JP6828333B2 - 画像処理装置及び画像処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理プログラムに関する。
特許文献1には、画像情報をもとに人物等の動作を認識する画像認識方法、及びその画像認識方法を用いた画像処理装置を提供することを課題とし、画像処理装置は、背景の前で動作する人物等の被写体を撮像する撮像手段と、その動画データをフレーム画像に分離するフレーム分離手段と、そのフレーム画像を複数の小領域に分割する領域分割手段と、背景画像データを記憶する背景画像記憶手段と、その背景画像データを利用して各小領域内に人物等を表す特徴領域が含まれるかどうかを判定し数値列データに変換する変換手段と、その数値列データをニューラルネットワークに適用してパターンコードを生成する知識処理手段と、そのパターンコードをもとに動作の内容を認識する動作認識手段とを備えることが開示されている。
特許文献2には、HCIシステムにおける手と手指示点の位置決め方法及び手指のジェスチャ決定方法を提供することを課題とし、手位置決め方法は、被制御領域の画像を連続取得して、前景物が含まれる画像列を取得する段階と、撮像した前記画像から前景画像を抽出し、抽出した前記前景画像の2値化処理を行って、2値化前景画像を生成する段階と、前記2値化前景画像の最小凸包の画素頂点集合を取得し、該最小凸包の各画素頂点を中心点に、手が含まれる候補領域として関心領域を構築する段階と、構築した前記各関心領域から手画像特徴を抽出し、パターン認識方法により、前記候補領域における前記手が含まれる関心領域を決定する段階とを含むことが開示されている。
特許文献3には、物体を含む画像から視認対象物体を検出する場合に客観的な検出結果を得ることが可能な画像の物体検出装置を提供することを課題とし、画像の物体検出装置は、複数の物体を含む画像をパルスニューラルネットワークに入力することによって、画像内で経時的に変遷する看者の注視点を時系列データとして検出する注視点検出部と、注視点検出部が検出した注視点を基準として画像内に注視点視野領域を設定する注視点視野領域設定部と、複数の物体のうち注視点視野領域設定部が設定した注視点視野領域に含まれる物体を視認対象物体として検出する物体検出部と、物体検出部が視認対象物体を検出する毎に検出された視認対象物体に関する所定の検出情報を蓄積して記憶する検出情報記憶部と、を備えることが開示されている。
特開2002−123834号公報 特開2012−059271号公報 特開2015−210695号公報
画像を対象とした機械学習(以下、単に学習ともいう)が行われている。対象の周辺の領域も含めることによって、対象であることが判明する場合がある。
しかし、画像から対象の領域だけを学習の対象とした技術では、その領域の周辺の領域を考慮した学習とはならない。一方、単に領域を拡大して学習したのでは、どの領域を認識すればよいのかが不明である。
本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、画像から対象が存在する領域を検出する検出手段と、前記領域を拡大する拡大手段と、前記拡大された領域で、前記画像から第1の画像を切り出す切出手段と、前記検出手段によって検出された領域内の対象から第2の画像を生成する生成手段と、前記第1の画像と前記第2の画像を用いて、機械学習を行う学習手段を有し、前記生成手段は、前記対象の第1の部分と対象以外の第2の部分とを分けた第2の画像を生成する、画像処理装置である。
請求項の発明は、前記生成手段は、前記第1の部分を第1の値とし、前記第2の部分を第2の値とした2値画像として、第2の画像を生成する、請求項に記載の画像処理装置である。
請求項の発明は、前記生成手段は、前記第1の画像と同じ大きさの第2の画像を生成する、請求項に記載の画像処理装置である。
請求項の発明は、文字を前記対象とし、前記学習手段は、前記検出手段によって検出された領域内の画像が文字であるか否かを学習する、請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項の発明は、前記学習手段は、文字である可能性を示す数値と文字ではない可能性を示す数値を出力する、請求項に記載の画像処理装置である。
請求項の発明は、画像から対象が存在する領域を検出する検出手段と、前記領域を拡大する拡大手段と、前記拡大された領域で、前記画像から第1の画像を切り出す切出手段と、前記検出手段によって検出された領域内の対象から第2の画像を生成する生成手段と、請求項1からのいずれか一項に記載の画像処理装置による学習結果を用いた認識を行う認識手段を有する画像処理装置である。
