JP3916845B2 - 木質様成形品の表面処理方法 - Google Patents

木質様成形品の表面処理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、木質様成形品の表面処理方法に関するものである。
【0002】
【背景の技術】
近年、住宅用内装部品や日用品に使用されている合成樹脂成形物の表面に、天然木材に似た木目模様や色調等の特性を施すことが試みられている。
この技術の一例として、特開平10-272695号公報に記載された技術がある。この技術について説明すると、セルロース材を粉砕して得られた粉砕粉に樹脂および原料を混合し、かつ融解させて押出成形した木質様成形品の表面にエンボス加工やヘアライン加工、着色加工、研磨加工、塗装加工を施す。すると、天然木材の木目に極めて近い模様を表面に有し、手触り感等の風合いも天然木材に近い木質様成形品を提供することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記特開平10-272695号公報に記載された木質様成形品において、表面に施された木目模様は、その深さや幅がほぼ均一であるため、このような木質様成形品を住宅用内外装部品や日用品に使用した場合、外観上本物の木材ではないことが判ってしまうことがあり、外観品質をさらに向上させることが望まれていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、表面に施すべき木目模様の外観品質をさらに向上させることができる木質様成形品の表面処理方法を提供することを目的としている。
【0036】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本願発明はセルロース系微粉粒と樹脂とを混合しかつ溶融させて成形してなる木質様成型品の表面処理方法であって、前記木質様成型品の表面に深さと幅の双方が異なる複数の溝部を形成するに際し、高さと幅の双方異なる突起を複数有するサンディングペーパーと、このサンディングペーパーが巻回された回転ローラーとを備えた溝形成具の、前記回転ローラーを回転させることによって前記サンディングペーパーを前記木質様成型品の表面に押しつけて擦りつけることを特徴とする。
【0064】
本願の発明は、例えば図1および図2に示すように、セルロース系微粉粒と樹脂とを混合しかつ溶融させて成形してなる木質様成型品1の表面処理方法であって、前記木質様成型品1の表面に深さと幅の双方が異なる複数の溝部2を形成するに際し、高さと幅の双方が異なる突起を複数有するサンディングペーパー5と、このサンディングペーパー5が巻回された回転ローラー4とを備えた溝形成具3において、前記回転ローラー4を回転させることによって前記サンディングペーパー5を前記木質様成型品1の表面に押しつけて擦りつけることを特徴とする。
【0065】
この発明によれば、木質様成型品1の表面に、深さと幅の双方が異なる複数の溝部2を形成するに際し、高さと幅の双方が異なる突起6を複数有する溝形成具を木質様成型品1の表面に擦りつけるので、一度に上記溝部2を表面に多数形成することができ、製造上容易となる。
【0066】
また、上記溝形成具としてはサンディングペーパー5を利用する。この場合、表面(研磨面)に高さと幅の双方が異なる粒体が多数付着されたものを使用する。
【0068】
また、木質様成形品1の表面に、深さと幅の双方が異なる複数の溝部2を形成した後着色加工や研磨加工、塗装加工を施しても良い。すると、木質様成形品1の表面に光沢感を出すことができ、深い溝部2には色が濃く、浅い溝部2には色が薄く、幅の広い溝部2には着色部が広く、幅の狭い溝部2には着色部が狭く表れ、木質様成形品1の表面全体にグラデーションができる。
【0069】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第一の実施の形態を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態における木質様成形品1は、端面に開口する空洞が設けられ、この空洞は木質様成形品1の長手方向に延在するようにして形成されている。
【0070】
上記木質様成形品1はセルロース材を粉砕して得た粉砕粉を磨砕処理して蒿比重を高めた粉粒の外周面に、該粉粒よりも小径でかつ硬い表面粒を固定させて固定粒を形成し、その固定粒に樹脂及び顔料を混合しかつ溶融させ、その後または溶融と同時に、上記空洞を有する四角柱状に押出成形されたものである。
【0071】
このような木質様成形品1は、例えば住宅の内装部品としての周り縁や幅木、階段手摺、階段踏板、サッシ枠、室内側部、家具、テーブル・カウンター等に使用されるものである。
【0072】
