JP6817612B2 - 寄付支援システム及び寄付支援方法 - Google Patents

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Description

本発明は、寄付提供者による寄付の実施を支援する寄付支援システム及び寄付支援方法に関する。
インターネットの普及に伴い、良質なコンテンツをインターネット上に提供するコンテンツ制作者に対して寄付を行うことを可能にするコンピュータシステムが提案されている。例えば、特許文献1には、コンテンツ提供装置からインターネットを介して供給されたコンテンツの画像データを受信し、当該画像データに基づいて所定の寄付ボタンが設けられたコンテンツ表示画面を表示し、当該コンテンツ表示画面の中から寄付ボタンが選択されたとき、当該寄付ボタンに対応した所定金額の寄付データを生成し、当該寄付データをネットワークを介してコンテンツ提供装置に送信する寄付処理装置が開示されている。この寄付処理装置によれば、コンテンツ制作者に対して寄付行為を容易に行うことができる。
特開2001−344530号公報
しかしながら、上述した従来の寄付処理装置により実施される寄付は、コンテンツ制作者が寄付受領者となる場合に限定されるため、適用される範囲が限定されてしまうという問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、コンテンツ制作者と寄付受領者とが異なる場合にも適用可能な寄付支援システム及び寄付支援方法を提供することにある。
本発明者は、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)等のインターネット上の各種サービスにおいて膨大な画像が投稿されている点に着目し、これらの画像と寄付とを結び付けることにより、コンテンツ制作者と寄付受領者とが一致しない寄付を実現することができると考え、下記の発明をした。すなわち、本発明の一の態様の寄付支援システムは、寄付を提供する寄付提供者と、インターネット上に画像を投稿する画像投稿者と、寄付を受領する寄付受領者とを連携させることにより当該寄付の実施を支援する寄付支援システムであって、画像を分類するためのタグ情報と前記寄付提供者により提供される寄付とを対応付ける寄付設定手段と、前記画像投稿者によって、前記寄付設定手段により前記提供される寄付と対応付けられたタグ情報が付されてインターネット上に投稿された画像を、当該タグ情報に基づいて収集する画像収集手段と、前記画像収集手段によって収集された画像の中から前記提供される寄付と関連付ける画像を特定する画像特定手段と、前記画像特定手段によって特定された画像と、前記提供される寄付の内容と、当該寄付を受領する前記寄付受領者とを対応付けて規定した寄付確定情報を生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された寄付確定情報に基づいて寄付が実施された場合に、当該寄付確定情報で規定された画像を公開する画像公開手段とを備える。
前記態様において、前記画像公開手段が、前記特定された画像と前記寄付提供者を特定する寄付提供者特定情報とを関連付けて公開するように構成されていてもよい。
また、前記態様において、前記画像公開手段が、前記特定された画像と当該画像を投稿した画像投稿者を特定する画像投稿者特定情報とを関連付けて公開するように構成されていてもよい。
また、前記態様において、前記タグ情報は、ハッシュタグであってもよく、画像が投稿された地域を示す情報であってもよい。
また、本発明の一の態様の寄付支援方法は、コンピュータを用いて、寄付を提供する寄付提供者と、インターネット上に画像を投稿する画像投稿者と、寄付を受領する寄付受領者とを連携させることにより当該寄付の実施を支援する寄付支援方法であって、前記コンピュータが、画像を分類するためのタグ情報と前記寄付提供者により提供される寄付とを対応付けるステップと、前記画像投稿者によって、前記提供される寄付と対応付けられたタグ情報が付されてインターネット上に投稿された画像を、前記コンピュータが、当該タグ情報に基づいて収集するステップと、前記コンピュータが、収集された画像の中から前記提供される寄付と関連付ける画像を特定するステップと、前記コンピュータが、特定された画像と、前記提供される寄付の内容と、当該寄付を受領する前記寄付受領者とを対応付けて規定した寄付確定情報を生成するステップと、生成された寄付確定情報に基づいて寄付が実施された場合に、前記コンピュータが、当該寄付確定情報で規定された画像を公開するステップとを有する。
