JP6811335B2 - 自動運転シミュレータ及び自動運転シミュレータ用地図生成方法 - Google Patents

自動運転シミュレータ及び自動運転シミュレータ用地図生成方法 Download PDF

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Description

本発明は、自動運転制御システムを搭載した車両が道路を自動で走行する状態をシミュレーションにより再現する自動運転シミュレータ及び自動運転シミュレータ用地図生成方法に係り、特に自動運転シミュレータで使用する地図を生成する地図生成装置を含む自動運転シミュレータ及び自動運転シミュレータ用地図生成方法に関する。
近年、自動運転制御システムを搭載した車両による、車両の自動運転が実用化の方向にあるが、一般道路での走行に際し、その前提として自動運転制御システムの機能についての十分な検討を必要とする。係る一般道路走行前の事前検討においては、想定するテストケースにおける自動運転制御システムの応動を評価することになるが、自動車分野の複雑化する自動運転制御システムの評価では、そのテストケースの数が膨大となり、実際の車両(実車という)を使ったテストだけでは評価が困難である為、HILS(Hardware In the Loop Simulator)のようなシミュレーションを活用する事が一般的になってきている。
HILSとは、評価対象となる制御システム(自動運転制御システム)には実物を用い、それ以外の車両要素についてはモデル化し、これらを組み合わせて評価装置を構築することで、実際の制御システムを仮想世界にて評価するツールであり、例えば特許文献1が知られている。
特開2005−337925号公報
自動運転制御システムでは、実車に備え付けられたレーダやカメラ等のセンサの情報と、実車の位置座標を示すロケータの情報と、走行可能なレーンを示す自動運転用の地図情報(自動運転地図データという)から、自動運転制御を実行するコントローラ(自動運転ECUという)が走行計画を判断して実車の自動運転を実現している。この走行可能なレーンを示す自動運転地図データは、実在する道路と自動運転地図データの座標ズレが10〜20cmの位置精度で作られている。また、自動運転地図データの作成にあたっては、実在する道路を計測車両で走行させ、GPSデータ、レーザスキャンデータ、カメラ映像データ等を取得し、それらを専用のツールや人による手作業で作成されていた。
これら実車による自動運転制御システムを、HILSを用いたシミュレータによる評価装置に置換えて自動運転実験を行う場合は、この自動運転地図データの機能もシミュレータで実現することが必要になってくる。また、シミュレータで再現させる仮想世界の道路(シミュレーション地図という)と自動運転地図データとが10〜20cmの位置精度とする必要もあった。
自動運転ECUに対するシミュレータを形成するに当り、シミュレータの主要な機能である自動運転地図データをどのように実現するのかを検討した。当初、地図会社の作成する自動運転地図データを入手し、そのままシミュレータに実装し使用する事を考えた。
この場合、シミュレーション地図で定義する道路(例えば公道)と同じ道路について、地図会社が自動運転地図を持っているのであれば、そのままシミュレータに実装し使用する事も良い。しかし、例えば自社のテストコース等プライベートな道路でシミュレートする場合には、入場規制等の理由から地図会社がそのテストコースの自動運転地図データを既に持っている事は通常考えられない。
然るに、自動運転ECUに対するシミュレータを形成するために、自動運転ECUの製造者あるいはシミュレータの製造者が、自動運転地図を新規に作成しようとすると、テストコース上を計測車両で走行させ、その取得したデータから自動運転地図データを作成することになるので費用と工数がかかるという問題が出てくる。また、例えば極端な勾配路を使った限界性能評価の為に実在しない道路をシミュレータで再現する場合には、計測車両を走行させる道路が実在しない事から地図会社に依頼する事も困難であった。
次に、シミュレーション地図のデータ(シミュレーション地図データという)からのデータ変換で、自動運転地図データを作成しようと考えた。シミュレーション地図は、シミュレータメーカが提供するシミュレーション地図作成機能のGUI(Graphical User Interface )で任意に入力が出来る。入力したシミュレーション地図は、シミュレータ内にシミュレーション地図データとして保存される。
従って、これを参照して使用したいが、シミュレータメーカでシミュレーション地図データのフォーマットを開示していない事から内容を参照出来ないという問題があった。
