JP6860374B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、スチームコンベクションオーブン等の加熱調理器に関し、調理庫内を混合ガスを燃焼させた燃焼ガスにより加熱する加熱調理器に関する。
特許文献1には、蒸気を含んだ熱風により食材を加熱調理する加熱調理器が開示されており、この加熱調理器は、食材を加熱調理するための調理庫と、調理庫内を燃焼ガスにより加熱する燃焼装置と、調理庫内の空気を対流させる対流ファンと、調理庫内に蒸気を供給する蒸気発生装置とを備えている。燃焼装置は、燃焼ガスを通過させることで調理庫内を加熱する加熱管と、加熱管に燃焼ガスを送るバーナとを備えている。加熱管は調理庫の左側壁の中央部に回転可能に設けられた対流ファンのファン羽根の周囲で、調理庫の左側壁の周部に沿って前側が開いた略C字形に配設された往路部と、調理庫の左側壁の前部にて往路部の先端を折り返させる折り返し部と、折り返し部から往路部に沿って配設させた復路部とを備えている。加熱管内に燃焼バーナによる燃焼ガスを通過させるとともに、ファン装置のファン羽根を回転させることで、調理庫内は加熱管によって加熱された熱風が対流して、調理庫内の食材は熱風によって加熱調理される。
特開2013−200111号公報
上述した特許文献1に記載の加熱調理器は、調理庫内に6段のトレイを収容可能な大きさとなっているが、調理庫内に10段のトレイを収容可能とした大型のものも開発されている。大型の加熱調理器は調理庫の庫内容量が大きいため、上記のように加熱管を左側壁に沿って往路部と折り返し部と復路部とにより往復させるだけでは、加熱管の熱交換をさせる表面積が不足して、調理庫内を十分に加熱させることができないおそれがある。これに対し、加熱管の復路部の先端に調理庫側に折り返えさせる折り返し部を設け、折り返し部からさらに再往路部を設けるようにすれば、加熱管の熱交換をさせる表面積を十分に確保できるものの、調理庫内が狭くなる問題があった。また、加熱管の全てを蛇腹状に細かく屈曲させて、加熱管の熱交換をさせる表面積を増加させることも検討されたものの、加熱管を全長にわたって蛇腹状に細かく屈曲させると、加熱管を調理庫の左側壁の周部に沿うような形状に保持できなくなるおそれがあった。この場合に、蛇腹状に屈曲させた加熱管を調理庫の左側壁に長手方向に沿って複数箇所で固定すれば、加熱管を調理庫の左側壁の周部に沿うような形状に保持できる。しかし、加熱管を調理庫の左側壁に固定すると、加熱管には燃焼ガスによる膨張と収縮により生じる変形によって応力が加わるため、加熱管を調理庫の左側壁に固定することは適切でなかった。本発明は、加熱管を調理庫の側壁に沿う形状に保持できるようにしつつ、加熱管の熱交換をさせる表面積を多くすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、食材を加熱調理するための調理庫と、調理庫の一側壁に設けたファン羽根と、調理庫の一側壁のファン羽根の周囲に配設されて、燃焼ガスを通過させることによって調理庫を加熱する加熱管とを備えた加熱調理器であって、加熱管は調理庫の一側壁に沿って配設された往路部と、往路部の先端部に設けられた折り返し部と、折り返し部から往路部に沿って配設した復路部とを備え、往路部を直管部と曲管部の少なくとも一方により構成し、復路部には蛇腹状に屈曲させた蛇腹部を設け、往路部には復路部を保持させる保持ブラケットを設けたことを特徴とする加熱調理器を提供するものである。
上記のように構成した加熱調理器においては、加熱管の往路部を直管部と曲管部の少なくとも一方により構成し、復路部には蛇腹状に屈曲させた蛇腹部を設けたので、直管部と曲管部の少なくとも一方により構成した往路部によって、加熱管を調理庫の一側壁に沿うように形状を保持しつつ、復路部の蛇腹部によって熱交換をさせる表面積を多くとることができ、調理庫の庫内容量が大きくなっても調理庫の収容量を減らすことなく、十分に加熱させることができるようになった。また、復路部を調理庫の一側壁に固定してないため、復路部が膨張または収縮による変形をしても、復路部に応力が加わらないようにすることができた。
