JP6877805B1 - 測定用ソケット - Google Patents

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Abstract

電子モジュールのコネクタとコンタクトピンとを正確に接触させて確実な導通を得ることができる測定用ソケットを提供すること。本発明は、電子モジュールを測定対象とする測定用ソケットであって、電子モジュールを載置する凹部を有するベースと、ベースに被せられるカバーと、電子モジュールとの導通を得るためのコンタクトピンと、カバーに設けられ、電子モジュールが載置されたベースにカバーを被せることでコンタクトピンを電子モジュールの接触位置にガイドするコンタクトガイドと、を備え、コンタクトガイドは、コネクタを収容可能な嵌合凹部を有し、コンタクトガイドは、カバーに懸架され、カバーをベースに被せることでコンタクトガイドの嵌合凹部の内面がコネクタと接触し、コンタクトガイドがコネクタに嵌合しながらコネクタの位置へ呼び込まれる。

Description

本発明は、電子モジュールの導通検査や特性測定などを行う際に用いられる測定用ソケットに関する。
従来、IC等の電子部品の電気的な測定を行う際に用いられる測定用ソケット(以下、単に「ソケット」とも言う。)として、電子部品を一方向に押圧して位置決めするソケットが開示されている。例えば、特許文献1では、ICパッケージの表面を押圧して位置決めを行う半導体装置用ソケットが開示される。
また、特許文献2には、ソケットカバーの電気部品を押圧する押圧動作に伴って操作され、収容部に収容された電気部品の位置決め部と反対側の隅角部にて直交する側面にそれぞれ点接触し、電気部品を位置決め部に対して片寄せする片寄せ手段を備えた電気部品用ソケットが開示される。
また、特許文献3には、ソケット本体に、電気部品が押圧部材で押圧される前に、載置部の周縁部の一部に設けられた固定ガイド部に当接される電気部品の側面と反対側の側面を固定ガイド部の方向に押し、電気部品を固定ガイド部に当接させて所定の載置位置に位置決めする手段を備えた電気部品用ソケットが開示される。
特許文献4には、ソケット本体上のパッケージ収容部に平面形状が矩形形状のパッケージを収容し、ソケット本体に開閉可能に取り付けられたソケットカバーの押圧部材でパッケージの表面をソケット本体側へ向けて押圧することにより、パッケージの裏面に形成された電極をソケット本体に設置されたコンタクトピンに接触させ、パッケージの電極と外部電気的テスト回路とをコンタクトピンで電気的に接続する電気部品用ソケットが開示される。
特許文献5には、電子モジュールを測定対象とする測定用ソケットであって、電子モジュールを載置する凹部を有するベースと、ベースに対して回動可能に取り付けられた第1カバーと、ベースに対して回動可能に取り付けられた第2カバーと、第1カバーに設けられ、電子モジュールとの導通を得るためのコンタクトピンと、を備え、電子モジュールをベースに載置した状態で第1カバーを閉じる際に、第1カバーよりも先に第2カバーが電子モジュールの上に被せられるよう構成された測定用ソケットが開示される。
特開2011−023164号公報 特開2005−061948号公報 特開2004−296155号公報 特開2012−164434号公報 特開2018−040678号公報
しかしながら、測定用ソケットのベースに電子モジュールを載置してカバーを閉める場合、ベース上で電子モジュールに位置ずれが生じていると、カバーを閉めた際に電子モジュール側のコネクタとカバー側のコンタクトピンとの接触不良が発生しやすくなる。特に、フレキシブル基板に電子部品およびコネクタが接続されている電子モジュールでは、フレキシブル基板の弾性力、曲がり、捩れなどによって電子部品やコネクタが浮き上がって配置されることがある。電子モジュールが浮き上がったままカバーを閉めると、導通不良の原因となる。近年では、コネクタの端子間ピッチが狭くなってきているとともに、フレキシブル基板に屈曲部分が設けられていることもあり、測定用ソケットにおいて電子モジュール側のコネクタとカバー側のコンタクトピンとの正確な位置合わせが益々困難になってきている。
本発明は、電子モジュールのコネクタとコンタクトピンとを正確に接触させて確実な導通を得ることができる測定用ソケットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、フレキシブル基板と、フレキシブル基板に接続された電子部品およびコネクタと、を有する電子モジュールを測定対象とする測定用ソケットであって、電子モジュールを載置する凹部を有するベースと、ベースに被せられるカバーと、電子モジュールとの導通を得るためのコンタクトピンと、カバーに設けられ、電子モジュールが載置されたベースにカバーを被せることでコンタクトピンを電子モジュールの接触位置にガイドするコンタクトガイドと、を備え、コンタクトガイドは、コネクタを収容可能な嵌合凹部を有し、コンタクトガイドは、カバーに懸架され、カバーをベースに被せることでコンタクトガイドの嵌合凹部の内面がコネクタと接触し、コンタクトガイドがコネクタに嵌合しながらコネクタの位置へ呼び込まれることを特徴とする。
