JP6863012B2 - 温度検出装置 - Google Patents

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本発明は、複数段のPNダイオードを用いて温度検出を行う温度検出装置に関するものである。
従来、半導体素子の温度検出を行う温度検出装置として、PNダイオードが用いられている(例えば、特許文献1参照)。この温度検出装置は、PNダイオードを複数段直列接続したものとされており、PNダイオードの温度特性に基づき、複数段直列接続したPNダイオードの両端電圧が半導体素子の温度に応じて変化することを利用して、半導体素子の温度検出を行う。
特開2016−166860号公報
しかしながら、複数段直列接続したPNダイオードによって温度検出装置を構成する場合、温度検出装置の温度係数を設定するパラメータが少ない。具体的には、PNダイオードの段数、PN接合の接合幅、PN接合の繰り返し間隔であるピッチ、P型N型領域の拡散層濃度程度しかパラメータが無い。このため、温度検出装置の温度係数および各温度でのVfの合わせ込みの自由度が小さく、所望の特性への合わせ込みがしにくいという問題がある。
本発明は上記点に鑑みて、温度係数および各温度でのVfの合わせ込みを高い自由度で行うことができる温度検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、P型領域(6)とN型領域(7)とによるPN接合により構成されるPNダイオードを有し、該PNダイオードの温度特性に基づいて温度検出を行う温度検出装置において、PNダイオードを異なる段数で備える第1ダイオード部(4)および第2ダイオード部(5)を少なくとも有し、第1ダイオード部と第2ダイオード部とを並列接続している。
このように、温度検出装置を異なる段数のPNダイオードによって構成された第1ダイオード部と第2ダイオード部を並列接続することで構成している。これにより、温度検出装置の温度係数[mV/℃]を、第1ダイオード部を構成するPNダイオードの段数と、第2ダイオード部を構成するPNダイオードの段数の間の段数に相当する値に合わせ込むことが可能となる。したがって、温度検出装置を単に複数段のPNダイオードを直列接続して構成する場合と比較して、温度係数[mV/℃]の合わせ込みを高い自由度で行うことが可能となる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態にかかる温度検出装置の断面構成を示す図である。 図1に示す温度検出装置の上面レイアウト図である。 図1に示す温度検出装置の回路図である。 PNダイオードの段数と温度係数[mV/℃]との関係を示した図である。 PNダイオードの段数と温度係数[mV/℃]との関係および段数が異なるPNダイオードを並列接続した場合の温度係数[mV/℃]の合わせ込みを示した図である。 第2実施形態にかかる温度検出装置の上面レイアウト図である。 第3実施形態にかかる温度検出装置の上面レイアウト図である。 第4実施形態にかかる温度検出装置の上面レイアウト図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
第1実施形態について説明する。本実施形態で説明する温度検出装置は、例えば、半導体スイッチング素子などの発熱が伴う半導体素子の温度検出を行うものとして用いられる。ここでは、半導体スイッチング素子の温度検出装置として説明するが、他の半導体素子の温度検出を行うものとして適用されても良い。
図1に示すように、シリコン(Si)や炭化珪素(SiC)等の半導体材料で構成された半導体基板1の上に層間絶縁膜2を介して温度検出装置3が形成されている。図示していないが、半導体基板1には半導体スイッチング素子が形成されており、外部の制御装置によってオンオフが制御されることにより、例えば半導体スイッチング素子が接続される負荷への電流供給のオンオフが制御されるようになっている。温度検出装置3は、半導体スイッチング素子の高温化による素子破壊を抑制するために、半導体スイッチング素子の温度検出を行うためのものである。温度検出装置3での検出結果は制御装置に伝えられるようになっており、制御装置において半導体スイッチング素子が所定温度に至ったことが検知されると、半導体スイッチング素子がオフされ、高温化による素子破壊や配線の溶断などが抑制される。
