JP6843456B1 - マスク補助具 - Google Patents

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【課題】マスク着用時における呼気による眼鏡の曇りをさらに抑制する。【解決手段】マスク補助具20は、マスク本体11の後面12に装着される。マスク補助具20は、マスク本体11と顔面1との間に配置され、顔面1に接するシート材30と、シート材30とマスク本体11との間に配置されるスポンジ材40と、を備える。シート材30には、少なくとも鼻孔部3aから吐出された呼気Eを通す開口部50が設けられている。スポンジ材40は、開口部50における周縁部55の少なくとも上縁部55aに沿って設けられている。マスク10の着用時において、スポンジ材40の前後方向における厚みTによって、シート材30とマスク本体11との間に、開口部50を介して吐出された呼気Eを前方へ通す通気路Sが形成される。【選択図】図2

Description

本発明は、マスク補助具に関する。
眼鏡の曇り止め機能を有するマスクが知られている。例えば特許文献1に開示のマスクは、人の口や鼻を覆うマスクであって、通気性のある表布と、表布の裏側に設けられた裏布と、表布及び裏布の両側に設けられた取付紐と、から構成されている。表布と裏布とは、上下端と両側端において相互に結合されている。裏布の中央における口や鼻の近傍には、呼気を通す開口部が設けられている。また、裏布の通気性は、表布の通気性よりも小さい。
かかる構成によれば、通気性の小さな裏布が顔面に接することによって、呼気が上方へ抜けることを防いで、メガネの曇りを抑制することができる。
特開2017−61763号公報
しかし、上記特許文献1に係るマスクを用いた場合であっても、口や鼻から吐出された呼気の一部は、依然、裏布と顔面との僅かな隙間を通って上方へ抜けて、眼鏡を曇らせてしまう。すなわち、上記特許文献1に係るマスクにおいて、眼鏡の曇り止め効果は、十分とは言い難く、改良の余地がある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その主な目的とするところは、マスク着用時における呼気による眼鏡の曇りをさらに抑制することにある。
本発明に係るマスク補助具は、マスク本体の後面に装着されるマスク補助具であって、上記マスク本体と顔面との間に配置され、上記顔面に接するシート材と、上記シート材と上記マスク本体との間に配置されるスポンジ材と、を備え、上記シート材には、少なくとも鼻孔部から吐出された呼気を通す開口部が設けられており、上記スポンジ材は、上記開口部における周縁部の少なくとも上縁部に沿って設けられており、マスク着用時において、上記スポンジ材の前後方向における厚みによって、上記シート材と上記マスク本体との間に、上記開口部を介して吐出された上記呼気を前方へ通す通気路が形成される。
本発明によれば、マスク着用時における呼気による眼鏡の曇りをさらに抑制することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るマスク補助具を前側から見た正面図である。 図2は、マスク補助具のII−II線における側面断面図である。 図3は、マスク補助具のIII−III線における上面断面図である。 図4は、マスク補助具をマスク本体に対して下側にずらして装着する場合の図2相当図である。 図5は、その他の実施形態に係る図1相当図である。 図6は、比較例に係る図2相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物あるいはその用途を制限することを意図するものでは全くない。なお、以下の説明において、マスク補助具における顔面に臨む側を後側、マスク補助具における顔面に臨む側とは反対側を前側という。
本実施形態に係るマスク補助具は、マスク着用時における眼鏡の曇りを抑制するために、用いられる。図1〜3に示すように、マスク補助具20は、例えば市販されている家庭用の使い捨てマスク10における本体部11(以下、「マスク本体11」という)の後面12に、装着される。
