JP6840341B2 - Hmi制御装置、移動体、hmi制御方法、及びプログラム - Google Patents

Hmi制御装置、移動体、hmi制御方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6840341B2
JP6840341B2 JP2018519551A JP2018519551A JP6840341B2 JP 6840341 B2 JP6840341 B2 JP 6840341B2 JP 2018519551 A JP2018519551 A JP 2018519551A JP 2018519551 A JP2018519551 A JP 2018519551A JP 6840341 B2 JP6840341 B2 JP 6840341B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
moving body
user
skill
actual
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018519551A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017204195A1 (ja
Inventor
鈴木 啓高
啓高 鈴木
拓也 小杉
拓也 小杉
文崇 加藤
文崇 加藤
均 川端
均 川端
智隆 渡邊
智隆 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SDTECH INC.
Original Assignee
SDTECH INC.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SDTECH INC. filed Critical SDTECH INC.
Publication of JPWO2017204195A1 publication Critical patent/JPWO2017204195A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6840341B2 publication Critical patent/JP6840341B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/16Devices for psychotechnics; Testing reaction times ; Devices for evaluating the psychological state
    • A61B5/18Devices for psychotechnics; Testing reaction times ; Devices for evaluating the psychological state for vehicle drivers or machine operators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W40/00Estimation or calculation of non-directly measurable driving parameters for road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub unit, e.g. by using mathematical models
    • B60W40/08Estimation or calculation of non-directly measurable driving parameters for road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub unit, e.g. by using mathematical models related to drivers or passengers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W50/00Details of control systems for road vehicle drive control not related to the control of a particular sub-unit, e.g. process diagnostic or vehicle driver interfaces
    • B60W50/08Interaction between the driver and the control system
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W50/00Details of control systems for road vehicle drive control not related to the control of a particular sub-unit, e.g. process diagnostic or vehicle driver interfaces
    • B60W50/08Interaction between the driver and the control system
    • B60W50/14Means for informing the driver, warning the driver or prompting a driver intervention
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/16Anti-collision systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Psychology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Educational Technology (AREA)
  • Hospice & Palliative Care (AREA)
  • Psychiatry (AREA)
  • Child & Adolescent Psychology (AREA)
  • Social Psychology (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Developmental Disabilities (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

HMI制御装置、移動体、HMI制御方法、及びプログラムに関する。
近年、安全なモビリティ社会の実現を目指して、様々な運転支援技術が開発されている。現在、安全運転支援システムとして、走行中の車両同士の車間を制御するACC(Adaptive Cruing Control)やCACC(Cooperative Adaptive Cruise Control)の技術、前方の障害物等を検知してブレーキを制御する衝突被害軽減ブレーキの技術、道路の白線等の道路情報を検知して車両が走行車線を維持するようにハンドル操作を制御するレーンキープアシスト等の技術がある。
このような安全運転支援システムを用いて運転する場合、運転者による手動運転の走り方と乖離してしまい、運転者が予想していない動作が発生して運転者に不安を与えてしまうことがある。そこで、例えば特許文献1のような技術が提案されている。
この特許文献1には、運転者の車両の運転動作と運転者や同乗者の生体的な情報とを測定し、運転者や同乗者が不安を感じた場合に車両の走行制御を行って不安要素を低減することが記載されている。また、特許文献1には、運転者や同乗者が不安を感じた際にはそれを記録し、運転者や同乗者が感じる不安要素を推定することが記載されている。
更に、近年はあらゆる製品において、製品の機能面での性能向上だけでなく、利用者の感じる定性的な満足度も重要な評価尺度となり注目されている。ISO(International Organization for Standardization)で規定されている利用時品質(Usability In Use)においても、有効さ・効率性・満足の度合がその尺度として挙げられていることからも明らかなように、利用者の満足の度合を向上することが重要な課題となっている。