具体的には、温度検出装置3は、図2に示すように、第1ダイオード部4および第2ダイオード部5を並列接続することによって構成されている。
第1ダイオード部4および第2ダイオード部5は、共に、ポリシリコンによるPNダイオードによって構成されており、パターニングされたポリシリコンに対して短冊状のP型領域6とN型領域7を交互に形成することにより構成されている。第1ダイオード部4と第2ダイオード部5は、異なる段数のPNダイオードによって構成されており、本実施形態では共に、複数段のPNダイオードを直列接続したもので構成されている。より詳しくは、PNダイオードにおけるP型領域6とN型領域7の配列方向、つまり電流の流れる方向に沿って各段のPNダイオードが繰り返し配置されることで、複数段のPNダイオードを直列接続した構造が構成されている。
例えば、図2に示す例では、第1ダイオード部4については、3段のPNダイオードが直列接続された構造とされ、第2ダイオード部5については、2段のPNダイオードが直列接続された構造とされており、図3に示した回路図の構成とされている。
そして、図2に示すように、第1ダイオード部4および第2ダイオード部5の両端、つまり複数段のPNダイオードの最も端のP型領域6や最も端のN型領域7それぞれに接続されるように、第1配線電極8と第2配線電極9が備えられている。具体的には、図1に示すように、第1配線電極8と第2配線電極9は、PNダイオードを覆う層間絶縁膜11の上に形成されている。そして、第1配線電極8と第2配線電極9は、層間絶縁膜11に形成されたコンタクトホールを通じて、それぞれ、複数段のPNダイオードのP型領域6やN型領域7と接続されており、逆方向電圧が印加されるPNダイオードは第3配線電極10により短絡されている。ここでは、第1配線電極8と第2配線電極9は、第1ダイオード部4および第2ダイオード部5の共通の配線電極とされているが、別々とされていて、図示しない配線を介して電気的に接続された構成とされていても良い。
このような構成により、第1ダイオード部4と第2ダイオード部5とが並列接続された構造とされ、温度検出装置3が構成されている。
なお、温度検出装置3は、表面が保護膜12によって覆われることで保護されている。そして、図示しないが、第1配線電極8や第2配線電極9は、保護膜12から露出させられている各パッドと接続されており、パッドを通じて外部に備えられる半導体スイッチング素子の駆動用の制御装置に接続されている。
以上のようにして、半導体基板1の上に形成された温度検出装置3が構成されている。続いて、このように構成された温度検出装置3の効果について説明する。
まず、温度検出装置3が単に1段のPNダイオードもしくは複数段のPNダイオードを直列接続しただけの構成の場合、PNダイオードの段数に対する温度検出装置3の温度係数[mV/℃]は、図4のような関係となる。なお、ここでいう温度検出装置3の温度係数[mV/℃]とは、第1温度、例えば25℃と、第2温度、例えば150℃それぞれにおける温度検出装置3の順方向電圧Vfの変化量を意味している。例えば第1温度が25℃のときの順方向電圧VfがVf25、第2温度が150℃のときの順方向電圧VfがVf150であるとすると、温度係数[mV/℃]は、次式で表される。
(数1) 温度係数[mV/℃]=(Vf150−Vf25)/(150−25)
この温度係数[mV/℃]は、段数に対して比例関係となる。このため、図4に示す関係となる。
しかしながら、温度検出装置3が単に1段のPNダイオードもしくは複数段のPNダイオードを直列接続しただけの構成である場合には、温度係数[mV/℃]として図4中において矢印で示した1段、2段、3段のような正の整数段と対応する値にしか合わせ込めない。つまり、1.5段や2.5段に相当する温度係数[mV/℃]への合わせ込みを行うことはできない。
