JP6815503B2 - 撮像装置、撮像装置の制御方法、及び撮像装置の制御プログラム - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御方法、及び撮像装置の制御プログラム Download PDF

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Description

本開示の技術は、撮像装置、撮像装置の制御方法、及び撮像装置の制御プログラムに関する。
撮像素子により撮像光学系を通して被写体を撮像する撮像装置において、ND(Neutral Density)フィルタを用いて撮像を行う技術が知られている。また、撮像光学系に対して物理的なNDフィルタを設けたことと同等の効果を得るための技術として、いわゆる、デジタルNDフィルタ処理(以下、単に「NDフィルタ処理」という)と呼ばれる技術が知られている。例えば、特許文献1には、画像を複数の部分領域に分割し、各分割領域に対するNDフィルタ処理の効果を徐々に異ならせる技術が開示されている。
一方、特許文献2及び特許文献3には、画像処理の効果が異なる画像を並べて表示させることにより、画像処理の効果を見比べる技術が開示されている。
特開2016−187172号公報 特開2014−110607号公報 特開2009−290818号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、被写体の画像に対する画像処理の効果を見比べられるとは限らず、また見比べ難い場合があった。また、上記特許文献2及び特許文献3に開示されている技術においても、画像処理の効果が異なる画像を見比べられるものの、必ずしも、被写体の画像に対する画像処理の効果を見比べられるとは限らず、また見比べ難い場合があった。
本開示は、上記事情を考慮して成されたものであり、NDフィルタの効果を見比べながら撮像することができる撮像装置、撮像装置の制御方法、及び撮像装置の制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示の第1の態様の撮像装置は、撮像光学系を通して被写体を撮像素子により撮像して得られた画像信号を出力する撮像部と、画像信号に応じた撮像画像を表示する表示部と、撮像画像における被写体の画像が含まれる分割対象領域を分割した複数の分割領域毎に、分割領域の画像を露出の度合いが、複数の分割領域の並び方向に予め定められた割合で異なる画像として表示部に表示させる制御を行う制御部と、を備える。
の態様の撮像装置は、第1の態様の撮像装置において、複数の分割領域の数は、被写体の画像の大きさに応じた数とされている。
の態様の撮像装置は、第1の態様または第2の態様の撮像装置において、分割対象領域を分割する方向は、分割対象領域の形状に応じた方向とされている。
の態様の撮像装置は撮像光学系を通して被写体を撮像素子により撮像して得られた画像信号を出力する撮像部と、画像信号に応じた撮像画像を表示する表示部と、撮像画像における被写体の画像が含まれる分割対象領域として、撮像画像の一部の領域である被写体の画像を含む被写体領域を少なくとも1つ抽出し、抽出した被写体領域を分割した複数の分割領域毎に、露出の度合いが異なる画像として表示部に表示させる制御を行う制御部と、を備える。
の態様の撮像装置は、第1の態様から第の態様のいずれか1態様の撮像装置において、制御部は、複数の分割領域と異なる、撮像画像を分割して得られた複数の撮像領域のうち、露出の度合いの制御を行う撮像領域の画像の露出の度合いを、複数の分割領域のいずれか1つの分割領域に応じた画像の露出の度合いとされている。
の態様の撮像装置は、第の態様の撮像装置において、複数の分割領域の各々は、露出の度合いの制御を行う撮像領域の一部を含む、とされている。
の態様の撮像装置は、第1の態様から第の態様のいずれか1態様の撮像装置において、制御部は、撮像画像の露出の度合いを、表示部に表示された複数の分割領域から選択された分割領域に対応する画像に応じた露出の度合いとする、とされている。
の態様の撮像装置は、第の態様または第の態様の撮像装置において、制御部は、撮像画像における、予め定められた閾値より輝度が高い領域を、露出の度合いの制御を行う撮像領域とする、とされている。
の態様の撮像装置は、第の態様から第の態様のいずれか1態様の撮像装置において、制御部は、撮像画像の輝度と画素数との対応関係を表すヒストグラムを導出し、ヒストグラムにおいて予め定められた条件を満たす輝度に基づいて撮像画像から導出した境界線を用いて、撮像画像を複数の撮像領域に分割する、とされている。
10の態様の撮像装置は、第の態様の撮像装置において、制御部は、ヒストグラムにおいて、輝度値のピークとピークとの谷間に応じた輝度値を、境界線の輝度とする、とされている。
11の態様の撮像装置は、第の態様または第10の態様の撮像装置において、制御部は、露出の度合いを制御する単位となる第1の解像度が、撮像画像の第2の解像度よりも低い場合は、境界線を用いて、第2の解像度に応じて撮像画像を複数の領域に分割し、複数の領域に基づいて、撮像画像を、第1の解像度に応じた複数の撮像領域に分割する、とされている。
12の態様の撮像装置は、第1の態様から第11の態様のいずれか1態様の撮像装置において、制御部は、さらに、分割対象領域のダイナミックレンジを制御する、とされている。
13の態様の撮像装置の制御方法は、撮像光学系を通して被写体を撮像素子により撮像して得られた画像信号に応じた撮像画像を表示部に表示させ、撮像画像における被写体の画像が含まれる分割対象領域を分割した複数の分割領域毎に、分割領域の画像を露出の度合いが、複数の分割領域の並び方向に予め定められた割合で異なる画像として表示部に表示させる制御を行う、処理を含む。
第14の態様の撮像装置の制御方法は、撮像光学系を通して被写体を撮像素子により撮像して得られた画像信号に応じた撮像画像を表示部に表示させ、撮像画像における被写体の画像が含まれる分割対象領域として、撮像画像の一部の領域である被写体の画像を含む被写体領域を少なくとも1つ抽出し、抽出した被写体領域を分割した複数の分割領域毎に、露出の度合いが異なる画像として表示部に表示させる制御を行う、処理を含む。
第15の態様の撮像装置の制御プログラムは、コンピュータに、撮像光学系を通して被写体を撮像素子により撮像して得られた画像信号に応じた撮像画像を表示部に表示させ、撮像画像における被写体の画像が含まれる分割対象領域を分割した複数の分割領域毎に、分割領域の画像を露出の度合いが、複数の分割領域の並び方向に予め定められた割合で異なる画像として表示部に表示させる制御を行う、処理を実行させるためのものである。
第16の態様の撮像装置の制御プログラムは、コンピュータに、撮像光学系を通して被写体を撮像素子により撮像して得られた画像信号に応じた撮像画像を表示部に表示させ、撮像画像における被写体の画像が含まれる分割対象領域として、撮像画像の一部の領域である被写体の画像を含む被写体領域を少なくとも1つ抽出し、抽出した被写体領域を分割した複数の分割領域毎に、露出の度合いが異なる画像として表示部に表示させる制御を行う、処理を実行させるためのものである。