以上のことから本発明の目的は、自動運転制御システムを搭載した車両が道路を自動で走行する状態をシミュレーションにより再現する自動運転シミュレータにおいて、自動運転制御に必要な自動運転地図データをシミュレーション地図から精度良く生成する事ができる自動運転シミュレータ及び自動運転シミュレータ用地図生成装置を提供することにある。
上記課題を解決する為に、本発明においては、「自動運転車両に搭載されて自動運転車両の自動運転を行う自動運転ECUに対して模擬信号を与えて仮想道路上で自動運転車両を走行させ、自動運転ECUの機能を検証するための自動運転シミュレータであって、自動運転制御ECUを搭載した自動運転車両の自動運転ECU以外の部分の各機能を模擬するモデルを備え、モデルからの信号を自動運転ECUに与えるリアルタイムシミュレータと、リアルタイムシミュレータ内のモデルを制御するコンピュータにより構成され、コンピュータは、リアルタイムシミュレータ内のモデルからの信号を自動運転ECUに与えて
仮想道路上で自動運転車両を走行させ、リアルタイムシミュレータ内のモデルから、自動運転車両を仮想道路上で自動運転走行させたときのログデータを取得し、ログデータから自動運転用の地図データを作成する自動運転シミュレータ。」のように構成したものである。
また本発明は、「自動運転車両に搭載されて自動運転車両の自動運転を行う自動運転ECUで使用する地図データを作成するための自動運転シミュレータ用地図作成方法であって、自動運転制御ECUを搭載した自動運転車両の自動運転ECU以外の部分の各機能を模擬するモデルを備え、モデルからの信号を自動運転ECUに与えるリアルタイムシミュレータと、リアルタイムシミュレータ内のモデルを制御するコンピュータにより構成され、コンピュータは、リアルタイムシミュレータ内のモデルからの信号を自動運転ECUに与えて仮想道路上で自動運転車両を走行させ、リアルタイムシミュレータ内のモデルから、自動運転車両を仮想道路上で自動運転走行させたときのログデータを取得し、ログデータから自動運転用の地図データを作成する自動運転シミュレータ用地図作成方法。」のように構成したものである。
本発明によれば、シミュレータで使用する自動運転地図データを、シミュレーション地図の走行ログデータから作成するので、従来、地図会社に依頼する場合の費用や工数を削減する事が出来る。また、シミュレーション地図データの座標情報を走行ログデータからそのまま取得出来る為、シミュレーション地図の道路と自動運転地図データとの位置ズレが原理的に無く、精度良く自動運転地図データを作成出来る。
本発明の実施例に係る自動運転地図データ生成のプロセスを示すフローチャート。 自動運転制御システムを搭載した実車の構成例を示す図。 自動運転シミュレータと自動運転ECU3の接続関係を示す図。 自動運転シミュレータ100の具体的な構成例を機能の観点から示す図。 リアルタイムシミュレータ2の具体的な構成例をハード構成の観点から示す図。 コンピュータ1の具体的な構成例をハード構成の観点から示す図。 楕円コースを上から見た図。 自動運転地図データ8を、縦軸を経度、横軸を緯度にして示す図。 自動運転地図データ8を横から見た図。 シミュレーション地図作成部11で道路を作成する様子を示す図。 ユーザ入力により作成した楕円コースの道路を示す図。 シミュレーション地図と道路IDの関係を示す図。 シミュレーション地図の全ルートを走行する走行ルートを示す図。 取得した走行ログデータ9の走行ルート1の座標分布27を示す図。 取得した走行ログデータ9の走行ルート2の座標分布28を示す図。 走行ログデータ9の取得方法を示す図。 走行ログデータ9の内容の一例を示す図。 走行ログデータ9の座標点と道路IDの関係を示す図。 道路ID毎の走行ログ分割データを示す図。 処理ステップS5の詳細処理内容を示すフローチャート。 道路ID1の走行ログ分割データ29の中から図14aに示される最初の座標点と最後の座標点を抽出することを示す図。 走行ルート1と走行ルート2における最初の座標点と最後の座標点の具体的な三次元情報を示す図。 最後の座標点を統合処理した後の具体的な三次元情報を示す図。 道路種別判定テーブルの例を示す図。
以下、本発明の実施例に係る自動運転シミュレータ及び自動運転シミュレータ用地図生成装置について図面を用いて詳細に説明する。
本発明の実施例に係る自動運転シミュレータ及び自動運転シミュレータ用地図生成方法について説明する前に、自動運転制御システムを搭載した実車の構成例について図2で説明する。
