JP6875546B2 - 切削工具及び切削加工物の製造方法 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2017年10月30日に出願された日本国特許出願2017−209077号の優先権を主張するものであり、この先の出願の開示全体を、ここに参照のために取り込む。
本態様は、一般的には、被削材の切削加工に用いられる切削工具に関する。より具体的には、転削加工で用いられる回転工具に関する。
金属などの被削材の切削加工に用いられる切削工具の一例として、特開昭57−089511号公報(特許文献1)及び特開平10−244411号公報(特許文献2)に記載の切削工具が知られている。特許文献1に記載の切削工具は、ドリル本体の先端部に設けられた切刃と、ドリル本体の内部に軸線に沿って設けられた切屑排出穴とを有している。特許文献2に記載の切削工具は、工具本体と、この工具本体に装着された、内周側のチップ及び外周側のチップとを有している。
一態様に基づく切削工具は、第1端から第2端にかけて延びた棒形状であって、回転軸の周りで回転可能な本体を有している。本体は、第1刃、第2刃、第1溝及び第2溝を有している。第1刃は、第1端の側に位置する。第2刃は、第1端の側であって、第1刃よりも本体の外周側に位置する。第1溝は、第1刃から第2端の側に向かって延びている。第2溝は、第2刃から第2端の側に向かって延びている。第1溝は、本体の内部に位置する第1孔を有する。第2溝は、本体の内部に位置する第2孔を有する。回転軸に直交する断面において、第1孔が円形であるとともに、第2孔が回転軸の周方向に細長い形状である。
実施形態の1つの切削工具を示す斜視図である。 図1に示す領域A1を拡大した拡大図である。 図1に示す切削工具における第1溝及び第2溝を透視した図である。 図1に示す切削工具を第1端に向かって見た正面図である。 図4に示す切削工具をB1方向から見た側面図である。 図4に示す切削工具をB2方向から見た側面図である。 図6に示す領域A2を拡大した拡大図である。 図6に示す切削工具におけるVIII断面の断面図である。 図6に示す切削工具におけるIX断面の断面図である。 図6に示す切削工具におけるX断面の断面図である。 実施形態の1つの切削工具を示す断面図である。 図1に示す切削工具における流路を透視した図である。 実施形態の切削加工物の製造方法の一工程を示す概略図である。 実施形態の切削加工物の製造方法の一工程を示す概略図である。 実施形態の切削加工物の製造方法の一工程を示す概略図である。
以下、実施形態の切削工具1について、それぞれ図面を用いて詳細に説明する。但し、以下で参照する各図は、説明の便宜上、実施形態を説明する上で必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。したがって、以下に開示する切削工具1は、参照する各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。また、各図中の部材の寸法は、実際の構成部材の寸法および各部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
図1に示す一例の切削工具1は、回転工具の一種であるドリルである。なお、回転工具としては、ドリルの他にも例えば、エンドミル及びリーマなどが挙げられる。切削工具1が、エンドミル又はリーマであっても何ら問題ない。
図1に示す一例の切削工具1は、回転軸O1に沿って第1端3aから第2端3bにかけて延びた棒形状の本体3を有している。一般的には、第1端3aが「先端」と呼ばれ、第2端3bが「後端」と呼ばれる。本体3は、第1端3aから第2端3bにかけて延びた構成であればよく、例えば、円柱形状であっても、また、多角柱形状であってもよい。本体3は、回転軸O1の周りで回転可能である。なお、図1などにおける矢印Y1は、切削工具1の回転方向を示している。
