JP6860823B2 - 防水コネクタ - Google Patents

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Description

本明細書によって開示される技術は、防水コネクタに関する。
車載用の防水コネクタにおいて、小型化を目的として、一括ゴム栓と呼ばれる、複数の電線の周りを一括してシールするゴム栓が用いられることがある。
この種の防水コネクタは、端子を保持する保持部の後側に、一括ゴム栓を収容する収容部を有するコネクタハウジングと、収容部の内部に収容される一括ゴム栓と、収容部の内部に一括ゴム栓の後方から嵌め付けられて一括ゴム栓を抜け止めするホルダとを備えている。ホルダは、電線をコネクタハウジングの外部に導出するための電線挿通孔を備えている(特許文献1参照)
特開平11−354198号公報
上記の構成の防水コネクタでは、一括ゴム栓とホルダとの周囲がコネクタハウジングによって覆われているため、電線挿通孔から侵入した水が、ホルダと一括ゴム栓との隙間に溜まってしまうことがある。
本明細書によって開示される防水コネクタは、電線と、前記電線の端末に接続された端子金具とを備える端子付き電線と、前記端子金具を保持する端子保持部と、前記端子保持部から連なるゴム栓収容部とを備えるコネクタハウジングと、前記ゴム栓収容部の内部に収容され、前記ゴム栓収容部と前記電線との間をシールするゴム栓と、前記ゴム栓収容部の内部に収容されて前記ゴム栓を抜け止めするホルダとを備える防水コネクタであって、前記ゴム栓収容部が、奥壁部と、前記奥壁部から延び、前記ゴム栓と前記ホルダとを囲むとともに、開口部を有する囲み壁部とを備えており、前記ホルダが、前記開口部を塞ぐように配置されるとともに、前記電線を挿通可能な電線挿通孔を有しており、前記囲み壁部が、前記ゴム栓と前記ホルダとの下方に位置する下壁を備えるとともに、前記下壁の内側に開口する入水口と外側に開口する出水口とを有して前記下壁を貫通する排水路を有しており、前記ホルダが、前記ゴム栓に対向する対向面を有しており、前記入水口が、前記対向面の直下に配置されている。
上記の構成によれば、電線挿通孔から侵入し、対向面まで到達した水を、スムーズに排水孔に導き、外部に排出することができる。
上記の構成において、前記出水口が、前記対向面よりも前記奥壁部に近接する位置に至って開口していてもよい。
防水コネクタが、ゴム栓収容部の奥壁部よりも開口部側が下がる姿勢に傾いていれば、水はゴム栓収容部の内部に入り込みにくい。一方、防水コネクタが、奥壁部側が下がる姿勢に傾いている場合には、電線挿通孔を通って水が対向面まで流れ込み、ホルダと一括ゴム栓との隙間に溜まってしまうことが懸念される。出水口が、対向面よりも奥壁部に近接する位置に至って開口している構成とすることによって、対向面まで到達した水が低い方へと流れてスムーズに出水口に導かれ、外部に排出される。
上記の構成において、前記ホルダが、前記下壁と対向する下面を有するとともに、前記下面から突出するガイドリブを備え、前記下壁には前記ガイドリブが進入可能なガイド溝が配置され、前記入水口が前記ガイド溝の内側に開口していてもよい。
ガイドリブおよびガイド溝は、ホルダのホルダ収容部への挿入をガイドするために、一般に、ある程度の幅をもって形成されているので、入水口がガイド溝の内側に開口する構成とすることにより、排水孔の内部へ水がスムーズに流れ込むために必要な入水口の大きさを確保することができる。
本明細書によって開示される防水コネクタによれば、ホルダと一括ゴム栓との隙間に進入した水を速やかに外部に排出できる。
