JP6855938B2 - 距離測定装置、距離測定方法および距離測定プログラム - Google Patents

距離測定装置、距離測定方法および距離測定プログラム Download PDF

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Description

本件は、距離測定装置、距離測定方法および距離測定プログラムに関する。
カメラで取得した画像を基に、対象物までの距離を測定する技術が望まれている。そこで、例えば、複数のカメラを用いてステレオマッチングする技術が開示されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2003−269917号公報 特開2003−150940号公報
しかしながら、上記技術では、複数のカメラが取得した対象物の複数の画像同士を比較することから、対象物の形状、反射率などの影響が小さくなる。一方、対象物からの反射光から得られる画像と、予め定めておいた参照画像との比較を行うマッチングにおいては、対象物からの反射光において、対象物の形状、反射率などの影響が大きくなってしまう。それにより、正確な距離測定を行うことが困難となる。
1つの側面では、本発明は、距離測定を行うことができる距離測定装置、距離測定方法および距離測定プログラムを提供することを目的とする。
1つの態様では、距離測定装置は、参照パターンが照射された対象物からの反射光から取得された対象物画像と、参照画像とからそれぞれ抽出したブロック同士をマッチングするマッチング部と、前記マッチングに際して、前記対象物画像から抽出したブロックにおいて、所定位置の画素の輝度に応じて、前記輝度と当該画素以外の画素の輝度との輝度差に応じた各画素の重みを可変とし、前記所定位置の画素と当該画素以外の画素との空間位置差に応じた各画素の重みを可変とする可変部と、前記マッチング部のマッチング結果に基づいて、前記対象物画像と前記参照画像との画素ずれ量を検出する検出部と、前記画素ずれ量から、前記参照パターンの発光位置または前記対象物画像の撮影位置と前記対象物との距離を算出する距離算出部と、を備える。
距離測定を行うことができる。
(a)および(b)は距離測定技術の概略を表す図である。 距離測定技術の概略を表す図である。 (a)および(b)は距離測定技術の概略を表す図である。 距離測定装置のハードウェア構成を例示するブロック図である。 距離測定装置の機能ブロック図である。 距離測定の対象物およびマッチング対象のブロックについて例示する図である。 (a)〜(d)は輝度差に応じた重みについて例示する図である。 (a)および(b)は空間位置差に応じた重みについて例示する図である。 (a)〜(e)はガウシアンの重み幅について例示する図である。 (a)および(b)は空間位置差に応じた重みについて例示する図である。 フローチャートを例示する図である。 (a)〜(c)はブロックマッチングの際に画素に重みを設定した場合の画素ずれ量の検出結果を例示する図である。 実施例2に係る距離測定装置の機能ブロック図である。 3値化処理を例示する図である。 3値化処理を例示する図である。 縦長ブロックおよび横長ブロックについて例示する図である。 3値化処理を例示する図である。 3値化処理を例示する図である。
実施例の説明に先立って、三角測量を用いた距離測定について説明する。
図1(a)および図1(b)で例示するように、例えば、距離測定技術において、測定装置に備わる発光装置201が赤外線(IR)の参照パターンを対象物に照射し、測定装置に備わるIRカメラ202が対象物から反射した光を受光することで、対象物画像を取得する。
測定装置と対象物との距離が変化すると、三角測量の原理により、対象物画像と参照画像との間で画素ずれ量が変化する。参照画像とは、IRカメラ202のセンサ面に平行で発光装置201からの距離が規定値に定められた平面に対して参照パターンが照射された場合にIRカメラ202が予め得ておいた画像のことである。対象物画像と参照画像との間で同じ大きさのブロック同士のマッチングを行って画素ずれ量を検出することで、測定装置と対象物との距離を測定することができる。画素ずれ量は、ブロックマッチングにより、対象物画像と参照画像とで同じパターンを探索することで検出することができる。
