JP6821421B2 - 押出成形型 - Google Patents
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Description
長手方向に延びる複数の中空部を有する成形板を成形するための押出成形型であって、
成形材料が流れる流路と、
前記流路内に配置され、前記成形板に前記中空部を成形する中空部成形部材と、
を備え、
前記中空部成形部材は、
前記流路の出口である押出口から押出成形される前記成形板の板幅方向に延びる中空部成形部材本体と、
該中空部成形部材本体に前記板幅方向に並ぶように設けられ、それぞれ前記中空部成形部材本体から下流側に延びる複数の中空ピンと、を有し、
前記中空部成形部材本体の下流側端における前記中空ピンの基部間の部位は、前記中空ピンを通って前記板幅方向に延びる部材仮想基準線よりも前記成形板の板厚方向一方側に凹む凹部と、該部材仮想基準線よりも前記板厚方向他方側に凹む凹部と、が前記板幅方向に並ぶ凹凸状に形成されており、
前記流路は、
前記中空部成形部材本体の前記板厚方向一方側に位置する第一流路と、
該中空部成形部材本体の前記板厚方向他方側に位置する第二流路と、
前記第一流路と前記第二流路とが前記中空部成形部材本体の下流側端で合流して前記押出口まで延びる合流路と、を含むことを特徴とする。
前記第一流路又は前記合流路における前記押出口よりも上流側の部位に下流端が前記板厚方向一方側から合流する第一スキン流路と、
前記第二流路又は前記合流路における前記押出口よりも上流側の部位に下流端が前記板厚方向他方側から合流する第二スキン流路と、
を更に含むことが好ましい。
前記第一合流プレートの下流側端及び前記第二合流プレートの下流側端は、それぞれ、前記板幅方向に延びるプレート仮想基準線よりも前記板厚方向一方側に凹む凹部と、前記プレート仮想基準線よりも前記板厚方向他方側に凹む凹部と、が前記板幅方向に交互に並ぶ凹凸状に形成されていることが好ましい。
図1Aに、本実施形態の押出成形型1(以下、成形型1ともいう)を備えた押出成形機10の概略の平面図を示す。押出成形機10は、成形型1と接続された押出機20を備える。押出機20は、第一押出機21及び第二押出機22を含む。第一押出機21は、成形材料が投入される投入口210と、成形材料を押し出すスクリュー211と、成形型1と接続するパイプ212とを備える。第二押出機22は、成形材料が投入される投入口220と、成形材料を押し出すスクリュー221と、成形型1と接続する流入口222とを備える。図1Bに示すように、第一押出機21は、上下2段方式となっている。第一押出機21の上段は、投入口210が接続され、成形材料を送り出すスクリュー211a(パグスクリュー)を備え、第一押出機21の下段は、パイプ212が接続され、成形材料を送り出すスクリュー211b(オーガスクリュー)を備え、第一押出機21の上段と下段とは真空ボックス213を介して接続され、この真空ボックス213は真空引きされている。この真空引きによって成形材料に含まれる空気を除くことができ、成形材料から除かれた空気は機外に排気される。また第二押出機22は、第一押出機21と同様の構成を備え、上下2段式であり、投入口220が接続され、成形材料を送り出すスクリュー221a(パグスクリュー)を備える上段と、流入口222が接続され、成形材料を送り出すスクリュー221b(オーガスクリュー)を備える下段と、を有するとともに、真空引きされた真空ボックスを介して上段と下段とが接続されている。尚、図1Aにおいては、第一押出機21及び第二押出機22は、並列に配置されているが、これに限定されず、直行型或いはY型に配置してもよい。
図6に示す第二の実施形態の成形型1は、図2の成形型1と比較して、合流路133の長さを延長する合流路延長部材170を備える点で異なり、それ以外の構成は図2の成形型1と同様の構成を備える。本実施形態の合流路延長部材170は、内部に延長流路171を備える。延長流路171の始まりの位置は、第一スキン流路141と第二スキン流路142の合流部であり、延長流路171の終わりの位置は、押出口17である。このため、合流路延長部材170は、合流路133の長さを延長するように構成されていると共に、第一スキン流路141及び第二スキン流路142の合流部から押出口17までの距離を延長するようにも構成されている。本実施形態では、延長流路171内に中空ピン151が配置されていることが好ましく、中空ピン151の先端が押出口17まで達していることが好ましい。この場合、押出口17から押し出される成形材料の中空部を維持しやすくすることができる。
図7に、第三の実施形態に係る成形型1の概略の断面図を示す。この成形型1は、図2に示す成形型1と同様に、上型11、下型12、流路13、流路14、中空部成形部材15、及び中子16を備えるが、流路13、流路14、中子16の構造が異なっている。また成形型1は、第一合流プレート161及び第二合流プレート162を更に備える。
13、14 流路
131 第一流路
132 第二流路
133 合流路
141 第一スキン流路
142 第二スキン流路
15 中空部成形部材
150 中空部成形部材本体
151 中空ピン
152、163 凹部
161 第一合流プレート
162 第二合流プレート
17 押出口
170 合流路延長部材
30 成形板
33 中空部
Claims (5)
- 長手方向に延びる複数の中空部を有する成形板を成形するための押出成形型であって、
成形材料が流れる流路と、
前記流路内に配置され、前記成形板に前記中空部を成形する中空部成形部材と、
を備え、
前記中空部成形部材は、
前記流路の出口である押出口から押出成形される前記成形板の板幅方向に延びる中空部成形部材本体と、
該中空部成形部材本体に前記板幅方向に並ぶように設けられ、それぞれ前記中空部成形部材本体から下流側に延びる複数の中空ピンと、を有し、
前記中空部成形部材本体の下流側端における前記中空ピンの基部間の部位は、前記中空ピンを通って前記板幅方向に延びる部材仮想基準線よりも前記成形板の板厚方向一方側に凹む凹部と、該部材仮想基準線よりも前記板厚方向他方側に凹む凹部と、が前記板幅方向に並ぶ凹凸状に形成されており、
前記流路は、
前記中空部成形部材本体の前記板厚方向一方側に位置する第一流路と、
該中空部成形部材本体の前記板厚方向他方側に位置する第二流路と、
前記第一流路と前記第二流路とが前記中空部成形部材本体の下流側端で合流して前記押出口まで延びる合流路と、を含む、
押出成形型。 - 前記流路は、
前記第一流路、又は前記合流路における前記押出口よりも上流側の部位に、下流端が前記板厚方向一方側から合流する第一スキン流路と、
前記第二流路、又は前記合流路における前記押出口よりも上流側の部位に、下流端が前記板厚方向他方側から合流する第二スキン流路と、
を更に含む、
請求項1に記載の押出成形型。 - 前記第一スキン流路は前記第一流路と合流し、その合流部に前記板幅方向に延びる第一合流プレートが配設されている一方、前記第二スキン流路は前記第二流路と合流し、その合流部に前記板幅方向に延びる第二合流プレートが配設されており、
前記第一合流プレートの下流側端及び前記第二合流プレートの下流側端は、それぞれ、前記板幅方向に延びるプレート仮想基準線よりも前記板厚方向一方側に凹む凹部と、前記プレート仮想基準線よりも前記板厚方向他方側に凹む凹部と、が前記板幅方向に交互に並ぶ凹凸状に形成されている、
請求項2に記載の押出成形型。 - 前記合流路の上流端における前記板厚方向の寸法に対する下流端における前記板厚方向の寸法の比が2/3以下である、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の押出成形型。 - 前記合流路の長さを延長する合流路延長部材を更に備える、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の押出成形型。
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Family Applications (1)
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