JP6853605B1 - 評価システム - Google Patents

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Abstract

【課題】樹木の倒壊リスクを評価することを可能とするシステムを提供する。【解決手段】評価対象樹木A1の破壊リスクを評価する評価システムであって、前記評価対象樹木に取り付けられる荷重ロープR1と、前記荷重ロープに設置される第1荷重測定手段L1と、前記荷重ロープに所定値以上の荷重をかける荷重手段Wと、前記第1荷重測定手段により測定された第1測定データを受信する受信手段と、前記測定データに基づいて、前記評価対象樹木の破壊リスクを評価する評価手段とを備える、評価システムである。樹木の破壊リスクを評価することができるので、樹木を使った作用の安全性を格段に向上させることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、樹木を使った作業における評価システムに関し、特に、樹木に係る荷重を測定することによって当該樹木の破壊リスクを評価し、安全に作業を行うことを可能とするシステムに関する。
従来、作業するスペースの限られた、森林等の立地における樹木の剪定・伐採作業ならびに、伐採した樹木の搬送は、人手による方法か、運搬車両による方法に限られていた。しかしながら、人手による剪定・伐採・搬送作業は、人件費を要するほか、危険を伴う。
運搬車両による運搬方法として、例えば、樹木を伐採し、伐採した樹木を運搬する自走式の樹木伐採機が開示されている。(例えば、特許文献1)
特許2011−010604号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示の伐採機は、依然としてスペースの限られた地上を走行しなければならず、地上には別の作業者もいるため、危険が伴う。
そこで、ロープを使って樹木を剪定・伐採・搬送する新しい方法が検討されているが、作業に用いるアンカー樹木の破壊リスクを十分に評価する方法は存在せず、作業者の経験に頼らざるを得ない状況があった。
そこで本発明は、樹木の破壊リスクを評価することのできるこれまでにない評価システムを提供することを一つの目的とする。
本発明の一の実施形態は、評価対象樹木の破壊リスクを評価する評価システムであって、前記評価対象樹木に取り付けられる荷重ロープと、前記荷重ロープに設置される第1荷重測定手段と、前記荷重ロープに所定値以上の荷重をかける荷重手段と、前記第1荷重測定手段により測定された第1測定データを受信する受信手段と、前記測定データに基づいて、前記評価対象樹木の破壊リスクを評価する評価手段とを備える評価システムである。
本発明によれば、樹木の破壊リスクを評価することができるので、樹木を使った作業の安全性を格段に向上させることができる。また、現存する樹木の評価を行い倒木の危険度調査精度を格段に向上させる。
本発明の評価システムの構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施例による評価システムの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施例による端末画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施例の構成例を示す図である。 本発明の第1、第2実施例の処理フロー図である。 本発明の第3の実施例の構成例を示す図である。 本発明の第3の実施例を説明する図である。 本発明の第4の実施例の構成例を示す図である。
本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明の実施の形態による評価システムは以下のとおりである。
[項目1]
評価対象樹木の破壊リスクを評価する評価システムであって、
前記評価対象樹木に取り付けられる荷重ロープと、
前記荷重ロープに設置される第1荷重測定手段と、
前記荷重ロープに所定値以上の荷重をかける荷重手段と、
前記第1荷重測定手段により測定された第1測定データを受信する受信手段と、
前記測定データに基づいて、前記評価対象樹木の破壊リスクを評価する評価手段とを備える、評価システム。
[項目2]
前記評価対象樹木に取り付けられるガイラインロープと、
前記ガイラインロープに設置される第2荷重測定手段をさらに備え、
前記受信手段は前記第2荷重測定手段により測定された第2測定データをさらに受信し、