通常のステレオマッチングでは、視差がある2個のカメラの画像同士を比較しているため、概略形状が同じものを探索していることになる。これに対して、参照パターンの反射光を受光する方式では、参照画像は平面を表しているが、対象物が平面であるとは限らない。例えば、対象物の大きさや幅は一定ではない。また、反射率も、距離や材質により変わる。そのため、反射光の輝度が低くなる領域もある。ブロックマッチングを行うためにはブロックがある程度の大きさを有していることが好ましいが、ブロック内に輝度が低く幅が狭い領域が含まれその周辺の輝度が高い領域が含まれていると、マッチング精度が劣化する。
例えば、椅子の背もたれに対して、取手の部分は、幅が狭くかつ黒っぽい色を有して反射輝度が低くなることがある。したがって、椅子の距離を測定する場合、幅が狭い取手の部分でSN比が劣化することになり、マッチング精度が劣化することがある。次に、マッチング精度の劣化について詳細に説明する。
図2は、参照画像と対象物画像との画素ずれについて説明するための図である。本来は位置を特定するために、唯一無二のランダムパターンを用いるが、説明の簡略化のために、格子点状の円形パターンを示している(その後の図3等も同様)。図2の例では、参照パターンは、格子点状に円形パターン(ドットパターン)を含んでいる。図2で例示するように、平行面203が当該平行を維持したまま測定装置に向かって移動したとする。この場合、平行面203からの反射によって得られる受光パターン204の配置が平行にずれるため、各円形パターンの画素ずれ量は略同じである。したがって、マッチング精度の劣化が抑制される。
これに対して、図3(a)で例示するように、平行面203よりもIRカメラ202側に幅が狭い部品205が配置されているとする。部品205は、IRカメラ202と平行面203との間に配置されていると、IRカメラ202が取得する画像において、平行面203と部品205とが重なるようになる。IRカメラ202が取得する画像の一部であるブロック206より部品205の幅が狭いと、ブロック206内において平行面203と部品205とが重なる。IRカメラ202と平行面203との距離と、IRカメラ202と部品205との距離とが異なることから、図3(b)で例示するように、ブロック206において、平行面203からの反射によって得られる受光パターンと部品205からの反射によって得られる受光パターンとの間で、画素ずれ量が異なるようになる。すなわち、各円形パターンの画素ずれ量が異なるようになる。この場合、参照画像に対する画素ずれ量の特定が困難になるため、マッチング精度が劣化する。特に、マッチングにおいては高い輝度の情報が優先されるため、部品205からの反射光の輝度が低いと、マッチング精度の劣化が顕著となる。
そこで、以下の実施例では、画素ずれ量の検出精度を向上させることで高精度に距離測定を行うことができる距離測定装置、距離測定方法および距離測定プログラムについて説明する。
図4は、距離測定装置100のハードウェア構成を例示するブロック図である。図4で例示するように、距離測定装置100は、CPU101、RAM102、記憶装置103、表示装置104、発光装置105、撮影装置106などを備える。これらの各機器は、バスなどによって接続されている。
CPU(Central Processing Unit)101は、中央演算処理装置である。CPU101は、1以上のコアを含む。RAM(Random Access Memory)102は、CPU101が実行するプログラム、CPU101が処理するデータなどを一時的に記憶する揮発性メモリである。記憶装置103は、不揮発性記憶装置である。記憶装置103として、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどのソリッド・ステート・ドライブ(SSD)、ハードディスクドライブに駆動されるハードディスクなどを用いることができる。表示装置104は、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスパネル等であり、距離測定の結果などを表示する。発光装置105は、距離測定の対象物に対して参照パターンを照射する装置であり、例えば、赤外線照射装置である。参照パターンは、一例としてランダムなドットパターンなどである。撮影装置106は、対象物からの反射光を受光することで画像を生成する装置であり、例えば、IRカメラである。
図5は、距離測定装置100の機能ブロック図である。図5で例示するように、CPU101が距離測定プログラムを実行することによって、距離測定装置100内に、ブロック抽出部10、評価関数算出部20、最小値算出部30、画素検出部40、距離算出部50などが実現される。これらの各機能は、専用の回路などのハードウェアで実現されてもよい。
