JP6860621B2 - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷媒を貯溜するアキュームレータを備えた冷凍サイクル装置に関する。
従来の冷蔵庫は特許文献1に開示される。この冷蔵庫は冷媒管を介して圧縮機、凝縮器、膨張器、蒸発器及びアキュームレータを順に接続して形成される冷凍サイクルを備えている。貯蔵室が所定の上限温度になると圧縮機の駆動により冷凍サイクルが運転され、蒸発器と熱交換して生成される冷気によって貯蔵室が冷却される。そして、貯蔵室が所定の下限温度になると圧縮機が停止され、圧縮機のオンオフによって貯蔵室が所定の温度範囲に維持される。
アキュームレータは容器の下端から冷媒管から成る挿入管が挿入され、上端に冷媒管から成る吸引管が導出される。蒸発器から気液二相冷媒が挿入管を介してアキュームレータに流入して気液分離され、液冷媒を容器内に貯溜してガス冷媒が吸引管を介して圧縮機に吸引される。挿入管には油戻し穴が設けられ、容器内に溜まる潤滑油は油戻し穴を介して挿入管に戻されて吸引管から流出する。
また、冷凍サイクルには蒸発器とアキュームレータとの間の冷媒管を下に凸に屈曲してトラップ部が形成される。圧縮機の停止時にトラップ部に液冷媒が溜まるため、蒸発器とアキュームレータとの間のガス冷媒の流動が抑制される。これにより、油戻し穴からガス冷媒が吐出されることによる流動音が低減される。
特開2005−127655号公報(第3頁−第6頁、第3図)
しかしながら、上記従来の冷蔵庫によると、圧縮機が停止状態から駆動されるとアキュームレータ内の圧力が急激に下がる。このため、アキュームレータに貯溜される液冷媒が瞬時に突沸し、大きな騒音が発生する問題があった。
本発明は、液冷媒の突沸による騒音を低減することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、冷媒管を介して圧縮機、凝縮器、膨張器、蒸発器及びアキュームレータを順に接続して形成されており、前記圧縮機の駆動により冷媒が循環する回路を有し、前記アキュームレータと前記圧縮機とを接続する前記冷媒管の途中部がに向いて形成されており、且つ前記圧縮機停止されると液冷媒滞留して塞がれるように形成されたトラップ部を備えている。
本発明によると、アキュームレータと圧縮機の間の冷媒管トラップ部を設け、圧縮機の停止時にトラップ部の冷媒管が液冷媒によって塞がれる。これにより、圧縮機の駆動開始時にアキュームレータ内の急激な圧力低下が抑制される。従って、アキュームレータに貯溜される液冷媒の突沸による騒音の発生を防止することができる。
本発明の第1実施形態の冷蔵庫の側面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の冷凍サイクルを示す図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫のアキュームレータ及びトラップ部を示す正面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫のトラップ部の要部を示す正面断面図 図4のA−A断面図 本発明の第2実施形態の冷蔵庫のアキュームレータ及びトラップ部を示す正面図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫のアキュームレータ及びトラップ部を示す正面図 本発明の第4実施形態の冷蔵庫のアキュームレータ及びトラップ部を示す正面図 本発明の第5実施形態の冷蔵庫のアキュームレータ及びトラップ部を示す正面図 本発明の第6実施形態の冷蔵庫のアキュームレータ及びトラップ部を示す正面図 本発明の第7実施形態の冷蔵庫のアキュームレータ及びトラップ部を示す正面図 本発明の第8実施形態の冷蔵庫のアキュームレータ及びトラップ部を示す正面図
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は第1実施形態の冷蔵庫を示す側面断面図である。冷蔵庫1は断熱箱体2の上方から順に冷蔵室3、冷凍室4、野菜室5が設けられる。冷蔵室3、冷凍室4及び野菜室5はそれぞれ断熱扉3a、4a、5aによって前面が開閉される。冷蔵室3は貯蔵物を冷蔵保存し、冷凍室4は貯蔵物を冷凍保存する。野菜室5は冷蔵室3よりも高温に維持され、野菜等の貯蔵物を冷蔵保存する。
冷蔵室3及び冷凍室4の背面にはダンパ13を介して連通する冷気通路7、8が設けら
