JP6303671B2 - 画像処理装置及び画像処理プログラム - Google Patents
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請求項1の発明は、画像を2値化する複数の2値化手段と、前記2値化手段によって2値化された各2値化画像内の画素塊が文字である可能性に基づいて、画素塊を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された画素塊から隣接する文字を探索して文字列を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された文字列を合成する合成手段を具備し、前記抽出手段は、前記選択手段によって選択された第1の画素塊の外接矩形の大きさに応じた第1の矩形を設定し、該外接矩形の周辺にある各2値化画像の該第1の矩形内を文字認識し、該文字認識した結果の確信度が閾値より高い又は以上である画素塊の組み合わせを、第1の文字の隣にある第2の文字とし、次に該第2の文字を第1の文字に設定して文字列を抽出することを特徴とする画像処理装置である。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
2値化(1)モジュール120Aは、画像受付モジュール110、起点文字探索モジュール130Aと接続されている。2値化(1)モジュール120Aは、起点文字探索モジュール130Aに2値化画像層(1)122Aを渡す。2値化(1)モジュール120Aは、画像受付モジュール110が受け付けた画像を2値化する。それぞれの2値化モジュール120は、異なる2値化処理を行う。「異なる2値化処理」として、例えば、手法そのものが異なる2値化であってもよい。例えば、2値化(1)モジュール120Aはp−タイル法、2値化(2)モジュール120Bはモード法、2値化(N)モジュール120Zは判別分析法等のようにしてもよい。それぞれが異なる2値化画像を出力するものであればよい。また、「異なる2値化処理」として、複数の異なる閾値による2値化、対象となっている画像を反転後に複数の異なる閾値による2値化、又はこれらの組み合わせの2値化であってもよい。なお、「対象となっている画像を反転」するのは、白抜き文字等に対応するためである。
「文字である可能性に基づいて選択」とは、文字である可能性が高い画素塊を選択することである。そして、ここでの「文字である可能性が高い」とは、文字である可能性を示す値が、予め定められた閾値以上であること、又は、文字である可能性を示す値で降順に並べ、予め定められた順位より上位であること(例えば、文字である可能性を示す値がもっとも高いものであること)等がある。したがって、2値化画像において、文字である可能性が高い画素塊がない場合は、画素塊は選択されないことになり、その2値化画像においては文字列は抽出できないことになる。ただし、他の2値化画像で画素塊が選択されれば、文字列は抽出できることになる。
また、起点文字探索モジュール130Aは、2値化画像層(1)122Aを文字認識した結果の文字の確信度が予め定められた第1の閾値より高い又は以上であって、該文字が予め定められた文字ではない画素塊を選択するようにしてもよい。
また、文字認識の出力として、文字コード、その文字の確信度の他に、字画数を加えてもよい。文字候補の複雑度は、その字画数を用いてもよいし、切り出した外接矩形の交番数を計測して用いてもよい。交番数は、外接矩形に対して、数本の平行線や垂線に沿って、白黒の反転回数を計測し、そのうちの最大数を交番数とすればよい。
また、複雑度の代わりに、予め定められた文字のリストを用いてもいい。つまり、そのリストに含まれている文字は、起点文字探索モジュール130Aによって選択されない。そのリストに含まれている文字として、例えば、「1」、「l」、「|」、「一」、「□」、「L」、「○」等の文字がある。情景画像の2値化後の画像には、文字ではないが文字に類似した非文字画像が含まれており、文字認識結果を利用する場合、情景画像中には、前述した文字(「1」等)と間違えやすい自然物や構造物等があるため、単純な形状の文字は起点文字から除外する。また、これらの形状の文字は、文字認識を行うと高い確信度を出力してしまうことが多く、確信度だけで起点文字を判断することはできない。なお、起点文字は複数個あってもよい。
また、組み合わせた画素塊の外接矩形の横幅又は縦幅が起点文字のサイズにより決定される値の範囲を超えている組み合わせを除外してもよい。
隣の文字候補をウィンドウ内の画素塊に限定している。そして、1つの文字は同じ色で構成されていることと仮定し、異なる色の組み合わせを除外してもよい。起点文字とストローク幅の違う画素塊はノイズの可能性が大きいので除外してもよい。
また、画素塊の組み合わせでその外接矩形の横幅、縦幅が大きい場合(例えば、起点文字の外接矩形の横幅又は縦幅と比較して、対象としている外接矩形の横幅又は縦幅が予め定められた倍数より大きい又は以上である場合、対象としている外接矩形の横幅と縦幅の比率が予め定められた値より大きい又は以上である場合等)は、その外接矩形内の画素塊の組み合わせはノイズを含んでる可能性が大きいので除外してもよい。
また、文字列が同じ色で描かれてると想定できる場合は、ウィンドウ内の画素塊は起点文字と同じ色に限定してもよい。
文字列探索モジュール140によって、任意の文字列方向(曲線も含む)に対応し、また、縦横混在の文字列にも対応する。
ステップS202では、画像受付モジュール110が、画像を受け付ける。
ステップS204では、各2値化モジュール120が、画像を2値化処理して、複数の2値化画像を生成する。
ステップS206では、各起点文字探索モジュール130が、各2値化画像から文字である可能性の高い画素塊(起点文字)を選択する。
ステップS208では、各文字列探索モジュール140が、選択された画素塊(起点文字)に隣接する文字を探索して、文字列を抽出する。