図6は、距離測定の対象物60およびマッチング対象のブロック70について例示する図である。ブロック70は、撮影装置106が取得する画像の一部である。図6で例示するように、対象物60は、例えば、発光装置105の光軸に垂直で撮影装置106のセンサ面に対して平行な平行面61と、平行面61よりも撮影装置106側に配置された部品62とを備えている。部品62は、撮影装置106と平行面61との間に配置されている。図6の例では、撮影装置106のセンサ面をなす互いに直交する軸をX軸およびY軸とする。X軸は、発光装置105と撮影装置106とを結ぶ線の方向である。Z軸は、X軸およびY軸と直交する軸である。図6の例では、Z軸は、撮影装置106と対象物60との距離方向を表している。また、部品62は、X軸方向に長手方向を有し、Y軸方向の幅が狭くなっている。それにより、部品62のY軸方向の幅は、ブロック70のY軸方向の幅よりも狭くなっている。この場合、ブロック70において、平行面61と部品62とが重なるようになる。
続いて、距離測定装置100の動作について説明する。ブロック抽出部10は、撮影装置106から対象物画像を取得する。次に、ブロック抽出部10は、対象物画像において、対象画素位置を含むブロック70を抽出する。次に、ブロック抽出部10は、データベースなどに格納されている参照画像を取得する。本実施例においては、参照画像とは、撮影装置106のセンサ面に平行で発光装置105からの距離が規定値に定められた平面に対して参照パターンが照射された場合に撮影装置106が予め得ておいた画像のことである。次に、ブロック抽出部10は、参照画像において、ブロック70に対応する範囲を参照ブロックとして抽出する。
次に、評価関数算出部20は、ブロック70と参照ブロックとに対して、評価関数を算出する。評価関数として、例えば、マッチングの両対象の輝度値分布の類似度を表す概念を用いることができる。本実施例においては、一例として、差分二乗和、差分絶対和、相関係数正規化等の、輝度値分布の類似度が高いと小さい値となる評価関数を用いる。
次に、最小値算出部30は、ブロック抽出部10および評価関数算出部20の動作の繰り返しにおいて、評価関数算出部20が算出した評価関数の最小値を算出する。画素検出部40は、最小値算出部30が算出した最小値から得られる画素ずれ量を検出する。
以上の動作が対象画素位置を含む探索範囲(参照画像においてブロックを含む所定範囲)の全てにおいて繰り返される。画素検出部40は、最小値算出部30によって最後に算出された最小値から画素ずれ量を検出する。次に、距離算出部50は、画素検出部40によって検出された画素ずれ量を距離に換算する。例えば、三角測量を用いることができる。
以上の動作が、全ての画素を対象として繰り返される。全ての画素に対して距離を求めることで、対象物60の各部と撮影装置106との距離を求めることができるとともに、対象物60の形状を求めることができる。
続いて、評価関数算出部20の動作の詳細について説明する。図7(a)は、ブロック抽出部10が抽出したブロック70を例示する図である。図7(a)の例では、Y軸方向の中心領域Cに部品62が位置し、Y軸方向の上部領域Uと下部領域Lとに平行面61が位置している。図7(a)で例示するように、平行面61と部品62の位置が異なっていることから、平行面61と部品62とが重なるブロック70において、平行面61と部品62との間で、ドットのX軸方向の画素ずれ量が異なっている。なお、パターンマッチングには、マッチング対象のブロック70がある程度の大きさの領域を有していることが好ましい。しかしながら、ブロックサイズが大きいと、図7(a)のブロック70のように平行面61と部品62とで画素ずれ量が異なることから、画素ずれ量にバラツキが生じて特定することができず、マッチング精度が劣化する。特に、部品62からの反射光の輝度値が平行面61からの反射光の輝度値よりも低い場合には、当該マッチング精度の劣化が顕著となる。
そこで、評価関数算出部20は、評価関数の算出に際して、輝度差に応じて各画素の重みを変更する。例えば、評価関数算出部20は、評価関数の算出に際して、輝度差が大きい画素の情報の重みを小さくする。まず、図7(b)で例示するように、部品62が黒っぽい色を有していることで、中心領域Cの輝度が閾値未満に低くなっているものとする。図7(b)の網掛け部分は、輝度が低いことを表している。網掛けが無い部分は、輝度が高いことを表している。図7(c)、図7(d)、図8および図10でも同様である。この場合において、ブロック70の中心画素位置Pの輝度をJ(P)とし、中心領域Cの画素位置qaの輝度値をJ(qa)とし、上部領域Uの画素位置qbの輝度値をJ(qb)とする。中心画素位置Pおよび画素位置qaが位置する中心領域Cの輝度は低くなるため、輝度差{J(qa)−J(P)}は小さくなる。一方、上部領域Uの輝度は高くなることから、輝度差{J(qb)−J(P)}は大きくなる。この輝度差が大きい画素の重みを、当該輝度差に応じて小さくする。例えば、輝度差が大きいほど、重みをより小さくする。
