JP6884634B2 - 樹脂成形品及びその製造方法 - Google Patents
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Description
また、エンボス部に複数の凹部および凸部が形成されるとともに、各凹部を両側から挟むように各凹部に隣接して凸部が設けられることで、天然木の質感と同様の質感を再現することができるので、樹脂成形品の手触り感を天然木の質感により近づけることができる。また樹脂成形品の表面よりも上側に盛り上がった凸部が形成されていることで、樹脂成形品の防滑性を向上させることができる。しかも、凹部を挟んで凹部の両側に凸部が設けられていることで、例えば樹脂成形品の表面に多量の水が付着したとしても、この付着した水が凸部から凹部へと流れ込んで凹部に水が集中し、凹部を通じて外部に排水され易くなる。これにより、樹脂成形品の上面が乾燥しやすくなり、屋外に設置するのに適した水はけ性のよい樹脂成形品を得ることができる。
さらに、エンボス部における凹部の深さが上記数値範囲内であることにより、エンボス部が天然木を上下方向に切断した断面に現れる年輪模様のように見えるので、樹脂成形品を天然木の質感により近づけることができる。またエンボス部における凸部の高さが凹部の深さ未満であることにより、各凸部によって凹部の深さがほどよく強調されて天然木の質感を高めることができる。しかも、上記凸部の高さが上記数値範囲内であることにより樹脂成形品の防滑性を高めることができるので、屋外のデッキフロアの上面に適用可能な樹脂成形品とすることができる。
また、エンボス部において各凹部を両側から挟むように凸部が設けられるので、凸部によって凹部の深さが際立たせることができ、樹脂成形品の外観を天然木の質感により近づけることができる。また樹脂成形品の表面よりも上側に盛り上がった凸部が形成されることで、樹脂成形品の防滑性を向上させることができる。しかも、凹部を挟んで両側に凸部が設けられていることで、例えば樹脂成形品の表面に多量の水が付着したとしても、この付着した水が凸部から凹部へと流れ込んで凹部に水が集中し、凹部を通じて外部に排水され易くなる。これにより、樹脂成形品の表面に凹凸が形成されていない場合に比べて樹脂成形品の上面が乾燥しやすくなり、屋外に設置するのに適した水はけ性のよい樹脂成形品を得ることができる。
図1は、本実施形態の樹脂成形品の斜視図である。本実施形態の樹脂成形品1は、テラス、遊歩道(ボードウォーク)、化粧ばり用の板、壁材、フローリング材、天然木化粧板、家具材料、建築材料、自動車の内装部品等に使用されるものであり、図1に示すように、長手方向に貫通する複数の空洞を内部に有する中空状の部材である。本実施形態の樹脂成形品1は、図1に示すように、長手方向に延びる直方体形状を呈し、その表面にエンボス加工されたエンボス部3と、エンボス加工されていない非エンボス部4とを交互に有している。非エンボス部4には、粗し加工による筋模様4aが形成されており、この非エンボス部4の算術平均粗さRaは2μm以上30μm以下とされている。
本実施形態の樹脂成形品31は、図6に示すように実施形態1の粗し加工に代えて漆様塗料を塗布したことが異なる他は実施形態1と同様のものである。すなわち、本実施形態では、粗し加工を施すことなくエンボス加工を施した後に、漆様塗料を塗布することによって樹脂成形品31を作製している。
本実施形態の樹脂成形品は、実施形態1に対して、粗し加工とエンボス加工の順序を変更したことが異なる他は実施形態1と同様の樹脂成形品である。すなわち、実施形態1では、粗し加工を行った後にエンボス加工を行うことによって樹脂成形品の表面に筋模様及びエンボス部を形成しているが、本実施形態のように、エンボス加工を行った後に粗し加工を行ってもよい。先に樹脂成形品にエンボス加工を施してから、粗し加工による筋模様を形成することにより、粗し加工による筋模様がエンボス加工によって潰されることを防ぐことができる。このようにエンボス加工を施してから粗し加工を施すことによっても上記実施形態1の樹脂成形品と同様のものを得ることができる。