本発明に係る寄付支援システム及び寄付支援方法によれば、コンテンツ制作者と寄付受領者とが異なる場合の寄付を実現することができる。
本発明の実施の形態に係る寄付支援システムの構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態に係る寄付支援装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態に係る寄付支援装置に設けられている寄付提供者データベースのレイアウトの一例を示す図。 本発明の実施の形態に係る寄付支援装置に設けられている寄付受領者データベースのレイアウトの一例を示す図。 本発明の実施の形態に係る寄付支援装置に設けられている画像投稿者データベースのレイアウトの一例を示す図。 本発明の実施の形態に係る寄付支援装置に設けられている寄付確定データベースのレイアウトの一例を示す図。 本発明の実施の形態に係る寄付支援装置及び寄付提供者装置によって実行される寄付設定処理の手順を示すフローチャート 設定画面の表示例を示す図。 本発明の実施の形態に係る寄付支援装置及び寄付提供者装置によって実行される画像特定処理の手順を示すフローチャート 閲覧画面の表示例を示す図。 公開画面の表示例を示す図。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す各実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための方法及び装置を例示するものであって、本発明の技術的思想は下記のものに限定されるわけではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において種々の変更を加えることができる。
[寄付支援システムの構成]
図1は、本実施の形態の寄付支援システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態の寄付支援システムは、寄付支援装置1により構成されている。図1に示すとおり、寄付支援装置1は、インターネット100と通信可能に接続されている。この寄付支援装置1の他にも、インターネット100には、画像の投稿を行う複数の画像投稿者のそれぞれにて用いられる画像投稿者装置2,2,…、寄付を提供する複数の寄付提供者のそれぞれにて用いられる寄付提供者装置3,3,…、及び寄付を受領する複数の寄付受領者のそれぞれにて用いられる寄付受領者装置4,4,…が通信可能に接続されている。寄付支援装置1と、これらの画像投稿者装置2,2,…、寄付提供者装置3,3,…、及び寄付受領者装置4,4,…とは、インターネット100を介してデータ通信を行うことができる。なお、画像投稿者装置2,2,…、寄付提供者装置3,3,…、及び寄付受領者装置4,4,…としては、パーソナルコンピュータ、タブレット型端末、及びスマートフォン等の通信機能を有する各種の情報端末を用いることができる。
本寄付支援システムの場合、寄付提供者及び寄付受領者として様々な団体及び個人が想定される。寄付提供者としては、例えば、様々な寄付団体、CSR活動に注力している企業等が挙げられる。また、寄付受領者としては、例えば、寄付を必要とする養護施設などの各種団体、被災者等が挙げられる。
[寄付支援装置の構成]
図2は、本実施の形態の寄付支援装置1の構成を示すブロック図である。図2に示すとおり、コンピュータ(寄付支援装置)1は、CPU10、ROM11、RAM12、ハードディスク13、通信インタフェース(I/F)14、ディスプレイ15、及び入力部16を備えており、これらの各要素はバス17によって接続されている。
CPU10は、RAM12にロードされた各種のコンピュータプログラムを実行する。これにより、コンピュータ1が本実施の形態の寄付支援装置として機能することになる。
ROM11は、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、又はEEPROM(Electrically Erasable PROM)等によって構成されており、CPU10にて実行されるコンピュータプログラム及びその実行の際に用いられるデータ等が記憶されている。
RAM12は、SRAM又はDRAMなどによって構成されている。このRAM12は、ハードディスク13に記憶されている各種のコンピュータプログラムの読み出し等に用いられる。また、CPU10が各種のコンピュータプログラムを実行するときに、CPU10の作業領域としても利用される。