請求項の発明は、コンピュータを、画像から対象が存在する領域を検出する検出手段と、前記領域を拡大する拡大手段と、前記拡大された領域で、前記画像から第1の画像を切り出す切出手段と、前記検出手段によって検出された領域内の対象から第2の画像を生成する生成手段と、前記第1の画像と前記第2の画像を用いて、機械学習を行う学習手段として機能させ、前記生成手段は、前記対象の第1の部分と対象以外の第2の部分とを分けた第2の画像を生成する、画像処理プログラムである。
請求項の発明は、コンピュータを、画像から対象が存在する領域を検出する検出手段と、前記領域を拡大する拡大手段と、前記拡大された領域で、前記画像から第1の画像を切り出す切出手段と、前記検出手段によって検出された領域内の対象から第2の画像を生成する生成手段と、請求項に記載の画像処理プログラムによる学習結果を用いた認識を行う認識手段として機能させるための画像処理プログラムである。
請求項1の画像処理装置によれば、認識すべき対象の領域を明確にしつつ、対象が存在する領域の周辺の領域を含めた機械学習を行うことができる。
請求項2の画像処理装置によれば、対象の第1の部分と対象以外の第2の部分とを分けた第2の画像が機械学習の対象となる。
請求項の画像処理装置によれば、統一された大きさの領域の画像を用いて学習される。
請求項4、5の画像処理装置によれば、検出された領域内の画像が文字であるか否かについての学習が行われる。
請求項の画像処理装置によれば、認識すべき対象の領域を明確にしつつ、対象が存在する領域の周辺の領域を含めた認識を行うことができる。
請求項の画像処理プログラムによれば、認識すべき対象の領域を明確にしつつ、対象が存在する領域の周辺の領域を含めた機械学習を行うことができる。
請求項の画像処理プログラムによれば、認識すべき対象の領域を明確にしつつ、対象が存在する領域の周辺の領域を含めた認識を行うことができる。
本実施の形態(画像認識学習装置)の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態(画像認識装置)の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 本実施の形態(画像認識学習装置)による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態(画像認識装置)による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態(画像認識学習装置100)の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である画像認識学習装置100は、画像認識のための機械学習を行うものであって、図1の例に示すように、画像受付モジュール105、文字切取モジュール110、領域抽出モジュール115、領域拡大モジュール120、マップ画像生成モジュール125、画像切出モジュール130、正解付与モジュール135、機械学習モジュール140、学習結果出力モジュール145を有している。
画像受付モジュール105は、文字切取モジュール110、画像切出モジュール130と接続されている。画像受付モジュール105は、画像を受け付けて、その画像を文字切取モジュール110へ渡す。画像を受け付けるとは、例えば、スキャナ、カメラ等で画像を読み込むこと、ファックス等で通信回線を介して外部機器から画像を受信すること、ハードディスク(コンピュータに内蔵されているものの他に、ネットワークを介して接続されているもの等を含む)等に記憶されている画像を読み出すこと等が含まれる。画像は、2値画像、多値画像(カラー画像を含む)であってもよい。受け付ける画像は、1枚であってもよいし、複数枚であってもよい。画像受付モジュール105が受け付ける画像には、対象の画像が含まれている。また、画像の内容として、対象が写り込んだ写真画像、広告宣伝用のパンフレット等であってもよい。
また、ここで対象とは、例えば、文字、人物(顔、顔の一部、体、体の一部等)、物(自動車、飛行機等の人工物、山、川等の自然物、犬、猫等の動物)等がある。以下、対象として文字を例示するが、人物、物等であってもよい。文字画像が含まれている画像として、例えば、看板、標識、値札等を撮影した画像が該当する。
文字切取モジュール110は、画像受付モジュール105、領域抽出モジュール115、マップ画像生成モジュール125と接続されている。文字切取モジュール110は、画像から対象である文字が存在する領域を検出する。例えば、文字切取モジュール110は、MSER(Maximally Stable External Regions)処理を行う。MSER処理は、文字が存在する領域のバウンディングボックス(bounding box、外接矩形ともいわれる)を取得する処理である。
領域抽出モジュール115は、文字切取モジュール110、領域拡大モジュール120、マップ画像生成モジュール125と接続されている。領域抽出モジュール115は、文字切取モジュール110が検出した領域を抽出する。具体的には、画像受付モジュール105が受け付けた元画像における矩形領域の位置と大きさを示す値によって領域を特定する。例えば、矩形領域の左上角の位置(X座標、Y座標)、矩形領域の幅、高さの組み合わせ等がある。