本開示によれば、NDフィルタの効果を見比べながら撮像することができる。
実施形態の撮像装置の外観の一例を示す斜視図である。 実施形態の撮像装置の背面側の外観の一例を示す背面図である。 実施形態の撮像装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態の表示制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 ライブビュー画像の一例を示す図である。 実施形態の露出制御範囲決定処理の一例を示すフローチャートである。 ライブビュー画像のヒストグラムの一例を示す図である。 撮像装置のCPUにより決定された位置に境界線が表示された状態のライブビュー画像の一例を示す図である。 ライブビュー画像において決定された境界線の一例を説明するための図である。 NDフィルタの効果(透過率)を異ならせた複数の状態を見比べられる状態のライブビュー画像の一例を示す図である。 NDフィルタの効果(透過率)を異ならせた複数の状態を見比べられる状態のライブビュー画像の他の例を示す図である。 NDフィルタの効果(透過率)を異ならせた複数の状態を見比べられる状態のライブビュー画像の他の例を示す図である。 分割領域の数や分割方向を決定する他の方法を説明するための図である。 分割領域の数や分割方向を決定する他の方法を説明するための図である。 NDフィルタによりライブビュー画像全体の光量を1/2に制御した場合のライブビュー画像の表示例を示す図である。 分割領域に対するマーキングの一例を示す図である。 ライブビュー画像を輝度値に基づいて複数の撮像領域に分割する他の方法を説明するための図である。 ライブビュー画像を輝度値に基づいて複数の撮像領域に分割する他の方法を説明するための図である。 ライブビュー画像を輝度値に基づいて複数の撮像領域に分割する他の方法を説明するための図である。 ライブビュー画像を輝度値に基づいて複数の撮像領域に分割する他の方法を説明するための図である。 実施形態の表示制御処理プログラムが記憶された記憶媒体から表示制御処理プログラムが撮像装置本体にインストールされる態様の一例を示す概念図である。
以下、図面を参照して本開示の技術を実施するための形態例を詳細に説明する。
まず、図1〜図3を参照して、本実施形態の撮像装置10の構成の一例について説明する。一例として図1に示すように、本実施形態の撮像装置10は、レンズ交換式のデジタルカメラであり、撮像装置本体12及び撮像レンズ14を含む。
撮像レンズ14は、撮像装置本体12に対して交換可能に装着される。撮像レンズ14の鏡筒には、マニュアルフォーカスモード時に使用されるフォーカスリング16が設けられている。撮像レンズ14は、レンズユニット18を含む。本実施形態のレンズユニット18が、本開示の撮像光学系の一例である。
レンズユニット18は、フォーカスレンズ20を含む複数のレンズが組み合わされた組み合わせレンズである。フォーカスレンズ20は、フォーカスリング16の手動による回転操作に伴って光軸L1方向に移動し、被写体距離に応じた合焦位置で後述の撮像素子22の受光面22A(図3参照)に、被写体を示す反射光である被写体光が結像される。
撮像装置本体12の上面には、ダイヤル24及びレリーズボタン26が設けられている。ダイヤル24は、撮像モードと再生モードとの切り替え等の各種設定の際に操作される。従って、撮像装置10では、ダイヤル24がユーザによって操作されることにより、動作モードとして撮像モードと再生モードとが選択的に設定される。
撮像装置10は、撮像系の動作モードとして、静止画撮像モードと動画撮像モードとを有する。静止画撮像モードは、撮像装置10により被写体が撮像されて得られた静止画像を記録する動作モードであり、動画撮像モードは、撮像装置10により被写体が撮像されて得られた動画像を記録する動作モードである。
レリーズボタン26は、撮像準備指示状態と撮像指示状態との2段階の押圧操作が検出可能に構成されている。撮像準備指示状態とは、例えば待機位置から中間位置(半押し位置)まで押下される状態を指し、撮像指示状態とは、中間位置を超えた最終押下位置(全押し位置)まで押下される状態を指す。なお、以下では、「待機位置から半押し位置まで押下される状態」を「半押し状態」といい、「待機位置から全押し位置まで押下される状態」を「全押し状態」という。
オートフォーカスモードでは、レリーズボタン26を半押し状態にすることにより撮像条件の調整が行われ、その後、引き続き全押し状態にすると本露光が行われる。つまり、レリーズボタン26を半押し状態にすることによりAE(Auto Exposure)機能が働いて露出状態が設定された後、AF(Auto Focus)機能が働いて合焦制御され、レリーズボタン26を全押し状態にすると撮像が行われる。
一例として図2に示すように、撮像装置本体12の背面には、ディスプレイ28、十字キー30、MENU/OKキー32、BACK/DISPボタン34、ファインダ36、及びタッチパネル38が設けられている。
ディスプレイ28は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)であり、撮像装置10により被写体が撮像されることで得られた画像及び文字等を表示する。本実施形態のディスプレイ28が、本開示の表示部の一例である。なお、本実施形態のディスプレイ28は、タッチパネル38と共に、タッチパネルディスプレイ29として構成されている。ディスプレイ28は、撮像モードにおけるライブビュー画像の表示に用いられる。ライブビュー画像は、スルー画像とも称され、撮像装置10の撮像素子22により被写体が連続フレームで撮像されて得られた連続フレーム画像である。ディスプレイ28は、静止画撮像の指示が与えられた場合に単一フレームで撮像されて得られた静止画像の表示にも用いられる。更に、ディスプレイ28は、再生モードにおける再生画像の表示及びメニュー画面等の表示にも用いられる。
ディスプレイ28の表示領域の表面には、透過型のタッチパネル38が重ねられている。タッチパネル38は、例えば、指またはスタイラスペン等の指示体による接触を検知する。タッチパネル38は、タッチパネル38に対する指示体による接触の有無等の検知結果を示す検知結果情報を予め定められた周期(例えば100ミリ秒)で既定の出力先(例えば、後述のCPU(Central Processing Unit)74、図3参照)に出力する。検知結果情報は、タッチパネル38が指示体による接触を検知した場合、タッチパネル38上の指示体による接触位置を特定可能な二次元座標(以下、「座標」という)を含み、タッチパネル38が指示体による接触を検知していない場合、座標を含まない。
十字キー30は、1つまたは複数のメニューの選択、及びズームやコマ送り等の各種の指示に応じた指示内容信号を出力するマルチファンクションのキーとして機能する。MENU/OKキー32は、ディスプレイ28の画面上に1つまたは複数のメニューを表示させる指示を行うためのメニュー(MENU)ボタンとしての機能と、選択内容の確定及び実行等を指示する許可(OK)ボタンとしての機能とを兼備した操作キーである。BACK/DISPボタン34は、選択項目等、所望の対象の消去や指定内容の取消し、あるいは1つ前の操作状態に戻す場合等に使用される。
