JP6877583B2 - リモートコントローラおよび空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空調制御に関する指示を受け付けるリモートコントローラと、リモートコントローラを含む空気調和装置とに関する。
従来、室外機および室内機を有する空気調和装置において、利用者はリモートコントローラを操作して室内機の運転状態を操作することによって空気調和装置を動作させる。情報通信機器の普及に伴って、リモートコントローラに代表される従来の制御装置の他に、利用者がスマートフォンなどの携帯端末を使用して、空気調和装置を遠隔操作するケースが想定されるようになった。この場合、空気調和装置の備え付けのリモートコントローラの操作と携帯端末の操作とを両立する必要がある。
リモートコントローラの操作と携帯端末の操作とを両立する装置の一例が、特許文献1に開示されている。特許文献1の家電機器は、情報通信端末機器からの動作指令情報を受ける無線通信部と、リモートコントローラから運転開始のためのリモコン信号を受けると、リモコン信号に応じて家電機器を制御する制御装置とを有する。制御装置は、リモコン信号を受信してから所定時間が経過するまでの間をリモコン優先モードに設定し、所定時間が経過した場合、リモコン優先モードを解除する構成である。この構成によれば、携帯端末による遠隔操作とリモートコントローラによる操作とを両立できる。
特開2016−111540号公報
空気調和装置には、無線通信機能を備え、携帯端末から操作を受け付けるだけでなく、無線通信機能を備えたセンサタグと通信を行って、空調空間の温度等の情報を取得するものがあがる。このような空気調和装置は、空調空間をより快適な環境に制御するために、センサタグから継続して情報を収集することが望ましい。
しかし、空気調和装置がセンサタグと通信を行っているとき、携帯端末と通信できないことになる。そのため、空気調和装置の利用者は、通信接続先をセンサタグから携帯端末に切り替える操作をリモートコントローラにしなければならず、利便性が低下する。特許文献1に開示された技術を適用して、リモートコントローラが所定時間毎にセンサタグとの通信を一旦停止し、携帯端末と通信接続できる状態にすることが考えられる。この場合、利用者は、リモートコントローラがセンサタグとの通信を停止するタイミングを待たなければならない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、情報端末による遠隔操作と空調空間から環境に関する情報の収集とを並列処理できるようにしたリモートコントローラおよび空気調和装置を提供するものである。
本発明に係るリモートコントローラは、空気調和装置の空調空間の環境指標となるセンサ情報を送信する無線機器と無線通信し、該空気調和装置の利用者の運転操作情報を送信する情報端末と無線通信する無線通信部と、前記センサ情報および前記運転操作情報を前記空気調和装置の本体に送信する空調制御部と、前記無線機器から前記センサ情報を取得するクライアントモードと、前記運転操作情報を前記情報端末から受け付け、該運転操作情報に対応する空調制御情報を前記情報端末に提供するサーバモードとを切り替えるモード切替部と、前記センサ情報を記憶する記憶部と、を有し、前記モード切替部は、前記無線通信部が前記無線機器および前記情報端末のうち、いずれのデバイスと無線通信するかに応じて、前記クライアントモードと前記サーバモードとを切り替えて前記無線通信部を介して情報を送受信し、前記クライアントモードにおいて、一定の周期で前記無線機器が送信する前記センサ情報を前記無線通信部を介して受信すると、受信した前記センサ情報を前記記憶部に格納し、前記クライアントモード時に前記情報端末から接続要求を受け付けると、前記無線機器との通信を停止して前記クライアントモードから前記サーバモードに遷移するものである。
本発明に係る空気調和装置は、冷媒回路で接続される熱源側ユニットおよび負荷側ユニットと、前記熱源側ユニットおよび前記負荷側ユニットと接続される上記のリモートコントローラと、を有するものである。
本発明によれば、利用者がリモートコントローラに対して情報端末による遠隔操作と無線機器からのセンサ情報の収集とを切り替える操作をする必要がないので、利用者による操作の負担を減らすことができる。
本発明の実施の形態1におけるリモートコントローラを含む空気調和装置の一構成例を示す図である。 図1に示した熱源側ユニットおよび負荷側ユニットの一構成例を示す冷媒回路図である。 図1に示したリモートコントローラ、情報端末および無線機器の一構成例を示す機能ブロック図である。 リモートコントローラが無線機器からセンサ情報を取得する動作手順を示すシーケンス図である。 リモートコントローラが情報端末から運転操作情報を取得し、情報端末がリモートコントローラから空調制御情報を取得する動作の手順を示すシーケンス図である。 リモートコントローラが無線機器および情報端末に対して通信接続先を切り替えて情報を送受信する動作手順を示すシーケンス図である。 リモートコントローラが無線機器および情報端末に対して通信接続先を切り替えて情報を送受信する動作手順を示すシーケンス図である。
実施の形態1.