このような構成によれば、コンタクトガイドがカバーに懸架されているため、電子モジュールが載置されたベースにカバーを被せることで、電子モジュールの接触位置に合わせてコンタクトガイドが呼び込まれるように移動して、コンタクトピンと電子モジュールとの正確な導通を得ることができる。また、電子モジュールをベースに載置した際、フレキシブル基板によってコネクタの位置にばらつきが発生していても、カバーをベースに被せることでコンタクトガイドの嵌合凹部の内面がコネクタと接触し、コンタクトガイドがコネクタと嵌合しながらコネクタの位置へ呼び込まれるように動くため、コネクタの位置のばらつきを吸収して、コンタクトピンとコネクタとの確実な導通を得ることができる。
本発明の測定用ソケットにおいて、コンタクトガイドは、カバーの基準面に沿った少なくとも互いに直交する2方向に移動可能に懸架されていてもよい。これにより、電子モジュールが載置されたベースにカバーを被せることで、コンタクトガイドが基準面に沿って移動しながら電子モジュールの接触位置に呼び込まれることが可能になる。
本発明の測定用ソケットにおいて、コンタクトガイドは、カバーの基準面の法線方向に移動可能に懸架されていてもよい。これにより、電子モジュールが載置されたベースにカバーを被せることで、コンタクトガイドが基準面の法線方向に移動しながら電子モジュールの接触位置に呼び込まれることが可能になる。
本発明の測定用ソケットにおいて、コンタクトガイドは、カバーに対して回転可能に懸架されていてもよい。これにより、電子モジュールが載置されたベースにカバーを被せることで、コンタクトガイドが回転方向に移動しながら電子モジュールの接触位置に呼び込まれることが可能になる。
本発明の測定用ソケットにおいて、コンタクトガイドとカバーとの間に設けられた付勢手段をさらに備えていてもよい。これにより、コンタクトガイドが付勢手段による付勢力によってカバーに懸架され、付勢力を利用したコンタクトガイドの移動および呼び込みが行われる。
本発明の測定用ソケットにおいて、コンタクトガイドは略矩形の凸状部分を有し、凸状部分の4つの側壁とカバーとの間に付勢手段が設けられていてもよい。これにより、コンタクトガイドが4つの付勢手段の付勢力のバランスによって懸架され、コンタクトガイドの移動の自由度を高めることができる。
本発明の測定用ソケットにおいて、嵌合凹部の内面における開口部分には開口側に拡がるテーパ面が設けられているとよい。これにより、コネクタの外面がテーパ面に接触しながら嵌合凹部の位置がコネクタの位置へ呼び込まれるようになる。
本発明の測定用ソケットにおいて、コンタクトガイドは、カバーに設けられた孔内に配置され、コンタクトガイドと孔の壁との隙間の範囲内で移動可能に懸架されていてもよい。これにより、コンタクトガイドは、カバーに設けられた孔の範囲内で移動可能に懸架されるとともに、孔の範囲内でコンタクトガイドの移動の規制を行うことができる。
本発明の測定用ソケットにおいて、カバーは、ヒンジによってベースに対して回動するよう設けられていてもよい。カバーがベースに対して回動する構成では、カバー側のコンタクトピンとベース側の電子モジュールとの接触が斜めになる。このような斜めの接触であっても、カバーに懸架されたコンタクトガイドによってコンタクトピンを電子モジュールの接触位置に正確にガイドすることができる。
本発明の測定用ソケットにおいて、カバーをベースに被せることでベースに載置された電子モジュールの位置へコンタクトガイドが呼び込まれるよう構成されていてもよい。これにより、電子モジュールをベースに載置した状態でカバーを被せる動作により、コンタクトピンを電子モジュールの接触位置に正確にガイドできるようになる。
本発明の測定用ソケットにおいて、複数のコンタクトガイドを備え、複数のコンタクトガイドは、カバーに対してそれぞれ独立して懸架されていてもよい。これにより、複数のコンタクトガイドのそれぞれが、対応する電子モジュールの接触位置にそれぞれ独立して動き、ガイドされる。
本発明によれば、電子モジュールのコネクタとコンタクトピンとを正確に接触させて確実な導通を得ることができる測定用ソケットを提供することが可能になる。
