JP5573181B2 - 口栓付液体用紙容器 - Google Patents

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Description

本発明は、口栓付液体用紙容器に関するものである。
食品や非食品の液体内容物に使用される液体用紙容器は、果汁飲料、ジュース、お茶、コーヒー、乳飲料、スープ等の液体飲料、日本酒、焼酎等の酒類に広く用いられている。この液体用紙容器は、紙を基材と内面に熱可塑性樹脂によるシーラント層が設けられた積層材料からなり、紙基材とシーラント層の間にアルミ箔やアルミ蒸着フィルム、ないしは、無機酸化物蒸着フィルムなどのバリア性のある層を設けたり、また、外層に耐水のために樹脂層を設けたり、美粧性のために、外層にポリエステルの裏刷り印刷フィルムを用いたり、アルミ蒸着フィルムを用いたものなどがある。
また、天部にスパウトとキャップからなる口栓を設け、注ぎ易さや、開封容易性と再封性を持たせた液体用紙容器も一般的に用いられるようになってきている。液体用紙容器としては、底部に脚部を持つ紙カップ形状のものもあるが、多くは、角柱形の胴部と平らな底部からなり、天部がゲーベルトップ型(屋根型)の液体用紙容器(特許文献1)、あるいは平らなブリック型(レンガ型)の液体用紙容器(特許文献2)、また、天部の前方が傾斜部で後部が平らな液体用紙容器(特許文献3)がある。
公知文献を以下に示す。
実開昭62−1329928号公報 特開平8−91348号公報 実開昭62−197520号公報
角柱形の胴部と平らな底部からなる口栓付液体用紙容器は、前面パネルと口栓のある天部が連接されているが、互いに平面で、折罫を介して連接されている。そのため、内容物である液体を注ぎ出すとき、容器を傾けると液体は折罫の部分で流れが変わり、乱流になり、口栓からスムーズに流れ出さない。またスパウトからの流れも断続的になり、注ぎ出しにくい。
本発明はこのような欠点を解消し、内容物である液体を注ぎ出すときに、液体が滑らかに注ぎ出される口栓付液体用紙容器を提供することを課題とする。
本発明は係る課題に鑑みなされたものであり、請求項1の発明は、口栓を有する天面パネルと、前面パネルと、該前面パネルと対向する背面パネルと、前記前面パネルと該背面パネルの左右両端に連設された一対の側面パネルがそれぞれの上端部において前記天面パネルに連設され、前記前面パネルと前記背面パネルと左右一対の前記側面パネルの下端部に連設された底面パネルとからなり、前記天面パネルが前方から後方に湾曲する曲面からなり、該天面パネルの前方の下端部が、平面からなる前記前面パネルの上端部に連設され、前記天面パネルの曲面と前記前面パネルの平面が折罫を介さずに連続しており、前記天面パネルの下端部と、前記前面パネルの上端部の連設部の左右両端に、V字型罫線またはハの字型罫線が互いに開放端を向かい合わせるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の口栓付液体用紙容器である
また、請求項2の発明は、前記天面パネルの下端部と、前記前面パネルの上端部の境界線の左右両端に、一対のV字型罫線、又はハの字型罫線が互いに開放端を向かい合わせ、境界線にV字の交点又はハの字の延長線上の交点が来るように設けられており、前記V字またはハの字の開き角度は、境界線に対してそれぞれ15度から45度の範囲の角度であることを特徴とする請求項1記載の口栓付液体用紙容器である。
本発明の口栓付液体用紙容器は、以上のような構成であって、天面パネルが下端部から
後方に湾曲する曲面からなり、天面パネルの下端部が平面からなる前面パネルの上端部に
連設され、前記天面パネルの曲面と前記前面パネルの平面が折罫を介さずに連続している
ので、内容物である液体を注ぎ出すときに、折罫部分で内容物である液体の流れが乱され
ることなく、滑らかに注ぎ出される。
また、一対のV字型罫線またはハの字型罫線が互いに開放端を向かい合わせるように設けられていることによって、天面パネルの曲面と前面パネルの平面が折罫を介さなくても容易に連続させた口栓付液体用紙容器を成形することができる。
本発明の口栓付液体用紙容器は、内容物である液体を注ぎ出すために、容器を傾けたとき、液体が前面パネルと天面パネルの間で流れが乱されること無く、流れがスムーズになり、口栓のスパウトからの注ぎ出しが断続的にならず、注ぎ出し易い。