図1に示すように、マスク本体11の左右両端には、耳紐13が設けられている。マスク本体11の中央上部には、ノーズフィット14が設けられている。マスク本体11は、例えば不織布や織布等で形成されている。
図2に示すように、マスク補助具20は、シート材30を備える。シート材30は、マスク本体11と顔面1との間に配置され、顔面1に接する。ここで、シート材30の後面32と顔面1とは互いに接するものの、両者は完全に密着するのではなく、シート材30の後面32と顔面1との間には僅かな隙間(図示せず)が形成される。
シート材30は、例えばユポ(登録商標)等の合成紙、樹脂シート、紙や不織布の片面に樹脂シートを貼り合わせてなる合わせ材、等で形成されることが好ましい。シート材30の通気性は、極力小さい方が好ましく、ほとんど無いことがより好ましい。本実施形態では、シート材30の通気性は、マスク本体11の通気性よりも低い。通気性の評価法として、公知の種々の方法を用いることができる。
図1に示すように、シート材30は、顔面1の形状に追従しやすくなるように、左右両端部各々において左右方向に延び且つ上下方向に並ぶ複数の切込線33と、左右方向中央において上下方向に延びるミシン目線34と、が設けられている。また、シート材30は、鼻部3(図2参照)の形状に追従しやすくなるように、中央上部においてV字状に延びるミシン目線35が設けられている。
シート材30の上縁部36は、左右方向中央に頂点(上端部)36aを有する略山形状に形成されている。シート材30の上端部36aは、例えば、マスク本体11におけるノーズフィット14の上端部に相当する位置に位置付けられてもよく、そこよりも下側又は上側に位置付けられてもよい。
シート材30の前面31の上部には、接着材37が設けられている。接着材37は、シート材30の前面31をマスク本体11の後面12に接着するものであり、例えば両面テープで構成されている。接着材37は、例えば、図1に示すように、左右方向に延びており、その一部がV字状に延びるミシン目線35を跨っている。
図1に示すように、シート材30の中央部には、開口部50が設けられている。開口部50は、シート材30を厚み方向(前後方向)に貫通しており、少なくとも鼻孔部(外鼻孔)3aから吐出された呼気Eを通す。本実施形態では、開口部50は、口部2及び鼻孔部3aから吐出された呼気Eを通す。なお、図1において、マスク10の着用時における口部2及び鼻孔部3aを、二点鎖線で示す。
図1に示すように、開口部50は、中央に位置する主開口部51と主開口部51の左右両側に位置する2つの副開口部54とを含み、全体として、左右方向を長手、上下方向を短手とした略長方形状に形成されている。主開口部51は、略円形状に形成されている。各副開口部54は、上下方向に長手の略楕円形状に形成されている。主開口部51と各副開口部54とは、シート材30の一部である仕切部38によって区画されている。
主開口部51は、シート材30の一部である鼻下対面部39によって上下方向に区画された上側主開口部52と下側主開口部53とを含む。鼻下対面部39は、主開口部51の中間部を左右方向に延びている。鼻下対面部39は、マスク10の着用時において、口部2と鼻孔部3aとの間の鼻下部4(図2参照)に面する。
図1に示すように、開口部50、具体的には下側主開口部53は、マスク10の着用時において、口部2に臨む位置に設けられている。また、開口部50、具体的には上側主開口部52は、マスク10の着用時において、鼻孔部3aに臨む位置に設けられている。ここで、鼻孔部3aは下斜め前方に向いているので、鼻孔部3aがたとえ開口部50よりも多少上側に位置したとしても、鼻孔部3aは開口部50に臨む。
シート材30は、マスク10の着用時において、鼻孔部3aより上側から口部2より下側に亘るように、形成されることが好ましい。
図1〜3に示すように、マスク補助具20は、スポンジ材40を備える。スポンジ材40は、具体的には、例えば、ポリオレフィン、ポリウレタン等からなる独立気泡の発泡体で形成されることが好ましい。