これに対して、本実施形態のように、温度検出装置3を異なる段数のPNダイオードで構成された第1ダイオード部4と第2ダイオード部5を並列接続した構成とすると、温度係数[mV/℃]として次のような合わせ込みを行うことが可能となる。
例えば、第1ダイオード部4が3段のPNダイオードを直接接続した構成とされ、第2ダイオード部5が2段のPNダイオードを直列接続した構成とされている場合について説明する。この場合、第1ダイオード部4のみであれば、PNダイオードを3段直列接続したときの温度係数[mV/℃]となり、第2ダイオード部5のみであれば、PNダイオードを2段直列接続したときの温度係数[mV/℃]となる。これらが並列接続されていることから、本実施形態の構成の場合の温度検出装置3の温度係数[mV/℃]は、PNダイオードを3段直列接続したときの温度係数[mV/℃]と2段直列接続したときの温度係数[mV/℃]との間の値になる。すなわち、図5中に示したように、2段、3段の間での合わせ込みを行える。
ここで、例えば第1ダイオード部4や第2ダイオード部5を構成する各PNダイオードの段数以外のパラメータ、すなわちPN接合の接合幅、PN接合の繰り返し間隔であるピッチ、PN接合におけるP型領域とN型領域のオーバラップ量が同じであるとする。その場合、各PNダイオードが同じ構成であることから、温度検出装置3の温度係数[mV/℃]については、PNダイオードを3段直列接続したときの温度係数[mV/℃]と2段直列接続したときの温度係数[mV/℃]との中間値になる。つまり、温度検出装置3の温度係数[mV/℃]が見かけ上、PNダイオードを2.5段直列接続したときの値になる。
なお、このことは、第1ダイオード部4が2段のPNダイオードを直接接続した構成とされ、第2ダイオード部5が1段のPNダイオードのみで構成されている場合のように、図2と異なる段数とされる場合についても同様のことが言える。この場合、温度検出装置3の温度係数[mV/℃]は、PNダイオードを2段直列接続したときの温度係数[mV/℃]と1段のみとしたときの温度係数[mV/℃]との間の値になる。すなわち、温度検出装置3の温度係数[mV/℃]を、第1ダイオード部4を構成するPNダイオードの段数と、第2ダイオード部5を構成するPNダイオードの段数の間の段数に相当する値に合わせ込むことが可能となる。
以上説明したように、温度検出装置3を異なる段数のPNダイオードによって構成された第1ダイオード部4と第2ダイオード部5を並列接続することで構成している。これにより、温度検出装置3の温度係数[mV/℃]を、第1ダイオード部4を構成するPNダイオードの段数と、第2ダイオード部5を構成するPNダイオードの段数の間の段数に相当する値に合わせ込むことが可能となる。したがって、温度検出装置3を単に複数段のPNダイオードを直列接続して構成する場合と比較して、温度係数[mV/℃]の合わせ込みを高い自由度で行うことが可能となる。
(第2実施形態)
第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して第2ダイオード部5の構成を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態の温度検出装置3は、異なる段数のPNダイオードによって構成された第1ダイオード部4と第2ダイオード部5の段数以外のパラメータについても異ならせている。具体的には、図6に示すように、2段のPNダイオードを直列接続して構成した第2ダイオード部5について、3段のPNダイオードを直列接続して構成した第1ダイオード部4よりもP型領域6およびN型領域7の幅を広くしている。すなわち、半導体基板1の表面に対する法線方向から見て、P型領域6およびN型領域7の繰り返し方向、換言すれば電流が流れる方向に対する垂直方向において、P型領域6およびN型領域7の幅を第1ダイオード部4と第2ダイオード部5とで異ならせている。これにより、第2ダイオード部5の方が第1ダイオード部4よりも、P型領域6およびN型領域7におけるPN接合幅が広くなるようにしてある。