本発明の口栓付液体用紙容器の一実施形態の正面図である。 本発明の口栓付液体用紙容器の一実施形態の背面図である。 本発明の口栓付液体用紙容器の一実施形態の左側面図である。 本発明の口栓付液体用紙容器の一実施形態の右側面図である。 本発明の口栓付液体用紙容器の一実施形態の平面図である。 本発明の口栓付液体用紙容器の一実施形態の底面図である。 本発明の口栓付液体用紙容器の一実施形態の斜視図である。 図7の反対側から見た斜視図である。 図1のA−A部分拡大図である。 本発明の口栓付液体用紙容器の一実施形態のブランクの展開図である。 本発明の口栓付液体用紙容器の他の実施形態の正面図である。 本発明の口栓付液体用紙容器の他の実施形態の背面図である。 本発明の口栓付液体用紙容器の他の実施形態の左側面図である。 本発明の口栓付液体用紙容器の他の実施形態の右側面図である。 本発明の口栓付液体用紙容器の他の実施形態の平面図である。 本発明の口栓付液体用紙容器の他の実施形態の底面図である。 本発明の口栓付液体用紙容器の他の実施形態の斜視図である。 図17の反対側から見た斜視図である。 本発明の口栓付液体用紙容器の他の実施形態のブランクの展開図である。
以下本発明を実施するための形態につき説明する。
本発明の口栓付液体用容器に使用する材料は口栓と積層シートからなる。この積層シートは、樹脂を主体とする外層と、紙を主体とする中間層と、樹脂を主体とする内層からなり、口栓付液体用容器は積層シートの外層を容器の外面となるように成形される。
外層には、ポリエチレン、ポリプロピレン、あるいは、ポリエチレンを主体とするブレンド樹脂など熱溶融接着性のポリオレフィン樹脂が用いられ、そのポリオレフィン樹脂層の表面又は裏面には適宜なる印刷層(絵柄インキ層)が形成されている。また、内層にも、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンを主体とするブレンド樹脂など熱溶融接着性のポリオレフィン樹脂層(シーラント層)が用いられる。
また、紙を主体とする中間層には、紙のほかに必要に応じてアルミニウム箔層(ガスバリア層)、アルミニウム箔層(ガスバリア層)/ポリエチレンテレフタレート樹脂層、アルミニウム蒸着層(ガスバリア層)/ポリエチレンテレフタレート樹脂層、酸化珪素や酸化マグネシウムなど無機酸化物蒸着層(ガスバリア層)/ポリエチレンテレフタレート樹脂層などのガスバリア性層が積層形成されていてもよい。
口栓はスパウトとキャップからなり、それぞれ、ポリエチレン、ポリプロピレン、あるいは、ポリエチレンを主体とするブレンド樹脂など熱溶融接着性のポリオレフィン樹脂が好ましく用いられる。ポリエチレンとしては、高密度ポリエチレンを用いることが好ましい。
以下、本発明の口栓付液体用紙容器の一実施形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の口栓付液体用紙容器の一実施形態の正面図である。
図2は、本発明の口栓付液体用紙容器の一実施形態の背面図である。
図3は、本発明の口栓付液体用紙容器の一実施形態の左側面図である。
図4は、本発明の口栓付液体用紙容器の一実施形態の右側面図である。
図5は、本発明の口栓付液体用紙容器の一実施形態の平面図である。
図6は、本発明の口栓付液体用紙容器の一実施形態の底面図である。
図7は、本発明の口栓付液体用紙容器の一実施形態の斜視図である。
図8は、図7の反対側から見た斜視図である。
図9は、図1のA−A部分拡大図である。
図10は、本発明の口栓付液体用紙容器の一実施形態のブランクの展開図である。
図1から図8に示すように、本発明の一実施形態の口栓付液体用紙容器1は、口栓2を有する天面パネル3と、前面パネル4と、該前面パネル4と対向する背面パネル5と、前記前面パネル4と該背面パネル5の左右両端に連設された一対の側面パネル6、7並びに底面パネル8を有する。前面パネル4と、背面パネル5と、側面パネル6、7は、それぞれの上端部において前記天面パネル3に連設され、また、下端部において底面パネル8に連設されている。
天面パネル3は、図5のように、前部天面パネル31と後部天面パネル32とからなり、図3、図4のように、前記前部天面パネル31が下端部から後方に湾曲する曲面からなり、該前部天面パネル31の下端部が平面からなる前記前面パネル4の上端部に連設され、前記前部天面パネル31の曲面と前記前面パネル4の平面が折罫を介さずに連続している。