利用時品質の向上には、現状の問題点を解決し最低限の利用時品質を確保する「ゼロナイズ」と、利用時品質をさらに向上し、利用者の満足度を高める「マキシマイズ」とがある。特に後者は「魅力品質」とも呼ばれ、昨今の製品開発においては非常に重要なテーマとなっている。
現在開発されている運転支援技術は、そのほとんど全てが「安全の確保」を目的としていて、実際にそれを利用する利用者がそれらの運転支援技術を実際に利用する場面で「どう感じるか」という、利用時品質については考慮されていない。特許文献1は不安要素を推定し、それを低減することを目的としているが、これは前述の「ゼロナイズ」の一つであるといえる。
利用時品質を高め、利用者の満足度を最大化するためには、その製品のあらゆる利用シーンにおける最低限の利用時品質を確保(ゼロナイズ)するだけでなく、可能な限り魅力品質を高める(マキシマイズ)必要がある。
特開2016−052881号公報
通常、運転中に運転者や同乗者が不安を感じる場合、様々な事象が絡み合って起きるものである。しかしながら、上記特許文献1では、予め設定されている車両制御を行っているため、実際に起こった事象によっては、車両制御が更に運転者や同乗者を不安にさせてしまう可能性がある。
また、運転者や同乗者の不安を低減する車両制御の内容は一様ではなく、運転者や同乗者によって感じ方が変わるので、実際に起こった事象だけでなく、利用している人によっても、別の利用者には有効だった車両制御が更に運転者や同乗者を不安にさせてしまう可能性がある。
更に、上記特許文献1では、運転者や同乗者が不安を感じた時点の1点に注目して記録を行って不安要素を推定しているため、複数の事象が絡み合って起きた事象によって感じた不安が記録されている場合、同じ事象が推定されない限り、何も制御しないシステムとなってしまい、意味の無いものになってしまう。
また、上記特許文献1では、利用者の不安要素を推定し、それを低減するための車両制御を行うという点において、推定する「人の状態」も、推定の結果行う制御も限定的であり、数多くあるべきゼロナイズ項目の一つにすぎない。車両の利用時品質を向上し、魅力品質を獲得するためには、さまざまな利用場面における、利用者毎に異なる満足度の最大化を実現する必要がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、上記問題点を解決することであり、複雑な条件で起こる事象にも対応できる技術を提供することにある。
上記課題を解決する本願発明は、HMI(Human Machine Interface)制御装置であって、実走行時の移動体がおかれている状況の情報である移動体実走行状況情報と、実走行時の前記移動体の走行情報である移動体走行情報とを取得する取得手段と、前記走行情報を用いて、前記移動体がおかれている状況に関する情報を、前記移動体を操作するユーザの前記移動体に対する適応状態に対応した方法で提示する提示手段とを有する。
上記課題を解決する本願発明は、移動体であって、実走行時の移動体がおかれている状況の情報である移動体実走行状況情報と、実走行時の前記移動体の走行情報である移動体走行情報とを取得する取得手段と、前記走行情報を用いて、前記移動体がおかれている状況に関する情報を、前記移動体を操作するユーザの前記移動体に対する適応状態に対応した方法で提示する提示手段を有する。
上記課題を解決する本願発明は、HMI(Human Machine Interface)制御方法であって、ユーザに対して情報を提供するHMI(Human Machine Interface)を制御する制御方法であって、実走行時の移動体がおかれている状況の情報である移動体実走行状況情報と、実走行時の前記移動体の走行情報である移動体走行情報とを取得し、前記走行情報を用いて、前記移動体がおかれている状況に関する情報を、前記移動体を操作するユーザの前記移動体に対する適応状態に対応した方法で提示する。
上記課題を解決する本願発明は、HMI(Human Machine Interface)制御システムであって、実走行時の移動体がおかれている状況の情報である移動体実走行状況情報と、実走行時の前記移動体の走行情報である移動体走行情報とを取得する取得手段と、前記走行情報を用いて、前記移動体がおかれている状況に関する情報を、前記移動体を操作するユーザの前記移動体に対する適応状態に対応した方法で提示する提示手段とを有する。
上記課題を解決する本願発明は、HMI(Human Machine Interface)制御装置のプログラムであって、前記プログラムは前記HMI制御装置を、実走行時の移動体がおかれている状況の情報である移動体実走行状況情報と、実走行時の前記移動体の走行情報である移動体走行情報とを取得する取得手段と、前記走行情報を用いて、前記移動体がおかれている状況に関する情報を、前記移動体を操作するユーザの前記移動体に対する適応状態に対応した方法で提示する提示手段として機能させる。
本発明によると、複雑な条件で起こる事象にも対応できる。
図1は、第1の実施の形態を示すブロック図である。 図2は、第1の実施の形態の別の構成を示すブロック図である。 図3は、第1の実施の形態の事前作業の動作を説明するフロー図である。 図4は、第1の実施の形態の動作を説明するフロー図である。 図5は、第2の実施の形態を示すブロック図である。 図6は、第2の実施の形態の動作を説明するフロー図である。 図7は、第3の実施の形態を示すブロック図である。 図8は、第3の実施の形態の動作を説明するフロー図である。 図9は、第4の実施の形態を示すブロック図である。 図10は、第4の実施の形態の動作を説明するフロー図である。 図11は、第5の実施の形態を示すブロック図である。 図12は、第5の実施の形態の別の構成を示すブロック図である。 図13は、第5の実施の形態の事前作業の動作を説明するフロー図である。 図14は、第5の実施の形態の動作を説明するフロー図である。 図15は、HMI制御部80が行う制御例を説明するための図である。 図16は、HMI制御部80が行う制御例を説明するための図である。 図17は、HMI制御部80が行う制御例を説明するための図である。 図18は、プログラムで動作するコンピュータの一例を示す図である。
〈第1の実施の形態〉
本発明の特徴を説明するために、以下において、図面を参照して具体的に述べる。
本発明を実施するための第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態における制御システムのブロック図である。本発明の制御システム1は、ユーザが車両の走行中に、HMI(Human Machine Interface)を制御することにより、各ユーザのその時々の状態に適した方法で各種機能を提供する。本発明の制御システム1は、走行情報収集部10、走行情報履歴データ20、生体情報収集部30、生体情報履歴データ40、機械学習部50、関係記憶部60、適応状態認識部70、HMI制御部80、及びHMI部90を有する。
走行情報収集部10は、走行中の車両の走行情報を収集する。そして、収集した走行情報を走行情報履歴データ20に時系列でログとして記録する。走行情報収集部10は走行情報として、アクセル、ブレーキ、ステアリング、スロットル、回転数、速度、位置情報等、車両に取りつけられた各種センサから測定値を収集する。また、走行情報収集部10は、車両に取り付けられたカメラ等から、道路情報、前方車両に関する情報(距離、速度等)、対向車両に関する情報、左右の車両に関する情報、合流車両に関する情報、車両周辺の歩行者に関する情報、カーナビからの情報も収集しても良い。これら走行情報収集部10が収集する情報を、以下、走行情報と記載する。尚、走行情報は、事前のテスト走行で該車両のユーザの走行情報を収集しても、本システム提供者が事前に多数のユーザによるテスト走行を行って収集してもよいものとする。また、走行情報のうち、サンプル収集を目的とするテスト走行ではなく、ユーザが実際に車両を操作して車両を走行させている時(実走行時)に得られた走行情報を、以下、実走行情報と記載する。