上記のように構成した加熱調理器においては、調理庫の一側壁には、調理庫側から加熱管の往路部の導入端部を固定するとともに、調理庫の外側から加熱管に燃焼ガスを供給するバーナを固定する環状ブラケットを設け、環状ブラケットの調理庫側には環状のシール部材を介して加熱管の往路部の導入端部を固定し、環状ブラケットの調理庫の外側には環状のシール部材を介してバーナを固定するのが好ましい。このようにしたときには、調理庫内の熱風が加熱管の往路部の導入端部に流入するのを防ぐことができるとともに、調理庫内の熱風が一側壁から外側に漏れにくくすることができる。
本発明の加熱調理器の一実施形態の正面図である。 ハウジングの左側壁を取り外した状態の左側面図である。 図1のA−A断面図である。 調理庫の左側壁のバーナ及び加熱管を取り付けた部分の断面図である。 図3の斜視図である。 制御装置のブロック図である。
以下、本発明の加熱調理器の一実施形態を添付図面を参照して説明する。図1に示したように、加熱調理器10は、ハウジング11内に食材を加熱調理するための調理庫12と、ハウジング11内の調理庫12を除いた空間に機械室13とを備えている。
調理庫12は食材を収容し、収容した食材を加熱調理するためのものである。この実施形態では、調理庫12は10段のトレイを上下に収容可能な大きさとなっている。調理庫12の前面には食材を出し入れする開口部が設けられており、前面の開口部は扉14によって開閉される。調理庫12の外周面は断熱材により覆われており、調理庫12内の熱は機械室13及びハウジング11外に伝わりにくくなっている。
図2及び図3に示したように、加熱調理器10は、調理庫12内の空気を対流させる対流ファン15と、調理庫12内の温度を検出する温度センサ16と、調理庫12内を加熱する燃焼装置20と、調理庫12内に蒸気を発生させる蒸気発生装置30とを備えている。対流ファン15は調理庫12内の空気を対流させるものであり、調理庫12内に対流ファン15のファン羽根15aと機械室13に対流ファン15のファンモータ15bを備えている。ファン羽根15aはファンモータ15bの作動によって回転し、調理庫12の空気はファン羽根15aの回転よって対流する。
図2及び図3に示したように、燃焼装置20は、燃焼用空気と燃料ガスの混合ガスを燃焼させたときの燃焼ガスによって調理庫12内を加熱するものである。燃焼装置20は、機械室13内に主要な構成部品であるブロアファン21とガス供給管22と混合管23とを備え、調理庫12内にバーナ24と加熱管25とを備えている。
図2に示したように、ブロアファン21は燃焼用空気を供給するものであり、ブロアファン21は機械室13の前側の上部に配置されている。ブロアファン21は調理庫12側に吸気口が配置され、ブロアファン21の送風口は送風管21aによって混合管23に接続されている。ブロアファン21の吸気口から吸い込まれた燃焼用空気は送風管21aによって混合管23に供給される。混合管23にはガス供給源から燃料ガスが供給されるガス供給管22が接続されており、ガス供給源の燃料ガスはガス供給管22によって混合管23に供給される。ガス供給管22にはガスバルブ22aが介装されており、燃料ガスはガスバルブ22aを開放させたときにガス供給管22から混合管23に供給される。ガス供給管22には均圧弁22bが介装されており、均圧弁22bは圧力検出管22cによって送風管21aに接続されている。均圧弁22bはブロアファン21から送風管21aを通って混合管23に供給される空気の圧力に応じた開度で開放され、ガス供給管22から混合管23に供給される燃料ガスの風量(流量)は燃焼用空気の風量に応じて調整される。
混合管23には、上述したようにブロアファン21の送風口から送出された燃焼用空気と、ガス供給管22から送出された燃料ガスとが供給され、これら燃焼用空気と燃料用空気とが混合されて混合ガスとなる。混合管23には送風管21a及びガス供給管22が接続された一端側と反対の他端側にバーナ24が接続されており、混合管23から供給される混合ガスはバーナ24により燃焼して高温の燃焼ガスとなる。