図7(c)の例では、上部領域Uおよび下部領域Lに部品62が位置し、中心領域Cに平行面61が位置している。それにより、中心領域Cの輝度が高く、上部領域Uおよび下部領域Lの輝度が低くなっている。この場合、本来であれば輝度が高い中心領域Cの情報のみを用いたいため、輝度差が大きい場合に重みを小さくしたい。しかしながら、輝度が大きい中心領域Cでは輝度のバラツキが大きくなるため、輝度差{J(qa)−J(P)}がマイナスになる場合には、重みを緩めることが好ましい。例えば、中心領域Cの輝度が閾値以上である場合、図7(b)の場合と比較して、輝度差に応じて重みを小さくする度合を小さくする。
次に、もともと輝度値が高い領域では、輝度値のバラツキが大きくなっている。例えば、平行面61の領域では、輝度値のバラツキが大きくなるものの、いずれの位置においても輝度値が高くなる。この場合には、輝度差が大きくなる画素の重みを小さくしない。図7(d)は、ブロック70に部品62が重なっていない場合を例示する図である。図7(d)の例では、ブロック70のいずれの領域においても輝度値のバラツキが大きいため、輝度差{J(qa)−J(P)}および輝度差{J(qb)−J(P)}の両方とも大きくなる場合がある。しかしながら、中心画素位置Pの輝度J(P)、画素位置qaの輝度値J(qa)および画素位置qbの輝度値J(qb)のいずれも高い値になる。そこで、この場合には、輝度差が大きい画素について重みを小さくしない。例えば、中心画素位置P、画素位置qaおよび画素位置qbのいずれにおいても輝度が閾値以上であれば、画素位置qaおよび画素位置qbのいずれの重みを小さくしない。
また、評価関数算出部20は、評価関数の算出に際して、空間位置差(距離)に応じて重みを変更する。中心画素位置Pと画素位置qaとの距離を||P−qa||とする。中心画素位置Pと画素位置qbとの距離を||P−qa||とする。例えば、評価関数算出部20は、中心画素位置Pに近い画素位置qaよりも、中心画素位置Pから遠い画素位置qbの重みを小さくするように設定されている。すなわち、評価関数算出部20は、中心画素位置Pとの空間位置差が大きい画素ほど、重みを小さくするように設定されている。
この場合において、中心画素位置Pの輝度値J(P)が低い場合はSN比が低いため、中心画素位置Pよりもより距離(空間位置差)が大きい画素の情報を用いることが好ましい。そこで、評価関数算出部20は、空間位置差が大きい画素の重みを大きくしてもよい。例えば、図8(a)で例示するように、ブロック70の全体の輝度が低い場合には、ブロック70の中心画素位置Pやブロック70の全体が明るい場合と比較して、中心画素位置Pから遠い画素位置qbの重みも大きくする。例えば、中心画素位置P、画素位置qaおよび画素位置qbのいずれにおいても輝度が閾値未満であれば、画素位置qaおよび画素位置qbのいずれの重みを大きくする。なお、図8(b)で例示するように、中心領域の周りが明るい場合は、輝度差により重みを小さくできるので、輝度差による重みと併用することが好ましい。
次に、ガウシアン分布を用いた重みの算出例について説明する。例えば、評価関数算出部20は、細い対象物(部品62)が低SN比の領域で周辺が明るい場合には、輝度の低い領域の情報を適応的に使うために、輝度値を基準に重みを可変とするジョイントバイラテラルを採用してもよい。評価関数算出部20は、空間位置差ガウシアンを用いて、対象となる中心画素位置Pよりも遠い画素位置の重みを、距離に応じたガウシアン分布で低下させる。なお、ガウシアンの幅は、輝度に応じて可変とする。次に、評価関数算出部20は、輝度差ガウシアンを用いて、重みを輝度差に応じたガウシアン分布とする。ガウシアン幅は、輝度に応じて可変とし、輝度が低いほど重みを小さくする。輝度差の符号でも可変とする。
例えば、重みは、下記式(1)に従って算出することができる。空間位置差ガウシアンについては、下記式(2)のように表すことができる。輝度差ガウシアンについては、下記式(3)のように表すことができる。なお、下記式(1)のWは、正規化項であり、下記式(4)のように表すことができる。「I」は、対象輝度であり、差分絶対値の平均値である。「J」は輝度の重みとなる基準画像の輝度であり、例えば対象画像に対して5×5画素のローパスフィルタを適用したものである。「P」は中心画素位置である。「q」は要素(s)の各画素位置である。なお、下記式(4)による正規化を行うため、通常のガウシアンの正規化計数(0.5πσ)は、下記式(2)および下記式(3)において省略してある。
