JP6809929B2 - 環状鉄心片及び環状鉄心 - Google Patents

環状鉄心片及び環状鉄心 Download PDF

Info

Publication number
JP6809929B2
JP6809929B2 JP2017022766A JP2017022766A JP6809929B2 JP 6809929 B2 JP6809929 B2 JP 6809929B2 JP 2017022766 A JP2017022766 A JP 2017022766A JP 2017022766 A JP2017022766 A JP 2017022766A JP 6809929 B2 JP6809929 B2 JP 6809929B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recess
annular
iron core
core piece
annular iron
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017022766A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018129970A (ja
Inventor
広一 荒川
広一 荒川
裕介 蓮尾
裕介 蓮尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui High Tech Inc
Original Assignee
Mitsui High Tech Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui High Tech Inc filed Critical Mitsui High Tech Inc
Priority to JP2017022766A priority Critical patent/JP6809929B2/ja
Priority to CN201880011297.8A priority patent/CN110291696B/zh
Priority to EP18751598.6A priority patent/EP3582369A4/en
Priority to US16/483,234 priority patent/US11605990B2/en
Priority to PCT/JP2018/002684 priority patent/WO2018147112A1/ja
Publication of JP2018129970A publication Critical patent/JP2018129970A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6809929B2 publication Critical patent/JP6809929B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/18Means for mounting or fastening magnetic stationary parts on to, or to, the stator structures
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/18Means for mounting or fastening magnetic stationary parts on to, or to, the stator structures
    • H02K1/185Means for mounting or fastening magnetic stationary parts on to, or to, the stator structures to outer stators
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/02Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/02Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
    • H02K15/024Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies with slots