また、前記後部天面パネル32が下端部から前方に湾曲する曲面からなり、該後部天面パネル32の下端部が平面からなる前記背面パネル5の上端部に連設され、前記後部天面パネル32の曲面と前記背面パネル5の平面が折罫を介さずに連続している。そして、前部天面パネル31と後部天面パネル32は上方において折罫を介して直立したそれぞれの糊代にて互いに接着されている。
底面パネル8は、図3、図4および図6のように、前部底面パネル81と後部底面パネル82とからなり、該前部底面パネル81の前部が平面からなる前記前面パネル4の下端部に連設されており、該後部底面パネル82の後部は前記背面パネル5の下端部に連設されている。前部底面パネル81と後部底面パネル82は先端部がそれぞれの糊代にて互いに接着されている。糊代部は前または後方に折られ、底面パネル8は、略平面状となっている。
この口栓付液体用紙容器1は、図10の展開図に示す形状のブランクを折り曲げ、糊代を密封し、口栓をつけて製造される。図の一点破線は罫線であり、積層シートからブランクを切刃で打ち抜くときに、同時に押刃を積層シートに押して付ける押罫である。ブランクは図10のように、前面パネル4と、その左右に側面パネル6、7と、側面パネル7の右側に背面パネル5とが罫線を介し連設され、側面パネル6の左側に糊代が設けられている。
前面パネル4の上端部には、前部天面パネル31が設けられ、該前部天面パネル31には後で取り付ける口栓に連通させる孔21が開けられている。更に前部天面パネル31の上端部には糊代が設けられている。また、背面パネル5の上端部には、後部天面パネル32が設けられ、更に、後部天面パネル32の上端部には糊代が設けられている。
前面パネル4の下端部には、前部底面パネル81が設けられ、更に前部底面パネル81の下端部には糊代が設けられている。また、背面パネル5の下端部には、後部底面パネル82が設けられ、更に、後部底面パネル82の下端部には糊代が設けられている。
前記側面パネル6,7の上端部には、該上端部を1辺とする三角板9、10がそれぞれ設けられており、更に、三角板9の上方の2辺に連接して折込板11、12が設けられ、三角板10の上方の2辺に連接して折込板13、14が設けられている。そして、折込板11、12と、折込板13、14の上端部にそれぞれ糊代が設けられている。
また、前記側面パネル6,7の下端部には、該下端部を1辺とする三角板15、16がそれぞれ設けられており、更に、三角板15の下方の2辺に連接して底面折込板17、18が設けられ、三角板16の下方の2辺に連接して底面折込板19、20が設けられている。そして、底面折込板17、18と、底面折込板19,20の下端部にそれぞれ糊代が設けられている。
このブランクの左端の糊代と、側面パネル6と、前面パネル4と、側面パネル7、と背面パネル5とのそれぞれの境の罫線で折り曲げ、糊代を内側として糊代と背面パネル5を接着させ筒状とする。
前記側面パネル6と三角板15の間の罫線、及び、前記側面パネル7と三角板16の間の罫線を山折、三角板15と底面折込板17、18の間の罫線、および、三角板16と底面折込板19、20の間の罫線を谷折し、前部底面パネル81と後部底面パネル82の先端部をそれぞれの糊代にて互いに接着させ、糊代を前または後方に折り、有底の容器を作成する。
この有底の容器の該前部天面パネル31に口栓2を取り付け、内容物を充填し、前記側面パネル6と三角板9の間の罫線、および、前記側面パネル7と三角板10の間の罫線を山折、三角板9と折込板11、12の間の罫線、および、三角板10と折込板13、14の間の罫線を谷折し、前部天面パネル31と後部天面パネル32の上端において折罫を介して糊代を直立させ、それぞれの糊代を互いに接着する。
上記のように、口栓付液体用紙容器1は製造されるが、前部天面パネル31と、前面パネル4の間には、折るための折罫は設けていない。ただし、折らないが目印となる押罫を捨罫として設けても良い。これにより積層シートが屈曲しやすくなる。
更に、前記天面パネル31の下端部と、前記前面パネル4の上端部の境界線(図示せず)の左右両端に、図9の拡大図に示すように、一対のV字型罫線33又はハの字型罫線が互いに開放端を向かい合わせ、境界線にV字の交点又はハの字の延長線上の交点が来るように設けることができる。
V字またはハの字の開き角度は、境界線に対してそれぞれ15度から45度の角度が望ましい。より好ましくは、15度から30度である。これにより、平面の前記前面パネル4と曲面の天面パネル31の境界線に折罫を設けることなく、前記境界線の前後でRを取って緩やかに曲がることができる。