領域拡大モジュール120は、領域抽出モジュール115、画像切出モジュール130と接続されている。領域拡大モジュール120は、領域を拡大する。なお、拡大された後の領域を、以下、「切り取り領域」ともいう。ここでの拡大は、領域を大きくすることであって、いわゆる画像の拡大処理(解像度を高める処理)ではない。拡大は、予め定められた値(幅をXドット、高さをYドット等)だけ、矩形領域を大きくすることであってもよいし、矩形領域の幅と高さに予め定められた倍率(1以上)を乗算して大きくしてもよいし、隣接している矩形領域の少なくとも一部が含まれるように、矩形領域を拡大する等してもよい。また、この拡大の中心は、矩形領域の中心としてもよいし、矩形領域の左上角等としてもよい。
マップ画像生成モジュール125は、文字切取モジュール110、領域抽出モジュール115、機械学習モジュール140と接続されている。マップ画像生成モジュール125は、文字切取モジュール110によって検出された領域内の対象から第2の画像を生成する。
また、マップ画像生成モジュール125は、対象の第1の部分(以下、関心領域ともいう)と対象以外の第2の部分とを分けた第2の画像を生成するようにしてもよい。この第2の画像は、いわゆるマップ画像(マスク画像)である。「第1の部分」とは、文字そのものを示す形を示す部分である。「第2の部分」とは、第1の部分以外の部分であって、いわゆる背景である。
さらに、マップ画像生成モジュール125は、第1の部分を第1の値とし、第2の部分を第2の値とした2値画像として、第2の画像を生成するようにしてもよい。2値画像であるので、マスク処理として、元画像とEOR処理を行うことによって、その画像を切り出すことができるようになる。
さらに、マップ画像生成モジュール125は、第1の画像と同じ大きさ(サイズ)の第2の画像を生成するようにしてもよい。ここで「第1の画像と同じ大きさ」とは、領域拡大モジュール120によって拡大された後の領域の大きさのことである。これによって、統一された大きさの画像を用いて学習することができるようになる。同じ大きさの画像を扱うことは、ベクトルの次元数が同じであることを意味する。もちろんのことながら、第1の画像と第2の画像は、画像受付モジュール105が受け付けた元画像内における位置も同じである。したがって、第1の画像と第2の画像は、元画像内の同じ部分画像(対象が存在する領域の画像)を対象としたものであり、後述するように第1の画像はその部分画像そのものであり、第2の画像はその部分画像のマップ画像である。
画像切出モジュール130は、画像受付モジュール105、領域拡大モジュール120、機械学習モジュール140と接続されている。画像切出モジュール130は、領域拡大モジュール120によって拡大された領域で、画像受付モジュール105が受け付けた画像から第1の画像(以下、候補領域画像ともいう)を切り出す。もちろんのことながら、領域拡大モジュール120によって拡大された領域内には、文字切取モジュール110が切り出した領域が含まれているので、対象の画像が含まれていることになり、その周辺画像も含まれることになる。周辺画像には、他の対象が存在することもあり、文字切取モジュール110で検出された対象が、真に対象であるか否かを、より明確に判定することができることになる。対象が文字である場合は、文字切取モジュール110で検出された文字に隣接している文字を含めて、画像切出モジュール130は切り出すことになる。例えば、文字切取モジュール110で検出された文字画像が「1」であった場合、その形状だけでは、文字であるか否かを判定することが困難であることが多い。しかし、その周囲に他の文字(「8」、「日」等)があれば、「1」という文字があると判定しやすくなる。つまり、判定の精度を高めることができるようになる。一方、単に、領域内に複数の対象があるというだけでは、どれが学習の対象であるかが判然としないことになる。そこで、マップ画像生成モジュール125が生成した第2の画像も、機械学習モジュール140による学習の入力対象としたものである。
正解付与モジュール135は、機械学習モジュール140と接続されている。正解付与モジュール135は、文字切取モジュール110によって検出された領域内の画像に対する正解(教師データ)を、機械学習モジュール140に与えるものである。対象が文字である場合は、文字切取モジュール110によって検出された領域内の画像が文字であるか否かを示す情報、その文字の文字コード等がある。