図3は、本実施形態の撮像装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように本実施形態の撮像装置本体12はマウント13を備えており(図1も参照)、撮像レンズ14は、マウント15を備えている。撮像レンズ14は、マウント13にマウント15が結合されることにより撮像装置本体12に交換可能に装着される。
撮像レンズ14は、上述したレンズユニット18、絞り19、及び制御装置40を含む。制御装置40は、マウント13にマウント15が接続されることで、撮像装置本体12の外部I/F(Interface)72を介してCPU74と電気的に接続され、CPU74の指示に従って、撮像レンズ14の全体を制御する。
絞り19は、レンズユニット18よりも撮像装置本体12側に設けられている。絞り19には、図示を省略した絞り駆動部及び絞り駆動用モータが接続されている。絞り駆動部が、後述する受付デバイス62によって受け付けられた指示に応じて、制御装置40の制御下で、絞り駆動用モータを作動させることで、絞り19の開口の大きさを調節することにより、レンズユニット18を透過した被写体光の光量を調節し、被写体光を撮像装置本体12内に導く。
図3に示すように本実施形態の撮像装置本体12は、撮像素子22、第1ミラー42、第2ミラー44、制御部46、ミラー駆動部48、撮像素子ドライバ50、画像信号処理回路52、画像メモリ54、画像処理部56、表示制御部58、ND(Neutral Density)フィルタ80、及びNDフィルタ駆動部82を含む。また、撮像装置本体12は、タッチパネルディスプレイ29、受付I/F60、受付デバイス62、メディアI/F64、及び外部I/F72を含む。
制御部46は、本開示の技術のコンピュータの一例であり、CPU74、一次記憶部76、及び二次記憶部78を備えている。CPU74は、撮像装置10の全体を制御する。一次記憶部76は、各種プログラムの実行におけるワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。一次記憶部76の一例としては、RAM(Random Access Memory)等が挙げられる。本実施形態の二次記憶部78は、詳細を後述する表示制御処理プログラム79を含む各種プログラム、及び各種パラメータ等を予め記憶した不揮発性のメモリである。二次記憶部78の一例としては、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)またはフラッシュメモリ等が挙げられる。
CPU74、一次記憶部76、及び二次記憶部78は、バスライン81に接続されている。また、ミラー駆動部48、撮像素子ドライバ50、画像信号処理回路52、及びNDフィルタ駆動部82も、バスライン81に接続されている。また、画像メモリ54、画像処理部56、表示制御部58、受付I/F60、メディアI/F64、及び外部I/F72も、バスライン81に接続されている。
第1ミラー42は、撮像素子22の受光面22Aとレンズユニット18との間に介在しており、受光面被覆位置αと受光面開放位置βとに移動可能な可動ミラーである。
第1ミラー42は、ミラー駆動部48に接続されており、ミラー駆動部48は、CPU42の制御下で、第1ミラー42を駆動させ、第1ミラー42を受光面被覆位置αと受光面開放位置βとに選択的に配置する。すなわち、第1ミラー42は、受光面22Aに対して被写体光を受光させない場合にミラー駆動部48によって受光面被覆位置αに配置され、受光面22Aに対して被写体光を受光させる場合にミラー駆動部48によって受光面開放位置βに配置される。
受光面被覆位置αでは、第1ミラー42が受光面22Aを覆い、かつ、レンズユニット18から送り込まれた被写体光を反射して第2ミラー44に導く。第2ミラー44は、第1ミラー42から導かれた被写体光を反射することで光学系(図示省略)を介して、ファインダ36に導く。ファインダ36は、第2ミラー44によって導かれた被写体光を透過させる。
一方、受光面開放位置βでは、第1ミラー42によって受光面22Aが覆われた状態が解除され、被写体光が第1ミラー42で反射されることなく、受光面22Aによって受光される。
本実施形態のNDフィルタ80は、段階的な透過率を複数有するNDフィルタである。なお、NDフィルタ80が有する透過率は本実施形態に限定されず、例えば、NDフィルタ80は、連続的な透過率を複数有していてもよい。本実施形態のNDフィルタ80は、受光面被覆位置αにおける第1ミラー42と撮像素子22との間の、光軸L1上に配置されている。NDフィルタ80は、NDフィルタ駆動部82に接続されている。CPU74は、NDフィルタ駆動部82によりNDフィルタ80に印加する電圧を変化させることにより、予め定められた分解能に応じて、NDフィルタ80の透過率を制御する。CPU74は、このようにNDフィルタ80の透過率を制御することで、レンズユニット18から絞り19を介して撮像素子22へ結像する被写体像の露出を制御する。なお、透過率の制御方法は、領域毎に透過率が可変な物理フィルタを使用する制御方法に限定されず、撮像素子22の各領域に対応する画素毎に露光量または受光量を個別に制御する制御方法であってもよい。
なお、本実施形態の撮像装置10では、ディスプレイ28に表示されたメニューから十字キー30等を用いて、ユーザにより指示された場合に、CPU74が、詳細を後述する表示制御処理を実行する形態としているが、ユーザが表示制御処理の実行の指示方法は特に限定されない。例えば、ユーザが表示制御処理を指示するための専用のボタン等を撮像装置本体12に設け、専用のボタンにより表示制御処理の実行を指示する形態としてもよい。
撮像素子ドライバ50は、撮像素子22に接続されており、CPU74の制御下で、撮像素子22に駆動パルスを供給する。撮像素子22の各画素は、撮像素子ドライバ50によって供給された駆動パルスに従って駆動する。なお、本実施形態では、撮像素子22として、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサを用いているが、本開示の技術はこれに限定されるものではなく、例えば、CMOS(Complementary Metal-Oxide-Semiconductor)イメージセンサ等の他のイメージセンサを用いてもよい。
画像信号処理回路52は、CPU74の制御下で、撮像素子22から1フレーム分の画像信号を画素毎に読み出す。画像信号処理回路52は、読み出した画像信号に対して、相関二重サンプリング処理、自動利得調整、及びA/D(Analog/Digital)変換等の各種処理を行う。画像信号処理回路52は、画像信号に対して各種処理を行うことでデジタル化した画像信号を、CPU74から供給されるクロック信号で規定される特定のフレームレート(例えば、数十フレーム/秒)で1フレーム毎に画像メモリ54に出力する。
本実施形態の撮像素子22、及び撮像素子ドライバ50が本開示の撮像部の一例である。