このような構成とすれば、第2ダイオード部5の方が第1ダイオード部4と比較してより電流が流れ易くなり、温度係数[mV/℃]が3段のPNダイオードよりも2段のPNダイオード寄りの温度特性に基づいて設定されるようになる。このため、例えば本実施形態の構成の場合の温度検出装置3の温度係数[mV/℃]は、PNダイオードを3段直列接続したときの温度係数[mV/℃]と2段直列接続したときの温度係数[mV/℃]との中間の値よりも2段に近い値になる。例えば、温度検出装置3の温度係数[mV/℃]がPNダイオードを2.25段直列接続したときの値に設定されるようにすることができる。
このように、第1ダイオード部4と第2ダイオード部5を構成するPNダイオードの段数に加えて、段数以外のパラメータについても異ならせることで、温度検出装置3の温度係数[mV/℃]の合わせ込みをより細かく行うことが可能となる。
(第3実施形態)
第3実施形態について説明する。本実施形態は、第1、第2実施形態に対して第1ダイオード部4および第2ダイオード部5を構成するPNダイオードのレイアウトを変更したものであり、その他については第1、第2実施形態と同様であるため、第1、第2実施形態と異なる部分についてのみ説明する。なお、ここでは、第1実施形態について第1ダイオード部4および第2ダイオード部5を構成するPNダイオードの構造を変更する例を示すが、第2実施形態についても同様の構造を適用できる。
図7に示すように、本実施形態では、第1ダイオード部4や第2ダイオード部5を構成する各PNダイオードは、各PNダイオードにおけるP型領域6とN型領域7の配列方向、つまり電流の流れる方向に対して交差する方向に並べて配置されている。そして、隣り合うPNダイオードのN型領域7とP型領域6とが、図示しない層間絶縁膜の上に形成される接続配線層12を介して電気的に接続されることで、PNダイオードが複数段直列接続された状態とされている。なお、第1配線電極8や第2配線電極9および接続配線層12の端部に図示した四角形は、これらとP型領域6もしくはN型領域7とのコンタクト箇所を示したものである。
このように、各PNダイオードが電流の流れる方向に対して垂直方向に配列されるレイアウトとしても、第1、第2実施形態と同様の効果を奏することが可能である。
なお、このようなレイアウト構成とする場合においても、第2実施形態のようにPNダイオードの段数以外のパラメータ、例えばP型領域6とN型領域7とのPN接合幅を第1ダイオード部4と第2ダイオード部5とで異ならせることもできる。このようにすれば、第2実施形態と同様に、温度検出装置3の温度係数[mV/℃]の合わせ込みをより細かく行うことが可能となる。
(第4実施形態)
第4実施形態について説明する。本実施形態も、第1、第2実施形態に対して第1ダイオード部4および第2ダイオード部5を構成するPNダイオードのレイアウトを変更したものであり、その他については第1、第2実施形態と同様であるため、第1、第2実施形態と異なる部分についてのみ説明する。なお、ここでは、第1実施形態について第1ダイオード部4および第2ダイオード部5を構成するPNダイオードの構造を変更する例を示すが、第2実施形態についても同様の構造を適用できる。
図8に示すように、本実施形態では、第1ダイオード部4や第2ダイオード部5を構成する各PNダイオードのP型領域6とN型領域7とが同心円状に構成されるようにしている。より詳しくは、円形状で構成されたP型領域6の周囲を囲むように円環状に構成されたN型領域7が配置されることで各PNダイオードが構成されている。そして、各PNダイオードが直線状に並べて配置され、隣り合うPNダイオードのN型領域7とP型領域6とが、図示しない層間絶縁膜の上に形成される接続配線層12を介して電気的に接続されることで、PNダイオードが複数段直列接続された状態とされている。なお、第1配線電極8や第2配線電極9および接続配線層12の端部に図示した四角形は、これらとP型領域6もしくはN型領域7とのコンタクト箇所を示したものである。
このようなレイアウトとしても、第1、第2実施形態と同様の効果を奏することが可能である。