本実施の形態1のリモートコントローラが適用される空気調和装置を説明する。図1は、本発明の実施の形態1におけるリモートコントローラを含む空気調和装置の一構成例を示す図である。図1に示すように、空気調和装置100は、リモートコントローラ1と、熱源側ユニット6と、負荷側ユニット7とを有する。熱源側ユニット6および負荷側ユニット7が空気調和装置100の本体に相当する。リモートコントローラ1は、熱源側ユニット6および負荷側ユニット7と伝送線5を介して接続され、熱源側ユニット6および負荷側ユニット7と双方向に通信する。また、リモートコントローラ1は、情報端末2および無線機器3と無線通信回線4を介して接続され、情報端末2および無線機器3と双方向に通信する。
情報端末2は、空気調和装置100の利用者が使用する情報処理端末である。無線機器3は、空調空間の環境指標となる情報を含むセンサ情報をリモートコントローラ1に提供するデバイスである。
無線通信回線4では、例えば、Bluetooth(登録商標)、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)およびWi−Fi(登録商標)等の通信方式で規定された通信プロトコルにしたがって通信が行われる。無線通信回線4は、これらの通信方式以外の規格を用いた通信であってもよい。伝送線5は、例えば、Ethernet(登録商標)等の規格に準拠したものであるが、他の規格のものであってもよい。
図2は、図1に示した熱源側ユニットおよび負荷側ユニットの一構成例を示す冷媒回路図である。熱源側ユニット6は、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機61と、冷媒の流路を切り替える四方弁62と、熱源側熱交換器63と、膨張弁64と、制御装置65とを有する。負荷側ユニット7は、負荷側熱交換器71、室内ファン72、室内センサ73および制御装置75を有する。圧縮機61、四方弁62、熱源側熱交換器63、膨張弁64および負荷側熱交換器71は冷媒配管で接続され、冷媒が循環する冷媒回路8が構成される。
圧縮機61は、容量を変化できるインバータ型圧縮機である。四方弁62は、暖房運転および冷房運転のいずれかの運転モードにしたがって、冷媒が流れる方向を切り替える。熱源側熱交換器63は、冷媒と室外空気との熱交換を行う熱交換器である。膨張弁64は、冷媒を減圧して膨張させる。膨張弁64は、例えば、電子膨張弁である。負荷側熱交換器71は、冷媒と室内空気との熱交換を行う熱交換器である。室内ファン72は、室内空気を負荷側熱交換器71に供給する。室内センサ73は、室内空気の温度および湿度を測定し、測定値を制御装置75に出力する。
制御装置65および75は、図に示さない、メモリおよびCPU(Central Processing Unit)を有する。制御装置65および75は、室内センサ73を含むセンサの測定値をリモートコントローラ1に送信する。制御装置65は、リモートコントローラ1から受信する空調制御情報にしたがって、圧縮機61、四方弁62および膨張弁64を制御する。制御装置75は、リモートコントローラ1から受信する空調制御情報にしたがって、室内ファン72を制御する。
なお、図2に示していないが、熱源側熱交換器63に室外空気を供給するファンが熱源側ユニット6に設けられていてもよい。また、冷媒の温度を測定する温度センサが熱源側熱交換器63および負荷側熱交換器71に設けられていてもよい。この場合、これらの温度センサが測定する温度を用いて、制御装置75が過冷却度および過熱度を制御してもよい。また、リモートコントローラ1、制御装置65および75が一体になって空調制御装置50が構成される。リモートコントローラ1が制御装置65および75の機能を備えていてもよい。
次に、リモートコントローラ1、情報端末2および無線機器3の構成を詳しく説明する。図3は、図1に示したリモートコントローラ、情報端末および無線機器の一構成例を示す機能ブロック図である。
リモートコントローラ1は、制御部10と、記憶部17と、無線通信部16とを有する。無線通信部16は、図に示さないアンテナ回路およびアンプ回路を有し、データをパケット化して無線で他のデバイスと送受信する。記憶部17は、センサ情報データベース部14および空調制御情報データベース部15を有する。
空調制御情報データベース部15は、情報端末2から取得される運転操作情報と、運転操作情報に対応する空調制御情報とを記憶する。運転操作情報は、利用者が空気調和装置100に対して設定する情報である。運転操作情報は、例えば、空気調和装置100の電源のオンおよびオフと、運転モードと、設定温度と、設定湿度と、風向と、風量などの情報である。
空調制御情報は、図2に示した冷媒回路8における冷凍サイクルの制御パラメータの値である。制御パラメータは、圧縮機61の回転数および室内ファン72の回転数等の各機器の制御に関する情報である。空調制御情報は空調制御部12によって生成されるが、空調制御情報データベース部15が記憶する空調制御情報は、熱源側ユニット6および負荷側ユニット7から取得されてもよい。熱源側ユニット6および負荷側ユニット7から取得される空調制御情報は、これらのユニットに対して実行された空調制御による結果の情報を示す情報となる。
