JP6879858B2 - 熱式流量計 - Google Patents

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Description

本発明は、流体が流れる測定管と、この測定管に設けられた発熱体を含む流量検出用のセンサとを備えた熱式流量計に関する。
従来のこの種の熱式流量計としては、例えば図6に示す構造のものや、特許文献1に記載されているものがある。図6に示す熱式流量計1は、箱状の筐体2と、この筐体2の中に収容された測定管3やプリント基板(図示せず)などを備えている。測定管3は、ガラス管などの硬質な管材によって形成されている。この測定管3の長手方向の中央部には、図示していない流量検出用のセンサを取付けるために凹部4が形成されている。
測定管3の両端部は、それぞれフェルール5と継手軸6とを介して筐体2に支持されている。フェルール5と継手軸6は、フッ素樹脂によって形成されている。フェルール5は、一端に第1のテーパー面7を有する円筒状に形成されており、継手軸6の端部に螺合したナット8によって継手軸6に向けて押されている。第1のテーパー面7は、フェルール5の一端から他端に向かうにしたがってフェルール5の外径が次第に大きくなる形状に形成されている。このフェルール5の中空部には測定管3が嵌合している。
継手軸6は、筐体2の側壁2a,2bを貫通する状態でこれらの側壁2a,2bに固定されている。継手軸6の軸心部には、貫通孔9が形成されている。この貫通孔9は、測定管3の中空部3aと協働して流体通路を構成している。
この継手軸6における筐体2内に位置する端部には、フェルール5の第1のテーパー面7と嵌合する第2のテーパー面10が形成されている。上述したナット8が継手軸6にねじ込まれることにより、第2のテーパー面10に第1のテーパー面7が押し付けられ、これら第1および第2のテーパー面7,10どうしが互いに密着するとともに、フェルール5の一端部が縮径して測定管3に密着する。このため、流体通路から流体が漏洩することがないように測定管3と継手軸6との接続部分がシールされる。
測定管3を継手軸6に組付けるためには、先ず、フェルール5とナット8とをそれぞれ測定管3の両端部に装着し、これらの部材を筐体2の中に挿入して測定管3の両端部とフェルール5とを継手軸6の端部に接続する。そして、この状態でナット8を継手軸6に螺着させることにより、フェルール5の第1のテーパー面7が継手軸6の第2のテーパー面10に押し付けられ、測定管3が継手軸6に固定されるとともに、これら両部材どうしの接続部分がシールされる。
特許文献1に開示された熱式流量計は、筐体と、センサおよび測定管を含む組立体とを備えている。筐体の一端部と他端部とには、それぞれ貫通孔が形成されている。組立体は、測定管と、この測定管の両端部に図6に示す熱式流量計と同様に設けられたフェルール、ナットおよび継手軸などを備えている。この組立体は、筐体の一端部の貫通孔と他端部の貫通孔とに挿通された状態で筐体に固定されている。
特開2016−156650号公報
図6に示す熱式流量計においては、測定管3を継手軸6に組付ける際に筐体2の中でナット8を締め込まなければならないから、測定管3の組付作業の作業性が低くなるという問題があった。また、測定管3と継手軸6との接続部分を確実にシールするためには、第1および第2のテーパー面7,10の面積を大きくする必要があり、フェルール5と継手軸6の外径が大きくなるとともに、ナット8の外形も大きくなる。筐体2は、このような大きなナット8を収容できる大きさであって、しかも、このナット8を継手軸6に締め込む組付作業を筐体2内で行うことが可能な大きさに形成しなければならない。このため、筐体2が大型化するという問題もあった。
このような不具合は、特許文献1に開示されているように、測定管と継手軸とを筐体の外で組み合わせて1つの組立体とすることによって、ある程度は解消することができる。しかし、この構成を採ったとしても、フェルールが樹脂材料によって形成されていることに起因する問題が残る。