実施例1として、図1に示したような二層構造の樹脂成形品1を、幅145mmで長さ1mのテストピースに加工したものを用意した。表層1bにおける木粉の配合比率を10%、ベース部材1aにおける木粉の配合比率を30%とした。そして、サンドペーパ♯40を用いて樹脂成形品1の側面及び上下面に対して粗し加工を施した。
図5に示すロールコーター20を用いて、実施例1で作製した樹脂成形品の表面にアクリル樹脂系の透明塗料を塗布することによって実施例2の樹脂成形品を作製した。ここでの透明塗料の塗布は、ロールコーター20の上下の加飾ロール21の間に樹脂成形品を通すことにより行った。このようにして塗布した透明塗料中の溶媒を揮発させることにより樹脂成形品1の表面に透明塗膜を形成した。
図5に示すロールコーターを用いて、実施例1で作製した樹脂成形品の表面にアクリルシリコン樹脂系の木質塗料を塗布することによって実施例3の樹脂成形品を作製した。ここでの木質塗料の塗布は、上記実施例2の透明塗料の塗布と同様にして行った。上記木質塗料は、天然木の模様を作り出すための顔料を含むものを用い、当該木質塗料をロールコーター20によって樹脂成形品1の表面が木目調となるように塗布し、木質塗料中の溶媒を揮発させることにより樹脂成形品1の表面に木目調の塗膜を形成した。
実施例1で作製した樹脂成形品の表面にウレタン樹脂系の漆様塗料を塗布することによって樹脂成形品を作製した。ここでの漆様塗料は、漆の色調を作り出すための顔料を含むものを用い、当該漆様塗料を樹脂成形品の表面にハケを用いて3回重ね塗りすることで、漆塗りの質感を醸し出す表面とした。
実施例5では、実施例1に対し、エンボスロール本体部11aの外周面のうちの80%の領域にエンボス加工部11bが設けられたエンボスロール11を用いてエンボス加工したことが異なる他は実施例1と同様にして実施例5の樹脂成形品を作製した。
実施例6では、実施例4の樹脂成形品を作製する工程のうちの粗し加工を省略したことが異なる他は実施例4と同様にして樹脂成形品を作製した。
実施例1に対し、粗し加工を行った後にエンボス加工を施さなかったことが異なる他は実施例1と同様にして比較例1の樹脂成形品を作製した。つまり、比較例1は、表面に粗し加工を施したのみの樹脂成形品1である。
実施例1に対し、粗し加工を施さずにエンボス加工のみを施したことが異なる他は実施例1と同様にして比較例2の樹脂成形品を作製した。つまり、比較例2は、表面にエンボス加工を施したのみの樹脂成形品1である。
比較例3では、エンボスロール本体部11aの外周面全面にエンボス加工部11bが設けられたエンボスロール11を用いてエンボス加工を行ったことが異なる他は実施例1と同様にして比較例3の樹脂成形品を作製した。比較例3では、このようなエンボスロール11を用いることによって、表面全体にエンボス部3が形成された樹脂成形品が作製された。
このようにして作製した各実施例及び各比較例の樹脂成形品の外観及び水捌け性を評価した。それらの結果を下記の表1の「外観」及び「水捌け性」の欄に示す。なお、水捌け性は、樹脂成形品を人が歩行あるいは腰掛けるデッキ材として用いる場合に、樹脂成形品の表面を早期に乾燥させたいというニーズを受けて評価したものであり、水捌け性が良好な樹脂成形品ほどデッキ材用途への使用に適していることを意味する。上記表1における「外観」に記載した「◎」「〇」「△」「×」は、樹脂成形品1の外観の評価結果である。外観の評価は、樹脂成形品の外観が天然木と同等である場合を「◎」、注視すると天然木ではないことがわかる場合を「○」、天然木と比べて見劣りする場合を「△」、天然木とは明らかに異なっていてプラスチック感が残る場合を「×」と評価した。また表1における「水捌け性」の欄に記載した「〇」「×」は、水捌け性の良し悪しを表している。当該水捌け性の評価は、樹脂成形品の上面に30分間にわたって散水し、散水完了後1時間が経過した時点での上面の乾き度合を観察することにより行った。そして、1時間経過後に上面からほとんど水がなくなった(乾いた)場合の水捌け性を「〇」(良)、多くの水が残った場合の水捌け性を「×」(不可)と評価した。