実施形態において、雄コネクタと雌コネクタが嵌合した状態を示す斜視図 実施形態において、雄コネクタと雌コネクタが嵌合した状態を雄コネクタ側から見た図 図2のA−A線断面図 実施形態において、雄コネクタと雌コネクタが嵌合した状態を、雄端子付き電線および雌端子付き電線を省略して雄コネクタ側から見た図 図4のB−B線断面図 図5の円R1内の部分拡大図 図5の円R2内の部分拡大図 実施形態の雄コネクタの、雄端子付き電線を省略して示す分解斜視図 実施形態の雄ハウジングの斜視図 実施形態の雄ハウジングの底面図 実施形態の雄ハウジングの左側面図 実施形態の雄ハウジングの正面図 図12のC−C線断面図 図13のD−D線断面図 図14の円R3内の部分拡大図 実施形態の一括ゴム栓の斜視図 実施形態のホルダの斜視図 実施形態のホルダの背面図 図18のE−E線断面図 実施形態の雌コネクタの、雌端子付き電線を省略して示す分解斜視図 実施形態の雌ハウジングの斜視図 実施形態の雌ハウジングの正面図 図22のF−F線断面図
実施形態を、図1〜図23を参照しつつ説明する。本実施形態の防水コネクタは、雄コネクタ1(防水コネクタに該当)と、この雄コネクタ1と嵌合される雌コネクタ100(防水コネクタに該当)である。
[雄コネクタ1]
雄コネクタ1は、図3および図8に示すように、複数の雄端子付き電線10(端子付き電線に該当)と、これら複数の雄端子付き電線10を保持する雄ハウジング20(コネクタハウジングに該当)と、雄ハウジング20に装着される一括ゴム栓50(ゴム栓に該当)と、雄ハウジング20に装着されて一括ゴム栓50を抜け止めするホルダ60とを備えている。
(雄端子付き電線10)
複数の雄端子付き電線10は、図3に示すように、雄端子金具11(端子金具に該当)と、この雄端子金具11に圧着される電線Wとを備えている。複数の雄端子金具11のそれぞれは、所定形状に打ち抜いた金属板材を曲げ加工して形成された部材であって、細長い板状のタブ部12と、このタブ部12から連なり、電線Wの端末部に圧着された電線接続部13とを備えている。
(雄ハウジング20)
雄ハウジング20は、合成樹脂製であって、図9に示すように、雌コネクタ100と嵌合されるフード部41と、雄端子金具11を保持する雄端子保持部21(端子保持部に該当)と、一括ゴム栓50とホルダ60とを収容する第1ゴム栓収容部31(ゴム栓収容部に該当)とを備えている。
フード部41は、図12および図13に示すように、矩形板状の底壁部42と、この底壁部42から垂直に延びる角筒状の周壁部43とを備えている。フード部41の奥端には、図3に示すように、雌コネクタ100との隙間をシールするゴムリング70が収容されている。
雄端子保持部21は、図13に示すように、底壁部42から、周壁部43と反対側に延びるブロック状の部分である。この雄端子保持部21は、雄端子金具11の電線接続部13を収容可能な複数の雄キャビティ22を有している。
第1ゴム栓収容部31は、図9および図13に示すように、雄端子保持部21において底壁部42と平行な一面(第1シール面21A)から延び、一括ゴム栓50とホルダ60とを囲む角筒状の第1囲み壁部33(囲み壁部に該当)を備えている。第1シール面21Aは、第1ゴム栓収容部31の奥壁部を兼ねている。第1囲み壁部33は、第1シール面21Aと反対側に開口部(第1ゴム栓挿入口32)を有している。第1囲み壁部33は、一括ゴム栓50とホルダ60との下方に位置する第1下壁33B(下壁に該当)と、この第1下壁と向かい合って配置される第1上壁33Aと、第1上壁33Aと第1下壁33Bとの端縁同士を繋ぐ一対の第1側壁33Cとを備えている。
第1下壁33Bは、図13に示すように外側に向かって張り出す2つの第1張り出し部34を備えることにより、部分的に肉厚となっている。図9および図10に示すように、2つの第1張り出し部34のうち一方は、第1ゴム栓挿入口32の開口縁に隣接するとともに、一方の第1側壁33Cに近接して配置され、他方は、第1ゴム栓挿入口32の開口縁に隣接するとともに、他方の第1側壁33Cに近接して配置されている。
第1下壁33Bは、2つの第1ガイド溝35(ガイド溝に該当)と、2つの第1排水孔36(排水路に該当)を有している。2つの第1ガイド溝35および2つの第1排水孔36の構成は互いに同一であるから、以下には、一方の第1ガイド溝35および一方の第1排水孔36について詳しく説明し、他方については、同一の構成に同一の符号を付して説明を省略する。