図2及び図4に示したように、バーナ24の基端部には調理庫12の左側壁(一側壁)に取り付けるためのバーナ取付フランジ24aが設けられており、調理庫12の左側壁の前上部にはバーナ24を取り付けるための環状ブラケット12aが固着されている。バーナ24は環状ブラケット12aの中央部の開口部から調理庫12内に配設された加熱管25内に挿通され、バーナ取付フランジ24aが機械室13側にて環状ブラケット12aにねじによって取り付けられている。また、環状ブラケット12aとバーナ取付フランジ24aの間には耐熱性の環状のシール部材24bが介装されており、シール部材24bは加熱管25を通過する燃焼ガスが機械室13に漏出するのを防いでいる。
加熱管25はバーナ24による燃焼ガスを通過させることで調理庫12内を加熱するものである。図3及び図4に示したように、加熱管25の導入端部25aには加熱管取付フランジ26が固着されており、加熱管取付フランジ26が調理庫12の左側壁の環状ブラケット12aに取り付けられている。また、環状ブラケット12aと加熱管取付フランジ26の間には耐熱性の環状のシール部材26aが介装されており、シール部材26aは調理庫12内の蒸気を含んだ熱風が加熱管25内及び機械室13に漏出するのを防いでいる。
図3及び図5に示したように、加熱管25は調理庫12の左側壁の前上部に取り付けられた導入端部25aと、導入端部25aから調理庫12の左側壁に沿って配設された往路部25bと、往路部25bの先端で折り返した折り返し部25cと、折り返し部25cから往路部25bに沿って配設した復路部25dとを備えている。導入端部25aは往路部25b、折り返し部25c及び復路部25dよりも太い金属製の管部材よりなり、導入端部25a内にはバーナ24が収容されている。往路部25bは直線状に延びる直管部と円弧等の曲線状に延びる曲管部とを組み合わせて、調理庫12の左側壁の周部となる上縁部、後縁部及び下縁部に沿って延びている。往路部25bの先端部には折り返し部25cが
連続して設けられており、折り返し部25cは往路部25bの先端部を調理庫12の内側に屈曲させて折り返すようにしたものである。折り返し部25cには復路部25dが連続して設けられており、復路部25dは往路部25bに沿って調理庫12の後上部まで配設されている。復路部25dは蛇腹状に屈曲する蛇腹部25d1を備えており、蛇腹部25d1は直管部と曲管部よりなる往路部25bよりも長さ方向の表面積を大きくして、通過する燃焼ガスの熱交換機能を高くする機能を有している。復路部25dの導出端部25d2は調理庫12の後部天井壁に配設された煙突部27に接続されており、加熱管25を通過した燃焼ガスは煙突部27によってハウジング11の上側に排出される。
図3及び図5に示したように、往路部25bの調理庫12の後上部に配置された部分には板金部材よりなる保持ブラケット28が設けられており、復路部25dの調理庫12の後上部に配置された部分は保持ブラケット28によって往路部25bに保持されている。復路部25dは調理庫12の左側壁に固定されることなく、保持ブラケット28によって往路部25bに保持されているので、復路部25dが膨張または収縮による変形をしても応力が加わりにくくなっている。また、保持ブラケット28は往路部25b及び復路部25dの折り返し部25cから離れた位置に設けられているので、往路部25b及び復路部25dが膨張または収縮しても、往路部25b及び復路部25dが長手方向に膨張または収縮するため、往路部25b及び復路部25dに応力が加わりにくくなっている。
図3及び図5に示したように、調理庫12の左側壁の下部と後部には復路部25dを支持する支持ワイヤ29が設けられており、復路部25dは保持ブラケット28とともに支持ワイヤ29によっても支持されている。支持ワイヤ29は変形可能な金属線材を用いたものであり、復路部25dは少しの移動が可能な状態で支持ワイヤ29に支持されている。このため、復路部25dが長手方向に沿って膨張または収縮しても、復路部25dに応力が加わりにくくなっている。
図2に示すように、機械室13の後部には、調理庫12内に蒸気を供給するための蒸気発生装置30が設けられている。蒸気発生装置30は、所定の水位の水を貯える蒸気発生容器31を備えており、蒸気発生容器31内には加熱器(図示省略)が設けられている。加熱器は、燃焼ガスを通過させることで蒸気発生容器31内の水を加熱するものであり、調理庫12内を加熱する燃焼装置20と同様に、燃焼用空気と燃料ガスとの混合ガスを燃焼させた燃焼ガスが通過し、通過する燃焼ガスにより蒸気発生容器31内の水を加熱する。