センサ情報データベース部14は、無線機器3から提供されるセンサ情報を記憶する。センサ情報は、無線機器3以外に、熱源側ユニット6および負荷側ユニット7に設けられたセンサが測定した測定値を含んでもよい。リモートコントローラ1にセンサが設けられていてもよく、この場合、センサ情報はリモートコントローラ1のセンサの測定値を含む。リモートコントローラ1および無線機器3から取得されるセンサ情報は、例えば、空調空間の温度および湿度などの情報である。熱源側ユニット6および負荷側ユニット7から取得するセンサ情報は、例えば、ファンが吸い込む空気の温度などの情報である。
制御部10は、図に示していないが、プログラムを記憶するメモリと、プログラムにしたがって処理を実行するCPUとを有する。制御部10は、無線通信制御部11、空調制御部12およびモード切替部13を有する。CPUがプログラムを実行することで、無線通信制御部11、空調制御部12およびモード切替部13がリモートコントローラ1に構成される。
無線通信制御部11は、無線通信回線4の通信制御を行うものであり、パケット送受信、パケット再送およびエラー訂正などの処理を実行する。空調制御部12は、センサ情報および運転操作情報に基づいて熱源側ユニット6および負荷側ユニット7を制御する空調制御情報を生成し、生成した空調制御情報を制御装置65および75に送信する。空調制御部12の機能が、リモートコントローラ1の代わりに、制御装置65および75のうち、いずれかに設けられていてもよい。この場合、空調制御部12は、制御装置65および75のうち、センサ情報および運転操作情報に基づいて空調制御情報を生成する機能が設けられた制御装置に、センサ情報および運転操作情報を送信する。
モード切替部13は、リモートコントローラ1が他のデバイスに情報を要求するクライアントモードと、リモートコントローラ1が他のデバイスからの要求に応じて情報を提供するサーバモードとを切り替える。ここで、クライアントモードおよびサーバモードについて説明する。通信ネットワークを利用したコンピュータシステムの一形態として、クライアントサーバシステムが知られている。クライアントサーバシステムは、情報を提供するサーバと、サーバから提供される情報を利用するクライアントとがネットワークで接続され、クライアントからの要求にサーバが応答する形で処理が行われるものである。リモートコントローラ1は、クライアントサーバシステムをモデルとして、クライアントとして機能するクライアントモードとサーバとして機能するサーバモードとの2つのモードを有し、通信接続先のデバイスに応じて、これらのモードを切り替えるものである。
モード切替部13は、センサ情報データベース部14および空調制御情報データベース部15が記憶する情報へのアクセスを管理する。モード切替部13は、クライアントモードにおいて、無線通信制御部11からセンサ情報を取得すると、センサ情報をセンサ情報データベース部14に格納し、既に格納されている場合にはセンサ情報を更新する。モード切替部13は、サーバモードにおいて、無線通信制御部11から運転操作情報を取得すると、運転操作情報を空調制御情報データベース部15に格納し、既に格納されている場合には運転操作情報を更新する。
モード切替部13は、空調制御部12からセンサ情報を取得すると、センサ情報をセンサ情報データベース部14に格納し、既に格納されている場合にはセンサ情報を更新する。モード切替部13は、空調制御部12から空調制御情報を取得すると、空調制御情報を空調制御情報データベース部15に格納し、既に格納されている場合には空調制御情報を更新する。モード切替部13は、センサ情報データベース部14および空調制御情報データベース部15が記憶する情報を無線通信制御部11および空調制御部12に提供する。
なお、センサ情報は、無線通信回線4を介して、リモートコントローラ1と無線機器3との間で送受信される。運転操作情報および空調制御情報は、無線通信回線4を介して、リモートコントローラ1と情報端末2との間で送受信される。また、センサ情報および空調制御情報は、伝送線5を介して、リモートコントローラ1と、熱源側ユニット6および負荷側ユニット7との間で送受信される。
次に、図3を参照して、無線機器3の構成を説明する。無線機器3は、例えば、環境指標を測定するセンサ34を備えたセンサタグである。この場合、環境指標となる情報は、例えば、温度および湿度である。無線機器3は、センサ34と、制御部30と、サーバ機能部31と、無線通信制御部32と、無線通信部33とを有する。無線通信部33は、図に示さないアンテナ回路およびアンプ回路を有し、データをパケット化して無線で他のデバイスと送受信する。センサ34は、空調空間の温度および湿度を測定するセンサに限らず、他の環境指標を測定するセンサであってもよい。また、無線機器3に複数のセンサ34が設けられていてもよい。複数のセンサ34は、例えば、温度センサ、湿度センサおよび冷媒漏洩センサである。
制御部30は、図に示していないが、プログラムを記憶するメモリと、プログラムにしたがって処理を実行するCPUとを有する。制御部30は、サーバ機能部31および無線通信制御部32を有する。CPUがプログラムを実行することで、サーバ機能部31および無線通信制御部32が無線機器3に構成される。