本実施形態に係る測定用ソケットを開いた状態を例示する斜視図である。 本実施形態に係る測定用ソケットを閉じた状態を例示する斜視図である。 (a)〜(c)は、カバーを閉じる動作を説明する側面図である。 コンタクトガイドの上部を示す斜視図である。 コンタクトガイドの上部を示す拡大斜視図である。 (a)および(b)は、コンタクトガイドのカバーへの嵌め込みの状態を示す斜視図である。 (a)および(b)は、コンタクトガイドの拡大斜視図である。 (a)および(b)は、コンタクトガイドの付勢手段を説明する斜視図である。 (a)および(b)は、コンタクトガイドの動きを例示する図である。 (a)および(b)は、コンタクトガイドとコネクタとの嵌合時の動作を例示する模式図である。 (a)および(b)は、コンタクトガイドの動きを例示する図である。 (a)および(b)は、コンタクトガイドとコネクタとの嵌合時の動作を例示する模式図である。 コンタクト装置を例示する正面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、同一の部材には同一の符号を付し、一度説明した部材については適宜その説明を省略する。
(測定用ソケットの構成)
図1は、本実施形態に係る測定用ソケットを開いた状態を例示する斜視図である。
図2は、本実施形態に係る測定用ソケットを閉じた状態を例示する斜視図である。
本実施形態に係る測定用ソケット1は、電子モジュール100の電気的な測定を行う際に用いられるソケットである。測定用ソケット1は、測定対象となる電子モジュール100を搭載して、電子モジュール100のコネクタ103との電気的な接触を得る。本実施形態では、測定対象となる電子モジュール100として、フレキシブル基板102に電子部品101およびコネクタ103が接続されたものが適用される。
フレキシブル基板102には配線パターンが形成され、電子部品101とコネクタ103との間の通電がなされる。したがって、本実施形態の測定用ソケット1では、後述するコンタクトピン41をコネクタ103の端子と接触させることによって、電子部品101に対する電気的な導通を得ることができる。
本実施形態に係る測定用ソケット1は、ベース10と、カバー20と、コンタクトピン41と、コンタクトガイド40とを備えている。ベース10は、電子モジュール100を搭載する凹部11を有する。凹部11は、電子部品101およびフレキシブル基板102の配置位置を決めるためのガイドの役目を果たす。凹部11の開口側には、上に広がるテーパ部が設けられ、テーパ部の下方にはストレート部が設けられている。凹部11に載置された電子モジュール100はテーパ部で呼び込まれて、ストレート部に収納される。
カバー20は、ベース10に対して回動可能に取り付けられる。本実施形態では、ベース10の一端に設けられたヒンジ50を介してカバー20が取り付けられる。カバー20は、ヒンジ50の軸を中心として開閉動作可能に設けられる。
測定用ソケット1の例えばベース10にはラッチ60が設けられる。カバー20を閉じた状態でラッチ60をカバー20の爪25に引っ掛けることで、カバー20を閉じた状態が維持される。カバー20は、ヒンジ50の軸に取り付けられたバネ56によって開く方向に付勢されている。したがって、ラッチ60を外すことで、バネ56の付勢力によってカバー20は開くことになる。
なお、電子モジュール100が光学モジュールの場合、測定用ソケット1で光学的な測定を行うこともある。この場合、カバー20に孔201を設けておき、電子モジュール100をベース10に載置してカバー20を閉じた際に、電子部品101の光軸が孔201に対応して、この孔201から光学的な測定を行うようにすればよい。したがって、光学モジュールを測定対象にする測定用ソケット1では、電子モジュール100を載置した際の電気的な接触のほか、測定用ソケット1に対する電子部品101の光軸の位置合わせ精度も必要になる。
本実施形態では、ベース10に対して回動可能に押さえ部30が取り付けられている。押さえ部30は、カバー20が取り付けられるヒンジ50を介して取り付けられる。押さえ部30は、ヒンジ50の軸を中心として開閉動作可能に設けられる。すなわち、カバー20および押さえ部30は、同じヒンジ50を介して開閉動作可能にベース10に取り付けられる。
押さえ部30は、カバー20よりもベース10側に配置されるため、カバー20を閉じると、カバー20よりも先に押さえ部30がベース10側に閉じるようになる。カバー20を閉じてラッチ60で固定されると、押さえ部30はカバー20とベース10との間で挟持されることになる。
カバー20と押さえ部30との間にはバネ65が設けられていてもよい。バネ65によってカバー20と押さえ部30とが連結されていることで、カバー20の回動動作と連動して押さえ部30も回動するようになる。電子モジュール100をベース10に載置した状態でカバー20を閉じる際に、カバー20よりも先に押さえ部30が電子モジュール100の上に被せられることになる。これにより、ベース10の凹部11に電子モジュール100を載置した際、電子モジュール100に浮きや位置ずれが生じていても、押さえ部30によって規制される。