走行情報収集部10は、走行中に収集した走行情報に基づいて走行中の車両が置かれている状況を解析し、走行状況情報を出力する走行状況解析部11を有する。走行状況情報は、走行中の車両が置かれている状況を示した情報である。例えば車両に取り付けられたカメラからの走行情報によって、前方すぐ近くに車がある状況、右から割り込んできた車両がある状況等である。他には、センサからの走行情報によって、車両周辺に霧が発生している状況、走行速度が法廷速度を超えている状況等である。尚、走行状況情報のうち、サンプル収集を目的とするテスト走行ではなく、ユーザが実際に車両を操作して車両を走行させている時(実走行時)に得られた走行状況情報を、以下、実走行状況情報と記載する。
生体情報収集部30は、運転者や同乗者であるユーザの生体情報を走行時に収集する。そして、生体情報履歴データ40に時系列でログとして記録する。生体情報収集部30は生体情報として、ユーザの心電図、心拍数、血圧、発汗状態、脳波、体の加速度、視線、瞳孔径等を収集する。尚、生体情報は、事前のテスト走行で該車両のユーザのテスト走行時の生体情報を収集しても、本システム提供者が事前に多数のユーザによるテスト走行時の生体情報を収集してもよいものとする。また、生体情報のうち、サンプル収集を目的とするテスト走行ではなく、ユーザが実際に車両を操作して車両を走行させている時(実走行時)に得られた生体情報を、以下、実生体情報と記載する。
機械学習部50は、システム提供者が予め想定して用意した、車両の操作に対するユーザの適応状態を表す適応状態情報を有する。この適応状態情報は、車両の操作に対するユーザのスキル及び心情等を表す情報であり、“不安”、“過信”、“苛立ち”、“上級ドライバー”、“初心者ドライバー”等である。機械学習部50は、走行情報を走行情報履歴データ20から取得し、その取得した走行時の生体情報を生体情報履歴データ40から取得する。そして、走行情報と生体情報と適応状態情報との関係を機械学習させて、走行情報と生体情報と適応状態情報との関係を学習した学習モデルを関係記憶部60に記憶する。この機械学習部50が行う機械学習は、ユーザが走行を開始する前に行われる。尚、ここでの機械学習は、予め幾つかの教師情報(サンプルとして予め収集した車両の走行情報と、サンプルとして予め収集した車両の走行時におけるユーザの生体情報とを入力して適応状態情報を出力する)を用いて学習させるのが好ましいが、教師情報無しの機械学習であっても良い。教師情報有りの機械学習は、適応状態情報をラベル付けした走行情報と生体情報とを用いて機械学習する。教師情報無しの機械学習は、入力した走行情報と生体情報とを機械学習して分類し、分類結果に適応状態情報を対応づけて行われる。機械学習部50が行う機械学習の技法は問わず、ディープラーニング、サポートベクターマシン、ベイジアンネットワーク、決定木学習等のいずれでも良い。
適応状態認識部70は、ユーザが実際に車両に乗車して走行が開始されると、走行情報収集部10が収集する実走行情報と、生体情報収集部30が収集する実生体情報と取得する。この取得した実走行状況情報とユーザの実生体情報とに基づいて、関係記憶部60の関係を参照して、ユーザの適応状態を取得する。尚、本説明では、適応状態認識部70を単独で設けたが、これを単体として設けずに、実走行状況情報とユーザの実生体情報とを機械学習部50に入力し、機械学習部に学習させた結果を出力させる構成であっても良い。このような構成の場合のブロック図を図2に示す。
HMI制御部80は、適応状態認識部70が認識したユーザの適応状態に応じた機能をHMI部90を制御することによって提供する。HMI制御部80が制御するHMI部90がユーザに提供する機能としては、例えば、スピーカから流す音声、表示画面に表示させるメッセージや画像、車両内の照明の色や明るさ等である。HMI部90はこれらの機能を用いて、走行情報解析部11が出力した実走行状況情報に基づく実走行時に車両が置かれている状況をユーザに提示する。HMI制御部80は、適応状態認識部70が認識する適応状態ごとに、制御するHMI部90とその制御内容とが対応付けられたHMI制御情報を参照し、適応状態認識部70が認識した適応状態に対応した制御内容の方法で実走行時のHMI部90の制御を行う。HMI制御情報は、例えば、HMI部90が表示部である場合には、適応状態情報“上級者”には制御内容“詳細表示”が、適応状態情報“中級者”には制御内容“概略表示”が、適応状態情報“初級者”には制御内容“簡易表示”を対応づけた情報である。
続いて、本実施の形態の動作について説明する。
まず、ユーザが実際に利用する前に行われる事前学習について、図3のフロー図を用いて説明する。尚、以下の説明では、既にユーザとして運転者を識別してあるものとして説明する。
走行情報収集部10は事前にサンプルとして走行中の車両の走行情報を収集して(S301)、走行情報履歴データ20に時系列でログをとり(S302)、生体情報収集部30は走行中の運転者の生体情報を収集して(S303)、生体情報履歴データ40に時系列でログをとる(S304)。
機械学習部50は走行情報履歴データ20から走行情報と、この走行情報取得時の生体情報を生体情報履歴データ40から取得し、学習モデルである走行情報及び生体情報と適応状態との関係を機械学習して(S305)、関係記憶部60に記憶する(S306)。
続いて、HMI部90を制御することにより、各ユーザのその時々の状態に適した方法で各種機能を提供する方法について、図4のフロー図を用いて説明する。本発明のHMI部の制御動作においては、ユーザを識別して行われるのが望ましい。このユーザ識別は、運転者毎、若しくは同乗者毎に識別しても良いが、運転者と同乗者との組み合わせで識別しても良いものとする。また、ユーザの識別の方法であるが、例えば、運転者が携帯している車両の電子キー、携帯機器、車両に搭載されているカメラによる顔や指紋等の生体認証キー、運転者によって車両に登録される識別情報等によって識別するものとする。尚、以下の説明では、既にユーザとして運転者を識別してあるものとして説明する。即ち、適応状態認識部70がユーザの適応状態情報を認識する際、関係記憶部60に記憶されている関係のうち、識別したユーザの関係を用いてユーザの適応状態情報を認識するものとして説明する。
車両の実走行が開始されると、適応状態認識部70は、走行情報収集部10から走行中の車両の実走行状況情報を、生体情報収集部30から実生体情報を取得する(S401)。
そして、適応状態認識部70は、取得した走行情報と生体情報とに基づいて、関係記憶部60の関係を参照して、ユーザの適応状態情報を認識する(S402)。
S401の実行と同時進行で、走行状況解析部11は、収集した走行情報に基づいて、車両が置かれている状況を解析して実走行状況情報を出力する(S404)。
HMI制御部80は、走行状況解析部11が出力した実走行状況情報に基づく実走行時に車両が置かれている状況を、適応状態認識部70が認識したユーザの適応状態情報に応じた制御内容をHMI制御情報から参照し、その制御内容に沿った方法で提示する(S403)。
尚、上記の走行情報収集部10は、車両に装備されている安全運転支援システム又は自動運転制御システムの一部であっても良い。
上記実施の形態によると、個々のユーザに適応した方法でHMI部90を提供することができる。
<実施例>
以下、実施の形態1で説明したHMI制御部80が行う制御例について説明する。以下では、走行状況解析部11が解析した解析情報を、HMI部90のひとつである表示部に表示する場合を例にして説明する。また、車両には、ドライバー支援制御として、周囲監視アシストシテテム、ステアリングコントロールアシストシステム、アクセルコントロールシステム、レーン・キーピングシステム、及びACCシステムが搭載されているものとする。
HMI制御部80は、実走行情報に対応した情報を表示部に表示するにあたって、適応状態認識部70が認識した適応状態情報を確認する。HMI制御部80は、適応状態情報に対応付けられている制御内容をHMI制御情報から検索し、検索した制御内容に沿った方法でHMI部90を制御する。
例えば、霧が発生している状況であることを走行状況解析部11が解析して、このことをHMI部90を介してユーザに通知する場合について、図15を用いて説明する。