画像メモリ54は、画像信号処理回路52から入力された画像信号を一時的に保持する。
画像処理部56は、画像メモリ54から特定のフレームレートで1フレーム毎に画像信号を取得し、取得した画像信号に対して、ガンマ補正、輝度変換、色差変換、及び圧縮処理等の各種処理を行う。また、画像処理部56は、各種処理を行って得た画像信号を特定のフレームレートで1フレーム毎に表示制御部58に出力する。更に、画像処理部56は、各種処理を行って得た画像信号を、CPU74の要求に応じて、CPU74に出力する。
表示制御部58は、タッチパネルディスプレイ29のディスプレイ28に接続されており、CPU74の制御下で、ディスプレイ28を制御する。また、表示制御部58は、画像処理部56から入力された画像信号を1フレーム毎に特定のフレームレートでディスプレイ28に出力する。
ディスプレイ28は、表示制御部58から特定のフレームレートで入力された画像信号により示される画像をライブビュー画像として表示する。また、ディスプレイ28は、単一フレームで撮像されて得られた単一フレーム画像である静止画像も表示する。なお、ディスプレイ28には、ライブビュー画像の他に、再生画像及びメニュー画面等が表示される。
受付デバイス62は、ダイヤル24、レリーズボタン26、十字キー30、MENU/OKキー32、及びBACK/DISPボタン34等を有しており、ユーザによる各種指示を受け付ける。
タッチパネルディスプレイ29のタッチパネル38及び受付デバイス62は、受付I/F60に接続されており、受け付けた指示の内容を示す指示内容信号を受付I/F60に出力する。受付I/F60は、入力された指示内容信号をCPU74に出力する。CPU74は、受付I/F60から入力された指示内容信号に応じた処理を実行する。
メディアI/F64には、メモリカード66が着脱可能に接続されている。メディアI/F64は、CPU74の制御下で、メモリカード66に対する画像ファイルの記録及び読み出しを行う。
メディアI/F64によってメモリカード66から読み出された画像ファイルは、CPU74の制御下で、画像処理部56によって伸長処理が施されてディスプレイ28に再生画像として表示される。
撮像装置10では、受付デバイス62で受け付けられた指示に応じて、動作モードが切り替えられる。例えば、撮像装置10では、撮像モード下において、受付デバイス62で受け付けられた指示に応じて、静止画撮像モードと動画撮像モードとが選択的に設定される。静止画撮像モード下では、静止画像ファイルがメモリカード66に記録可能になり、動画撮像モード下では、動画像ファイルがメモリカード66に記録可能になる。
CPU74は、静止画撮像モード下でレリーズボタン26によって静止画像の撮像の指示が受け付けられた場合、撮像素子ドライバ50を制御することで、撮像素子22に1フレーム分の本露光を行わせる。画像処理部56は、CPU74の制御下で、1フレーム分の露光が行われることによって得られた画像信号を取得し、取得した画像信号に対して圧縮処理を施して特定の静止画像用フォーマットの静止画像ファイルを生成する。なお、ここで、特定の静止画像用フォーマットとは、例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)形式のフォーマットを指す。静止画像ファイルは、CPU74の制御下で、画像処理部56によって、メディアI/F64を介してメモリカード66に記録される。
画像処理部56は、動画撮像モード下でレリーズボタン26によって動画像の撮像の指示が受け付けられた場合、ライブビュー画像用の画像信号に対して圧縮処理を施して特定の動画像用フォーマットの動画像ファイルを生成する。なお、ここで、特定の動画像用フォーマットとは、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)形式のフォーマットを指す。動画像ファイルは、CPU74の制御下で、画像処理部56によって、メディアI/F64を介してメモリカード66に記録される。
次に、本実施形態の撮像装置10の作用として、本実施形態の表示制御処理を実行する場合の撮像装置10の作用について説明する。
本実施形態の撮像装置10では、撮像モードにおいて、上述したように、タッチパネルディスプレイ29にライブビュー画像が表示される。そして、本実施形態の撮像装置10では、タッチパネルディスプレイ29に表示されたライブビュー画像について、NDフィルタ80の効果(透過率)を異ならせた複数の状態を見比べるために、ライブビュー画像の表示の制御を行う表示制御処理が実行される。
具体的には、撮影モードにおいて、表示制御処理の実行をユーザから指示されると、本実施形態の撮像装置10のCPU74は、二次記憶部78から表示制御処理プログラム79を読み出して一次記憶部76に展開して実行することにより、図4に一例を示した、表示制御処理を実行する。CPU74は、表示制御処理プログラム79を実行することにより、本開示の制御部として機能する。
なお、以下では、説明の便宜上、タッチパネルディスプレイ29に表示された、図5に一例として示したライブビュー画像100に対して表示制御処理を実行する場合について説明する。図5に示したライブビュー画像100は、被写体の一例として、「海」及び「空」を撮像して得られたライブビュー画像100であり、海を主として含む海の画像102と、空を主として含む空の画像104とが含まれている。
まず、図4のステップS10でCPU74は、ライブビュー画像100において、露出の度合いの制御(以下、単に「露出の制御」という)を行う範囲(NDフィルタ80を適用する範囲)が、ライブビュー画像100の全体であるか否かを判定する。
露出の制御範囲がライブビュー画像100の全体である場合、ステップS100の判定が肯定判定となり、ステップS104へ移行する。一方、露出の制御範囲がライブビュー画像100の全体ではない場合、ステップS100の判定が否定判定となり、ステップS102へ移行する。
ステップS102でCPU74は、ライブビュー画像100において、露出の制御を行う範囲を決定するために、図6に一例を示した露出制御範囲決定処理を実行する。
図6のステップS200でCPU74は、ライブビュー画像100を輝度値に基づいて複数の撮像領域に分割するための境界線を決定する。なお、CPU74が、ライブビュー画像100における境界線を決定する方法は特に限定されない。例えば、CPU74は、ライブビュー画像100を画像解析することにより得られたヒストグラム(輝度分布)に基づいて、境界線を決定してもよい。一例として、図7に、ライブビュー画像100のヒストグラム200を示す。図7に示したヒストグラム200は、横軸を輝度値(明るさ)とし、縦軸を画素数(頻度)としたライブビュー画像100の輝度分布を示している。なお、以下では、「輝度値」を単に「輝度」という場合がある。