コンタクトピン41は、電子モジュール100との導通を得るための接触子である。具体的には、コンタクトピン41は電子モジュール100のコネクタ103の端子と接触することで、電子モジュール100との導通を得る。コネクタ103には複数の端子が配列されているため、コネクタ103の端子の本数および配列に合わせて複数本のコンタクトピン41が設けられる。
コンタクトガイド40は、コンタクトピン41を電子モジュール100の接触位置にガイドする。コンタクトガイド40はカバー20に設けられ、電子モジュール100が載置されたベース10にカバー20を被せることで、コンタクトピン41を電子モジュール100のコネクタ103の端子の位置へガイドする役目を果たす。
本実施形態では、コンタクトガイド40がカバー20に懸架(架け渡した状態で支持)される。すなわち、コンタクトガイド40はカバー20に設けられた孔20h内に配置され、コンタクトガイド40と孔20hとの隙間の範囲内で移動可能に懸架される。
なお、測定用ソケット1は、複数のコンタクトガイド40を備えていてもよい。本実施形態では、電子モジュール100に2つのコネクタ103が設けられているため、これに対応して2つのコンタクトガイド40A、40Bが設けられる。
(カバーの動作)
次に、本実施形態に係る測定用ソケット1のカバー20の動作の詳細について説明する。
図3(a)〜(c)は、カバーを閉じる動作を説明する側面図である。
先ず、図3(a)に示すように、カバー20および押さえ部30を開いた状態で、ベース10の凹部11に電子モジュール100を載置する。電子モジュール100は、凹部11内の所定位置に載置される場合もあれば、凹部11の内側において僅かにずれた位置に載置される場合もある。また、フレキシブル基板102に曲がりや捩れなどがある場合、フレキシブル基板102に接続されたコネクタ103の位置が安定しないこともある。
次に、図3(b)に示すように、カバー20を閉じる。カバー20と押さえ部30との間にはバネ65が設けられているため、カバー20と連動して押さえ部30も閉じることになる。そして、押さえ部30はカバー20よりも先にベース10上の電子モジュール100の上に被せられる。
ここで、電子モジュール100が凹部11の正常な位置に載置されている場合、押さえ部30を閉じた状態では押さえ部30は電子モジュール100に接触しない。一方、電子部品101が浮いている場合には、押さえ部30によって電子部品101が上から押さえられ、凹部11の正常な位置に修正される。
次に、図3(c)に示すように、カバー20をさらに閉じて、ラッチ60によって固定する。この状態では押さえ部30がカバー20とベース10との間で挟持される。カバー20を閉じると、カバー20のコンタクトガイド40が電子モジュール100のコネクタ103と嵌合する。
本実施形態では、コンタクトガイド40がカバー20に懸架されているため、カバー20に対してコンタクトガイド40が移動可能に設けられる。したがって、コネクタ103の位置にずれがあっても、カバー20を被せてコンタクトガイド40がコネクタ103に嵌合する際、コネクタ103の位置に合わせてコンタクトガイド40が呼び込まれるように移動することになる(セルフアライメント)。コンタクトガイド40がコネクタ103に嵌合する段階で、コンタクトガイド40からコンタクトピン41が露出し、コネクタ103の端子と接触する。これにより、コンタクトピン41とコネクタ103の端子との正確な導通を得ることができる。
(コンタクトガイドの構成)
次に、コンタクトガイドの詳細について説明する。
図4は、コンタクトガイドの上部を示す斜視図である。図4では、図2に示すコンタクトガイドカバー210を外した状態が示される。
図5は、コンタクトガイドの上部を示す拡大斜視図である。図5では、図4に示すトップカバー200を外した状態が示される。
図6(a)および(b)は、コンタクトガイドのカバーへの嵌め込みの状態を示す斜視図である。図6(a)にはコンタクトガイド40をカバー20へ嵌め込んだ状態が示され、図6(b)にはコンタクトガイド40A(40)をカバー20から外した状態が示される。
図7(a)および(b)は、コンタクトガイドの拡大斜視図である。
図8(a)および(b)は、コンタクトガイドの付勢手段を説明する斜視図である。
コンタクトガイド40は、基台410と、基台410から突出する略矩形の凸状部分420と、基台410の凸状部分420とは反対側に突出するガイド部430とを備える。なお、説明の便宜上、基台410の凸状部分420が設けられている側を上(上側)、ガイド部430が設けられている側を下(下側)ということにする。
基台410は略直方体に設けられ、コンタクトピン41と導通するケーブル440が取り付けられる。ケーブル440はフレキシブル基板によって構成され、コンタクトピン41と接触したコネクタ103の端子に対して測定用ソケット1の外部からの信号の入出力を行う。