サーバ機能部31は、センサ情報をリモートコントローラ1に提供するサーバモードとして動作する。具体的には、サーバ機能部31は、一定の周期で、空調空間の温度および湿度の環境指標をセンサ34に測定させ、測定値をセンサ情報としてリモートコントローラ1に送信する。無線通信制御部32は、無線通信回線4の通信制御を行うものであり、パケット送受信、パケット再送およびエラー訂正などの処理を実行する。
なお、図3を参照して無線機器3がセンサタグの場合を説明したが、無線機器3はセンサタグに限らない。無線機器3は、例えば、センサ34が監視対象空間に人がいるか否かを検知する人検知センサであり、監視対象空間を撮影するカメラを備えていてもよい。この場合、無線機器3は、人検知センサが監視対象空間に人がいることを検知すると、カメラに監視対象空間を撮影させる。無線機器3は、人検知の有無の情報と撮影画像とのうち、一方または両方を含むセンサ情報をリモートコントローラ1に送信する。また、無線機器3は、複数のセンサタグとリモートコントローラ1との無線通信を中継する無線中継器であってもよい。この場合、無線機器3は、複数のセンサタグから無線通信で複数のセンサ情報を収集し、収集した複数のセンサ情報を無線通信でリモートコントローラ1に送信する。
次に、図3を参照して、情報端末2の構成を説明する。情報端末2は、無線通信機能を備えたコンピュータである。情報端末2は、例えば、ウェアラブルコンピュータ、スマートフォンおよびタブレット端末である。
情報端末2は、制御部20と、無線通信部23と、記憶部24と、表示部25と、操作部26とを有する。記憶部24は、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。記憶部24は、利用者が空気調和装置100の運転を操作するためのアプリケーションソフトウェアプログラムである空調操作プログラムを記憶する。表示部25は、例えば、液晶ディスプレイである。操作部26は、例えば、タッチパネルである。無線通信部23は、図に示さないアンテナ回路およびアンプ回路を有し、データをパケット化して無線で他のデバイスと送受信する。
制御部20は、図に示さない、メモリおよびCPUを有する。制御部20は、空調操作管理部21および無線通信制御部22を有する。制御部20は操作部26を介して空調操作プログラムを実行する指示が入力されると、CPUが記憶部24から空調操作プログラムをメモリに読み出し、空調操作プログラムを実行する。CPUが空調操作プログラムを実行することで、空調操作管理部21および無線通信制御部22が情報端末2に構成される。
無線通信制御部22は、無線通信回線4の通信制御を行うものであり、パケット送受信、パケット再送およびエラー訂正などの処理を実行する。空調操作管理部21は、操作部26を介して運転操作の指示が入力されると、入力された運転操作の情報を含む運転操作情報をリモートコントローラ1に送信する。空調操作管理部21は、リモートコントローラ1から空調制御情報を受け取ると、空調制御情報に基づいて運転状態を示す情報を生成し、運転状態を表示部25に表示させる。
なお、図3は機能ブロック図であり、上述したように、各デバイスに設けられたCPUがプログラムを実行することで、図3に示した制御部10、20および30が構成される場合で説明したが、この場合に限らない。図3に示した制御部10、20および30のそれぞれに含まれる複数のユニットの一部または全部が、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の専用の半導体集積回路で構成されてもよい。また、情報端末2は、図3を参照して説明した機能を備えていれば、他の機能を主目的とする電子機器であってもよい。情報端末2は、例えば、携帯型ゲーム機であってもよい。さらに、情報端末2は、携帯端末に限らず、テレビ等の家電機器であってもよい。
次に、リモートコントローラ1の動作を説明する。動作の一例として、リモートコントローラ1が無線機器3からセンサ情報を取得する動作を説明する。図4は、リモートコントローラが無線機器からセンサ情報を取得する動作手順を示すシーケンス図である。
リモートコントローラ1に電源が投入されると、モード切替部13は、クライアントモードを起動する(ステップST101)。これにより、モード切替部13は、センサ受信モードに遷移する。センサ受信モードは、モード切替部13が無線機器3から取得するセンサ情報をセンサ情報データベース部14に格納し、センサ情報データベース部14が記憶するセンサ情報を更新するモードである。
無線機器3に電源が投入されると、サーバ機能部31は、サーバモードを起動する(ステップST102)。これにより、無線機器3は、センサ測定モードに遷移する。センサ測定モードは、サーバ機能部31が、センサ34に測定を実行させ、測定結果を含むセンサ情報をリモートコントローラ1に提供するモードである。
リモートコントローラ1のモード切替部13は、無線機器3からセンサ情報を取得するために、一定の周期でセンサ情報送信要求を、無線通信回線4を介して無線機器3に送信する(ステップST103)。無線通信は、無線通信制御部11および無線通信部16によって実行される。