霧が発生している状況であることを走行状況解析部11が解析すると、HMI部90の表示部に“センサが機能しなくなる恐れがある為、周囲に注意”という内容の情報を表示させるために、HMI制御部80は、適応状態認識部70が認識した適応状態情報をHMI制御情報から検索する。そして、HMI制御部80は、検索した適応状態情報に対応付けられているHMI制御内容に沿った方法でHMI部90を制御する。
適応状態情報が“上級者”である場合、ユーザは車両の操作について熟知しているため、車両が置かれている状況に関する情報を詳細に表示して注意喚起してもユーザは理解できる。そのため、HMI制御情報のHMI制御内容において、適応状態“上級者”には詳細表示するように制御内容が記されている。詳細表示の内容は、車両の物理的な測定値、ユーザへの注意喚起内容を示すイラスト、発動するドライバー支援に関する情報等である。HMI制御部80は、これらを画面フォーマットに基づいて、HMI部90に表示させる。図15の例では、物理的な測定値としてオドメータ及びトリップメータの数値が表示されている。注意喚起内容を示すイラストとしては、車のイラストと注意マークとが表示されている。発動するドライバー支援に関する情報としては、制御無しを示すイラストが表示されている。
適応状態が“中級者”である場合、ユーザは車両の操作についてある程度慣れているため、車両が置かれている状況に関する情報をある程度詳細に表示して注意喚起しても理解できる。そのため、HMI制御情報のHMI制御内容において、適応状態“中級者”には概略を表示するように制御内容が記されている。概略表示の内容は、車両の物理的な測定値、ユーザへの注意喚起内容を示すテキスト、発動するドライバー支援に関する情報等である。HMI制御部80は、これらを画面フォーマットに基づいて、HMI部90に表示させる。図15の例では、物理的な測定値としてオドメータ及びトリップメータの数値が表示されている。ユーザへの注意喚起内容を示すテキストとしては、周囲監視を強化しますが表示されている。発動するドライバー支援に関する情報としては、周囲接近センサのイラストが表示されている。
適応状態が“初級者”である場合、ユーザは車両の操作に注意の大半を注ぎこんでいることが多い。そのため、車両が置かれている状況に関する情報を詳細に表示しても、ユーザは理解できない可能性が高い。そのため、HMI制御情報のHMI制御内容において、適応状態“初級者”には最低限の注意喚起の内容のみの簡素表示をするように制御内容が記されている。HMI制御部80は、これを簡素表示の画面フォーマットに基づいて、HMI部90に表示させる。図15の例では、注意喚起の内容として、前方注意のテキストと前方注意を示すイラストが表示されている。
次に、走行状況解析部11が、右から車両が割り込んできている状況であることを解析して、このことをHMI部90を介してユーザに通知する場合について、図16を用いて説明する。
走行状況解析部11が、右から車両が割り込んできていることを解析すると、HMI部90の表示部に“右からの車の割り込みがあり、自動で減速するので注意”という内容の情報を表示画面に表示するために、HMI制御部80はHMI制御情報から、認識した適応状態情報を検索する。そして、検索した適応状態情報に対応付けられているHMI制御内容に沿った方法でHMI部90を制御する。
適応状態が“上級者”である場合、ユーザは車両の操作について熟知しているため、車両が置かれている状況に関する情報を詳細に表示して注意喚起してもユーザは理解できる。そのため、HMI制御情報のHMI制御内容において、適応状態“上級者”には詳細表示するように制御内容が記されている。図16の例では、物理的な測定値としてオドメータ及びトリップメータの数値が表示されている。注意喚起内容を示すイラストとしては、ユーザの車と割り込みの車のイラストと注意マークが表示されている。発動するドライバー支援に関する情報としては、制御無しを示すイラストが表示されている。
適応状態が“中級者”である場合、ユーザは車両の操作についてある程度慣れているため、車両が置かれている状況に関する情報をある程度詳細に表示して注意喚起しても理解できる。そのため、HMI制御情報のHMI制御内容において、適応状態“中級者”には概略を表示するように制御内容が記されている。図16の例では、物理的な測定値としてオドメータ及びトリップメータの数値が表示されている。注意喚起内容を示すテキストとしては、減速しますが表示されている。発動するドライバー支援に関する情報としては、自動速度制御を示すイラストが表示されている。
適応状態が“初級者”である場合、ユーザは車両の操作に注意の大半を注ぎこんでいて、車両が置かれている状況に関する情報を詳細に表示してもユーザは理解できない可能性が高い。そのため、HMI制御情報のHMI制御内容において、適応状態“初級者”には最低限の注意喚起のみの簡素表示をするように制御内容が記されている。HMI制御部80は、これを簡素表示の画面フォーマットに基づいて、HMI部90に表示させる。図16の例では、注意喚起内容を示す情報として、右に注意するよう促すテキストとイラストが表示されている。
次に、走行状況解析部11が、前方に車両が接近している状況であることを解析して、このことをHMI部90を介してユーザに緊急に通知する場合について、図17を用いて説明する。
走行状況解析部11が、前方車両が接近していることを解析すると、HMI部90の表示部に“前方車両への追突の可能性があり、自動制御にて急減速するので注意”という内容の情報を表示するために、HMI制御部80は、適応状態認識部70が認識した適応状態情報をHMI制御情報から検索する。そして、HMI制御部80は、検索した適応状態に対応付けられているHMI制御内容に沿った方法でHMI部90を制御する。
緊急に通知する場合、適応状態が“上級者”であっても、ユーザに通知する内容は一瞬で理解できる程度が良い。そのため、HMI部90は緊急時の詳細表示の画面フォーマットに基づいて、注意喚起内容を示すイラストと、発動するドライバー支援制御内容を示すイラスト等というように、情報を減らして表示する。図17の例では、注意喚起内容を示すイラストとして、ユーザの車と割り込みの車のイラストと注意マークが表示されている。発動するドライバー支援制御内容を示すイラストとして、制御無しを示すイラストが表示されている。
適応状態が“中級者”である場合、HMI部90は緊急時の概略表示の画面フォーマットに基づいて、例えば注意喚起内容を示すテキストと、発動するドライバー支援制御内容を示すイラスト等のように、表示する情報を減らす。図17の例では、注意喚起内容を示すテキストとして減速しますが表示されている。発動するドライバー支援制御内容を示すイラストとして、自動速度制御のイラストが表示されている。
適応状態が“初級者”である場合、HMI部90は緊急時の簡素表示の画面フォーマットに基づいて、最低限の注意喚起として、右に注意するよう促すテキストとイラストが表示されている。但し、この時は緊急であることがユーザに伝わるように色を変えても良い。
〈第2の実施の形態〉
本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態では、適応状態認識部70の認識結果と実走行情報及び実生体情報とを機械学習して、ユーザの適応状態を認識する場合について説明する。尚、上記実施の形態と同様の構成については同一の番号を付し、詳細な説明は省略する。
図5は、第2の実施の形態の制御システム1のブロック図である。上記第1の実施の形態の構成に加えて、認識結果記憶部100と、機械学習部50−2を有する。尚、本実施の形態では、第1の実施の形態で説明した機械学習部は機械学習部50−1と付す。
認識結果記憶部100は、適応状態認識部70が認識した認識結果である適応状態情報のログが適応状態認識部70によって時系列で実走行情報及び前記実生体情報と共に記録される。
機械学習部50−2は、認識結果記憶部100に記録されている認識結果と実走行情報及び実生体情報とを機械学習して認識結果の妥当性を検証する。そして、検証結果によっては、認識した適応状態を変更して、HMI制御部80に出力する。尚、ここでの機械学習は、予め幾つかの教師情報を用いた学習させるのが好ましいが、教師情報無しの機械学習であっても良い。
本実施の形態の動作について、図6のフロー図を用いて説明する。尚、事前学習の動作については第1の実施の形態と同じであるため、説明を省略する。