スポンジ材40は、シート材30とマスク本体11との間に配置される。スポンジ材40は、シート材30の前面31において、開口部50における周縁部55に設けられている。具体的には、スポンジ材40は、開口部50における周縁部55の少なくとも上縁部55aに沿って設けられており、シート材30の前面31とマスク本体11の後面12とを接続する。
本実施形態では、スポンジ材40は、開口部50における周縁部55の全周に沿って設けられている。スポンジ材40は、開口部50の略長方形状に対応した略角筒状である。スポンジ材40の内周部43は、主開口部51の略円形状及び各副開口部54の略楕円形状に一部追従している。
スポンジ材40は、シート材30の前面31に接着材41によって接着されるとともに、マスク本体11の後面12に接着材42によって接着される。接着材41,42は、例えば両面テープで構成される。
スポンジ材40の前後方向における厚みTは、特にその中心部分において、3mm以上であることが好ましく、5mm以上であることがより好ましく、10mm以上であることがさらに好ましい。
図4に示すように、本実施形態に係るマスク補助具20は、マスク10の着用時において、スポンジ材40を鼻孔部3aよりも下側に位置付けることを可能に構成されている。具体的には、マスク補助具20をマスク本体11に対して下側にずらして装着したり、マスク補助具20をマスク本体11に装着した状態で全体を顔面1に対して下側にずらしたりすることによって、スポンジ材40の上側部分44を鼻孔部3aよりも下側に位置付けることが可能である。なお、図4では、マスク補助具20をマスク本体11に対して下側にずらして装着した場合を例示するが、マスク補助具20をマスク本体11に装着した状態で全体を顔面1に対して下側にずらしてもよい。
図2に示すように、マスク10の着用時において、スポンジ材40の前後方向における厚みTによって、シート材30とマスク本体11との間に、通気路Sが形成される。通気路Sは、シート材30における開口部50に臨んでおり、開口部50を介して吐出された呼気Eを前方へ通す。
上述したように、シート材30の後面32と顔面1との間には僅かな隙間が形成されるので、口部2及び鼻孔部3aから吐出された呼気Eの一部は、当該僅かな隙間を通って上方へ抜けようとする。このような呼気Eの上方への流れは、眼鏡5を曇らせる原因となるので、これを抑制する必要がある。
本実施形態によれば、スポンジ材40の前後方向における厚みTによりシート材30とマスク本体11との間に通気路Sが形成されている。また、通気路Sの通気方向に垂直な断面積は、シート材30と顔面1との隙間の通気方向に垂直な断面積よりも、圧倒的に大きい。そのため、口部2及び鼻孔部3aから開口部50を介して吐出された呼気Eが通気路Sを通ってマスク本体11の前方に抜ける空気抵抗は、シート材30と顔面1との僅かな隙間を通って上方へ抜ける空気抵抗に比べて非常に小さい。
その結果、口部2及び鼻孔部3aから吐出された呼気Eは、通気路Sを通ってマスク本体11の外方に吐き出されるのが促される一方、シート材30と顔面1との隙間を通って上方へ抜けるのが抑制される。すわなち、口部2及び鼻孔部3aから吐出された呼気Eの大部分が通気路Sを通ってマスク本体11の外方に吐き出されるため、シート材30と顔面1との僅かな隙間を通って上方へ抜ける呼気Eにより眼鏡5が曇るのを抑制することができる。
なお、通気路Sを通ってマスク本体11の外方に吐き出された呼気Eは、顔面1に装着された眼鏡5から離れる方向である前方へ抜けていき、眼鏡5まで到達することがほとんどない。このため、通気路Sを通ってマスク本体11の外方に吐き出された呼気Eによって眼鏡5が曇ることはほとんどない。
また、呼気Eの一部が、スポンジ材40を通って、シート材30とマスク本体11との間を上方へ抜けるのを抑制するために、スポンジ材40は、マスク本体11よりも通気性の小さい材料からなることが好ましく、通気性のほとんど無い材料からなることがより好ましい。
これにより、呼気Eの流れが一定方向に制御され、マスク10の着用時における呼気Eによる眼鏡5の曇りを、さらに抑制することができる。
また、通気路Sが形成されることによって、口部2及び鼻孔部3aに吸込まれる吸気の流れがスムースとなるので、マスク10の着用時における息苦しさが緩和される。
