JP6826519B2 - 組み立て体 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の部材を組み立ててなる組み立て体に関し、特に、被取付体に取り付けられると共に、その被取付体との間に防水等のためのシール性を確保可能な組み立て体に関する。
上述のような被取付体との間にシール性を確保可能な組み立て体としては、例えば電気・電子機器同士を相互接続するための接続端子部品(一般に「端子台」と呼ばれる)があげられる。かかる端子台は、例えば車両用の電子制御ユニット(ECU)のケース体に設けられた取付穴や筒状の取付部位に対し、差し込まれる形で取り付けられる。
特許文献1(特開2014−164875)は、電子機器の筐体(10)に装着される端子台(20)を開示する(同文献の図1,2参照)。この端子台は、平板状の導電性端子部材(23)を内包する絶縁性の樹脂部(21)からなる本体部分を有しており、その樹脂部(21)の挿入部(21A)には環状の溝(215)が設けられ、その溝にはシール部材としてのOリング(216)が取り付けられている(同文献の段落0027及び図2,6参照)。特に特許文献1の図6から見て取れるように、環状の溝(215)の断面形状は、端子台の軸方向に沿ってOリング(216)が不要に変位すること(つまり位置ズレ)を防止すべく、アンダー形状をなしている。
ここで「アンダー形状」(「アンダーカット」とも呼ばれる)とは、樹脂成形において金型から成形品を取り出す際(つまり離型又は型開き時)に、金型を単一の型開き方向に沿って開くのみでは成形品を離型できないような入り組んだ形状をいう。例えば本願の図9に示すように、基材1に対しその表面1aに開口した凹部又は溝2が設けられ、且つその凹部又は溝2の深さ方向が金型の型開き方向(及び型閉じ方向)に対して略直交している場合、かかる凹部又は溝2は、樹脂成形品におけるアンダー形状部位となる。つまり、凹部又は溝2の底壁2a、並びにその両側において起立する二つの側壁2b及び2cによって区画されるところの一方向(図9では上方)に開口した断面コの字形の凹み形状は、アンダー形状の一例となる。
特開2014−164875号公報
しかしながら、特許文献1の端子台におけるようなシール部材の保持構造には、次のような不具合又は難点が認められる。
(イ):単一の部材である樹脂部(21)に環状の溝(215)を形成するためには、当該溝の断面形状を上記のようなアンダー形状とする必要があり、樹脂部ひいては端子台の本体部分を成形するための金型の構造が複雑化し、樹脂成形の手間とコストが増大する。
(ロ):仮に射出成形によってアンダー形状の溝を直接的に成形しようとすると、溝の底壁部分や側壁部分(即ちシール部材をセットする部位)に型割り面に起因する余剰突起(「バリ」とも呼ばれる)が不可避的に形成されてしまい、シール部材の装着時において十分な防水性を確保できないおそれがある。また、上記の余剰突起(バリ)を除去するために研磨等の二次加工を施すことになれば、製造コストの増大につながる。
本発明の目的は、各構成部材の成形が容易であると共に組み立ても容易であり、且つ防水等のシール性にも優れた組み立て体を提供することにある。
請求項1の発明は、被取付体に取り付け可能な組み立て体であって、当該組み立て体は、
剛性を有する材料からなると共に、当該組み立て体の主部をなす本体部材と、
前記本体部材よりも変形し易い材料からなると共に、前記本体部材上に組み付けられて本体部材と被取付体との間に生じる隙間を塞ぐための環状のシール部材と、
前記本体部材上に組み付けられるカバー部材と、
を備え、
前記本体部材には、被取付体の内部に配置されることになる取付部が形成されており、この取付部には、その外周の一部を覆うように前記カバー部材が設置され、
前記本体部材の一部と、前記本体部材の取付部に設置された前記カバー部材との間には、前記取付部の外周に沿って環状に延びるシール部材取付領域が確保され、このシール部材取付領域は少なくとも、前記取付部のうち前記カバー部材で覆われていない露出表面と、前記カバー部材の一端面とによって区画される、ことを特徴とするものである。