蒸気発生容器31の上部には蒸気送出筒32が設けられており、蒸気発生容器31は蒸気送出筒32によって調理庫12に接続されている。蒸気発生容器31内で発生した蒸気は蒸気送出筒32によって調理庫12内に導かれる。蒸気発生容器31の外側には水位検出容器33が固定されており、水位検出容器33内にはフロートスイッチ(図示省略)が設けられている。水位検出容器33の下部は蒸気発生容器31の下部に接続されており、フロートスイッチは水位検出容器33内の所定の水位を検出することで蒸気発生容器31内の所定の水位を検出するものである。水位検出容器33には水道等の給水源から導出された給水管34が接続されており、給水管34には給水弁35が介装されている。給水弁35を開放すると、水道等の給水源の水は給水管34から水位検出容器33に送られ、水位検出容器33を介して蒸気発生容器31に送られる。また、水位検出容器33は調理庫12の底部から導出されて機械室13内に立設して設けられた排気管17に近接した位置に配置されており、水位検出容器33内の水は排気管17を通過する蒸気を含んだ温風によって温められるようになっている。
機械室13には加熱調理器10の作動を制御する制御装置40が設けられており、図6に示したように、制御装置40は、対流ファン15(特にファンモータ15b)、温度セ
ンサ16、燃焼装置20、蒸気発生装置30に接続されている。制御装置40はマイクロコンピュータ(図示省略)を有しており、マイクロコンピュータは、バスを介してそれぞれ接続されたCPU、RAM、ROM及びタイマ(いずれも図示省略)を備えている。制御装置40は、ROMに調理庫12内の食材を加熱調理する調理プログラムを備えている。調理プログラムは、対流ファン15と燃焼装置20とを作動させて対流する熱風により食材を加熱調理するホットエアーモード調理プログラムと、対流ファン15と蒸気発生装置30を作動させて対流する蒸気により食材を加熱調理するスチームモード調理プログラムと、対流ファン15と燃焼装置20と蒸気発生装置30を作動させて対流する蒸気を含んだ熱風により食材を加熱調理するコンビモード調理プログラムとの3種類のモードよりなる調理プログラムを備えている。
この加熱調理器10でコンビモードの調理プログラムを実行させたときの作動について説明する。調理庫12の加熱のために、燃焼装置20を作動させるときには、先ずガスバルブ22aを開放させ、ブロアファン21のファンモータを作動させる。ブロアファン21の作動により燃焼用空気が送風管21aから混合管23に導入されるとともに、均圧弁22bにより送風管21aの燃焼用空気の供給圧力に応じて風量を調整された燃料ガスがガス供給管22から混合管23に導入される。燃焼用空気と燃料ガスの混合された混合ガスが混合管23からバーナ24に送られ、この混合ガスはバーナ24によって燃焼して燃焼ガスとなる。燃焼ガスは加熱管25を通ってハウジング11外に排気される。このとき、調理庫12内の加熱管25の周囲の空気は加熱管25内を通過する燃焼ガスと熱交換により加熱され、この加熱された空気は対流ファン15のファン羽根15aの回転によって熱風となって調理庫12内を対流する。また、蒸気発生装置30では、蒸気発生容器31内の水が燃焼装置による燃焼ガスよって加熱されて蒸気となり、蒸気発生容器31内の蒸気は蒸気送出筒32によって調理庫12内に導かれる。調理庫12内に導かれた蒸気は上述したよう燃焼装置20と対流ファン15とによる熱風とともに調理庫12内を対流し、調理庫12内の食材は蒸気を含んだ熱風によって加熱調理される。
上記のように構成した加熱調理器10においては、調理庫12の左側壁(一側壁)に設けた加熱管25は調理庫12の左側壁に沿って配設された往路部25bと、往路部25bの先端部に設けられた折り返し部25cと、折り返し部25cから往路部25bに沿って配設した復路部25dとを備えている。この加熱管25の往路部25bは直管部と曲管部から構成され、加熱管25の復路部25dには蛇腹状に屈曲させた蛇腹部25d1を設けた。これにより、直管部と曲管部とから構成される往路部25bによって、加熱管25を調理庫12の左側壁の周部に沿うように形状を保持しつつ、復路部25dの蛇腹部25d1によって熱交換をさせる表面積を多くすることができ、調理庫12の庫内容量が大きくなっても調理庫12の収容量を減らすことなく、十分に加熱させることができるようになった。