車両の実走行が開始されると、適応状態認識部70は、走行情報収集部10から走行中の車両の実走行情報を、生体情報収集部30から実生体情報を取得する(S601)。
そして、適応状態認識部70は、取得した実走行情報と実生体情報とに基づいて、関係記憶部60の関係を参照して、ユーザの適応状態情報を認識する(S602)。
適応状態認識部70は、認識結果のログを時系列で実走行情報及び前記実生体情報と共に記録する(S603)。
機械学習部50−2は、認識結果記憶部100に新たに認識結果と実走行情報及び実生体情報とが記録されると、認識結果記憶部100内に記録されている認識結果と実走行情報及び実生体情報とを機械学習する(S604)。S602での認識は妥当であったかを検証する(S605)。妥当でない場合は、S602で認識した適応状態をS604での機械学習によって得られた適応状態情報に変更する(S606)。一方、妥当である場合は、S602で認識した適応状態情報を変更させない。
S601の実行と同時進行で、走行状況解析部11は、収集した走行情報に基づいて、車両が置かれている状況を解析して実走行状況情報を出力する(S608)。
HMI制御部80は、走行状況解析部11が出力した実走行状況情報に基づく実走行時に車両が置かれている状況を、機械学習部50−2が認識したユーザの適応状態情報に応じた制御内容をHMI制御情報から参照して、その制御内容に沿った方法で提示する(S607)。
HMI制御部80によるHMI部90の制御が実行されている一方で、適応状態認識部70は、認識結果のログを時系列で実走行情報及び前記実生体情報と共に記録する。
本実施の形態によると、個々のユーザに適応したHMI部90を提供することができる。
上記実施の形態では、図1に示された適応状態認識部70を単独で設けた構成に適用させて説明したが、図2に示したように、適応状態認識部70を単体として設けずに、実走行情報とユーザの実生体情報とを機械学習部50に再度入力し、機械学習に学習させた結果を出力させる構成に適用させても良い。
〈第3の実施の形態〉
本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態では、適応状態認識部70の認識結果と実走行情報及び実生体情報とを機械学習して、事前学習で構築した関係のパラメータを変更する場合について説明する。尚、上記実施の形態と同様の構成については同一の番号を付し、詳細な説明は省略する。
図7は、第3の実施の形態の制御システム1のブロック図である。上記第1の実施の形態の構成に加えて、認識結果記憶部100と、機械学習部50-3を有する。尚、本実施の形態では、第1の実施の形態で説明した機械学習部は機械学習部50−1と付す。
認識結果記憶部100は、第2の実施の形態同様に、適応状態認識部70が認識した認識結果のログが適応状態認識部70によって時系列で実走行情報及び前記実生体情報と共に記録される。
機械学習部50−3は、認識結果記憶部100に記録されている認識結果と実走行情報及び実生体情報とを機械学習して、関係記憶部60に記憶されている関係のパラメータを変更する。
本実施の形態の動作について、図8のフロー図を用いて説明する。尚、事前学習の動作については第1の実施の形態と同じであるため、説明を省略する。
車両の実走行が開始されると、適応状態認識部70は、走行情報収集部10から走行中の車両の実走行情報を、生体情報収集部30から実生体情報を取得する(S801)。
そして、適応状態認識部70は、取得した実走行情報と実生体情報とに基づいて、関係記憶部60の関係を参照して、ユーザの適応状態情報を認識する(S802)。
S801の実行と同時進行で、走行状況解析部11は、収集した実走行情報に基づいて、車両が置かれている状況を解析して実走行状況情報を出力する(S808)。
HMI制御部80は、走行状況解析部11が出力した実走行状況情報に基づく実走行時に車両が置かれている状況を、適応状態認識部70が認識したユーザの適応状態情報に応じた制御内容をHMI制御情報から参照して、その制御内容に沿った方法で提示する(S803)。
HMI制御部80によるHMI部90の制御が実行されている一方で、適応状態認識部70は、認識結果のログを時系列で実走行情報及び前記実生体情報と共に記録する(S804)。
機械学習部50−3は、認識結果記憶部100に新たに認識結果と実走行情報及び実生体情報とが記録されると、認識結果記憶部100内に記録されている認識結果と実走行情報及び実生体情報とを機械学習して(S805)、関係記憶部60に記憶されている学習モデルのパラメータを変更する(S806)。
本実施の形態によると、個々のユーザに適応したHMI部90を提供することができる。
上記実施の形態では、図1に示された適応状態認識部70を単独で設けた構成に適用させ説明したが、図2に示したように、適応状態認識部70を単体として設けずに、実走行情報とユーザの実生体情報とを機械学習部50に再度入力し、機械学習に学習させた結果を出力させる構成に適用させても良い。
また、上記実施の形態では第1の実施の形態に適用させた場合を用いて説明したが、第2の実施の形態に適用させてもよい。
〈第4の実施の形態〉
本発明の第4の実施の形態について説明する。本実施の形態では、適応状態認識部70の認識結果に応じて提供したHMI部90に対するユーザの反応を考慮して、関係のパラメータを変更する場合について説明する。尚、上記実施の形態と同様の構成については同一の番号を付し、詳細な説明は省略する。
図9は、第4の実施の形態の制御システム1のブロック図である。上記第1の実施の形態の構成に加えて、ユーザ反応認識部110と、機械学習部50-4を有する。尚、本実施の形態でも、第1の実施の形態で説明した機械学習部は機械学習部50−1と付す。
ユーザ反応認識部110は、HMI制御部80によって制御されて提供されたHMI部90に対するユーザの反応を取得する。ユーザ反応認識部110は、例えば、ユーザの表情の変化やユーザが発する声等のように、HMI部90の機能提供時のユーザの生体状態の変化を取得するものである。
機械学習部50-4は、ユーザ反応認識部110が取得した、実走行時に行ったHMI制御に対する移動体のユーザの反応と認識した適応状態情報とを機械学習し、関係記憶部60に記憶されている学習モデルのパラメータを変更する。
本実施の形態の動作について、図10のフロー図を用いて説明する。尚、事前学習の動作については第1の実施の形態と同じであるため、説明を省略する。
車両の実走行が開始されると、適応状態認識部70は、走行情報収集部10から走行中の車両の実走行情報を、生体情報収集部30から実生体情報を取得する(S1001)。
そして、適応状態認識部70は、取得した実走行情報と実生体情報とに基づいて、関係記憶部60の関係を参照して、ユーザの適応状態情報を認識する(S1002)。
S1001の実行と同時進行で、走行状況解析部11は、収集した実走行情報に基づいて、車両が置かれている状況を解析して実走行状況情報を出力する(S1007)。
HMI制御部80は、走行状況解析部11が出力した実走行状況情報に基づく実走行時に車両が置かれている状況を、適応状態認識部70が認識したユーザの適応状態情報に応じた制御内容をHMI制御情報から参照して、その制御内容に沿った方法で提示する(S1003)。
ユーザ反応認識部110は、HMI制御部80が実行した制御によって提供されたHMI部90に対するユーザの反応を取得する(S1004)。
機械学習部50-4は、ユーザ反応認識部110が取得した、実走行時に行ったHMI制御に対する移動体のユーザの反応である反応情報と認識した適応状態情報と機械学習して(S1005)、関係記憶部60に記憶されている学習モデル係のパラメータを変更する(S1006)。
本実施の形態によると、個々のユーザに適応したHMI部90を提供することができる。
上記実施の形態では、図1に示された適応状態認識部70を単独で設けた構成に適用させて説明したが、図2に示したように、適応状態認識部70を単体として設けずに、実走行情報とユーザの実生体情報とを機械学習部50に入力し、機械学習に学習させた結果を出力させる構成に適用させても良い。
また、上記実施の形態では第1の実施の形態に適用させた場合を用いて説明したが、第2又は第3の実施の形態に適用させてもよい。
<第5の実施の形態>
