JP6811450B1 - マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】通気性と異物の捕捉性とをバランスよく発揮することができるマスクおよびその製造方法を提供する。【解決手段】マスク10は、使用者Mの口および鼻孔を覆うマスク本体12と、左右の耳掛け部14a,14bとを備えている。マスク本体12は、互いに連続した多数の気泡20を有する発泡樹脂製のシートSで形成されており、マスク本体12の少なくとも一部における気泡20の内面には塗布材からなる塗膜22が形成されている。マスク本体12のうち異物の捕捉性を高めたい部分を第1部分N1とすると、第1部分N1では、塗膜22によってマスク本体12の外面P2に表れる絵柄F1が構成されている。マスク本体12のうち外力に対する強度を高めたい部分を第2部分N2とすると、第2部分N2では、塗膜22によってマスク本体12の外面P2に表れる絵柄F2が構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、使用者の口および鼻孔を覆うマスク本体を備える衛生用品としてのマスクに関する。
近年では、ウイルス感染症、花粉症および大気汚染による健康障害などが社会問題となっており、ウイルス、細菌、花粉、ホコリおよび微小粒子状物質(PM2.5)などの異物を捕捉するマスクの重要性が高まっている。従来のマスクとしては、布製のマスクや不織布製のマスクがあるが、これらのマスクでは、伸縮性に乏しいため、マスク本体の外周部と顔面との間に隙間が生じ易いという問題があった。また、不織布製のマスクでは、耐久性が低いため、洗濯しながら繰り返して使用することができないという問題があった。
上記の各問題を解決できる従来のマスクとして、発泡ウレタンシート製のマスクがある(特許文献1参照)。このマスクによれば、高い伸縮性を有する発泡ウレタンシートで形成されていることから、マスク本体の外周部と顔面との間に隙間が生じることを抑制できる。また、特許文献1の明細書第2頁第11行から第12行に記載されているように、「耐洗濯性に富み比較的長期に亘り継続的に使用することが可能である」といった効果を奏することができる。
実開昭59−71654号公報
しかしながら、発泡ウレタンシート製のマスクでは、製造時に気泡の大きさを調整することが困難であるため、気泡が小さくなり過ぎた場合には、空気を通過させる通気性が損なわれて息苦しくなるおそれがあり、気泡が大きくなり過ぎた場合には、異物を捕捉する捕捉性が損なわれるおそれがあった。
本発明は上記問題に対処するためになされたものであり、その目的は、通気性と異物の捕捉性とをバランスよく発揮することができるマスクおよびその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るマスクの特徴は、使用者の口および鼻孔を覆うマスク本体を備え、前記マスク本体は、互いに連続した多数の気泡を有する発泡樹脂製のシートで形成されており、前記マスク本体の少なくとも一部における前記気泡の内面には塗布材からなる塗膜が形成されていることにある。
この構成では、マスク本体が伸縮性および耐久性に優れた発泡樹脂製のシートで形成されているので、マスク本体の外周部と顔面との間に隙間が生じることを抑制できるとともに、洗濯をしながら繰り返し使用することができる。また、マスク本体の少なくとも一部における気泡の内面には塗膜が形成されているので、塗膜で気泡を小さくすることが可能であり、ウイルス、細菌、花粉、ホコリおよび微小粒子状物質(PM2.5)などの異物の捕捉性を高めることができる。すなわち、塗膜で気泡の内部空間を狭くすることが可能であり、異物を通過し難くすることができる。また、塗膜で気泡を補強することができるので、マスク本体の強度を高めることができる。さらに、塗布材の塗布位置や塗布量を調整することによって、塗膜の形成位置や厚みを簡単に調整することができる。
本発明に係るマスクの他の特徴は、前記マスク本体のうち異物の捕捉性を高めたい部分を第1部分としたとき、少なくとも前記第1部分における前記気泡の内面には、前記塗膜が形成されていることにある。