第1ガイド溝35は、図9に示すように、第1下壁33Bにおいて、第1張り出し部34が配置された部分の内側に配置されている。第1ガイド溝35は、第1下壁33Bの内側面(第1上壁33Aと対向する面)から下方に凹み、第1ゴム栓挿入口32の開口縁から第1シール面21Aに向かって延びる溝であって、図6および図15に示すように、第1下壁33Bの内側面と平行な第1溝底面35Aと、互いに向かい合って配置され、第1溝底面35Aと第1下壁33Bの内側面とを繋ぐ一対の第1溝側面35Bと、一対の第1溝側面35Bの奥端縁(第1ゴム栓挿入口32とは反対側の端縁)同士を連結し、第1溝底面35Aと第1下壁33Bの内側面とを繋ぐ第1奥端面35Cとで定義される溝である。第1奥端面35Cには、図6に示すように、段差がある。
第1排水孔36は、図6および図15に示すように、第1下壁33Bの内側(より具体的には、第1ガイド溝35の内側)に開口する第1入水口36A(入水口に該当)と、第1下壁33Bの外側(より具体的には、第1張り出し部34の外側)に開口する第1出水口36B(出水口に該当)とを有し、第1下壁33Bを貫通する貫通孔である。第1入水口36Aは、第1溝底面35Aに、第1奥端面35Cに隣接して開口している。第1出水口36Bは、第1溝底面35Aと平行な底面(第1出水面34A)と、第1出水面34Aに対して垂直で、相手側の第1張り出し部34と反対側の側面(第2出水面34B)とに開口している。
(一括ゴム栓50)
一括ゴム栓50は、ゴムなどの弾性部材により構成されており、図16に示すように、厚みのある長方形の板状であって、複数のシール孔51を有している。各シール孔51は、電線Wを挿通するための貫通孔である。各シール孔51の内周面には、図6に示すように、全周にわたって延び、内側に向かって突出する2条の内周リップ52が配置されている。また、一括ゴム栓50の外周面には、図16に示すように、全周にわたって延び、外側に向かって突出する2条の外周リップ53が配置されている。
(ホルダ60)
ホルダ60は、合成樹脂製であって、図17に示すように、ホルダ本体61と、2つのガイドリブ65とを備えている。
ホルダ本体61は、全体として直方体状の部材であって、図6および図19に示すように、一面が、雄ハウジング20に組み付けられる際に一括ゴム栓50に当接する当接面61A(対向面に該当)となっている。ホルダ本体61は、図17に示すように、複数の電線挿通孔62と複数の排水溝63とを有している。各電線挿通孔62は、電線Wを挿通するための貫通孔である。排水溝63は、当接面61Aから凹む溝である。複数の排水溝63のうちいくつかは、ホルダ60が雄ハウジング20に組み付けられた状態で上下に隣り合う2つの電線挿通孔62の孔縁同士を結んで配置されている。また、残りの排水溝63は、当接面61Aの上縁または下縁と電線挿通孔62の孔縁とを結んで配置されている。さらに、当接面61Aの周縁には、図17に示すように、当接面61Aと、この当接面61Aと垂直な外周面とで作られる角部が全周にわたって切り欠かれたような形状の外周溝64が配置されている。
2つのガイドリブ65は、図17、図18および図19に示すように、ホルダ本体61の外周面のうち第1下壁33Bと対向する下面61Bに配置されたすじ状の突部であって、当接面61Aに対して垂直に延びている。
ホルダ本体61の外周面には、図17に示すように、2つの弾性係止片66が配置されており、第1ゴム栓収容部31には、2つの弾性係止片66のそれぞれと係合する第1係合部37が設けられている。
(雄ハウジング20に対する一括ゴム栓50、ホルダ60および雄端子付き電線10の組み付け)