本体3は、1つの部材によって構成されていてもよく、また、複数の部材によって構成されていてもよい。1つの部材によって構成された本体3を有する切削工具1は、一般的に、ソリッド型と呼ばれる。図1に示す一例の本体3は、複数の部材によって構成されている。具体的には、図2に示す一例の本体3は、ホルダ5と、第1インサート7と、第2インサート9と、2つの固定部材11とを有している。
図1に示す一例のように、ホルダ5は、回転軸O1に沿って第1端3aから第2端3bにかけて延びた棒形状であってもよい。ホルダ5は、それぞれ第1端3aの側に位置する第1ポケット13及び第2ポケット15を有していてもよい。図2に示す一例における第1ポケット13及び第2ポケット15は、それぞれ、第1端3aの側及び外周面の側に開口している。
第1インサート7は、第1ポケット13に位置していてもよい。第2インサート9は、第2ポケット15に位置していてもよい。第1インサート7は、固定部材11の1つによって第1ポケット13に固定されていてもよい。また、第2インサート9は、固定部材11の別の1つによって第2ポケット15に固定されていてもよい。
図2に示す一例における第1インサート7は、第1刃17を有している。また、図2に示す一例における第2インサート9は、第2刃19を有している。第1インサート7における第1刃17及び第2インサート9における第2刃19は、それぞれ本体3における第1端3aの側に位置していてもよい。図1に示す一例においては、本体3が、第1端3aの側に位置する第1刃17及び第2刃19を有していると言い換えてもよい。
図3に示す一例における第2刃19は、第1刃17よりも本体3の外周側に位置している。すなわち、図3に示す一例においては、第1刃17が、いわゆる内周刃として機能することが可能であり、第2刃19が、いわゆる外周刃として機能することが可能である。
なお、第2刃19が第1刃17よりも本体3の外周側に位置しているとは、第2刃19の全体が第1刃17よりも本体3の外周側に位置していることに限定されない。少なくとも、第2刃19の中心が、第1刃17の中心よりも本体3の外周側に位置していればよい。
図2に示す一例における第1インサート7及び第2インサート9は、それぞれ四角板形状となっている。第1インサート7及び第2インサート9は、それぞれ特定の形状に限定されない。例えば、第1インサート7及び第2インサート9が三角板形状であっても何ら問題ない。
図2に示す一例における第1インサート7及び第2インサート9は、それぞれ四角形の上面21及び下面と、上面21及び下面の間に位置する側面23と、上面21及び側面23が交わる稜線の少なくとも一部に位置する切刃とを有している。第1インサート7における切刃が第1刃17である。また、第2インサート9における切刃が第2刃19である。
図2に示す一例における第1インサート7は、上面21が回転方向Y1の前方を向くように第1ポケット13に装着されている。また、同様に、図2に示す一例における第2インサート9は、上面21が回転方向Y1の前方を向くように第2ポケット15に装着されている。
なお、第1ポケット13への第1インサート7の装着及び第2ポケット15への第2インサート9の装着は、上記の構成に限定されない。例えば、第1インサート7は、上面21がホルダ5の外周面を向くように第1ポケット13に装着されていてもよい。
図2に示す一例における第1インサート7及び第2インサート9は、それぞれ上面21及び下面において開口する貫通孔を有している。ただし、貫通孔は上面21及び下面において開口している必要はない。例えば、側面23において開口していてもよい。
固定部材11は、第1インサート7及び第2インサート9をホルダ5に固定するための部材である。図2に示す一例における固定部材11はネジである。ただし、固定部材11はネジに限定されず、例えば、クランプ部材などであってもよい。
図2に示す一例においては、第1インサート7及び第2インサート9が上記の通り貫通孔を有しており、ホルダ5が、貫通孔に対応する位置にネジ孔を有している。インサートの貫通孔にネジを挿入するとともに、このネジをホルダ5のネジ孔に固定することによって、インサートをホルダ5に固定することが可能である。