この構成では、少なくとも第1部分における気泡の内面に塗膜が形成されているので、第1部分の気泡は小さくなっている。したがって、第1部分では、異物の捕捉性が高くなっており、異物を効果的に捕捉できる。この場合、第1部分としては、マスクの使用者の口および/または鼻孔に対向する部分がある。より具体的には、第1部分としては、顔面における口を完全に覆う大きさ、口、鼻尖および鼻翼に掛けての領域を完全に覆う大きさ、または人中の中心部(上下左右方向の中央部)を中心として半径が少なくとも30mm(概ね口および鼻先を覆う大きさ)、50mm(概ね顎のオトガイ部の半分程度を覆う大きさ)および70mm(概ね顎のオトガイ部の全部を覆う大きさ)のいずれかの円内の領域がある。また、第1部分としては、使用者の顔面に対向する側の内面および/この内面の反対側である外面がある。
本発明に係るマスクの他の特徴は、前記第1部分は、顔面における人中の中心部を中心として半径が30mmの円内の領域であり、前記塗膜は、前記第1部分の全域に形成されていることにある。
この構成では、第1部分が顔面における人中の中心部を中心として半径が30mmの円内の領域であり、塗膜が第1部分の全域に形成されているため、異物の捕捉性を効果的に向上させることができる。
本発明に係るマスクの他の特徴は、前記マスク本体の複数の部分における前記気泡の内面に前記塗膜が形成されており、前記複数の部分のうちの一つにおける前記塗膜の厚さまたは分布密度は、他の一つにおける前記塗膜の厚さまたは分布密度と異なっていることにある。
この構成では、マスク本体の複数の部分のうちの一つと他の一つとの間で塗膜の厚さまたは分布密度が異なっているので、これらの部分のそれぞれにおいて、通気性および異物の捕捉性を適宜に定めることができる。
本発明に係るマスクの他の特徴は、前記シートを構成する発泡樹脂は、発泡ウレタンであることにある。
この構成によれば、柔らかくて伸縮性に富んだ発泡ウレタンシートでマスク本体が形成されるので、マスクの肌触りがよく、快適な着け心地を得ることができる。
本発明に係るマスクの他の特徴は、前記塗膜を構成する塗布材は、ウレタン系塗料であることにある。
この構成によれば、弾力性に富んだウレタン系塗料で塗膜が形成されるので、屈曲や伸縮に対する塗膜の耐性を高めることができる。
本発明に係るマスクの他の特徴は、前記マスク本体における使用者の顔面に対向する側の面を内面とし、その反対側の面を外面としたとき、前記塗膜は、前記内面または前記外面に表れる絵柄を構成していることにある。
この構成によれば、塗膜が絵柄を構成しているので、意匠性を高めることができる。
本発明に係るマスクの他の特徴は、使用者の耳に掛けられる耳掛け部をさらに備え、前記マスク本体と前記耳掛け部との境界部およびその近傍部分を第2部分としたとき、前記第2部分に前記塗膜が形成されていることにある。
使用者がマスクを着脱する際には、耳掛け部が手で引っ張られるため、マスク本体と耳掛け部との境界部およびその近傍部分(第2部分)は、他の部分と比べて外力を受け易い。上記構成によれば、第2部分に塗膜が形成されているので、塗膜で第2部分を補強することが可能であり、第2部分の損傷を抑制できる。
本発明に係るマスクの他の特徴は、使用者の耳に掛けられる耳掛け部をさらに備え、前記耳掛け部は、前記シートと同じ材料で前記マスク本体と一体に形成されており、前記耳掛け部の少なくとも一部に前記塗膜が形成されていることにある。
使用者がマスクを着脱する際には、耳掛け部が手で引っ張られるため、耳掛け部は、他の部分と比べて損傷を受け易い。上記構成によれば、耳掛け部の少なくとも一部に塗膜が形成されているので、塗膜で耳掛け部を補強できる。
本発明に係るマスクの他の特徴は、使用者の口および鼻孔を覆うマスク本体を備えるマスクの製造方法であって、(a)互いに連続した多数の気泡を有する発泡樹脂製のシートで前記マスク本体を形成し、(b)前記マスク本体における異物の捕捉性を高めたい部分を塗布対象領域として特定し、(c)前記塗布対象領域に塗布材を塗布して前記気泡の内面に塗膜を形成することにある。
この構成では、発泡樹脂製のシートに設けられた気泡の内面に塗膜を形成することによって、気泡の大きさを塗膜の厚さ分だけ小さくすることができる。したがって、工程(a)において、大きめの気泡を有する発泡樹脂製のシートでマスク本体を形成すれば、その後の工程(c)では、塗布材を塗布するだけで気泡を必要な大きさまで小さくすることができる。塗膜の厚さは、塗布材の塗布量で調整できるので、気泡の大きさを細かく調整することが可能であり、通気性と異物の捕捉性とをバランスよく得ることができる。
本発明に係るマスクの他の特徴は、前記工程(b)では、前記マスク本体における前記塗布対象領域の周囲を型で覆うことによって前記塗布対象領域を特定し、前記工程(c)では、前記塗布対象領域に対して吹き付け工法またはローラー塗り工法を用いて前記塗布材を塗布することにある。
