JP6833044B2 - 空気調和システム - Google Patents

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Description

本発明は、室内機を操作可能な操作端末、およびこの操作端末を備える空気調和システムに関する。
室内機および複数の操作端末を備える従来の空気調和システムにおいては、使用者は、操作端末を用いて室内機の運転の操作を行う。特許文献1には、室内機と、有線で室内機と通信するリモートコントローラ(以下、リモコンと略す)と、無線で室内機と通信するリモコンとを備えた空気調和システムが開示されている。
特開平9−196443号公報
特許文献1に記載されている空気調和システムでは、有線で室内機と通信するリモコンは、室内機との有線通信によって室内機から運転情報を取得している。そのため、有線で室内機と通信するリモコンは、無線で室内機と通信するリモコンによって室内機の運転状態が設定された場合であっても、実際の室内機の運転状態の情報を、有線通信によって室内機から取得することができる。これにより、有線で室内機と通信するリモコンは、表示部の表示に室内機の運転状態を反映することができる。
しかしながら、無線で室内機と通信するリモコンは、室内機と有線で接続されていないため、他のリモコンによって室内機の運転状態が設定された場合、実際の室内機の運転状態がわからず、実際の室内機の運転状態を表示部における表示に反映できない。そのため、室内機の運転状態と、無線で通信するリモコンの表示部に表示される室内機の運転状態とが一致しないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、室内機の運転状態と、室内機と無線で通信する他の操作端末の表示部に表示される室内機の運転状態とを一致させることができる操作端末を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る空気調和システムは、第1の室内機と、第1の室内機を直接的に操作する第1の操作端末と、第2の室内機と、第2の室内機を直接的に操作する第2の操作端末と、第3の室内機と、第3の室内機を直接的に操作する第3の操作端末と、を備え、第1の操作端末と第2の操作端末とは無線通信が可能であり、第2の操作端末と第3の操作端末とは無線通信が可能であり、第1の操作端末と第3の操作端末とは無線通信が不可能であり、第1の操作端末は第3の室内機を間接的に操作可能である。第1の操作端末は、第3の室内機の運転状態の変更内容を示す第2の情報と、第3の室内機を識別する情報である第3の情報と、第2の情報を識別する情報である第4の情報とを第2の操作端末へ無線送信し、第2の操作端末は、受信された第3の情報と予め記憶されている第2の室内機を識別する情報である第5の情報との比較、および受信された第3の情報と第2の操作端末がこれまで受信した第4の情報の一覧である第6の情報との比較に基づいて、受信された第2の情報、第3の情報、および第4の情報を第3の操作端末へ無線送信し、第3の操作端末は、受信された第3の情報と予め記憶されている第3の室内機を識別する情報である第7の情報との比較に基づいて、受信された第3の情報によって第3の室内機を直接的に操作する。
本発明に係る操作端末は、室内機の運転状態と、室内機と無線で通信する操作端末の表示部の表示の内容とを一致することができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる空気調和システムの構成例を示す図 実施の形態1にかかる室内機の機能ブロックを示す図 実施の形態1にかかる無線リモコンの機能ブロックを示す図 実施の形態1にかかる有線リモコンの機能ブロックを示す図 実施の形態1の制御回路の構成例を示す図 実施の形態1にかかるリモコン間通信の動作を示すフローチャート 実施の形態2にかかる空気調和システムの構成例を示す図 実施の形態2にかかるリモコンの処理の動作を要約したフローチャート 実施の形態2にかかるリモコン間通信の動作を示すフローチャート
以下に、本発明の実施の形態にかかる操作端末および空気調和システムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる空気調和システムの構成例を示す図である。空気調和システム100は、第1の室内機である室内機10と、室内機10と無線で通信可能な操作端末である無線リモコン20と、室内機10と有線で通信可能な操作端末である有線リモコン30と、を備える。本実施の形態において、無線リモコン20および有線リモコン30の操作対象の室内機は室内機10である。