一括ゴム栓50とホルダ60とは、図5に示すように、第1ゴム栓収容部31の内部に収容される。一括ゴム栓50は、第1ゴム栓収容部31の奥端に、第1シール面21Aに隣接して配置されている。ホルダ60は、当接面61Aを一括ゴム栓50に当接させて、第1ゴム栓収容部31の内部に、第1ゴム栓挿入口32を塞ぐようにして収容されている。図1に示すように、2つの弾性係止片66のそれぞれが2つの第1係合部37のそれぞれに係合することによって、ホルダ60が第1ゴム栓収容部31に保持され、一括ゴム栓50を抜け止めしている。図2に示すように、2つのガイドリブ65のそれぞれが、2つの第1ガイド溝35のそれぞれの内部に収容される。ホルダ60の組み付け方向(図2の上下方向)を間違えると、ガイドリブ65が第1ゴム栓挿入口32の開口縁に干渉してホルダ60を組み付けることができないため、ホルダ60の組み付け方向を間違えることが回避される。
図6に示すように、第1奥端面35Cは、当接面61Aよりも僅かに第1シール面21Aに近接して配置されており、第1入水口36Aが当接面61Aの直下に配置されている。ガイドリブ65の長さは、第1ガイド溝35の長さよりもわずかに短く、ガイドリブ65と第1奥端面35Cとの間には、隙間がある。第1出水口36Bは、第1入水口36Aと同様に、当接面61Aの直下に配置されており、当接面61Aよりも第1ゴム栓挿入口32に近い位置から、第1シール面21Aに近い位置に亘って開口している。
複数の雄端子付き電線10のそれぞれは、図3に示すように、雄端子金具11が各雄キャビティ22の内部に配置され、タブ部12が底壁部42を貫通してフード部41の内部に配置されている。電線Wは、シール孔51および電線挿通孔62を通って雄ハウジング20の外部に延びている。一括ゴム栓50の外周リップ53が潰されながら第1ゴム栓収容部31の内側面に弾性的に密着し、内周リップ52が潰されながら各電線Wの外周面に弾性的に密着することによって、水が雄キャビティ22の内部に浸入することが防がれている。
[雌コネクタ100]
雌コネクタ100は、図3および図20に示すように、複数の雌端子付き電線110(端子付き電線に該当)と、これら複数の雌端子付き電線110を保持する雌ハウジング120(コネクタハウジングに該当)と、雌ハウジング120に装着される一括ゴム栓50と、雌ハウジング120に装着されて一括ゴム栓50を抜け止めするホルダ60とを備えている。
(雌端子付き電線110)
複数の雌端子付き電線110は、図3に示すように、雌端子金具111(端子金具に該当)と、この雌端子金具111に圧着される電線Wとを備えている。複数の雌端子金具111のそれぞれは、所定形状に打ち抜いた金属板材を曲げ加工して形成された部材であって、雄端子金具11のタブ部12を内部に受け入れ可能な角筒状の端子本体112と、この端子本体112から連なり、電線Wの端末部に圧着された電線接続部113とを備えている。
(雌ハウジング120)
雌ハウジング120は、合成樹脂製であって、図21に示すように、雌端子金具111を保持する雌端子保持部121(端子保持部に該当)と、一括ゴム栓50とホルダ60とを収容する第2ゴム栓収容部131(ゴム栓収容部に該当)と、雌端子保持部121から連なるロックアーム141とを備えている。
雌端子保持部121は、図23に示すように、ブロック状であって、雌端子金具111を収容可能な複数の雌キャビティ122を有している。
第2ゴム栓収容部131は、図23に示すように、雌端子保持部121の一面(第2シール面121A)から延び、一括ゴム栓50とホルダ60とを囲む角筒状の第2囲み壁部133を備えている。第2シール面121Aは、第2ゴム栓収容部131の奥壁部を兼ねている。第2囲み壁部133は、第2シール面121Aと反対側に開口部(第2ゴム栓挿入口132)を有している。第2囲み壁部133は、一括ゴム栓50とホルダ60との下方に位置する第2下壁133B(下壁に該当)と、この第2下壁と向かい合って配置される第2上壁133Aと、第2上壁133Aと第2下壁133Bとの端縁同士を繋ぐ一対の第2側壁133Cとを備えている。