CPU74は、ヒストグラム200から、輝度値のピーク(山)202と、ピーク204との間の谷となる範囲206を検出し、検出した範囲206の中から予め定められた基準に基づいて特定の1つの輝度値208を決定する。この場合の予め定められた基準としては、例えば、範囲206の中間値であることや、最低画素数となる輝度値であること等が挙げられる。そして、CPU74は、決定した輝度値208に対応する画素の位置に基づいて、例えば、ライブビュー画像100において、輝度値が輝度値208である、画素を最も多く含む直線を境界線として決定すればよい。
一例として、図8には、ライブビュー画像100において決定された境界線120を示す。図8では、海の画像102と空の画像104との境界が境界線120として決定された状態を示している。
なお、図7に示したヒストグラム200が、輝度値の山となる部分が2つ(山202及び山204)である場合を示したが、輝度値の山となる部分が3つ以上、すなわち、谷となる範囲206が2つ以上である場合であっても、ヒストグラムから境界線120を決定することができる。この場合、例えば、複数の谷となる範囲206の各々から決定された輝度値のうちから、最小値等、予め定められた基準を満たす輝度値を決定し、決定した輝度値に基づいて境界線120を決定すればよい。
また、境界線120の他の決定方法としては、ライブビュー画像100の端部から順に輝度または濃度に基づいてコントラストを抽出し、コントラストが急に変化する位置に基づいて、境界線120を決定してもよい。
次のステップS202でCPU74は、決定した境界線120に基づいて、ライブビュー画像100を複数の撮像領域に分割する。本実施形態では、図9に示すように、境界線120により、ライブビュー画像100が、海の画像102を含む撮像領域112と、空の画像104を含む撮像領域114とに分割される。
次のステップS204でCPU74は、複数の撮像領域(本実施形態では、撮像領域112及び撮像領域114)各々の輝度値に基づき、露出制御範囲とする撮像領域を決定した後、本露出制御範囲決定処理を終了して、露出制御処理(図4参照)のステップS104へ移行する。
なお、CPU74が、露出制御範囲とする撮像領域を決定する方法は特に限定されない。例えば、各撮像領域の輝度値の平均値を導出し、平均値が最も高い撮像領域を、露出制御範囲として決定してもよい。この場合、いわゆる白飛びを防ぐ効果が高くなる。また、例えば、各撮像領域の輝度値の平均値を導出し、平均値が最も低い撮像領域を、露出制御範囲として決定してもよい。この場合、いわゆる黒つぶれを防ぐ効果が高くなる。
なお、CPU74が、露出を制御する範囲を決定する方法は本実施形態に限定されない。例えば、ユーザの指示に応じて露出を制御する範囲を決定してもよい。この場合の例としては、タッチパネルディスプレイ29に表示されたライブビュー画像100に対して、ユーザが指示体により囲った領域の輝度値に基づいて、ユーザが囲った領域を含む領域を露出を制御する範囲として決定する方法が挙げられる。
ステップS104でCPU74は、露出制御範囲として決定した撮像領域を分割する方向(分割方向)を決定する。なお、本実施形態では、露出制御範囲として決定した撮像領域全体が、本開示の分割対象領域の一例であるため、以下では、「分割対象領域」という。
本実施形態では、分割対象領域を複数の領域に分割し、分割された領域(以下、「分割領域」という)毎にNDフィルタ80の効果(透過率)を異ならせた画像として、タッチパネルディスプレイ29に表示させる。本ステップでは、分割対象領域を複数の分割領域に分割する方向、換言すると、NDフィルタ80の効果(透過率)が異なる画像を並べる方向を決定する。
本実施形態では、一例として分割対象領域に含まれる被写体の画像に応じて、分割方向を決定する。一般に、被写体の画像に対してNDフィルタ80を適用することが想定される。そのため、本実施形態では、複数の分割領域のうち、予め定められた数以上の分割領域、例えば、過半数以上、より好ましくは全ての分割領域に、被写体の画像の一部が含まれる状態として、CPU74が分割対象領域を分割する。換言すると、CPU74は、被写体の形状に応じて分割対象領域を分割する。すなわち、分割対象領域を分割する方向は、分割対象領域の形状に応じた方向である。より具体的な例として、分割対象領域を分割対象領域の長手方向に対して分割する。なお、ここで被写体の画像をCPU74が検出する方法は特に限定されない。例えば、被写体としての予め定められた基準を満たす画像を被写体の画像として検出してもよい。この場合の予め定められた基準としては、複数の人物の画像が検出された場合は、最も手前側(撮像装置10に近い側)に位置する人物の画像としてもよいし、ライブビュー画像100のように、風景を撮像した場合等は、空や海等の画像を被写体の画像として検出してもよい。また、ユーザが指示した画像を被写体の画像として検出してもよい。
このように、複数の分割領域のうち、予め定められた数以上の分割領域に、被写体の画像の一部が含まれる状態とすることにより、被写体の画像に対するNDフィルタ80の効果を見比べることができる。
次のステップS106でCPU74は、ダイナミックレンジを制御した撮像を行うか否かを判定する。ダイナミックレンジを制御した撮像を行うか否かの判定方法は特に限定されないが、一例として本実施形態では、受付デバイス62等により、ユーザからダイナミックレンジを制御した撮影を行う旨が予め指示されている場合に、CPU74は、ダイナミックレンジを制御した撮像を行うと判定する。
ダイナミックレンジを制御した撮影を行う旨の指示がなされていない場合、ステップS106の判定が否定判定となり、ステップS108へ移行する。
ステップS108でCPU74は、分割対象領域を複数の分割領域に分割する数(分割領域の数)を決定する。本実施形態のNDフィルタ80は、上述したように、段階的な透過率を有するため、透過率の段階数を分割領域の数として決定する。
次のステップS110でCPU74は、上記ステップS104で決定した分割方向に、上記ステップS108で決定した数に分割対象領域を分割した複数の分割領域の各々について、NDフィルタ80の透過率を決定した後、ステップS116へ移行する。本実施形態では、分割領域の並び方向に透過率を、段階的に(予め定められた割合で)異ならせるため、CPU74は、分割領域の並び位置に応じて、各分割領域に対するNDフィルタ80の透過率を低下または上昇させる。
一方、ダイナミックレンジを制御した撮影を行う旨の指示が成されている場合、ステップS106の判定が肯定判定となり、ステップS112へ移行する。
ステップS112でCPU74は、分割対象領域を複数の分割領域に分割する数(分割領域の数)を決定する。本実施形態では、ダイナミックレンジを制御した撮影を行う場合、分割領域の数は、上記ステップS108において決定される分割領域の数と異なる。本実施形態の撮像装置10では、ダイナミックレンジの制御の効果についても見比べを可能としている。そのため、本実施形態の撮像装置10は、ダイナミックレンジの制御に応じて異なる画像を表示させる制御を行う。
そのため、CPU74は、NDフィルタ80の透過率の段階数にダイナミックレンジの段階数を乗じた数を分割領域の数として決定する。例えば、CPU74が、ダイナミックレンジが100%の画像と、ダイナミックレンジが200%の画像とを表示させる制御を行う場合、透過率の段階数に2を乗じた数を分割領域の数として決定する。