室内機10と無線リモコン20とは、赤外線による無線通信を行うことが可能である。また、室内機10と有線リモコン30とは通信線で有線接続され、有線通信を行うことが可能である。無線リモコン20と有線リモコン30とは無線通信を行うことが可能である。すなわち、無線リモコン20と有線リモコン30とは、リモコン間通信を行うことができる。リモコン間通信とは、リモコンが互いに無線で通信することを示す。リモコン間通信は、無線LANまたはBluetooth(登録商標)などの通信方式によって無線通信を行うことが可能である。
なお、室内機10と無線リモコン20と有線リモコン30とが送受信する情報の内容の詳細については後述する。
図2は、本発明の実施の形態1にかかる室内機の機能ブロックを示す図である。室内機10は、室内機通信部11と、室内機制御部12と、室内機記憶部13とを備える。室内機通信部11は、無線リモコン20との間で赤外線による無線通信により情報を受信することが可能である。また、室内機通信部11は、有線リモコン30との間で有線通信により情報を送受信することが可能である。室内機通信部11は、無線リモコン20から受信した情報を室内機制御部12へ渡し、有線リモコン30から受信した情報を室内機10へ渡す。室内機制御部12は、無線リモコン20または有線リモコン30から受信した情報に基づいて、自身の空調運転の制御をする。空調運転の制御方法については、一般的な空調運転と同様であるため詳細な説明を省略する。また、室内機制御部12は、無線リモコン20または有線リモコン30から受信した情報を室内機記憶部13に格納する。室内機記憶部13は、無線リモコン20または有線リモコン30の情報を保持する。
図3は、実施の形態1にかかる無線リモコンの機能ブロックを示す図である。無線リモコン20は、第1の無線通信部21と、制御部22と、表示部23と、第2の無線通信部24と、入力部25と、記憶部26と、を備える。
第1の無線通信部21は、室内機10との間で赤外線による無線通信により情報を送受信することが可能である。第1の無線通信部21は、無線通信によって室内機10から受信した情報を制御部22へ渡す。第2の無線通信部24は、有線リモコン30との間で無線通信により情報を送受信することが可能である。第2の無線通信部24は、無線通信によって有線リモコン30から受信した情報を制御部22へ渡す。制御部22は、第1の無線通信部21および第2の無線通信部24から受信した情報を記憶部26に格納する。表示部23は、室内機10の運転の状態を表示する。入力部25は、使用者から室内機10の運転の設定変更の入力を受け付ける。記憶部26は、制御部22から受信した室内機10または有線リモコン30の情報を保持する。
図4は、本発明の実施の形態1にかかる有線リモコンの機能ブロックを示す図である。有線リモコン30は、第1の有線通信部31と、制御部32と、表示部33と、第3の無線通信部34と、入力部35と、記憶部36と、を備える。
第1の有線通信部31は、室内機10との間で有線通信により情報を送受信することが可能である。第1の有線通信部31は、有線通信によって室内機10から受信した情報を制御部32へ渡す。第3の無線通信部34は、無線通信によって無線リモコン20から受信した情報を制御部32へ渡す。制御部32は、第1の有線通信部31および第3の無線通信部34から受信した情報を記憶部36に格納する。表示部33は、室内機10の運転の状態を表示する。入力部35は、使用者から室内機10の運転の設定変更の入力を受け付ける。記憶部36は、制御部32から受信した室内機10または無線リモコン20の情報を保持する。
室内機制御部12は、各処理を行う電子回路である処理回路により実現される。本処理回路は、専用のハードウェアであっても、メモリ及びメモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit、中央演算装置)などのプロセッサを備える制御回路であってもよい。ここでメモリとは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスクなどが該当する。この制御回路は、例えば、図5に示す構成の制御回路400である。
図5に示すように制御回路400は、プロセッサ400aと、メモリ400bと、を備える。室内機制御部12が、図5に示す制御回路400により実現される場合、プロセッサ400aがメモリ400bに記憶された、各処理に対応するプログラムを読み出して実行することにより実現される。また、メモリ400bは、プロセッサ400aが実施する各処理におけるメモリとしても使用される。
室内機記憶部13は、メモリにより実現される。室内機通信部11は、有線および無線の通信回路により実現される。
制御部22は、室内機制御部12と同様に、各処理を行う電子回路である処理回路により実現される。本処理回路も、室内機制御部12と同様であり、図5に示す構成の制御回路400となる。制御回路400は、プロセッサ400aと、メモリ400bと、を備える。制御部22が、図5に示す制御回路400により実現される場合、プロセッサ400aがメモリ400bに記憶された、各処理に対応するプログラムを読み出して実行することにより実現される。また、メモリ400bは、プロセッサ400aが実施する各処理におけるメモリとしても使用される。