基台410はカバー20に設けられた凹部202に嵌め込まれる、凹部202には孔20hが設けられており、基台410を凹部202に嵌め込むと、ガイド部430が孔20hに入り込むようになる。
略矩形に設けられた凸状部分420の4つの側壁のそれぞれに隣接してスプリングホルダ425が配置される。スプリングホルダ425には、付勢手段の例であるコイルスプリング450を収容する穴425hが設けられる。例えば、1つのスプリングホルダ425に2つの穴425hが平行に設けられ、それぞれの穴425hにコイルスプリング450が収容される。凸状部分420には、直交する2方向のそれぞれに対向するようコイルスプリング450が配置される。
スプリングホルダ425の穴425hに収容されたコイルスプリング450は、凸状部分420の側壁と、この側壁と対向するトップカバー200との間に組み込まれる。すなわち、トップカバー200には、凸状部分420と4つのスプリングホルダ425とを嵌め込むことができる略十字型の孔が設けられており、トップカバー200をカバー20の上に取り付けることで、この孔に凸状部分420と4つのスプリングホルダ425とが嵌め込まれる状態になる。
この状態で、スプリングホルダ425の穴425hにコイルスプリング450を組み込むことで、凸状部分420が4方向からコイルスプリング450で押圧され、コイルスプリング450の付勢力のバランスによって支持される状態になる。したがって、コンタクトガイド40は、コイルスプリング450で支持された凸状部分420でカバー20に懸架されるようになる。このため、コンタクトガイド40に力が加わると、コイルスプリング450が伸縮して凸状部分420の位置が移動し、これに伴いコンタクトガイド40の位置も移動することになる。
基台410から下側に突出するガイド部430は枠型に設けられ、ガイド部430の枠の内側にコンタクトピン41が配置される。カバー20を閉じることでガイド部430の枠内に電子モジュール100のコネクタ103が嵌め込まれる。先に説明したように、コンタクトガイド40はコイルスプリング450で支持された凸状部分420でカバー20に懸架されているため、ガイド部430がコネクタ103に嵌め込まれる際、コネクタ103から外力を受けてコンタクトガイド40の位置がコイルスプリング450の伸縮とともに移動し、コネクタ103の位置に呼び込まれるようにガイド部430が位置合わせされる。
(コンタクトガイドの動き)
次に、コンタクトガイドの動きについて説明する。
図9(a)〜図10(b)は、コンタクトガイドの動きを例示する図である。図9および図10において(a)は斜視図、(b)は断面図である。図9(a)および(b)には、コンタクトガイド40が所定の移動範囲の一方端に位置する状態が示され、図10(a)および(b)には、コンタクトガイド40が所定の移動範囲の他方端に位置する状態が示される。
コンタクトガイド40はコイルスプリング450で支持される凸状部分420でカバー20に懸架されており、カバー20の基準面RSに沿った少なくとも互いに直交する2方向に移動可能になっている。ここで、基準面RSは、トップカバー200における基台410との接触面(トップカバー200の下面)である。説明の便宜上、基準面RSに沿った互いに直交する2方向をX方向およびY方向ということにする。また、基準面RSの法線方向をZ方向ということにする。コイルスプリング450の伸縮によって凸状部分420が移動する際、コンタクトガイド40は基準面RSに沿ってXY方向に移動可能となる。
図9(a)および(b)では、コンタクトガイド40がX方向の一方端に移動した状態が示される。この場合、凸状部分420は矢印Aの方向に押され、X方向に対向する2つのスプリングホルダ425A、425Bのうち一方端側のスプリングホルダ425Aが押され、コイルスプリング450Aが縮む。一方、他方端側のコイルスプリング450Bは伸びてスプリングホルダ425Bが凸状部分420を一方端側へ押す状態になる。
図10(a)および(b)は、コンタクトガイドとコネクタとの嵌合時の動作を例示する模式図である。
図10には、図9と同様にコンタクトガイド40が矢印Aの方向に移動する際の動作が示される。
コンタクトガイド40のガイド部430にはコネクタ103を収容可能な嵌合凹部431が設けられる。嵌合凹部431の内面には、コネクタ103を収容した際にコネクタ103の外面と接触する嵌合面432が設けられる。嵌合凹部431の内面における開口部分には開口側に向けて拡がるテーパ面433が設けられているとよい。