図3に示す一例におけるホルダ5は、第1ポケット13から第2端3bの側に向かって延びた第1溝25を有している。第1ポケット13には、第1刃17を有する第1インサート7が位置していてもよい。そのため、図1に示す一例においては、本体3が、第1刃17から第2端3bの側に向かって延びた第1溝25を有していると言い換えてもよい。
第1溝25は、被削材の切削加工時において、第1刃17で生じた切屑が流れる領域である。なお、図1に示す一例の切削工具1がドリルであることから、上記の切削加工は穴あけ加工が相当する。
また、図3に示す一例におけるホルダ5は、第2ポケット15から第2端3bの側に向かって延びた第2溝27を有している。第2ポケット15には、第2刃19を有する第2インサート9が位置していてもよい。そのため、図1に示す一例においては、本体3が、第2刃19から第2端3bの側に向かって延びた第2溝27を有していると言い換えてもよい。第2溝27は、被削材の切削加工時において、第2刃19で生じた切屑が流れる領域である。
図3〜図7に示す一例における第1溝25は、ホルダ5の内部に位置する第1孔29を有している。第1溝25が第1孔29を有していることから、第1溝25を流れる切屑によって被削材の加工穴の内壁が傷つくおそれが小さくなる。また、図3〜図7に示す一例における第2溝27は、ホルダ5の内部に位置する第2孔31を有している。第2溝27が第2孔31を有していることから、第2溝27を流れる切屑によって被削材の加工穴の内壁が傷つくおそれが小さくなる。
第1孔29及び第2孔31は、回転軸O1に沿ってまっすぐ延びていてもよく、また、回転軸O1の周りで螺旋状に延びていてもよい。図3に示す一例のように第1孔29及び第2孔31が螺旋状に延びている場合には、切屑がさらに高い耐久性を有する。
図9及び図10に示す一例では、回転軸O1に直交する断面において、第1孔29が円形であるとともに、第2孔31が回転軸O1の周方向に細長い形状である。具体的には、図9及び図10に示すような回転軸O1に直交する断面において、第2孔31は、回転軸O1の径方向における幅W1よりも回転軸O1の周方向における幅W2が大きい形状である。
第2刃19が第1刃17よりも本体3の外周側に位置していることから、第2刃19で生じる切屑は第1刃17で生じる切屑よりも短く分断され易い。第1刃17で生じる切屑は比較的長く螺旋状に延び易い。しかしながら、図9及び図10に示す一例においては、第1刃17から延びた第1溝25が回転軸O1に直交する断面において円形であることから、第1孔29においても安定して切屑を流すことができる。
また、第2刃19で生じる切屑は比較的短く分断され易い。しかしながら、第2刃19から延びた第2溝27が回転軸O1に直交する断面において細長い形状であっても安定して切屑を流すことができる。
このとき、回転軸O1に直交する断面において、第2孔31が回転軸O1の周方向に細長い形状であることから、径方向におけるホルダ5の肉厚が厚い。具体的には、ホルダ5の芯厚又はホルダ5における第2孔31と外周面との間の肉厚の少なくとも一方が厚い。そのため、ホルダ5が高い耐久性を有する。従って、図9及び図10に示す一例の切削工具1は、耐久性及び切屑排出性が優れている。
なお、上記の「芯厚」とは、回転軸O1に直交する断面において、第1孔29及び第2孔31の両方に接する仮想円のうち最大径となるものの直径に相当する。この芯厚が大きいほどホルダ5が高い耐久性を有する。
ホルダ5の芯厚が、ホルダ5における第2孔31と外周面との間の肉厚より大きくてもよいが、ホルダ5における第2孔31と外周面との間の肉厚が、ホルダ5の芯厚より大きい場合には、ホルダ5がさらに高い耐久性を有する。
上記の幅W1に対する幅W2の比率(=W2/W1)は、例えば1.1以上2.4以下程度に設定できる。また、回転軸O1に直交する断面における第1孔29の形状は厳密に円形である必要はなく、細長い形状である第2孔31よりも円形に近い形状であればよい。すなわち、第1孔29における比率W2/W1が、第2孔31における比率W2/W1よりも1に近い値であればよい。