    • H02K15/028Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies with slots for fastening to casing or support, respectively to shaft or hub
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/12Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof specially adapted for operating in liquid or gas

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

本発明は、環状鉄心片と、環状鉄心片を積層して構成される環状鉄心に関するものである。
環状鉄心は、環状鉄心片を積層して構成されて、回転電機の電機子を構成する部品である。特許文献1に記載されているように、環状鉄心片は、プレス型を使って電磁鋼板から打ち抜かれて製造される。プレス型の下方には、電磁鋼板を間に挟んで積層用金型(ダイ)が配置されていて、電磁鋼板から打ち抜かれた環状鉄心片は、積層用金型内で逐次積層されて、積層用金型内に保持される(特許文献1,図5(A))。
しかしながら、近年、環状鉄心片は大径化、薄型化する傾向にあって、そのため、環状鉄心片は剛性が低下する傾向にある。環状鉄心片の剛性が低下すると、積層用金型の内面から側圧を受けて、環状鉄心片にうねりをともなった変形が生じることがある。その結果、環状鉄心片が部分的に積層用金型の上面から持ち上がって、以後の打ち抜きと積層が困難になることがある(特許文献1,図5(B))。あるいは、環状鉄心の寸法精度が悪くなることがある。
特許文献1には、上記の問題を解決するために、環状鉄心片の外周に、一種のアリ溝として機能する凹部(線状凹部)を備え、該積層用金型に凹部と係合する凸部(線状***部)を備えることが記載されている。該凹部を該凸部に係合させれば、環状鉄心片の変形が抑制されるので、積層工程の途中で積層ができなくなったり、環状鉄心の寸法精度が悪くなったりすることがない。つまり、特許文献1には、積層用金型が備える凸部に係合されて、環状鉄心片の変形を抑制する凹部を環状鉄心片の外周に備えることが記載されている。
また、積層された環状鉄心片は、積層方向において隣接する環状鉄心片を相互に溶接して、結合される。特許文献2には、環状鉄心片の外周に凹部を形成するとともに、該凹部の内部にあって該凹部の底部から***する***部を備えて、積層方向において隣接する環状鉄心片の***部を溶接することを特徴とする環状鉄心の製造方法が記載されている。
このように、環状鉄心片の外周に形成された凹部の中で溶接を行えば、溶着金属が環状鉄心の外側に突出することがないので、環状鉄心を回転電機のケーシングに嵌め込む際に、溶着金属がケーシングと干渉することがない。また、凹部の内部にあって凹部の底部から***する***部を溶接すれば、溶接熱影響部の範囲が限定されるので、溶接後に生じる環状鉄心の歪みを小さくすることができる。つまり、特許文献2には、溶接継手を環状鉄心片の外周の輪郭の内側に収容する凹部を環状鉄心片の外周に備えることが記載されている。また、凹部の中に***部を備えて、***部に溶接継手を形成することが記載されている。
特開2013−123345号公報 特開2008−141904号公報
環状鉄心片に特許文献1,2に記載の発明を適用して、積層用金型内での環状鉄心片の変形を抑制するとともに、溶着金属が環状鉄心の外側に突出しないようにしようとすれば、環状鉄心片の外周に、積層用金型が備える凸部に係合される凹部(以下、「係合用凹部」と言う)と、溶接継手を収容する凹部(以下、「溶接用凹部」と言う)を、それぞれ別個に備える必要がある。その結果、環状鉄心片の外周に多数の凹部を備える必要がある。
さて、一般に、環状鉄心は、回転電機の外殻を構成するケーシングに焼き嵌め固定される。ケーシングに焼き嵌め固定された環状鉄心は、ケーシングから、焼き嵌め圧力を受けるが、環状鉄心片の外周の凹部が形成された部位はケーシングに接触しないので、焼き嵌め圧力を受けない。そのため、環状鉄心片の外周に多数の凹部を備えると、焼き嵌め圧力を受ける範囲が狭くなるので、環状鉄心片の外周の凹部が形成されていない部位に焼き嵌め圧力が集中する。その結果、環状鉄心に変形や損傷が生じやすくなる。また、環状鉄心の変形や損傷を避けるために、焼き嵌め代を小さくすると、つまり焼き嵌め圧力を小さくすると、ケーシングが環状鉄心を保持する保持力が低下する。このように、環状鉄心片の外周に多数の凹部を備えると、環状鉄心をケーシングに焼き嵌め固定することが難しくなるという問題が生じる。