本発明によれば、本体部材の取付部にカバー部材を設置することで、本体部材上に環状のシール部材取付領域が確保される。即ち本発明に係る組み立て体の組み立て完了時、取付部の露出表面とカバー部材の一端面によって区画されるシール部材取付領域は、その断面形状が実質的にアンダー形状をなしており、シール部材の軸方向変位を適度に規制しつつシール部材を保持することができる。従って本発明によれば、構成部材のそれぞれ(例えば本体部材)にアンダー形状を予め付与する必要がなく、各構成部材の成形を容易なものとすることができると共に組み立ても容易になる。
また、本体部材それ自体(単体)にはアンダー形状が存在しないため、これを射出成形で成形する場合でもアンダー形状を形成するための型割り(PL)を設ける必要が無く、従って、取付部の表面に(少なくとも露出表面に)上記(ロ)で述べたような余剰突起が形成されることがない。それ故、取付部の表面(露出表面)は平滑であり、取付部の露出表面に対してシール部材を隙間なく当接させることができ、被取付体と組み立て体との間のシール性を良好に保つことができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の組み立て体において、前記環状のシール部材取付領域は、略コの字形の断面形状を有することを特徴とする。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて更に次のような効果を奏する。即ち、シール部材取付領域が略コの字形の断面形状を有することで、シール部材の位置ズレや当該取付領域からの離脱(外れ)を防止することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の組み立て体において、前記本体部材は、前記取付部に設置された前記カバー部材の一端部と対向する面を有する段部を有しており、前記カバー部材の一端部と前記本体部材の段部との間に前記シール部材取付領域が設けられていることを特徴とする。
請求項3の発明によれば、請求項1又は2の発明の効果に加えて更に次のような効果を奏する。即ち、シール部材取付領域の構築に関与するカバー部材の一端部および本体部材の段部は、シール部材の位置ズレや当該取付領域からの離脱(外れ)を防止することに貢献する。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組み立て体において、前記本体部材の取付部のうちの少なくとも前記カバー部材が設置される部位が、先細り形状となっていることを特徴とする。
請求項4の発明によれば、請求項1〜3の発明の効果に加えて更に次のような効果を奏する。即ち、本体部材の取付部が先細り形状となっていることで、当該取付部上へのカバー部材の設置又は組み付けが容易になる。また、カバー部材の取付後においても組み立て体の外形(径方向寸法)が過大にならないという利点がある。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組み立て体において、第2のシール部材を更に備えていることを特徴とする。
請求項5の発明によれば、請求項1〜4の発明の効果に加えて更に次のような効果を奏する。即ち、シール部材が二つ以上となることで、防水性等のシール性を更に高めることができる。
請求項6の発明は、請求項5に記載の組み立て体において、
前記第2のシール部材に対応して設けられた第2のカバー部材を更に備えており、
前記カバー部材と前記第2のカバー部材との間には、前記第2のシール部材のための第2のシール部材取付領域が設けられている、ことを特徴とする。
請求項6の発明によれば、請求項5の発明の効果に加えて更に次のような効果を奏する。即ち、二つのカバー部材の間に第2のシール部材取付領域を追加できることで、シール部材取付領域の複数化を容易に実現できる。
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組み立て体において、前記カバー部材が、前記本体部材の取付部に対し粘着剤を介して固着されていることを特徴とする。
請求項7の発明によれば、請求項1〜6の発明の効果に加えて更に次のような効果を奏する。即ち、粘着剤の採用により、本体部材の取付部とカバー部材とを機械的な嵌合関係(例えば凹凸嵌合関係)に依拠することなく、比較的簡易に両者を固定することができる。