この構成では、塗布対象領域の周囲を型で覆うので、塗布対象領域に塗布材を正確に塗布することが可能であり、絵柄を精度よく構成することができる。また、吹き付け工法またはローラー塗り工法を用いているので、塗膜を均質に形成し易く、かつ、塗膜の厚さを調整し易い。
本発明に係るマスクの他の特徴は、使用者の口および鼻孔を覆うマスク本体を備える同マスク本体における異物の捕捉性を調整する捕捉性調整方法であって、(a)互いに連続した多数の気泡を有する発泡樹脂製のシートで前記マスク本体を用意し、(b)前記マスク本体における異物の捕捉性を高めたい部分を塗布対象領域として特定し、(c)前記塗布対象領域に塗布材を塗布して前記気泡の内面に塗膜を形成することにある。
この構成では、発泡樹脂製のシートに設けられた気泡の内面に塗膜を形成することによって、気泡の大きさを塗膜の厚さ分だけ小さくすることができる。したがって、工程(a)において、大きめの気泡を有する発泡樹脂製のシートを使用者などから入手すれば、その後の工程(c)では、塗布材を塗布するだけで気泡を必要な大きさまで小さくすることができる。塗膜の厚さは、塗布材の塗布量で調整できるので、気泡の大きさを細かく調整することが可能であり、通気性と異物の捕捉性とをバランスよく得ることができる。
実施形態に係るマスクの使用状態を示す斜視図である。 実施形態に係るマスクを開いた状態を示す正面図である。 実施形態に係るマスクを畳んだ状態を示す図であり、(A)は正面図、(B)は平面図である。 気泡の構成を示す断面図である。 (A)は第1部分の塗膜の構成を示す断面図、(B)は第2部分の塗膜の構成を示す断面図である。 実施形態に係るマスクの製造方法を示す斜視図である。 他の実施形態に係るマスクにおける第1部分の大きさ例を示す模式図である。 他の実施形態に係るマスクの構成を示す正面図である。 他の実施形態に係るマスクの構成を示す正面図である。
以下、本発明に係るマスクの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施形態に係るマスクの構成)
図1は、実施形態に係るマスク10の使用状態を示す斜視図である。図2は、マスク10を開いた状態を示す正面図である。図3は、マスク10を畳んだ状態を示す図であり、(A)は正面図、(B)は平面図である。なお、以下の説明で用いる「上・下・左・右」の各方向は、使用者Mから見た方向であり、図中に矢印で示す各方向と一致する。
図1に示すマスク10は、ウイルス感染症、花粉症および大気汚染による健康障害などを防止するために、使用者Mが着用する衛生用品である。マスク10は、使用者Mの口および鼻孔を覆うマスク本体12と、使用者Mの耳に掛けられる左右の耳掛け部14a,14bとを備えている。なお、図1では、右側の耳掛け部14bは隠れて見えない。
図2に示すように、マスク本体12は、同じ材料で同じ形状に形成された左側部分12aおよび右側部分12bを有している。図1に示すように、左側部分12aは、使用者Mの顔の中央部から左側の頬の中央部までを覆うシート状に形成されている。左側部分12aの左側端縁16aは、使用者Mの鼻、口および顎に沿って湾曲した円弧状に形成されている。左側部分12aの左側端縁16bには、左側の耳掛け部14aが連続して設けられている。
図3(A)に示すように、左側の耳掛け部14aは、U字を横にした形状に形成されている。左側の耳掛け部14aの一方端部は、マスク本体12の左側部分12aの上部に繋げられており、左側の耳掛け部14aの他方端部は、マスク本体12の左側部分12aの下部に繋げられている。
図3(A)に示す左側部分12aと左側の耳掛け部14aとは、互いに連続した多数の気泡20を有する1枚の発泡樹脂製のシートSを切り抜くことによって、互いに一体に形成されている。したがって、左側部分12aと左側の耳掛け部14aとの境界部Wには、接合された部分は存在しない。
本実施形態では、シートSを構成する発泡樹脂として、柔らかくて伸縮性に富んだ軟質の発泡ウレタンが用いられている。発泡ウレタンの種類は、特に限定されるものではなく、ポリエーテル系の低反発ウレタンフォームやポリエステル系の高反発ウレタンフォームなどを用いることができる。ポリエーテル系の低反発ウレタンフォームを用いた場合には、耐水性がよく、クッション性がよく、肌の形状に沿った密着性が高いマスク10を構成することができる。一方、ポリエステル系の高反発ウレタンフォームを用いた場合には、伸縮性および耐引き裂き性がよく、気泡20のサイズ調整が容易なマスク10を構成することができる。なお、シートSを構成する発泡樹脂としては、発泡ウレタンに代えて、ゴムスポンジなどの他の材料が用いられてもよい。