図10(a)に示すように、ガイド部430がコネクタ103と離れている状態(嵌合前の状態)では、カバー20に懸架されるコンタクトガイド40は、コイルスプリング450A、450Bの付勢力のバランスによって中立位置に配置される。ベース10に載置される電子モジュール100において、例えばフレキシブル基板102の撓みや曲がりによってベース10に対するコネクタ103の位置にずれが生じる場合がある。
この状態でベース10にカバー20を被せることでガイド部430がコネクタ103に接近し、嵌合凹部431にコネクタ103が嵌まり始めると、コネクタ103の外面が嵌合凹部431の嵌合面432と接触し、ガイド部430がコネクタ103に嵌合しながらコネクタ103の位置へ呼び込まれるように動くようになる。嵌合凹部431にテーパ面433が設けられていると、コネクタ103の外面がテーパ面433に接触しながら嵌合凹部431の位置がコネクタ103の位置へ呼び込まれ、嵌め込みやすくなる。
これにより、図10(b)に示すように、カバー20に懸架されているコンタクトガイド40が矢印Aの方向(コネクタ103の位置ずれの方向)に移動して、嵌合凹部431がコネクタ103の位置に倣うように動き、コネクタ103と嵌合凹部431との嵌合が行われるようになる。
図11(a)および(b)では、図9(a)および(b)とは反対に、コンタクトガイド40がX方向の他方端に移動した状態が示される。この場合、凸状部分420は矢印Bの方向に押され、X方向に対向する2つのスプリングホルダ425A、425Bのうち他方端側のスプリングホルダ425Bが押され、コイルスプリング450Bが縮む。一方、一方端側のコイルスプリング450Aは伸びてスプリングホルダ425Aが凸状部分420を他方端側へ押す状態になる。
図12(a)および(b)は、コンタクトガイドとコネクタとの嵌合時の動作を例示する模式図である。
図12には、図11と同様にコンタクトガイド40が矢印Bの方向に移動する際の動作が示される。
図12(a)に示すように、ガイド部430がコネクタ103と離れている状態(嵌合前の状態)では、カバー20に懸架されるコンタクトガイド40は、コイルスプリング450A、450Bの付勢力のバランスによって中立位置に配置される。ベース10に載置される電子モジュール100において、例えばフレキシブル基板102の撓みや曲がりによってベース10に対するコネクタ103の位置にずれが生じる場合がある。
この状態でベース10にカバー20を被せることでガイド部430がコネクタ103に接近し、嵌合凹部431にコネクタ103が嵌まり始めると、コネクタ103の外面が嵌合凹部431の嵌合面432と接触し、ガイド部430がコネクタ103に嵌合しながらコネクタ103の位置へ呼び込まれるように動くようになる。
これにより、図12(b)に示すように、カバー20に懸架されているコンタクトガイド40が矢印Bの方向(コネクタ103の位置ずれの方向)に移動して、嵌合凹部431がコネクタ103の位置に倣うように動き、コネクタ103と嵌合凹部431との嵌合が行われるようになる。
上記のように、本実施形態では、コンタクトガイド40がカバー20に懸架されており、コイルスプリング450A、450Bの付勢力のバランスによって中立位置に配置され、外部からの力によって基準面RSに沿って移動できるようになっている。これにより、嵌合の対象物であるコネクタ103の位置にずれが生じていても、そのずれに応じてコンタクトガイド40が倣うように移動して、コネクタ103の位置ずれを吸収しながら確実に嵌合できるようになる。
本実施形態では、フレキシブル基板102に電子部品101およびコネクタ103が接続された電子モジュール100を測定対象としており、コンタクトピン41を接触させるコネクタ103の端子の位置は、コネクタ103の位置を基準として設けられている。コネクタ103の端子は狭ピッチで多数並置されていることから、各端子とコンタクトピン41との接触は、コネクタ103の外面を基準として嵌合凹部431を嵌め込むことで正確な位置へのコンタクトが実現される。
一方、コネクタ103の位置は、フレキシブル基板102に対するコネクタ103の接続における位置ずれや、フレキシブル基板102上の正確な位置に接続されたとしてもフレキシブル基板102の弾性力、曲がり、捩れなどによって変化することになる。近年では、フレキシブル基板102が比較的硬めになっており、折り曲げられていることもあるため、フレキシブル基板102に接続される電子部品101とコネクタ103との相対的な位置関係は不安定になりやすい。このため、電子部品101を基準としてコネクタ103の端子とコンタクトピン41との位置合わせをすると、正確なコンタクトができないことも多い。
本実施形態では、ガイド部430との嵌合の対象物であるコネクタ103の位置がずれていても、コネクタ103の外面に嵌合凹部431の嵌合面432が接触することで、懸架されているコンタクトガイド40が移動して、ずれの生じているコネクタ103の位置に合わせてガイド部430の嵌合凹部431を嵌合させることができる。