請求項8の発明は、端子台として機能する請求項1〜7のいずれか一項に記載の組み立て体であって、
当該組み立て体は、導電性端子部材としてのバスバーを更に備え、
前記本体部材は、板状の基部と、その基部から突設された突出部とを有し、
前記バスバーは、その一部分が前記本体部材に埋設されると共に、他の一部分が前記本体部材の突出部から外に向かって突出して露出されており、
前記カバー部材は、前記本体部材の突出部の周囲に設けられている、ことを特徴とする端子台としての組み立て体である。
請求項8の発明によれば、請求項1〜7の発明と同様の効果を奏し得る端子台を提供することができる。
以上詳述したように本発明によれば、各構成部材の成形が容易であると共に組み立ても容易であり、且つ防水等のシール性にも優れた組み立て体とすることができる。
被取付体(ケース体)に対する組み立て体(端子台)の取り付け態様の一例を示す概略斜視図。 本発明の一実施形態に従う組み立て体(端子台)の水平断面図(図1のII−II線に沿った位置での断面図)。 図2に示す組み立て体の分解状態での水平断面図。 (A)〜(D)は、組み立て体の本体部材における突出部の各種形状を概略的に示す図。 図2に示す組み立て体の一部分の拡大断面図。 本発明の別の実施形態に従う組み立て体(端子台)の部分水平断面図。 (A)及び(B)は、本発明の変更例を示す部分断面図。 (A)及び(B)は、本発明の更なる変更例を示す部分断面図。 本願における「アンダー形状」の意味を例示的に説明するための断面図。
以下、本発明に係る組み立て体を端子台に具体化した一実施形態を図1〜5を参照しつつ説明する。
図1は、組み立て体としての端子台10と、その端子台10が取り付けられるところの被取付体としてのケース体3を概略的に示す。ケース体3は例えば自動車用の電子制御ユニット(ECU)であり、その内部には電子回路基板等の電子機器が収納される。ケース体3の一側壁4には大径の取付孔4a及び一対のナット穴4bが設けられ、とりわけ大径の取付孔4aは側壁4を貫通するように形成されている。大径の取付孔4aは、ケース体3の内外を電気的に接続又は連絡するための端子台10を側壁4に保持する「被取付体における被取付部」としての役割を担う。他方、端子台10には、前記一対のナット穴4bに対応する一対のナット穴10bが設けられている。端子台10をケース体3の取付孔4aに差し込むと共に、端子台側のナット穴10bとケース体側のナット穴4bとを整合させてそこにナット5を螺着することで、端子台10がケース体3の側壁4に対し固定される。
図2及び図3に示すように、端子台10は、本体部材20と、環状のシール部材30と、カバー部材40とを組み立ててなる組み立て体である。本体部材20は、一定の剛性を有する電気絶縁性の樹脂材料を射出成形することで作製される。使用可能な電気絶縁性の樹脂材料としては、例えばポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂や、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂があげられるが、これらの樹脂に対しては、ガラス繊維、ガラスフレーク等の添加材料や他の樹脂材料、エラストマー材料等が混合されることもある。なお、導電性端子部材としてのバスバー50は、銅、アルミニウム、鉄等の導電性材料からなり、めっき等の表面処理を施されていることもある。めっきの種類としては、Snめっき、Niめっき、Auめっき、Agめっき、SnAg合金めっき等をあげることができる。また、バスバー50は、本体部材20の射出成形時にインサートとして組み込まれるため、本体部材10に予め埋設又は一体化されている。
<本体部材20>
図2及び図3に示すように、本体部材20は、その中心軸線Cの半径方向に延設された板状の基部21、並びに、その基部21の中心域から中心軸線Cに沿って前後方向に突設された第1の突出部22及び第2の突出部23を有している。板状の基部21は、ケース体3に対する取付け用のフランジ(図1では略小判形フランジとして図示)を提供するものであり、その基部21の両側(図2,3では上側及び下側)にはそれぞれ前記ナット穴10bが貫設されている。