図2に示すように、右側部分12bは、使用者M(図1)の顔の中央部から右側の頬の中央部までを覆うシート状に形成されている。右側部分12bの右側端縁18aは、使用者M(図1)の鼻、口および顎に沿って湾曲した円弧状に形成されている。右側部分12bの右側端縁18bには、右側の耳掛け部14bが連続して設けられている。
図2に示すように、右側の耳掛け部14bは、U字を横にした形状に形成されている。右側の耳掛け部14bの一方端部は、マスク本体12の右側部分12bの上部に繋げられており、右側の耳掛け部14bの他方端部は、マスク本体12の右側部分12bの下部に繋げられている。
図2に示す右側部分12bと右側の耳掛け部14bとは、互いに連続した多数の気泡20(所謂、連続気泡構造)を有する1枚の発泡樹脂製のシートSを切り抜くことによって、互いに一体に形成されている。したがって、右側部分12bと右側の耳掛け部14bとの境界部Wには、接合された部分は存在しない。上述の通り、本実施形態では、シートSを構成する発泡樹脂として、柔らかくて伸縮性に富んだ軟質の発泡ウレタンが用いられている。
図3(B)に示すように、左側部分12aと右側部分12bとは、同じ形状のシート状に形成されていることから、互いに重ね合わせることが可能である。これらを互いに重ね合わせた状態で、左側部分12aの湾曲した左側端縁16aと、右側部分12bの湾曲した右側端縁18aとが接合されることによって、マスク本体12が構成されている。したがって、図1に示すように、マスク10を広げた状態では、湾曲した左側端縁16aおよび右側端縁18aが外側に膨らんだ立体形状となり、使用者Mの口とマスク本体12との間に隙間を確保することができる。
図4は、気泡20の構成を示す断面図である。図5(A)は、第1部分N1の塗膜22の構成を示す断面図である。図5(B)は、第2部分N2の塗膜22の構成を示す断面図である。
図2に示すマスク本体12は、発泡樹脂製のシートSで形成されているので、図4に示すように、マスク本体12の全体には、気泡20が分布している。気泡20の大きさが変わると、空気を通過させる通気性が変わるとともに、異物を捕捉する捕捉性が変わるため、気泡20の大きさは、マスク10の性能を左右する重要な要素である。しかし、シートSの製造時に気泡20の大きさを調整することは困難である。また、マスク本体12のうち大きな外力が作用する部分では、当該外力に対する十分な強度を確保することが困難である。
そこで、図2に示すように、マスク本体12のうち異物の捕捉性を高めたい部分を第1部分N1としたとき、第1部分N1における気泡20の内面には、図5(A)に示すように、通気性と異物の捕捉性とがバランスする厚さで塗膜22が形成されている。塗膜22を構成する塗布材としては、弾力性に富んだ有色のウレタン系塗料が用いられている。
本実施形態では、使用者M(図1)の口および鼻孔に対向する部分が第1部分N1となっており、第1部分N1は、マスク本体12の中央部の左右両側に左右対称に構成されている。なお、第1部分N1の位置は、本実施形態に限定されるものではなく、マスク10の用途等に応じて適宜変更されてもよい。また、第1部分N1は、左右の一方だけに構成されてもよい。
図5(A)に示すように、第1部分N1の気泡20の内面に塗膜22が形成されると、塗膜22で気泡20を小さくすることができるので、異物の捕捉性を高めることができる。すなわち、塗膜22で気泡20の内部空間を狭くすることができるので、異物を通過し難くすることができる。
また、図2に示すように、マスク本体12のうち外力に対する強度を高めたい部分を第2部分N2としたとき、第2部分N2における気泡20の内面には、図5(B)に示すように、外力に対する十分な強度が得られる厚さで塗膜22が形成されている。第1部分N1と同様に、塗膜22を構成する塗布材としては、弾力性に富んだ有色のウレタン系塗料が用いられている。本実施形態では、マスク本体12と耳掛け部14a,14bとの境界部Wおよびその近傍部分が第2部分N2となっており、第2部分N2は、マスク本体12の中央部の左右両側に左右対称に構成されている。なお、第2部分N2の位置は、本実施形態に限定されるものではなく、マスク10の用途等に応じて適宜変更されてもよい。また、第2部分N2は、左右の一方だけに構成されてもよい。
図5(B)に示すように、第2部分N2の気泡20の内面に塗膜22が形成されると、塗膜22で気泡20を補強することができるので、マスク本体12の強度を高めることができる。
