JP6860835B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本明細書によって開示される技術は、コネクタに関する。
従来、張力逃し機構(ストレインリリーフ)を備えるシールドコネクタとして特表2012−511804号公報(下記特許文献1)に記載のコネクタ組立体が知られている。このコネクタ組立体は、内部ハウジング部分組立体、外部ハウジング部分組立体、スペーサ、ケーブルシール、コレット、およびリテーナを含んで構成されている。ケーブルシールは、外部ハウジング部分組立体の後端を通じて湿気や他の異物が外部ハウジング部分組立体の内部へ侵入することに対してシールする。コレットは、ケーブルからの張力がケーブルシールドとシールドとの接続に作用することを防止するためにケーブルを固定するものであって、ケーブルに押し込まれる指状部を備えている。コレットの後方からリテーナを外部ハウジンング部分組立体に組み付けると、リテーナの押込部がコレットの指状部を押し込むことにより、ケーブルをコレットに固定することができる。
特表2012−511804号公報
しかしながら、上記のコネクタ組立体では、ケーブルからの張力がケーブルシールドとシールドとの接続に作用することを防止するのに、外部ハウジング部分組立体とコレットとリテーナとの3部品によってケーブルを固定しているため、部品点数が多くなり、部品コストが増加する。
本明細書によって開示されるコネクタは、電線と、前記電線の外周面に嵌着されたゴム栓と、前方に開口して設けられたゴム栓収容部を有し、前記ゴム栓収容部の内周面と前記電線の外周面との間で前記ゴム栓を挟持するハウジングと、前記ゴム栓収容部に前方から装着され前記ゴム栓を前記ゴム栓収容部内に保持させるリテーナとを備え、前記リテーナは、前記電線の外周面に対して相対変位可能な撓み片と、前記電線の外周面に対して相対変位不能な固定片とを備え、前記ハウジングは、前記撓み片を前記電線の外周面に押し込む押込片を備え、前記電線は、前記押込片によって前記電線の外周面に押し込まれた状態の前記撓み片と前記固定片とによって前記リテーナに保持されている構成とした。
このような構成によると、リテーナをハウジングのゴム栓収容部に装着する際にハウジングの押込片がリテーナの撓み片を電線の外周面に押し込む。リテーナの撓み片によって電線が押し込み方向と異なる方向に拡径しようとするものの、固定片によって電線の拡径が抑制されるから、撓み片と固定片の双方から電線が押圧された状態となり、電線がリテーナに保持される。したがって、ハウジングとリテーナの2部品で電線を保持することが可能になり、従来のように3部品で電線を保持するよりも部品点数を削減できる。
また、仮に撓み片が電線の外周面に押し込まれた状態でリテーナをハウジングに組み付けようとすると、撓み片と固定片が電線の被覆に食い込むなどして電線を損傷するおそれがあるところ、上記の構成によると、リテーナをハウジングに組み付ける動作に連動して撓み片が電線の外周面を徐々に押し込むようになっているため、電線の外周面を押し込む力が徐々に大きくなり、電線が損傷しにくくなる。
本明細書によって開示されるコネクタは、以下の構成としてもよい。
前記撓み片と前記固定片は、前記電線の外周面に沿って周方向に交互に並んで複数配され、前記撓み片と前記固定片の間にはスリットが形成されている構成としてもよい。
このような構成によると、撓み片と固定片がスリットを介して隣り合うため、撓み片によって電線が外周面が押し込まれた際に電線の外周面における撓み片の両側部分が拡径しようとしても、この両側部分の拡径を固定片によって抑制することができる。
前記押込片は前記ゴム栓収容部の開口縁から前方に突出して設けられ、前記リテーナは、前記押込片を挿通させる押込片挿通孔が形成された前壁を有している構成としてもよい。
このような構成によると、ゴム栓収容部の開口縁から押込片を前方に突出して設け、リテーナの前壁に押込片挿通孔を設けたから、リテーナの前壁をゴム栓収容部により近づけることができ、コネクタ全体を小型化することができる。
前記固定片は、前記前壁から前方に突出して設けられ、前記固定片と前記前壁は撓み防止リブによって連結されている構成としてもよい。
このような構成によると、固定片が前壁と撓み防止リブの2箇所に連結されるため、固定片の撓みを確実に防止できる。
前記撓み片は、前記前壁から前方に突出して設けられ、前記撓み片の前端にはランス部が前記撓み片の変位方向に突出して設けられ、前記押込片は前記ランス部を前記電線の外周面に向けて押し込む構成としてもよい。
このような構成によると、ランス部が撓み片の前端に位置しているため、電線の外周面を押し込み始めるタイミングがより遅くなり、より電線が損傷しにくくなる。
本明細書によって開示されるコネクタによれば、電線の損傷を防ぎつつ、部品点数を削減できる。