記憶部26は、メモリにより実現される。表示部23は、例えばディスプレイ、モニタなどにより実現される。入力部25は、例えばボタンなどにより実現される。第1の無線通信部21および第2の無線通信部24は、通信回路およびアンテナにより実現される。
制御部32は、室内機制御部12と同様に、各処理を行う電子回路である処理回路により実現される。本処理回路も、室内機制御部12と同様であり、図5に示す構成の制御回路400となる。制御回路400は、プロセッサ400aと、メモリ400bと、を備える。制御部32が、図5に示す制御回路400により実現される場合、プロセッサ400aがメモリ400bに記憶された、各処理に対応するプログラムを読み出して実行することにより実現される。また、メモリ400bは、プロセッサ400aが実施する各処理におけるメモリとしても使用される。
記憶部36は、メモリにより実現される。表示部33は、例えばディスプレイ、モニタなどにより実現される。入力部35は、例えばボタンなどにより実現される。第1の有線通信部31は、有線の通信回路により実現される。第3の無線通信部34は、通信回路およびアンテナにより実現される。
図6は実施の形態1にかかるリモコン間通信の動作を示すフローチャートである。
有線リモコン30の制御部32は、室内機10から取得した室内機10の運転状態の内容を、表示部33に表示させる(ステップS01)。
入力部35は、室内機10の運転状態を変更する情報の入力を使用者から受け付ける。運転状態を変更する情報には、運転状態の変更の対象となる室内機10を示す情報と、運転状態の変更の内容を示す情報、すなわち変更後の運転状態を示す情報とが含まれる。制御部32は、入力部35が受け付けた情報から、識別番号と第1の情報である制御情報とを生成する(ステップS02)。
制御情報は、空調の温度設定などの操作対象である室内機10の運転状態の設定内容を示す情報である。制御情報は、例えば、冷房、暖房または除湿といった運転モードと設定温度とのうち少なくとも1つを示す情報である。制御情報は、例えば、冷房25°Cといったように、運転モードと設定温度との組み合わせにより示される。
識別番号は、室内機10を識別するための番号であり、他の室内機と区別するための番号である。識別番号は、数字の羅列であってもよいし、数字および文字の組み合わせであってもよく、他の室内機10と識別できる情報であればよい。本実施の形態では、室内機記憶部13、記憶部26および記憶部36は、事前に入力された運転操作の変更前の現在の室内機10の制御情報を保持している。また、室内機記憶部13、記憶部26および記憶部36は、運転操作の操作対象である室内機10の識別番号をあらかじめ保持している。
制御部32は、第1の有線通信部31に対し、制御情報を室内機通信部11へ送信するよう制御する(ステップS03)。
室内機制御部12は、有線リモコン30から受信した制御情報を基に室内機10の運転状態の変更を行うとともに、室内機記憶部13が保持している制御情報を有線リモコン30から受信した制御情報へ書き換える(ステップS04)。
制御部32は、第3の無線通信部34に対し、制御情報および識別番号をリモコン間通信により第2の無線通信部24へ送信するよう制御する(ステップS05)。また、第2の無線通信部24は、制御情報および識別番号を無線信号として送信する。
無線リモコン20の制御部22は、有線リモコン30から受信した識別番号と、記憶部26に保持される室内機10の識別番号とが同一であるか判定する(ステップS06)。
識別番号が同一である場合(ステップS06,Yes)、制御部22は、記憶部26に保持されている制御情報を、受信した制御情報に書き換え、制御情報を表示部23に表示させる(ステップS07)。
識別番号が同一でない場合(ステップS06,No)、制御部22は、受信した情報は自身の運転操作の対象でない室内機の制御情報であることから、有線リモコン30から受信した情報を破棄し、再度リモコン間通信による情報を受け付ける制御、すなわちリモコン間通信の受信を待つ制御を行う(ステップS08)。
以上説明したように、本実施の形態では、使用者が有線リモコン30を使用し室内機10の運転状態を変更したとき、制御部32は、制御情報を第1の有線通信部31から室内機10へ送信するよう制御する。また、制御部32は、第3の無線通信部34から第2の無線通信部24へ、識別番号と第1の情報である制御情報とを送信するよう制御する。制御部22は、第2の無線通信部24で受信した識別番号と、記憶部26に保持される室内機10の識別番号とが同一であるか判定する。識別番号が同一であれば、記憶部26に保持されている制御情報を識別番号と共に送信された制御情報に書き換え、制御情報を表示部23に表示する。