ハードディスク13には、オペレーティングシステム及びアプリケーションプログラムなど、CPU10に実行させるための各種のコンピュータプログラム及び当該コンピュータプログラムの実行に用いられるデータ等が予めインストールされている。また、このハードディスク13には、寄付提供者に関する情報である寄付提供者情報が格納される寄付提供者データベース(DB)13A、寄付受領者に関する情報である寄付受領者情報が格納される寄付受領者データベース(DB)13B、画像投稿者に関する情報である画像投稿者情報が格納される画像投稿者データベース(DB)13C、ハッシュタグ等のタグ情報が格納されるタグデータベース(DB)13D、インターネット100から収集された画像が格納される画像データベース(DB)13E、及び確定した寄付の内容を示す寄付確定情報が格納される寄付確定データベース(DB)13Fが設けられている。これらの各データベースの詳細については後述する。
さらに、ハードディスク13には、例えば米マイクロソフト社が製造販売するWindows(登録商標)などのマルチタスクオペレーティングシステムがインストールされている。以下の説明においては、各種のコンピュータプログラムが当該オペレーティングシステム上で動作するものとしている。
通信I/F14は、インターネット100等の各通信ネットワークを介して寄付支援装置1が外部の装置と通信するためのインタフェース装置である。寄付支援装置1は、この通信I/F14を介して、画像投稿者装置2,2,…、寄付提供者装置3,3,…、及び寄付受領者装置4,4,…との間で各種のデータの送受信を行う。
ディスプレイ15は、LCD等で構成される出力装置であり、CPU10から与えられた画像データに応じた映像信号にしたがって画像(画面)を表示する。また、入力部16は、キーボード及びマウス等で構成された入力装置である。ユーザが入力部16を使用することによって、寄付支援装置1に対する入力を行うことができる。
以下、ハードディスク13に設けられている各データベースの詳細について説明する。
(A)寄付提供者DB13A
図3は、寄付提供者DB13Aのレイアウトの一例を示す図である。図3に示すとおり、寄付提供者DB13Aは、寄付提供者を識別する寄付提供者IDが格納される寄付提供者IDフィールド101、寄付提供者の名称(団体名又は個人名等)が格納される名称フィールド102、電子メールアドレス等の寄付提供者の連絡先が格納される連絡先フィールド103、寄付提供者が寄付として用意している予算の総額が格納される予算フィールド104、寄付提供者が希望するタグ情報である希望タグが格納される希望タグフィールド105、寄付提供者が希望する投稿者の属性が格納される投稿者属性フィールド106、及び予算の割当額が格納される割当額フィールド107を少なくとも有している。上記のタグ情報の詳細については後述する。投稿者属性フィールド106に格納される属性には、投稿者の年齢、性別、及び職業等の各種の属性が含まれる。希望タグフィールド105及び投稿者属性フィールド106には、後述する寄付設定処理によって得られた希望タグ及び投稿者の属性がそれぞれ格納される。また、名称フィールド102、連絡先フィールド103及び予算フィールド104には、寄付支援システムの運営者によって運営されているウェブサイト(以下「登録サイト」という)等を介して寄付提供者装置3から予め取得された各情報が格納される。
(B)寄付受領者DB13B
図4は、寄付受領者DB13Bのレイアウトの一例を示す図である。図4に示すとおり、寄付受領者DB13Bは、寄付受領者を識別する寄付受領者IDが格納される寄付受領者IDフィールド201、寄付受領者の名称(団体名又は個人名等)が格納される名称フィールド202、及び電子メールアドレス等の寄付受領者の連絡先が格納される連絡先フィールド203を少なくとも有している。これらのうち、名称フィールド202及び連絡先フィールド203には、上記の登録サイト等を介して寄付受領者装置4から予め取得された各情報が格納される。なお、寄付支援システムを介して実施される寄付を受領する寄付受領者は、このように予め登録された者には限定されず、登録していない者も当該寄付受領者になり得る。
(C)画像投稿者DB13C
図5は、画像投稿者DB13Cのレイアウトの一例を示す図である。図5に示すとおり、画像投稿者DB13Cは、画像投稿者を識別する画像投稿者IDが格納される画像投稿者IDフィールド301、画像投稿者の氏名が格納されるが氏名フィールド302、電子メールアドレス等の画像投稿者の連絡先が格納される連絡先フィールド303、及び画像投稿者の属性が格納される属性フィールド304を少なくとも有している。これらのうち、氏名フィールド302、連絡先フィールド303及び属性フィールド304には、上記の登録サイト等を介して画像投稿者装置2から予め取得された各情報が格納される。なお、寄付支援システムによって寄付と関連付けられる画像の画像投稿者は、このように予め登録された者には限定されず、登録していない者も当該画像投稿者になり得る。