上記表1の評価結果が得られた理由について考察する。まず、実施例1〜5と比較例1〜2とを対比すると、同じ材質及び構造を持った樹脂成形品を用いているにもかかわらず、粗し加工及びエンボス加工のいずれ一方が欠けるだけで外観が顕著に低下することがわかる。
上記実施形態では、ロールコーターによって樹脂成形品の表面に塗料を塗布する場合を説明したが、塗料の塗布方法は上記ロールコーターに限られず、ハケ塗り、グラビアコーター、スピンコーター、スプレー塗装等の各種のコーティング法を用いることができる。
1a ベース部材
1b 表層
3 エンボス部
3a 凹部
3b 凸部
4 非エンボス部
4a 筋模様
10 エンボス加工装置
11 エンボスロール
11a エンボスロール本体部
11b エンボス加工部
20 ロールコーター
21 加飾ロール
Claims (8)
- 木材を模した樹脂成形品であって、
エンボス加工されたエンボス部と、エンボス加工されていない非エンボス部とが交互に表面に形成され、
前記非エンボス部に粗し加工による筋模様が形成され、前記非エンボス部の算術平均粗さRaが2μm以上30μm以下に設定され、
前記エンボス部には、複数の凹部と、各凹部を両側から挟むように各凹部に隣接する凸部とが形成され、
前記凹部の深さの最大値は、50μm以上1000μm以下であり、
前記凸部の高さの最大値は、40μm以上800μm以下であり、かつ前記凹部の深さの最大値未満である樹脂成形品。 - 前記エンボス部及び前記非エンボス部にコーティング材が塗布された請求項1に記載の樹脂成形品。
- 前記樹脂成形品は、ベース部材と、当該ベース部材の表面に形成された表層とを有し、
前記ベース部材及び前記表層はそれぞれ、合成樹脂に木粉を配合した木粉配合樹脂によって構成されており、
前記ベース部材は、前記表層よりも木粉の含有量が多い請求項1又は2に記載の樹脂成形品。 - 樹脂成形品の表面に粗し加工による筋模様を形成する第1工程と、
円柱形状のロール本体部と当該ロール本体部の外周面よりも外側に盛り上がったエンボス加工部とを含むエンボスロールを用いて、樹脂成形品の表面を部分的にエンボス加工することにより、前記樹脂成形品の表面にエンボス加工されたエンボス部と、エンボス加工されていない非エンボス部とを交互に形成する第2工程と、を含み、
前記第1工程では、前記非エンボス部の算術平均粗さRaが2μm以上30μm以下になるように前記粗し加工を行い、
前記エンボスロールのエンボス加工部には、前記筋模様よりも粗い凹凸が形成され、
前記第2工程では、前記ロール本体部の表面を前記樹脂成形品の表面から離しつつ前記エンボス加工部を前記樹脂成形品の表面に押し付けることにより、複数の凹部と各凹部を両側から挟むように各凹部に隣接する凸部とを前記エンボス部に形成する樹脂成形品の製造方法。 - 前記非エンボス部及び前記エンボス部にコーティング材を塗布する第3工程をさらに含む請求項4に記載の樹脂成形品の製造方法。
- 前記樹脂成形品に対し、前記エンボス加工と、前記粗し加工とをこの順に行う請求項4又は5に記載の樹脂成形品の製造方法。
- 前記樹脂成形品に対し、前記粗し加工と、前記エンボス加工とをこの順に行う請求項4又は5に記載の樹脂成形品の製造方法。
- 前記凹部の深さの最大値は、50μm以上1000μm以下であり、
前記凸部の高さの最大値は、40μm以上800μm以下であり、かつ前記凹部の深さの最大値未満である請求項4〜7のいずれか一項に記載の樹脂成形品の製造方法。
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KR102680451B1 (ko) * | 2024-01-05 | 2024-07-04 | 주식회사 티앤비우드 | 논-슬립 기능의 나무무늬가 형성된 합성수지 건축 자재를 제조하기 위한 제조장치 |
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