スポンジ材40が開口部50における周縁部55の全周に沿って設けられているので、通気路Sをより確実に形成することができる。
スポンジ材40の前後方向における厚みTを3mm以上にすることによって、シート材30とマスク本体11との間に、さらに確実に通気路Sを形成することができる。
ここで、図6は、比較例に係るマスク補助具120を示す。このマスク補助具120は、シート材30を備えておらず、マスク10の着用時において、スポンジ材140が直接顔面1に接するように構成されている。
この場合、仮にスポンジ材140が鼻孔部3aよりも下側に位置付けられると、鼻孔部3aから吐出された呼気Eは、スポンジ材140の上側において、マスク本体11と顔面1との間を上方へ抜けてしまう。
すなわち、鼻孔部3aから吐出された呼気Eによる眼鏡5の曇りを抑制するためには、マスク10の着用時において、図6に示すように鼻孔部3aよりも上側において鼻部3(より詳細には鼻根から鼻尖に至る部分)を押さえるスポンジ材150を別途設けるか、スポンジ材140の上側部分144を鼻孔部3aよりも上側に位置付けて鼻部3を押さえる必要がある。しかし、鼻孔部3aよりも上側に位置するスポンジ材140,150によって鼻部3を押さえると、鼻腔が圧迫されて息苦しくなる。
本実施形態によれば、スポンジ材40と顔面1との間に、シート材30が介在している。これにより、マスク10の着用時において、息苦しさを緩和するためにスポンジ材40を鼻孔部3aよりも下側に位置付けたとしても、鼻孔部3aから吐出される呼気Eは、図4に示すように、シート材30に案内されて下方に流れ、開口部50を介して通気路Sへ吐出される。すなわち、マスク10の着用時において、眼鏡5の曇りの抑制と、息苦しさの緩和とを、両立することができる。
シート材30の一部である鼻下対面部39が鼻下部4に面するので、例えば不織布や織布等からなるマスク本体11が鼻下部4に接することが抑制される。これにより、マスク本体11が鼻下部4に接することにより生じる不快感を、緩和することができる。
主開口部51の他に副開口部54を設けることによって、口部2及び鼻孔部3aへの吸気の流れがスムースになる。
使い捨てマスク10のみを交換することによって、1つのマスク補助具20を何度も使用することができるので、コスト面で有利である。
マスク補助具20とマスク本体11との上下方向の位置関係を調整することによって、スポンジ材40を鼻孔部3aに対して、息苦しさを緩和するのに好適な位置に、簡単に位置付けることができる。
以上、本発明を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、勿論、種々の改変が可能である。
上に例示した本実施形態では、スポンジ材40は、開口部50における周縁部55の全周に沿って設けられるが、これに限定されない。例えば、図5に示すように、スポンジ材40は、シート材30の前面31において、開口部50の周縁部55における上縁部55a及び左右両側縁部の上半部55bのみに沿って設けられてもよい。すなわち、スポンジ材40は、例えば下方に開放された略コ字状、略U字状又は略V字状等に形成されてもよい。この場合、図5に示すように、開口部50を介して通気路Sに吐出された呼気Eの一部は、シート材30とマスク本体11との間を、下方乃至横方へ抜けることがある。
なお、スポンジ材40は、必ずしも、開口部50の周縁部55における左右両側縁部の上半部55bに沿って設けられる必要はない。図示しないが、スポンジ材40は、開口部50の周縁部55における上縁部55aのみに沿って設けられてもよい。
本実施形態では、開口部50及び通気路Sは、口部2及び鼻孔部3aから吐出された呼気Eを通すが、これに限定されない。開口部50及び通気路Sは、口部2から吐出された呼気Eを通さずに、鼻孔部3aから吐出された呼気Eのみを通してもよい。眼鏡5の曇りは主に鼻孔部3aから吐出された呼気Eによって発生するため、鼻孔部3aから吐出された呼気Eがシート材30と顔面1との隙間から上方へ抜けることを抑制するだけでも、眼鏡5の曇りを十分に抑制することができる。