次のステップS114でCPU74は、上記ステップS104で決定した分割方向に、上記ステップS112で決定した数に分割対象領域を分割した複数の分割領域の各々について、NDフィルタ80の透過率を決定した後、ステップS116へ移行する。なお、本実施形態では、CPU74は、ダイナミックレンジの制御を、NDフィルタ80の透過率を制御することにより行う。例えば、通常の露出(透過率)におけるダイナミックレンジを100%とした場合、ダイナミックレンジが200%の場合は、露出が1/2になり、ダイナミックレンジが400%の場合は、露出が1/4になる。
そのため、本ステップでは、上記ステップS110と異なり、ダイナミックレンジに応じた露出の制御を加味して、各分割領域に対するNDフィルタ80の透過率を決定する。
次のステップS116でCPU74は、上記ステップS110またはステップS114で決定した透過率に応じてNDフィルタ80を駆動させることにより、露出を制御する指示をNDフィルタ駆動部82に出力する。
このようにして上記各処理が実行されることにより、タッチパネルディスプレイ29に表示されるライブビュー画像100が、CPU74によりNDフィルタ80の度合いが制御されて得られた画像となる。図10〜図12には、NDフィルタ80の効果(透過率)を異ならせた複数の状態を見比べられる状態のライブビュー画像100の表示例を示す。
図10は、ダイナミックレンジの制御は行わず、ライブビュー画像100の全域を分割対象領域とし、NDフィルタ80が4段階の透過率を有しており、一様に、同一の透過率のNDフィルタ80を適用する場合のライブビュー画像100の表示例を示している。
図10に示した例では、分割領域130では、光量が1(NDフィルタ80の透過率が100%)となっており、分割領域132は、光量が1/2(NDフィルタ80の透過率が50%)となっている。また、分割領域134では、光量が1/4(NDフィルタ80の透過率が25%)となっており、分割領域136では、光量が1/8(NDフィルタ80の透過率が12.5%)となっている。
また図11は、ダイナミックレンジの制御は行わず、ライブビュー画像100における撮像領域114を分割対象領域とし、NDフィルタ80が4段階の透過率を有しており、一様に、同一の透過率のNDフィルタ80を適用する場合のライブビュー画像100の表示例を示している。
図11に示した例では、図10に示した場合と同様に、分割領域130では、光量が1(NDフィルタ80の透過率が100%)となっており、分割領域132は、光量が1/2(NDフィルタ80の透過率が50%)となっている。また、分割領域134では、光量が1/4(NDフィルタ80の透過率が25%)となっており、分割領域136では、光量が1/8(NDフィルタ80の透過率が12.5%)となっている。
また、図12は、ダイナミックレンジの制御を行う場合であり、ライブビュー画像100の全域を分割対象領域とし、NDフィルタ80が4段階の透過率を有しており、一様に、同一の透過率のNDフィルタ80を適用する場合のライブビュー画像100の表示例を示している。
図12に示した例では、分割領域140及び分割領域141では、光量が1(NDフィルタ80の透過率が100%)となっており、分割領域142及び分割領域143では、光量が1/2(NDフィルタ80の透過率が50%)となっている。また、分割領域144及び分割領域145では、光量が1/4(NDフィルタ80の透過率が25%)となっており、分割領域146及び分割領域147では、光量が1/8(NDフィルタ80の透過率が12.5%)となっている。さらに、分割領域140、142、144、及び146では、ダイナミックレンジ(DR)が100%に制御されており、分割領域141、143、145、及び147では、ダイナミックレンジ(DR)が200%に制御されている。
次のステップS118でCPU74は、本表示制御処理を終了するか否か判定する。終了しない場合は、ステップS118の判定が否定判定となり、待機状態となる。一方、終了する場合、ステップS118の判定が肯定判定となり、本表示制御処理を終了する。
この後、ユーザは、受付デバイス62やタッチパネルディスプレイ29等により、NDフィルタ80の段階(透過率)や、ダイナミックレンジの段階の指示を行う。さらに、ユーザが、レリーズボタン26によって撮像の指示を行うと、CPU74によって露出が制御された状態で撮像素子22により撮像されて得られた画像がメモリカード66に記録される。
以上説明したように、本実施形態の撮像装置10は、レンズユニット18を通して被写体を撮像素子22により撮像して得られた画像信号を出力する撮像素子ドライバ50と、画像信号に応じたライブビュー画像100を表示するタッチパネルディスプレイ29と、ライブビュー画像100における被写体の画像が含まれる分割対象領域を分割した複数の分割領域毎に、分割領域の画像を露出の度合いが異なる画像としてタッチパネルディスプレイ29に表示させる制御を行うCPU74と、を備える。
従って、本実施形態の撮像装置10によれば、上記のようにCPU74が、被写体の画像が含まれる分割対象領域を分割した複数の分割領域毎に、露出の度合いが異なる画像としてライブビュー画像100をタッチパネルディスプレイ29に表示させるため、NDフィルタの効果を見比べながら撮像することができる。
なお、本実施形態では、ダイナミックレンジの制御を、NDフィルタ80の透過率を制御することにより行っていたが、ダイナミックレンジの制御方法はこれに限定されない。例えば、絞り19の値と、シャッター速度との組合せにより、露出量を制御することでダイナミックレンジを制御してもよい。
また、本実施形態では、ライブビュー画像100の異なる分割領域において、ダイナミックレンジの制御度合いが異なる画像を表示させる場合、換言すると、タッチパネルディスプレイ29の同一画面上にダイナミックレンジの制御度合いが異なる画像を表示させる場合について説明したが、ダイナミックレンジの制御が異なる画像をタッチパネルディスプレイ29に表示させる方法はこれに限定されない。例えば、ダイナミックレンジが100%のライブビュー画像100と、ダイナミックレンジが200%のライブビュー画像100とを、トグル等により切り替えることにより、タッチパネルディスプレイ29に表示させる画像を切り替えてもよい。
また、分割対象領域に含まれる被写体の画像に応じて、分割領域の数や分割方向を決定する方法は、上述した方法に限定されない。
例えば、以下に説明する方法により、分割領域の数や分割方向を決定してもよい。