無線機器3がセンサ情報送信要求を受信すると、サーバ機能部31は、センサ34に測定をさせる(ステップST104)。サーバ機能部31は、センサ34の測定結果を含むセンサ情報を生成する。無線通信は、無線通信制御部32および無線通信部33によって実行される。
サーバ機能部31は、センサ情報を無線通信回線4を介してリモートコントローラ1に送信する(ステップST105)。無線通信は、無線通信制御部32および無線通信部33によって実行される。
リモートコントローラ1のモード切替部13は、無線機器3からセンサ情報を受信すると(ステップST106)、取得したセンサ情報をセンサ情報データベース部14に格納し、センサ情報データベース部14が記憶するセンサ情報を更新する。その後、ステップST103〜ST106が一定の周期で繰り返される。
なお、図4に示すシーケンス図において、リモートコントローラ1が無線機器3にセンサ情報送信要求をしなくても、無線機器3がリモートコントローラ1へのセンサ情報の提供を行ってもよい。この場合、無線機器3のサーバ機能部31は、ST104のセンサ測定およびステップST105のセンサ情報送信を一定の周期で実行する。リモートコントローラ1のモード切替部13は、無線機器3からセンサ情報の受信(ステップST106)を一定の周期で行う。
次に、リモートコントローラ1が情報端末2から運転操作情報を取得し、情報端末2がリモートコントローラ1から空調制御情報を取得する動作について説明する。図5は、リモートコントローラが情報端末から運転操作情報を取得し、情報端末がリモートコントローラから空調制御情報を取得する動作の手順を示すシーケンス図である。
リモートコントローラ1に電源が投入されると、モード切替部13は、クライアントモードを起動する(ステップST201)。これにより、モード切替部13は、センサ受信モードに遷移する。
空気調和装置100の利用者が情報端末2を操作して空調操作プログラムを実行する指示を入力すると、制御部20は空調操作プログラムを実行し、空調操作管理部21を起動する。続いて、空調操作管理部21はクライアントモードを起動する(ステップST202)。空調操作管理部21は、運転操作情報をリモートコントローラ1へ提供し、空調制御情報をリモートコントローラ1から取得する空調操作モードに遷移する。
空調操作管理部21は、リモートコントローラ1に対して接続を要求する(ステップST203)。無線通信は、無線通信制御部22および無線通信部23によって実行される。
リモートコントローラ1が情報端末2から接続要求を受け付けると、モード切替部13は、クライアントモードを停止し、サーバモードを起動する(ステップST204)。これにより、リモートコントローラ1は、情報端末受信モードに遷移する。情報端末受信モードは、モード切替部13が運転操作情報を空調制御部12に提供し、空調制御情報をリモートコントローラ1から取得するモードである。
モード切替部13は、無線通信回線4を介して、情報端末2に対して接続を許可する旨を通知する(ステップST205)。無線通信は、無線通信制御部11および無線通信部16によって実行される。
情報端末2の空調操作管理部21は、リモートコントローラ1から接続許可を受け取ると、空気調和装置100の利用者が運転操作を入力できる状態にし、運転操作情報の取得を開始する(ステップST206)。
空調操作管理部21は、操作部26を介して運転操作が入力されると、入力された運転操作の情報を含む運転操作情報を、無線通信回線4を介してリモートコントローラ1に送信する(ステップST207)。無線通信は、無線通信制御部22および無線通信部23によって実行される。
リモートコントローラ1のモード切替部13は、情報端末2から運転操作情報を受信すると(ステップST208)、空調制御情報データベース部15が記憶する運転操作情報を受信した運転操作情報の書き換え、運転操作情報を更新する。空調制御部12は、空調制御情報データベース部15が記憶する運転操作情報が更新されると、更新された運転操作情報とセンサ情報データベース部14が記憶するセンサ情報とに基づいて空調制御情報を生成する。そして、空調制御部12は、生成した空調制御情報を制御装置65および75に送信する。空調制御部12は、熱源側ユニット6および負荷側ユニット7から取得する空調制御情報を空調制御情報データベース部15に格納する。
モード切替部13は、空調制御情報データベース部15が記憶する最新の空調制御情報を記憶部17から読み出し、読み出した空調制御情報を、無線通信回線4を介して情報端末2に送信する(ステップST209)。無線通信は、無線通信制御部11および無線通信部16によって実行される。
情報端末2の空調操作管理部21は、空調制御情報を受信すると(ステップST210)、空調制御情報に基づいて運転状態を示す情報を生成し、運転状態を表示部25に表示させる。その後、空気調和装置100の利用者が情報端末2を操作して運転操作を入力する度に、ステップST207〜ST209の処理が行われる。