図2に例示する実車に搭載される自動運転制御システムは、その機能を大別すると、自動運転ECU3と、地図・ロケータユニットU1と、センサSと、車両制御部Dにより構成されている。このうち自動運転ECU3は、地図・ロケータユニットU1から地図情報と位置情報を得、またセンサとしてカメラセンサS1から画像情報、レーダセンサS2から距離の情報を得て、車両制御部DであるエンジンD1,ステアリングS2,ブレーキS3の各操作量を定める。なお、地図・ロケータユニットU1は、地図機能MD5と、ロケータ機能MD4を含んでおり、ロケータ機能MD4は、GNSS(位置情報)を受信して自車位置を定め、地図機能MD5では自動運転地図データ8を受信する通信ユニットU2を備えている。
HILSのようなシミュレーションを活用した自動運転シミュレータは、図2における自動運転制御システムを搭載した実車の自動運転ECU3以外の部分をシミュレートするものである。図3は、自動運転シミュレータと自動運転ECU3の接続関係を示す図である。図3にその概要を示しているように、自動運転シミュレータ100は、リアルタイムシミュレート2とコンピュータ1で構成され、自動運転シミュレータ100に、実機の自動運転ECU3あるいは仮想の自動運転ECUモデルを接続して使用される。
ここで、自動運転ECU3は、自動運転制御システムで車両制御を判断するECUである。また仮想の自動運転ECUモデルは、パソコンなどを用いて構成された自動運転ECUのモデルである。実機の自動運転ECU3は、ハード設計、ソフト設計が完了して、例えば製品化段階にあるものであるが、仮想の自動運転ECUモデルは将来製品化を予定しており、その機能の検証のために、パソコン上でソフト的に構成した自動運転ECUのモデルである。本発明において、以下の説明では自動運転ECU3と自動運転ECUモデルを区別せず、自動運転ECU3というときには、自動運転ECUモデルも含む概念として示すことにする。
また図3において、コンピュータ1とリアルタイムシミュレータ2との通信は高速シリアルバス4で接続され、リアルタイムシミュレータ2と自動運転ECU3の通信は車載用のCAN及びEthernet5で接続される。
図4は、自動運転シミュレータ100の具体的な構成例をモデル機能の観点から示している。ここではまずリアルタイムシミュレータ2の構成と機能について説明し、その後にコンピュータ1の構成と機能について説明する。
図4において、リアルタイムシミュレータ2は、図2における自動運転制御システムを搭載した実車の自動運転ECU3以外の部分をシミュレートしているが、シミュレートする具体的なシミュレーションモデルMDとしては、以下のものを備える。
これらは、車両の環境を模擬する環境モデルMD1、図2の車両制御部DであるエンジンD1,ステアリングS2,ブレーキS3を模擬した車両モデルMD2,図2のセンサであるカメラセンサS1、レーダセンサS2を模擬したセンサモデルMD3,図2の地図・ロケータユニットU1のうちロケータ機能MD4を模擬したロケータモデルMD4,図2の地図・ロケータユニットU1のうち地図機能MD5を模擬した自動運転地図送信モデルMD5などである。なお、環境モデルMD1としては、さらに道路、地物、周辺車両、歩行者、全ルート走行についてのドライバなどを個別に模擬している。また自動運転地図送信モデルMD5は、自動運転地図データ8を含んで構成されている。
上記した各モデルの構成と機能は、後述するコンピュータ1により適宜制御或は調整され、各モデルにより得られたシミュレータデータは、通信設備である車載用のCAN及びEthernet26を介して自動運転ECU3に与えられる。このときに自動運転ECU3に与えられるシミュレータデータは、車両モデルMD2からの車両制御情報,センサモデルMD3からのセンサ情報,ロケータモデルMD4及び自動運転地図送信モデルMD5からの地図・ロケータ情報などである。
図4は、リアルタイムシミュレータ2を、シミュレートするモデル機能の観点から整理しているが、図5はリアルタイムシミュレータ2をハード構成の観点から整理した図である。
図5に示されるようにリアルタイムシミュレータ2には、コンピュータ通信部18と、シミュレーション実行部19と、シミュレーションモデルMDと、CAN・Ethernet変換部26を有している。コンピュータ通信部18は、コンピュータ1と高速シリアルバス4で通信する装置である。シミュレーション実行部19は、シミュレータ用の高性能な計算機で、シミュレーションモデルMDの計算をリアルタイムで実行する。CAN・Ethernet変換部26は、シミュレーション実行部19の計算結果と、電気信号とを変換する装置である。この電気信号とは、CAN及びEthernet信号の事である。また、CAN・Ethernet変換部26は、自動運転ECU3と接続され、車載用のCAN及びEthernet5で通信する。
