本体の展開図、図5は図1に示す口栓の斜視図、図6は図5に示す口栓の断面図、図7は口栓の他例を示す斜視図、図8は図1に示す紙容器本体の開口部に口栓を取り付ける手順を示す説明図である。
第1例の口栓付液体用紙容器は、紙基材の表裏両面の最外層に熱可塑性樹脂層が積層されている紙容器素材で上部を開口する有底筒状に形成された紙容器本体1の開口部2に口栓3を備えている。
紙容器本体1には、筒壁5に筒部4の開口端4aを底辺7とする複数の三角形8(8a,8b)を周方向に等間隔を空けて設け、各三角形8(8a,8b)の底辺7の両角部7a,7b同士を合わせ重ねるようにして筒壁5を折り畳んだ折り畳み部9が開口部2の周方向に間隔を空けて放射状に外方へ突出するように形成されている。
更に詳細には、第1例の紙容器本体1は、図4に示される展開構造を有するカートンブランクス10によって組み立てられる。
カートンブランクス10は、筒部4となる筒部縦折線11,12,13を介して4つの筒壁パネル14,15,16,17を備え、筒壁パネル17にシール縦折線18を介して縦方向シールパネル19が連設されている。筒壁パネル14,15,16,17の上端20は、組み立てられた筒部4の開口端4aとなる。
筒壁パネル14,15,16,17には、組み立てられた筒部4の開口端4a、即ち、筒壁パネル14,15,16,17の上端20を底辺7とし、筒部縦折線11,12,13の所定の位置を頂部21とする三角形8aが設けられており、また、筒壁パネル17と縦方向シールパネル19には、筒壁パネル17の上端20を底辺7とし、シール縦折線18の所定の位置を頂部21とする三角形8aが設けられている。これらの三角形8aの2本の斜辺22a,22bは折線により形成されている。三角形8aにあっては、本例では二等辺三角形となっている。
更に、筒壁パネル14,15,16,17には、三角形8aの間に位置して、筒壁パネル14,15,16,17の上端20を底辺7とする三角形8bが設けられている。これらの三角形8bの2本の斜辺22a,22bは折線により形成されている。また、筒壁パネル14,15,16,17には、三角形8bの底辺7の中央を通り頂部21に繋がる垂直線23が折線により形成されている。
各三角形8a,8bは全て同じ形状、同じ大きさとなっており、筒壁パネル14,15,16,17の上端20に沿って等間隔を空けて配置されている。
筒壁パネル14,16の下端には、底部横折線24,25を介して互いに対向する一対の外側底部パネル26,27が連設され、筒壁パネル15,17の下端には、底部横折線28,29を介して互いに対向する一対の内側底部パネル30,31が連設されている。
このような展開構造を有するカートンブランクス10による第1例の紙容器本体1の組み立ては、先ず、筒部縦折線11,12,13及びシール縦折線18を山折りして縦方向シールパネル19を筒壁パネル14の縦縁にシールすることにより、四角の筒部4を形成する。
次に、筒部4における筒壁パネル15,17の下端に連設されている一対の内側底部パネル30,31の外側に、筒壁パネル14,16の下端に連設されている一対の外側底部パネル26,27が折り畳まれてシールされて密封されることによって底部32を形成する。
次に、各三角形8a,8bの両斜辺22a,22bを谷折りし、三角形8bの底辺7の中央を通る垂直線23を山折りし、底辺7の両角部7a,7b同士を合わせ重ねるようにして折り畳み部9を形成する。
このようにして、筒壁5を折り畳んだ折り畳み部9が容器本体1の開口部2の周方向に間隔を空けて放射状に外方へ突出するように形成された紙容器本体1が組み立てられる(図2参照。)。
紙容器本体1の開口部2に備えられる口栓3にあっては、合成樹脂製のスパウト33とキャップ34から構成されている。スパウト33は外周面にねじ部35を有し、キャップ34は内周面にねじ部35に螺合するねじ部36を有しており、スパウト33の外周にキャップ34が螺着している。
スパウト33は、紙容器本体1の開口部2内に挿入される筒状挿入部37を有しており、筒状挿入部37の外周には、紙容器本体1の開口部2の周方向に形成されている折り畳み部9内へ挿入される板状突片38が放射状に形成されている。板状突片38の突出長は、折り畳み部9の深さに対応する長さであることが好ましい。
また、口栓3の板状突片38にはその上端縁に、紙容器本体1の開口部2の開口端2aとなる折り畳み部9の端部9a、即ち、折り畳まれた三角形8a,8bの底辺7に当接し、折り畳み部9の端部9aに溶着される鍔状部39が設けられている。更に、各板状突片38の間における筒状挿入部37の外周には、紙容器本体1の開口部2の各折り畳み部9の端部9a間における開口端2aに当接する突状部40が設けられている。
本例では、鍔状部39は、折り畳み部9の端部9aより長く且つ板状突片38の幅より広幅の板状となっており、また突状部40は、少なくとも紙容器本体1の開口部2の開口端2aを越える突出幅に形成されている。
筒状挿入部37の外周に設けられた鍔状部39は、図7に示すように、全ての板状突片38の上端縁に渡るフランジ状としてもよい。鍔状部39をフランジ状とすることにより突状部40も兼ねることができる。
このように構成された口栓3は紙容器本体1の開口部2へ次のようにして取り付けられる。
先ず、口栓3の筒状挿入部37を紙容器本体1の開口部2内へ挿入し(図8参照。)、口栓3の板状突片38の上端縁に設けられている鍔状部39を紙容器本体1の開口部2の開口端2aとなる折り畳み部9の端部9aに当接させるとともに、突状部40を紙容器本体1の開口部2の各折り畳み部9の端部9a間における開口端2aに当接させる。