ステップS210では、文字列合成モジュール150が、抽出した文字列を合成する。
ステップS212では、文字列合成モジュール150が、文字列を出力する。
文字認識モジュール310は、起点文字探索処理モジュール330と接続されている。文字認識モジュール310は、文字認識処理を行う。文字認識結果として、文字コード、その文字の確信度を出力する。
複雑度算出モジュール320は、起点文字探索処理モジュール330と接続されている。複雑度算出モジュール320は、前述の交番数を計測する。また、文字認識モジュール310によって文字認識された文字の字画数を出力する。例えば、文字コードと字画数を対応させて記憶しているテーブルを予め用意しておき、そのテーブルから文字コードを検索して、対応する字画数を出力すればよい。
起点文字探索処理モジュール330は、文字認識モジュール310、複雑度算出モジュール320と接続されている。起点文字探索処理モジュール330は、2値化画像内の画素塊が文字である可能性である文字認識モジュール310と複雑度算出モジュール320から出力した情報に基づいて、起点文字の画素塊を選択する。
ステップS402では、文字認識モジュール310が、2値化画像に対して文字認識処理を行う。
ステップS404では、複雑度算出モジュール320が、その文字の複雑度を算出する。
ステップS406では、起点文字探索処理モジュール330が、文字列内の起点となる文字を選択する。
文字列探索モジュール140は、ウィンドウ設定モジュール510、文字認識モジュール520、選択モジュール530、制御モジュール540を有している。
ウィンドウ設定モジュール510は、制御モジュール540と接続されている。ウィンドウ設定モジュール510は、起点文字探索モジュール130によって選択された起点文字の外接矩形の大きさに応じたウィンドウを設定する。起点文字の外接矩形の大きさと同じ大きさにしてもよいし、起点文字の外接矩形の縦長、横長に、予め定められた倍率を乗算して得た大きさにしてもよい。図11の例を用いて説明する。起点文字探索モジュール130によって、図9の例に示した2値化画像900内から「商」の文字画像が起点文字1110として選択されたとする。2値化画像900の中でこの文字は複雑度が高い文字であるからである。ウィンドウ設定モジュール510は、起点文字1110の外接矩形の大きさに予め定められた倍率を乗算して得た大きさのウィンドウを設定する。例えば、検索窓1130であり、これは起点文字1110よりも大きい。具体的には、起点文字1110の外接矩形がN×Nの場合、検索窓1130をtN×tNに設定する。起点文字1110の外接矩形の周囲を1周するように、検索窓1130を走査する。走査として、例えば、起点文字1110の外接矩形の左上(検索範囲1120の左上角)、上、右上(検索範囲1120の右上角)、右、右下(検索範囲1120の右下角)、下、左下(検索範囲1120の左下角)、左の8個の検索窓1130を設定するようにしてもよいし、起点文字1110の外接矩形の左上(検索範囲1120の左上角)から予め定めた画素(例えば1画素)ずつ移動させて、起点文字1110の外接矩形を1周するように、検索窓1130を設定するようにしてもよい。したがって、探索範囲1120は、起点文字1110を中心とした「(2t+1)N×(2t+1)N」の矩形となる。なお、tは1以上が望ましい。さらには、1以上2未満が望ましい。
制御モジュール540は、ウィンドウ設定モジュール510、文字認識モジュール520、選択モジュール530と接続されている。制御モジュール540は、検索窓1130を起点文字1110の周りに1周させ(例えば、探索方向1142、探索方向1144、探索方向1146、探索方向1148)、その過程で検索窓1130内に入った画素塊の組み合わせを算出する。
また、図12の例に示すように、探索範囲1120は、他の2値化画像(例えば、全ての2値化画像)に設定してもよい。つまり、起点文字1110Bを選択した2値化画像900Bに対してだけ探索範囲1120を設定するのではなく、2値化画像900A、2値化画像900Zにも探索範囲1120を設置し、2値化画像900Aでは起点画像(起点文字1110Bに対応する位置の画像)の周囲を検索窓1130Aでスキャンし、2値化画像900Bでは起点文字1110Bの周囲を検索窓1130Bでスキャンし、2値化画像900Zでは起点画像(起点文字1110Bに対応する位置の画像)の周囲を検索窓1130Zでスキャンする。
ステップS602では、ウィンドウ設定モジュール510が、起点文字に応じて検索窓を設定する。
ステップS604では、文字認識モジュール520が、各検索窓内の画像に対して文字認識処理を行う。
ステップS606では、選択モジュール530が、起点文字の隣にある文字を文字認識結果内から選択する。
ステップS608では、制御モジュール540が、終了したか否かを判断し、終了した場合は処理を終了し(ステップS699)、それ以外の場合はステップS610へ進む。
ステップS610では、選択した文字を起点文字とし、ステップS602へ戻る。
除外モジュール710は、制御モジュール540と接続されている。除外モジュール710は、予め定められた条件に合致する画素塊の組み合わせを、文字認識モジュール520の処理対象から除外する。予め定められた条件として、例えば、異なる色の画素塊を含む組み合わせであること、異なるストローク幅を含む組み合わせであること、起点文字のストローク幅と異なるストローク幅を含む組み合わせであることのいずれか、又はこれらの組み合わせがある。画素塊の色は、画像受付モジュール110が受け付けた画像(カラー画像)から、その画素塊の位置に対応する画素の色を抽出すればよい。「異なる色の画素塊を含む組み合わせ」の条件は、1文字内で色が異なるものを除外するものである。「異なるストローク幅」とは、画素塊の組み合わせの中で、各画素塊の幅が異なることをいう。「起点文字のストローク幅と異なるストローク幅」とは、起点文字の外接矩形の幅と画素塊の組み合わせを囲む外接矩形の幅とが異なることをいう。ここで異なるとは、完全一致以外の場合だけでなく、画素塊の幅の最小と最大の差が予め定められた範囲に収まっていない場合としてもよい。したがって、その範囲に収まっている場合は異なってはいないと判断することになる。