再度図4に戻り説明する。図4において、コンピュータ1は各種の演算部とデータベースにより表されている。このうち演算部は、シミュレーションモデル作成部10と、シミュレーション地図作成部11と、自動運転地図生成部12と、シミュレータ制御部13と、シミュレーションCG描画部14である。またデータベースとして、シミュレーションモデルデータ6、走行ログ9、シミュレーション地図データ7、自動運転地図データ8についてのデータベースを備えている。またコンピュータ1は、入力部16と表示部15を備えている。なおコンピュータ1とリアルタイムシミュレータ2の間は、シミュレータ/コンピュータ通信部により結合されている。
図4のコンピュータにおいて、シミュレーションモデル作成部10は、シミュレーションモデルデータ6を作成するソフトウェアである。シミュレーション地図作成部11は、シミュレーション地図データ7を作成するソフトウェアである。自動運転地図生成部12は、自動運転地図データ8を作成するソフトウェアである。シミュレータ制御部13は、リアルタイムシミュレータ2を制御するソフトウェアで、シミュレーションの実行や停止等の制御を行う。また、シミュレータ制御部13は、リアルタイムシミュレータ2の計算結果を走行ログデータ9として作成する。シミュレーションCG描画部14は、リアルタイムシミュレータ2の計算結果をCG(Co8uter Graphics)で描画するソフトウェアである。
図4は、コンピュータ1を、制御機能の観点から整理しているが、図6はコンピュータ1をハード構成の観点から整理した図である。ハード構成的に表すと、コンピュータ1は、上記した演算部、シミュレータ通信部17、入力部15、表示部16が共通バスで接続されて、構成されている。
このうち表示部15は、コンピュータ1の液晶型ディスプレイで、シミュレーションCG描画部14のCG映像の他、シミュレーションモデル作成部10と、シミュレーション地図作成部11と、自動運転地図生成部12と、シミュレータ制御部13の操作画面を表示する。入力部16は、コンピュータ1のキーボードとマウスである。シミュレータ通信部17は、リアルタイムシミュレータ2と高速シリアルバス4で通信する装置である。なお、図4において、コンピュータ1とリアルタイムシミュレータ2の間を接続するシミュレータ/コンピュータ通信部は、シミュレータ通信部17、高速シリアルバス4、コンピュータ通信部18を含む部分である。
次に図4、図5、図6を参照して一連のシミュレート動作について説明する。ここではまず、ミュレータ制御部13が機能して、シミュレーションモデルデータ6と、シミュレーション地図データ7と、自動運転地図データ8を、リアルタイムシミュレータ2へダウンロードすることで、シミュレーションモデルMD内の各モデルが構築される。
構築されるシミュレーションモデルMD内のモデルは、走行環境を模擬する環境モデルMD1と、実車を模擬する車両運動モデルMD2、センサモデルMD3、ロケータモデルMD4、自動運転地図送信モデルMD5である。環境モデルMD1は、道路、地物、周辺車両、歩行者、ドライバを定義するモデルで、ダウンロードされたシミュレーション地図データ7から道路や地物を再現する。車両運動モデルMD2は、自車両の車両運動を定義するモデルで、車輪速、操舵角、ヨーレイト、横加速度等の車両情報を出力する。センサモデルMD3は、自車両に付帯するセンサを定義するモデルで、自車両から見たレーンやオブジェクトのセンサ情報を出力する。ロケータモデルMD4は、自車両の位置を定義する。自動運転地図送信モデルMD5は、ダウンロードされた自動運転地図データ8を送信する。これら道路、地物、周辺車両、自車両等は、リアルタイムシミュレータ2で仮想的に再現された物である。
次に自動運転シミュレータのユーザは、シミュレータ制御部13からシミュレーション実行部19(図5)を制御させ、シミュレーションモデルMDの計算をシミュレーション実行部19で実行させる。シミュレーション実行部19の計算結果は、CAN・Ethernet変換部26によって、自動運転ECU3にCAN及びEthernet5で通信される。これによりユーザは、自車両が道路を走行する時の車両情報と、センサ情報と、ロケータ位置と、自動運転地図データをシミュレーションによる計算結果から自動運転ECU3へ入力する事が出来るので、実車で行う実験を自動運転シミュレータでも行えるようになる。
一方、自動運転ECU3は、入力されたセンサ情報と、ロケータ位置と、自動運転地図データから自車両の周辺状況を認識し、これに基づいて車両制御を判断する。車両制御として例えば直線路を走行する自車両の手前にカーブ路が近づいた時、自動運転ECU3にはカーブ路を示すレーン情報がセンサ情報として入力される。自動運転ECU3は、自車両の周辺状況を認識し、カーブ路から逸脱しない様に横加速度制御値をリアルタイムシミュレータ2へ出力する。
リアルタイムシミュレータ2は、入力された横加速度制御値で車両運動モデルMD2を再計算し操舵角を変更する。操舵角が変更されると、自車両の向きと位置が更新されカーブ路に沿った走行となる。すなわち、自動運転ECU3による車両制御が、リアルタイムシミュレータ2によってシミュレートされる。