また、環状鉄心片の外周に凹部が形成されると、凹部が形成された部位においてヨークの幅が狭くなる。その結果、ヨークにおいて磁束が流れる領域、つまり磁路の幅が狭くなるので、回転電機(電動機、発電機)の効率が低下する。環状鉄心片の外周に形成される凹部の数が少ない場合は、効率の低下は小さいが、凹部の数が多くなると、つまり磁路の幅が狭められた部位の数が多くなると、効率が大きく低下する。そのため、回転電動機においては発生トルクが低下し、回転発電機においては発生電力が低下する。このように、環状鉄心片の外周に多数の凹部を備えると、回転電機の効率が低下するという問題も生じる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、積層用金型内での環状鉄心片の変形を抑制することができるとともに、溶接継手を環状鉄心片の外周の輪郭の内側に収容できる環状鉄心片であって、外周に形成される凹部の個数が少ない環状鉄心片を提供するものである。また、該環状鉄心片を積層してなる環状鉄心を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明に係る環状鉄心片は、外周部に開口する複数個の凹部を備える環状鉄心片において、凹部は隘路部と***部を有し、隘路部の横幅は、隘路部よりも更に凹部の底面側にある他の部位の横幅に比べて狭くされ、***部は、凹部の底面の一部が***して凹部の開口端に向けて突出しており、***部の頂点は、凹部の内部にあって、開口端から離隔した位置に形成されていることを特徴とするものである。
隘路部は、凹部の開口端に形成されているようにしても良い。
隘路部は、凹部の開口端から離隔した位置に形成されているようにしても良い。
凹部の輪郭が、連続する曲線で構成されているようにしても良い。
凹部の輪郭が、直線のみで構成されているようにしても良い。
複数個の凹部のうち少なくとも1個の凹部は、その形状が他の凹部と異なるようにしても良い。
本発明に係る環状鉄心は、前記のいずれかの環状鉄心片を積層して構成されているものである。
積層方向に隣接する環状鉄心片の***部同士が溶接されているようにしても良い。
本発明に係る環状鉄心は、外周部に開口する複数個の凹部を備える環状鉄心片を積層して構成されている環状鉄心において、凹部は隘路部と***部を有し、隘路部の横幅は、隘路部よりも更に凹部の底面側にある他の部位の横幅に比べて狭くされ、***部は、部の底面の一部が***して凹部の開口端に向けて突出しており、積層方向に隣接する環状鉄心片の***部同士が溶接されて結合されているものである。
本発明に係る環状鉄心片の外周部に開口する複数個の凹部は隘路部を備えているので、積層用金型が備える凸部に該凹部を係合させて、積層用金型で環状鉄心片を固定しながら積層することによって、環状鉄心片に引っ張り力を与えて、積層用金型内での環状鉄心片の変形(うねりや弛み)を抑制することができる。また、該凹部は***部を備えていて、環状鉄心片を積層した後で、積層方向に隣接する環状鉄心片の***部同士を溶接して、環状鉄心片を結合するようにすれば、溶接継手を該凹部の中に収容することができる。このように、本発明に係る環状鉄心片が備える凹部は、係合用凹部としての機能と、溶接用凹部としての機能を兼ね備えている。そのため、本発明によれば、環状鉄心片の外周に、係合用凹部と溶接用凹部を、それぞれ別個に備える必要がないので、環状鉄心片の外周に開口する凹部の個数を少なくすることができる。
そして、本発明によれば、環状鉄心片の外周部に開口する凹部の個数を少なくすることができるので、環状鉄心をケーシングに焼き嵌め固定する場合に、環状鉄心に加わる焼き嵌め圧力をより広い範囲に分散させることができる。そのため、焼き嵌め圧力による環状鉄心の変形や損傷を生じにくくすることができる。あるいは、環状鉄心において許容される焼き嵌め圧力を大きくすることができるので、環状鉄心をケーシングに強固に固定することができる。その結果、環状鉄心のケーシングへの焼き嵌め固定が容易になる。
また、本発明によれば、係合用凹部及び溶接用凹部が別個に形成されるのではなく、係合用凹部及び溶接用凹部の機能を兼ね備える凹部が形成されるので、磁路の幅が狭められる部位の数を減らすことができる。そのため、従来品に変えて、本発明に係る環状鉄心を回転電機に備えれば、回転電機の効率が向上する。