概ね柱状をなす第1及び第2の突出部22,23の形状は特に限定されるものではないが、正面(又は背面)から見て楕円形状(図4(A)参照)、長円形状(図4(B)参照)、あるいは四隅に丸みがある四角形状(図4(C)参照)であることは好ましい。これらの好ましい正面形状(又は背面形状)は、バスバー50が長尺短幅な薄板状金属片であることに対応したものである。仮にバスバー50が断面円形の棒状部材である場合には、それに対応して第1及び第2の突出部22,23の正面形状(又は背面形状)を円形状としてもよい(図4(D)参照)。ちなみに本願の図1〜3では、両突出部22,23が楕円形状又は長円形状であるものとして本体部材20が描かれている。
なお、バスバー50は、本体部材20の第1の突出部22、基部21及び第2の突出部23を中心軸線Cに沿って貫通するように設けられている。そして、バスバー50の長手方向中心部分が本体部材20の内部に埋設された結果として、バスバーの第1端部51が第1の突出部22の先端から更に外に向かって突出して外気に露出すると共に、バスバーの第2端部52が第2の突出部23の先端から更に外に向かって突出して外気に露出している(図2参照)。
本発明では第1の突出部22及びその周辺部の構造が非常に重要であるため、第1の突出部22(以下、単に「突出部22」という)との関連で以下詳細に説明する。なお、本体部材20のうちの少なくとも突出部22は「被取付体の内部に配置されることになる取付部」として機能するものである。
図2及び図3に示すように、突出部22はその軸線方向において、基部21の中心域とつながる基端部と、その基端部とは反対側に位置する先端部とを有している。そして突出部22は、その軸線方向に沿って先端寄り部分24と基端寄り部分25とに二分することができる。突出部22の先端寄り部分24の外周部分は、緩やかに傾斜したテーパーな形状(即ち先端に向かって次第に先細りとなる形状)に形成されており、従ってその外周面24aは一種の円錐面となっている。このテーパーな形状の先端寄り部分24は、カバー部材40と接触して該カバー部材40をその内側から支持するカバー部材支持セクションを提供する。他方で、突出部22の基端寄り部分25は、非テーパーな柱形状に形成されており、従ってその外周面25aは一種の円筒面となっている。この基端寄り部分25は、環状のシール部材30と接触して該シール部材30をその内側から支持するシール部材支持セクションを提供する。
なお、突出部22の基端部(又は基端寄り部分25)は本体部材の基部21の中心域とつながっており、突出部22の外周側には、突出部22の基端部(又は基端寄り部分25)を取り囲むように環状の段部26が設けられている。この段部26には、本体部材20の半径方向に延在する環状の前端面26aが設けられている。前端面26aの意義については後述する。
<シール部材30>
シール部材30は、本体部材20上に組み付けられる環状の部材であり、本体部材20を構成する樹脂材料よりも柔軟で変形し易い材料で作られている。シール部材30の構成材料としては、例えばシリコーンゴム、EPDM、ニトリルゴム、フッ素ゴム等をあげることができる。
<カバー部材40>
図2及び図3に示すように、カバー部材40は、本体部材20の構成材料と同じ材料で作られた略筒形の部材である。なお、カバー部材40は、本体部材20の構成材料と異なる材料から作られてもよい。カバー部材40は、その軸線方向において一方の端部(基端部41と呼ぶ)と他方の端部(先端部42)とを有している。好ましくは図示のように、基端部41は半径方向にやや突出した環状突条形状に形成されるが、基端部41を半径方向に突出しない形状のままとしてもよい。基端部41と先端部42との間に位置するカバー部材40の周壁部には一定の厚みが確保されており、その略筒形の周壁部の内側部分(内周部43と呼ぶ)は、前記本体部材20の突出部22の先端寄り部分24のテーパーな形状と相補的な逆テーパーな形状を有している。即ち、カバー部材40の内周部43は、カバー部材の基端側から先端側に向かうにつれて次第に内径が狭まっていくような緩やかに傾斜したすり鉢形に形成されており、その内周面43aは一種の円錐面の形態をなしている。