第2下壁133Bは、図7および図22に示すように、外側に向かって張り出す2つの第2張り出し部134を備えることによって、部分的に肉厚となっている。2つの第2張り出し部134のうち一方は、第2ゴム栓挿入口132の開口縁に隣接するとともに、一方の第2側壁133Cに近接して配置され、他方は、第2ゴム栓挿入口132の開口縁に隣接するとともに、他方の第2側壁133Cに近接して配置されている。
第2下壁133Bは、2つの第2ガイド溝135(ガイド溝に該当)と、2つの第2排水孔136(排水路に該当)を有している。2つの第2ガイド溝135および2つの第2排水孔136の構成は互いに同一であるから、以下には、一方の第2ガイド溝135および一方の第2排水孔136について詳しく説明し、他方については、同一の構成に同一の符号を付して説明を省略する。
第2ガイド溝135は、第2下壁133Bにおいて、第2張り出し部134が配置された部分の内側に配置されている。第2ガイド溝135は、図7および図21に示すように、第2下壁133Bの内側面(第2上壁133Aと対向する面)から下方に凹み、第2ゴム栓挿入口132の開口縁から第2シール面121Aに向かって延びる溝であって、第2下壁133Bの内側面と平行な第2溝底面135Aと、この第2溝底面135Aと第2下壁133Bの内側面とを繋ぐ一対の第2溝側面135Bと、一対の第2溝側面135Bの奥端縁(第2ゴム栓挿入口132とは反対側の端縁)同士を連結し、第2溝底面135Aと第2下壁133Bの内側面とを繋ぐ第2奥端面135Cとで定義される溝である。
第2排水孔136は、図7に示すように、第2下壁133Bの内側(より具体的には、第2ガイド溝135の内側)に開口する第2入水口136A(入水口に該当)と、第2下壁133Bの外側(より具体的には、第2張り出し部134の外側)に開口する第2出水口136B(出水口に該当)とを有し、第2下壁133Bを貫通する貫通孔である。第2入水口136Aは、第2溝底面135Aに、第2奥端面135Cに隣接して開口している。第2出水口136Bは、第2張り出し部134において雌端子保持部121の方を向く、第2シール面121Aに平行な面(第3出水面134A)に開口している。第3出水面134Aは、第2奥端面135Cよりも第2シール面121Aに近接して位置しており、したがって、第2出水口136Bは、第2入水口136Aよりも第2シール面121Aに近接して位置している。
ロックアーム141は、雌コネクタ100が雄コネクタ1と嵌合された際に、雌ハウジング120と雄ハウジング20とを正規嵌合位置にロックするための部分である。ロックアーム141は、図21および図23に示すように、雌端子保持部121において、第2シール面121Aと垂直な複数の外面のうち一面(第2上壁133Aに隣接する上面)から垂直に立ち上がる支持部142と、支持部142の立ち上がり端から第2ゴム栓収容部131に向かって延びるロック板部143と、ロック板部143から立ち上がるロック突起144とを備えている。ロック板部143は、支持部142を支点として上面に対して接近又は離間する方向へ弾性撓みすることが可能となっている。雌コネクタ100が雄コネクタ1と嵌合される際には、ロック板部143が上面に近接する方向に撓んだ後、弾性復帰し、ロック突起144が雄コネクタ1のフード部41に設けられたロック受け部44に係止される。これにより、雌ハウジング120と雄ハウジング20とが正規嵌合位置にロックされる。
(一括ゴム栓50およびホルダ60)
雌ハウジング120に組み付けられる一括ゴム栓50およびホルダ60の構成は、雄ハウジング20に組み付けられる一括ゴム栓50およびホルダ60と同様であるので、同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(雌ハウジング120に対する一括ゴム栓50、ホルダ60および雌端子付き電線110の組み付け)