この問題とは、フェルールに応力が生じている状態でフェルールが保持されることによって塑性変形する現象、すなわちコールドフローが生じることである。フェルールにコールドフローが生じると、シール面に付与される押圧力が低減され、シール性が損なわれてしまう。シール性を良好に保つためには定期的にナットを増し締めする必要がある。図6に示す熱式流量計や特許文献1に開示された熱式流量計において、増し締めは、ナットが筐体内に収容されているために、筐体を分解しなければ不可能である。筐体を分解できない場合は、増し締めを行うことができない。
また、図6に示す熱式流量計や特許文献1に開示された熱式流量計においては、測定管を筐体に対して固定する過程で測定管が筐体に対して回転することを規制することができない。このため、図6に示す熱式流量計1においては、ナット8を継手軸6にねじ込むときに回転力がフェルール5を介して測定管3に伝達され、測定管3がナット8と共に回ってしまう。このように測定管3が回ると、センサの位置が変化してしまうから、測定管3内の流体の流量を検出する位置が製品毎に変わることになる。このため、図6に示す熱式流量計1や特許文献1に開示された熱式流量計は、一定の品質となるように製造することが難しいという問題があった。
本発明の第1の目的は、筐体の小型化と、測定管を組付ける作業の作業性向上とが両立する構成を採りながら、シール面に付与される押圧力を補うことが可能な熱式流量計を提供することである。本発明の第2の目的は、測定管を筐体に組付ける過程で測定管に回転力が伝達されることがない熱式流量計を提供することである。
この目的を達成するために、本発明に係る熱式流量計は、箱状に形成された筐体と、円筒状に形成され、前記筐体の一端部と他端部とを通る仮想の軸線に沿って前記一端部と前記他端部とにそれぞれ支持されたフェルールと、前記筐体内に収容され、両端部が前記フェルールの中空部に嵌合して前記フェルールを貫通した測定管と、前記測定管に設けられた発熱体を含む流量検出用のセンサと、前記軸線に沿って延びる貫通孔を有し、かつ前記筐体の前記一端部と他端部とにそれぞれ前記軸線に沿って移動自在に支持され、前記貫通孔と前記測定管の中空部とが連通される状態で一端部が前記測定管および前記フェルールに接続され、他端部が前記筐体の外に突出する継手軸と、前記筐体の前記一端部と前記他端部とにそれぞれ前記軸線に沿って移動するように螺合され、ねじ込まれることにより前記継手軸を前記筐体の中に向けて押圧する押圧部を有するねじ部材とを備え、前記フェルールと前記継手軸との接続部には、前記フェルールに形成された第1のテーパー面と、この第1のテーパー面と嵌合する形状に前記継手軸に形成された第2のテーパー面とを有するシール構造が設けられている。
本発明は、前記熱式流量計において、さらに、前記継手軸と前記ねじ部材の前記押圧部との間に、前記継手軸を前記筐体の中に向けて付勢するばね部材が設けられていてもよい。
本発明は、前記熱式流量計において、前記筐体における前記継手軸を支持する部分は、前記軸線と平行な方向に延びる第1の平面を有し、前記継手軸は、前記第1の平面に摺接する第2の平面を有していてもよい。
本発明に係る熱式流量計において、測定管を筐体に取付けるに当たっては、先ず、測定管の両端部をそれぞれフェルールによって筐体の一端部と他端部とに支持させる。次に、筐体の一端部と他端部とにそれぞれ継手軸を支持させ、これらの継手軸をそれぞれ測定管とフェルールとに接続する。そして、ねじ部材を筐体に螺合させ、このねじ部材の押圧部によって継手軸を筐体内に向けて押す。このように継手軸が押されることにより、第1のテーパー面と第2のテーパー面とが互いに密着するとともに、フェルールと継手軸とのうち一方の部材が縮径して測定管に密着し、測定管と継手軸との接続部分がシールされる。
この熱式流量計においては、測定管を取付けるためのナットが筐体内に設けられておらず、ナットを回すためのスペースが筐体内に不要になる。このため、この熱式流量計は、筐体の小型化を図ることが可能である。
また、この熱式流量計は、測定管を組付けるために回すねじ部材が筐体の外に設けられている。このため、この熱式流量計は、図6に示す従来の熱式流量計と較べると、測定管の組付作業を簡単に行うことができる。
さらに、本発明に係る熱式流量計によれば、シール構造を構成する部材にコールドフローが生じた場合は、ねじ部材を締め込むことによって、シール面に付与される押圧力を補充することができる。このため、筐体を分解することなくシール部分を増し締めすることができる。