前述のように、カバー部材40の内周部43の内周面43aと、本体部材突出部22の先端寄り部分24の外周面24aとは互いに相補的な関係にある。このため、カバー部材40を本体部材突出部22の先端寄り部分24に装着(又は外嵌)した場合には、カバー部材の内周部の内周面43aと、本体部材突出部の先端寄り部分の外周面24aとが互いに密接すると共に、双方のテーパーな形状の嵌合関係に基づいて、カバー部材40が本体部材突出部22の先端寄り部分24の上に正確に位置決めされる。この位置決めの完了時には、カバー部材40はそれ以上、本体部材20の基部21に向けて接近することができなくなり、カバー部材40の基端部41は、本体部材20の段部26から所定の間隔Lを隔てた位置に一義的に位置決めされることになる(図2参照)。なお、カバー部材40の基端部41の後端面41aは、本体部材20の半径方向に沿って延在する環状の端面であり、従ってこの後端面41aは、前記段部26の前端面26aと所定間隔Lを隔てて平行な対向関係にある。
図2に示すように、本体部材20の突出部22に対してカバー部材40を外嵌することで突出部22に対するカバー部材40の位置決めが完了すると、本体部材20の段部26と、本体部材の突出部22上に位置決めされたカバー部材40の基端部41との間には、突出部22の周方向に沿って環状に延びるシール部材取付領域R1が確保される。このシール部材取付領域R1は、突出部22の外周面のうちのカバー部材40で覆われていない外周面(主として基端寄り部分25の外周面25a)、並びに、その外周面の前後両側において起立しているところの段部26の前端面26a及びカバー部材の基端部41の後端面41aによって環状溝状に区画されている。換言すれば、シール部材取付領域R1は、前記三つの面(25a,26a,41a)によって三方を囲まれた略コの字形の断面形状を有している。なお、このシール部材取付領域R1にシール部材30が配置又は収容された状態において、段部26の前端面26a及びカバー部材の基端部41の後端面41aは、シール部材30の軸方向変位を前記間隔Lの範囲内に規制する一対の規制面(26a,41a)として機能する。なお、これらの規制面(26a,41a)は、図2においては互いに平行な状態、即ち、それぞれが突出部22の外周面(25a)に対して垂直な状態で図示されているが、規制面(26a,41a)のいずれか一方又は両方が突出部22の外周面(25a)に対して非垂直に傾斜した状態としてもよい(一例を図7(A)に示す)。
<組み立て等>
本実施形態の端子台10は概ね次の手順で組み立てられる。即ち、バスバー50付き本体部材20の突出部22に対してその先端側から環状のシール部材30が外嵌され、シール部材30が突出部の基端寄り部分25上の段部26に隣接する位置に装着される。次に、本体部材20の突出部22に対して略筒状のカバー部材40が外嵌され、カバー部材40が前記基端寄り部分25に隣接する突出部の先端寄り部分24に装着される。
更に好ましくはその後に、図5の部分拡大断面図に示すように、突出部22の先端部22aと、カバー部材40の先端部42の内周との間にできる略環状の領域の少なくとも一部にポッティング剤としての粘着剤55を塗布又は盛付けることで、カバー部材40を本体部材20に固着してもよい。その際、前記略環状の領域に塗布又は盛付けられた粘着剤55の一部が、突出部の先端寄り部分24の外周面24aとカバー部材の内周部43の内周面43aとの間の僅かなクリアランス(隙間)に進入する。進入した粘着剤55によって前記僅かなクリアランスが埋められると共に、カバー部材40の本体部材20に対する固着が強固なものとなる。なお、使用可能な粘着剤(ポッティング剤)としては、シリコーン系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂等があげられる。
本実施形態の端子台10によれば、本体部材20の突出部22にカバー部材40を設置することで、本体部材20上に環状のシール部材取付領域R1を確保することができる。端子台10の組み立て完了時、突出部22の外周面25a及び段部26の前端面26a(外周面25a及び前端面26aは「取付部のうちカバー部材で覆われていない露出表面」に相当する)並びにカバー部材の基端部41の後端面41aによって区画されるシール部材取付領域R1は、その断面形状が実質的にアンダー形状をなしており、シール部材30の軸方向変位を適度に規制しつつシール部材30を安定的に保持する。従って本実施形態によれば、端子台10の構成部材のそれぞれ(20,30,40)にアンダー形状を予め付与する必要がなく、各構成部材の成形を容易なものとすることができると共に組み立ても容易になる。