コネクタの斜視図 コネクタの平面図 コネクタの側面図 図3におけるA−A線断面図 コネクタの正面図 図5におけるB−B線の位置でコネクタを切断した断面図であって、リテーナをハウジングに装着し始める様子を示した断面図 図6の一部を拡大して示した断面図 図7の状態よりもリテーナの装着が進んだ状態を示した断面図 図5におけるB−B線断面図 ハウジングの平面図 ハウジングの側面図 リテーナを斜め前方から見た斜視図 リテーナを斜め後方から見た斜視図 リテーナの正面図 リテーナの平面図 リテーナの側面図
<実施形態>
実施形態を図1から図16の図面を参照しながら説明する。本実施形態のコネクタ10は、図1に示すように、前後方向に延びるハウジング20と、ハウジング20の前後両端部に装着された前後一対のリテーナ30、40と、前側の第1リテーナ30から前方に引き出された第1電線W1と、後側の第2リテーナ40から後方に引き出された第2電線W2および第3電線W3とを備えて構成されている。図2に示すように、第1電線W1は、第2電線W2よりも小径で、第3電線W3よりも大径とされている。第2電線W2から入力された電流は、第1電線W1と第3電線W3に分岐されて出力されるものとされている。
図4に示すように、ハウジング20の内部には、前後方向に貫通するキャビティ21が設けられている。キャビティ21には、各電線W1、W2、W3の芯線を導通可能に接続する導電部材50が収容されている。各電線W1、W2、W3の芯線は導電部材50に対して例えば抵抗溶接によって接続されている。これにより、第1電線W1と第2電線W2と第3電線W3とは互いに導通可能に接続される。
ハウジング20の前後両端部には、前後一対のゴム栓収容部22が設けられている。前後一対のゴム栓収容部22の内部には、一対のゴム栓60が収容されている。前側のゴム栓収容部22は前方に開口する形態をなし、後側のゴム栓収容部22は後方に開口する形態をなしている。各ゴム栓収容部22の内部空間はキャビティ21の一部を構成しており、導電部材50が内部に収容された導電部材収容部23を介して互いに連通している。
図10および図11に示すように、ハウジング20の前端部における上下両面には、上下一対のロック突部24が設けられ、ハウジング20の後端部における上下両面には、上下一対のロック突部24が設けられている。ロック突部24は、図9に示すように、ゴム栓収容部22の奥壁22Aと上下方向に揃う位置に配されている。
図10に示すように、前側のゴム栓収容部22の開口縁には、前側の押込片25が前方に突出して設けられている。図11に示すように、前側の押込片25は上下一対設けられている。同様に、後側のゴム栓収容部22の開口縁にも、上下一対の押込片25が設けられているが、後側の押込片25は前側の押込片25よりも幅広に形成されている。
第1リテーナ30は、図12と図13に示すように、第1電線W1を挿通させて保持する保持孔31が形成された前壁32と、前壁32の周縁から後方に延びる形態をなす周壁33とを備えて構成されている。周壁33には、上下一対のロック片34が設けられている。ロック片34は、周壁33の前縁から略U字状に後方に突出する片持ち状をなし、図1に示すように、ロック片34の後端部がハウジング20のロック突部24に係止することで第1リテーナ30がハウジング20のゴム栓収容部22に外嵌した状態に保持される。なお、第2リテーナ40は、第1リテーナ30とほぼ同じ構成であるため、その説明を省略するものとし、第1リテーナ30と対応する構成については、第1リテーナ30の符号の数字部分に10を足した符号を用いるものとする。
図12に示すように、第1リテーナ30の前壁32には、一対の撓み片35と一対の固定片36とが設けられている。一対の撓み片35は第1電線W1の外周面に対して相対変位可能で、一対の固定片36は第1電線W1の外周面に対して相対変位不能である。一対の撓み片35と一対の固定片36とは、第1リテーナ30がハウジング20の前側のゴム栓収容部22に装着された状態では、第1電線W1の外周面に沿って周方向に交互に並んで配置され、前面視において全体として円環状をなしている。撓み片35と固定片36の間にはスリット37が形成されている。スリット37は全部で4つ設けられ、90°間隔で配置されている。一対の撓み片35は上下方向に対向して配置され、一対の固定片36は左右方向に対向して配置されている。図12に示すように、撓み片35の内周面には、前後方向に延びる押圧リブ35Aが径方向内側に突出して設けられている。
上下一対の撓み片35の外周における前端には、上下一対のランス部38が径方向外側に突出して設けられている。上側のランス部38は上側の撓み片35から上方に突出し、下側のランス部38は下側の撓み片35から下方に突出している。上下一対のランス部38は上下方向に揃うように一直線に並んで配されている。図16に示すように、ランス部38の前後方向の寸法は、撓み片35の前後方向の寸法の約半分とされている。