以上、自動運転シミュレータにおけるモデル制御、模擬データ生成、自動運転ECU3による車両制御の動作過程について説明したが、本発明においてはさらに自動運転地図生成部12を付与している。自動運転地図生成部12では、地図会社の自動運転地図には記載のない、例えばテストコースの自動運転地図データを生成する。このとき、地図会社の自動運転地図には記載のない自動運転地図データを生成するために、本発明においてはシミュレータ制御の結果求められた走行ログの情報を利用する。
コンピュータ1内の自動運転地図生成部12は、走行ログデータ9から自動運転地図データ8を生成するソフトウェアである。自動運転ECU3の自動運転走行計画の判断において、自動運転ECUが走行可能なレーンを認知する為にこの自動運転地図データ8が必要である。
自動運転地図データ8の生成過程について図7a,図7b、図7cを用いて説明する。楕円コースを上から見た図7aでは、テストコースを想定する。楕円コースは右側が二重楕円になっており、標識が設置されている。図7bは、自動運転地図データ8を、縦軸を経度、横軸を緯度にして示す図、図7cは楕円コースの自動運転地図データ8を横から見た図で、縦軸を標高、横軸を緯度にして示す図である。
自動運転地図データ8は、「○」で示す道路接続点と、「×」で示す補間点と、「△」で示す付加情報(標識)で構成される。道路接続点は、合流、分岐、交差点等の道路特徴が変わる場所を示す座標点で道路種別情報も含まれる。補間点は、カーブ等の道路形状を示す座標点である。付加情報(標識)は、道路標識等の位置や内容を示す情報である。自動運転ECU3は、これら座標群を持つ自動運転地図データ8から走行可能なレーンを認知する。
図1は本発明の実施例に係る自動運転シミュレータで実行される、自動運転地図データ生成のプロセスを示したフローチャートである。以下、各ステップについて説明する。
図1の最初の処理ステップS1では、走行環境の道路を定義したシミュレーション地図を作成する。シミュレーション地図は、シミュレーション地図作成部11を用いて作成される。ここでの処理は、ユーザ入力により、シミュレーション地図としての例えば楕円コースの位置座標を決定するものである。
図8aは、シミュレーション地図作成部11で道路を作成する様子を図示している。シミュレーションの座標系は、座標原点から横方向がX座標、縦方向がY座標、高さ方向がZ座標である。尚、説明の便宜上、ここではZ座標の説明を省略する。シミュレーション地図作成部11には道路作成の為の各種道路パーツが用意されている。
道路作成の為の各種道路パーツのうち、直線のパーツや、カーブのパーツ、分岐、合流のパーツなどを、それぞれの長さ、幅、傾きなどを調整しながらシミュレーションの座標上に組合わせて配置する事で、例えば図8bに示すような楕円コースの道路をユーザ入力により作成する事が出来る。作成した道路は、シミュレーション地図データ7としてコンピュータ1に保存される。
シミュレーション地図データ7としてコンピュータ1に保存する時、シミュレーション地図作成部11は、シミュレーション地図データ7に道路IDを追加している。道路IDは図9に示されるように、道路特徴が変わる毎にID番号を変えて管理されている。この場合、道路ID1と道路ID3が分岐、合流分であり、道路ID2、道路ID4、道路ID5がカーブを含む道路である。なお道路ID2については、さらに直線部とカーブ部ごとに別の道路IDを定義してもよい。
図1の処理ステップS2では、処理ステップS1で作成したシミュレーション地図をリアルタイムシミュレータ2で再現させ、楕円コースの全ルートを自車両で走行させる。自車両の走行は、環境モデルMD1のドライバ機能で操縦され、予め道路幅の中心を走行するように設定されている。
例えば図10aでは、テストコースの右側の楕円について外側の円周(実線)を走行ルート1として1周し、内側の円周(点線)を走行ルート2として1周することで、シミュレーション地図の全ルートを走行する。また、走行中はシミュレータ制御部13が、シミュレーション実行部19で計算した結果を走行ログデータ9として取得し、コンピュータ1に保存する。これにより、楕円コースの道路幅中心の座標情報が取得出来る。
処理ステップS3では、自動運転地図生成部12が、処理ステップS2で保存した走行ログデータ9を取得する。図11aは、走行ログデータ9の取得方法を示している。走行ログデータ9は、自車両の走行によって刻々と変化するシミュレーションの計算結果を蓄積したものである。ここでは、自車両が、楕円コースの全ルートを走行している間中、例えば0.1秒周期で自車速度、自車角度、座標値、道路ID,レーン情報などを入手し、これらを走行ルート1、走行ルート2についての走行ログデータ9として時系列情報として蓄積する。