この状態から、紙容器本体1の開口部2と口栓3の筒状挿入部37とを、紙容器本体1の折り畳み部9と口栓3の板状突片38とを、紙容器本体1の開口部2の開口端2aとなる折り畳み部9の端部9aと口栓3の板状突片38の上端縁に設けられている鍔状部39とを、紙容器本体1の開口部2の各折り畳み部9の端部9a間における開口端2aと口栓3の各板状突片38の間における筒状挿入部37の外周に設けられている突状部40とをそれぞれ溶着して固定する。
このようにして、筒壁5を折り畳んだ折り畳み部9が放射状に外方へ突出するように形成された紙容器本体1の開口部2に口栓3を備えた口栓付液体用紙容器が組み立てられる。
組み立てられた口栓付液体用紙容器にあっては、紙容器本体1における筒部4の筒壁5に設けた各三角形8a,8bの底辺7の両角部7a,7b同士を合わせ重ねるようにして筒壁5を折り畳んでいるので、紙容器本体1が、折り畳み部9の三角形8a,8bの頂部21から口栓3を備える開口部2方向に向かって内径が円錐状に縮径するボトル状となる。
図9、図10は本発明に係る口栓付液体用紙容器の実施の形態の第2例を示し、図9は本例の口栓付液体用紙容器を示す斜視図、図10は図9に示す紙容器本体の筒部の展開図である。
第2例の口栓付液体用紙容器について、第1例と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略し、第1例と異なる構成についてのみ説明する。
第2例の口栓付液体用紙容器と第1例との違いは紙容器本体1にあり、本例の紙容器本体1は、円筒状の筒部4と、筒部4とは別体に構成され、筒部4の下側開口部に固定される底部32とからなる。
円筒状の筒部4は、図10に示される展開構造を有する紙基材の表裏両面の最外層に熱可塑性樹脂層が積層されている矩形状のシート41により形成される。シート41の上端42は、シート41が筒部4に形成されたとき、筒部4の開口端4aとなる。
シート41には、その上端42を底辺7とする複数の三角形8が上端42に沿って等間隔を空けて設けられている。これらの三角形8の2本の斜辺22a,22bは折線により形成されている。シート41には、三角形8の底辺7の中央を通り頂部21に繋がる垂直線23が折線により形成されている。
各三角形8は全て同じ形状、同じ大きさとなっており、そして、本例では二等辺三角形となっている。
このような展開構造を有するシート41を用いた第2例の紙容器本体1の組み立ては、先ず、シート41の両側縁を熱溶着して筒部4を形成し、筒部4の下側開口部に底部32を熱溶着して固定する。
次に、各三角形8の両斜辺22a,22bを谷折りし、三角形8の底辺7の中央を通る垂直線23を山折りし、底辺7の両角部7a,7b同士を合わせ重ねるようにして折り畳み部9を形成する。
このようにして、筒壁5を折り畳んだ折り畳み部9が開口部2の周方向に間隔を空けて放射状に外方へ突出するように形成された円筒状の紙容器本体1が組み立てられる。
組み立てられた紙容器本体1の開口部2へ口栓3を取り付けることにより、口栓付液体用紙容器が組み立てられる。紙容器本体1の開口部2への口栓3の取り付けは、第1例と変わるところが無く、第1例の説明を援用する。
組み立てられた口栓付液体用紙容器にあっては、第1例と同様に、紙容器本体1における筒部4の筒壁5に設けた各三角形8の底辺7の両角部7a,7b同士を合わせ重ねるようにして筒壁5を折り畳んでいるので、紙容器本体1が、折り畳み部9の三角形8の頂部21から口栓3を備える開口部2方向に向かって内径が円錐状に縮径するボトル状となる。
1 紙容器本体
2 開口部
2a,4a 開口端
3 口栓
4 筒部
5 筒壁
7 底辺
7a,7b 角部
8,8a,8b 三角形
9 折り畳み部
9a 端部
10 カートンブランクス
11,12,13 筒部縦折線
14,15,16,17 筒壁パネル
18 シール縦折線
19 縦方向シールパネル
20 上端
21 頂部
22a,22b 斜辺
23 垂直線
24,25,28,29 底部横折線
26,27 外側底部パネル
30,31 内側底部パネル
32 底部
33 スパウト
34 キャップ
35,36 ねじ部
37 筒状挿入部
38 板状突片
39 鍔状部
40 突状部
41 シート
42 上端

Claims (1)

  1. 紙基材の表裏両面の最外層に熱可塑性樹脂層が積層されている紙容器素材で上部を開口する有底筒状に形成された紙容器本体の開口部に口栓を備えた口栓付液体用紙容器であって、前記紙容器本体には、筒部の開口端を底辺とする二等辺三角形の両斜辺を谷折りし、底辺の中央を通る垂直線を山折りして形成した三角形を、その底辺の両角部同士を合わせ重ねるようにして筒壁を折り畳んだ折り畳み部が開口部の周方向に間隔を空けて放射状に外方へ突出するように形成されており、
    前記口栓は、前記紙容器本体の折り畳み部が形成された前記開口部内に挿入される筒状挿入部を有し、前記筒状挿入部の外周に、前記折り畳み部内へ挿入される板状突片が形成され、前記板状突片にはその上端縁に、前記折り畳み部の端部に当接する鍔状部が設けられており、前記紙容器本体の前記開口部と前記口栓の筒状挿入部が、前記紙容器本体の折り畳み部と前記口栓の板状突片が、および前記折り畳み部と前記鍔状部が溶着により固定されていることを特徴とする口栓付液体用紙容器。
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