なお、図5(A),(B)に示すように、本実施形態では、第2部分N2の塗膜22の厚さが第1部分N1の塗膜22の厚さよりも厚くなっているが、これらの厚さは同じになっていてもよい。また、第1部分N1の塗膜22の厚さが第2部分N2の塗膜の厚さよりも厚くなっていてもよい。また、図5(A),(B)においては、塗膜22が均一の厚さに描かれているが、実際には完全に均一の厚さに塗膜22を形成することは極めて困難であり不均一な厚さに形成されていたり、一部の気泡20が塞がれていたりすることがある。
図2に示すように、マスク本体12における使用者M(図1)の顔面に対向する側の面を内面P1とし、その反対側の面を外面P2としたとき、第1部分N1の塗膜22は、マスク本体12の外面P2に表れる絵柄F1を構成している。また、第2部分N2の塗膜22は、マスク本体12の外面P2に表れる絵柄F2を構成している。本実施形態の絵柄F1は、具体的には、「桜の花びら模様」と「水玉模様」であり、本実施形態の絵柄F2は、具体的には、水玉模様」である。
なお、絵柄F1,F2の種類は本実施形態に限定されるものではなく、例えば、「幾何学模様」、「動物などの絵」および「文字」などが用いられてもよい。塗膜22を形成する塗布材の色は、絵柄F1,F2の色に応じて、一色に決められてもよい。また、絵柄F1,F2の色数に応じて、異なる色の複数の塗布材が用いられてもよい。
図2に示すように、第1部分N1の絵柄F1は、「桜の花びら模様」と「水玉模様」であるが、第1部分N1だけに着目すると、使用者Mの口に近い部分に「桜の花びら模様」が構成されており、この部分の塗膜22の密度が他の部分よりも高くなっている。つまり、使用者Mの口に近い部分において、異物の捕捉性が高くなっている。したがって、使用者Mが呼吸をしたときには、「桜の花びら模様」が構成された部分において、異物を効果的に捕捉することができる。
(実施形態に係るマスクの製造方法)
図6は、実施形態に係るマスク10の製造方法を示す斜視図である。マスク10を製造する際には、マスク本体12を形成する工程(a)と、塗布対象領域を特定する工程(b)と、塗膜22を形成する工程(c)とがこの順に実行される。
工程(a)では、連続した1枚の発泡樹脂製のシートSを切り抜くことによって、図2に示すマスク本体12の左側部分12aと左側の耳掛け部14aとを一体に形成し、かつ、図2に示すマスク本体12の右側部分12bと右側の耳掛け部14bとを一体に形成する。そして、これらの2つの部品を互いに重ね合わせた後、左側部分12aの湾曲した左側端縁16aと、右側部分12bの湾曲した右側端縁18aとを熱溶着等の接合手段を用いて接合する。
なお、本実施形態では、塗膜22を形成する工程(c)の前に、左右の2つの部品を接合しているが、塗膜22を形成する工程(c)の後に、左右の2つの部品を接合してもよい。つまり、塗膜22を形成する工程(c)の実行時には、マスク本体12は左右に分割されていてもよい。
工程(b)では、図6に示す型24を準備し、この型24をマスク本体12の表面に重ね合わせる。型24は、上記の絵柄F1,F2に対応する複数の貫通孔24aが形成されたシート状の部材である。型24をマスク本体12の表面に重ね合わせると、貫通孔24aによって塗布対象領域が特定されるとともに、塗布対象領域の周囲の部分が型24で覆われる。したがって、作業者は、塗布対象領域に塗布材を正確に塗布することが可能であり、次の工程(c)において絵柄F1,F2を精度よく描き易い。
工程(c)では、工程(b)で特定した塗布対象領域に塗布材を塗布して気泡20の内面に塗膜22を形成する。塗布材を塗布する方法は、特に限定されるものではなく、刷毛塗りでもよいが、塗布量を精度よく調整できる点において、塗布材を均質に塗り重ねる方法が望ましい。例えば、図6に示す吹き付け工法や、図示しないローラー塗り工法などが望ましい。特に、気泡20の奧部にまで塗布材を浸透させることができる点において、図6に示す吹き付け工法が望ましい。図6に示すように、吹き付け工法では、塗布材を吹き付ける装置としてスプレーガン26などが用いられる。ローラー塗り工法では、塗布材を面で塗り付ける装置としてローラー(図示省略)が用いられる。
なお、工程(c)では、マスク本体12に塗布材を一度塗布した後に通気性試験を実施し、通気性が不足している場合に再度塗布するようにしてもよい。この方法によれば、通気性および異物の捕捉性(フィルタリング性能)を正確にコントロールすることができる。