したがって、本発明によれば、筐体の小型化と、測定管を組付ける作業の作業性向上とが両立する構成を採りながら、シール面に付与される押圧力を補うことが可能な熱式流量計を提供することができる。
本発明に係る熱式流量計の断面図である。 本発明に係る熱式流量計の分解斜視図である。 筐体の一部の正面図である。 筐体の一部の断面図である。 要部を拡大して示す断面図である。 従来の熱式流量計の断面図である。
以下、本発明に係る熱式流量計の一実施の形態を図1〜図5を参照して詳細に説明する。
図1に示す熱式流量計11は、図1において下側の中央部に位置する測定管12の中を流れる液体の流量を検出する装置である。この熱式流量計11は、箱状に形成された筐体13に測定管12やその他の構成部品を組付けて形成されている。
筐体13は、図2および図3に示すように、有底角筒状を呈する本体14と、この本体14の開口部を閉塞する蓋体15と、本体14の一端部14a(図1においては左側の端部)に設けられた上流側円筒16および上流側支持壁17と、本体14の他端部14bに設けられた下流側円筒18および下流側支持壁19とによって構成されている。本体14と、上流側円筒16および上流側支持壁17と、下流側円筒18および上流側支持壁17とは、一体成型により一体に形成されている。蓋体15を含めて筐体13を形成する材料は、機械的強度に優れた硬質プラスチックである。このようなプラスチックとしては、例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂がある。この実施の形態においては、本体14の一端部14aと上流側円筒16とが本発明でいう「筐体の一端部」に相当し、本体14の他端部14bと下流側円筒18とが本発明でいう「筐体の他端部」に相当する。
本体14の中には、図1に示すように、プリント基板21が配置されている。このプリント基板21には、図示してはいないが流量検出回路や通信回路、電源回路などが設けられている。流量検出回路は、測定管12に設けられた流量検出用センサ22に接続され、このセンサ22の検出値を用いて測定管12内の液体の流量を検出する機能を有している。
通信回路は、流量検出回路によって検出された流量のデータを外部の装置(図示せず)に信号として送る機能を有している。電源回路は、外部の電源(図示せず)に接続され、この熱式流量計11の各種の電子部品に給電する。
蓋体15は、板状に形成されており、本体14の開口縁に接合されている。本体14と蓋体15との接合は、本体14の開口部が蓋体15で密閉されるように行われている。
上流側円筒16と下流側円筒18は、それぞれ円筒状に形成されており、図3に示すように、本体14の一端部14aと他端部14bとを通る仮想の軸線Cと同一軸線上に位置する状態で本体14に突設されている。上流側円筒16および下流側円筒18の中には、図1に示すように、後述する継手軸23が移動自在に挿入されている。
本体14内の空間は、継手軸23が上流側円筒16と下流側円筒18とに挿入されていない状態において、上流側円筒16および下流側円筒18の中空部を介して筐体13の外に連通されている。
上流側円筒16と下流側円筒18の内周部であって、本体14とは反対側に位置する先端部分には、図4に示すように、雌ねじ24が形成されている。
上流側支持壁17と下流側支持壁19は、図3に示すように、それぞれ本体14の底壁25に本体14の開口側へ向けて突設された第1の壁26と第2の壁27とによって構成されている。これらの第1の壁26と第2の壁27は、上述した軸線Cを挟んで一方と他方とに振り分けられる位置に配置されている。第1の壁26は、上述した軸線Cと平行な方向に並ぶ凹溝31と平板32とを有している。第2の壁27は、軸線Cと平行な方向に並ぶ凹溝33と平板34とを有している。
凹溝31,33は、平板32,34より本体14の中央側に位置付けられ、上述した軸線Cに向けて開放される断面形状で本体14の底壁25に対して垂直に(図3の紙面と直交する方向に)延びている。この凹溝31,33には、図1に示すように、後述するセンサパッケージ35のフェルール用ホルダ36が嵌合する。
第1の壁26の平板32は、図3に示すように、第2の壁27の平板34と対向する平面32aを有している。第2の壁27の平板34は、第1の壁26の平板32と対向する平面34aを有している。これらの平面32a,34aは、本体14の内側底面とは直交する方向に延びるとともに、上述した軸線Cと平行な方向に延びている。この実施の形態においては、これらの平面32a,34aが本発明でいう「第1の平面」に相当する。