前記評価手段は、前記第1測定データ及び第2測定データを比較することによって前記破壊リスクを評価する、項目1に記載の評価システム。
[項目3]
前記ガイラインロープは、前記評価対象樹木に対して前記荷重ロープとは反対側に設けられ、
前記評価手段は、前記第1測定データと前記第2測定データにおいて、
互いに反対方向である水平成分の差が所定範囲内であることを確認する、項目2に記載の評価システム。
[項目4]
前記荷重ロープ及び前記ガイラインロープの少なくともいずれかに、ロープの角度を測定する角度測定手段を備えることを特徴とする、項目2または3のいずれかに記載の評価システム。
[項目5]
前記評価対象樹木の水平方向の変位を測定する変位測定手段をさらに備え、
前記受信手段は、前記変位測定手段が測定した変位データをさらに受信し、
前記評価部は、前記変位データに基づいて前記破壊リスクを評価する、項目1〜4のいずれかに記載の評価システム。
[項目6]
前記評価対象樹木に取り付けられる荷重分散ロープと、
前記荷重分散ロープに設置される第3荷重測定手段とをさらに備え、
前記受信手段は前記第3荷重測定手段により測定された第3測定データをさらに受信し、
前記評価手段は、前記第1測定データ及び第3測定データを比較することによって前記破壊リスクを評価する、項目1に記載の評価システム。
[項目7]
前記荷重手段は前記荷重ロープを直接的又は間接的に巻き取る巻取手段であり、
前記評価手段は、
前記荷重ロープを巻き取るときの巻取長さと前記第1測定データとの関係を表す傾きα1と、
前記荷重ロープを巻き戻すときの巻戻長さと前記第1測定データとの関係を表す傾きα2とを計算し、
前記α1と前記α2との差が所定値以下であることを確認する、項目1に記載の評価システム。
[項目8]
前記α1と前記α2との差が、前記荷重ロープの伸び率以下であることを確認する、項目7に記載の評価システム。
[項目9]
前記α1と前記α2とが一致することを確認する、項目7に記載の評価システム。
以下、図面を用いて本発明の第1の実施形態による評価システムについて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態による評価システムの構成の一例を示す図である。
図1において、まず、評価システムは、なんらかの作業に使用するための樹木であって、一定の荷重がかかることが想定される樹木について、作業の前にあらかじめ破壊リスクを評価する場合に特に有用である。所定の作業とは、例えば図1のように、伐採樹木等の搬送対象となる荷物Wの搬送である。樹木A1は、他の樹木の伐採を実施する森林に所在する既存の樹木などである。また、作業は、荷物の搬送に限らず、作業者の登攀や剪定など、樹木に荷重がかかる作業であればこれらに限定されない。以下、一例として、荷物Wの搬送のアンカー樹木として使用される樹木A1を評価対象とした場合を例に説明する。
評価対象樹木A1には、荷重をかけるための荷重ロープと、当該荷重ロープを介して樹木A1に荷重をかける荷重手段と、荷重ロープに係る荷重を測定可能な第1荷重測定手段とが設置される。図1の例において、荷重ロープとしては評価対象樹木に直接結びつけられる第1ロープR1と、第1ロープR1と滑車P1で結合された第2ロープR2とを備える。第1ロープR1の設置高さは特に限定はないが、荷物Wの運搬などの作業のしやすい高さであることが好ましい。ロープとしては、任意の種類及び特性を有するロープを使用することが可能だが、引っ張り力に対応可能な強度を有するもの(例えば、化学繊維やワイヤからなるロープなど)が好ましい。第2ロープR2には、例えば滑車P2等を介して荷重手段としての荷物Wが吊り下げられる。第2ロープR2は、評価対象樹木A1の根元若しくは適当な位置の地面などに一端を固定され、滑車P1及び滑車P2等を通って他端が他の構造物(例えば樹木)に結び付けられる。滑車P2は水平方向に延びる第2ロープR2を通し、かつ垂直方向下側に荷物Wを吊下げ可能である。滑車P2は、第2ロープR2に対して水平方向に移動可能であってもよい。また、滑車P1は、第1ロープR1に結合し、滑車部分で第2ロープR2を通すことができる。
なお、上記ロープの構成は一例であり、第1ロープR1及び第2ロープR2からなる例に限られない。第1ロープに直接荷重手段(荷物W)が結合されていてもよい。