機械学習モジュール140は、マップ画像生成モジュール125、画像切出モジュール130、正解付与モジュール135、学習結果出力モジュール145と接続されている。機械学習モジュール140は、画像切出モジュール130によって切り出された第1の画像とマップ画像生成モジュール125によって生成された第2の画像を用いて、機械学習を行う。この機械学習は、文字切取モジュール110によって切り出された対象を認識するための学習であり、その対象があるか否か、その対象が何であるか等の判定をするための学習である。具体的には、対象が文字である場合、文字切取モジュール110が検出した画像は、文字であるか否か、その文字は何の文字あるか(一般的な文字認識)等を行うための学習である。そして、機械学習モジュール140は、文字であるか否かを学習する場合は、文字である可能性を示す数値と文字ではない可能性を示す数値を出力するようにしてもよい。
機械学習モジュール140が行う機械学習として、例えば、CNN(Convolutional Neural Networks)、サポートベクターマシン(SVM:Support Vector Machine)等がある。以下、CNNを例示して説明する。CNNでは、大量の学習データにより、自動的に画像の特徴抽出方法を学習する。そして、学習後は、CNNに画像を入力するだけで特徴量を抽出し、認識(ラベリング)を行うことができる。なお、CNNは、画像に写る物体の位置が多少ずれていても、そのずれを吸収する処理(後述するConvolution処理、Pooling処理)が組み込まれている。特に、R−CNN(Regions with Convolutional Neural Network)では、画像から文字切取モジュール110、領域抽出モジュール115で対象の領域を抽出し、抽出した領域を基準に画像の切り取りを行う。切り取られた画像(候補領域画像)をCNN(機械学習モジュール140)に入力し対象の認識を行う。そして、文字領域に適用した場合、前述したように、MSERによって領域を抽出し、抽出された領域を切り出し、CNNに入力しラベリングを行う。なお、CNNの出力はスコアでも文字認識結果でもよい。もちろんのことながら、正解付与モジュール135を不要として教師なし学習を行うようにしてもよい。
学習結果出力モジュール145は、機械学習モジュール140と接続されている。学習結果出力モジュール145は、学習結果を画像認識装置200に渡す。具体的には、学習結果は、機械学習が終了したCNNであり、画像認識装置200の認識モジュール240として機能する。
図2は、本実施の形態(画像認識装置200)の構成例についての概念的なモジュール構成図である。
本実施の形態である画像認識装置200は、画像認識学習装置100による学習結果を用いて画像認識を行うものであって、図2の例に示すように、画像受付モジュール205、文字切取モジュール210、領域抽出モジュール215、領域拡大モジュール220、マップ画像生成モジュール225、画像切出モジュール230、認識モジュール240、認識結果出力モジュール245を有している。。
なお、画像認識装置200における画像受付モジュール205、文字切取モジュール210、領域抽出モジュール215、領域拡大モジュール220、マップ画像生成モジュール225、画像切出モジュール230は、図1の例に示した画像認識学習装置100の画像受付モジュール105、文字切取モジュール110、領域抽出モジュール115、領域拡大モジュール120、マップ画像生成モジュール125、画像切出モジュール130と同等の処理、機能を有している。したがって、画像認識学習装置100と画像認識装置200は、これらのモジュールを共有して用いてもよい。なお、これらのモジュールの説明は省略する。
画像受付モジュール205は、文字切取モジュール210、画像切出モジュール230と接続されている。
文字切取モジュール210は、画像受付モジュール205、領域抽出モジュール215、マップ画像生成モジュール225と接続されている。
領域抽出モジュール215は、文字切取モジュール210、領域拡大モジュール220、マップ画像生成モジュール225と接続されている。
領域拡大モジュール220は、領域抽出モジュール215、画像切出モジュール230と接続されている。
マップ画像生成モジュール225は、文字切取モジュール210、領域抽出モジュール215、認識モジュール240と接続されている。
画像切出モジュール230は、画像受付モジュール205、領域拡大モジュール220、認識モジュール240と接続されている。
認識モジュール240は、マップ画像生成モジュール225、画像切出モジュール230、認識結果出力モジュール245と接続されている。認識モジュール240は、画像認識学習装置100の機械学習モジュール140による学習結果を用いた認識を行う。例えば、画像認識学習装置100によって機械学習されたCNNを用いて認識を行う。具体的には、対象が文字である場合、文字切取モジュール210が検出した画像は、文字であるか否か、その文字は何の文字あるか(一般的な文字認識)等の認識を行う。