上記実施の形態1〜4では、機械学習部50は走行情報と生体情報とを機械学習して学習モデルを構築していた。本実施の形態では、走行情報を機械学習して学習モデルを構築し、走行情報と適応状態情報の関係を作成して関係記憶部60に記憶する場合について説明する。尚、上記実施の形態と同様の構成については同一付番を有し、詳細な説明は省略する。
図11は、本発明の第5の実施の形態における制御システムのブロック図である。上記実施の形態と比べて、生体情報収集部30及び生体情報履歴データ40を有さない点が異なる。
機械学習部50は、走行情報を走行情報履歴データ20から取得する。そして、走行情報を機械学習させて、学習モデルである走行情報と適応状態情報との関係を、関係記憶部60に記憶する。教師情報有りの機械学習は、適応状態情報をラベル付けした走行情報と生体情報とを用いて機械学習する。教師情報無しの機械学習は、入力した走行情報と生体情報とを機械学習して分類し、分類結果に適応状態情報を対応づけて行われる。機械学習部50が行う機械学習の技法は問わず、ディープラーニング、サポートベクターマシン、ベイジアンネットワーク、決定木学習等のいずれでも良い。
適応状態認識部70は、ユーザが実際に車両に乗車して走行が開始されると、走行情報収集部10から実走行情報を取得する。この取得した実走行情報に基づいて、関係記憶部60に記憶されている関係を参照して、ユーザの適応状態情報を取得する。尚、上記第1の実施の形態でも説明した通り、以下の説明では適応状態認識部70を単独で設けて説明するが、これを単体として設けずに、実走行情報を機械学習部50に入力し、機械学習部に学習させた結果を出力させる構成であっても良い。このような構成の場合のブロック図を図12に示す。
続いて、本実施の形態の動作について説明する。まず、ユーザが実際に利用する前に行われる事前学習について、図13のフロー図を用いて説明する。尚、以下の説明では、既にユーザとして運転者を識別してあるものとして説明する。
走行情報収集部10は事前にサンプルとして走行中の車両の走行情報を収集して(S1301)、走行情報履歴データ20に時系列でログをとる(S1302)。
機械学習部50は走行情報履歴データ20から走行情報を取得し、学習モデルである、走行情報と適応状態情報との関係を機械学習して(S1303)、関係記憶部60に記憶する(S1304)。
続いて、HMI部90を制御することにより、各ユーザのその時々の状態に適した各種機能を提供する方法について、図14のフロー図を用いて説明する。本発明のHMI部90の制御動作においては、ユーザを識別して行われるのが望ましい。このユーザ識別は、運転者毎、若しくは同乗者毎に識別しても良いが、運転者と同乗者との組み合わせで識別しても良いものとする。また、ユーザの識別の方法であるが、例えば、運転者が携帯している車両の電子キー、携帯機器、車両に搭載されているカメラによる顔や指紋等の生体認証キー、運転者によって車両に登録される識別情報等によって識別するものとする。尚、以下の説明では、既にユーザとして運転者を識別してあるものとして説明する。即ち、適応状態認識部70がユーザの適応状態情報を認識する際、関係記憶部60に記憶されている関係のうち、識別したユーザの関係を用いてユーザの適応状態情報を認識するものとして説明する。
車両の実走行が開始されると、適応状態認識部70は、走行情報収集部10から走行中の車両の実走行情報を取得する(S1401)。
そして、適応状態認識部70は、取得した実走行情報に基づいて、関係記憶部60に記憶されている関係を参照して、ユーザの適応状態情報を認識する(S1402)。
S1401の実行と同時進行で、走行状況解析部11は、収集した実走行情報に基づいて、車両が置かれている状況を解析して実走行状況情報を出力する(S1404)。
HMI制御部80は、走行状況解析部11が出力した実走行状況情報に基づく実走行時に車両が置かれている状況を、適応状態認識部70が認識したユーザの適応状態情報に応じた制御内容をHMI制御情報から参照し、その制御内容に沿った方法で提示する(S1403)。
上記実施の形態によると、個々のユーザに適応した方法でHMI部90を提供することができる。
上記実施の形態では、図1に示された適応状態認識部70を単独で設けた構成に適用させ説明したが、図2に示したように、適応状態認識部70を単体として設けずに、実走行情報とユーザの実生体情報とを機械学習部50に入力し、機械学習に学習させた結果を出力させる構成に適用させても良い。
また、上記実施の形態では第1の実施の形態に適用させた場合を用いて説明したが、第2、第3、又は第4の実施の形態に適用させてもよい。
また、上記実施例は、第1の実施の形態に適用させた例を説明したが、第2、第3、又は第4の実施の形態に適用させた実施例でもよい。
ここで、上記実施の形態1〜5で説明した本発明を別の観点で説明する。本発明は、サンプルとして予め収集した移動体の走行情報と、サンプルとして予め収集した移動体の走行時におけるユーザの生体情報とのうち、少なくとも走行情報を機械学習して、走行情報と生体情報とのうち少なくとも走行情報と移動体の走行に対するユーザの適応状態情報との関係を予め機械学習し、この予め学習した関係を参照して、ユーザが操作する移動体の実走行時におけるHMI部90を制御する。そして、制御後のHMI部90に対する実走行状況情報及び実生体情報のうち少なくとも実走行情報とユーザの反応情報とを取得して、この取得した制御後のHMI部90に対する実走行状況情報及び実生体情報のうち少なくとも実走行情報とユーザの反応情報とを機械学習し、ユーザに適したHMI部90の制御方法を更新するものである。
尚、上述した本発明の端末は、上記説明からも明らかなように、ハードウェアで構成することも可能であるが、コンピュータプログラムにより実現することも可能である。
このような構成の場合、図18に例示する如く、プロセッサ1801、メモリ(ROM,RAM等)1802、及び記憶部(ハードディスク等)1803を有するコンピュータによって実現可能である。この場合、このメモリ1802又は記憶部1803には上述した機械学習部50、適応状態認識部70、HMI制御部80、ユーザ反応認識部110、及びユーザ反応認識書部110の少なくとも1つに対応する処理を行うプログラムが格納されている。そして、メモリ1802又は記憶部1803に格納されているプログラムを実行することによって、上述した実施の形態と同様の機能、動作を実現させる。尚、上述した実施の形態の一部の機能のみをコンピュータプログラムにより実現することも可能である。
以上、実施の形態及び実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形し実施することが出来る。
この出願は、2016年5月24日に出願された日本出願特願2016−103627を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 制御システム
10 走行情報収集部
11 走行状況解析部
20 走行情報履歴データ
30 生体情報収集部
40 生体情報履歴データ
50 機械学習部
60 関係記憶部
70 適応状態認識部
80 HMI制御部
90 HMI部
100 認識結果記憶部
110 ユーザ反応認識部

Claims (11)

  1. ユーザに対して情報を提供するHMI(Human Machine Interface)を制御する制御装置であって、
    サンプルとして予め収集した移動体の走行情報、サンプルとして予め収集した前記移動体の走行時におけるユーザの生体状態の情報である生体情報、及び前記ユーザの移動体の操作に対するスキルを機械学習して、前記走行情報と前記生体情報と前記スキルとの相関関係の学習モデルが構築されており、前記移動体の実走行時に取得した前記移動体の実走行情報及び前記移動体の実走行時におけるユーザの生体状態である実生体情報を入力として前記ユーザのスキルを出力する機械学習手段と、
    前記移動体の実走行時の前記移動体がおかれている状況に関する情報である実走行状況情報を、前記実走行情報を解析して取得する取得手段と、
    前記出力されたユーザのスキルに応じて、前記取得した実走行状況情報の提示内容が異なるように前記HMIを制御する制御手段と
    を有し、