Figure 0006855938
Figure 0006855938
Figure 0006855938
Figure 0006855938
続いて、輝度差ガウシアンおよび空間位置差ガウシアンの幅の例について説明する。図9(a)は、輝度差分が正の場合(中心よりも周辺の輝度が高い場合)の輝度差ガウシアンの重み幅を例示する図である。中心画素位置Pにおける輝度値がMAX輝度値255に対して第1閾値(例えば10)未満である場合は、非常に暗くバラツキも小さい。そこで、輝度差に応じた重み幅を小さくする。中心画素位置Pにおける輝度値がMAX輝度値255に対して第1閾値よりも大きい第2閾値(例えば40)以上である場合は、比較的明るくバラツキも大きい。そこで、輝度差に応じた重み幅を大きくする。第1閾値と第2閾値との間は、段階的に重み幅を変更してもよい。図9(b)は、輝度差分が負の場合(中心よりも周辺の輝度が低い場合)の輝度差ガウシアンの重み幅を例示する図である。輝度差分が正の場合と負の場合とで、正の場合の方が影響を受けやすくなるため、正の場合の重み幅を小さくすることが好ましい。
図9(c)は、空間位置差ガウシアンの重み幅を例示する図である。図9(c)で例示するように、中心画素位置Pにおける輝度値がMAX輝度値255に対して第1閾値(例えば20)未満である場合は暗いため、図10(a)で例示するように、ブロックの重みを広く例えば9にする。中心画素位置Pにおける輝度値がMAX輝度値255に対して第1閾値よりも大きい第2閾値(例えば40)以上である場合は、比較的明るいため、図10(b)で例示するように、中心画素位置Pに近い範囲で例えば3にする。第1閾値と第2閾値との間は、段階的に重み幅を変更してもよい。しきい値の段数は増やしてもよい。
図9(d)は、重み幅が広い場合と重み幅が狭い場合とを例示する図である。図9(d)において、横軸は周辺輝度と中心輝度との差分を表し、縦軸は重みを表す。図9(d)において、実線が重み幅の広い場合を表し、破線が重み幅の狭い場合を表す。なお、縦軸の重みは、「1」を最大値とする。図9(e)は、輝度差が正の場合と負の場合とで重みを変更する場合を例示する図である。図9(e)においても、横軸は周辺輝度と中心輝度との差分を表し、縦軸は重みを表す。なお、縦軸の重みは、「1」を最大値とする。
図11は、図5の各機能の動作を表すフローチャートを例示する図である。まず、ブロック抽出部10は、撮影装置106から対象物画像を取得する。なお、対象物画像は、ローパスフィルタでノイズを除去したものとしてもよい。次に、ブロック抽出部10は、対象物画像の対象画素位置を含むブロックの範囲を抽出する(ステップS1)。
次に、ブロック抽出部10は、データベースなどに格納されている参照画像を取得する。次に、ブロック抽出部10は、参照画像においてステップS1で着目した対象画素位置でステップS1と同じブロックの範囲を抽出する(ステップS2)。
次に、評価関数算出部20は、ステップS1で抽出したブロックと、ステップS2で抽出したブロックとに対して、評価関数を算出する(ステップS3)。ステップS3においては、上述したように、重みを設定したうえで評価関数を算出する。ステップS2〜ステップS3は、ステップS1で着目した対象画素位置を含む探索範囲(参照画像においてブロックを含む所定範囲)の全てにおいて繰り返される。
次に、最小値算出部30は、ステップS2〜ステップS3の繰り返しにおいて、評価関数算出部20が算出した評価関数の最小値を算出する。画素検出部40は、最小値算出部30が算出した最小値から得られる画素ずれ量を算出する(ステップS4)。
次に、距離算出部50は、ステップS4で検出された画素ずれ量を距離に換算する(ステップS5)。ステップS1〜ステップS5は、全ての画素を対象として繰り返される。全ての画素に対して距離を求めることで、対象物60の各部と撮影装置106との距離を求めることができるとともに、対象物60の形状を求めることができる。