れる。冷気通路7には蒸発器24及び送風ファン12が配され、冷凍室4に臨む吐出口7aが開口する。また、冷凍室4には冷気を冷気通路7に戻す戻り口(不図示)が設けられる。冷気通路8には冷蔵室3に臨む吐出口8aが開口する。冷蔵室3には野菜室5に連通する連通路(不図示)が導出され、野菜室5には冷気を冷気通路7に戻す戻り口(不図示)が設けられる。
野菜室5の後方には機械室6が設けられ、機械室6内には圧縮機21が設置される。圧縮機21の駆動により冷凍サイクル20(図2参照)が運転され、蒸発器24により冷気が生成される。
図2は冷蔵庫1の冷凍サイクル20を示す回路図である。冷凍サイクル20は冷媒管25を介して圧縮機21、凝縮器22、膨張器23、蒸発器24及びアキュームレータ30が順に接続される。圧縮機21の駆動により矢印S0に示すように冷媒が流通する。
圧縮機21によって圧縮された高温高圧のガス冷媒は凝縮器22で放熱しながら凝縮する。凝縮器22で凝縮した高温の液冷媒はキャピラリチューブ等により形成された膨張器23で膨張して低温低圧となり、蒸発器24に送られる。蒸発器24に流入する冷媒は冷気通路7(図1参照)を流通する空気との熱交換により吸熱しながら蒸発し、気液二相冷媒となって流出する。アキュームレータ30に流入する気液二相冷媒は気液分離され、低温のガス冷媒が圧縮機21に送られる。これにより、冷媒が循環して冷凍サイクル20が運転される。
また、アキュームレータ30と圧縮機21との間には冷媒管25により形成されるトラップ部40が設けられる。図3はアキュームレータ30及びトラップ部40の正面図を示している。アキュームレータ30は軸方向を鉛直に配して上下端を閉じた円筒状の容器31を有している。容器31の下端には冷媒管25から成る挿入管32が挿入され、上端には冷媒管25から成る吸引管33が導出される。
アキュームレータ30には挿入管32を介して気液二相冷媒が流入し、容器31内に液冷媒を貯溜してガス冷媒が吸引管33を介して流出する。これより、アキュームレータ30によって冷媒が気液分離される。
挿入管32の先端は吸引管33に対して非対向となるように傾斜している。これにより、挿入管32の先端から噴出される液冷媒が吸引管33を介して圧縮機21に流入することが抑制される。また、挿入管32の下端部には油戻し穴34が設けられる。油戻し穴34は容器31内に貯溜する液冷媒に含まれた潤滑油を挿入管32内に戻す。挿入管32から噴出される液冷媒の一部はミスト化され、吸引管33に吸引される。この時、ミスト状の冷媒は気化してガス冷媒となり、ミスト状の冷媒に含まれる潤滑油は液相状態で圧縮機21に戻される。
図4はトラップ部40の詳細を示す正面断面図である。また、図5は図4のA−A断面図を示している。トラップ部40は冷媒管25を下に凸に屈曲して形成され、鉛直に延びる上流部41及び下流部42の下端部を屈曲部43により連結したU字状になっている。屈曲部43は曲線状に屈曲して下端43aに極値点を形成する。
上記構成の冷蔵庫1において、冷凍室4が所定の上限温度になると圧縮機21及び送風ファン12が駆動される。送風ファン12の駆動により冷気通路7に空気が流通し、冷気通路7を流通する空気が蒸発器24と熱交換して冷気が生成される。吐出口7aから冷凍室4に吐出される冷気は冷凍室4内を流通し、戻り口(不図示)を介して冷気通路7に戻る。これにより、冷凍室4の冷却が行われる。
また、冷蔵室3が所定の上限温度になると圧縮機21及び送風ファン12が駆動され、ダンパ13が開かれる。これにより、冷気通路8に冷気が流通し、吐出口8aから冷蔵室3に吐出される。冷蔵室3に吐出された冷気は冷蔵室3内を流通し、連通路を介して野菜室5に流入する。野菜室5に流入した冷気は野菜室5内を流通し、戻り口(不図示)を介して冷気通路7に戻る。これにより、冷蔵室3及び野菜室5の冷却が行われる。
そして、冷蔵室3及び冷凍室4が所定の下限温度になると圧縮機21及び送風ファン12が停止され、圧縮機21のオンオフによって各貯蔵室が所定の温度範囲に維持される。
圧縮機21が停止されると、アキュームレータ30と圧縮機21との間に残留するミスト状の液冷媒や、ガス冷媒が液化した液冷媒がトラップ部40に滞留する。これにより、図4、図5に示すようにトラップ部40は液冷媒Rの滞留によって下端43aを通る鉛直断面上で塞がれる。
圧縮機21が停止状態から駆動されると、圧縮機21の流入側の冷媒管25(吸引管33)の圧力が急激に低下する。この時、トラップ部40に滞留する液冷媒Rが気化して体積膨張し、アキュームレータ30内の急激な圧力低下が抑制される。このため、アキュームレータ30に貯溜される液冷媒が瞬時に突沸することによる騒音の発生を防止することができる。