以上により、室内機10の運転状態と、無線リモコン20の表示部23に表示される室内機10の運転状態と、が一致することになる。使用者は、これらの運転状態が一致することで、室内機10の運転状態を無線リモコン20および有線リモコン30のどちらからでも把握することができる。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2にかかる空気調和システムの構成例を示す図である。本実施の形態の空気調和システム100aでは、室内機10−1、室内機10−2および室内機10−3と、無線リモコン20−1、無線リモコン20−2および無線リモコン20−3と、有線リモコン30−1、有線リモコン30−2および有線リモコン30−3と、を備える。
室内機10−1、室内機10−2および室内機10−3は、実施の形態1の室内機10と同様の構成である。無線リモコン20−1、無線リモコン20−2および無線リモコン20−3は、実施の形態1の無線リモコン20と同様の構成である。有線リモコン30−1、有線リモコン30−2および有線リモコン30−3は、実施の形態1の有線リモコン30と同様の構成である。
室内機10−1〜10−3を区別せずに示すときは、適宜、室内機10と称する。無線リモコン20−1〜20−3を区別せずに示すときは、適宜、無線リモコン20と称する。有線リモコン30−1〜30−3を区別せずに示すときは、適宜、有線リモコン30と称する。
無線リモコン20−1および有線リモコン30−1は、室内機10−1が操作対象の室内機である。無線リモコン20−2および有線リモコン30−2は、室内機10−2が操作対象の室内機である。無線リモコン20−3および有線リモコン30−3は、室内機10−3が操作対象の室内機である。無線リモコン20−1および有線リモコン30−1には、室内機10−1の識別番号が、各記憶部に保持されている。無線リモコン20−2および有線リモコン30−2には、室内機10−2の識別番号が、各記憶部に保持されている。無線リモコン20−3および有線リモコン30−3には、室内機10−3の識別番号が各記憶部に保持されている。
無線リモコン20−1は、無線リモコン20−2および有線リモコン30−2とそれぞれリモコン間通信が可能である。有線リモコン30−1は、無線リモコン20−2および有線リモコン30−2とそれぞれリモコン間通信が可能である。無線リモコン20−2は、無線リモコン20−3および有線リモコン30−3とそれぞれリモコン間通信が可能である。有線リモコン30−2は、無線リモコン20−3および有線リモコン30−3とそれぞれリモコン間通信が可能である。一方、無線リモコン20−1は、無線リモコン20−3および有線リモコン30−3とリモコン間通信ができない状態にあるとする。また、有線リモコン30−1は、無線リモコン20−3および有線リモコン30−3とリモコン間通信ができない状態にあるとする。リモコン間通信ができない状態は、例えば、リモコン同士の距離が離れ無線通信可能な範囲外にある、またはリモコン間に遮蔽物が存在するといったときに生じる。
図8は、実施の形態2にかかるリモコンの処理の動作を要約したフローチャートである。なお、各動作、送受信される情報の詳細については、後述する図9のフローチャートにて説明する。
無線リモコン20の第2の無線通信部24は、制御情報、識別番号、制御番号を受信する。(ステップS11)。
制御部22は、受信した識別番号が、自身が制御する室内機10の識別番号と同一であるか判定する(ステップS12)。
無線リモコン20が受信した識別番号と、自身が制御する室内機10の識別番号とが同一であった場合(ステップS12,Yes)、制御部22は、第1の無線通信部21から、自身が制御する室内機10へ、制御情報を送信するよう制御する(ステップS13)。その後、制御部22は、リモコン間通信により伝送された信号を受信するまで待機する(ステップS16)。
無線リモコン20が受信した識別番号と、自身が制御する室内機10の識別番号とが異なる場合(ステップS12,No)、制御部22は、受信した制御番号が、これまで受信したことのある制御番号と同一であるか判定する(ステップS14)。
無線リモコン20が受信した識別番号が、これまでに受信したことがある制御番号と同一であった場合(ステップS14,Yes)、制御部22は、再度リモコン間通信により伝送された信号を受信するまで待機する(ステップS16)。
無線リモコン20が受信した識別番号が、これまでに受信したことがない制御番号であった場合(ステップS14,No)、制御部22は、第2の無線通信部24が、リモコン間通信が可能な無線リモコン20または有線リモコン30へ制御情報、識別番号および制御番号を送信するよう制御し(ステップS15)、再度リモコン間通信により伝送された信号を受信するまで待機する(ステップS16)。