図12(a)〜図12(c)は、ブロックマッチングの際に画素に重みを設定した場合の画素ずれ量の検出結果を例示する図である。図12(a)は、図9(d)で例示したように、重み幅を広くした場合の検出結果である。すなわち、輝度差に対する重みの変動を緩やかにしてある。この場合、図12(a)において点線の〇で囲ったように、部品62が検出されている。このように、ブロックマッチングの際に画素に重みを設定することで、幅の狭い部品62を検出することができる。ただし、画素ずれ量のバラツキを表すドットも現れているため、誤検出も増える傾向にある。図12(a)において、左側で点線で〇で囲ったように、ドットは左側に現れている。
次に、図12(b)は、図9(d)で例示した重み幅を狭くした場合の検出結果である。すなわち、輝度差に対する重みの変動を急峻にしてある。この場合、図12(b)において点線の〇で囲ったように、部品62が検出されている。また、画素ずれ量のバラツキを表すドットが現れていない。ただし、部品62が細く検出されているため、部品62の検出精度が図12(a)より低下している。
次に、図12(c)は、図9(e)で例示したように、輝度差が正の場合と負の場合とで重みを変更した場合の検出結果である。すなわち、輝度差がマイナスになる場合には、重みを緩めてある。この場合、画素ずれ量のバラツキを表すドットが現れていない。まだ、点線の〇で囲ったように、部品26も太く検出されている。したがって、輝度差が正の場合と負の場合とで重みを変更することで、画素ずれ量の検出精度が向上したことがわかる。
本実施例によれば、ブロックマッチングにおいて、中心画素位置Pの輝度に応じて、中心画素位置Pの輝度と周辺画素の輝度との輝度差に応じた重みを可変としてある。この場合、輝度差に起因するマッチング精度の劣化を抑制することができる。例えば、ブロック幅よりも狭くかつ輝度が低くなる領域を検出できるようになる。さらに、中心画素位置Pの輝度に応じて、中心画素位置Pと周辺画素との空間位置差に応じた重みを可変としてある。これにより、例えば、ブロックの全体の輝度が低い場合などにおいても空間位置差が大きい画素の重みを大きくすることで、SN比を大きくすることができる。このように、マッチング精度をより向上させることができる。以上のことから、高精度に距離測定を行うことができる。
なお、上記例において、対象物画像から抽出したブロック70の中心画素位置Pを基準位置としたが、それに限られない。例えば、中心画素位置以外の画素位置を、輝度差および空間位置差を算出するための基準位置としてもよい。ただし、基本的に、ブロック70の中心画素を中心にして、ブロックマッチングの範囲を設定することになるため、重みの設定も中心画素を基準とすることが好ましい。中心画素位置から数画素ずれたところを基準位置としてもよいが、もともとの基準の中心位置と微妙に輝度差がずれることが多いので、基本的には中心画素位置を基準位置とすることが望ましい。
上述した評価関数として挙げた差分二乗和、差分絶対値和等は、輝度の大きさに応じたずれが大きくなる。相関係数正規化については、処理量が多くなる。そこで、輝度の大きさに応じたずれを抑制するために、隣接画素の輝度差分を算出し、当該差分がプラスの閾値よりも大きい場合に1、マイナスの閾値よりも小さい場合に−1、それ以外を0とすることで、3値化してもよい。これにより、輝度の絶対値の影響を抑制することができる。隣接差分は、X軸方向の差分、Y軸方向の差分、あるいは両者の平均などとすることができる。なお、差分を算出する前に、ローパスフィルタなどでノイズを低減してもよい。
図13は、実施例2に係る距離測定装置100aの機能ブロック図である。図5と異なる点は、微分処理部80がさらに備わっている点である。この機能は、CPU101が距離測定プログラムを実行することによって実現される。または、これらの各機能は、専用の回路などのハードウェアで実現されてもよい。
例えば、隣接差分のフィルタとして、下記式(5)のようなX軸方向の隣接差分を算出するための行列を適用することができる。
Figure 0006855938
また、隣接差分のフィルタとして、下記式(6)のようなY軸方向の隣接差分を算出するための行列を適用することができる。
Figure 0006855938
また、隣接差分のフィルタとして、下記式(7)または下記式(8)のような斜め方向の隣接差分を算出するための行列を適用することができる。
Figure 0006855938
Figure 0006855938
例えば、図14で例示するように、上記式(7)および上記式(8)の両方の微分画像を用いて、対象物画像を畳み込む。それにより、対象物画像を3値化することができる。例えば、図15で例示するように、微分処理部80は、ローパスフィルタでノイズが除去された対象物画像を上記式(7)で3値化することで得られた微分画像1を、対象物画像として評価関数算出部20に入力する。さらに、微分処理部80は、ローパスフィルタでノイズが除去された対象物画像を上記式(8)で3値化することで得られた微分画像2を、対象物画像として評価関数算出部20に入力する。