(D)タグDB13D
タグDB13Dに格納されるタグ情報には、各種のSNS等で用いられるハッシュタグ、画像が投稿された地域を示す情報等が含まれる。寄付支援システムの運営者又は寄付提供者によって設定されたり、インターネット100から収集されたり等、様々な態様で得られたタグ情報がタグDB13Dに格納されている。
(E)画像DB13E
画像DB13Eには、後述するようにしてインターネット100を介して収集された投稿画像が格納される。なお、この画像には、静止画像及び動画像が含まれる。
(E)寄付確定DB13F
図6は、寄付確定DB13Fのレイアウトの一例を示す図である。図6に示すとおり、寄付確定DB13Fは、寄付を提供する寄付提供者の寄付提供者IDが格納される寄付提供者IDフィールド401、その寄付を受領する寄付受領者の寄付受領者IDが格納される寄付受領者IDフィールド402、その寄付に係る画像を識別するための画像IDが格納される画像IDフィールド403、その寄付に係るタグ情報が格納されるタグフィールド404、及びその寄付の内容(寄付金の額、寄付される物品の名称等)が格納される寄付内容フィールド405を少なくとも有している。この寄付確定情報は、後述する画像特定処理によって生成され、寄付確定DB13Fに登録される。
[寄付支援システムの動作]
次に、上述したように構成された本実施の形態の寄付支援システムの動作について、フローチャート等を参照しながら説明する。なお、以下では、(1)タグ情報を用いて寄付の設定を行う寄付設定処理、(2)寄付に係る画像を収集する画像収集処理、(3)寄付に係る画像を特定する画像特定処理、及び(4)実施された寄付の概要を公開する寄付公開処理の各処理に分けて説明する。
(1)寄付設定処理
寄付提供者は、自らが希望するタグ情報と寄付とを結び付けるために、寄付の設定を行う。このとき、下記の寄付設定処理が実行される。
図7は、寄付支援装置1及び寄付提供者装置3によって実行される寄付設定処理の手順を示すフローチャートである。図7に示すとおり、寄付提供者装置3はまず、寄付提供者による指示にしたがって、寄付の設定を開始するための寄付設定要求を寄付支援装置1に対して送信する(S101)。
寄付支援装置1は、寄付提供者装置3から送信された寄付設定要求を受信した場合(S201)、寄付の設定を行うための設定画面情報を寄付提供者装置3に対して送信する(S202)。
寄付提供者装置3は、寄付支援装置1から送信された設定画面情報を受信した場合(S102)、その設定画面情報に基づいて得られる設定画面をディスプレイ上に表示する(S103)。図8は、その設定画面の表示例を示す図である。図8に示すように、設定画面1001には、寄付提供者が希望するタグ情報を入力するための希望タグ入力欄1002、同じく画像投稿者の属性を入力するための投稿者属性入力欄1003、予算を入力するための予算入力欄1004、及び各入力欄に入力された情報を寄付支援装置1に対して送信するための送信ボタン1005が設けられている。
寄付提供者は、自らが提供する寄付と関連付けるのに適当と思われる1又は複数のタグ情報を希望タグ入力欄1002に入力する。例えば、寄付提供者が子育て支援を目的として寄付を提供する場合、「#子育て」「#育児」等のハッシュタグが入力される。また、寄付提供者が自らの製品の宣伝を目的として寄付を提供する場合、その製品名又はブランド名等がハッシュタグとして入力される。その他にも、寄付提供者が特定の地域で投稿された画像と関連付けて寄付を提供することを希望する場合であれば、その地域を示すタグ情報等が入力される。このタグ情報の入力は、寄付提供者が任意の文字列を入力することによって行われてもよく、タグDB13Dに登録されている1又は複数のタグ情報を表示する欄を別途設け、寄付提供者がその欄から特定のタグ情報を選択することによって行われてもよい。
また、寄付提供者は、自らが提供する寄付と関連付けるのに適当と思われる投稿者の1又は複数の属性を投稿者属性入力欄1003に入力する。例えば、寄付提供者が女性の社会進出の支援を目的として寄付を提供する場合、「女性」「20代〜30代」等の属性が入力される。また、寄付提供者が自らの製品の宣伝を目的として寄付を提供する場合、その製品の主な購買層の属性が入力される。この投稿者属性の入力も、タグ情報の場合と同様、予め用意された1又は複数の属性を表示する欄を設け、寄付提供者がその欄から特定の属性を選択することによって行われてもよい。