また、往路部25bには復路部25dを保持させる保持ブラケット28が設けられている。復路部25dは調理庫12の左側壁に固定されることなく保持ブラケット28によって往路部25bに保持されているので、復路部25dが膨張または収縮による変形をしても、復路部25dに応力が加わりにくくすることができた。また、保持ブラケット28は往路部25b及び復路部25dの折り返し部25cから離れた位置に設けられているので、往路部25b及び復路部25dが膨張または収縮しても、往路部25b及び復路部25dが長手方向に膨張または収縮するため、往路部25b及び復路部25dに応力が加わりにくくすることができた。
調理庫12の左側壁には、調理庫12側から加熱管25の往路部25bの導入端部25aを固定するとともに、調理庫12の外側から加熱管25に燃焼ガスを供給するバーナ24を固定する環状ブラケット12aを設けた。環状ブラケット12aの調理庫12側には
環状のシール部材26aを介して往路部25bの導入端部25aに設けた加熱管取付フランジ26を固定し、環状ブラケット12aの調理庫12の外側には環状のシール部材24bを介してバーナ24のバーナ取付フランジ24aを固定した。これにより、バーナ24と加熱管25とを別々に調理庫12の環状ブラケット12aに取り付けることができ、バーナ24と加熱管25の取付作業を容易にすることができるようになった。また、調理庫12の内側のシール部材26aにより調理庫12内の熱風が加熱管25の往路部25bの導入端部25a内に流入するのを防ぐことができるとともに、調理庫12の外側のシール部材24bにより調理庫12内の熱風が左側壁から外側に漏れにくくすることができた。
上記の実施形態の加熱管25の往路部25bは直管部と曲管部とにより構成されているが、本発明はこれに限られるものでなく、往路部25bを直管部または曲管部だけで構成するようにしてもよい。
上記の実施形態の加熱調理器10においては、ファン羽根15a及び加熱管25を調理庫12の一側壁として左側壁に設けるようにしたが、本発明はこれに限られるものでなく、ファン羽根15a及び加熱管25を後側壁または右側壁に設けるようにしたものであってもよい。
10…加熱調理器、11…ハウジング、11…環状ブラケット、12調理庫、15a…ファン羽根、24…バーナ、24b…シール部材、25…加熱管、25a…導入端部、25b…往路部、25c…折り返し部、25d…復路部、25d1…蛇腹部、26a…シール部材、28…保持ブラケット。

Claims (2)

  1. 食材を加熱調理するための調理庫と、
    前記調理庫の一側壁に設けたファン羽根と、
    前記調理庫の一側壁の前記ファン羽根の周囲に配設されて、燃焼ガスを通過させることによって前記調理庫を加熱する加熱管とを備えた加熱調理器であって、
    前記加熱管は前記調理庫の一側壁に沿って配設された往路部と、前記往路部の先端部に設けられた折り返し部と、前記折り返し部から前記往路部に沿って配設した復路部とを備え、
    前記往路部を直管部と曲管部の少なくとも一方により構成し、
    前記復路部には蛇腹状に屈曲させた蛇腹部を設け
    前記往路部には前記復路部を保持させる保持ブラケットを設けたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    前記調理庫の一側壁には、前記調理庫側から前記加熱管の往路部の導入端部を固定するとともに、前記調理庫の外側から前記加熱管に燃焼ガスを供給するバーナを固定する環状ブラケットを設け、
    前記環状ブラケットの前記調理庫側には環状のシール部材を介して前記加熱管の往路部の導入端部を固定し、
    前記環状ブラケットの前記調理庫の外側には環状のシール部材を介して前記バーナを固定したことを特徴とする加熱調理器。
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