図9及び図10に例示するように、回転軸O1に直交する断面において、第1孔29と外周面との間のホルダ5の肉厚がD1であり、第2孔31と外周面との間のホルダ5の肉厚がD2である。
ホルダ5は、第2端3bに向かうにしたがってD1が大きくなる部分を有していてもよい。上記の場合には、相対的に第2端3bに近い部位におけるホルダ5の剛性が高い。そのため、ホルダ5が撓みにくく、切削加工時におけるホルダ5の振れが抑えられる。
また、ホルダ5は、第2端3bに向かうにしたがってD2が大きくなる部分を有していてもよい。上記の場合にも、相対的に第2端3bに近い部位におけるホルダ5の剛性が高い。そのため、ホルダ5が撓みにくく、切削加工時におけるホルダ5の振れが抑えられる。
上記の理由から、ホルダ5は、第2端3bに向かうにしたがってD1及びD2が大きくなる部分を有していてもよい。この場合には、ホルダ5が一層撓みにくく、切削加工時におけるホルダ5の振れが一層抑えられる。
ホルダ5は、特定の大きさに限定されない。図8〜図10に示す断面における外径は、例えば6mm以上75mm以下に設定されてもよい。また、上記の外径をDとするとともに、回転軸O1に沿った方向におけるホルダ5の長さをLとした場合に、長さLは、例えば2D以上12D以下に設定されてもよい。
ホルダ5の材質としては、例えば、鋼、鋳鉄及びアルミ合金などの金属、並びに、FRPなどの樹脂材料を用いることができる。これらの材質のうち鋼を用いた場合には、ホルダ5が高い靭性を有する。
第1インサート7及び第2インサート9は、それぞれ特定の大きさに限定されない。上面21を正面視した場合の最大幅は、例えば3mm以上25mm以下に設定されてもよい。また、下面から上面21までの高さは、例えば1mm以上10mm以下に設定されてもよい。ここで、下面から上面21までの高さとは、上面21の上端と下面の下端との間における、上面21の中心及び下面の中心を通る中心軸に平行な方向での長さを意味している。
第1インサート7及び第2インサート9の材質としては、例えば、超硬合金及びサーメットなどが挙げられる。超硬合金の組成としては、例えば、WC−Co、WC−TiC−Co及びWC−TiC−TaC−Coが挙げられる。ここで、WC、TiC、TaCは硬質粒子であり、Coは結合相である。
また、サーメットは、セラミック成分に金属を複合させた焼結複合材料である。具体的には、サーメットとして、炭化チタン(TiC)又は窒化チタン(TiN)を主成分としたチタン化合物が挙げられる。
第1インサート7及び第2インサート9の表面は、化学蒸着(CVD)法又は物理蒸着(PVD)法を用いて被膜でコーティングされていてもよい。被膜の組成としては、炭化チタン(TiC)、窒化チタン(TiN)、炭窒化チタン(TiCN)又はアルミナ(Al)などが挙げられる。
図4に示す一例のように、本体3を第1端3aに向かって見た場合に、第1刃17が回転軸O1を含むとともに、第2刃19が回転軸O1から離れていてもよい。本体3を第1端3aに向かって見た場合に第1刃17が回転軸O1を含んでいる場合には、安定して穴あけ加工を行うことができる。
第1刃17が回転軸O1を含む場合には、第1刃17で生じる切屑が短いピッチで螺旋状に長く延び易い。しかしながら、図9及び図10に示す一例の切削工具1では、回転軸O1に直交する断面において第1孔29が円形であることから、第1孔29において安定して螺旋状の切屑を流すことができる。
また、本体3を第1端3aに向かって見た場合に第1刃17が回転軸O1を含んでいる一方で第2刃19が回転軸O1から離れている場合には、第2刃19で生じた切屑が第1刃17で生じた切屑に干渉するおそれが小さくなる。そのため、切屑が詰まりにくくなる。
図9及び図10に示す一例における第2孔31は、回転軸O1に直交する断面において回転軸O1の周方向に細長い形状である。このとき、本体3は、外周面から第2孔31までの厚みが一定である部分を有していてもよい。上記のように第2孔31が位置している場合には、本体3の外周面及び第2孔31で挟まれた部分の厚みのバラつきが小さい。そのため、本体3が高い耐久性を有する。