図12に示すように、左右一対の固定片36の外周には、左右一対の撓み防止リブ39が径方向外側に突出して設けられている。左側の撓み防止リブ39は左側の固定片36から左方に突出し、右側の撓み防止リブ39は右側の固定片36から右方に突出している。左右一対の撓み防止リブ39は左右方向に揃うように一直線に並んで配されている。図15に示すように、撓み防止リブ39の前後方向の寸法は、固定片36の前後方向の寸法と同じとされ、撓み防止リブ39は、固定片36と前壁32の双方に連結されている。
図12に示すように、第1リテーナ30の前壁32におけるロック片34の基端部には、左右方向に延びる押込片挿通孔32Aが設けられている。押込片挿通孔32Aは、上下一対のロック片34に対応して上下一対設けられている。押込片挿通孔32Aとロック片34とは上下方向に連なって設けられ、押込片挿通孔32Aとロック片34の内側空間とは互いに連通している。
次に、第1リテーナ30によって第1電線W1をハウジング20に保持する手順について説明する。図6に示すように、第1電線W1が前側のゴム栓収容部22から前方に引き出された状態で、第1電線W1に先通しされたゴム栓60をゴム栓収容部22の内部に装着する。これにより、ゴム栓60が第1電線W1の外周面とゴム栓収容部22の内周面との間で挟持された状態となる。この状態から第1リテーナ30を前側のゴム栓収容部22に前方から装着していくと、図7に示すように、撓み片35の押圧リブ35Aが第1電線W1に乗り上げて撓み片35が傾いた姿勢となる。このようにすると、押圧リブ35Aが第1電線W1の外周面に食い込んでいないため、第1リテーナ30の装着によって第1電線W1の外周面が傷つくおそれはない。
さらに第1リテーナ30を前側のゴム栓収容部22に装着していくと、図8に示すように、撓み片35のランス部38が押込片25の前端に当接し始める。ここで、ランス部38と押込片25の各当接部分には互いに誘い込み可能なテーパ面が形成されているため、ランス部38が押込片25の内側に円滑に進入することになる。これに伴って、撓み片35の押圧リブ35Aがランス部38を介して第1電線W1の外周面に食い込み始める。第1電線W1は、上下一対の撓み片35によって上下方向から挟まれることで左右方向に拡径しようとするものの、第1電線W1の左右両側には左右一対の固定片36が配されているため、左右方向に拡径することが抑制される。しかも、固定片36は撓み防止リブ39によって撓みが防止されているため、第1電線W1によって撓むことはないものとされている。
こうして、図9に示すように、第1リテーナ30の装着が完了すると同時に、撓み片35の押圧リブ35Aが第1電線W1の外周面に食い込んだ状態となり、第1電線W1が第1リテーナ30に保持される。このとき、第1電線W1は、上下一対の撓み片35と左右一対の固定片36とによって全周に亘って押圧保持されるとともに、第1リテーナ30がハウジング20に保持されていることから、第1電線W1は第1リテーナ30を介してハウジング20に強固に保持される。また、第1リテーナ30の装着完了と同時に撓み片35の押圧リブ35Aが第1電線W1の外周面に食い込むため、第1電線W1の外周面が第1リテーナ30の装着によって傷つくことはない。
以上のように本実施形態では、リテーナ(第1リテーナ30)をハウジング20のゴム栓収容部22に装着する際にハウジング20の押込片25がリテーナの撓み片35を電線(第1電線W1)の外周面に押し込む。リテーナの撓み片35によって電線が押し込み方向と異なる方向に拡径しようとするものの、固定片36によって電線の拡径が抑制されるから、撓み片35と固定片36の双方から電線が押圧された状態となり、電線がリテーナに保持される。したがって、ハウジング20とリテーナの2部品で電線を保持することが可能になり、従来のように3部品で電線を保持するよりも部品点数を削減できる。
また、仮に撓み片35が電線の外周面に押し込まれた状態でリテーナをハウジング20に組み付けようとすると、撓み片35と固定片36が電線の被覆に食い込むなどして電線を損傷するおそれがあるところ、上記の構成によると、リテーナをハウジング20に組み付ける動作に連動して撓み片35が電線の外周面を徐々に押し込むようになっているため、電線の外周面を押し込む力が徐々に大きくなり、電線が損傷しにくくできる。
撓み片35と固定片36は、電線の外周面に沿って周方向に交互に並んで複数配され、撓み片35と固定片36の間にはスリット37が形成されている構成としてもよい。
このような構成によると、撓み片35と固定片36がスリット37を介して隣り合うため、撓み片35によって電線が外周面が押し込まれた際に電線の外周面における撓み片35の両側部分が拡径しようとしても、この両側部分の拡径を固定片36によって抑制することができる。