また、微分処理部80は、ローパスフィルタでノイズが除去された参照画像を上記式(7)で3値化した3値化参照画像を1画素ごとシフトし、評価関数算出部20に入力する。さらに、微分処理部80は、ローパスフィルタでノイズが除去された参照画像を上記式(8)で3値化した3値化参照画像を1画素ごとシフトし、評価関数算出部20に入力する。評価関数算出部20は、画素ずれの差分絶対値和を評価関数として算出し、シフト前の最小評価関数よりも最小となる画素位置において、画素ずれシフトと最小評価関数とを順次入れ替えることで、全シフト後(探索範囲内)に全画素位置で評価関数が最小となる画素ずれを算出する。ここでの評価関数の例として、斜め方向の微分3値化に対し、3値化参照画像をシフトし、差分絶対値をとり、斜め方向の2種類の平均をとる。この平均に対して、画素ごとの重みに従って畳み込み処理を行う。その後の処理は、実施例1と同様である。
本実施例によれば、対象物画像および参照画像を3値化することで、輝度の大きさに起因する評価関数のずれを抑制することができる。また、3値化により、値の種類が低減されることから、処理量が低減される。
上記各例においては、対象物画像から抽出した1つのブロックと、参照画像から抽出した1つのブロックとをマッチングしているが、それに限られない。例えば、図16で例示するように、横長ブロック71および縦長ブロック72を互いに重複させて両方でマッチング処理を行い、良好な結果が得られる方のブロックを用いたマッチング結果を採用してもよい。この場合、図16で例示するように、いずれか一方の方向において対象物60が存在せずに反射光が戻ってこない領域が含まれていても、画素ずれ量を検出することができる。さらに、対象物画像から抽出された横長ブロックおよび縦長ブロックと、参照画像から抽出された横長ブロックおよび縦長ブロックとのマッチングに、実施例1で説明したように各画素に重みを設定することで、マッチング精度が向上する。
例えば、図17および図18で例示するように、3値化処理を行ってもよい。図17および図18で例示するように、図14および図15と異なる点は、評価関数の内容である。例えば、評価関数の例として、斜め方向の微分3値化に対し、3値化参照画像をシフトし、差分絶対値をとり、斜め方向の2種類の平均をとる。この平均に対して、画素ごとの重みに従って横長ブロックおよび縦長ブロックの畳み込み(総和)をそれぞれとり、最小の方を評価関数としてもよい。その後の処理は、実施例1と同様である。
本実施例によれば、対象物画像および参照画像を3値化することで、輝度の大きさに起因する評価関数のずれを抑制することができる。また、3値化により、値の種類が低減されることから、処理量が低減される。なお、本実施例においては、横方向(X軸方向)に長いブロックと、縦方向(Y軸方向)に長いブロックとを用いたがそれに限られない。撮影装置106のセンサ面に平行な平面において長さ方向が異なる2つのブロックを用いることで、画素ずれ量の検出精度を向上させることができる。
上記各例において、ブロック抽出部10、評価関数算出部20および最小値算出部30が、参照パターンが照射された対象物からの反射光から取得された対象物画像と、参照画像とからそれぞれ抽出したブロック同士をマッチングするマッチング部の一例として機能する。評価関数算出部20が、前記マッチングに際して、前記対象物画像から抽出したブロックにおいて、所定位置の画素の輝度に応じて、前記輝度と当該画素以外の画素の輝度との輝度差に応じた各画素の重みを可変とし、前記所定位置の画素と当該画素以外の画素との空間位置差に応じた各画素の重みを可変とする可変部の一例として機能する。画素検出部40が、前記マッチング部のマッチング結果に基づいて、前記対象物画像と前記参照画像との画素ずれ量を検出する検出部の一例として機能する。距離算出部50が、前記画素ずれ量から、前記参照パターンの発光位置または前記対象物画像の撮影位置と前記対象物との距離を算出する距離算出部の一例として機能する。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 ブロック抽出部
20 評価関数算出部
30 最小値算出部
40 画素検出部
50 距離算出部
60 対象物
80 微分処理部
100 距離測定装置

Claims (11)

  1. 参照パターンが照射された対象物からの反射光から取得された対象物画像と、参照画像とからそれぞれ抽出したブロック同士をマッチングするマッチング部と、