回転軸O1に直交する断面における第2孔31の形状は、回転軸O1の周方向に細長い形状であれば特定の形状に限定されない。例えば、図11に示すように、上記の断面における第2孔31の形状は楕円形状であってもよい。図9及び図10に示す一例における第2孔31は、回転軸O1の周方向に沿って湾曲した形状である。
そのため、図9及び図10に示す一例における第2孔31は、回転軸O1に直交する断面において、回転軸O1の側に位置する凸曲面形状の部位31aを有している。このような部位31aを第2孔31が有している場合には、ホルダ5の芯厚が厚くなり易い。そのため、ホルダ5がさらに高い耐久性を有する。
また、回転軸O1に直交する断面における第1孔29及び第2孔31の位置は、特に限定されない。図9及び図10に示す一例においては、回転軸O1から第2孔31までの本体3の厚みが、回転軸O1から第1孔29までの本体3の厚みよりも厚い。すなわち、第2孔31が第1孔29よりも回転軸O1から離れて位置している。
第1孔29及び第2孔31が上記のように位置している場合には、第1孔29の内径が大きく、かつ、ホルダ5の芯厚が厚くなり易い。そのため、第1孔29における切屑の排出性が高く、且つ、ホルダ5の耐久性が高い。
本体3は、回転軸O1に沿って第1端3aから第2端3bにかけて延びた棒形状である。このとき、本体3の外径は、第1端3aの側から第2端3bの側にかけて一定であってもよい。一方、本体3は、図1などに示す一例のように、外径が比較的大きくなっている部位を有していてもよい。
図1などに示す一例の本体3は、第1端3aの側に位置する切削部33と、第2端3bの側に位置する把持部35と、切削部33及び把持部35の間に位置するフランジ部37とによって構成されている。このとき、フランジ部37の外径は、切削部33及び把持部35の外径よりも大きくなっている。
切削部33は、本体3における第1端3aの側に位置する部位であり、第1刃17及び第2刃19を含んでいる。切削部33は、被削材の穴あけ加工において主たる役割を有する部位であり、穴あけ加工時に少なくとも一部が加工穴に挿入される部位である。
把持部35は、本体3における第2端3bの側に位置する部位であり、一般的にはシャンク(shank)と呼ばれる。把持部35は、切削加工時に工作機械の回転するスピンドル等で把持される部位である。
フランジ部37は、切削部33及び把持部35の間に位置する部位であり、切削部33及び把持部35よりも大きい外径を有している。フランジ部37は工作機械に対するシャンクの位置決めを行うために用いることが可能であり、また、第1溝25及び第2溝27を流れる切屑が工作機械に当たるおそれを小さくするために用いることが可能である。
図3に示す一例の第1溝25は、第1孔29よりも第1端3aの側に位置する第1開口39と、第1孔29よりも第2端3bの側に位置する第1排出口41とを有している。第1刃17で生じた切屑は、第1溝25に流れ込み、第1開口39を通って第1孔29へ進む。第1孔29を流れる切屑は、第1排出口41を通って外部へと排出される。
また、図3に示す一例の第2溝27は、第2孔31よりも第1端3aの側に位置する第2開口43と、第2孔31よりも第2端3bの側に位置する第2排出口45とを有している。第2刃19で生じた切屑は、第2溝27に流れ込み、第2開口43を通って第2孔31へ進む。第2孔31を流れる切屑は、第2排出口45を通って外部へと排出される。
第1排出口41及び第2排出口45の位置は、特に限定されず、例えば、切削部33に位置していてもよい。図3に示す一例のように、第1排出口41及び第2排出口45の少なくとも一部が、フランジ部37に位置していてもよい。切削部33よりもフランジ部37の外径が大きいことから、切削部33よりもフランジ部37の芯厚が厚くなり易い。