押込片25はゴム栓収容部22の開口縁から前方に突出して設けられ、リテーナは、押込片25を挿通させる押込片挿通孔32Aが形成された前壁32を有している構成としてもよい。
このような構成によると、ゴム栓収容部22の開口縁から押込片25を前方に突出して設け、リテーナの前壁32に押込片挿通孔32Aを設けたから、リテーナの前壁32をゴム栓収容部22により近づけることができ、コネクタ10全体を小型化することができる。
固定片36は、前壁32から前方に突出して設けられ、固定片36と前壁32は撓み防止リブ39によって連結されている構成としてもよい。
このような構成によると、固定片36が前壁32と撓み防止リブ39の2箇所に連結されるため、固定片36の撓みを確実に防止できる。
撓み片35は、前壁32から前方に突出して設けられ、撓み片35の前端にはランス部38が撓み片35の変位方向に突出して設けられ、押込片25はランス部38を電線の外周面に向けて押し込む構成としてもよい。
このような構成によると、ランス部38が撓み片35の前端に位置しているため、電線の外周面を押し込み始めるタイミングがより遅くなり、より電線が損傷しにくくなる。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態では一対の撓み片35を設けているものの、撓み片35を1つだけ設けてもよいし、3つ以上設けてもよい。同様に、本実施形態では一対の固定片36を設けているものの、固定片36を1つだけ設けてもよいし、3つ以上設けてもよい。
(2)上記実施形態では撓み片35と固定片36の間にスリット37が形成されているものを例示したが、撓み片と固定片が連なって設けられているものとしてもよい。
(3)上記実施形態では押込片25がゴム栓収容部22の開口縁から前方に突出して設けられているものとしたが、ゴム栓収容部22の開口縁から全周に亘って筒状をなして前方に突出するフード部を押込片としてもよい。その場合、第1リテーナはフード部内に嵌合して装着されるものとしてもよい。
(4)上記実施形態では撓み防止リブ39が固定片36と前壁32の双方に連結されているものを例示したが、撓み防止リブは固定片36と前壁32のいずれか一方のみに連結され、他方とはわずかなクリアランスをもって離れているものとしてもよい。
(5)上記実施形態では撓み片35の前端部にランス部38が設けられているものの、撓み片35の全長に亘ってランス部を設けてもよい。
10…コネクタ
20…ハウジング
22…ゴム栓収容部
25…押込片
30…第1リテーナ
32、42…前壁
32A、42A…押込片挿通孔
35、45…撓み片
36、46…固定片
37、47…スリット
38、48…ランス部
39、49…撓み防止リブ
40…第2リテーナ
60…ゴム栓
W1…第1電線
W2…第2電線
W3…第3電線

Claims (5)

  1. 電線と、
    前記電線の外周面に嵌着されたゴム栓と、
    前方に開口して設けられたゴム栓収容部を有し、前記ゴム栓収容部の内周面と前記電線の外周面との間で前記ゴム栓を挟持するハウジングと、
    前記ゴム栓収容部に前方から装着され前記ゴム栓を前記ゴム栓収容部内に保持させるリテーナとを備え、
    前記リテーナは、前記電線の外周面に対して相対変位可能な撓み片と、前記電線の外周面に対して相対変位不能な固定片とを備え、
    前記ハウジングは、前記撓み片を前記電線の外周面に押し込む押込片を備え、
    前記電線は、前記押込片によって前記電線の外周面に押し込まれた状態の前記撓み片と前記固定片とによって前記リテーナに保持されているコネクタ。
  2. 前記撓み片と前記固定片は、前記電線の外周面に沿って周方向に交互に並んで複数配され、前記撓み片と前記固定片の間にはスリットが形成されている請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記押込片は前記ゴム栓収容部の開口縁から前方に突出して設けられ、前記リテーナは、前記押込片を挿通させる押込片挿通孔が形成された前壁を有している請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記固定片は、前記前壁から前方に突出して設けられ、前記固定片と前記前壁は撓み防止リブによって連結されている請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記撓み片は、前記前壁から前方に突出して設けられ、前記撓み片の前端にはランス部が突出して設けられ、前記撓み片は、前記押込片によって前記ランス部を介して前記電線の外周面に押し込まれる請求項3または請求項4に記載のコネクタ。
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