本発明の実施形態に係る環状鉄心片の外形を示す平面図である。 図1に記載の環状鉄心片が備える凹部の外形を拡大して示す平面図である。 本発明の第1の変形例に係る環状鉄心片が備える凹部の外形を拡大して示す平面図である。 本発明の第2の変形例に係る環状鉄心片が備える凹部の外形を拡大して示す平面図である。 本発明の第3の変形例に係る環状鉄心片が備える凹部の外形を拡大して示す平面図である。 本発明の実施形態に係る環状鉄心の外形を示す平面図である。 本発明の第4の変形例に係る環状鉄心片が備える凹部の外形を拡大して示す平面図である。
以下、適宜、図面を参照して、本発明の具体的な実施形態を説明する。
(環状鉄心片)
図1は、本発明の実施形態に係る環状鉄心片1の外形を示す平面図である。環状鉄心片1は、複数枚が積層されて環状鉄心2(図1において、図示せず)を構成する部材であって、電磁鋼板の薄板を打ち抜き加工して製造される。図1に示すように、環状鉄心片1は、環状鉄心片1の外郭を構成するヨーク3と、ヨーク3の内径側に突出する48個のティース4を備えている。
ヨーク3の外周には、4個の凹部5が形成されている。凹部5は、ヨーク3の外周の円周方向に等間隔に配置されている。つまり、環状鉄心片1の回転中心Cを基準とする中心角で説明すると、凹部5は中心線Cが中心角0°、90°、180°及び270°の位置にあるように配置されている。
(凹部)
図2は、環状鉄心片1が備える凹部5の形状を示す拡大平面図である。以下において、図2に示すように、凹部5における、ヨーク3の外周の輪郭と交叉する部分を開口端6と呼び、凹部5の最奥部、つまり、凹部5における、ヨーク3の外周の輪郭から最も遠い部分を底部7と呼ぶ。凹部5の内部には、***部8があって、***部8は底部7から開口端6に向かって突出している。つまり、***部8の輪郭は底部7から***している。***部8の頂点9は、開口端6から深さDだけ離れた位置にある。なお、深さDは、***部8を溶接した後に形成される溶着金属10が開口端6を超えて盛り上がらないように決定される。そのため、溶着金属10は、開口端6の外側には突出しない。
凹部5の輪郭は、底部7のみが直線で構成されていて、その他の部分は円弧で構成されている。そして、凹部5の輪郭を構成する直線と円弧は滑らかに接続されている。また、凹部5の輪郭は、中心線Cに対して左右対称な形状を備えている。要するに、凹部5の輪郭は、滑らかに連続する曲線及び直線で構成されていて、中心線Cに対して左右対称な形状を備えている。なお、凹部5は、図1に示すように、中心線Cが環状鉄心片1の回転中心Cを通るように配置されている。また、凹部5の横幅Wは、中心線Cに直交する方向で測った凹部5の相対する輪郭線の間隔を指す。
図2に示すように、凹部5の横幅Wは、開口端6から底部7に向かうに従って徐々に狭くなり、縮幅部11において、最も狭くなっている。縮幅部11における凹部5の横幅Wの大きさをW11とする。そして、縮幅部11を超えて底部7に近付くと、凹部5の横幅Wは、徐々に広くなり、拡幅部12において最も広くなっている。拡幅部12における凹部5の横幅Wの大きさをW12とする。
開口端6における凹部5の横幅Wの大きさをWとすると、W、W11、W12の間には、以下のような関係が成り立っている。
>W11 11<W12
上述したように、拡幅部12は縮幅部11よりも更に開口端6から離隔した位置にあって、拡幅部12の横幅Wの大きさW12は、縮幅部11の横幅Wの大きさW11よりも大きい。このように、縮幅部11の横幅W11は、縮幅部11よりも更に凹部5の奥に入った位置にある他の部位、つまり、拡幅部12の横幅W12よりも小さいので、縮幅部11は凹部5における隘路部に相当する。
図示しない積層用金型は、凹部5と同一の輪郭を有する凸部を備えている。凹部5をこの凸部に係合させた場合に、仮に、この凸部から遠ざかる方向に環状鉄心片1を引っ張って、凹部5と凸部の係合を解こうとすると、凸部は縮幅部11つまり隘路部を通過することができない。このように、凹部5は一種のアリ溝として機能する。そのため、環状鉄心片1の変形は該凸部によって拘束され、その結果、積層用金型内での環状鉄心片1の変形が抑制される。したがって、凹部5は係合用凹部として機能する。