認識結果出力モジュール245は、認識モジュール240と接続されている。認識結果出力モジュール245は、認識モジュール240による認識結果を出力する。例えば、認識結果を、ディスプレイ等の表示装置に表示すること、プリンタ等の印刷装置で印刷すること、データベース等の記憶装置へ書き込むこと、メモリーカード等の記憶媒体に記憶すること、他の情報処理装置へ渡すこと等が含まれる。
図3は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
図3(a)に示す例は、画像認識学習装置100は、画像取得装置310と接続されている。いわゆるスタンドアロン型のシステム構成である。画像取得装置310は、スキャナ、カメラ等である。そして、学習結果を画像認識装置200に埋め込む。
図3(b)に示す例は、画像認識装置200は、画像撮影装置320と接続されている。いわゆるスタンドアロン型のシステム構成である。画像撮影装置320は、スキャナ、カメラ等である。画像認識装置200と画像撮影装置320を一体型の構成とした認識装置としてもよい。
図3(c)に示す例は、ユーザー端末330A、ユーザー端末330B、ユーザー端末330C、画像処理装置350は、通信回線390を介してそれぞれ接続されている。通信回線390は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。また、画像処理装置350による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。
画像処理装置350は、画像認識学習装置100、画像認識装置200を有している。例えば、学習用の画像をユーザー端末330Aが、画像処理装置350に送信し、画像認識学習装置100で学習した後、ユーザー端末330A、ユーザー端末330B、ユーザー端末330C等で、撮影した画像を画像処理装置350に送信し、画像認識装置200による認識結果を返信してもよい。また、前述したように、画像認識学習装置100と画像認識装置200には共通するモジュールがあるので、画像認識学習装置100と画像認識装置200を一体型の構成として、画像認識学習装置100として利用した後に、画像認識装置200として利用するようにしてもよい。
図4は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。画像認識学習装置100による学習処理例である。
ステップS402では、画像受付モジュール105は、画像を受け付ける。ここでの画像は、学習対象である。
ステップS404では、文字切取モジュール110は、文字切取処理を行う。例えば、MSER処理を行う。
ステップS406では、領域抽出モジュール115は、領域を抽出する(入力画像のXY座標で取得する)。
ステップS408では、領域拡大モジュール120は、抽出された領域(切り取り領域)の範囲を拡大する。
ステップS410では、画像切出モジュール130は、入力画像から切り取り領域で画像(候補領域画像)を切り出す。
ステップS412では、マップ画像生成モジュール125は、関心領域とそれ以外の領域を2値で埋めた画像(マップ画像)を作成する。
ステップS414では、機械学習モジュール140は、候補領域画像とマップ画像を受け付ける。
ステップS416では、機械学習モジュール140は、機械学習を行う。もちろんのことながら、ステップS402からステップS416までの処理を、複数回繰り返して行う。
ステップS418では、学習結果出力モジュール145は、学習結果を出力する。
図5は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。画像認識装置200による認識処理例である。
ステップS502では、画像受付モジュール205は、画像を受け付ける。ここでの画像は、認識対象である。
ステップS504では、文字切取モジュール210は、文字切取処理を行う。例えば、MSER処理を行う。
ステップS506では、領域抽出モジュール215は、領域を抽出する(入力画像のXY座標で取得する)。
ステップS508では、領域拡大モジュール220は、抽出された領域(切り取り領域)の範囲を拡大する。
ステップS510では、画像切出モジュール230は、入力画像から切り取り領域で画像(候補領域画像)を切り出す。
ステップS512では、マップ画像生成モジュール225は、関心領域とそれ以外の領域を2値で埋めた画像(マップ画像)を作成する。
ステップS514では、認識モジュール240は、候補領域画像とマップ画像を受け付ける。
ステップS516では、認識モジュール240は、認識処理を行う。
ステップS518では、認識結果出力モジュール245は、認識結果を出力する。
図6は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。画像認識装置200による認識処理の具体例を示すものである。
ステップS602では、画像受付モジュール205は、画像650を受け付ける。