上記のタグ情報及び投稿者属性は、少なくとも何れか一方が入力されればよい。但し、投稿者属性のみが入力される場合、収集される画像は登録サイト等を介して予め登録された画像投稿者によって撮影されたものに限定されることになるため、より広い範囲で画像を収集することを望む場合はタグ情報を入力しておくことが好ましい。
さらに、寄付提供者は、入力したタグ情報及び/又は投稿者属性によって関連付けられる画像に係る寄付に対する予算の割当額を予算入力欄1004に入力する。寄付提供者は、用意している予算の総額を入力してもよく、そのうちの一部の額を入力してもよい。一部の額が入力される場合、残りの額については別のタグ情報及び/又は投稿者属性を設定することができる。これらを同時に入力できるように、寄付設定画面1001に各入力欄1002乃至1004が複数設けられていてもよい。この割当額は、寄付支援装置1が所定のルールにしたがって自動的に算出することにより得ても構わない。
寄付提供者装置3は、上記のようにして各入力欄1002乃至1004に対して行われた入力を受け付ける(S104)。その後、寄付提供者によって送信ボタン1005がクリックされた場合、寄付提供者装置3は入力を受け付けた各情報を含む設定情報を寄付支援装置1に対して送信する(S105)。
寄付支援装置1は、寄付提供者装置3から送信された設定情報を受信した場合(S203)、その設定情報に含まれる各情報を用いて寄付提供者DB13Aを更新する(S204)。具体的には、設定情報に含まれるタグ情報、投稿者属性、及び予算の割当額を、希望タグフィールド105、投稿者属性フィールド106、及び割当額フィールド107にそれぞれ格納する。これにより、寄付設定処理が終了する。
なお、本実施の形態では上述したように寄付設定処理によってタグ情報、投稿者属性、及び予算が設定されているが、それ以外の処理によってこれらが設定されても構わない。例えば、タグ情報、投稿者属性、及び予算のうちの少なくとも1つが、上記の登録サイト等を介して設定されてもよい。
上述したようにして設定されたタグ情報は広く一般に公開される。具体的には、寄付支援システムの運営者が運営するウェブサイトに当該タグ情報を掲載したり、各種媒体に当該タグ情報を提供したりすることによって公開される。また、SNSのシェア等によって当該タグ情報が拡散される。これにより、画像投稿者は寄付に係るタグ情報の存在を知ることができる。このとき、タグ情報のみではなく、そのタグ情報がどのような寄付と対応付けられているのかを示す関連情報(寄付の目的及び寄付提供者の名称等)も合わせて公開されることが好ましい。この関連情報を参照した画像投稿者は、寄付の目的等に賛同した場合に、画像投稿者装置2を用いて、画像を撮影し、当該タグ情報を付した上でインターネット100上のSNS等の各種サービスに投稿する。このようにして投稿された画像は、後述する画像収集処理によって収集される。なお、上記のようにして公開されたタグ情報の存在を知らずに、画像投稿者が偶然当該タグ情報を付した画像を投稿することもあり得る。また、当該タグ情報が付された画像が既にインターネット100上に存在する場合もある。そのような投稿画像も後述する画像収集処理によって収集されることになる。
画像投稿者が上記の登録サイト等を介して予め登録を済ませている者である場合、すなわち画像投稿者DB13Cに画像投稿者情報が格納されている画像投稿者である場合、寄付支援システムの運営者によって運営されている画像投稿用サイト等に画像が投稿されることもある。この場合、投稿された画像は画像投稿者IDが紐付けられて寄付支援装置1の画像DB13Eに格納される。
(2)画像収集処理
寄付支援装置1は、上述したようにして設定されたタグ情報及び投稿者属性を用いて、寄付と関連付けられる画像を収集する画像収集処理を実行する。以下、この画像収集処理の詳細について説明する。
寄付支援装置1は、寄付提供者DB13Aに格納されているハッシュタグに基づいて、当該ハッシュタグが付されている画像をインターネット100から収集する。例えば、寄付提供者DB13Aに「#子育て」が格納されている場合、その「#子育て」をキーとして検索を行うことにより、「#子育て」が付された画像が収集される。
また、寄付支援装置1は、寄付提供者DB13Aに格納されている地域を示すタグ情報に基づいて、当該タグ情報が付されている画像をインターネット100から収集する。画像投稿者装置2によって画像が投稿される場合、投稿された地域を示すタグ情報が当該画像に付される場合がある。寄付支援装置1は、そのようにして画像に付されたタグ情報と寄付提供者DB13Aに格納されている地域を示すタグ情報とが合致する場合、当該画像を取得する。