また、本体部材20それ自体にはアンダー形状が存在しないため、これを射出成形で成形する場合でも型割り(PL)を設ける必要が無く、従って、突出部22の表面に(少なくとも露出表面に)上記(ロ)で述べたような余剰突起が形成されることがない。それ故、突出部22の表面(露出表面)は平滑であり、シール部材30を隙間なく当接させることができる。
[変更例等]
図1〜5の上記実施形態では一つのシール部材30に対応させて一つのカバー部材40を設けたが、複数組のシール部材及びカバー部材を用いた端子台(10)としてもよい。例えば図6に示す第2の実施形態は、図1〜5に示す上記(第1の)実施形態に対して、第2のシール部材35及び第2のカバー部材45を付加した変更例である。図6において、本体部材20、第1のシール部材30及び第1のカバー部材40は、上記(第1の)実施形態におけるものと基本的に同じであり、本体部材20の段部26と第1のカバー部材40の基端部41との間に第1のシール部材取付領域R1が確保される。
図6では更に、第2のカバー部材45が第1のカバー部材40の前方(先端部側)に配設されると共に、第2のカバー部材45の外周部46が第1のカバー部材40の先端寄り部分をカバー(被覆)している。その結果、第1のカバー部材40の基端部41と、第2のカバー部材45の外周部46の一端部46aとの間には、第1のシール部材取付領域R1と同様の第2のシール部材取付領域R2が確保される。換言すれば、第2のシール部材取付領域R2は、第1のカバー部材40の外周面のうちの第2のカバー部材45で覆われていない露出表面、並びに、その露出表面の前後両側において起立しているところの第1のカバー部材40の基端部41及び第2のカバー部材45の外周部46の一端部46aによって環状溝状に区画されている。この第2のシール部材取付領域R2には第2のシール部材35が配置される。図6の変更例によれば、シール部材取付領域の複数化により二つのシール部材(30,35)を端子台に設置することができ、シール性を更に高めることができる。
なお、本発明の適用対象は端子台に限定されるものではなく、電子機器収容ケースのコネクタ部分や、パイプ等の筒状体の接続部分に本発明を適用してもよい。
図1では、端子台10をケース体3の外側から取り付ける場合を図示しているが、端子台10をケース体3の内側から取り付けることも可能である。
上記実施形態では、カバー部材(40,45)とシール部材(30,35)とを1対1で対応させたが、一つのカバー部材に対して二つ以上のシール部材を対応させる設計としても良い。
カバー部材の数は1つ又は2つに限定されず、3つ以上の複数個であってもよい。
図2及び図3に示す実施形態において、本体部材20における環状の段部26は必須ではなく、また、前述のようにカバー部材40における基端部41の半径方向突出も必須ではなく、それゆえ例えば図7(B)のように構造を簡素化してもよい。図7(B)によれば、突出部22の外周面25a、本体部材20の基部21の前端面21a、及び、カバー部材の基端部41の後端面41aによって、環状溝状のシール部材取付領域R1が区画される。ここで、外周面25a及び前端面21aは「取付部のうちカバー部材で覆われていない露出表面」に相当する。
図2及び図3に示す実施形態において、本体部材20における環状の段部26は必須ではない。それゆえ例えば図8(A)及び(B)に示すように、カバー部材40の基端部41が本体部材20の基部21付近にまで達すると共に、カバー部材40の外周面上にシール部材30が配置されてもよい。これらの場合、本体部材20の基部21の前端面21aと対向する規制面44aを提供する環状突条44(図2における基端部41と同様の構造物)は、カバー部材40の先端位置に設けられてもよいし(図8(A)参照)、あるいはカバー部材40の長手方向の中程に設けられてもよい(図8(B)参照)。図8(A)及び(B)によれば、カバー部材40の外周面、本体部材20の基部21の前端面21a、及び、カバー部材40の環状突条44の規制面44aによって、環状溝状のシール部材取付領域R1が区画される。ここで、前端面21aは「取付部のうちカバー部材で覆われていない露出表面」に相当すると共に、カバー部材40の環状突条44の規制面44aは「カバー部材の一端面」に相当する。