    前記制御手段は、前記出力されたユーザのスキルが高い場合、前記実走行状況情報が詳細になるように前記移動体の物理的測定値を含め、前記出力されたユーザのスキルが低い場合、前記実走行状況情報に前記移動体の物理的測定値を含めず、緊急に表示する場合、前記出力されたユーザのスキルに関わらず前記実走行状況情報に前記移動体の物理的測定値を含めない
    制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記出力されたユーザのスキルが高い場合、前記実走行状況情報に前記移動体の物理的測定値に加えて、注意喚起を示す情報及び発動するドライバー支援に関する情報を含める
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記機械学習手段が出力したスキルと、前記実走行情報及び前記実生体情報から得られるユーザのスキルとを機械学習して、前記出力されたユーザのスキルの妥当性を判定し、判定結果に応じて前記機械学習手段が出力したユーザのスキルを変更して前記制御手段に出力する認識結果変更手段を有する、請求項1又は請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記機械学習手段が出力したユーザのスキルと、前記実走行情報及び前記実生体情報とを機械学習して、前記構築した学習モデルのパラメータを変更する第1のパラメータ変更手段を有する、請求項1から請求項3のいずれかに記載の制御装置。
  5. 前記実走行状況情報の提示時に対する前記ユーザの反応を収集し、前記収集したユーザの反応を用いて、前記構築した学習モデルのパラメータを変更する第2のパラメータ変更手段を有する、請求項1から請求項4のいずれかに記載の制御装置。
  6. 前記移動体は、自動車である
    請求項1から請求項5のいずれかに記載の制御装置。
  7. サンプルとして予め収集した移動体の走行情報、サンプルとして予め収集した前記移動体の走行時におけるユーザの生体状態の情報である生体情報、及びユーザの前記移動体の操作に対するスキルを機械学習して、前記走行情報と前記生体情報と前記スキルとの相関関係の学習モデルが構築されており、前記移動体の実走行時に取得した前記移動体の実走行情報及び前記移動体の実走行時におけるユーザの生態状態である実生体情報を入力とし、前記ユーザのスキルを出力する機械学習手段と、
    前記移動体の実走行時の前記移動体がおかれている状況に関する情報である実走行状況情報を、前記実走行情報を解析して取得する取得手段と、
    ユーザに対して情報を提供するHMI(Human Machine Interface)と、
    前記出力されたユーザのスキルに応じて、前記取得した実走行状況情報の提示内容が異なるように、前記実走行時の前記HMIを制御するHMI制御手段と
    を有し、
    前記制御手段は、前記出力されたユーザのスキルが高い場合、前記実走行状況情報が詳細になるように前記移動体の物理的測定値を含め、前記出力されたユーザのスキルが低い場合、前記実走行状況情報に前記移動体の物理的測定値を含めず、緊急に表示する場合、前記出力されたユーザのスキルに関わらず前記実走行状況情報に前記移動体の物理的測定値を含めないする
    移動体。
  8. ユーザに対して情報を提供するHMI(Human Machine Interface)を制御する制御方法であって、
    サンプルとして予め収集した移動体の走行情報、サンプルとして予め収集した前記移動体の走行時におけるユーザの生体状態の情報である生体情報、及びユーザの前記移動体の操作に対するスキルを機械学習して、前記走行情報と前記生体情報と前記スキルとの相関関係の学習モデルが構築されており、前記移動体の実走行時に取得した、前記移動体の実走行情報及び前記移動体の実走行時におけるユーザの生体状態である実生体状態を入力とし、前記ユーザのスキルを出力し、
    前記移動体の実走行時の前記移動体がおかれている状況に関する情報である実走行状況情報を、前記実走行情報を解析して取得し、
    前記出力されたユーザのスキルに応じて、前記取得した実走行状況情報の提示内容が異なるように前記HMIを制御し、
    前記提示内容は、前記出力されたユーザのスキルが高い場合、前記実走行状況情報が詳細になるように前記移動体の物理的測定値を含み、前記出力されたユーザのスキルが低い場合、前記実走行状況情報に前記移動体の物理的測定値を含まず、緊急に表示する場合、前記出力されたユーザのスキルに関わらず前記実走行状況情報に前記移動体の物理的測定値を含まないする
    HMI制御方法。
  9. ユーザに対して情報を提供するHMI(Human Machine Interface)を制御する制御システムであって、
    サンプルとして予め収集した移動体の走行情報、サンプルとして予め収集した前記移動体の走行時におけるユーザの生体状態の情報である生体情報、及びユーザの前記移動体の操作に対するスキルを機械学習して、前記走行情報と前記生体情報と前記スキルとの相関関係の学習モデルが構築されており、前記移動体の実走行時に取得した前記移動体の実走行情報及び前記移動体の実走行時におけるユーザの生態状態である実生体情報を入力とし、前記ユーザのスキルを出力する機械学習手段と、
    前記移動体の実走行時の前記移動体がおかれている状況に関する情報である実走行状況情報を、前記実走行情報を解析して取得する取得手段と、
    前記出力されたユーザのスキルに応じて、前記取得した実走行状況情報の提示内容が異なるように前記HMIを制御するHMI制御手段と
    を有し、
    前記HMI制御手段は、前記出力されたユーザのスキルが高い場合、前記実走行状況情報が詳細になるように前記移動体の物理的測定値を含め、前記出力されたユーザのスキルが低い場合、前記実走行状況情報に前記移動体の物理的測定値を含めず、緊急に表示する場合、前記出力されたユーザのスキルに関わらず前記実走行状況情報に前記移動体の物理的測定値を含めないする
    制御システム。
  10. 制御装置のプログラムであって、前記プログラムは前記制御装置を、
    サンプルとして予め収集した移動体の走行情報、サンプルとして予め収集した前記移動体の走行時におけるユーザの生体状態の情報である生体情報、及びユーザの前記移動体の操作に対するスキルを機械学習して、前記走行情報と前記生体情報と前記スキルとの相関関係の学習モデルが構築されており、前記移動体の実走行時に取得した前記移動体の実走行情報及び前記移動体の実走行時におけるユーザの生態状態である実生体情報を入力とし、前記ユーザのスキルを出力する機械学習手段と、
    前記移動体の実走行時の前記移動体がおかれている状況に関する情報である実走行状況情報を、前記実走行情報を解析して取得する取得手段と、
    ユーザに対して情報を提供するHMI(Human Machine Interface)と、
    前記出力されたユーザのスキルに応じて、前記取得した実走行状況情報の提示内容が異なるように前記HMIを制御するHMI制御手段と
    して機能させ、
    前記HMI制御手段は、前記出力されたユーザのスキルが高い場合、前記実走行状況情報が詳細になるように前記移動体の物理的測定値を含め、前記出力されたユーザのスキルが低い場合、前記実走行状況情報に前記移動体の物理的測定値を含めず、緊急に表示する場合、前記出力されたユーザのスキルに関わらず前記実走行状況情報に前記移動体の物理的測定値を含めない
    プログラム。
  11. ユーザに対して情報を提供するHMI(Human Machine Interface)を制御する制御装置であって、
    サンプルとして予め収集した移動体の走行情報、サンプルとして予め収集した前記移動体の走行時におけるユーザの生体状態の情報である生体情報、及びユーザの前記移動体の操作に対するスキルを機械学習して、前記走行情報と前記生体情報と前記スキルとの相関関係を構築する機械学習手段と、
    前記移動体の実走行時に取得した、前記移動体の実走行情報及び前記移動体の実走行時におけるユーザの生体状態の情報である実生体情報を前記機械学習手段に入力して、前記ユーザのスキルを認識する認識手段と、
    前記移動体の実走行時の前記移動体がおかれている状況に関する情報である実走行状況情報を、前記実走行情報を解析して取得する取得手段と、