なお、縮幅部11は凹部5において横幅Wが最小になる部位には限定されない。拡幅部12よりも更に開口端6から離隔した位置に、横幅WがW11よりも小さい部位が形成されていても良い。この場合であっても、 11<W12の関係は保たれるので、凹部5は係合用凹部として機能する。また、拡幅部12は凹部5において横幅Wが最大になる部位には限定されない。例えば、WがW11よりも大きくされていても良い。この場合も、W11<W12の関係は保たれるので、凹部5は係合用凹部として機能する。
また、前述したように、凹部5は、底部7から***する***部8を備えていて、***部8の頂点9は、凹部5の内部にあって、開口端6から離隔した位置にある。開口端6から測った頂点9の深さDは、***部8を溶接した後に形成される溶着金属10が開口端6を超えて盛り上がらないように決定される。そのため、積層方向に隣接する環状鉄心片1の***部8同士を溶接して、環状鉄心片1を結合する場合に、溶着金属10が環状鉄心片1の外周の外側に突出することがない。そのため、環状鉄心2を図示しないケーシングに嵌め込む場合に、溶着金属がケーシングと干渉することがない。このように、積層された環状鉄心片1を相互に結合する溶接継手が、凹部5の内部に収容されるので、凹部5は溶接用凹部として機能する。
このように、凹部5は、係合用凹部としての機能と、溶接用凹部としての機能を兼ね備えている。仮に、環状鉄心片1に、係合用凹部と溶接用凹部を、それぞれ別個に備えるとすれば、それぞれ4個、合計8個の係合用凹部と溶接用凹部を備える必要がある。これに対して、環状鉄心片1においては、4個の凹部5を備えるだけで、同等の機能を実現することができる。
(変形例)
環状鉄心片1が備える凹部5の形状は、図2に図示されたものには限定されない。凹部5には、さまざまな変形例が想定される。以下、凹部5の変形例の一部を例示する。
(第1の変形例)
図3は、本発明の第1の変形例に係る環状鉄心片1が備える凹部5の外形を拡大して示す平面図である。図3に示すように、第1の変形例に係る凹部5も、前記実施形態に係る凹部5と同様に、***部8と縮幅部11と拡幅部12を備えている。ただし、第1の変形例に係る凹部5の輪郭は、連続する複数個の円弧だけで構成されている点で、つまり、輪郭に直線部分が含まれていない点で、前記実施形態に係る凹部5と異なる。
しかしながら、第1の変形例に係る凹部5においても、開口端6、縮幅部11、拡幅部12の横幅Wの大きさ、つまり、それぞれW、W11、W12について、以下のような関係が成り立つ。
>W11,W11<W12
したがって、第1の変形例に係る凹部5も、縮幅部11において隘路部が形成されている。そのため、第1の変形例に係る凹部5は一種のアリ溝として機能する。つまり第1の変形例に係る凹部5も係合用凹部として機能する。
第1の変形例に係る凹部5も、底部7から***する***部8を備えていて、***部8の頂点9は、凹部5の内部にあって、開口端6から離隔した位置にある。開口端6から測った頂点9の深さDは、***部8を溶接した後に形成される溶着金属10が開口端6を超えて盛り上がらないように決定される。そのため、積層方向に隣接する環状鉄心片1の***部8同士を溶接して、環状鉄心片1を結合する場合に、溶着金属10が環状鉄心片1の外周の外側に突出することがない。このように、積層された環状鉄心片1を相互に結合する溶接継手が、凹部5の内部に収容されるので、第1の変形例に係る凹部5は溶接用凹部として機能する。
このように、第1の変形例に係る凹部5も、係合用凹部としての機能と、溶接用凹部としての機能を兼ね備えている。仮に、環状鉄心片1に、係合用凹部と溶接用凹部を、それぞれ別個に備えるとすれば、それぞれ4個、合計8個の係合用凹部と溶接用凹部を備える必要があるが、第1の変形例に係る環状鉄心片1においては、4個の凹部5を備えるだけで、同等の機能を実現することができる。
(第2の変形例)
図4は、本発明の第2の変形例に係る環状鉄心片1が備える凹部5の外形を拡大して示す平面図である。図4に示すように、第2の変形例に係る凹部5も、前記実施形態に係る凹部5と同様に、***部8と縮幅部11と拡幅部12を備えている。ただし、第2の変形例に係る凹部5の輪郭は、直線だけで構成されている点で、前記実施形態及び第1の変形例に係る凹部5と異なる。
しかしながら、第2の変形例に係る凹部5においても、開口端6、縮幅部11、拡幅部12の横幅Wの大きさ、つまり、それぞれW、W11、W12について、以下のような関係が成り立つ。
>W11,W11<W12