ステップS802では、ウィンドウ設定モジュール510が、起点文字に応じて検索窓を設定する。
ステップS804では、除外モジュール710が、異質な検索窓の画像は文字認識対象から除外する。
ステップS806では、文字認識モジュール520が、検索窓内の画像に対して文字認識処理を行う。
ステップS808では、選択モジュール530が、起点文字の隣にある文字を文字認識結果内から選択する。
ステップS810では、制御モジュール540が、終了したか否かを判断し、終了した場合は処理を終了し(ステップS899)、それ以外の場合はステップS812へ進む。
ステップS812では、選択した文字を起点文字とし、ステップS802へ戻る。
ステップS806では、全ての検索窓内の画像に対して文字認識処理を行うわけではなく、ステップS804で除外された検索窓以外の検索窓内の画像に対して文字認識処理を行う。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
110…画像受付モジュール
120…2値化モジュール
122…2値化画像層
130…起点文字探索モジュール
140…文字列探索モジュール
150…文字列合成モジュール
Claims (9)
- 画像を2値化する複数の2値化手段と、
前記2値化手段によって2値化された各2値化画像内の画素塊が文字である可能性に基づいて、画素塊を選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された画素塊から隣接する文字を探索して文字列を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された文字列を合成する合成手段
を具備し、
前記抽出手段は、前記選択手段によって選択された第1の画素塊の外接矩形の大きさに応じた第1の矩形を設定し、該外接矩形の周辺にある各2値化画像の該第1の矩形内を文字認識し、該文字認識した結果の確信度が閾値より高い又は以上である画素塊の組み合わせを、第1の文字の隣にある第2の文字とし、次に該第2の文字を第1の文字に設定して文字列を抽出する
ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記選択手段は、前記各2値化画像を文字認識した結果の文字の確信度が予め定められた第1の閾値より高い又は以上であって、該文字の複雑度が第2の閾値より高い又は以上である画素塊を選択する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記複雑度は、前記画素塊の外接矩形内での交番数、文字認識結果である文字の字画数のいずれか、又はこれらの組み合わせである
ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記選択手段は、前記各2値化画像を文字認識した結果の文字の確信度が予め定められた第1の閾値より高い又は以上であって、該文字が予め定められた文字ではない画素塊を選択する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記抽出手段は、予め定められた条件に合致する画素塊の組み合わせを除外して前記文字認識を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記予め定められた条件として、異なる色の画素塊を含む組み合わせであること、異なるストローク幅を含む組み合わせであること、前記第1の画素塊における文字のストローク幅と異なるストローク幅を含む組み合わせであることのいずれか、又はこれらの組み合わせである
ことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。 - 前記合成手段は、前記各2値化画像における文字列画像を論理和合成して文字列画像を生成すること、又は、前記各2値化画像における文字列画像に対応する各文字の文字コード毎に計数し、該計数の結果に基づいて文字列画像を生成する
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記2値化手段は、複数の異なる閾値による2値化、前記画像を反転後に複数の異なる閾値による2値化、又はこれらの組み合わせの2値化を行う
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の画像処理装置。 - コンピュータを、
画像を2値化する複数の2値化手段と、
前記2値化手段によって2値化された各2値化画像内の画素塊が文字である可能性に基づいて、画素塊を選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された画素塊から隣接する文字を探索して文字列を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された文字列を合成する合成手段
として機能させ、
前記抽出手段は、前記選択手段によって選択された第1の画素塊の外接矩形の大きさに応じた第1の矩形を設定し、該外接矩形の周辺にある各2値化画像の該第1の矩形内を文字認識し、該文字認識した結果の確信度が閾値より高い又は以上である画素塊の組み合わせを、第1の文字の隣にある第2の文字とし、次に該第2の文字を第1の文字に設定して文字列を抽出する
ことを特徴とする画像処理プログラム。
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