本実施形態によると、アキュームレータ30と圧縮機21の間の冷媒管25を下に凸に屈曲したトラップ部40を設け、圧縮機21の停止時にトラップ部40の冷媒管25が液冷媒Rによって塞がれる。これにより、圧縮機21の駆動開始時にアキュームレータ30内の急激な圧力低下が抑制される。従って、アキュームレータ30に貯溜される液冷媒の突沸による騒音の発生を防止することができる。
また、トラップ部40の下端で冷媒管25を水平に形成してもよいが、トラップ部40の下端部で冷媒管25が曲線状に屈曲するとより望ましい。トラップ部40の下端の冷媒管25が水平に長く形成されると、滞留する液冷媒Rの液面が冷媒管25の管内の上端よりも下方に形成されて冷媒管25が塞がれない場合が生じる。このため、本実施形態のように、トラップ部40の屈曲部43が曲線状に屈曲して下端43aに極値点を形成すると、冷媒管25を液冷媒Rによって確実に塞ぐことができる。
<第2実施形態>
次に、図6は第2実施形態の冷蔵庫1のアキュームレータ30及びトラップ部40の正面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図5に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第1実施形態に対してトラップ部40の形状が異なっている。その他の部分は第1実施形態と同一である。
トラップ部40は冷媒管25を鉛直に対して傾斜して配した上流部41、下流部42の下端部を屈曲部43により連結してV字状に形成される。屈曲部43は曲線状に屈曲して下端43aに極値点を形成する。これにより、トラップ部40は冷媒管25を下に凸に屈曲して形成される。
このため、第1実施形態と同様に、圧縮機21の停止時にトラップ部40の冷媒管25が液冷媒Rによって塞がれる。従って、アキュームレータ30に貯溜される液冷媒の突沸による騒音の発生を防止することができる。
<第3実施形態>
次に、図7は第3実施形態の冷蔵庫1のアキュームレータ30及びトラップ部40の正面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図5に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第1実施形態に対してトラップ部40の形状が異なっている。その他の部分は第1実施形態と同一である。
トラップ部40は冷媒管25を鉛直に延びる上流部41、下流部42の下端部を環状に屈曲した屈曲部43により連結して鍵穴状に形成される。屈曲部43は曲線状に屈曲して下端43aに極値点を形成する。これにより、トラップ部40は冷媒管25を下に凸に屈曲して形成される。
このため、第1実施形態と同様に、圧縮機21の停止時にトラップ部40の冷媒管25が液冷媒Rによって塞がれる。従って、アキュームレータ30に貯溜される液冷媒の突沸による騒音の発生を防止することができる。
<第4実施形態>
次に、図8は第4実施形態の冷蔵庫1のアキュームレータ30及びトラップ部40の正面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図5に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第1実施形態に対してトラップ部40の形状が異なっている。その他の部分は第1実施形態と同一である。
トラップ部40は上流端から下流端に連続した螺旋状の屈曲部43を有し、屈曲部43は曲線状に屈曲して下端43aに極値点を形成する。これにより、トラップ部40は冷媒管25を下に凸に屈曲して形成される。
このため、第1実施形態と同様に、圧縮機21の停止時にトラップ部40の冷媒管25が液冷媒Rによって塞がれる。従って、アキュームレータ30に貯溜される液冷媒の突沸による騒音の発生を防止することができる。
<第5実施形態>
次に、図9は第5実施形態の冷蔵庫1のアキュームレータ30及びトラップ部40の正面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図5に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第1実施形態に対してアキュームレータ30の形状が異なっている。その他の部分は第1実施形態と同一である。