ホルダ5における第1排出口41及び第2排出口45が位置する部分には比較的大きな負荷が加わる場合があるが、芯厚が厚いフランジ部37に第1排出口41及び第2排出口45の少なくとも一部が位置している場合には、ホルダ5が高い耐久性を有する。特に、芯厚が厚いフランジ部37に第1排出口41及び第2排出口45の全体が位置している場合には、ホルダ5がより高い耐久性を有する。
回転軸O1に沿った方向における第1排出口41及び第2排出口45の位置は同じであってもよく、また、第1排出口41が第2排出口45より第2端3bの側に位置していてもよい。
第1刃17で生じる切屑は比較的長く螺旋状に延び易い。そのため、第1刃17で生じる切屑は、切削加工時において、その一部が第1孔29の内部に位置するとともに、その一部が第1排出口41から外部に飛び出した状態で回転軸O1の周りで回転する場合がある。
このとき、第1排出口41が第2排出口45よりも第2端3bの側に位置している場合には、第1刃17で生じた切屑と第2刃19で生じた切屑が接触するおそれが小さくなる。そのため、切屑の排出性が低下することが避けられ易い。
フランジ部37は、第1端3aの側に位置する小径部37aと、小径部37aよりも第2端3bの側に位置する大径部37bとを有していてもよい。小径部37aは、図5に示す一例のように、第1端3aの側に向かうにしたがって径が小さくなっていてもよい。大径部37bは、、図5に示す一例のように、径が一定であってもよい。そして、第1排出口41及び第2排出口45の少なくとも一部が、小径部37aに位置していてもよい。
上記のように第1排出口41及び第2排出口45が位置している場合には、大径部37bが壁の役割を果たして、第1排出口41及び第2排出口45から排出される切屑が工作機械に当たるおそれを小さくすることができる。そのため、切削加工を安定して行うことができる。
図1などに示す一例の本体3は、内部に位置する流路をさらに有している。具体的には、図12に示す一例においては、ホルダ5が内部に位置する流路をさらに有している。流路は、切削加工時において第1刃17及び第2刃19を冷却するクーラントが流れる部分として機能することが可能である。
クーラントは、例えば、不水溶性油剤又は水溶性油剤からなり、被削材の材質に応じて適宜選択して用いることができる。不水溶性油剤としては、例えば、油性形、不活性極圧形及び活性極圧形の切削油が挙げられる。水溶性油剤としては、例えば、エマルジョン、ソリューブル及びソリューションなどの切削油が挙げられる。また、クーラントは液体に限定されず、不活性ガスなどの気体であってもよい。
流路の構成は、クーラントを流すことが可能な限り特に限定されない。図12に示す一例の流路は、第1流路47、流入口49、複数の第2流路51及び複数の流出口53を有している。第1流路47は、第2端3bの側に位置する。流入口49は、第1流路47に接続されている。複数の第2流路51は、第1流路47から第1端3aに向かって延びている。複数の流出口53は、複数の第2流路51における第1端3aの側の端部にそれぞれ接続されている。
図12に示す一例においては、流路が、2つの第2流路51及び2つの流出口53を有している。そのため、第1刃17及び第2刃19のそれぞれを効率よく冷却することが可能である。
また、図10に示す一例における第1流路47は、回転軸O1に直交する断面において、第1孔29の中心及び第2孔31の中心を結ぶ仮想直線L1に対して傾斜する方向に延びた細長い形状である。第1流路47が上記の形状である場合には、第1流路47のスペースが広く、且つ、第1流路47と、第1孔29及び第2孔31との間のホルダ5の肉厚が厚い。そのため、ホルダ5がさらに高い耐久性を有する。
特に、回転軸O1に直交する断面において、第1流路47が仮想直線L1に対して直交する方向に延びた細長い形状である場合には、第1流路47と、第1孔29及び第2孔31との間のホルダ5の肉厚が厚く、且つ、第1流路47のスペースがさらに広い。
図10に示す一例における第1流路47は、回転軸O1に直交する断面において、仮想直線L1上に位置する第1部位47aと、第1部位47aから離れて位置する第2部位47bとを有している。そして、第2部位47bにおける仮想直線L1に沿った方向の幅W4が、第1部位47aにおける仮想直線L1に沿った方向の幅W3よりも大きくなっている。