荷重ロープには、荷重ロープに係る荷重を測定可能な第1荷重測定手段が設けられる。図1の例においては、第1ロープR1に、第1ロープR1にかかる荷重(荷物Wによる荷重)を計測するための第1荷重測定手段L1が備えられる。第1荷重測定手段L1は例えばロードセルである。
また、本発明の実施の形態における評価システム1は、制御装置15を有する。制御装置15は、例えば、パーソナルコンピュータやタブレット端末等の情報処理装置とすることができるが、スマートフォンや携帯電話、PDA等により構成しても良い。制御装置15は、制御部16、記憶部17及び送受信部18を少なくとも有する。
制御部15は、システム全体の動作を制御し、各要素間におけるデータの送受信の制御、及びアプリケーションの実行及び認証処理に必要な情報処理等を行う演算装置である。例えば制御部16はCPU(Central Processing Unit)であり、記憶部17に展開されたプログラム等を実行して各情報処理を実施する。
記憶部17は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性記憶装置で構成される主記憶と、フラッシュメモリやHDD(Hard Disc Drive)等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶と、を含む。記憶部17は、制御部16のワークエリア等として使用され、また、各種設定情報等を格納する。
また、図示しないが、制御装置15は、ストレージを有することもできる。ストレージは、アプリケーション・プログラム等の各種プログラムを格納する。各処理に用いられるデータを格納したデータベース(図示せず)がストレージに構築されていてもよい。
送受信部18は、制御装置15をインターネット等のネットワークに接続する。なお、送受信部18は、Bluetooth(登録商標)及びBLE(Bluetooth Low Energy)の近距離通信インターフェースを備えていてもよい。送受信部18は、荷重測定手段などの各計測器によって計測される荷重に関する情報を、ネットワークを介して受信し、評価結果やその他必要な制御信号等を、ネットワークを介して送信する。また、各測定器から無線などで中継機へデータを送信し、中継機から制御装置15へ送信することとしてもよい。
また、図示しないが、制御装置15は、入出力部を備えることもできる。入出力装置は、例えば、作業員が荷物を搬送するために、システムを操作する指示を入力するキーボード・マウス類、タッチパネル等の情報入力機器、及びディスプレイ等の出力機器である。
また、図示しないが、制御装置15は、上記各要素に共通に接続され、例えば、アドレス信号、データ信号及び各種制御信号を伝達するバスを備えることができる。
なお、本実施形態において、作業の構成は図1に示したものに限らず、ロープの本数や滑車の数、位置、使い方は作業の内容に応じて適宜変更することができる。
本システムは、図1のように荷物Wを吊るすなどの作業によって樹木A1に荷重をかけたときの樹木A1の破壊リスクを、作業の前に事前検証する場合に有用である。以下に、具体的な実施例を説明する。
(実施例1)
図2は、第一の実施例の概要を説明する図である。本実施例1にかかるシステムは、樹木A1を評価対象樹木とし、樹木A1が、荷重物を吊り下げられたときに破壊されないことを確認することを目的とする。構成の一例として、図1と同様に樹木A1に荷重ロープ第1ロープR1、第2ロープR2を介して荷重手段W(荷物など)が吊り下げられる。本実施例においては、樹木A1から、荷重手段の吊り下げのための第1ロープR1、R2とは異なる方向にいわゆるガイライン第3ロープR3を設けている。ガイライン第3ロープR3は第1ロープR1、R2とは樹木A1を中心として略反対側に設けられることが好ましく、第1ロープR1、R2の設置方向とは90°以上、好ましくは120°以上異なる方向に設けられることが好ましい。ガイライン第3ロープR3の他端は、適当な場所に位置する樹木A1とは別の樹木A2に結合される。なお、別の樹木A2以外に、ロープが固定できれば他の構造物であってもよい。
ここで、荷重手段Wは、実際に作業の対象である荷物等に限らず、作業予定の荷物等の重量(以下、予定荷重という)以上の重さを有する荷重物であってもよいし、当該予定荷重以上の荷重を荷重ロープにかけることのできる別の手段であってもよい。例えば、第2ロープR2を巻き取る巻き取り手段(例えば、ポータラップやボラード等。以後「巻き取り機」という。)であってもよい。荷重の大きさは、予定荷重以上であり、予定荷重より大きいことがより好ましい。また、予定荷重に所定の安全荷重を加算した荷重であってもよい。安全荷重とは、例えば予定荷重に所定の係数をかけた数値であってもよい。