    前記認識したユーザのスキルに応じて、前記取得した実走行状況情報の内容が異なるように前記HMIを制御する制御手段と
    を有し、
    前記制御手段は、前記出力されたユーザのスキルが高い場合、前記実走行状況情報が詳細になるように前記移動体の物理的測定値を含め、前記出力されたユーザのスキルが低い場合、前記実走行状況情報に前記移動体の物理的測定値を含めず、緊急に表示する場合、前記出力されたユーザのスキルに関わらず前記実走行状況情報に前記移動体の物理的測定値を含めない制御装置。
JP2018519551A 2016-05-24 2017-05-23 Hmi制御装置、移動体、hmi制御方法、及びプログラム Active JP6840341B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016103627 2016-05-24
JP2016103627 2016-05-24
PCT/JP2017/019132 WO2017204195A1 (ja) 2016-05-24 2017-05-23 Hmi制御装置、移動体、hmi制御方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017204195A1 JPWO2017204195A1 (ja) 2019-03-22
JP6840341B2 true JP6840341B2 (ja) 2021-03-10

Family

ID=60411753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018519551A Active JP6840341B2 (ja) 2016-05-24 2017-05-23 Hmi制御装置、移動体、hmi制御方法、及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6840341B2 (ja)
WO (1) WO2017204195A1 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05325098A (ja) * 1992-05-18 1993-12-10 Honda Motor Co Ltd 車両用運転警告装置
JP3646492B2 (ja) * 1997-10-24 2005-05-11 日産自動車株式会社 ブレーキアシストシステム
JP5720462B2 (ja) * 2011-07-20 2015-05-20 日産自動車株式会社 運転者疲労度推定装置
JP5392686B2 (ja) * 2011-09-26 2014-01-22 トヨタ自動車株式会社 運転支援装置および方法
JP6090340B2 (ja) * 2015-01-08 2017-03-08 マツダ株式会社 ドライバ感情推定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2017204195A1 (ja) 2019-03-22
WO2017204195A1 (ja) 2017-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Kashevnik et al. Driver distraction detection methods: A literature review and framework
US11375338B2 (en) Method for smartphone-based accident detection
US11249544B2 (en) Methods and systems for using artificial intelligence to evaluate, correct, and monitor user attentiveness
JP6895634B2 (ja) 情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム
Schmidt et al. Eye blink detection for different driver states in conditionally automated driving and manual driving using EOG and a driver camera
CN103732480B (zh) 用于在行车道上车辆的线路引导中辅助驾驶员的方法和设备
US10336252B2 (en) Long term driving danger prediction system
CN107004363B (zh) 图像处理装置及车载显示***及显示装置及图像处理方法
JP2016216021A (ja) 運転支援方法およびそれを利用した運転支援装置、自動運転制御装置、車両、プログラム
JP6613290B2 (ja) 運転アドバイス装置及び運転アドバイス方法
JP2018072988A (ja) 情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム
JP4935589B2 (ja) 状態判定装置およびプログラム
US11609565B2 (en) Methods and systems to facilitate monitoring center for ride share and safe testing method based for selfdriving cars to reduce the false call by deuddaction systems based on deep learning machine
FI124068B (en) Procedure for improving driving safety
CN110765807A (zh) 驾驶行为分析、处理方法、装置、设备和存储介质
WO2016170763A1 (ja) 運転支援方法およびそれを利用した運転支援装置、自動運転制御装置、車両、運転支援プログラム
US11810373B2 (en) Cognitive function estimation device, learning device, and cognitive function estimation method
US10741076B2 (en) Cognitively filtered and recipient-actualized vehicle horn activation
Tran et al. Vision for driver assistance: Looking at people in a vehicle
WO2021067380A1 (en) Methods and systems for using artificial intelligence to evaluate, correct, and monitor user attentiveness
Wowo et al. Towards sub-maneuver selection for automated driver identification
KR102300209B1 (ko) 디지털 클러스터의 차량 주행정보 및 운전자 정보 표시 방법
JP6840341B2 (ja) Hmi制御装置、移動体、hmi制御方法、及びプログラム
JPWO2018083728A1 (ja) 情報提示方法
Alomari Human-centric detection and mitigation approach for various levels of cell phone-based driver distractions

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200521

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200916

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6840341

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250