アキュームレータ30の容器31は軸方向を鉛直に配した筒状に形成され、水平方向の長さL2が鉛直方向の長さL1よりも長くなっている。これにより、アキュームレータ30に貯溜される液冷媒Rの液面の表面積を大きくすることができる。
圧縮機21が停止されると、アキュームレータ30に貯溜される液冷媒Rは蒸発により徐々に降温される。この時、液冷媒Rの液面の表面積が大きいため、蒸発量を大きくできる。このため、圧縮機21の駆動時にアキュームレータ30内の圧力低下により液冷媒Rの沸点が低下しても、液冷媒Rは予め降温されているため沸点との温度差を小さくできる。これにより、液冷媒Rの突沸を更に抑制することができる。
本実施形態によると、第1実施形態と同様に、圧縮機21の停止時にトラップ部40の冷媒管25が液冷媒Rによって塞がれる。このため、アキュームレータ30に貯溜される液冷媒の突沸による騒音の発生を防止することができる。
また、アキュームレータ30の水平方向の長さL2が鉛直方向の長さL1よりも長いため、液冷媒Rの液面の表面積が増加して液冷媒Rの突沸が抑制される。従って、アキュー
ムレータ30に貯溜される液冷媒の突沸による騒音の発生をより確実に防止することができる。
尚、本実施形態において、トラップ部40を第2〜第4実施形態と同様に形成してもよい。
<第6実施形態>
次に、図10は第6実施形態の冷蔵庫1のアキュームレータ30及びトラップ部40の正面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図5に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第1実施形態に対してアキュームレータ30の形状が異なっている。その他の部分は第1実施形態と同一である。
アキュームレータ30の容器31は軸方向を水平に配した筒状に形成され、挿入管32及び吸引管33が容器31から水平に延びる。尚、図10は圧縮機21の停止時を示しており、液冷媒Rの液面が吸引管33よりも上方に配されて吸引管33内に液冷媒Rが侵入している。また、アキュームレータ30の水平方向の長さL2は鉛直方向の長さL1よりも長くなっている。
前述したように、圧縮機21の駆動時にはトラップ部40に滞留する液冷媒Rが気化して体積膨張し、上流部41内の急激な圧力低下が抑制される。このため、アキュームレータ30内の液冷媒Rの吸込みスピードが遅くなる。また、アキュームレータ30の水平方向の長さL2が鉛直方向の長さL1よりも長いため、アキュームレータ30に貯溜される液冷媒Rの液面の表面積を大きくすることができる。
本実施形態によると、第1実施形態と同様に、圧縮機21の停止時にトラップ部40の冷媒管25が液冷媒Rによって塞がれる。このため、アキュームレータ30に貯溜される液冷媒の突沸による騒音の発生を防止することができる。
また、アキュームレータ30の水平方向の長さL2が鉛直方向の長さL1よりも長いため、液冷媒Rの液面の表面積が増加して液冷媒Rの突沸が抑制される。従って、アキュームレータ30に貯溜される液冷媒の突沸による騒音の発生をより確実に防止することができる。
尚、本実施形態において、トラップ部40を第2〜第4実施形態と同様に形成してもよい。
<第7実施形態>
次に、図11は第7実施形態の冷蔵庫1のアキュームレータ30及びトラップ部40の正面図を示している。説明の便宜上、前述の図10に示す第6実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第6実施形態に対してアキュームレータ30の形状が異なっている。その他の部分は第6実施形態と同一である。
アキュームレータ30の容器31は軸方向を水平に配した筒状に形成され、挿入管32及び吸引管33が容器31から水平に延びる。挿入管32は容器31の下部に配され、挿入管32の先端部分は吸引管33よりも上方に配される。液冷媒Rの液面は圧縮機21の停止時及び駆動時に吸引管33よりも下方に配される。
アキュームレータ30の水平方向の長さL2は鉛直方向の長さL1よりも長くなっている。これにより、アキュームレータ30に貯溜される液冷媒Rの液面の表面積を大きくすることができ、液冷媒Rの突沸を抑制することができる。
本実施形態によると、第6実施形態と同様に、圧縮機21の停止時にトラップ部40の冷媒管25が液冷媒Rによって塞がれる。また、アキュームレータ30の水平方向の長さL2が鉛直方向の長さL1よりも長いため、液冷媒Rの液面の表面積が増加して液冷媒Rの突沸が抑制される。従って、アキュームレータ30に貯溜される液冷媒の突沸による騒音の発生を防止することができる。