ここで、特許文献4に開示される電気部品用ソケットでは、ソケットカバーを閉じた際、ソケット本体側の傾斜面に倣って押圧部材が移動するようになる。しかし、本実施形態のように嵌合(接触)の対象物であるコネクタ103の位置ずれを吸収するようにコンタクトガイド40が移動するものではない。すなわち、特許文献4では、ソケットカバーとソケット本体との組み立て誤差を吸収するものであり、接触の対象物であるパッケージがソケット本体に対して位置ずれしている場合には、その位置ずれを吸収して正確なコンタクトを行うことはできない。これは、ソケット本体に対してパッケージが正確に載置されていることを前提としているためである。
本実施形態では、ガイド部430の嵌合凹部431を嵌め込む対象物であるコネクタ103の位置がずれる場合に対応し、位置ずれが発生していてもコネクタ103の位置に倣うようにコンタクトガイド40が移動できるようになっている。したがって、嵌合(接続)の対象物であるコネクタ103の位置ずれに対してその位置ずれを直接吸収して、ガイド部430の嵌合凹部431とコネクタ103とを確実に嵌合させることが可能となる。コネクタ103の位置を基準として嵌合凹部431が確実に嵌め込まれることで、コネクタ103に狭ピッチで多数並置されている複数の端子とコンタクトピン41とを正確に接触させることが可能となる。
なお、図9から図12ではX方向の移動例について示したが、Y方向の移動についても同様である。また、コンタクトガイド40は、Z方向に移動可能に懸架されていてもよい。例えば、コンタクトガイド40を懸架する際、基台410の上面とトップカバー200の下面(基準面RS)との間に僅かな隙間を設けておく。すなわち、これにより、コンタクトガイド40は、コイルスプリング450によってZ方向に僅かに浮いた状態で支持される。これにより、コンタクトガイド40は、XY方向のみならずZ方向にも移動可能となる。さらに、コンタクトガイド40がZ方向に浮いた状態で支持されていると、コンタクトガイド40は回転方向(XYZ方向の3軸のそれぞれを中心とした回転方向)にも移動可能となる。これにより、コンタクトガイド40が電子モジュール100のコネクタ103と嵌合する際、コネクタ103の位置や向きに合わせて移動するようになり、コネクタ103の位置ずれがあっても確実にコンタクトガイド40が嵌合して、コンタクトピン41とコネクタ103の端子とを接触させることができるようになる。
(コンタクト装置)
次に、コンタクト装置について説明する。
図13は、コンタクト装置を例示する正面図である。
本実施形態に係るコンタクト装置500は、先に説明した測定用ソケット1と同様に、ベース10、カバー20、押さえ部30、コンタクトピン41およびコンタクトガイド40を備える。コンタクト装置500では、カバー20および押さえ部30がベース10に対して上下動するよう構成される。
ベース10には、電子モジュール100を載置する凹部11が設けられる。ベース10には、例えば4箇所に支柱15が設けられている。カバー20は、この支柱15によって支持され、支柱15に沿って上下動可能に設けられる。支柱15にはバネ17が設けられており、カバー20を上方に付勢している。カバー20は、図示しない駆動機構によってバネ17の付勢力を超えた力で押し込まれることにより、ベース10の上に被せられる。
押さえ部30は、ベース10とカバー20との間に設けられる。押さえ部30は、カバー20を下降させてベース10上に被せる際、カバー20よりも先に押さえ部30が電子モジュール100の上に被せられるよう構成される。
コンタクト装置500では、ベース10の凹部11に電子モジュール100を載置した状態でカバー20および押さえ部30を下降させる。これにより、コンタクトガイド40にコネクタ103が嵌合し、コンタクトピン41とコネクタ103の端子とが接触するようになる。コンタクトガイド40はカバー20に懸架されているため、コネクタ103の位置にずれがあっても、コンタクトガイド40がコネクタ103に嵌合する際、コネクタ103の位置に合わせてコンタクトガイド40が呼び込まれるように移動することになり、コンタクトピン41とコネクタ103の端子との正確な導通を得ることができる。
以上説明したように、実施形態によれば、電子モジュール100のコネクタ103とコンタクトピン41とを正確に接触させて確実な導通を得ることができる測定用ソケット1を提供することが可能になる。
なお、上記に本実施形態およびその具体例を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。例えば、測定対象となる電子モジュール100として、フレキシブル基板102に電子部品101およびコネクタ103が接続されたものを例としたが、電子モジュール100の構成は、これに限定されない。また、前述の各実施形態またはその具体例に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、各実施形態の特徴を適宜組み合わせたものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に包含される。