センサパッケージ35は、図2に示すように、測定管12と、この測定管12の両端部に装着されたフェルール37およびホルダ36と、測定管12(センサ22)に接続されたセンサ配線板35a(図1参照)などによって1つの組立体として構成されている。センサパッケージ35の組立方法は後述する。
測定管12は、耐食性と熱電導性に優れた材料であるガラス管によって形成されている。
測定管12の長手方向の中央部には、流量検出用のセンサ22が固着されている。このセンサ22は、詳細には図示してはいないが、発熱体や温度センサなどが含まれ、センサ配線板35aに接続されている。
フェルール37は、フッ素樹脂によって円筒状に形成されている。フェルール37の中空部は、測定管12が嵌合する形状に形成されている。フェルール37の外周部には、図1に示すように、第1のテーパー面41と円筒42とが形成されている。第1のテーパー面41は、フェルール37の一端から他端に向かうにしたがって次第にフェルール37の外径が大きくなる形状に形成されている。円筒42は、フェルール37の他端部に配置され、第1のテーパー面41の最も径が大きい部分より小径に形成されている。フェルール37は、第1のテーパー面41が測定管12の先端側に位置するように測定管12の両端部に装着されている。
ホルダ36は、直方体状に形成されており、大径穴43と小径穴44とが形成されている。この実施の形態によるホルダ36は、筐体13と同一の材料によって形成されている。ホルダ36の外形は、筐体13の上述した第1および第2の壁26,27の凹溝31,33に嵌合する形状に形成されている。ホルダ36の一端部は、第1の壁26の凹溝31に嵌合し、他端部は、第2の壁27の凹溝33に嵌合している。ホルダ36の凹溝31,33への嵌合は、ホルダ36を上流側支持壁17と下流側支持壁19の突出端側から凹溝31,33内に挿入し、その状態でホルダ36を本体14の底壁25に向けてスライドさせて行う。ホルダ36が凹溝31,33に嵌合することにより、センサパッケージ35が第1および第2の壁26,27に支持される。
ホルダ36の大径穴43と小径穴44は、ホルダ36が第1および第2の壁26,27の支持されている状態で上述した軸線Cがホルダ36を横切る位置に位置付けられており、この軸線Cと同一軸線上に形成されている。大径穴43と小径穴44の穴形状は円形である。大径穴43の穴径は、フェルール37の外径より大きい。この実施の形態による大径穴43は、後述する継手軸23の一端部が移動自在に嵌合する大きさに形成されている。
ホルダ36の小径穴44は、フェルール37の円筒42が嵌合する形状に形成されている。
センサパッケージ35は、測定管12とフェルール37とをホルダ36に対して回して所定の取付位置に位置決めした状態で筐体13に取付けられている。この取付位置とは、センサ配線板35aが筐体13内の基板に接続可能な位置である。センサパッケージ35の筐体13への取付けは、ホルダ36を上述したように第1および第2の壁26,27の凹溝31,33に嵌合させて行う。センサパッケージ35が筐体13に取付けられた状態においては、測定管12とフェルール37とが上述した軸線Cと同一軸線上に位置付けられて筐体13内に収容される。
筐体13に取付けられたセンサパッケージ35の両端部には、図1に示すように、継手軸23がそれぞれ接続されている。
継手軸23は、フッ素樹脂によって円柱状に形成されており、詳細は後述するが、筐体13の一端部と他端部とに上述した軸線Cに沿って移動自在に支持されている。継手軸23の軸心部には、図1および図5に示すように、上述した軸線Cに沿って延びる貫通孔45が穿設されている。
継手軸23の長手方向の中央部には嵌合部46が形成されている。この嵌合部46は、上流側円筒16および下流側円筒18における筐体13の本体14との接続部分に形成された内周面16a,18aに移動自在に嵌合している。この嵌合部46には、継手軸23と筐体13との間をシールするOリング47が設けられている。
継手軸23における嵌合部46より筐体13の内側に位置する一端部48は、3つの機能部を有している。