尚、本実施形態において、トラップ部40を第2〜第4実施形態と同様に形成してもよい。
<第8実施形態>
次に、図12は第8実施形態の冷蔵庫1のアキュームレータ30及びトラップ部40の正面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図5に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第1実施形態に対してアキュームレータ30の形状が異なっている。その他の部分は第1実施形態と同一である。
アキュームレータ30の容器31はL字状に屈曲して形成され、下部に対して拡幅して水平方向の断面積の大きい拡幅部35を上部に有している。吸引管33は拡幅部35から水平方向に導出される。アキュームレータ30に貯溜される液冷媒Rの液面は圧縮機21の停止時に拡幅部35に配される。これにより、アキュームレータ30に貯溜される液冷媒Rの液面の表面積を大きくすることができる。また、容器31の水平方向の長さL2は鉛直方向の長さL1よりも長くなっている。
本実施形態によると、第1実施形態と同様に、圧縮機21の停止時にトラップ部40の冷媒管25が液冷媒Rによって塞がれる。このため、アキュームレータ30に貯溜される液冷媒の突沸による騒音の発生を防止することができる。
また、アキュームレータ30が下部に対して水平方向の断面積の大きい拡幅部35を有し、圧縮機21の停止時に液冷媒Rの液面が拡幅部35に配される。これにより、液冷媒Rの表面積が増加して液冷媒Rの突沸が抑制され、液冷媒Rの突沸による騒音の発生をより確実に防止することができる。
尚、本実施形態において、アキュームレータ30の拡幅部35がL字状の容器31により形成されるが、T字状の容器31により拡幅部35を形成してもよい。また、トラップ部40を第2〜第4実施形態と同様に形成してもよい。
上記のように、この発明の実施形態に係る冷蔵庫は、冷媒管を介して圧縮機、凝縮器、膨張器、蒸発器及びアキュームレータを順に接続し、圧縮機の駆動により冷媒が流通して冷凍サイクルを運転する冷蔵庫において、アキュームレータと圧縮機との間の冷媒管を下に凸に屈曲して形成されるトラップ部を設け、圧縮機の停止時にトラップ部が液冷媒の滞留によって塞がれるものである。例えば、トラップ部の下端部で冷媒管が曲線状に屈曲している。また例えば、トラップ部が冷媒管を螺旋状に屈曲して形成されている。また例えば、アキュームレータの水平方向の長さが鉛直方向の長さよりも長い。また例えば、アキュームレータが下部に対して水平方向の断面積の大きい拡幅部を上部に有し、圧縮機の停止時に液冷媒の液面が拡幅部に配される。
本発明によると、冷媒を貯溜するアキュームレータを備えた冷蔵庫に利用することができる。
1 冷蔵庫
2 断熱箱体
3 冷蔵室
4 冷凍室
5 野菜室
6 機械室
7、8 冷気通路
12 送風機
13 ダンパ
20 冷凍サイクル
21 圧縮機
22 凝縮器
23 膨張器
24 蒸発器
25 冷媒管
30 アキュームレータ
31 容器
35 拡幅部
40 トラップ部
41 上流部
42 下流部
43 屈曲部

Claims (5)

  1. 冷媒管を介して圧縮機、凝縮器、膨張器、蒸発器及びアキュームレータを順に接続して形成されており、前記圧縮機の駆動により冷媒が循環する回路を有し、
    前記アキュームレータと前記圧縮機とを接続する前記冷媒管の途中部が下に向いて形成されており、且つ前記圧縮機が停止されると、前記途中部の冷媒が前記途中部で液化して、前記液化した液冷媒が前記途中部に滞留するトラップ部を備え、
    前記途中部は、滞留した前記液冷媒によって塞がれる、冷凍サイクル装置。
  2. 前記トラップ部は、下端部が水平な部分のない曲線形状を有している請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
  3. 前記トラップ部は、前記アキュームレータから冷媒を流出させる吸引管よりも上方に設けられている前記冷媒管から下向きに延びる上流部と、上向きに延びる下流部と、前記上流部と前記下流部との間を接続する屈曲部とを有する請求項1又は2に記載の冷凍サイクル装置。
  4. 前記トラップ部は、前記圧縮機よりも上方に設けられた請求項1〜請求項の何れか一項に記載の冷凍サイクル装置。
  5. 前記蒸発器が冷却を行う室内に設けられた請求項1〜請求項の何れか一項に記載の冷凍サイクル装置。
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