また、作業者は、一旦市場に出回ったマスク本体12に対して塗布材を塗布することでもマスク本体12の通気性および異物の捕捉性(フィルタリング性能)をコントロールすることができる。すなわち、作業者は、マスク10を使用しているまたは使用しようとしている使用者からマスク10を一時的に預かって、前記工程(b)および前記工程(c)によって塗膜22を形成した後、使用者に返却することができる。これによれば、作業者は、マスク本体12について使用者の好みに応じた通気性および異物の捕捉性を実現することができる。
(実施形態に係るマスクの効果)
本実施形態によれば、上記構成により以下の各効果を奏することができる。すなわち、図1に示すマスク本体12が伸縮性および耐久性に優れた発泡樹脂製のシートで形成されているので、マスク本体12の外周部と顔面との間に隙間が生じることを抑制できるとともに、洗濯をしながら繰り返し使用することができる。
図5(A),(B)に示すように、マスク本体12の少なくとも一部における気泡20の内面には塗膜22が形成されているので、塗膜22で気泡20を小さくすることが可能であり、異物の捕捉性を高めることができる。また、塗膜22で気泡20を補強することができるので、マスク本体12の強度を高めることができる。さらに、塗布材の塗布位置や塗布量を調整することによって、塗膜22の形成位置や厚みを簡単に調整することができる。
図2に示す第1部分N1における気泡20の内面に塗膜22が形成されているので、第1部分N1の気泡20は小さくなっている。したがって、第1部分N1では、異物の捕捉性が高くなっており、異物を効率よく捕捉できる。
図5(A),(B)に示すように、第1部分N1と第2部分N2との間で塗膜の厚さが異なっているので、これらの部分のそれぞれにおいて、通気性および異物の捕捉性を適宜に定めることができる。図3(A)に示すように、第1部分N1に着目すると、「桜の花びら模様」が構成された部分と他の部分との間で塗膜22の分布密度が異なっているので、これらの部分のそれぞれにおいて、通気性および異物の捕捉性を適宜に定めることができる。
図1に示すマスク本体12が柔らかくて伸縮性に優れた軟質の発泡ウレタンシートで形成されているので、マスク10の肌触りがよく、快適な着け心地を得ることができる。
図5(A),(B)に示す塗膜22が、弾力性に富んだウレタン系塗料で形成されているので、屈曲や伸縮に対する塗膜22の耐性を高めることができる。また、マスク本体12が発泡ウレタンで形成されているので、ウレタン系塗料のマスク本体12に対する密着性がよく、これによっても耐久性を高めることができる。
図2に示すように、塗膜22がマスク本体12の外面P2に絵柄F1,F2を構成しているので、意匠性を高めることができる。
図1に示す使用者Mがマスク10を着脱する際には、耳掛け部14a,14bが手で引っ張られるため、マスク本体12と耳掛け部14a,14bとの境界部Wおよびその近傍部分(第2部分N2)は、他の部分と比べて外力を受け易い。図2に示すように、本実施形態では、第2部分N2に塗膜22が形成されているので、塗膜22によって第2部分N2を補強することが可能であり、マスク本体12の損傷を抑制できる。
(変形例)
なお、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されず、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。すなわち、上記実施形態では、図2に示す塗膜22は、マスク本体12の外面P2に表れる絵柄F1,F2を構成しているが、塗膜22は、マスク本体12の内面P1に表れる絵柄(図示省略)を構成してもよいし、外面P2および内面P1に表れる絵柄(図示省略)を構成してもよい。また、塗膜22は、必ずしも絵柄を構成している必要はなく、方形、円形(楕円形)または異形形状であってもよい。
また、図2に示す絵柄F1,F2のそれぞれにおいて、塗膜22の厚さは、均一であってもよいし、不均一であってもよい。さらに、第1部分N1および第2部分N2における塗膜22の分布密度は、適宜変更されてもよい。この場合、塗膜22の厚さは、使用者Mの口および/または鼻孔に対向する部分が他の部分に対して厚くまたは分布密度が濃く形成することができる。また、塗膜22は、マスク本体12に塗布材を塗布して固化させた後に、別の種類または別の色の塗布材を塗布(つまり、重ね塗り)することもできる。例えば、塗膜22は、第1部分N1の領域の全域にある塗布材を塗布して固化させた後、この塗布材とは異なる塗布材で第1部分N1上に絵柄F1を形成することもできる。この重ね塗りは、第2部分N2および第3部分N3も同様に行うことができる。