第1ロープR1には第1ロープR1にかかる荷重を計測可能な第1荷重測定手段L1が備えられる。また、ガイライン第3ロープR3には、ガイライン第3ロープR3にかかる荷重を計測可能な第2荷重測定手段L2が備えられる。荷重測定手段L1、L2の設置位置は図2に図示するものに限らず、それぞれのロープにかかる荷重を測定可能であればよい。例えば、第1荷重測定手段L1は、樹木A1に結合部分の付近に限らず、第2ロープR2上に設けられてもよい。
第1荷重測定手段L1及び第2荷重測定手段L2は、それぞれ第1ロープR1、ガイライン第3ロープR3にかかる荷重データを測定し、制御装置15に送信する。制御装置15は、第1荷重測定手段L1が測定した荷重データ(第1荷重データ)及び第2荷重測定手段L2が測定した荷重データ(第2荷重データ)を比較して、評価対象樹木A1の破壊リスクを評価する。すなわち、ガイライン第3ロープR3に係る荷重(第2荷重データ)と、第1ロープR1に係る荷重(第1荷重データ)との差が所定範囲である場合、評価対象樹木A1が荷物Wによって倒れるおそれがないと評価することができる。第2荷重データと第1荷重データの差に応じて、安全と判断する閾値を設定してもよいし、安全度に関する指標を算出してもよい。例えば、第2荷重データが第1荷重データよりも十分に大きく、第2荷重データと第1荷重データとの差異が所定値以上ある場合に安全と評価し、第2荷重データと第1荷重データとの差異が所定値以下である場合や、第1荷重データが第2荷重データよりも大きい場合に安全性が低いと評価することができる。安全度に関する指標を出力する場合は、各安全度に対応する閾値を任意で設定することができる。
また、第一の実施例においては、第1荷重データ及び第2荷重データのそれぞれの水平成分を算出し、比較することが好ましい。水平成分は、それぞれ第1ロープR1、第3ロープR3の樹木A1に対する角度をそれぞれθ1、θ2とすると、第1荷重データT1×sinθ1、及び第2荷重データT2×sinθ2で算出することができる。また、第1ロープR1、第3ロープR3の樹木A1に対する角度を計測するための角度計測手段をそれぞれ設けてもよい。角度計測手段は既知の角度センサを用いることができ、評価対象樹木A1に対する角度又は垂直・水平方向に対する角度を計測可能であれば種別に制限はない。角度計測手段を用いる場合、制御装置15はそれぞれの角度計測手段が計測した角度データ(θ1、θ2)を受信することによって把握してもよいし、作業者によって角度データの入力を受付けてもよい。角度計測手段を設けることによって、第1ロープR1、第3ロープR3の角度が互いに異なっていても水平成分の比較をすることができる。また、第1ロープR1及びガイライン第3ロープの樹木A1に結合する高さが異なる場合は、高さの違いを考慮して前記第1荷重データ及び第2荷重データの比較を行う。
制御装置15は、評価結果を必要に応じて端末画面に表示したり、音を発生させたりして作業者に知らせる。また、制御装置15とは別の作業者端末等に結果を送信してもよい。図3は、端末画面の画面構成例である。図3(a)は、評価結果が5段階中5だったことを知らせる画面の例であり、安全に作業できる旨のメッセージが表示されている。図3(b)は、評価結果が5段階中1だったことを知らせる画面の例であり、危険である旨、また別のアンカーを使うべきである旨のメッセージが表示されている。画面の表示はあくまで一例であり、適宜変更可能である。
(実施例2)
図4は、第二の実施例の概要を説明する図である。実施例1では、第1ロープR1、R2にかかる荷重を比較することによって、樹木A1にかかる荷重バランスが適切な範囲であることを確かめた。しかしながら、水平方向のバランスが適当であっても、垂直方向の軸力がかかることによる座屈のリスクを把握することができていない。樹木は多くの場合不定形であり、軸力により座屈が発生する前に樹木が曲がり始めて崩壊するリスクが高まる。本実施例2においては、軸力による樹木の屈曲を計測し、座屈に対するリスクを評価するものである。