図11bは、走行ログデータ9の内容の一例を示している。シミュレータ制御部13は、走行ログデータ9で取得したい信号やサンプリング間隔を予め指定する事が出来る。例えば図11bには、図11aに例示した情報以外に、走行レーン、曲率、車両位置、レーン情報、ライン情報、道路確度、道路位置、オブジェクト位置、標識情報などを含んでいる。なおこれらの情報は、直接計測情報以外に、二次的な加工情報を含んでもよい。
図10bは、このようにして取得した走行ログデータ9の走行ルート1の座標分布27を示しており、図10cは、このようにして取得した走行ログデータ9の走行ルート2の座標分布28を示している。これらの座標分布は、例えば0.1秒ごとに取得されたものであることから、ドット情報として取得され、連続情報にはなっていないが、これらの座標分布を合わせると、楕円コースの道路の形状が分かるようになる。
処理ステップS4では、自動運転地図生成部12が、処理ステップS3で取得した走行ログデータ9を道路ID毎に分割する。この前提としては、図11bで述べたように、走行ログデータ9の個々のデータは座標値と道路IDが関連付けされて記録されている。図12aは走行ログデータ9の座標点と道路IDの関係を図示している。処理ステップS4での処理により、走行ルート1についての座標分布27と、走行ルート2についての座標分布28についての各点が、道路ID1から道路ID5のいずれかに振り分けられる。この処理ステップS4での処理結果として、例えば走行ログデータ9を点線枠で囲んだ部分がそれぞれに分割され、図12bに示されるような道路ID毎の走行ログ分割データになる。29から33はそれぞれ道路ID1から道路ID5に分類された走行ログ分割データを示している。
処理ステップS5では、自動運転地図生成部12が、処理ステップS4の走行ログ分割データをそれぞれ解析して道路種別を判定する。図13は処理ステップS5のフローチャートである。以下、図13のフローチャートの流れを、図12bに示される走行ログ分割データを基に具体例で説明する。
図13のフローチャートの最初の処理ステップS10では、まず道路ID1の走行ログ分割データ29を取得し、処理ステップS11へ移行する。
処理ステップS11では、道路ID1の走行ログ分割データ29の中から図14aに示される最初の座標点と最後の座標点を抽出する。これを走行ルート1と走行ルート2とでそれぞれ実行して図14bに示されるテーブルを作成し、処理ステップS12へ移行する。道路ID1の場合、分岐、合流部分であるので、走行ルート1と走行ルート2について、最初の座標点として2点、最後の座標点として1点を検知する。走行ルート1と走行ルート2における最初の座標点と最後の座標点の具体的な三次元情報は図14bに例示したとおりである。
処理ステップS12では、図14bに示されるテーブルから走行ルート1の最初の座標点と走行ルート2の最初の座標点とを比較し、両者が一致しているか判断する。また、走行ルート1の最後の座標点と走行ルート2の最後の座標点とを比較し、両者が一致しているか判断する。ここで一致が全くない場合(NO)は、処理ステップS14へ移行し、一致があった場合(YES)は処理ステップS13へ移行する。
例えば道路ID1の走行ログ分割データ29では、図14bに示されるテーブルから走行ルート1と走行ルート2の最後の座標点が一致している為、処理ステップS13へ移行する。なお実施例では、説明の便宜上、二つの座標点が同じ場合に一致しているとしたが、実際には、比較する二つの座標点に座標ズレがあったとしても、それが無視出来る範囲内であれば二つの座標点は一致していると判断しても良い。
処理ステップS13では、処理ステップS12で一致すると判断した二つの座標点をひとつに統合する。例えば道路ID1の走行ログ分割データ29では、最後の座標点を統合処理し、図14bに示されるテーブルを図14cに示されるテーブルに更新し、処理ステップS14へ移行する。図14cのテーブルでは、最後の座標点が一致していることから、走行ルート1についての最後の座標点を残し、走行ルート2についての最後の座標点を削除する形で、最後の座標点の統合処理を行った。
処理ステップS14では、図14cに示されるテーブルから最初の座標点と最後の座標点の数を読取り、図14dに示される道路種別判定テーブルと比較する。例えば道路ID1の走行ログ分割データ29では、図14cに示されるテーブルから最初の座標点は2で最後の座標点は1と分かる。一方、図14dに示される道路種別判定テーブルにおいて、最初の座標点が2で最後の座標点が1の組合わせは合流である。よって、道路ID1の走行ログ分割データ29の道路種別は合流と判断され、処理ステップS15へ移行する。なお、最初の座標点は1で最後の座標点は2である場合、これは分岐と判断され、最初の座標点も最後の座標点も1である場合、これは通常と判断され、最初の座標点は1で最後の座標点は3である場合、これは交差点と判断される。