第1流路47が上記の形状である場合には、第1流路47と、第1孔29及び第2孔31との間のホルダ5の肉厚が厚く、且つ、第1流路47のスペースがより広い。そのため、ホルダ5がさらに高い耐久性を有するとともに、より多くのクーラントを流すことが可能となる。
特に、図9、10に示す一例のように、回転軸O1に直交する断面において、第2部位47bにおける外周側の端部が、第1孔29及び第2孔31よりも回転軸O1から離れている場合には、回転軸O1に近い部分でのホルダ5の肉厚が厚い。そのため、ホルダ5がさらに一層高い耐久性を有する。
以上、本開示の実施形態に係る切削工具1について例示したが、本発明はこれらに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない限り任意のものとすることができることは言うまでもない。例えば、本開示は、上述した実施形態の構成を種々組み合わせたものであってもよいことは言うまでもない。
<切削加工物の製造方法>
次に、実施形態の切削加工物の製造方法について、上述の実施形態の切削工具1を用いる場合を例に挙げて詳細に説明する。切削加工物は、被削材101を切削加工することによって作製される。以下、図13〜図15を参照しつつ説明する。
実施形態にかかる切削加工物の製造方法は、以下の(1)〜(4)の工程を備える。
(1)図13に示すように、準備された被削材101に対して上方に切削工具1を配置し、
(2)図13に示すように、切削工具1を、回転軸O1を中心に矢印Y1の方向に回転させ、
(3)図13及び図14に示すように、被削材101に向かってY2方向に切削工具1を近付け、
(4)図14に示すように、被削材101に加工穴(貫通孔)103を形成し、
(5)図15に示すように、切削工具1を被削材101からY3方向に離す。
以上のような工程を経ることによって、優れた加工性を発揮することが可能となる。
工程(3)は、例えば、被削材101を、切削工具1を取り付けた工作機械のテーブル上に固定し、切削工具1を回転した状態で近付けることにより行うことができる。なお、本工程では、被削材101と切削工具1とは相対的に近付けばよく、例えば被削材101を切削工具1に近付けてもよい。
工程(4)では、切削工具1をさらに被削材101に近付けることによって、回転している切削工具1の第1刃及び第2刃を、被削材101の表面の所望の位置に接触させてもよい。
工程(5)においては、上述の工程(2)と同様に、被削材101と切削工具1とは相対的に離せばよく、例えば被削材101を切削工具1から離してもよい。
なお、以上に示したような被削材101の切削加工を複数回行う場合であって、例えば、1つの被削材101に対して複数の加工穴103を形成する場合には、切削工具1を回転させた状態を保持しつつ、被削材101の異なる箇所に切削工具1の第1刃及び第2刃を接触させる工程を繰り返せばよい。
1・・・切削工具
3・・・本体
3a・・第1端
3b・・第2端
5・・・ホルダ
7・・・第1インサート
9・・・第2インサート
11・・・固定部材
13・・・第1ポケット
15・・・第2ポケット
17・・・第1刃
19・・・第2刃
21・・・上面
23・・・側面
25・・・第1溝
27・・・第2溝
29・・・第1孔
31・・・第2孔
31a・・部位
33・・・切削部
35・・・把持部
37・・・フランジ部
37a・・小径部
37b・・大径部
39・・・第1開口
41・・・第1排出口
43・・・第2開口
45・・・第2排出口
47・・・第1流路
47a・・第1部位
47b・・第2部位
49・・・流入口
51・・・第2流路
53・・・流出口
101・・・被削材
103・・・加工穴

Claims (13)

  1. 第1端から第2端にかけて延びた棒形状であって、回転軸の周りで回転可能な本体を有し、
    前記本体は、
    前記第1端の側に位置する第1刃と、
    前記第1端の側であって、前記第1刃よりも前記本体の外周側に位置する第2刃と、