マスク10の着用時において、スポンジ材40を鼻孔部3aよりも下側に位置付けることが不可能でもよい。
開口部50の形状は、略長方形状(略四角形状)に限定されず、例えば略三角形状、略五角形状等の略多角形状、略円形状、略楕円形状、等でもよい。また、開口部50は、本実施形態のように複数の開口部で構成されるのではなく、1つの開口部のみで構成されてもよい。また、開口部50は、本実施形態のようにシート材30の中央部を貫通した貫通孔に限定されず、例えばシート材30の下部に形成された切り欠きでもよい。
シート材30と顔面1との間には、例えばガーゼ等が介在してもよい。すなわち、シート材30は、顔面1に直接的に接する必要はなく、介在物を介して顔面1に関接的に接してもよい。
本実施形態では、スポンジ材40として、独立気泡の発泡体を例示したが、これに限定されず、連続気泡の発泡体でもよい。
シート材30の前面31におけるスポンジ材40を貼着する位置を、インキでマークした後、当該マークした部分に、離型剤を印刷してもよい。これにより、スポンジ材40をシート材30から取り外す際に、両面テープ(接着材)41を、容易に剥がすことができる。
シート材30は、吸水紙からなるのでもよい。これにより、夏等の汗を掻く時期でも、マスク補助具20を、より快適に装着することができる。
シート材30の上縁部36をマスク本体11のノーズフィット14よりもやや(5mm程度)下側に位置付けるとともに、片面粘着剤付きシート(図示せず)を、シート材30の上縁部36とマスク本体11のノーズフィット14とにオーバラップするように、後側から貼着してもよい。これにより、特に下を向いて息をした場合における呼気Eによる眼鏡5の曇りをさらに抑制することができる。
切込線33をミシン目線としてもよい。同様に、ミシン目線34,35を切込線としてもよい。
マスク補助具20は、市販のマスク本体11に装着するための付属品としてだけでなく、マスク本体11に装着した状態で販売される完成品として、適用してもよい。
本実施形態では、マスク10として、市販の家庭用の使い捨てマスクを例示したが、これに限定されない。マスク10は、例えば、手造りマスク、ファッションマスク、不織布マスク、織布マスク(布マスク)、医療用マスク、衛生マスク、等、種々のマスクに適用することができる。
本発明は、マスク補助具に適用できるので、極めて有用であり、産業上の利用可能性が高い。
E 呼気
S 通気路
T 厚み
1 顔面
2 口部
3a 鼻孔部
5 眼鏡
10 マスク
11 マスク本体
12 後面
20 マスク補助具
30 シート材
31 前面
32 後面
40 スポンジ材
50 開口部
55 周縁部
55a 上縁部
55b 左右両側縁部の上半部

Claims (3)

  1. マスク本体の後面に装着されるマスク補助具であって、
    前記マスク本体と顔面との間に配置され、該顔面に接するシート材と、
    前記シート材の内側であって、前記シート材の前面に配置されるスポンジ材と、を備え、
    前記シート材には、少なくとも鼻孔部から吐出された呼気を通す開口部が設けられており、
    前記スポンジ材は、前記開口部における周縁部の少なくとも上縁部に沿って設けられており、
    マスク着用時において、前記スポンジ材を前記鼻孔部よりも下側に位置付けることを可能に構成されおり、
    マスク着用時において、前記スポンジ材の前後方向における厚みによって、前記シート材と前記マスク本体との間に、前記開口部を介して吐出された前記呼気を前方へ通す通気路が形成されており
    マスク着用時において、前記鼻孔部から吐出される前記呼気は、前記シート材に案内されて下方に流れ、前記開口部を介して前記通気路へ吐出される、マスク補助具。
  2. 請求項1において、
    前記スポンジ材は、前記周縁部の全周に沿って設けられている、マスク補助具。
  3. 請求項1又は2において、
    前記スポンジ材の前後方向における厚みは、3mm以上である、マスク補助具。
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