JP6863058B2 - ヒートパイプ及び電子機器 - Google Patents
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Description
まず、図1及び図2を参照して第1実施形態のヒートパイプ10及びこれを搭載した電子機器100について説明する。図1は第1実施形態のヒートパイプを搭載した電子機器を模式的に示す説明図である。図2は第1実施形態のヒートパイプの斜視図である。
つぎに、図6(A)及び図6(B)を参照しつつ、第2実施形態について説明する。図6(A)は第2実施形態における第1の流路を示す説明図であり、図6(B)は図3のA−A線に対応する位置における熱輸送管の断面図である。なお、第1実施形態と共通する構成要素については、図面中、同一の参照番号を付し、その詳細な説明は省略する。
つぎに、図7(A)及び図7(B)を参照しつつ、第3実施形態について説明する。図7(A)は第3実施形態における第1の流路を示す説明図であり、図7(B)は図3のA−A線に対応する位置における熱輸送管の断面図である。なお、第1実施形態、第2実施形態と共通する構成要素については、図面中、同一の参照番号を付し、その詳細な説明は省略する。
つぎに、図8(A)乃至図9を参照しつつ、第4実施形態について説明する。図8(A)〜図8(C)は第4実施形態のヒートパイプの内部構造を示す説明図である。図9は支柱部の形状の一例を示す説明図である。なお、第1実施形態、第2実施形態と共通する構成要素については、図面中、同一の参照番号を付し、その詳細な説明は省略する。
つぎに、図10乃至図13を参照しつつ、各部の変形例について説明する。図10は蒸発部に支柱部と多孔質体を設けた例を示す説明図である。図11(A)は液相作動流体保持部の他の形態を示す説明図であり、図11(B)は蒸発促進部の他の形態を示す説明図である。図12は蒸発促進部のさらに他の形態を示す説明図である。図13はヒートパイプの他の形態を示す説明図である。
11、111、112 熱輸送管
12 蒸発部
13 凝縮部
14、354、374 放熱板
15、35 第1の層
15a 周壁部
151 流路形成部
151a 第1の流路
152 液相作動流体貯留部
153 出発端部
17、37 第2の層
17a 周壁部
171 流路形成部
171a 第2の流路
172 蒸発促進部
172a 作動流体吸い上げ部
172b グルーブ
173 終着端部
19、39 第3の層
191 仕切板部
191a 流路拡張部
192 液相作動流体保持部
192a 横リブ部
192b 縦リブ部
192c スリット
193、593 連通孔
100 電子機器
102 基板
103 電子素子
20 多孔質体
355、356、375 支柱部
Claims (8)
- 液相の作動流体を蒸発させる蒸発部と、
気相の前記作動流体を凝縮させる凝縮部と、
前記蒸発部と前記凝縮部とを接続し、前記凝縮部から前記蒸発部への前記作動流体の輸送が行われる第1の流路と、前記蒸発部から前記凝縮部への前記作動流体の輸送が行われる第2の流路と、を含む熱輸送管とを備え、
前記熱輸送管は、
前記熱輸送管の延伸方向に沿って形成され、前記第1の流路の少なくとも一部を構成する第1の凹部と、前記熱輸送管の外壁の少なくとも一部を構成する第1の周壁部と、を含む第1の層と、
前記熱輸送管の延伸方向に沿って形成され、前記第2の流路の少なくとも一部を構成する第2の凹部と、前記熱輸送管の外壁の少なくとも一部を構成する第2の周壁部と、を含む第2の層と、
前記第1の流路と前記第2の流路とを仕切る仕切板部を備え、前記第1の層と前記第2の層との間に配置された第3の層と、を含み、
前記第1の周壁部は、前記仕切板部の第1の面に接合され、前記第2の周壁部は、前記仕切板部の前記第1の面の裏面となる第2の面に接合され、
前記第1の流路と前記第2の流路とは、前記蒸発部及び前記凝縮部において連通状態とされたヒートパイプ。 - 前記第1の流路に、前記液相の作動流体を保持する多孔質体を備えた請求項1に記載のヒートパイプ。
- 前記仕切板部の前記第2の流路に面する側に、流路拡張部を備えた請求項1又は2に記載のヒートパイプ。
- 前記蒸発部は、
前記第1の層を前記熱輸送管の延伸方向に沿って延長させた部分に形成され、前記第1の凹部に連通する第3の凹部と、
前記第2の層を前記熱輸送管の延伸方向に沿って延長させた部分に形成され、前記第2の凹部に連通する第4の凹部と、
前記第4の凹部内に設けられ、前記熱輸送管の延伸方向に沿って形成された複数のフィンと、
前記第3の層を前記熱輸送管の延伸方向に沿って延長させた部分に形成され、前記複数のフィンの延伸方向と交差する方向に延伸する複数のスリットと、
を有する請求項1乃至3のいずれか1項に記載のヒートパイプ。 - 前記フィンの間隔を密に設定した作動流体吸い上げ部と、当該作動流体吸い上げ部の間に、前記作動流体吸い上げ部における前記フィンの間隔よりも広い間隔に設定されたグルーブをさらに備えた請求項4に記載のヒートパイプ。
- 前記蒸発部において、前記第1の流路と連続する部分と前記第2の流路と連続する部分との間に、液相作動流体保持部を備える請求項1乃至5のいずれか1項に記載のヒートパイプ。
- 前記仕切板部の熱伝導率は、前記熱輸送管の熱伝導率よりも低い請求項1乃至6のいずれか1項に記載のヒートパイプ。
- 発熱する電子素子が実装された基板と、
前記電子素子から熱を奪い、前記電子素子を冷却するヒートパイプと、を備えた電子機器であって、
前記ヒートパイプは、
液相の作動流体を蒸発させる蒸発部と、
気相の前記作動流体を凝縮させる凝縮部と、
前記蒸発部と前記凝縮部とを接続し、前記凝縮部から前記蒸発部への前記作動流体の輸送が行われる第1の流路と、前記蒸発部から前記凝縮部への前記作動流体の輸送が行われる第2の流路と、を含む熱輸送管とを備え、
前記熱輸送管は、
前記熱輸送管の延伸方向に沿って形成され、前記第1の流路の少なくとも一部を構成する第1の凹部と、前記熱輸送管の外壁の少なくとも一部を構成する第1の周壁部と、を含む第1の層と、
前記熱輸送管の延伸方向に沿って形成され、前記第2の流路の少なくとも一部を構成する第2の凹部と、前記熱輸送管の外壁の少なくとも一部を構成する第2の周壁部と、を含む第2の層と、
前記第1の流路と前記第2の流路とを仕切る仕切板部を備え、前記第1の層と前記第2の層との間に配置された第3の層と、を含み、
前記第1の周壁部は、前記仕切板部の第1の面に接合され、前記第2の周壁部は、前記仕切板部の前記第1の面の裏面となる第2の面に接合され、
前記第1の流路と前記第2の流路とは、前記蒸発部及び前記凝縮部において連通状態とされた電子機器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017093033A JP6863058B2 (ja) | 2017-05-09 | 2017-05-09 | ヒートパイプ及び電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017093033A JP6863058B2 (ja) | 2017-05-09 | 2017-05-09 | ヒートパイプ及び電子機器 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018189320A JP2018189320A (ja) | 2018-11-29 |
JP6863058B2 true JP6863058B2 (ja) | 2021-04-21 |
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ID=64478327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017093033A Active JP6863058B2 (ja) | 2017-05-09 | 2017-05-09 | ヒートパイプ及び電子機器 |
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2017
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