第1の機能部は、継手軸23の一端部48内に形成された第2のテーパー面49である。この第2のテーパー面49は、上述した軸線Cと同一軸線上に位置付けられ、フェルール37の第1のテーパー面41と嵌合する形状に、すなわち継手軸23の一端(先端)から他端に向かうにしたがって内径が次第に小さくなる形状に形成されている。この第2のテーパー面49と、フェルール37の第1のテーパー面41とは、フェルール37と継手軸23との接続部に設けられたシール構造50を構成している。
継手軸23の一端部48は、先端部分がホルダ36の大径穴43内に挿入された状態でフェルール37と嵌合している。ホルダ36の大径穴43は、継手軸23の一端部が移動自在に嵌合する大きさに形成されている。
第2の機能部は、測定管12の先端部が嵌合する円形凹部51である。この円形凹部51は、継手軸23の軸心部に設けられ、第2のテーパー面49の最も内径が小さくなる部分と、継手軸23の貫通孔45とを接続している。測定管12の先端部が円形凹部51に嵌合することにより、継手軸23の貫通孔45と測定管12の中空部とが連通される。継手軸23の一端部48は、このように貫通孔45と測定管12の中空部とが連通される状態で測定管12およびフェルール37に接続されている。
第3の機能部は、第1および第2の壁26,27の平面32a,34aに摺動自在に接触する一対の平面52,52である。これらの平面52,52は、図2および図5に示すように、上述した軸線Cに沿って互いに平行になるように形成されている。これらの平面52,52どうしの間隔は、これらの平面52,52が第1および第2の壁26,27の平面に移動自在に接触する間隔である。この実施の形態においては、これらの継手軸23の平面52,52が本発明でいう「第2の平面」に相当する。これらの平面52,52が第1および第2の壁26,27の平面32a,34aに接触することによって、継手軸23の軸線回りの回転が規制される。
継手軸23の嵌合部46より筐体13の外側に位置する他端部53は、図5に示すように、嵌合部46に隣接する大径部53aと、大径部53aに隣接する小径部53bとによって形成されている。この小径部53bの先端は、筐体13の外に突出している。小径部53bは、ワッシャー54と、スプリングワッシャ55と、ねじ部材56とを貫通している。ワッシャー54とスプリングワッシャ55は、円環板状に形成されている。ワッシャー54は大径部53aと隣接する位置に配置され、スプリングワッシャ55は、ワッシャー54とねじ部材56との間に配置されている。
ねじ部材56は、リング状に形成されている。ねじ部材56の外周部には、雄ねじ57が形成されている。この雄ねじ57は、筐体13の上流側円筒16と下流側円筒18とに形成された雌ねじ24に螺合している。ねじ部材56の内周部58は、継手軸23の小径部53bが移動自在に嵌合するとともに、スプリングワッシャ55の軸方向端面と接触している。
このため、ねじ部材56が上流側円筒16あるいは下流側円筒18の中に向けてねじ込まれると、スプリングワッシャ55がねじ部材56の内周部58とワッシャー54との間に挟まれて弾性変形する。この実施の形態においては、ねじ部材56の内周部58が本発明でいう「押圧部」に相当し、スプリングワッシャ55が本発明でいう「ばね部材」に相当する。
継手軸23の小径部53bの先端部分には、継手用ナット59が螺着されている。この継手用ナット59は、流体用チューブ60(図1参照)を継手軸23の小径部53bに固定する。
このように構成された熱式流量計11を組立てるためには、先ず、センサパッケージ35を筐体13の外で組立てる。センサパッケージ35を組立てるためには、例えば、センサ22とセンサ配線板35aとが取付けられている測定管12の両端部にそれぞれホルダ36を通す。この挿通作業は、2つのホルダ36を小径穴44側が測定管12の長手方向中央側に位置するように行う。次に、測定管12の両端部にフェルール37を取付け、フェルール37の円筒42をホルダ36の小径穴44に嵌合させる。測定管12の両端部にフェルール37とホルダ36とが装着されることによりセンサパッケージ35の組立作業が終了する。