ステップS604では、文字切取モジュール210は、MSER処理を行って、MSER処理画像652を生成する。
ステップS606では、領域抽出モジュール215は、領域を抽出して、MSER領域画像654のXY座標(例えば、左上角の座標、幅、高さ)を取得する。
ステップS608では、領域拡大モジュール220は、切り取り領域を拡大する。ここでは、MSER領域656をMSER拡大領域658のように拡大し、領域660を拡大領域662のように拡大する。
ステップS610−1では、画像切出モジュール230は、画像650から候補領域画像664を切り取る。
ステップS610−2では、マップ画像生成モジュール225は、MSER拡大領域でのマップ画像666を作成する。
ステップS612では、認識モジュール240は、CNNを行う。そして、認識結果出力モジュール245は、認識結果であるスコア670を出力する。ステップS612の処理については、図7の例を用いて説明する。
図7は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。候補領域画像664とマップ画像666をもとにスコア670を算出する。候補領域画像664は、抽出した領域と周辺領域を含んだ画像である。マップ画像666は、関心領域を表した画像である。
ステップS702では、候補領域画像664に対して、conv1処理を行う。つまり、1回目の、Convolution(畳み込み)処理を行う。具体的には、フィルタ処理を行い、Convolution Layer(conv1処理結果)を作成する。
ステップS704では、conv1処理結果に対して、pool1処理を行う。つまり、1回目のPooling(レイヤの縮小)処理を行う。具体的には、画像の圧縮を行い、Pooling Layer(pool1処理結果)を作成する。
ステップS706では、pool1処理結果に対して、conv2処理を行う。つまり、2回目のConvolution処理を行う。
ステップS708では、conv2処理結果に対して、pool2処理を行う。つまり、2回目のPooling処理を行う。
ステップS710では、pool2処理結果に対して、conv3処理を行う。つまり、3回目のConvolution処理を行う。
ステップS712では、conv3処理結果に対して、conv4処理を行う。つまり、4回目のConvolution処理を行う。
ステップS714では、conv4処理結果に対して、conv5処理を行う。つまり、5回目のConvolution処理を行う。
ステップS702a〜ステップS714aの処理は、候補領域画像664ではなくマップ画像666を対象する以外は、ステップS702〜ステップS714の処理と同等である。
ステップS702aでは、マップ画像666に対して、conv1−a処理を行う。
ステップS704aでは、conv1−a処理結果に対して、pool1−a処理を行う。
ステップS706aでは、pool1−a処理結果に対して、conv2−a処理を行う。
ステップS708aでは、conv2−a処理結果に対して、pool2−a処理を行う。
ステップS710aでは、pool2−a処理結果に対して、conv3−a処理を行う。
ステップS712aでは、conv3−a処理結果に対して、conv4−a処理を行う。
ステップS714aでは、conv4−a処理結果に対して、conv5−a処理を行う。
ステップS716では、conv5処理結果とconv5−a処理結果に対して、fc1処理を行う。
ステップS718では、fc1処理結果に対して、fc2処理を行う。
ステップS720では、fc2処理結果に対して、fc3処理を行う。そして、スコア670として、文字領域スコア772と非文字領域スコア774を出力する。
ステップS716〜ステップS720で、3層のFully Connect処理を行う。つまり、ステップS702〜ステップS714で生成された特徴マップを入力して識別を行う。
ここで、領域を拡大する意味について、具体例を用いて説明する。図8は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。
ステップS802では、画像受付モジュール105は、画像850を受け付ける。この画像850内には、複数の文字(図8の例では、「alarm」)が撮影されている。
ステップS804では、文字切取モジュール110は、画像850に対して、MSER処理を行う。そして、1つの文字としてMSER領域画像852(図8の例では、「l」)を検出する。
ステップS806では、領域抽出モジュール115は、MSER領域画像852からMSER領域画像854を抽出する。具体的には、MSER領域画像852のバウンディングボックスであるMSER領域画像854の左上角のXY座標、幅、高さを抽出する。