なお、本フローチャートでは、無線リモコン20を例として説明しているが、有線リモコン30の場合であっても処理の動作は、無線リモコン20と同一である。
図9は、実施の形態2にかかるリモコン間通信の動作を示すフローチャートである。本フローチャートは、使用者が、無線リモコン20−1を操作して、無線リモコン20−1が間接的に操作可能な室内機10−3の運転状態を変更する場合に行われる処理手順の一例を示している。ここで、間接的に操作可能とは、例えば、無線リモコン20−1からの制御情報が、他のリモコンを介して室内機10−3に送信されることで、室内機10−3を操作可能になることを示す。無線リモコン20および有線リモコン30の各記憶部には、操作対象となる室内機の識別番号とは別に、間接的に操作可能な室内機の識別番号が記憶されている。
無線リモコン20−1の制御部22は、表示部23に無線リモコン20−1が操作可能な室内機10の一覧を表示させる(ステップS21)。無線リモコン20−1の表示部23に表示される一覧には、無線リモコン20−1の操作対象である無線機10−1だけでなく、間接的に操作可能な室内機10−2、室内機10−3も含まれる。
無線リモコン20−1の入力部25は、使用者が操作することで選択した室内機10−3の情報と、室内機10−3の運転状態を変更する情報とを受け付ける(ステップS22)。
無線リモコン20−1の制御部22は、ステップS12で使用者が入力した情報から、制御情報と、識別番号と、第3の情報である制御番号とを生成する(ステップS23)。
制御情報および識別番号は実施の形態1と同じ情報である。本フローチャートでの情報の内容は、制御情報は室内機10−3の運転状態を変更する情報であり、識別番号は室内機10−3の識別番号である。
制御番号とは、制御情報を一意に識別することができる番号である。制御番号は、制御情報および識別番号が同一である場合でも制御番号も同一になることはなく、室内機の状態を変更する時に、都度生成される番号である。制御番号は数字の羅列であってもよいし、文字と数字の組み合わせであってもよく、その他、制御番号を一意に特定できる情報であればよい。記憶部26および記憶部36はこれまでに受信した制御番号の一覧の情報を保持する。
無線リモコン20−1の制御部22は、無線リモコン20−1の第2の無線通信部24から、制御情報と、識別番号と、制御番号とをリモコン間通信可能である無線リモコン20−2の第2の無線通信部24へ送信するよう制御する(ステップS24)。また、無線リモコン20−1の第2の無線通信部24は、制御情報、識別番号および制御番号を無線信号として送信する。
無線リモコン20−2の第2の無線通信部24は、無線リモコン20−1の第2の無線通信部24から送信された、第2の情報である制御情報と、第3の情報である識別番号と、第4の情報である制御番号とを受信する(ステップS25)。第2の情報は、他の操作端末が受け付けた室内機の制御情報を示す。第3の情報は、第2の情報に対応する室内機を識別する情報である識別番号を示す。第4の情報は、第2の情報を識別する情報である制御番号を示す。
無線リモコン20−2の制御部22は、無線リモコン20−1から受信した第3の情報である識別番号と、無線リモコン20−2の記憶部26に記憶されている第5の情報である室内機10−2の識別番号とが同一であるか判定する(ステップS26)。
第3の情報は室内機10−3の識別番号であり、第5の情報は、無線リモコン20−2にとって操作対象となる室内機10−2の識別番号である。そのため、無線リモコン20−2の制御部22は、無線リモコン20−1から受信した識別番号と、自身が保持する室内機10−2の識別番号とが異なるとの判定をする。次に、無線リモコン20−2の制御部22は、無線リモコン20−1から受信した、第4の情報である制御番号が、無線リモコン20−2の記憶部26に記憶されている第6の情報の中にあるか判定する(ステップS27)。第6の情報とは、無線リモコン20−2がこれまで受信した第4の情報である制御番号の一覧の情報である。
無線リモコン20−2の制御部22は、無線リモコン20−1から受信した制御番号が記憶部26に記憶されている制御番号の一覧にない、つまり一度も無線リモコン20−2が受信した制御番号でないと判定した場合、無線リモコン20−2の制御部22は、無線リモコン20−2がリモコン間通信可能な、有線リモコン30−3に、無線リモコン20−1から受信した第2の情報である制御情報、第3の情報である識別番号および第4の情報である制御番号を第2の無線通信部24から送信するよう制御する。また、無線リモコン20−2の制御部22は、無線リモコン20−1から受信した制御番号を記憶部26に記憶されている制御番号の一覧に追加する(ステップS28)。