リモートコントローラ1のモード切替部13は、情報端末2と最後に通信を行ってからの経過時間Tkを計測する。そして、経過時間Tkがタイムアウトとなる設定時間Tthに到達しても、情報端末2からの運転操作情報を受信しない場合、モード切替部13は、サーバモードを停止し、クライアントモードを起動する(ステップST211)。これにより、モード切替部13は、センサ受信モードに遷移し、無線機器3との通信を再開する。無線機器3は、リモートコントローラ1との通信を再開すると、リモートコントローラ1と通信できなかった時間にセンサ34が測定した値をまとめてリモートコントローラ1に送信する。リモートコントローラ1は情報端末2との通信が設定時間Tthの間、途切れた場合、サーバモードからクライアントモードに遷移することで、無線機器3からセンサ情報の収集を再開し、空調空間の環境を監視できない時間が長くなることを抑制できる。
ここで、無線機器3は、リモートコントローラ1と通信できなかった時間にセンサ34が測定した値を廃棄し、センサ34が測定した最新の測定値をリモートコントローラ1に送信してもよい。空調制御の観点では、空調空間について、過去の環境指標よりも最新の環境指標が重要だからである。ただし、空調制御部12がセンサ情報の時間経過に伴う変化を示す履歴を参考にして空調を制御する場合、無線機器3と通信できなかった時間にセンサ34が測定した値をまとめて無線機器3から取得した方がよい。
図5を参照して説明したように、リモートコントローラ1は、センサ受信モードであっても、情報端末2から接続要求があると、クライアントモードからサーバモードに切り替わる。そのため、空気調和装置100の利用者は、リモートコントローラ1がセンサ受信モードになっていても、情報端末2を操作して空気調和装置100の運転を操作することができる。
次に、リモートコントローラ1が情報端末2から運転操作情報を取得する動作と無線機器3からセンサ情報を取得する動作とを並列処理し、空気調和装置100を制御する動作を説明する。図6および図7は、リモートコントローラが無線機器および情報端末に対して通信接続先を切り替えて情報を送受信する動作手順を示すシーケンス図である。
リモートコントローラ1に電源が投入されると、モード切替部13は、クライアントモードを起動する(ステップST301)。これにより、モード切替部13は、センサ受信モードに遷移する。無線機器3に電源が投入されると、サーバ機能部31は、サーバモードを起動する(ステップST302)。これにより、無線機器3は、センサ測定モードに遷移する。
空気調和装置100の利用者が情報端末2を操作して空調操作プログラムを実行する指示を入力すると、制御部20は空調操作プログラムを実行し、空調操作管理部21を起動する。続いて、空調操作管理部21はクライアントモードを起動する(ステップST303)。空調操作管理部21は、空調操作モードに遷移する。
リモートコントローラ1のモード切替部13は、無線機器3からセンサ情報を取得するために、一定の周期でセンサ情報送信要求を、無線通信回線4を介して無線機器3に送信する(ステップST304)。無線通信は、無線通信制御部11および無線通信部16によって実行される。
無線機器3がセンサ情報送信要求をリモートコントローラ1から受信すると、サーバ機能部31は、センサ34に測定をさせる(ステップST305)。サーバ機能部31は、センサ34の測定結果を含むセンサ情報を生成する。サーバ機能部31は、センサ情報を無線通信回線4を介してリモートコントローラ1に送信する(ステップST306)。無線通信は、無線通信制御部32および無線通信部33によって実行される。リモートコントローラ1のモード切替部13は、無線機器3からセンサ情報を受信すると(ステップST307)、取得したセンサ情報をセンサ情報データベース部14に格納し、センサ情報データベース部14が記憶するセンサ情報を更新する。その後、ステップST304〜ST306が一定の周期で繰り返される。
なお、図6に示すステップST304で、リモートコントローラ1が無線機器3にセンサ情報送信要求をしているが、図5の場合と同様に、無線機器3は、リモートコントローラ1から要求がなくても、リモートコントローラ1にセンサ情報を提供してもよい。この場合、無線機器3のサーバ機能部31は、ST305のセンサ測定およびステップST306のセンサ情報送信を一定の周期で実行する。リモートコントローラ1は、一定の周期で無線機器3から受信するセンサ情報を格納する。
図6に示すステップST308において、空調操作管理部21は、リモートコントローラ1に対して接続を要求する。無線通信は、無線通信制御部22および無線通信部23によって実行される。
リモートコントローラ1が情報端末2から接続要求を受け付けると、モード切替部13は、クライアントモードを停止し、サーバモードを起動する(ステップST309)。これにより、リモートコントローラ1は、情報端末受信モードに遷移する。
ステップST309でリモートコントローラ1がサーバモードの状態になっても、無線機器3がセンサ情報をリモートコントローラ1に送信する。リモートコントローラ1は、情報端末受信モードなので、無線機器3から送られてきたセンサ情報を受信しない。
リモートコントローラ1のモード切替部13は、無線通信回線4を介して、情報端末2に対して接続を許可する旨を通知する(ステップST310)。無線通信は、無線通信制御部11および無線通信部16によって実行される。
情報端末2の空調操作管理部21は、リモートコントローラ1から接続許可を受け取ると、空気調和装置100の利用者が運転操作を入力できる状態にし、運転操作情報の取得を開始する(図7に示すステップST311)。