(3)画像特定処理
上記の画像収集処理によって収集された画像の中から寄付と関連付ける画像が特定される。この特定を行うための画像特定処理について説明する。
図9は、寄付支援装置1及び寄付提供者装置3によって実行される画像特定処理の手順を示すフローチャートである。図9に示すとおり、寄付支援装置1はまず、画像収集処理によって収集された画像の一覧が含まれる閲覧画面情報を寄付提供者装置3に対して送信する(S301)。
なお、寄付提供者によって寄付に係る投稿者属性が設定されている場合、寄付支援装置1は、画像投稿者DB13Cを参照して当該投稿者属性を有している画像投稿者を特定し、その特定した画像投稿者によって投稿された画像を画像DB13Eから抽出する。そして、寄付支援装置1は、ステップS301において、その抽出した画像の一覧が含まれる閲覧画面情報を寄付提供者装置3に対して送信する。
寄付提供者装置3は、寄付支援装置1によって送信された閲覧画面情報を受信した場合(S401)、その閲覧画面情報に基づいて得られる閲覧画面をディスプレイ上に表示する(S402)。図10は、その閲覧画面の表示例を示す図である。図10に示すように、閲覧画面2001には、画像を表示するための表示欄2002、その画像を選択するためのチェック欄2003、及びチェック欄へのチェック結果を示す情報を寄付支援装置1に対して送信するための送信ボタン2004が設けられている。
寄付提供者は、表示欄2002に表示されている画像を参照し、自らが提供する寄付と関連付けるのに適当と思われる1又は複数の画像を特定する。そして、寄付提供者は、そのようにして特定した画像に対応付けられているチェック欄2003をクリックすることによって画像の選択を行う。これにより、寄付提供者によって選択された画像を示す選択情報の入力が完了する。
寄付提供者装置3は、上記のようにして行われた選択情報の入力を受け付ける(S403)。その後、寄付提供者によって送信ボタン2004がクリックされた場合、寄付提供者装置3は入力を受け付けた選択情報を寄付支援装置1に対して送信する(S404)。
寄付支援装置1は、寄付提供者装置3から送信された選択情報を受信した場合(S302)、その選択情報によって示されている画像に基づいて寄付内容を確定する(S303)。この場合、寄付支援装置1は、その画像に関連付けてどの程度の額の寄付を行うのかを確定する。例えば、寄付提供者によって選択された画像が1つである場合、その1つの画像に関連付けて、寄付設定処理によって設定された割当額の全額の寄付を行うことが確定される。また、選択された画像が複数ある場合では、当該割当額をその数で等分した額が寄付額として確定される。ここで、等分するのではなく、当該画像に係る画像投稿者の寄付支援システムに対する貢献度に応じて算出するようにしてもよい。この貢献度は、投稿数の大小、寄付に関連付けられた画像として採用された回数の大小等によって定まる指標である。なお、このように寄付金の額ではなく、寄付される物品が寄付内容とされる場合もある。
このステップS303において、寄付受領者は特定されてもされなくても構わない。特定される場合は、寄付提供者によって設定された者を寄付受領者として特定したり、寄付支援装置1によって寄付受領者DB13Bの中から所定のルールに基づいて抽出された者を寄付受領者として特定したりすることが想定される。また、特定されない場合は、画像特定処理の終了後、適宜のタイミングで寄付支援システムの運営者又は寄付提供者等によって寄付受領者が特定される。
次に、寄付支援装置1は、上述したようにして確定した寄付内容を示す寄付確定情報を生成し(S304)、これを寄付確定DB14Fに登録する(S305)。これにより、画像特定処理が終了する。
(4)寄付公開処理
上記のようにして寄付確定DB14Fに登録された寄付確定情報に係る寄付は、所定のタイミングで実施される。このようにして実施された寄付の概要は、以下に説明する寄付公開処理によって公開される。
寄付支援装置1は、寄付が実施された後、外部の装置からインターネット100を介してリクエストを受けた場合に、その寄付の実施日、寄付の受領者・提供者、寄付と関連付けられた画像、その画像を投稿した投稿者、及び、寄付金の額等の寄付内容を示す寄付公開画面を示す寄付公開画面情報を当該外部の装置に対して送信する。この装置は、その寄付公開画面情報に基づいて寄付公開画面をディスプレイ上に表示する。