上記木質様成形品1の表面には、深さと幅の双方が異なる複数の溝部2で構成された木目模様が施され、これらの溝部2を施すためには研磨装置3を使用する。上記研磨装置3は逆回転可能な円筒状のローラー4とこの回転ローラー4に巻回されたサンディングペーパー5とを備えており、このサンディングペーパー5は回転ローラー4によって回転するようになっている。
【0073】
また、上記回転ローラー4を回転させるとともに、回転ローラー4を木質様成形品1の長手方向に移動させ、サンディングペーパー5を木質様成形品1の表面に押しつけて擦る。すると、深さと幅の双方が異なる複数の溝部2が形成される。
【0074】
なお、上記サンディングペーパー5は高さと幅の双方が異なる多数の突起6を有するものを使用する。
以下、木質様成形品1の表面に深さと幅の双方が異なる溝部2を形成する工程を詳しく説明する。
【0075】
図2(A)に示すように、上記回転ローラー4を回転させるとともに、回転ローラー4を木質様成形品1の長手方向に移動させ、高さと幅の双方が異なる突起6を有するサンディングペーパー5を木質様成形品1の表面に押しつけて擦る。
【0076】
すると、上記突起6によって木質様成形品1の表面が溝状に削られていき、これによって、深さと幅の双方が異なる溝部2が多数表面に形成される。
その後、他の種類の高さと幅の双方が異なる突起を有するサンディングペーパーを使用して、再び研磨しても良く、この際研磨する回数は適宜設定すれば良い。
【0077】
上記工程終了後、図2(B)に示すように、木質様成形品1の表面に着色加工を施す。この着色加工はワイピングステイン処理により行う。
ワイピングステイン処理とは、塗料を木質様成形品1の表面に塗り、その後、乾かない内にふき取り、上記溝部2を着色する処理である。
【0078】
その後、木質様成形品1の表面を乾燥させる。このように、ワイピングステイン処理を行うことにより、深い溝部2には色が濃く、浅い溝部2には色が薄く、幅の広い溝部2には着色部が広く、幅の狭い溝部2には着色部が狭く表れ、このような木質様成形品1はエクステリアなどの住宅用外装品に使用することができる。
【0079】
また、図2(C)に示すように、上記木質様成形品1に更に研磨加工を施しても良い。この研磨工程では、細かい目の粗さのサンディングペーパー7を使用し、木質様成形品1の表面を擦る。
【0080】
すると、上記溝部2以外の平滑な表面に塗布された塗料は削除され、上記溝部2の内部にのみ塗料が残ることとなる。また、同時に、上記着色加工処理により木質様成形品1の表面に形成された塗装膜の凹凸及び、木質様成形品1の表面の若干の凹凸が削除され、平滑な塗装下地面ができ、着色加工処理による溝部2と平面との対比が明瞭になる。
【0081】
上記研磨加工の後、図2(D)に示すように、塗装加工を行う。この塗装工程は、中塗り作業工程と上塗り作業工程とに分かれ、上記中塗り作業工程においては、カラーサンディングシーラーを、木質様成形品1の表面に塗布する。必要に応じて、中塗りの前または、後にUVコートを施す。この中塗り作業工程が終了した場合には、上塗り作業工程に移る。上塗り作業工程においては、木質様成形品1の表面にコーディングを施す。
【0082】
このように、上記木質様成形品1の表面には、深さと幅の双方が異なる溝部2が形成され、深い溝部2には色が濃く、浅い溝部2には色が薄く、幅の広い溝部2には着色部が広く、幅の狭い溝部2には着色部が狭く表れ、表面全体にグラデーションができる。また、艶や光沢感も出すことができ、天然の木材の質感により近づけることができる。このような木質様成形品1はインテリアなどの住宅用内装品に使用することができる。
【0083】
なお、上記第一の実施の形態においては、図2(A)〜(D)までの工程を行ったが、図2(B)〜(D)の工程を省略して図2(A)の工程のみでも良い。
【0084】
図3は本発明の第二の実施の形態を示す断面図である。図3に示すように木質様成形品8の表面には、幅が等しくかつ深さの異なる複数の溝部9で構成された木目模様が施されている。
以下、幅が等しくかつ深さの異なる複数の溝部9で構成された木目模様を施す方法を説明する。
【0085】
第一の実施の形態と同様に、研磨装置に備えられた回転ローラーを回転させるとともに、回転ローラーを木質様成形品8の長手方向に移動させ、低い突起を有するサンディングペーパーを木質様成形品8の表面に押しつけて擦る。その後、高い突起を有するサンディングペーパーでさらに木質様成形品8の表面を擦る。
【0086】
すると、上記突起によって、木質様成形品8の表面が溝状に削られていき、これによって、幅が等しくかつ深さの異なる溝部9を多数表面に形成することができる。
なお、これらのサンディングペーパーの使用する順序はこれに限るものではない。