なお、領域画像856は、MSER領域画像854に対応して、画像850から切り出した画像である。この領域画像856だけでは、文字「I」なのか、それに類似する物体なのか判別ができない。つまり、本実施の形態を用いない技術(従来の技術)では、領域画像856だけを機械学習の入力としているので、領域画像856のような画像に対しては、文字であるか画像であるかの判定精度が低かった。
ステップS808では、領域拡大モジュール120は、切り取り領域を拡大する。具体的には、MSER領域画像854を幅と高さの大きい方に合わせて整形(正方形化)して、正方MSER領域画像858を生成している。
なお、正方領域画像860は、正方MSER領域画像858に対応して、画像850から切り出した画像である。
ステップS810では、領域拡大モジュール120は、切り取り領域を拡大する。具体的には、正方MSER領域画像858を縦横ともに2倍して、マップ画像862を生成している。
なお、候補領域画像864は、マップ画像862に対応して、画像850から切り出した画像である。つまり、領域を拡大することによって、文字切取モジュール110が抽出した領域に対応する領域画像856の周辺領域を機械学習に加えることができるようになった。具体的には、画像「I」の近辺には画像「a」があり、画像「I」は文字であるとする判定を補助する情報となる。具体的には、「文字の周辺には文字がある可能性が高い」ということが機械学習されることとなる。しかし、単に、領域を拡大しただけでは(候補領域画像864だけでは)、どの部分を判定すればよいかの情報が失われてしまう。そこで、本来の判定対象となっている部分を示すマップ画像862も機械学習の入力としている。つまり、マップ画像862により判定する部分が明確なため、それ以外の部分(図8の例では、画像「a」)は補助情報として取り扱えることとなる。
図9を参照して、本実施の形態の画像認識学習装置100、画像認識装置200のハードウェア構成例について説明する。図9に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部917と、プリンタ等のデータ出力部918を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)901は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、画像受付モジュール105、文字切取モジュール110、領域抽出モジュール115、領域拡大モジュール120、マップ画像生成モジュール125、画像切出モジュール130、正解付与モジュール135、機械学習モジュール140、学習結果出力モジュール145、画像受付モジュール205、文字切取モジュール210、領域抽出モジュール215、領域拡大モジュール220、マップ画像生成モジュール225、画像切出モジュール230、認識モジュール240、認識結果出力モジュール245等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)902は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)903は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス904により相互に接続されている。
ホストバス904は、ブリッジ905を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス906に接続されている。
キーボード908、マウス等のポインティングデバイス909は、操作者により操作されるデバイスである。ディスプレイ910は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。また、ポインティングデバイス909とディスプレイ910の両方の機能を備えているタッチスクリーン等であってもよい。
HDD(Hard Disk Drive)911は、ハードディスク(フラッシュ・メモリ等であってもよい)を内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU901によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、対象としている画像、切り取られた画像、学習対象となる画像等が格納される。さらに、その他の各種データ、各種コンピュータ・プログラム等が格納される。
ドライブ912は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体913に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース907、外部バス906、ブリッジ905、及びホストバス904を介して接続されているRAM903に供給する。なお、リムーバブル記録媒体913も、データ記録領域として利用可能である。