図11は、寄付公開画面の一例を示す図である。図11に示すように、寄付公開画面3001には、上述した寄付の実施日等の各情報が示されている。これを参照することによって、誰から誰に対していつどのような寄付が行われたのかを知ることができる。また、その寄付には、どのような画像がかかわっているのか、その画像は誰が投稿したものであるのかを知ることもできる。これにより、どのような画像・画像投稿者が寄付に貢献しているのか、どのような画像がどのような寄付提供者によって選ばれているのか等、様々な情報を得ることができる。
以上のとおり、本実施の形態の場合、投稿された画像(コンテンツ)と寄付とを結び付けることにより、コンテンツ制作者と寄付受領者とが一致しない寄付の実施を支援することができる。これにより、多様なニーズに柔軟に対応することが可能になり、寄付の促進を図ることができる。
(その他の実施の形態)
上述した実施の形態では、寄付支援装置1が単一のコンピュータで構成されているが、複数のコンピュータで構成された分散システムにより寄付支援装置1が実現される等、様々な機器構成が想定され得る。
本発明の寄付支援システム及び寄付支援方法はそれぞれ、寄付を必要とする寄付受領者に対して寄付が行われる場合にその寄付の実施を支援する寄付支援システム及び寄付支援方法等として有用である。
1 寄付支援装置
10 CPU
11 ROM
12 RAM
13 ハードディスク
13A 寄付提供者データベース
13B 寄付受領者データベース
13C 画像投稿者データベース
13D タグデータベース
13E 画像データベース
13F 寄付確定データベース
14 通信インタフェース
15 ディスプレイ
16 入力部
17 バス
2 画像投稿者装置
3 寄付提供者装置
4 寄付受領者装置
100 インターネット

Claims (6)

  1. 寄付を提供する寄付提供者と、インターネット上に画像を投稿する画像投稿者と、寄付を受領する寄付受領者とを連携させることにより当該寄付の実施を支援する寄付支援システムであって、
    画像を分類するためのタグ情報と前記寄付提供者により提供される寄付とを対応付ける寄付設定手段と、
    前記画像投稿者によって、前記寄付設定手段により前記提供される寄付と対応付けられたタグ情報が付されてインターネット上に投稿された画像を、当該タグ情報に基づいて収集する画像収集手段と、
    前記画像収集手段によって収集された画像の中から前記提供される寄付と関連付ける画像を特定する画像特定手段と、
    前記画像特定手段によって特定された画像と、前記提供される寄付の内容と、当該寄付を受領する前記寄付受領者とを対応付けて規定した寄付確定情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された寄付確定情報に基づいて寄付が実施された場合に、当該寄付確定情報で規定された画像を公開する画像公開手段と
    を備える、寄付支援システム。
  2. 前記画像公開手段が、前記特定された画像と前記寄付提供者を特定する寄付提供者特定情報とを関連付けて公開するように構成されている、
    請求項1に記載の寄付支援システム。
  3. 前記画像公開手段が、前記特定された画像と当該画像を投稿した画像投稿者を特定する画像投稿者特定情報とを関連付けて公開するように構成されている、
    請求項1又は2に記載の寄付支援システム。
  4. 前記タグ情報は、ハッシュタグである、
    請求項1乃至3の何れかに記載の寄付支援システム。
  5. 前記タグ情報は、画像が投稿された地域を示す情報である、
    請求項1乃至3の何れかに記載の寄付支援システム。
  6. コンピュータを用いて、寄付を提供する寄付提供者と、インターネット上に画像を投稿する画像投稿者と、寄付を受領する寄付受領者とを連携させることにより当該寄付の実施を支援する寄付支援方法であって、
    前記コンピュータが、画像を分類するためのタグ情報と前記寄付提供者により提供される寄付とを対応付けるステップと、
    前記画像投稿者によって、前記提供される寄付と対応付けられたタグ情報が付されてインターネット上に投稿された画像を、前記コンピュータが、当該タグ情報に基づいて収集するステップと、
    前記コンピュータが、収集された画像の中から前記提供される寄付と関連付ける画像を特定するステップと、
    前記コンピュータが、特定された画像と、前記提供される寄付の内容と、当該寄付を受領する前記寄付受領者とを対応付けて規定した寄付確定情報を生成するステップと、
    生成された寄付確定情報に基づいて寄付が実施された場合に、前記コンピュータが、当該寄付確定情報で規定された画像を公開するステップと
    を有する、寄付支援方法。
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