図4においては、図2のシステムに加えて、樹木A1の所定の部分の水平方向の変位を測定可能な変位測定装置を備える点が特徴である。変位測定装置は、樹木A1の所定の高さ部分が、左右に変位した場合に変位の大きさを検知することができれば、光学的、電気的などの既存の手段を用いることができる。変位測定装置は、一か所以上の部分の変位を計測可能なように設置することができ、樹木A1の高さに応じて測定箇所を設定する。または、樹木A1の全体を計測可能なように設置する。図4では、変位測定装置D1、及びD2の2つの変位測定装置を設置した場合を図示している。変位測定装置を2つ以上設ける場合、互いに高さ位置が異なることが好ましい。また、測定可能な変位の方向が異なると好ましい。変位測定装置D1、D2は、樹木A1が水平方向に屈曲した場合にその屈曲による変位を検知することができる。
変位測定装置D1、D2は、測定結果を制御装置15に送信する。制御装置15は、受信した変位データに基づいて、座屈による破壊リスクを評価する。例えば、安全と判断する場合の変位の閾値を設定してもよいし、安全度の指標を算出してもよい。閾値を設定する場合は、変位が所定数以下であること、などと設定することができる。また、安全度を算出する場合は、例えば変位が0であれば安全度5、変位が0より大きく2cm以下であれば安全度4、・・・といったように安全度の基準を任意に設定することができる。複数の変位測定装置を設ける場合は、複数の変位データのうち最も変位が大きかった数値に基づいて評価してもよいし、複数の変位データの平均値や中間値等に基づいて評価してもよい。また、変位測定装置が設置される高さとの関係によって所定の係数をかけたうえで総合的な判定を行ってもよい。
制御装置15は、評価結果を必要に応じて端末画面に表示したり、音を発生させたりして作業者に知らせる。また、制御装置15とは別の作業者端末等に結果を送信してもよい。
また、実施例1と実施例2を組合せて樹木A1の評価を行うこととするとより好適である。すなわち、実施例1によって、ガイライン第3ロープR3による荷重バランスの適性を評価したうえで、実施例2によって軸力による座屈リスクの有無を評価することによって、より確実に作業の安全性を担保することが可能となる。
図5は、実施例1と実施例2を実施することによって評価対象樹木A1の破壊リスクを評価する場合のフローの一例を示す図である。
まず、作業者は、作業に使用する樹木A1を選定する(S101)。また、作業にかかる予定荷重に基づいて、試験荷重Wを設定する(S102)。次に、作業者は第1ロープR1及びガイライン第3ロープR3を樹木A1に結び付けるなどして、樹木A1に対して荷重手段を設置する(S103)。
制御装置15は、通信手段により第1荷重測定手段L1及び第2荷重測定手段L2から、第1荷重データおよび第2荷重データをそれぞれ取得する。そして、第1荷重データおよび第2荷重データを比較することによって、荷重バランスを評価する(S105)。制御装置15は、荷重バランスの評価の結果、安全に関する一定の基準を満たした場合(S106=Yes)、S107以降の工程を実施する。一方、荷重バランスが基準を満たさない場合(S106=No)、結果を所定の端末に出力し(S109)、処理を終了する。
次に、S107以降で変位を観測することによって座屈リスクを評価する。制御装置15は、変位測定装置から、変位データを取得する(S107)。そして、取得した変位データに基づいて、座屈リスクを評価する(S108)。制御装置15は、荷重バランスに関する評価結果と、座屈リスクの評価結果を踏まえて、最終的な破壊リスクを評価し、結果を端末に出力する(S109)。
実施例1及び2に係る発明によれば、樹木A1の破壊リスクを確認することができる。特に、作業開始前に、実際の予定荷重以上の荷重で樹木A1を評価することによって、安全な作業設計が可能である。また、本システムを実際の作業中において使用することで、作業が現在安全に行われていることを確認しながら作業することができる。
(実施例3)
実施例3では、樹木A1の断面欠損の有無を評価するためのものである。樹木は枯損、虫害等によって断面欠損を生じていることがあるが、外観のみからでは判断できない場合がある。本実施例では、作業に使用する樹木A1について、作業前に断面欠損による耐力の減滅を確認することができる。図6は、実施例3の模式図である。評価対象樹木A1には、荷重ロープとして第1ロープR1及び第4ロープR4が結び付けられ、第1ロープR1には、第1荷重測定手段L1が設けられる。本実施例3においては、第1ロープR1は樹木A1に結合され、第1ロープR1に対して滑車P1によって第4ロープR4が結合されている。第4ロープR4は、一端を樹木A1、他端を樹木A1とは異なる構造物(例えば樹木A3)に固定される。第4ロープR4は両端を樹木A1以外の構造物(例えば樹木A3)に固定してもよい。なお、構造物は樹木でなくてもよく、第4ロープR4を固定可能であれば地面やコンクリートなど他の構造物であってよい。