有線リモコン30−3の制御部32は、第3の無線通信部34から受信した識別番号と、記憶部36に記憶されている室内機10−3の識別番号とを同一であるか判定する(ステップS29)。
制御部32は、判定した結果、識別番号が同一であるため、第1の有線通信部31から室内機10−3の室内機通信部11へ、無線リモコン20−2から受信した制御情報を送信する。また、有線リモコン30−3の制御部32は、記憶部36が保持している制御情報を、無線リモコン20−2から受信した制御情報に更新する。また、受信した制御番号を記憶部36に記憶されている制御番号の一覧に、無線リモコン20−2から受信した制御番号を追加する(ステップS30)。
室内機10−3の室内機制御部12は、室内機通信部11から受信した制御情報を基に室内機10−3の運転状態を変更する(ステップS31)。
なお、本実施例では、使用者により無線リモコン20−1を操作し設定された室内機10−3の設定内容は、無線リモコン20−1から、無線リモコン20−2を経由して有線リモコン30−3へ伝送されているが、無線リモコン20−2を経由して無線リモコン20−3へ伝送されてもよい。また、使用者により無線リモコン20−1を操作し設定された室内機10−3の設定内容は、有線リモコン30−2を経由して無線リモコン20−3または有線リモコン30−3へ伝送されてもよい。使用者により有線リモコン30−1を操作し設定された室内機10−3の設定内容は、無線リモコン20−2を経由して、無線リモコン20−3または有線リモコン30−3へ伝送されてもよい。また、有線リモコン30−2を経由して、無線リモコン20−3または有線リモコン30−3へ伝送されてもよい。
このように、制御情報を送信する時に、一意である制御番号を付与することで無線リモコン20または有線リモコン30は送信されてきた情報を一度だけ、周囲の通信可能な無線リモコン20または有線リモコン30に対して送信する。このことにより、不要な通信を発生させることなく室内機の運転状態の変更を行うことができる。
また、運転状態の変更を行いたい室内機10が接続している無線リモコン20または有線リモコン30と、使用者が操作を行う無線リモコン20または有線リモコン30との通信ができない状態であっても、制御情報と識別番号と制御番号とが、リモコン間通信によって運転状態の変更を行いたい室内機10の無線リモコン20または有線リモコン30へ送信されるため、使用者が操作する無線リモコン20または有線リモコン30が通信できない室内機に対しても、使用者は室内機の操作を行うことができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
10,10−1,10−2,10−3 室内機、11 室内機通信部、12 室内機制御部、13 室内機記憶部、20,20−1,20−2,20−3 無線リモコン、21 第1の無線通信部、22,32 制御部、23,33 表示部、24 第2の無線通信部、25,35 入力部、26,36 記憶部、30,30−1,30−2,30−3 有線リモコン、31 第1の有線通信部、34 第3の無線通信部、100,100a 空気調和システム、400 制御回路、400a プロセッサ、400b メモリ。

Claims (1)

  1. 第1の室内機と、前記第1の室内機を直接的に操作する第1の操作端末と、第2の室内機と、前記第2の室内機を直接的に操作する第2の操作端末と、第3の室内機と、前記第3の室内機を直接的に操作する第3の操作端末と、を備え、前記第1の操作端末と前記第2の操作端末とは無線通信が可能であり、前記第2の操作端末と前記第3の操作端末とは無線通信が可能であり、前記第1の操作端末と前記第3の操作端末とは無線通信が不可能であり、前記第1の操作端末は前記第3の室内機を間接的に操作可能である空気調和システムにおいて、
    前記第1の操作端末は、第3の室内機の運転状態の変更内容を示す第2の情報と、前記第3の室内機を識別する情報である第3の情報と、前記第2の情報を識別する情報である第4の情報とを前記第2の操作端末へ無線送信し、
    前記第2の操作端末は、受信された前記第3の情報と予め記憶されている前記第2の室内機を識別する情報である第5の情報との比較、および受信された前記第3の情報と前記第2の操作端末がこれまで受信した前記第4の情報の一覧である第6の情報との比較に基づいて、受信された前記第2の情報、前記第3の情報、および前記第4の情報を前記第3の操作端末へ無線送信し、
    前記第3の操作端末は、受信された前記第3の情報と予め記憶されている前記第3の室内機を識別する情報である第7の情報との比較に基づいて、受信された前記第3の情報によって前記第3の室内機を直接的に操作する
    ことを特徴とする空気調和システム。
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