    前記第1刃から前記第2端の側に向かって延びた第1溝と、
    前記第2刃から前記第2端の側に向かって延びた第2溝とを有し、
    前記第1溝は、前記本体の内部に位置する第1孔を有し、
    前記第2溝は、前記本体の内部に位置する第2孔を有し、
    前記回転軸に直交する断面において、前記第1孔が円形であるとともに、前記第2孔が前記回転軸の径方向における幅よりも前記回転軸の周方向における幅が大きい形状である、切削工具。
  2. 前記本体を前記第1端に向かって見た場合に、前記第1刃が前記回転軸を含むとともに、前記第2刃が前記回転軸から離れている、請求項1に記載の切削工具。
  3. 前記回転軸に直交する断面において、前記本体は、外周面から前記第2孔までの厚みが一定である部分を有している、請求項1又は2に記載の切削工具。
  4. 前記回転軸に直交する断面において、前記第2孔は、前記回転軸の側に位置する凸曲面形状の部位を有している、請求項1〜3のいずれか1つに記載の切削工具。
  5. 前記回転軸に直交する断面において、前記回転軸から前記第2孔までの前記本体の厚みは、前記回転軸から前記第1孔までの前記本体の厚みよりも厚い、請求項1〜4のいずれか1つに記載の切削工具。
  6. 前記本体は、
    前記第1端の側に位置する切削部と、
    前記第2端の側に位置する把持部と、
    前記切削部及び前記把持部の間に位置して、前記切削部及び前記把持部よりも外径が大きいフランジ部とによって構成され、
    前記第1溝は、前記第1孔よりも前記第2端の側に位置する第1排出口を有し、
    前記第2溝は、前記第2孔よりも前記第2端の側に位置する第2排出口を有し、
    前記第1排出口及び前記第2排出口の少なくとも一部は、前記フランジ部に位置している、請求項1〜5のいずれか1つに記載の切削工具。
  7. 前記フランジ部は、
    前記第1端の側に位置し、前記第1端の側に向かうにしたがって径が小さくなっている小径部と、
    前記小径部よりも前記第2端の側に位置し、径が一定である大径部とを有し、
    前記第1排出口及び前記第2排出口の少なくとも一部は、前記小径部に位置している、請求項6に記載の切削工具。
  8. 前記第1排出口は、前記第2排出口よりも前記第2端の側に位置している、請求項6又は7に記載の切削工具。
  9. 前記本体は、内部に位置する流路をさらに有し、
    前記流路は、
    前記第2端の側に位置する第1流路と、
    前記第1流路に接続された流入口と、
    前記第1流路から前記第1端に向かって延びた複数の第2流路と、
    前記複数の第2流路における前記第1端の側の端部にそれぞれ接続された複数の流出口とを有し、
    前記回転軸に直交する断面において、前記第1流路は、前記第1孔の中心及び前記第2孔の中心を結ぶ仮想直線に対して傾斜する方向に延びた細長い形状である、請求項1〜8のいずれか1つに記載の切削工具。
  10. 前記回転軸に直交する断面において、前記第1流路は、前記仮想直線に対して直交する方向に延びた細長い形状である、請求項9に記載の切削工具。
  11. 前記回転軸に直交する断面において、前記第1流路は、
    前記仮想直線上に位置する第1部位と、
    前記第1部位から離れて位置する第2部位とを有し、
    前記第2部位における前記仮想直線に沿った方向の幅が、第1部位における前記仮想直線に沿った方向の幅よりも大きい、請求項9又は10に記載の切削工具。
  12. 前記回転軸に直交する断面において、前記第2部位における外周側の端部は、前記第1孔及び前記第2孔よりも前記回転軸から離れている、請求項9〜11のいずれか1つに記載の切削工具。
  13. 請求項1〜12のいずれか1つに記載の切削工具を回転させ、
    回転している前記切削工具を被削材に接触させ、
    前記切削工具を前記被削材から離すこと、を備えた切削加工物の製造方法。
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