したがって、第2の変形例に係る凹部5も、縮幅部11において隘路部が形成されている。そのため、第2の変形例に係る凹部5は一種のアリ溝として機能する。つまり第2の変形例に係る凹部5は係合用凹部として機能する。
第2の変形例に係る凹部5も、底部7から***する***部8を備えていて、***部8の頂点9は、凹部5の内部にあって、開口端6から離隔した位置にある。そして、開口端6から測った頂点9の深さDは、***部8を溶接した後に形成される溶着金属10が開口端6を超えて盛り上がらないように決定される。そのため、積層方向に隣接する環状鉄心片1の***部8同士を溶接して、環状鉄心片1を結合する場合に、溶着金属10が環状鉄心片1の外周の外側に突出することがない。このように、積層された環状鉄心片1を相互に結合する溶接継手が、凹部5の内部に収容されるので、第2の変形例に係る凹部5は溶接用凹部として機能する。
このように、第2の変形例に係る凹部5も、係合用凹部としての機能と、溶接用凹部としての機能を兼ね備えている。仮に、環状鉄心片1に、係合用凹部と溶接用凹部を、それぞれ別個に備えるとすれば、それぞれ4個、合計8個の係合用凹部と溶接用凹部を備える必要があるが、第2の変形例に係る環状鉄心片1においては、4個の凹部5を備えるだけで、同等の機能を実現することができる。
(第3の変形例)
図5は、本発明の第3の変形例に係る環状鉄心片1が備える凹部5の外形を拡大して示す平面図である。前記実施形態と前記第1及び第2の変形例においては、開口端6から離隔した位置にある縮幅部11に隘路部が形成される例を示したが、隘路部が形成される部位は、開口端6から離隔した位置にある部位には限定されない。図5に示すように、開口端6における凹部5の横幅Wを、底部7における横幅Wより大きくすれば、開口端6に隘路部が形成される。そのため、凹部5を一種のアリ溝として機能させることができる。つまり第3の変形例に係る凹部5は係合用凹部として機能する。
第3の変形例に係る凹部5も、底部7から***する***部8を備えていて、***部8の頂点9は、凹部5の内部にあって、開口端6から離隔した位置にある。そして、開口端6から測った頂点9の深さDは、***部8を溶接した後に形成される溶着金属10が開口端6を超えて盛り上がらないように決定される。そのため、積層方向に隣接する環状鉄心片1の***部8同士を溶接して、環状鉄心片1を結合する場合に、溶着金属10が環状鉄心片1の外周の外側に突出することがない。このように、積層された環状鉄心片1を相互に結合する溶接継手が、凹部5の内部に収容されるので、第3の変形例に係る凹部5は溶接用凹部として機能する。
このように、第3の変形例に係る凹部5も、係合用凹部としての機能と、溶接用凹部としての機能を兼ね備えている。仮に、環状鉄心片1に、係合用凹部と溶接用凹部を、それぞれ別個に備えるとすれば、それぞれ4個、合計8個の係合用凹部と溶接用凹部を備える必要があるが、第3の変形例に係る環状鉄心片1においては、4個の凹部5を備えるだけで、同等の機能を実現することができる。
(環状鉄心)
図6は、本発明の実施形態に係る環状鉄心2の外形を示す平面図である。環状鉄心2は図1に記載の環状鉄心片1を積層して構成される。そして、凹部5の内部に形成された***部8において溶接がなされる。つまり、積層方向に隣接する環状鉄心片1の***部8同士が溶接されて、環状鉄心片1が相互に結合されている。その結果、図6に示すように、***部8に溶着金属10が形成される。前述したように、***部8は溶着金属10が開口端6を超えて盛り上がらないように、開口端6から離して形成されているので、溶着金属10が開口端6を超えて盛り上がることがない。そのため、環状鉄心2を図示しないケーシングに嵌め込む際に、溶着金属10がケーシングと干渉することがない。
また、前述したように、環状鉄心片1が備える凹部5は、係合用凹部としての機能と、溶接用凹部としての機能を兼ね備えている。仮に、環状鉄心片1に、係合用凹部と溶接用凹部を、それぞれ別個に備えるとすれば、それぞれ4個、合計8個の係合用凹部と溶接用凹部を備える必要があるが、環状鉄心片1においては、4個の凹部5を備えるだけで、同等の機能を実現している。そのため、環状鉄心2の外周に形成される凹部5の個数は、係合用凹部と溶接用凹部を、それぞれ別個に備える場合の半分で済んでいる。そのため、環状鉄心2を図示しないケーシングに焼き嵌め固定する場合に、環状鉄心2の焼き嵌め圧力を受ける範囲を広く取ることができる。そのため、焼き嵌め圧力を広い範囲で受けるので、環状鉄心2に生じる応力を小さくして、環状鉄心2における変形や損傷の発生を抑制することができる。また、環状鉄心2において許容される焼き嵌め圧力を大きくすることができる。その結果、環状鉄心2をケーシングに容易かつ強固に固定することができる。