また、塗膜22は、マスク本体12の少なくとも一部における気泡20の内面に形成されていればよく、その形成位置は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、マスク本体12の全体における気泡20の内面に塗膜22が形成されてもよい。この場合でも、塗膜22の厚さまたは分布密度を部分ごとに変更することによって、通気性、異物の捕捉性および強度を調整することができる。また、塗膜22は、第1部分N1および/または第2部分N2の全域に形成することができる。また、塗膜22は、マスク本体12の内面P1および外面P2の少なくとも一方に形成されていればよい。この場合、塗膜22は、マスク本体12の内面P1と外面P2とで互いに異なる位置に形成することもできる。
また、第1部分N1は、使用者の口、鼻尖および鼻翼に掛けての領域を完全に覆う正面視で略楕円形とした。しかし、第1部分N1は、異物の捕捉性を高めたい部分であればその大きさおよび形状が限定されるものではない。したがって、第1部分N1は、口のみを完全に覆う大きさおよび形状に形成することもできる。また、第1部分N1は、図7に示すように、使用者Mの顔面における人中Jの中心部O(上下左右方向の中央部)を中心として半径が少なくとも30mm(概ね口および鼻先を覆う大きさ)、50mm(概ね顎のオトガイ部の半分程度を覆う大きさ)および70mm(概ね顎のオトガイ部の全部を覆う大きさ)のいずれかの円内の領域E1,E2,E3に設定することで異物の捕捉性を効果的に向上させることができる。
図5(A),(B)に示す塗膜22を形成する塗布材としては、ウレタン系塗料に代えて、アクリル系塗料、フッ素系塗料およびシリコン系塗料などが用いられてもよい。アクリル系塗料は、塗膜が硬いという特徴があり、塗布部分を硬化させたい場合に適する。フッ素系塗料は、塗膜の防カビ性が高いという特徴がある。シリコン系塗料は、塗膜の耐久性、弾力性および撥水性が高いという特徴がある。
図5(A),(B)に示す塗膜22を形成する塗布材は、塗料に限定されるものではなく、気泡20の内面に付着する性質を有する他の物質が用いられてもよい。例えば、乾燥により塗膜22となる常温硬化性樹脂、紫外線硬化樹脂および熱硬化性樹脂などが用いられてもよいし、接着剤(スプレー式の接着剤を含む)が用いられてもよい。
図2に示すように、上記実施形態では、絵柄F1,F2を構成するために、有色の塗布材を用いて塗膜22を形成しているが、無色の塗布材を用いて塗膜22を形成してもよい。
図2に示すように、上記実施形態では、マスク本体12と耳掛け部14a,14bとの境界部Wおよびその近傍部分(第2部分N2)に塗膜22が形成されているが、塗膜22は、耳掛け部14a,14bの少なくとも一部に形成されてもよい。この場合には、塗膜22で耳掛け部14a,14bが補強されるので、使用者Mが耳掛け部14a,14bを手で引っ張ったときでも、耳掛け部14a,14bは損傷を受け難い。
図8は、他の実施形態に係るマスク28の構成を示す正面図である。図8に示すマスク28では、第1部分N1の全域および第2部分N2の全域に、無色の塗布材を用いて塗膜22が形成されている。したがって、マスク本体12の外面P2には、絵柄F1,F2は形成されていない。また、図8に示すマスク28では、左右の耳掛け部14a,14bのほぼ全体が、強度を高めたい第3部分N3となっており、第3部分N3に対して無色の塗布材を用いて塗膜22が形成されている。したがって、使用者Mが耳掛け部14a,14bを手で引っ張ったときでも、耳掛け部14a,14bは損傷を受け難い。
図9は、他の実施形態に係るマスク30の構成を示す正面図である。上記実施形態では、マスク10が耳掛け部14a,14bを備えているが、図9に示すマスク30のように、耳掛け部14a,14bは省略されてもよい。また、耳掛け部14a,14bに代えて、マスク本体12を首または後頭部で支持する棒状または紐状の部材が用いられてもよい。図9に示すマスク30は、図3(A)に示すマスク10から耳掛け部14a,14bを単に取り除いたものであり、耳掛け部32aを有するマスクホルダー34に装着して使用される。このマスク30においても、上記マスク10と同様の効果を奏することができる。