次に、このセンサパッケージ35を筐体13に取付ける。この取付作業は、センサパッケージ35を測定管12の長手方向とは直交する方向にスライドさせ、ホルダ36を筐体13の第1の壁26の凹溝31と第2の壁27の凹溝33とに嵌合させて行う。このようにセンサパッケージ35を筐体13に取付けた後、筐体13の上流側円筒16と下流側円筒18とにそれぞれ継手軸23を挿入する。この挿入作業は、継手軸23の一端部48の2つの平面52,52が筐体13の第1および第2の壁26,27の平面32a,34aと平行になるように、軸線Cを中心として継手軸23を回しながら行う。
これらの平面52,52が第1および第2の壁26,27の平面32a,34aと重なる状態で継手軸23を更に筐体13の中に向けて進めると、継手軸23の先端部分がホルダ36の大径穴43に嵌合するとともに、第2のテーパー面49がフェルール37の第1のテーパー面41に嵌合する。また、測定管12の先端部分が円形凹部51に嵌合する。さらに、継手軸23のOリング47が上流側円筒16と下流側円筒18の内周面43に密着する。
このように継手軸23が筐体13に装着された後、継手軸23の小径部53bにワッシャー54と、スプリングワッシャ55と、ねじ部材56をこの順序で装着する。そして、ねじ部材56を上流側円筒16と下流側円筒18の雌ねじ24にねじ込む。このとき、第1および第2の壁26,27の平面32a,34aと継手軸23の平面52,52との接触により継手軸23の軸線回りの回転が規制されているから、ねじ部材56の回転力が継手軸23を介して測定管12に伝達されることはない。
ねじ部材56が更にねじ込まれると、スプリングワッシャ55が弾性変形して圧縮され、押圧力がねじ部材56からスプリングワッシャ55とワッシャー54とを介して継手軸23に伝達される。このように継手軸23が筐体13内に向けて押されることにより、第2のテーパー面49が第1のテーパー面41に押し付けられてこれらの第1および第2のテーパー面41,49どうしが互いに密着する。
このときは、継手軸23の先端部分がホルダ36の大径穴43に嵌合しているから、継手軸23の先端部分が拡径することはできない。また、フェルール37は、ホルダ36を介して筐体13の第1および第2の壁26,27に支持されているから、筐体13の内側へ移動することはできない。このため、第2のテーパー面49が第1のテーパー面41に押し付けられることによって、第1のテーパー面41を有するフェルール37の一端側が弾性変形して縮径し、測定管12に密着する。この結果、測定管12と継手軸23との接続部分がシール構造50によってシールされる。
このように構成された熱式流量計11においては、測定管12を取付けるためのナットが筐体13内に設けられておらず、ナットを回すためのスペースは筐体13内に不要である。このため、この熱式流量計11によれば、筐体13の小型化を図ることが可能である。
また、この熱式流量計11は、測定管12を組付けるために回すねじ部材56が筐体13の外に設けられている。このため、この熱式流量計11は、図6に示す従来の熱式流量計11と較べると、ねじ部材56を筐体13の中で回す必要がないから、測定管12の組付作業を簡単に行うことができる。
フェルール37の第1のテーパー面41と継手軸23の第2のテーパー面49とからなるシール構造50は、フェルール37や継手軸23にコールドフローが生じるために、長期間に渡って使用することにより、シール面(第1および第2のテーパー面41,49や、フェルール37の内面)に付与される押圧力が低減されてシール性が低くなる。しかし、この実施の形態による熱式流量計11においては、シール構造50を構成する部材(フェルール37と継手軸23)にコールドフローが生じた場合は、ねじ部材56を更に締め込むことによって、シール面に付与される押圧力を補充することができる。このため、筐体13を分解することなくシール部分を増し締めすることができる。
したがって、この実施の形態によれば、筐体13の小型化と、測定管12を組付ける作業の作業性向上とが両立する構成を採りながら、シール面に付与される押圧力を補うことが可能な熱式流量計を提供することができる。
この実施の形態による熱式流量計11は、継手軸23とねじ部材56の押圧部(内周部58)との間に、継手軸23を筐体13の中に向けて付勢するばね部材(スプリングワッシャ55)が設けられている。このため、ばね部材のばね力で継手軸23が常に筐体13の中に向けて押されるから、シール構造50を構成する部材(フェルール37と継手軸23)にコールドフローが発生するにもかかわらず、シール性能を高く保つことができる。したがって、長期間にわたって高いシール性が得られる熱式流量計を提供することができる。