処理ステップS15では、図12bに示される走行ログ分割データ(道路ID1から道路ID5)の処理がすべて終了しているか判断する。すべての処理が終了している時(YES)は処理を終了し、すべての処理が終了していない時(NO)は処理ステップS16へ移行する。処理ステップS16では、道路ID2の走行ログ分割データ30を次に処理するデータとして取得し、処理ステップS11へ移行する。上記繰り返し処理は、全ての道路IDについての処理が完了するまで実行される。
図1に戻り、処理ステップS6では、処理ステップS14で取得した最初の座標点と最後の座標点が道路接続点となるので、自動運転地図生成部12がこれらを道路接続点として作成し保存する。この結果として、全ての道路IDの道路についての座標点が連結されることになり、図12aに示すような全ルートについての座標分布が得られる。
処理ステップS7では、自動運転地図生成部12が、処理ステップS6で作成した道路接続点と次の道路接続点との間の座標点を抽出し、補間点(図7bの×印)として作成し保存する。ここでは補間点が多くなると生成する自動運転地図データ8のデータサイズも大きくなり過ぎる為、必要最小限の補間点になるように間引いている。例えば補間点と次の補間点の傾きを計測し、傾き0.1度以内であれば次の補間点を間引きしている。この処理を繰り返すと、傾きの少ない直線路では補間点は大幅に間引きされ、傾きの大きいカーブ路では補間点は少なく間引かれるので、全体での補間点の数を少なく抑える事が出来る。
処理ステップS8では、自動運転地図生成部12が、走行ログデータ9から付加情報(図7bの△印)を抽出して保存する。例えば走行ログデータ9に標識の情報があった場合、標識の位置座標と標識内容を抽出し保存する。
処理ステップS9では、処理ステップS5から処理ステップS8によって作成された道路種別、道路接続点、補間点、付加情報(標識)を取込む。取り込まれた情報の座標点は、X・Y・Zで定義されたシミュレータ座標系である為、これを経度・緯度・標高の座標系にすべて変換する。例えば図8bに示される座標原点をひとつの経度・緯度・標高に設定後、平面直角座標を経度・緯度・標高に換算する計算式を用いて座標変換する。その後、自動運転地図データ8のフォーマットでコード化しコンピュータ1に保存される。
本発明の実施例によれば、自動運転シミュレータで使用する自動運転地図データ8を、シミュレーション地図の走行ログデータ9から作成出来るので、自動運転ECU3は実車の代わりに自動運転シミュレータで自動運転制御を実行する事が出来る。また、本実施の形態によれば、シミュレーション地図の道路と自動運転地図データ8との位置ズレが原理的に無く、精度の良い自動運転地図データ8を作成出来る。
1:コンピュータ、2:リアルタイムシミュレータ、3:自動運転ECU、4:高速シリアルバス、5:CAN及びEthernet、6:シミュレーションモデルデータ、7:シミュレーション地図データ、8:自動運転地図データ、9:走行ログデータ、10:シミュレーションモデル作成部、11:シミュレーション地図作成部、12:自動運転地図生成部、13:シミュレータ制御部、14:シミュレーションCG描画部、15:表示部、16:入力部、17:シミュレータ通信部、18:コンピュータ通信部、19:シミュレーション実行部、MD:シミュレーションモデル、MD1:環境モデル、MD2:車両運動モデル、MD3:センサモデル、MD4:ロケータモデル、MD5:自動運転地図送信モデル、26:CAN・Ethernet変換部、27:走行ルート1の座標分布、28:走行ルート2の座標分布、29:道路ID1の走行ログ分割データ、30:道路ID2の走行ログ分割データ、31:道路ID3の走行ログ分割データ、32:道路ID4の走行ログ分割データ、33:道路ID5の走行ログ分割データ

Claims (10)

  1. 自動運転車両に搭載されて自動運転車両の自動運転を行う自動運転ECUに対して模擬信号を与えて仮想道路上で自動運転車両を走行させ、自動運転ECUの機能を検証するための自動運転シミュレータであって、
    自動運転制御ECUを搭載した自動運転車両の自動運転ECU以外の部分の各機能を模擬するモデルを備え、モデルからの信号を前記自動運転ECUに与えるリアルタイムシミュレータと、前記リアルタイムシミュレータ内の前記モデルを制御するコンピュータにより構成され、
    前記コンピュータは、前記リアルタイムシミュレータ内のモデルからの信号を前記自動運転ECUに与えて仮想道路上で自動運転車両を走行させ、