本実施例3においては、荷重ロープに荷重をかける荷重手段としてロープの巻取り手段を備える。図6の構成例では、第4ロープR4の樹木A3の結合部付近において、荷重手段として巻取り機が設けられる。第4ロープR4を巻き取る巻取り手段が設けられ、第4ロープを巻き取ることによって第1ロープR1が引っ張られ、樹木A1に荷重をかける。なお、当該ロープの構成は一例であり、樹木A1に結び付けた第1ロープR1を直接的に巻き取る構成としてもよい。巻き取り機は、ロープの巻き取り及び送り出しを手動で行うものでもよいし、自動で制御するものでもよい。自動による制御の場合、ロープ巻き取り機に電動モータや速度計を備えることが好ましい。また、第4ロープR4には、ロープの巻き取り/送り出し量をカウントするカウンタが備えられることが望ましい。
本実施例3によれば、第1ロープR1に結合した第4ロープR4を所定長さ巻取ることによって樹木A1に荷重をかけ、つづいて、巻き取った第4ロープR4を巻き戻して前記荷重を軽減したときの、第1荷重測定装置L1の荷重データに基づいて、樹木A1の欠損の有無を評価することできる。
図7は、横軸にロープの巻取り長さL、縦軸に第1荷重測定装置L1の荷重データWを取ったときの、長さLと荷重Wの関係を表すグラフである。細い曲線は、健康な樹木の場合の傾向を示しており、一定の長さまでは、LとWは直線的に比例関係にあるが、一定長さ以上巻き取ると樹木が降伏点に到達し、Wは急降下する。図7のグラフにおいて、黒い実線が巻取り時、グレーの矢印が巻き戻し時を表している。すなわち、ロープを巻き取るときは、巻き取ったロープの長さLが大きくなるにしたがって、荷重Wは比例して大きくなっていく(黒い実線)。そして、ロープを巻き戻すときは、巻き取ったロープの長さLが短くなるにしたがって、荷重Wは小さくなっていく。そして、樹木A1が十分な強度を持っている場合は、巻き取るときと巻き戻すときのLとWの関係は同じ傾きを示すので、巻取り時のグラフ(黒い実線)と巻き戻し時のグラフ(グレーの矢印)は一致する。したがって、原点(例えばL=0かつ荷重W=0)から巻取りを始めて、さらに完全に巻き戻したとき(再びL=0)には、荷重Wも0になり、再び原点に戻ることになる。しかし、図7(a)のように、巻き戻した時(Lが再び0になったとき)の荷重Wの値が0でない場合というのは、第4ロープR4を引っ張っていないのにも関わらず荷重測定手段L1に荷重がかかっていることになる。これは、第4ロープR4を巻き取って樹木A1に引っ張り荷重をかけたときに樹木A1に断面欠損が生じ、第4ロープR4で引っ張った方向とは逆方向に樹木A1が傾いてしまった可能性を示している。
また、図7(b)のように、第4ロープR4を完全に巻き戻すより前(Lが0でないとき)に、荷重Wが0(初期値)になっている場合は、第4ロープR4を巻き取って樹木A1に引っ張り荷重をかけたときに樹木A1が同じく断面欠損を生じ、第4ロープR4で引っ張った方向と同じ方向に傾いてしまった可能性を示している。
制御装置15は、ロープの巻取り長さ(巻戻し長さ)Lと、荷重測定手段L1の荷重データWを時系列で取得する。そして、巻き取った長さと同じ長さだけ巻き戻したときの荷重Wが巻き取る前と一致していること、及び/又は、巻き戻したときの荷重Wが巻き取る前と一致する時点において、ロープの巻取り長さが0であることを確認することによって、安全性を評価する。一例として、制御装置15は、ロープを巻き取るときの巻取長さLと荷重Wとの関係を関数で表したときの傾きα1と、ロープを巻き戻すときの巻戻長さLと荷重Wとの関係を関数で表したときの傾きα2とを計算する。そして、α1とα2との差が基準を満たしているかを判定し、安全性を評価することができる。例えば、α1とα2との差が所定値以下である場合に、安全であると評価してもよい。また、α1とα2との差がロープの伸び率を許容した範囲内である場合に安全であると評価してもよい。α1とα2との差が0である場合に安全であると判断してもよい。
ロープを最大長さLmax巻き取ったときの荷重Wmaxは、作業に係る予定荷重と同じかそれ以上の荷重になるように設定し、それに応じて巻取りの最大長さLmaxを設定してもよい。その場合、ロープを巻取りながら荷重Wを監視し、所定の荷重Wに到達したらロープの巻取りを停止して巻き戻しを開始することができる。