一般に、一例として図13に示したように、AFの基準とするターゲット209、例えばライブビュー画像100における中央部付近に、被写体の画像が位置していることが想定される。そこで、CPU74は、ターゲット209を基準とし、ターゲット209の近傍で予め定められた基準に基づいて、ダーゲット200の画素と類似する画素を検出する。予め定められた基準としては、例えば、ターゲット209の画素の輝度と、輝度の差が予め定められた範囲内である画素であることが挙げられる。この場合、CPU74は、ターゲット209の画素の輝度と、輝度の差が予め定められた範囲内である画素により形成される領域を被写体の画像とみなし、被写体の画像とみなした画素を含む領域を分割対象領域210とする。CPU74は、この分割対象領域210(被写体の画像)の大きさ等に応じて、図14に示した一例のように、1対象領域210を複数の分割領域(分割領域212、214、及び216)に分割すればよい。すなわち、分割領域の数は、被写体の画像の大きさに応じた数となる。より具体的な例として、被写体の画像の大きさが大きいほど分割領域の数が増える。図14に示した例では、分割領域212に対するNDフィルタ80の透過率が最も高く、分割領域216に対するNDフィルタ80の透過率が最も低く、分割領域214に対するNDフィルタ80の透過率がその中間値である場合を示している。
なお、図14に示した一例のように、ライブビュー画像100の一部の領域が分割対象領域である場合、ライブビュー画像100における分割対象領域外の領域や、全体の領域についてもNDフィルタ80による露出の制御を行ってもよい。この場合の一例として、図15には、NDフィルタ80によりライブビュー画像100全体の光量を1/2に制御した場合のライブビュー画像100の表示例を示す。
また、図16に示した一例のように、分割対象領域210を明示するためのマーキング等を行ってもよい。図16では、分割対象領域210の周囲を枠線219でマーキングした状態の一例を示している。
また、ライブビュー画像100を輝度値に基づいて複数の撮像領域に分割する方法は、上記で説明した形態に限定されない。例えば、上述したように、CPU74が決定した境界線120の輝度を閾値として、ライブビュー画像100を二値化等することにより、複数の撮像領域に分割してもよい。図17には、二値化された状態のライブビュー画像100の一例を示す。図17に示すように、この場合、画素150や画素152のように、周囲と輝度が異なる画素が生じてしまう。そのため、CPU74は、膨張縮小処理等を行うことにより、各輝度毎の領域の形状を整える。図18に膨張縮小処理後のライブビュー画像の一例を示す。
ここで、例えば、図19に示したように、NDフィルタ80がNDフィルタ処理を行う単位160となる解像度が、ライブビュー画像100の解像度よりも低い場合、図19に示すように、1つの単位160の中に、撮像領域の境界線120が含まれる場合がある。なお、ここでいうNDフィルタ処理を行う単位160となる解像度が本開示の第1の解像度の一例であり、ライブビュー画像100の解像度が、本開示の第2の解像度の一例である。
このような場合、ライブビュー画像100の解像度に基づいて、ライブビュー画像100を撮像領域に分割した、分割された撮像領域に基づいてライブビュー画像100をNDフィルタ処理を行う単位160となる解像度に変換することが好ましい。このようにライブビュー画像100を分割することにより、図20に示した一例のように、ライブビュー画像100を撮像領域162、撮像領域163、及び撮像領域164の3つに分割することができる。換言すると、ライブビュー画像100が多値画像となるため、撮像領域162、163、及び164の各々について、各々の濃度(輝度)に応じた透過率のNDフィルタ80を適用することが可能となる。
このようにライブビュー画像100を複数の撮像領域に分割する場合、単に境界線120の輝度に応じて2つの撮像領域(上記、図9の撮像領域112、114参照)に分割する場合に比べて、多段階にNDフィルタ80の透過率を異ならせることができる。これにより、境界線120付近で明るさがずれることによる擬似境界の発生を抑制することができる。これにより、本実施形態の撮像装置10Aによれば、高画質な撮像画像を得ることができる。
なお、上記各実施形態では、NDフィルタ80及びNDフィルタ駆動部82を用いてCPU74がNDフィルタ80の度合い(透過率)の制御を行うことにより、露出の制御を行う形態について説明したが、NDフィルタ処理により露出の制御を行う形態はこれに限定されない。例えば、CPU74が画像信号処理回路52を制御することにより、撮像素子22から出力される画像信号のゲインを制御することでNDフィルタ処理を行うことにより、露出の制御を行う態様としてもよい。また、例えば、CPU74がシャッタースピードを制御することでNDフィルタ処理を行うことにより、露出の制御を行う態様としてもよい。
また、上記各実施形態では、表示制御処理プログラムを二次記憶部78から読み出す場合を例示したが、必ずしも最初から表示制御処理プログラムを二次記憶部78に記憶させておく必要はない。例えば、図21に示すように、SSD(Solid State Drave)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、またはCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の任意の可搬型の記憶媒体200に表示制御処理プログラム79を記憶させておいてもよい。この場合、記憶媒体200の表示制御処理プログラム79が撮像装置本体12にインストールされ、インストールされた表示制御処理プログラム79がCPU74によって実行される。
また、通信網(図示省略)を介して撮像装置本体12に接続される他のコンピュータまたはサーバ装置等の記憶部に表示制御処理プログラム79を記憶させておき、表示制御処理プログラム79が撮像装置本体12の要求に応じてダウンロードされるようにしてもよい。この場合、ダウンロードされた表示制御処理プログラム79はCPU74によって実行される。
また、上記各実施形態で説明したNDフィルタ処理はあくまでも一例である。従って、主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよいことは言うまでもない。
また、上記各実施形態では、コンピュータを利用したソフトウェア構成によりNDフィルタ処理が実現される場合を例示したが、本開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば、コンピュータを利用したソフトウェア構成に代えて、FPGA(Field-Programmable Gate Array)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア構成のみによって、NDフィルタ処理が実行されるようにしてもよい。また、NDフィルタ処理がソフトウェア構成とハードウェア構成とを組み合わせた構成によって実行されるようにしてもよい。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願及び技術規格は、個々の文献、特許出願及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
10 撮像装置
12 撮像装置本体
13、15 マウント
14 撮像レンズ
16 フォーカスリング
18 レンズユニット
19 絞り
20 フォーカスレンズ
22 撮像素子
22A 受光面
24 ダイヤル
26 レリーズボタン
28 ディスプレイ