接続ポート914は、外部接続機器915を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート914は、インタフェース907、及び外部バス906、ブリッジ905、ホストバス904等を介してCPU901等に接続されている。通信部916は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部917は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部918は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図9に示す画像認識学習装置100、画像認識装置200のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図9に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図9に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分若しくは全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…画像認識学習装置
105…画像受付モジュール
110…文字切取モジュール
115…領域抽出モジュール
120…領域拡大モジュール
125…マップ画像生成モジュール
130…画像切出モジュール
135…正解付与モジュール
140…機械学習モジュール
145…学習結果出力モジュール
200…画像認識装置
205…画像受付モジュール
210…文字切取モジュール
215…領域抽出モジュール
220…領域拡大モジュール
225…マップ画像生成モジュール
230…画像切出モジュール
240…認識モジュール
245…認識結果出力モジュール
310…画像取得装置
320…画像撮影装置
330…ユーザー端末
350…画像処理装置
390…通信回線

Claims (8)

  1. 画像から対象が存在する領域を検出する検出手段と、
    前記領域を拡大する拡大手段と、
    前記拡大された領域で、前記画像から第1の画像を切り出す切出手段と、
    前記検出手段によって検出された領域内の対象から第2の画像を生成する生成手段と、
    前記第1の画像と前記第2の画像を用いて、機械学習を行う学習手段
    を有し、
    前記生成手段は、前記対象の第1の部分と対象以外の第2の部分とを分けた第2の画像を生成する、
    画像処理装置。
  2. 前記生成手段は、前記第1の部分を第1の値とし、前記第2の部分を第2の値とした2値画像として、第2の画像を生成する、
    請求項に記載の画像処理装置。
  3. 前記生成手段は、前記第1の画像と同じ大きさの第2の画像を生成する、
    請求項に記載の画像処理装置。
  4. 文字を前記対象とし、
    前記学習手段は、前記検出手段によって検出された領域内の画像が文字であるか否かを学習する、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記学習手段は、文字である可能性を示す数値と文字ではない可能性を示す数値を出力する、
    請求項に記載の画像処理装置。
  6. 画像から対象が存在する領域を検出する検出手段と、
    前記領域を拡大する拡大手段と、
    前記拡大された領域で、前記画像から第1の画像を切り出す切出手段と、
    前記検出手段によって検出された領域内の対象から第2の画像を生成する生成手段と、
    請求項1からのいずれか一項に記載の画像処理装置による学習結果を用いた認識を行う認識手段
    を有する画像処理装置。
  7. コンピュータを、
    画像から対象が存在する領域を検出する検出手段と、
    前記領域を拡大する拡大手段と、
    前記拡大された領域で、前記画像から第1の画像を切り出す切出手段と、
    前記検出手段によって検出された領域内の対象から第2の画像を生成する生成手段と、
    前記第1の画像と前記第2の画像を用いて、機械学習を行う学習手段
    として機能させ
    前記生成手段は、前記対象の第1の部分と対象以外の第2の部分とを分けた第2の画像を生成する、
    画像処理プログラム。
  8. コンピュータを、
    画像から対象が存在する領域を検出する検出手段と、
    前記領域を拡大する拡大手段と、
    前記拡大された領域で、前記画像から第1の画像を切り出す切出手段と、
    前記検出手段によって検出された領域内の対象から第2の画像を生成する生成手段と、
    請求項に記載の画像処理プログラムによる学習結果を用いた認識を行う認識手段
    として機能させるための画像処理プログラム。
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