雄コネクタ1と同様に、一括ゴム栓50とホルダ60とは、第2ゴム栓収容部131の内部に収容される。図5に示すように、一括ゴム栓50は、第2ゴム栓収容部131の奥端部に、第2シール面121Aに隣接して配置されている。ホルダ60は、当接面61Aを一括ゴム栓50に当接させて、第2ゴム栓収容部131の内部に、第2ゴム栓挿入口132を塞ぐようにして収容されている。第2ゴム栓収容部131には、図1に示すように、2つの弾性係止片66のそれぞれと係合する第2係合部137が設けられており、2つの弾性係止片66のそれぞれが、2つの第2係合部137のそれぞれと係合することによって、ホルダ60が第2ゴム栓収容部131に保持され、一括ゴム栓50を抜け止めしている。2つのガイドリブ65のそれぞれが、2つの第2ガイド溝135のそれぞれの内部に収容される。
図7に示すように、第2奥端面135Cは、当接面61Aよりも僅かに第2シール面121Aに近接して配置されており、第2入水口136Aが当接面61Aの直下に配置されている。ガイドリブ65の長さは、第2ガイド溝135の長さよりもわずかに短く、ガイドリブ65と第2奥端面135Cとの間には、隙間がある。第2出水口136Bは、当接面61Aおよび第2入水口136Aよりも第2シール面121Aに近接して位置している。
複数の雌端子付き電線110のそれぞれは、図3に示すように、雌端子金具111が各雌キャビティ122の内部に配置され、電線Wは、シール孔51および電線挿通孔62を通って雌ハウジング120の外部に延びている。一括ゴム栓50の外周リップ53が潰されながら第2ゴム栓収容部131の内側面に弾性的に密着し、内周リップ52が潰されながら各電線Wの外周面に弾性的に密着することによって、水が雌キャビティ122の内部に浸入することが防がれている。
[雄コネクタ1と雌コネクタ100との組み付け]
雄コネクタ1と雌コネクタとが組み付けられる際には、図3に示すように、フード部41の内部に雌端子保持部121が収容される。雌端子保持部121とフード部41との間にゴムリング70が介在することで、雄ハウジング20と雌ハウジング120との隙間がシールされている。また、雄コネクタ1においては、一括ゴム栓50の外周リップ53が第1ゴム栓収容部31の内側面に弾性的に密着し、内周リップ52が各電線Wの外周面に弾性的に密着し、雌コネクタ100においては、一括ゴム栓50の外周リップ53が第2ゴム栓収容部131の内側面に弾性的に密着し、内周リップ52が各電線Wの外周面に弾性的に密着している。これらにより、雄端子保持部21および雌端子保持部121の内部への水の進入が防がれている。
しかし、電線挿通孔62は、電線Wの太さに対してゆとりをもった大きさとされているため、電線挿通孔62を通って、第1ゴム栓収容部31の内部に水が進入することがある。雄コネクタ1が、第1シール面21Aよりも第1ゴム栓挿入口32側が下がる姿勢に傾いていれば、水は第1ゴム栓収容部31の内部に入り込みにくい。しかし、雄コネクタ1が、第1ゴム栓挿入口32よりも第1シール面21A側が下がる姿勢に傾いている場合には、水が電線挿通孔62から第1ゴム栓収容部31の内部に流れ込み、ホルダ60と一括ゴム栓50との隙間に溜まってしまうことが懸念される。
そこで、本実施形態では、ホルダ60に排水溝63および外周溝64を設け、雄ハウジング20に第1排水孔36を設けた。当接面61Aまで到達した水は、複数の排水溝63および外周溝64のいずれかを通って、第1ガイド溝35に落ち、第1入水口36Aから第1排水孔36に流れ込んで第1出水口36Bから雄ハウジング20の外部に排出される。ここで、ガイドリブ65と第1奥端面35Cとの間には、隙間があり、この隙間が当接面61Aの直下に配置されている。そして、第1入水口36Aも当接面61Aの直下に配置されている。これにより、当接面61Aまで到達した水がスムーズに第1排水孔36に導かれる。また、第1出水口36Bが、当接面61Aよりも第1シール面21Aに近い位置に至って開口している。これにより、当接面61Aまで到達した水が低い方へと流れてスムーズに第1出水口36Bに導かれ、外部に排出される。