29 タッチパネルディスプレイ
30 十字キー
32 MENU/OKキー
34 BACK/DISPボタン
36 ファインダ
38 タッチパネル
40 制御装置
42 第1ミラー
44 第2ミラー
46、46A、46B、46C 制御部
48 ミラー駆動部
50 撮像素子ドライバ
52 画像信号処理回路
54 画像メモリ
56 画像処理部
58 表示制御部
60 受付I/F
62 受付デバイス
64 メディアI/F
66 メモリカード
72 外部I/F
74 CPU
76、 一次記憶部
78 二次記憶部
79 表示制御処理プログラム
80 NDフィルタ
81 バスライン
82 NDフィルタ駆動部
100 ライブビュー画像
102 海の画像
104 空の画像
112、114、162、163、164 撮像領域
120 境界線
130、132、134、136、140、141、142、143、144、145、146、147、212、214、216 分割領域
150、152 画素
160 単位
200 ヒストグラム
202、204 山
206 範囲
208 輝度値
209 ターゲット
210 分割対象領域
219 枠線
133、135、137 境界領域
300 記憶媒体
α 受光面被覆位置
β 受光面開放位置
L1 光軸

Claims (16)

  1. 撮像光学系を通して被写体を撮像素子により撮像して得られた画像信号を出力する撮像部と、
    前記画像信号に応じた撮像画像を表示する表示部と、
    前記撮像画像における被写体の画像が含まれる分割対象領域を分割した複数の分割領域毎に、前記分割領域の画像を露出の度合いが、前記複数の分割領域の並び方向に予め定められた割合で異なる画像として前記表示部に表示させる制御を行う制御部と、
    を備えた撮像装置。
  2. 前記複数の分割領域の数は、前記被写体の画像の大きさに応じた数である、
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記分割対象領域を分割する方向は、前記分割対象領域の形状に応じた方向である、
    請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
  4. 撮像光学系を通して被写体を撮像素子により撮像して得られた画像信号を出力する撮像部と、
    前記画像信号に応じた撮像画像を表示する表示部と、
    前記撮像画像における被写体の画像が含まれる分割対象領域として、前記撮像画像の一部の領域である被写体の画像を含む被写体領域を少なくとも1つ抽出し、抽出した前記被写体領域を分割した複数の分割領域毎に、露出の度合いが異なる画像として前記表示部に表示させる制御を行う制御部と、
    を備えた撮像装置。
  5. 前記制御部は、前記複数の分割領域と異なる、前記撮像画像を分割して得られた複数の撮像領域のうち、露出の度合いの制御を行う前記撮像領域の画像の露出の度合いを、前記複数の分割領域のいずれか1つの分割領域に応じた画像の露出の度合いとする、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記複数の分割領域の各々は、露出の度合いの制御を行う前記撮像領域の一部を含む、
    請求項に記載の撮像装置。
  7. 前記制御部は、前記撮像画像の露出の度合いを、前記表示部に表示された前記複数の分割領域から選択された分割領域に対応する画像に応じた露出の度合いとする、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記制御部は、前記撮像画像における、予め定められた閾値より輝度が高い領域を、露出の度合いの制御を行う前記撮像領域とする、
    請求項または請求項に記載の撮像装置。
  9. 前記制御部は、前記撮像画像の輝度と画素数との対応関係を表すヒストグラムを導出し、前記ヒストグラムにおいて予め定められた条件を満たす輝度に基づいて前記撮像画像から導出した境界線を用いて、前記撮像画像を複数の撮像領域に分割する、
    請求項から請求項のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記制御部は、前記ヒストグラムにおいて、輝度値のピークとピークとの谷間に応じた輝度値を、前記境界線の輝度とする、
    請求項に記載の撮像装置。
  11. 前記制御部は、露出の度合いを制御する単位となる第1の解像度が、前記撮像画像の第2の解像度よりも低い場合は、前記境界線を用いて、前記第2の解像度に応じて前記撮像画像を複数の領域に分割し、前記複数の領域に基づいて、前記撮像画像を、前記第1の解像度に応じた複数の撮像領域に分割する、
    請求項または請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記制御部は、さらに、前記分割対象領域のダイナミックレンジを制御する、
    請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の撮像装置。
  13. 撮像光学系を通して被写体を撮像素子により撮像して得られた画像信号に応じた撮像画像を表示部に表示させ、
    前記撮像画像における被写体の画像が含まれる分割対象領域を分割した複数の分割領域毎に、前記分割領域の画像を露出の度合いが、前記複数の分割領域の並び方向に予め定められた割合で異なる画像として前記表示部に表示させる制御を行う、
    処理を含む撮像装置の制御方法。
  14. 撮像光学系を通して被写体を撮像素子により撮像して得られた画像信号に応じた撮像画像を表示部に表示させ、
    前記撮像画像における被写体の画像が含まれる分割対象領域として、前記撮像画像の一部の領域である被写体の画像を含む被写体領域を少なくとも1つ抽出し、抽出した前記被写体領域を分割した複数の分割領域毎に、露出の度合いが異なる画像として前記表示部に表示させる制御を行う、
    処理を含む撮像装置の制御方法。
  15. コンピュータに、
    撮像光学系を通して被写体を撮像素子により撮像して得られた画像信号に応じた撮像画像を表示部に表示させ、
    前記撮像画像における被写体の画像が含まれる分割対象領域を分割した複数の分割領域毎に、前記分割領域の画像を露出の度合いが、前記複数の分割領域の並び方向に予め定められた割合で異なる画像として前記表示部に表示させる制御を行う、
    処理を実行させるための撮像装置の制御プログラム。
  16. コンピュータに、
    撮像光学系を通して被写体を撮像素子により撮像して得られた画像信号に応じた撮像画像を表示部に表示させ、
    前記撮像画像における被写体の画像が含まれる分割対象領域として、前記撮像画像の一部の領域である被写体の画像を含む被写体領域を少なくとも1つ抽出し、抽出した前記被写体領域を分割した複数の分割領域毎に、露出の度合いが異なる画像として前記表示部に表示させる制御を行う、
    処理を実行させるための撮像装置の制御プログラム。
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