空調操作管理部21は、操作部26を介して運転操作が入力されると、入力された運転操作の情報を含む運転操作情報を、無線通信回線4を介してリモートコントローラ1に送信する(ステップST312)。無線通信は、無線通信制御部22および無線通信部23によって実行される。
リモートコントローラ1のモード切替部13は、情報端末2から運転操作情報を受信すると(ステップST313)、空調制御情報データベース部15が記憶する運転操作情報を受信した運転操作情報の書き換え、運転操作情報を更新する。空調制御部12は、空調制御情報データベース部15が記憶する運転操作情報が更新されると、更新された運転操作情報とセンサ情報データベース部14が記憶するセンサ情報とに基づいて空調制御情報を生成する。そして、空調制御部12は、生成した空調制御情報を制御装置65および75に送信する。空調制御部12は、熱源側ユニット6および負荷側ユニット7から取得する空調制御情報を空調制御情報データベース部15に格納し、空調制御情報を更新する。
モード切替部13は、空調制御情報データベース部15が記憶する最新の空調制御情報を記憶部17から読み出し、読み出した空調制御情報を、無線通信回線4を介して情報端末2に送信する(ステップST314)。無線通信は、無線通信制御部11および無線通信部16によって実行される。
情報端末2の空調操作管理部21は、空調制御情報を受信すると(ステップST315)、空調制御情報に基づいて運転状態を示す情報を生成し、運転状態を表示部25に表示させる。その後、空気調和装置100の利用者が情報端末2を操作して運転操作を入力する度に、ステップST312〜ST314の処理が行われる。
リモートコントローラ1のモード切替部13は、ステップST316で情報端末2と最後に通信を行ってからの経過時間Tkを計測する。そして、経過時間Tkが設定時間Tthに到達しても、情報端末2からの運転操作情報を受信しない場合、モード切替部13は、サーバモードを停止し、クライアントモードを起動する(ステップST317)。これにより、モード切替部13は、センサ受信モードに遷移し、無線機器3との通信を再開する。
モード切替部13は、無線機器3からセンサ情報を取得するために、センサ情報送信要求を、無線通信回線4を介して無線機器3に送信する(ステップST318)。無線機器3がセンサ情報送信要求をリモートコントローラ1から受信すると、サーバ機能部31は、センサ34に測定をさせ(ステップST319)、最新のセンサ情報をリモートコントローラ1に送信する(ステップST320)。リモートコントローラ1のモード切替部13は、無線機器3からセンサ情報を受信すると(ステップST321)、取得したセンサ情報をセンサ情報データベース部14に格納し、センサ情報データベース部14が記憶するセンサ情報を更新する。
ここで、ステップST320において、図5を参照した説明した場合と同様に、無線機器3は、リモートコントローラ1と通信できなかった時間にセンサ34が測定した値をまとめてリモートコントローラ1に送信してもよい。
なお、図5〜図7を参照して、リモートコントローラ1が、クライアントモードの状態で情報端末2から接続要求があると、クライアントモードからサーバモードに切り替わる場合を説明したが、モード切り替えのトリガーは情報端末2からの接続要求に限らない。例えば、リモートコントローラ1は、情報端末2が出力する無線電波をモード切り替えのトリガーとしてもよい。
具体的には、リモートコントローラ1のモード切替部13は、クライアントモードにおいて、無線通信部16に無線電波を監視させ、無線通信部16が無線機器3以外のデバイスから無線電波を受信すると、無線電波の強度を無線通信制御部11に測定させる。そして、モード切替部13は、測定された無線電波の強度が決められた閾値以上と判定すると、情報端末2を保持した利用者がリモートコントローラ1に近づいていると判断する。そして、モード切替部13は、クライアントモードからサーバモードに切り替え、情報端末2からの接続要求を受け付けられる状態に遷移する。ただし、モード切替部13は、クライアントモードからサーバモードに切り替えてから一定時間経過しても情報端末2から接続要求がない場合、サーバモードからクライアントモードに切り替える。空気調和装置100の操作を意図していない人が情報端末2を保持してリモートコントローラ1に近づく場合も考えられるからである。
また、情報端末2からリモートコントローラ1への接続要求は、空調操作管理部21の起動後、例えば、Bluetooth(登録商標) Low Energyの通信方式で規定されたアドバタイズ等の自動通知手段で実行されてもよい。