さらに、溝部9の深さの種類は3種類以上でも良く、この場合、突起の高さが異なる複数種のサンディングペーパーを用いる。
【0087】
また、上記溝部9を形成する方法としては、例えば、低い突起と高い突起とを一緒に備えたサンディングペーパーを木質様成形品8の表面に、上記と同様に押しつけて擦る方法がある。
【0088】
また、上記のように一度擦った後、他の種類の高さの突起を有するサンディングペーパーを使用して、再び研磨しても良く、この際研磨する回数は適宜設定すれば良い。
すると、上記突起によって、木質様成形品8の表面が溝状に削られていき、これによって、幅が等しくかつ深さの異なる溝部9を一度に多数表面に形成することができる。
【0089】
上記工程終了後、第一の実施の形態と同様に木質様成形品8の表面に着色加工、乾燥、細かい目の粗さのサンディングペーパーによる研磨加工、塗装加工を施す。これらの工程は上記と同様のため省略する。
【0090】
このように、上記木質様成形品8の表面には、幅が等しくかつ深さの異なる溝部9が形成され、深い溝部9には色が濃く、浅い溝部9には色が薄く表れ、表面全体にグラデーションができる。また、艶や光沢感も出すことができ、天然の木材の質感に近づけることができる。このような木質様成形品8はインテリアなどの住宅用内装品に使用することができる。
【0091】
なお、上記第二の実施の形態においても第一の実施の形態と同様に着色加工、乾燥、細かい目の粗さのサンディングペーパーによる研磨加工、塗装加工を省略しても良い。
【0092】
図4は本発明の第三の実施の形態を示す断面図である。図4に示すように木質様成形品10の表面には、深さが等しくかつ幅の異なる複数の溝部11で構成された木目模様が施されている。
以下、深さが等しくかつ幅の異なる複数の溝部11で構成された木目模様を施す方法を説明する。
【0093】
第一の実施の形態と同様に、研磨装置に備えられた回転ローラーを回転させるとともに、回転ローラーを木質様成形品10の長手方向に移動させ、幅の狭い突起を有するサンディングペーパーを木質様成形品10の表面に押しつけて擦る。その後、幅の広い突起を有するサンディングペーパーでさらに木質様成形品10の表面を擦る。
【0094】
すると、上記突起によって、木質様成形品10の表面が溝状に削られていき、これによって、深さが等しくかつ幅の異なる溝部11を多数表面に形成することができる。
なお、これらのサンディングペーパーの使用する順序はこれに限るものではない。
さらに、溝部11の幅の種類は3種類以上でも良く、この場合、突起の幅が異なる複数種のサンディングペーパーを用いる。
【0095】
また、上記溝部11を形成する方法としては、例えば、幅の狭い突起と幅の広い突起とを一緒に備えたサンディングペーパーを木質様成形品10の表面に、上記と同様に押しつけて擦る方法がある。
【0096】
また、上記のように一度擦った後、他の種類の幅の突起を有するサンディングペーパーを使用して、再び研磨しても良く、この際研磨する回数は適宜設定すれば良い。
すると、上記突起によって、木質様成形品10の表面が溝状に削られていき、これによって、深さが等しくかつ幅の異なる溝部11を一度に多数表面に形成することができる。
【0097】
上記工程終了後、第一の実施の形態と同様に木質様成形品10の表面に着色加工、乾燥、細かい目の粗さのサンディングペーパーによる研磨加工、塗装加工を施す。これらの工程は上記と同様のため省略する。
【0098】
このように、上記木質様成形品10の表面には、深さが等しくかつ幅の異なる溝部11が形成され、幅の広い溝部11には着色部が広く、幅の狭い溝部11には着色部が狭く表れ、表面全体にグラデーションができる。また、艶や光沢感も出すことができ、天然の木材の質感に近づけることができる。このような木質様成形品10はインテリアなどの住宅用内装品に使用することができる。
【0099】
なお、上記第三の実施の形態においても第一の実施の形態と同様に着色加工、乾燥、細かい目の粗さのサンディングペーパーによる研磨加工、塗装加工を省略しても良い。
【0100】
図5は本発明の第四の実施の形態を示す断面図である。図5に示すように木質様成形品12の表面には、幅が等しくかつ深さの異なる複数の溝部13と、深さが等しくかつ幅の異なる複数の溝部14とで構成された木目模様が施されている。
以下、幅が等しくかつ深さの異なる複数の溝部13と、深さが等しくかつ幅の異なる溝部14とで構成された木目模様を施す方法を説明する。
【0101】
第一の実施の形態と同様に、研磨装置に備えられた回転ローラーを回転させるとともに、回転ローラーを木質様成形品12の長手方向に移動させ、低い突起を有するサンディングペーパーを木質様成形品12の表面に押しつけて擦る。その後、高い突起を有するサンディングペーパー、幅の狭い突起を有するサンディングペーパー、幅の広い突起を有するサンディングペーパーでさらに木質様成形品12の表面を擦る。