雌コネクタ100についても同様に、雌コネクタ100が、第2ゴム栓挿入口132よりも第2シール面121A側が下がる姿勢に傾いている場合に、当接面61Aまで到達した水は、複数の排水溝63および外周溝64のいずれかを通って、第2ガイド溝135に落ち、第2入水口136Aから第2排水孔136に流れ込んで第2出水口136Bから雌ハウジング120の外部に排出される。ここで、ガイドリブ65と第2奥端面135Cとの間には、隙間があり、この隙間が当接面61Aの直下に配置されている。そして、第2入水口136Aも当接面61Aの直下に配置されている。これにより、当接面61Aまで到達した水がスムーズに第2排水孔136に導かれる。また、第2出水口136Bが、当接面61Aよりも第2シール面121Aに近い位置に開口している。これにより、電線挿通孔62から侵入し、当接面61Aまで到達した水が低い方へと流れてスムーズに第2出水口136Bに導かれ、外部に排出される。
[まとめ]
以上のように本実施形態によれば、雄コネクタ1は、電線Wと、電線Wの端末に接続された雄端子金具11とを備える雄端子付き電線10と、雄端子金具11を保持する雄端子保持部21と、雄端子保持部21から連なる第1ゴム栓収容部31とを備える雄ハウジング20と、第1ゴム栓収容部31の内部に収容され、第1ゴム栓収容部31の内周面と電線Wの外周面との間をシールする一括ゴム栓50と、第1ゴム栓収容部31の内部に収容されて一括ゴム栓50を抜け止めするホルダ60とを備える。第1ゴム栓収容部31は、第1シール面21Aと、第1シール面21Aから延び、一括ゴム栓50とホルダ60とを囲むとともに、第1ゴム栓挿入口32を有する第1囲み壁部33とを備えている。ホルダ60は、第1ゴム栓挿入口32を塞ぐように配置されており、電線Wを挿通可能な電線挿通孔62を有している。第1囲み壁部33は、一括ゴム栓50とホルダ60との下方に位置する第1下壁33Bを備えるとともに、第1下壁33Bの内側に開口する第1入水口36Aと外側に開口する出水口36Bとを有して第1下壁33Bを貫通する第1排水孔36を有している。ホルダ60は、一括ゴム栓50に対向する当接面61Aを有しており、第1入水口36Aが、当接面61Aの直下に配置されている。
上記の構成によれば、電線挿通孔62から侵入し、当接面61Aまで到達した水をスムーズに第1排水孔36に導き、外部に排出することができる。
また、第1出水口36Bが、当接面61Aよりも第1シール面21Aに近接する位置に至って開口している。これにより、雄コネクタ1が、第1ゴム栓挿入口32よりも第1シール面21A側が下がる姿勢(水が第1ゴム栓収容部31の内部に流れ込みやすい姿勢)に傾いている場合において、当接面61Aまで到達した水が低い方へと流れてスムーズに第1出水口36Bに導かれ、外部に排出される。
さらに、ホルダ60が、第1下壁33Bと対向する下面61Bを有するとともに、下面61Bから突出するガイドリブ65を備え、第1ゴム栓収容部31にはガイドリブ65が進入可能な第1ガイド溝35が配置され、第1入水口36Aが第1ガイド溝35の第1溝底面35Aに開口している。
ガイドリブ65および第1ガイド溝35は、ホルダ60の第1ゴム栓収容部31への挿入をガイドするためにある程度の幅をもって形成されているので、第1入水口36Aが第1ガイド溝35の第1溝底面35Aに開口する構成とすることにより、第1排水孔36の内部へ水がスムーズに流れ込むために必要な第1入水口36Aの大きさを確保することができる。
雌コネクタ100も同様の構成を有しており、同様の作用効果が奏される。また、雄コネクタ1と雌コネクタ100との双方が排水孔36、136を有しているから、雄コネクタ1と雌コネクタ100とが嵌合された状態で、雄コネクタ1側下がる姿勢で斜めに傾いた場合、雌コネクタ100側が下がる姿勢で斜めに傾いた場合のいずれにおいても、スムーズに水を排出することができる。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態では、雄コネクタ1において、第1出水口36Bが、当接面61Aよりも第1ゴム栓挿入口32に近い位置から、第1シール面21Aに近い位置までに亘って開口する細長い孔となっているが、出水口の全体が、対向面よりも奥壁部に近接して配置されていても構わない。また、雌コネクタ100において、第2出水口136Bが、当接面61Aよりも第1シール面21Aに近接して位置しているが、出水口の一部のみが、奥壁部に近い位置に至っていても構わない。