M…使用者、N1…第1部分、N2…第2部分、S…シート、W…境界部、10…マスク、12…マスク本体、12a…左側部分、12b…右側部分、14a…左側の耳掛け部、14b…右側の耳掛け部、16a…左側端縁、18a…右側端縁、20…気泡、22…塗膜、24…型、24a…貫通孔、26…スプレーガン、28,30…マスク、32a…耳掛け部、34…マスクホルダー。

Claims (11)

  1. 使用者の口および鼻孔を覆うマスク本体を備え、
    前記マスク本体は、互いに連続した多数の気泡を有する発泡樹脂製のシートで形成されており、
    前記マスク本体の少なくとも一部における前記気泡の内面には塗布材からなる塗膜が形成されており、
    前記塗膜を構成する塗布材は、ウレタン系塗料である、マスク。
  2. 前記マスク本体における使用者の顔面に対向する側の面を内面とし、その反対側の面を外面としたとき、前記塗膜は、前記内面または前記外面に表れる絵柄を構成している、請求項1に記載のマスク。
  3. 使用者の口および鼻孔を覆うマスク本体を備え、
    前記マスク本体は、互いに連続した多数の気泡を有する発泡樹脂製のシートで形成されており、
    前記マスク本体の少なくとも一部における前記気泡の内面には塗布材からなる塗膜が形成されており、
    前記マスク本体における使用者の顔面に対向する側の面を内面とし、その反対側の面を外面としたとき、前記塗膜は、前記内面または前記外面に表れる絵柄を構成している、マスク。
  4. 前記マスク本体のうち異物の捕捉性を高めたい部分を第1部分としたとき、少なくとも前記第1部分における前記気泡の内面には、前記塗膜が形成されている、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のマスク。
  5. 前記第1部分は、顔面における人中の中心部を中心として半径が少なくとも30mmの円内の領域であり、
    前記塗膜は、前記第1部分の全域に形成されている、請求項4に記載のマスク。
  6. 前記マスク本体の複数の部分における前記気泡の内面に前記塗膜が形成されており、
    前記複数の部分のうちの一つにおける前記塗膜の厚さまたは分布密度は、他の一つにおける前記塗膜の厚さまたは分布密度と異なっている、請求項1ないしのいずれか1項に記載のマスク。
  7. 前記シートを構成する発泡樹脂は、発泡ウレタンである、請求項1ないしのいずれか1項に記載のマスク。
  8. 使用者の耳に掛けられる耳掛け部をさらに備え、
    前記マスク本体と前記耳掛け部との境界部およびその近傍部分を第2部分としたとき、前記第2部分に前記塗膜が形成されている、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のマスク。
  9. 使用者の耳に掛けられる耳掛け部をさらに備え、
    前記耳掛け部は、前記シートと同じ材料で前記マスク本体と一体に形成されており、
    前記耳掛け部の少なくとも一部に前記塗膜が形成されている、請求項1ないし8のいずれか1項に記載のマスク。
  10. 使用者の口および鼻孔を覆うマスク本体を備えるマスクの製造方法であって、
    (a)互いに連続した多数の気泡を有する発泡樹脂製のシートで前記マスク本体を形成し、
    (b)前記マスク本体における異物の捕捉性を高めたい部分を塗布対象領域として特定し、
    (c)前記塗布対象領域に塗布材を塗布して前記気泡の内面に塗膜を形成し、
    前記工程(b)では、前記マスク本体における前記塗布対象領域の周囲を型で覆うことによって前記塗布対象領域を特定し、
    前記工程(c)では、前記塗布対象領域に対して吹き付け工法またはローラー塗り工法を用いて前記塗布材を塗布する、マスクの製造方法。
  11. 使用者の口および鼻孔を覆うマスク本体を備える同マスク本体における異物の捕捉性を調整する捕捉性調整方法であって、
    (a)互いに連続した多数の気泡を有する発泡樹脂製のシートで前記マスク本体を用意し、
    (b)前記マスク本体における異物の捕捉性を高めたい部分を塗布対象領域として特定し、
    (c)前記塗布対象領域に塗布材を塗布して前記気泡の内面に塗膜を形成し、
    前記工程(b)では、前記マスク本体における前記塗布対象領域の周囲を型で覆うことによって前記塗布対象領域を特定し、
    前記工程(c)では、前記塗布対象領域に対して吹き付け工法またはローラー塗り工法を用いて前記塗布材を塗布する、マスクの捕捉性調整方法。
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