また同様に、後部天面パネル32と、背面パネル5の間にも、折るための折罫は設けていない。ただし、折らないが印となる押し罫を捨罫として設けても良い。これにより、平面の前記背面パネル5と曲面の後部天面パネル32は、折罫を設けることなく、前記境界線でRを取って緩やかに曲がることができる。また、前述のV字型罫線33またはハの字型罫線を、同様に前記後部天面パネル32の下端部と、前記背面パネル5の上端部の境界線の左右両端に設けても良い。
また、前記側面パネル6、7の左右中心部に縦方向の罫線を設けることもできる。これによって、廃棄する際にこの罫線を押し込むことによって、側面パネル6、7が縦に二つに折られ、前面パネル4と背面パネル5を接近させて、小さくさせることができ、廃棄物の減容化が可能となる。
次に、本発明の他の実施形態について、説明する。
図11は、本発明の口栓付液体用紙容器の他の実施形態の正面図である。
図12は、本発明の口栓付液体用紙容器の他の実施形態の背面図である。
図13は、本発明の口栓付液体用紙容器の他の実施形態の左側面図である。
図14は、本発明の口栓付液体用紙容器の他の実施形態の右側面図である。
図15は、本発明の口栓付液体用紙容器の他の実施形態の平面図である。
図16は、本発明の口栓付液体用紙容器の他の実施形態の底面図である。
図17は、本発明の口栓付液体用紙容器の他の実施形態の斜視図である。
図18は、図17の反対側から見た斜視図である。
図19は、本発明の口栓付液体用紙容器の他の実施形態のブランクの展開図である。
図11から図18のように本発明の他の実施形態の口栓付液体用紙容器100は、口栓102を有する天面パネル103と、前面パネル104と、該前面パネル104と対向する背面パネル105と、前記前面パネル104と該背面パネル105の左右両端に連設された一対の側面パネル106、107、並びに底面パネル108を有する。
前面パネル104と、背面パネル105と、側面パネル106、107は、それぞれの上端部において前記天面パネル103に連設され、また、下端部において底面パネル108に連設されている。
前記天面パネル103は下端部から後方に湾曲する曲面からなり、該天面パネル103の下端部が平面からなる前記前面パネル104の上端部に連設され、前記天面パネル103の曲面と前記前面パネル104の平面が折罫を介さずに連続している。
前記背面パネル105の上端部には、水平板132が連設されている。天面パネル103と水平板132はそれぞれの先端部の糊代にて互いに接着され、その糊代部分が、後方に折られ、水平になっている。
底面パネル108は、前部底面パネル181と後部底面パネル182とからなり、該前部底面パネル181の前端部が前記前面パネル104の下端部に連設されており、該後部底面パネル182の後端部は前記背面パネル105の下端部に連設されている。前部底面パネル181と後部底面パネル182はそれぞれの先端部の糊代にて互いに接着されている。糊代部は前または後方に折られ、底面パネル108は、略平面状となっている。
この口栓付液体用紙容器100は、図19の展開図に示す形状のブランクを折り曲げ、糊代を接着し、口栓をつけて製造される。ブランクは図19のように、前面パネル104と、その左右に側面パネル106、107と、その側面パネル107の右側に背面パネル105が罫線を介し連設され、側面パネル106の左側に糊代が設けられている。
前面パネル104の上端部には天面パネル103が設けられ、該天面パネル103には後で取り付ける口栓102に連通させる孔121が開けられている。更に該天面パネル103の上端部には、糊代が設けられている。また、背面パネル105の上端部には水平板132が設けられ、更に水平板132の上端部には、糊代が設けられている。
前面パネル104の下端部には前部底面パネル181が設けられ、更に該前部底面パネル181の下端部には、糊代が設けられている。また、背面パネル105の下端部には後部底面パネル182が設けられ、更に該後部底面パネル182の下端部には、糊代が連設されている。
前記側面パネル106、107の上端部は後方より前方に向かい下降する傾斜線になっている。そして、前記側面パネル106、107の上端部には、前記傾斜線を1辺とする三角板109、110がそれぞれ設けられており、更に、三角板109の上方の2辺に連接して折込板111、112が設けられ、三角板110の上方の2辺に連接して折込板113、114が設けられている。そして、折込板111、112と折込板113、114の上端部には、糊代が連設されている。