3 ケース体(被取付体)
10 端子台(組み立て体)
20 本体部材
21 基部
22 第1の突出部(本体部材の取付部)
23 第2の突出部
24 突出部22の先端寄り部分
25 突出部22の基端寄り部分
26 環状の段部
30 シール部材
35 第2のシール部材
40 カバー部材
41 カバー部材の基端部(カバー部材の一端部)
41a 基端部の後端面(カバー部材の一端面)
45 第2のカバー部材
50 バスバー(導電性端子部材)
55 粘着剤
R1 シール部材取付領域
R2 第2のシール部材取付領域

Claims (8)

  1. 被取付体に取り付け可能な組み立て体であって、当該組み立て体は、
    剛性を有する材料からなると共に、当該組み立て体の主部をなす本体部材と、
    前記本体部材よりも変形し易い材料からなると共に、前記本体部材上に組み付けられて本体部材と被取付体との間に生じる隙間を塞ぐための環状のシール部材と、
    前記本体部材上に組み付けられるカバー部材と、
    を備え、
    前記本体部材には、被取付体の内部に配置されることになる取付部が形成されており、この取付部には、その外周の一部を覆うように前記カバー部材が設置され、
    前記本体部材の一部と、前記本体部材の取付部に設置された前記カバー部材との間には、前記取付部の外周に沿って環状に延びるシール部材取付領域が確保され、このシール部材取付領域は少なくとも、前記取付部のうち前記カバー部材で覆われていない露出表面と、前記カバー部材の一端面とによって区画される、ことを特徴とする組み立て体。
  2. 前記環状のシール部材取付領域は、略コの字形の断面形状を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の組み立て体。
  3. 前記本体部材は、前記取付部に設置された前記カバー部材の一端部と対向する面を有する段部を有しており、
    前記カバー部材の一端部と前記本体部材の段部との間に前記シール部材取付領域が設けられている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の組み立て体。
  4. 前記本体部材の取付部のうちの少なくとも前記カバー部材が設置される部位が、先細り形状となっている、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の組み立て体。
  5. 第2のシール部材を更に備えている、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の組み立て体。
  6. 前記第2のシール部材に対応して設けられた第2のカバー部材を更に備えており、
    前記カバー部材と前記第2のカバー部材との間には、前記第2のシール部材のための第2のシール部材取付領域が設けられている、ことを特徴とする請求項5に記載の組み立て体。
  7. 前記カバー部材が、前記本体部材の取付部に対し粘着剤を介して固着されている、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の組み立て体。
  8. 端子台として機能する請求項1〜7のいずれか一項に記載の組み立て体であって、
    当該組み立て体は、導電性端子部材としてのバスバーを更に備え、
    前記本体部材は、板状の基部と、その基部から突設された突出部とを有し、
    前記バスバーは、その一部分が前記本体部材に埋設されると共に、他の一部分が前記本体部材の突出部から外に向かって突出して露出されており、
    前記カバー部材は、前記本体部材の突出部の周囲に設けられている、ことを特徴とする端子台としての組み立て体。
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