    前記マッチングに際して、前記対象物画像から抽出したブロックにおいて、所定位置の画素の輝度に応じて、前記輝度と当該画素以外の画素の輝度との輝度差に応じた各画素の重みを可変とし、前記所定位置の画素と当該画素以外の画素との空間位置差に応じた各画素の重みを可変とする可変部と、
    前記マッチング部のマッチング結果に基づいて、前記対象物画像と前記参照画像との画素ずれ量を検出する検出部と、
    前記画素ずれ量から、前記参照パターンの発光位置または前記対象物画像の撮影位置と前記対象物との距離を算出する距離算出部と、を備えることを特徴とする距離測定装置。
  2. 前記可変部は、前記所定位置の画素の輝度が閾値未満である場合において、前記所定位置の画素の輝度より当該画素以外の画素の輝度が大きい場合、前記輝度差に応じて当該画素以外の画素の重みを小さくすることを特徴とする請求項1記載の距離測定装置。
  3. 前記可変部は、前記所定位置の画素の輝度が閾値以上である場合、前記所定位置の画素以外の画素の前記重みを小さくする度合を小さくするか、前記重みを小さくしないことを特徴とする請求項2記載の距離測定装置。
  4. 前記可変部は、前記所定位置の画素よりも輝度が小さい画素については、前記所定位置の画素との輝度差に応じて重みを小さくすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の距離測定装置。
  5. 前記可変部は、前記所定位置の画素の輝度と当該画素以外の画素の輝度との輝度差に応じて当該画素以外の画素の重みを小さくする場合において、前記所定位置の画素よりも当該画素以外の画素の輝度が大きい場合よりも、前記所定位置の画素よりも当該画素以外の画素の輝度が小さい場合に、重みを小さくする度合を小さくすることを特徴とする請求項1記載の距離測定装置。
  6. 前記可変部は、前記所定位置の画素以外の画素について、前記所定位置の画素との空間位置差が大きい画素ほど、重みを小さくすることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の距離測定装置。
  7. 前記可変部は、前記所定位置の画素の輝度が閾値未満であれば、前記空間位置差に応じた各画素の重みをより大きくすることを特徴とする請求項6記載の距離測定装置。
  8. 前記所定位置の画素は、前記ブロックの中心画素であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の距離測定装置。
  9. 前記参照パターンを発光する発光装置と、
    前記対象物からの反射光から前記対象物画像を取得する撮影装置と、を備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の距離測定装置。
  10. 参照パターンが照射された対象物からの反射光から取得された対象物画像と、参照画像とからそれぞれ抽出したブロック同士をマッチング部がマッチングし、
    前記マッチングに際して、前記対象物画像から抽出したブロックにおいて、所定位置の画素の輝度に応じて、前記輝度と当該画素以外の画素の輝度との輝度差に応じた各画素の重みを可変とし、前記所定位置の画素と当該画素以外の画素との空間位置差に応じた各画素の重みを可変部が可変とし、
    前記マッチング部のマッチング結果に基づいて、前記対象物画像と前記参照画像との画素ずれ量を検出部が検出し、
    前記画素ずれ量から、前記参照パターンの発光位置または前記対象物画像の撮影位置と前記対象物との距離を距離算出部が算出する、ことを特徴とする距離測定方法。
  11. コンピュータに、
    参照パターンが照射された対象物からの反射光から取得された対象物画像と、参照画像とからそれぞれブロックを抽出してマッチングする処理と、
    前記マッチングに際して、前記対象物画像から抽出したブロックにおいて、所定位置の画素の輝度に応じて、前記輝度と当該画素以外の画素の輝度との輝度差に応じた各画素の重みを可変とし、前記所定位置の画素と当該画素以外の画素との空間位置差に応じた各画素の重みを可変とする処理と、
    前記マッチングの結果に基づいて、前記対象物画像と前記参照画像との画素ずれ量を検出する処理と、
    前記画素ずれ量から、前記参照パターンの発光位置または前記対象物画像の撮影位置と前記対象物との距離を算出する処理と、を実行させることを特徴とする距離測定プログラム。
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