また、前記側面パネル106、107のそれぞれの下端部には、該下端部を1辺とする三角板115、116が設けられており、更に、その三角板115の下方の2辺に連接して底面折込板117、118が設けられ、三角板116の下方の2辺に連接して底面折込板119、120が設けられている。そして、底面折込板117、118と、底面折込板119、120の下端部には、糊代が連設されている。
このブランクの、左端の糊代と、側面パネル106と、前面パネル104と、側面パネル107と、背面パネル105とのそれぞれの境の罫線を折り曲げ、糊代と背面パネル105を接着させ筒状とする。そして、前記側面パネル106と三角板115の間の罫線、および、前記側面パネル107と三角板116の間の罫線を山折、三角板115と底面折込板117、118の間の罫線、および、三角板116と底面折込板119、120の間の罫線を谷折し、前部底面パネル181と後部底面パネル182の先端部をそれぞれの糊代にて互いに接着され、糊代部を前または後方に折り、有底の容器を作成する。
この有底の容器の前記天面パネル103に口栓102を取り付け、内容物を充填し、前記側面パネル106と三角板109の間の罫線、および、前記側面パネル107と三角板110の間の罫線を山折し、三角板109と折込板111、112の間の罫線、および、三角板110と折込板113、114の間の罫線を谷折し、天面パネル103と水平板132の先端部分の糊代を合わせて接着し、接着した糊代部分を後方に折り、水平にする。
上記のように、口栓付液体用紙容器100は製造されるが、天面パネル103と、前面パネル104の間には、折るための折罫は設けていない。ただし、折らないが印となる捨罫を設けても良い。
更に、図9のように、前記天面パネル103の下端部と、前記前面パネル104の上端部の境界線の左右両端に、外側へ凸の一対のV字型罫線またはハの字型罫線が互いに開放端を向かい合わせ、境界線にV字型罫線33またはハの字型罫線V字の交点が来るように設けることができる。これにより、平面の前記前面パネル104と曲面の天面パネル103は、折罫を設けることなく、前記境界線でRを取って緩やかに曲がることができる。
1・・・口栓付液体用紙容器
2・・・口栓
21・・・口栓に連通させる孔
3・・・天面パネル
31・・・前部天面パネル
32・・・後部天面パネル
33・・・V字型罫線
4・・・前面パネル
5・・・背面パネル
6、7・・・側面パネル
8・・・底面パネル
9、10・・・三角板
11、12、13、14・・・折込板
15、16・・・三角板
17,18,19,20・・・底面折込板
100・・・口栓付液体用紙容器
102・・・口栓
121・・・口栓に連通させる孔
103・・・天面パネル
132・・・水平板
104・・・前面パネル
105・・・背面パネル
106、107・・・側面パネル
108・・・底面パネル
181・・・前部底面パネル
182・・・後部底面パネル
109、110・・・三角板
111、112、113、114・・・折込板
115、116・・・三角板
117、118、119、120・・・底面折込板

Claims (2)

  1. 口栓を有する天面パネルと、前面パネルと、該前面パネルと対向する背面パネルと、前記前面パネルと該背面パネルの左右両端に連設された一対の側面パネルがそれぞれの上端部において前記天面パネルに連設され、前記前面パネルと前記背面パネルと左右一対の前記側面パネルの下端部に連設された底面パネルとからなり、
    前記天面パネルが前方から後方に湾曲する曲面からなり、該天面パネルの前方の下端部が、平面からなる前記前面パネルの上端部に連設され、前記天面パネルの曲面と前記前面パネルの平面が折罫を介さずに連続しており、
    前記天面パネルの下端部と、前記前面パネルの上端部の連設部の左右両端に、V字型罫線またはハの字型罫線が互いに開放端を向かい合わせるように設けられていることを特徴とする口栓付液体用紙容器。
  2. 前記天面パネルの下端部と、前記前面パネルの上端部の境界線の左右両端に、一対のV字型罫線、又はハの字型罫線が互いに開放端を向かい合わせ、境界線にV字の交点又はハの字の延長線上の交点が来るように設けられており、前記V字またはハの字の開き角度は、境界線に対してそれぞれ15度から45度の範囲の角度であることを特徴とする請求項1記載の口栓付液体用紙容器。
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