【0102】
すると、上記突起によって、木質様成形品12の表面が溝状に削られていき、これによって、幅が等しくかつ深さの異なる溝部13と、深さが等しくかつ幅の異なる溝部14とを多数表面に形成することができる。
なお、これらのサンディングペーパーの使用する順序はこれに限るものではない。
さらに、溝部13,14の深さや幅の種類はそれぞれ3種類以上でも良く、この場合、突起の高さや幅の異なる複数種の溝形成具を用いる。
【0103】
また、上記溝部13,14を形成する方法としては、例えば、幅が等しくかつ高さの異なる突起と、高さが等しくかつ幅の異なる突起とを一緒に備えたサンディングペーパーを木質様成形品12の表面に、上記と同様に押しつけて擦る方法がある。
【0104】
また、上記のように一度擦った後、他の種類のサンディングペーパーを使用して、再び研磨しても良く、この際研磨する回数は適宜設定すれば良い。
すると、上記突起によって、木質様成形品12の表面が溝状に削られていき、これによって、幅が等しくかつ深さの異なる溝部13と、深さが等しくかつ幅の異なる溝部14とを一度に多数表面に形成することができる。
【0105】
上記工程終了後、第一の実施の形態と同様に木質様成形品12の表面に着色加工、乾燥、細かい目の粗さのサンディングペーパーによる研磨加工、塗装加工を施す。これらの工程は上記と同様のため省略する。
【0106】
このように、上記木質様成形品12の表面には、幅が等しくかつ深さの異なる溝部13と、深さが等しくかつ幅の異なる溝部14とが形成され、深い溝部13には色が濃く、浅い溝部13には色が薄く表れ、幅の広い溝部14には着色部が広く、幅の狭い溝部14には着色部が狭く表れ、表面全体にグラデーションができる。また、艶や光沢感も出すことができ、天然の木材の質感に近づけることができる。このような木質様成形品12はインテリアなどの住宅用内装品に使用することができる。
【0107】
なお、上記第四の実施の形態においても第一の実施の形態と同様に着色加工、乾燥、細かい目の粗さのサンディングペーパーによる研磨加工、塗装加工を省略しても良い。
【0108】
なお、本発明の第一〜四の実施の形態における複数の溝部を形成する方法としては、サンディングペーパーにより擦る方法以外に、例えば、サンディング板により擦る方法やエンボス加工による方法が挙げられる。この場合、エンボスローラーの周面には、それぞれの溝部を形成するための適当な高さと幅を有する突起が多数設けられたエンボス加工装置を使用する。
【0109】
また、上記木質様成形品1.8.10.12の端面には、開口する空洞が設けられているが、例えば、端面に開口する空洞が設けられていない木質様成形品でも良く、形状は例えば板状、柱状、筒状等どのような形状でも構わない。
【0120】
【発明の効果】
本願の発明によれば、木質様成形品の表面に、深さと幅の双方が異なる複数の溝部を形成するに際し、高さと幅の双方が異なる突起を複数有する溝形成具を木質様成形品の表面に擦りつけるので、一度に上記溝部を多数表面に形成することができ、製造上容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示すためのもので、木質様成形品の要部と研磨装置の斜視図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態を示すためのもので、木質様成形品の研磨工程の断面図である。
【図3】本発明の第二の実施の形態を示すためのもので、木質様成形品の断面図である。
【図4】本発明の第三の実施の形態を示すためのもので、木質様成形品の断面図である。
【図5】本発明の第四の実施の形態を示すためのもので、木質様成形品の断面図である。
【符号の説明】
1,8,10,12 木質様成形品
2 深さと幅の双方が異なる溝部
6 高さと幅の双方が異なる突起
9 幅が等しくかつ深さの異なる溝部
11 深さが等しくかつ幅の異なる溝部
13 幅が等しくかつ深さの異なる溝部
14 深さが等しくかつ幅の異なる溝部

Claims (1)

  1. セルロース系微粉粒と樹脂とを混合しかつ溶融させて成形してなる木質様成型品の表面処理方法であって、前記木質様成型品の表面に深さと幅の双方が異なる複数の溝部を形成するに際し、高さと幅の双方異なる突起を複数有するサンディングペーパーと、このサンディングペーパーが巻回された回転ローラーとを備えた溝形成具の、前記回転ローラーを回転させることによって前記サンディングペーパーを前記木質様成型品の表面に押しつけて擦りつけることを特徴とする木質様成型品の表面処理方法。
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