(2)上記実施形態では、複数の排水溝63のうちいくつかが、ホルダ60が雄ハウジング20に組み付けられた状態で上下に隣り合う2つの電線挿通孔62の孔縁同士を結んで配置され、残りの排水溝63が、当接面61Aの上縁または下縁と電線挿通孔62の孔縁とを結んで配置されていたが、ホルダが、左右に隣り合う2つの2つの電線挿通孔の孔縁同士を結んで配置される排水溝や、対向面の右縁または左縁と電線挿通孔の孔縁とを結んで配置される排水溝を備えていても構わない。
1…雄コネクタ(防水コネクタ)
10…雄端子付き電線(端子付き電線)
11…雄端子金具(端子金具)
20…雄ハウジング(コネクタハウジング)
21…雄端子保持部(端子保持部)
21A…第1シール面(奥壁部)
31…第1ゴム栓収容部(ゴム栓収容部)
32…第1ゴム栓挿入口(開口部)
33…第1囲み壁部(囲み壁部)
33B…第1下壁(下壁)
35…第1ガイド溝(ガイド溝)
36…第1排水孔(排水路)
36A…第1入水口(入水口)
36B…第1出水口(出水口)
50…一括ゴム栓(ゴム栓)
60…ホルダ
61A…当接面(対向面)
61B…下面
62…電線挿通孔
65…ガイドリブ
100…雌コネクタ(防水コネクタ)
110…雌端子付き電線(端子付き電線)
111…雌端子金具(端子金具)
120…雌ハウジング(コネクタハウジング)
121…雌端子保持部(端子保持部)
121A…第2シール面(奥壁部)
131…第2ゴム栓収容部(ゴム栓収容部)
132…第2ゴム栓挿入口(開口部)
133…第2囲み壁部(囲み壁部)
133B…第2下壁(下壁)
135…第2ガイド溝(ガイド溝)
136…第2排水孔(排水路)
136A…第2入水口(入水口)
136B…第2出水口(出水口)
W…電線

Claims (3)

  1. 電線と、前記電線の端末に接続された端子金具とを備える端子付き電線と、
    前記端子金具を保持する端子保持部と、前記端子保持部から連なるゴム栓収容部とを備えるコネクタハウジングと、
    前記ゴム栓収容部の内部に収容され、前記ゴム栓収容部と前記電線との間をシールするゴム栓と、
    前記ゴム栓収容部の内部に収容されて前記ゴム栓を抜け止めするホルダとを備える防水コネクタであって、
    前記ゴム栓収容部が、奥壁部と、前記奥壁部から延び、前記ゴム栓と前記ホルダとを囲むとともに、開口部を有する囲み壁部とを備えており、
    前記ホルダが、前記開口部を塞ぐように配置されるとともに、前記電線を挿通可能な電線挿通孔を有しており、
    前記囲み壁部が、前記ゴム栓と前記ホルダとの下方に位置する下壁を備えるとともに、前記下壁の内側に開口する入水口と外側に開口する出水口とを有して前記下壁を貫通する排水路を有しており、
    前記ホルダが、前記ゴム栓に対向する対向面を有しており、
    前記入水口が、前記対向面の直下に配置されており、
    前記ホルダにおける前記対向面の周縁には、前記対向面と、前記対向面と垂直な外周面とで作られる角部が全周にわたって切り欠かれた形状の外周溝が配置されている、防水コネクタ。
  2. 前記出水口が、前記対向面よりも前記奥壁部に近接する位置に至って開口している、請求項1に記載の防水コネクタ。
  3. 前記ホルダが、前記下壁と対向する下面を有するとともに、前記下面から突出するガイドリブを備え、
    前記下壁には前記ガイドリブが進入可能なガイド溝が配置され、
    前記入水口が前記ガイド溝の内側に開口している、請求項1または請求項2に記載の防水コネクタ。
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