本実施例に係るシステムによれば、特に作業開始前に実際の予定荷重以上の荷重で樹木A1を評価することによって、安全な作業設計が可能である。
(実施例4)
実施例4では、荷重分散を利用することによって、樹木A1に係る荷重を小さくした場合に、荷重が樹木A1の耐荷重よりも十分小さいことを確認するためのものである。作業に使用する樹木A1の強度が不足する場合には、そのまま樹木A1に荷重をかけることはできないが、図8のように他の枝や他の樹木に荷重分散ロープをかけることによって荷重を分散させ、樹木A1に係る荷重を低減することができる。
図8では、木を構成するある枝を作業対象とし(評価対象樹木A1)、評価する例を示している。また、荷重分散第5ロープR5をかけるのは、図8のように同じ木の他の枝であってもよいし、隣接する他の木の枝などの構造物であってもよい。荷重分散第5ロープは、樹木A1において、荷重ロープによりかかる荷重を相殺する方向に設けられる。したがって、図8の構成例において荷重ロープ(第1ロープR1)は重力方向に設置され、荷重分散第5ロープR5はそれとは反対の略上向きに固定される。樹木A1には、荷重ロープである第1ロープR1及び第2ロープR2が固定される。また、滑車等を介して第2ロープR2により荷重手段Wが設けられる。荷重手段Wは、実際に作業の対象である荷物でもよいし、作業予定の荷物等の重量(以下、予定荷重という)以上の重さを有する荷重物であってもよい。また、当該予定荷重以上の荷重を第1ロープR1にかけることのできる別の手段であってもよい。例えば、第2ロープR2や第1ロープR1を巻き取る巻き取り手段(例えば、ポータラップやボラード等。以後「巻き取り機」という。)であってもよい。荷重の大きさは、予定荷重以上であり、予定荷重より大きいことがより好ましい。また、予定荷重に所定の安全荷重量を加算した荷重であることが好ましい。
荷重分散第5ロープR5は、荷重分散に使う所定数の他の枝(図7においてA2〜A5)に掛けられることによって、それぞれの枝に荷重をかける。そして、荷重分散第5ロープR5の他端は、木の幹などに固定することができる。荷重分散第5ロープR5の構成はこれに限らず、樹木A1から他の構造物を経由して固定されればよく、樹木A1とは異なる木の枝や、枝以外の構造物に掛けられてもよい。また、荷重分散に使う枝の数は特に制限はない。また、他端部は木の幹でなくても、第5ロープR5を固定可能な構造物であってもよい。荷重分散第5ロープR5には、第3荷重測定手段L3が設けられる。第3荷重測定装置L3は、荷重分散第5ロープR5にかかる引っ張り荷重を測定することができる。荷重分散第5ロープR5は、荷重ロープとは逆向きに設置されるので、他端が固定されたことによって荷重分散第5ロープR5に発生する力は、荷重手段Wによって樹木A1に係る荷重と相殺することができる。
制御手段15は、荷重測定手段L1及びL3から荷重データを受信する。そして、第3荷重測定手段L3の荷重データ(第3荷重データ)と第1荷重測定手段L1の荷重データ(第1荷重データ)との関係が所定の基準を満たすことを確認する。例えば、荷重測定手段L3の荷重データ(第3荷重データ)が、荷重測定手段L1の荷重データ(第1荷重データ)よりも十分大きい場合(例えば2倍以上)である場合に、安全であると評価してもよい。また、各々の枝に発生する曲げ応力の状況を枝の挙動により監視することが好ましい。
なお、第3荷重測定手段L3は、図8に示したように樹木A1に直接固定されたロープ上(A1とA2の間)に設置することが好ましいが、荷重分散された他の枝間や、樹木A1に固定される端部とは逆の端部が幹などの構造物に結合される付近(枝A5と幹の間)において設置されてもよい。また、第1荷重測定手段L1は、図8に示した場所以外に、滑車と巻き取り機の間のロープ上や、滑車と荷重手段Wの間のロープ上など、荷重手段Wによって樹木A1にかかる荷重が直接的または間接的に測定できる位置に設置することができる。
制御装置15は、評価結果を必要に応じて端末画面に表示したり、音を発生させたりして作業者に知らせる。また、制御装置15とは別の作業者端末等に結果を送信してもよい。本実施例5によれば、樹木A1の耐荷重が不足する場合でも、荷重分散を行うことによって安全に作業できることを確認することができる。特に、作業開始前に、実際の予定荷重以上の荷重で樹木A1を評価することによって、安全な作業設計が可能である。また、本システムを実際の作業中において使用することで、作業が現在安全に行われていることを確認しながら作業することができる。