    前記リアルタイムシミュレータ内のモデルから、前記自動運転車両を仮想道路上で自動運転走行させたときのログデータを取得し、
    前記ログデータから自動運転用の地図データを作成することを特徴とした自動運転シミュレータ。
  2. 請求項1に記載の自動運転シミュレータであって、
    前記ログデータは、前記仮想道路の道路IDと座標情報を含み、
    前記コンピュータは、前記ログデータを分割及びグループ化するログデータ前段処理部と、
    分割及びグループ化されたログデータから道路種別を判定する道路種別判定部と、
    道路種別判定部で取得した座標情報から道路接続点を作成する道路接続点作成部を備え、
    仮想道路を自動運転車両が走行する事で得られた走行ログデータを、走行ログデータ前段処理部が道路特徴毎に付与された道路IDを使用して走行ログデータを分割及びグループ化し、
    道路種別判定部が分割及びグループ化された走行ログデータの最初と最後の座標情報から道路種別を判定し、
    道路接続点作成部が道路種別判定部で取得した最初と最後の座標情報から道路接続点を作成する事を特徴とした自動運転シミュレータ。
  3. 請求項2に記載の自動運転シミュレータであって、
    前記コンピュータは、道路形状を示す補間点を作成する補間点作成部と、
    道路の付加情報を作成する付加情報作成部と、
    自動運転用地図データのフォーマットに変換するフォーマット変換部を備え、
    補間点作成部と付加情報作成部が分割及びグループ化された走行ログデータから補間点と付加情報を作成し、
    フォーマット変換部が道路接続点及び補間点及び付加情報を自動運転用地図データのフォーマットに変換する事を特徴とした自動運転シミュレータ。
  4. 請求項3に記載の自動運転シミュレータであって、
    前記コンピュータは、座標変換する座標変換部を備え、
    道路接続点及び補間点及び付加情報のシミュレータ系座標を経度、緯度、標高の座標に変換する事を特徴とした自動運転シミュレータ。
  5. 請求項4に記載の自動運転シミュレータであって、
    前記走行ログデータは、時刻情報、自車速度情報、走行レーン情報、シミュレータ上での座標情報を含むことを特徴とした自動運転シミュレータ。
  6. 自動運転車両に搭載されて自動運転車両の自動運転を行う自動運転ECUで使用する地図データを作成するための自動運転シミュレータ用地図作成方法であって、
    自動運転制御ECUを搭載した自動運転車両の自動運転ECU以外の部分の各機能を模擬するモデルを備え、モデルからの信号を前記自動運転ECUに与えるリアルタイムシミュレータと、前記リアルタイムシミュレータ内の前記モデルを制御するコンピュータにより構成され、
    前記コンピュータは、前記リアルタイムシミュレータ内のモデルからの信号を前記自動運転ECUに与えて仮想道路上で自動運転車両を走行させ、
    前記リアルタイムシミュレータ内のモデルから、前記自動運転車両を仮想道路上で自動運転走行させたときのログデータを取得し、
    前記ログデータから自動運転用の地図データを作成することを特徴とした自動運転シミュレータ用地図作成方法。
  7. 請求項6に記載の自動運転シミュレータ用地図作成方法であって、
    前記ログデータは、前記仮想道路の部分ごとに付与された道路IDと座標情報を含み、
    前記仮想道路を前記自動運転車両が走行する事で得られた走行ログデータについて、道路IDが示す道路部分ごとに走行ログデータを分割及びグループ化し、
    分割及びグループ化された走行ログデータの最初と最後の座標情報から道路IDが示す道路部分の道路種別を判定し、
    最初と最後の座標情報から道路接続点を作成する事を特徴とした自動運転シミュレータ用地図作成方法。
  8. 請求項7に記載の自動運転シミュレータ用地図作成方法であって、
    分割及びグループ化された走行ログデータから道路形状を示す補間点と付加情報を作成し、
    道路接続点及び補間点及び付加情報を自動運転用地図データのフォーマットに変換する事を特徴とした自動運転シミュレータ用地図作成方法。
  9. 請求項8に記載の自動運転シミュレータ用地図作成方法であって、
    道路接続点及び補間点及び付加情報のシミュレータ系座標を経度、緯度、標高の座標に変換する事を特徴とした自動運転シミュレータ用地図作成方法。
  10. 請求項9に記載の自動運転シミュレータ用地図作成方法であって、
    前記走行ログデータは、時刻情報、自車速度情報、走行レーン情報、シミュレータ上での座標情報を含むことを特徴とした自動運転シミュレータ用地図作成方法。
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