1…測定用ソケット
10…ベース
11…凹部
15…支柱
17…バネ
20…カバー
20h…孔
25…爪
30…押さえ部
40,40A,40B…コンタクトガイド
41…コンタクトピン
50…ヒンジ
56…バネ
60…ラッチ
65…バネ
100…電子モジュール
101…電子部品
102…フレキシブル基板
103…コネクタ
200…トップカバー
201…孔
202…凹部
210…コンタクトガイドカバー
410…基台
420…凸状部分
425,425A,425B…スプリングホルダ
425h…穴
430…ガイド部
431…嵌合凹部
432…嵌合面
433…テーパ面
440…ケーブル
450,450A,450B…コイルスプリング
500…コンタクト装置
A,B…矢印
RS…基準面

Claims (11)

  1. フレキシブル基板と、前記フレキシブル基板に接続された電子部品およびコネクタと、を有する電子モジュールを測定対象とする測定用ソケットであって、
    前記電子モジュールを載置する凹部を有するベースと、
    前記ベースに被せられるカバーと、
    前記電子モジュールとの導通を得るためのコンタクトピンと、
    前記カバーに設けられ、前記電子モジュールが載置された前記ベースに前記カバーを被せることで前記コンタクトピンを前記電子モジュールの接触位置にガイドするコンタクトガイドと、
    前記カバーが前記ベースに対して閉じたときに、前記コネクタよりも先に前記電子部品の動きを規制する押さえ部と、
    を備え、
    前記コンタクトガイドは、前記コネクタを収容可能な嵌合凹部を有し、
    前記コンタクトガイドは、前記カバーに対して移動可能に懸架され、
    前記カバーを前記ベースに被せることで前記コンタクトガイドの前記嵌合凹部の内面が前記コネクタと接触し、前記コンタクトガイドが前記コネクタに嵌合しながら前記コネクタの位置へ呼び込まれ
    前記カバーを前記ベースに被せたときに、前記コンタクトガイドは、前記ベースに対して位置決めされていない前記コネクタに接することを特徴とする測定用ソケット。
  2. 前記コンタクトガイドは、前記カバーの基準面に沿った少なくとも互いに直交する2方向に移動可能に懸架される、請求項1記載の測定用ソケット。
  3. 前記コンタクトガイドは、前記カバーの前記基準面の法線方向に移動可能に懸架される、請求項2記載の測定用ソケット。
  4. 前記コンタクトガイドは、前記カバーに対して回転可能に懸架される、請求項2または請求項3に記載の測定用ソケット。
  5. 前記コンタクトガイドと前記カバーとの間に設けられた付勢手段をさらに備えた、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の測定用ソケット。
  6. 前記コンタクトガイドは略矩形の凸状部分を有し、
    前記凸状部分の4つの側壁と前記カバーとの間に前記付勢手段が設けられた、請求項5記載の測定用ソケット。
  7. 前記嵌合凹部の内面における開口部分には開口側に拡がるテーパ面が設けられた、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の測定用ソケット。
  8. 前記コンタクトガイドは、前記カバーに設けられた孔内に配置され、
    前記コンタクトガイドと前記孔の壁との隙間の範囲内で移動可能に懸架される、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の測定用ソケット。
  9. 前記カバーは、ヒンジによって前記ベースに対して回動するよう設けられた、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の測定用ソケット。
  10. 前記カバーを前記ベースに被せることで前記ベースに載置された前記電子モジュールの位置へ前記コンタクトガイドが呼び込まれる、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の測定用ソケット。
  11. 複数の前記コンタクトガイドを備え、
    前記複数のコンタクトガイドは、前記カバーに対してそれぞれ独立して懸架される、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の測定用ソケット。
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