この実施の形態による熱式流量計11において、筐体13における継手軸23を支持する部分(上流側支持壁17と下流側支持壁19)は、筐体13の一端部と他端部とを通る仮想の軸線Cと平行な方向に延びる第1の平面(平面32a,34a)を有している。継手軸23は、第1の平面に摺接する第2の平面(平面52,52)を有している。このため、継手軸23は、第1の平面と第2の平面とが接触した嵌合状態で筐体13に支持されるから、ねじ部材56をねじ込むときにねじ部材56から継手軸23に伝達された回転力が筐体13によって受けられる。したがって、測定管12を筐体13に組付ける過程で測定管12に回転力が伝達されることがないから、センサ22の位置に個体差がなく、品質が一定になるように熱式流量計を製造することができる。
この実施の形態による熱式流量計11は、測定管12の長手方向とは直交する方向にスライドして筐体13に取付けられるセンサパッケージ35を備えている。このため、測定管12の両端部を作業者が両手で把持した状態でセンサパッケージ35を筐体13に組付けることができるから、細く脆弱な測定管12が割れることを防ぎなら、センサパッケージ35の組付作業を速やかに行うことができる。
上述した実施の形態によるシール構造50は、継手軸23の第2のテーパー面49を有する凹部にフェルール37の第1のテーパー面41を有する凸部が嵌合する構造である。しかし、本発明は、このような限定にとらわれることはない。シール構造50は、図示してはいないが、フェルール37に形成された第2のテーパー面49を有する凹部と、継手軸23に形成された第1のテーパー面41を有する凸部とによって構成することができる。
11…熱式流量計、12…測定管、13…筐体、22…センサ、23…継手軸、32a,34a…平面(第1の平面)、37…フェルール、41…第1のテーパー面、45…貫通孔、49…第2のテーパー面、50…シール構造、52,52…平面(第2の平面)、56…ねじ部材、55…スプリングワッシャ(ばね部材)、C…軸線。

Claims (3)

  1. 箱状に形成された筐体と、
    前記筐体の一端部と他端部とを通る仮想の軸線と同一軸線上に位置する穴を有し、前記一端部と前記他端部とにそれぞれ前記軸線とは直交する方向にスライドして取付けられたホルダと、
    前記穴に嵌合する円筒状に形成され、前記ホルダを介して前記軸線に沿って前記一端部と前記他端部とにそれぞれ支持されたフェルールと、
    前記筐体内に収容され、両端部が前記フェルールの中空部に嵌合して前記フェルールを貫通した測定管と、
    前記測定管に設けられた発熱体を含む流量検出用のセンサと、
    前記軸線に沿って延びる貫通孔を有し、かつ前記筐体の前記一端部と他端部とにそれぞれ前記軸線に沿って移動自在に支持され、前記貫通孔と前記測定管の中空部とが連通される状態で一端部が前記測定管および前記フェルールに接続され、他端部が前記筐体の外に突出する継手軸と、
    前記筐体の前記一端部と前記他端部とにそれぞれ前記軸線に沿って移動するように螺合され、ねじ込まれることにより前記継手軸を前記筐体の中に向けて押圧する押圧部を有するねじ部材とを備え、
    前記フェルールと前記継手軸との接続部には、前記フェルールに形成された第1のテーパー面と、この第1のテーパー面と嵌合する形状に前記継手軸に形成された第2のテーパー面とを有するシール構造が設けられていることを特徴とする熱式流量計。
  2. 請求項1記載の熱式流量計において、
    さらに、前記継手軸と前記ねじ部材の前記押圧部との間に、前記継手軸を前記筐体の中に向けて付勢するばね部材が設けられていることを特徴とする熱式流量計。
  3. 請求項1または請求項2記載の熱式流量計において、
    前記筐体における前記継手軸を支持する部分は、前記軸線と平行な方向に延びる第1の平面を有し、
    前記継手軸は、前記第1の平面に摺接する第2の平面を有していることを特徴とする熱式流量計。
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