JP6830408B2 - 真空断熱材 - Google Patents
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Description
図1は本発明の実施例1に係る真空断熱材を備えた冷蔵庫の外観を示す正面図である。図2は実施例1に係る真空断熱材を備えた冷蔵庫の縦断面図であり、図1のA−A線の切断図である。図3は実施例1に係る真空断熱材を備えた冷蔵庫のB−B野視図である。
また、冷蔵庫の冷蔵室2と製氷室3a及び上段冷凍室3b、冷凍室4と野菜室5を区画する断熱材として、それぞれ断熱仕切り12、14を配置し、発泡ポリスチレン33と真空断熱材50で構成されている。この断熱仕切り12、14については硬質ウレタンフォーム等の発泡断熱材23を充填しても良く、特に発泡ポリスチレン33と真空断熱材50に限定するものではない。
実施例1において、全て従来の真空断熱材50を組み込んだ冷蔵庫の箱体熱漏洩量は初期値100、1年後106であった。
実施例2の冷蔵庫は、実施例1の真空断熱材150において、図6に示すように、第一の吸着剤254として粉状の酸化カルシウム、第二の吸着剤255として粒状の酸化カルシウムを用いた真空断熱材250を適用したものである。
実施例2で冷蔵庫1の各部に真空断熱材250を組み込み、箱体熱漏洩量を確認したところ、初期値102、1年後103という結果が得られた。
実施例3の冷蔵庫は、実施例2の真空断熱材250の代わりに、図7に示すように、第一の吸着剤354と第二の吸着剤355を同じ粉末状の酸化カルシウムとし、第一の吸着剤354の外被材354aを不織布とし、第二の吸着剤355の外被材355aは外被材354aよりも通気性の低い不織布を用いた真空断熱材350を適用したものである。
実施例3で冷蔵庫1の各部に真空断熱材350を組み込み、箱体熱漏洩量を確認したところ、初期値101、1年後102という結果が得られた。
実施例4の冷蔵庫は、実施例1において、図8(a)に示すように、第一の吸着剤154を外被材53の開口部53aから遠い芯材51の奥側に、第二の吸着剤155を外被材53の開口部53aから近い芯材51の手前側に配置した以外は同じとした。
実施例4で冷蔵庫1の各部に真空断熱材150を組み込み、箱体熱漏洩量を確認したところ、初期値100、1年後102という結果が得られた。
Claims (6)
- ガスバリヤ層を有するフィルムを向い合せて一部を熱溶着して袋状とした外被材の中に、繊維材料を含む芯材と、第一の吸着剤と、前記第一の吸着剤よりも水分吸着速度の遅い第二の吸着剤と、を配置した真空断熱材において、
前記第一の吸着剤は、前記外被材の開口部に近い側よりも遠い側に多く存在し、
前記第一の吸着剤を粉末状の酸化カルシウム、第二の吸着剤を粒状の酸化カルシウムとしたことを特徴とする真空断熱材。 - ガスバリヤ層を有するフィルムを向い合せて一部を熱溶着して袋状とした外被材の中に、繊維材料を含む芯材と、第一の吸着剤と、前記第一の吸着剤よりも水分吸着速度の遅い第二の吸着剤と、を配置した真空断熱材において、
前記第一の吸着剤は、前記外被材の開口部から遠い側に多く存在し、
前記第二の吸着剤は、前記外被材の開口部に近い側に多く存在し、
前記第一の吸着剤を粉末状の酸化カルシウム、第二の吸着剤を粒状の酸化カルシウムとしたことを特徴とする真空断熱材。 - ガスバリヤ層を有するフィルムを向い合せて一部を熱溶着して袋状とした外被材の中に、繊維材料を含む芯材と、第一の吸着剤と、前記第一の吸着剤よりも水分吸着速度の遅い第二の吸着剤と、を配置した真空断熱材において、
前記外被材の開口部から遠い側では、前記第一の吸着剤の方が前記第二の吸着剤よりも多く存在し、
前記外被材の開口部に近い側では、前記第二の吸着剤の方が前記第一の吸着剤よりも多く存在し、
前記第一の吸着剤を粉末状の酸化カルシウム、第二の吸着剤を粒状の酸化カルシウムとしたことを特徴とする真空断熱材。 - ガスバリヤ層を有するフィルムを向い合せて一部を熱溶着して袋状とした外被材の中に、繊維材料を含む芯材と、第一の吸着剤と、前記第一の吸着剤よりも水分吸着速度の遅い第二の吸着剤と、を配置した真空断熱材において、
前記第一の吸着剤は、前記外被材の開口部に近い側よりも遠い側に多く存在し、
前記第一、第二の吸着剤を、いずれも通気性を有する不織布からなる袋に収納した粉末状の酸化カルシウムとし、前記第一の吸着剤の不織布が第二の吸着剤の不織布よりも通気性が高いことを特徴とする真空断熱材。 - ガスバリヤ層を有するフィルムを向い合せて一部を熱溶着して袋状とした外被材の中に、繊維材料を含む芯材と、第一の吸着剤と、前記第一の吸着剤よりも水分吸着速度の遅い第二の吸着剤と、を配置した真空断熱材において、
前記第一の吸着剤は、前記外被材の開口部から遠い側に多く存在し、
前記第二の吸着剤は、前記外被材の開口部に近い側に多く存在し、
前記第一、第二の吸着剤を、いずれも通気性を有する不織布からなる袋に収納した粉末状の酸化カルシウムとし、前記第一の吸着剤の不織布が第二の吸着剤の不織布よりも通気性が高いことを特徴とする真空断熱材。 - ガスバリヤ層を有するフィルムを向い合せて一部を熱溶着して袋状とした外被材の中に、繊維材料を含む芯材と、第一の吸着剤と、前記第一の吸着剤よりも水分吸着速度の遅い第二の吸着剤と、を配置した真空断熱材において、
前記外被材の開口部から遠い側では、前記第一の吸着剤の方が前記第二の吸着剤よりも多く存在し、
前記外被材の開口部に近い側では、前記第二の吸着剤の方が前記第一の吸着剤よりも多く存在し、
前記第一、第二の吸着剤を、いずれも通気性を有する不織布からなる袋に収納した粉末状の酸化カルシウムとし、前記第一の吸着剤の不織布が第二の吸着剤の不織布よりも通気性が高いことを特徴とする真空断熱材。
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