空気調和装置100の運転を操作したい人が複数いる場合、リモートコントローラ1は、複数の情報端末2から接続要求があると、どの情報端末の操作を有効にするかを決める必要がある。この場合、リモートコントローラ1のモード切替部13は、情報端末2が送信する無線電波の強度が閾値以上か否かで決定してもよい。具体的には、モード切替部13は、クライアントモード時に、測定された無線電波の強度が閾値以上である場合、クライアントモードからサーバモードに遷移し、その情報端末からの接続要求を許可する。一方、モード切替部13は、測定された無線電波の強度が閾値未満である場合、クライアントモードを維持し、その情報端末からの接続要求を許可しない。また、無線電波の強度が閾値以上の情報端末2が複数ある場合、モード切替部13は、強度が最も大きい情報端末2に接続許可をしてもよい。この場合、空気調和装置100を人が複数居る場合、最もリモートコントローラ1に近くに居る人が空気調和装置100の運転を操作できることになる。このようにして、リモートコントローラ1のモード切替部13は、空気調和装置100の運転操作を制限できるだけでなく、記憶部17が記憶する情報へのアクセスを制限することができる。
本実施の形態1のリモートコントローラ1は、無線機器3からセンサ情報を取得するクライアントモードと、運転操作情報を情報端末2から受け付け、空調制御情報を情報端末2に提供するサーバモードとを切り替える機能を有する。
本実施の形態1によれば、リモートコントローラ1がクライアントモードとサーバモードとを切り替えることで、情報端末2による遠隔操作と無線機器3からのセンサ情報の収集とを並列処理することができる。利用者がリモートコントローラ1に対して情報端末2による遠隔操作と無線機器3からのセンサ情報の収集とを切り替える操作をする必要がないので、利用者による操作の負担を減らすことができる。
1 リモートコントローラ、2 情報端末、3 無線機器、4 無線通信回線、5 伝送線、6 熱源側ユニット、7 負荷側ユニット、8 冷媒回路、10 制御部、11 無線通信制御部、12 空調制御部、13 モード切替部、14 センサ情報データベース部、15 空調制御情報データベース部、16 無線通信部、17 記憶部、20 制御部、21 空調操作管理部、22 無線通信制御部、23 無線通信部、24 記憶部、25 表示部、26 操作部、30 制御部、31 サーバ機能部、32 無線通信制御部、33 無線通信部、34 センサ、50 空調制御装置、61 圧縮機、62 四方弁、63 熱源側熱交換器、64 膨張弁、65 制御装置、71 負荷側熱交換器、72 室内ファン、73 室内センサ、75 制御装置、100 空気調和装置。

Claims (6)

  1. 空気調和装置の空調空間の環境指標となるセンサ情報を送信する無線機器と無線通信し、該空気調和装置の利用者の運転操作情報を送信する情報端末と無線通信する無線通信部と、
    前記センサ情報および前記運転操作情報を前記空気調和装置の本体に送信する空調制御部と、
    前記無線機器から前記センサ情報を取得するクライアントモードと、前記運転操作情報を前記情報端末から受け付け、該運転操作情報に対応する空調制御情報を前記情報端末に提供するサーバモードとを切り替えるモード切替部と、
    前記センサ情報を記憶する記憶部と、
    を有し、
    前記モード切替部は、
    前記無線通信部が前記無線機器および前記情報端末のうち、いずれのデバイスと無線通信するかに応じて、前記クライアントモードと前記サーバモードとを切り替えて前記無線通信部を介して情報を送受信
    前記クライアントモードにおいて、一定の周期で前記無線機器が送信する前記センサ情報を前記無線通信部を介して受信すると、受信した前記センサ情報を前記記憶部に格納し、
    前記クライアントモード時に前記情報端末から接続要求を受け付けると、前記無線機器との通信を停止して前記クライアントモードから前記サーバモードに遷移する、
    リモートコントローラ。
  2. 前記記憶部は、前記運転操作情報および前記空調制御情報を記憶し
    前記モード切替部は、前記記憶部が記憶する情報を管理する、
    請求項1に記載のリモートコントローラ。
  3. 前記モード切替部は、
    前記クライアントモードから前記サーバモードに遷移した後、最後に前記情報端末から前記運転操作情報を受信してから設定時間の間、前記運転操作情報を受信しない場合、前記サーバモードから前記クライアントモードに遷移し、前記無線機器から最新のセンサ情報を受信するとともに、前記最新のセンサ情報を前記記憶部に格納する
    請求項1または2に記載のリモートコントローラ。
  4. 前記モード切替部は、
    接続を要求する情報端末が送信する無線電波の強度を測定し、測定した強度が設定された閾値以上である場合、前記クライアントモードから前記サーバモードに遷移し、測定した強度が前記閾値未満である場合、前記クライアントモードを維持し、該情報端末からの接続要求を許可しない、
    請求項1〜のいずれか1項に記載のリモートコントローラ。
  5. 前記モード切替部は、
    前記クライアントモード時に情報端末が送信する無線電波を監視し、該無線電波の強度が設定された閾値以上の情報端末があると判定すると、前記クライアントモードから前記サーバモードに切り替える、
    請求項1〜のいずれか1項に記載のリモートコントローラ。
  6. 冷媒回路で接続される熱源側ユニットおよび負荷側ユニットと、
    前記熱源側ユニットおよび前記負荷側ユニットと接続される、請求項1〜のいずれか1項に記載のリモートコントローラと、
    を有する空気調和装置。
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