以上、本発明の評価システムによれば、従来作業者の感覚に頼って行われてきた作業において、データに裏付けられた安全性の担保が可能となる。特に、道路鉄道のライフラインや建築物・工作物等に近接する樹木の伐採・搬送を行う際に安全を担保して作業を行う際に適している。
上述した実施の形態は、本発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良することができると共に、本発明にはその均等物が含まれることは言うまでもない。
A1、A2、A3、A4、A5 樹木
L1、L2、L3 荷重測定手段
R1、R2、R3、R4、R5 ロープ
P1、P2 滑車
W 荷重手段
D1、D2 変位測定手段

Claims (10)

  1. 作業前に評価対象樹木の破壊リスクを評価する評価システムであって、
    前記評価対象樹木に取り付けられる荷重ロープと、
    前記荷重ロープに設置される第1荷重測定手段と、
    前記荷重ロープに前記作業に係る予定荷重より大きい荷重をかける荷重手段と、
    前記第1荷重測定手段により測定された第1測定データを受信する受信手段と、
    前記測定データに基づいて、前記評価対象樹木の破壊リスクを評価する評価手段とを備える、評価システム。
  2. 前記評価対象樹木に取り付けられるガイラインロープと、
    前記ガイラインロープに設置される第2荷重測定手段をさらに備え、
    前記受信手段は前記第2荷重測定手段により測定された第2測定データをさらに受信し、
    前記評価手段は、前記第1測定データ及び第2測定データを比較することによって前記破壊リスクを評価する、請求項1に記載の評価システム。
  3. 前記ガイラインロープは、前記評価対象樹木に対して前記荷重ロープとは反対側に設けられ、
    前記評価手段は、前記第1測定データと前記第2測定データにおいて、
    互いに反対方向である水平成分の差が所定範囲内であることを確認する、請求項2に記載の評価システム。
  4. 前記荷重ロープ及び前記ガイラインロープの少なくともいずれかに、ロープの角度を測定する角度測定手段を備えることを特徴とする、請求項2または3のいずれかに記載の評価システム。
  5. 前記評価対象樹木の水平方向の変位を測定する変位測定手段をさらに備え、
    前記受信手段は、前記変位測定手段が測定した変位データをさらに受信し、
    前記評価部は、前記変位データに基づいて前記破壊リスクを評価する、請求項1〜4のいずれかに記載の評価システム。
  6. 前記評価対象樹木に取り付けられる荷重分散ロープと、
    前記荷重分散ロープに設置される第3荷重測定手段とをさらに備え、
    前記受信手段は前記第3荷重測定手段により測定された第3測定データをさらに受信し、
    前記評価手段は、前記第1測定データ及び第3測定データを比較することによって前記破壊リスクを評価する、請求項1に記載の評価システム。
  7. 前記荷重手段は前記荷重ロープを直接的又は間接的に巻き取る巻取手段であり、
    前記評価手段は、
    前記荷重ロープを巻き取るときの巻取長さと前記第1測定データとの関係を表す傾きα1と、
    前記荷重ロープを巻き戻すときの巻戻長さと前記第1測定データとの関係を表す傾きα2とを計算し、
    前記α1と前記α2との差が所定値以下であることを確認する、請求項1に記載の評価システム。
  8. 前記α1と前記α2との差が、前記荷重ロープの伸び率以下であることを確認する、請求項7に記載の評価システム。
  9. 前記α1と前記α2とが一致することを確認する、請求項7に記載の評価システム。
  10. 作業前に評価対象樹木の破壊リスクを評価するための評価方法であって、
    前記評価対象樹木に取り付けられた荷重ロープに前記作業に係る予定荷重より大きい荷重をかける第1のステップと、
    前記荷重ロープに取り付けられた第1荷重測定手段により測定された第1測定データを受信する第2のステップと、
    前記測定データに基づいて、前記評価対象樹木の破壊リスクを評価する第3のステップとを有する、評価方法。
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