なお、このようなレイアウト構成とする場合においても、第2実施形態のようにPNダイオードの段数以外のパラメータ、例えばP型領域6とN型領域7とのPN接合幅を第1ダイオード部4と第2ダイオード部5とで異ならせることもできる。例えば、P型領域6の直径やN型領域7の内径を第1ダイオード部4と第2ダイオード部5とで異ならせることで、PN接合幅を異ならせることができる。すなわち、PN接合幅は、P型領域6とN型領域7とが接合されている長さを意味しており、本実施形態の場合は、P型領域6の直径もしくはN型領域7の内径の長さとなるため、これらを第1ダイオード部4と第2ダイオード部5とで異ならせる。このようにしても、第2実施形態と同様に、温度検出装置3の温度係数[mV/℃]の合わせ込みをより細かく行うことが可能となる。
(他の実施形態)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
例えば、上記各実施形態において、第1ダイオード部4や第2ダイオード部5を構成するPNダイオードの数の一例を示したが、上記実施形態で示した数に限る訳ではない。また、上記各実施形態では、第1ダイオード部4と第2ダイオード部5という2つのダイオード部を有する構成を例に挙げて説明した。しかしながら、これは、少なくとも第1ダイオード部4と第2ダイオード部5という2つのダイオード部を有していれば良いという意味であり、3つ以上のダイオード部が並列接続された構造によって温度検出装置3を構成しても良い。その場合、複数のダイオード部それぞれを構成するPNダイオードの段数が異なった数となっていれば良い。
また、上記第4実施形態では、各PNダイオードのP型領域6とN型領域7とが同心円状に構成されるようにしている。これも一例であり、各PNダイオードのP型領域6とN型領域7とが円形や楕円形とされ、それぞれが円状に配置された構造とされていればよい。
1 半導体基板
3 温度検出装置
4 第1ダイオード部
5 第2ダイオード部
6 P型領域
7 N型領域
8 第1配線電極
9 第2配線電極
10 第3配線電極
11 層間絶縁膜
12 保護膜

Claims (6)

  1. P型領域(6)とN型領域(7)とによるPN接合により構成されるPNダイオードを有し、該PNダイオードの特性に基づいて温度検出を行う温度検出装置において、
    前記PNダイオードを異なる段数で備える第1ダイオード部(4)および第2ダイオード部(5)を少なくとも有し、前記第1ダイオード部と前記第2ダイオード部とが並列接続されている温度検出装置。
  2. 前記P型領域と前記N型領域とが共に短冊状とされており、
    前記第1ダイオード部と前記第2ダイオード部とを構成する前記PNダイオードは、前記P型領域と前記N型領域との配列方向に沿って繰り返し配置されることで、複数段が直列接続されている請求項1に記載の温度検出装置。
  3. 前記P型領域と前記N型領域とが共に短冊状とされており、
    前記第1ダイオード部と前記第2ダイオード部とを構成する前記PNダイオードは、前記P型領域と前記N型領域との配列方向に対して交差する方向に複数個が並べて配置されることで、複数段が直列接続されている請求項1に記載の温度検出装置。
  4. 前記PNダイオードそれぞれにおいて前記P型領域と前記N型領域とが円状に配置されており、
    前記第1ダイオード部と前記第2ダイオード部とを構成する前記PNダイオードは、複数個ずつ直線状に並べて配置されることで、複数段が直列接続されている請求項1に記載の温度検出装置。
  5. 前記第1ダイオード部と前記第2ダイオード部とを構成する前記PNダイオードは、前記P型領域と前記N型領域とのPN接合幅が前記第1ダイオード部と前記第2ダイオード部とで異なっている請求項1ないし4のいずれか1つに記載の温度検出装置。
  6. 前記第1ダイオード部と前記第2ダイオードとは異なる段数の前記PNダイオードを備える少なくとも1つのダイオード部を更に有し、前記第1ダイオード部と前記第2ダイオード部および前記少なくとも1つのダイオード部が並列接続されている請求項1ないし5のいずれか1つに記載の温度検出装置。
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