また、上記実施形態に示した環状鉄心2のヨーク3が備える凹部5は、係合用凹部と溶接用凹部の機能を兼ね備えている。そのため、環状鉄心2は、凹部5の数を従来品の半分で済ますことができるので、磁路の幅が狭められる部位の数が減少する。したがって、従来品に変えて、上記実施形態に示した環状鉄心片1を積層して環状鉄心2を構成すれば、環状鉄心2を備える回転電機の効率が向上する。その結果、回転電動機においては発生トルクが大きくなり、回転発電機においては発生電力が大きくなる。
以上、説明したように、上記実施形態及び変形例に係る環状鉄心片1が備える凹部5は、係合用凹部としての機能と、溶接用凹部としての機能を兼ね備えている。そのため、環状鉄心片1は、係合用凹部と溶接用凹部をそれぞれ別個に備える場合に比べて、凹部5の個数を少なくすることができる。環状鉄心2は、係合用凹部と溶接用凹部をそれぞれ別個に備える場合に比べて、凹部5の個数が少ないので、環状鉄心2を図示しないケーシングに焼き嵌め固定する場合に、焼き嵌め圧力を広い範囲で受けることができる。そのため、環状鉄心2における変形や損傷の発生を抑制することができる。環状鉄心2において許容される焼き嵌め圧力を大きくして、環状鉄心2をケーシングに強固に固定することができる。
なお、本発明の技術的範囲は、上記実施形態と変形例によっては限定されない。本発明は、特許請求の範囲に記載された技術的思想の限りにおいて、自由に、変形、応用、及び改良して実施することができる。
例えば、環状鉄心片1が備える凹部5の個数は、特に限定されない。2個、3個、あるいは5個以上であっても良い。もっとも、環状鉄心2の変形や損傷の発生を抑制し、環状鉄心2において許容される焼き嵌め圧力を大きくするためには、凹部5の個数を少なくすることが望ましい。
図1おいて、凹部5の中心線Cが、環状鉄心片1の回転中心Cを基準とする中心角が90°ピッチで配列される例を示したが、環状鉄心片1は、環状鉄心片1の円周上において、凹部5が等間隔に配置されたものには限定されない。環状鉄心片1の円周上における凹部5の間隔は、打ち抜きレイアウトの都合により、異なっていても良い。例えば、凹部5の中心線Cの環状鉄心片1の回転中心Cを基準とする中心角が、0°、85°、180°、265°になるように、凹部5が配列されても良い。
図2〜図5において図示した凹部5の輪郭の形状は例示であって、凹部5の輪郭の形状は、これらによっては限定されない。凹部5の輪郭は、連続した滑らかな曲線のみで構成されていても良いし、凹部5の輪郭に屈曲点が含まれていても良いし、凹部5の輪郭は直線のみで構成されていても良い。凹部5の輪郭は、円弧のみで構成されていても良いし、円弧と直線で構成されていても良い。
また、図2と図3においては、凹部5の輪郭が、主として円弧で構成された例を示したが、凹部5の輪郭を主として直線で構成して、2直線が繋がる角部に丸みを与えるようにしても良い。あるいは、角部に面取り加工を加えても良い。図4と図5に示した凹部5の輪郭において、角部に丸みを与えるようにしても良いし、角部に面取り加工を加えても良い。なお、角部に施す面取り加工は、傾斜角45°のC面取りであっても良い。
また、凹部5の大きさは、設計上、任意に選択されるものであって、特に限定されない。ただし、凹部5の機械的な性能を確保するためには、つまり、凹部5が係合用凹部と溶接用凹部として機能するようにするためには、凹部5には、ある程度以上の大きさが要求される。一方、環状鉄心2の電磁気学的な性能を確保するためには、つまり、ヨーク3において必要な磁路の幅を確保するためには、凹部5の大きさ、特に凹部5の深さは小さい方が望ましい。したがって、凹部5の大きさは、凹部5の機械的な性能と環状鉄心2の電磁気学的な性能をトレードオフすることによって決定される。
また、図2〜図5においては、凹部5が中心線Cに対して左右対称な輪郭を備える例を示したが、凹部5は中心線Cに対して左右対称な輪郭を備えるものには限定されない。凹部5の輪郭は中心線Cに対して左右非対称であっても良い。
凹部5において、隘路部が形成される位置は、開口端6と底部7の間の中間の任意の位置を選ぶことができる。ただし、底部7に隘路部が形成されることはない。つまり、底部7以外の任意の位置に隘路部を形成することができる。
凹部5は、複数個の隘路部を備えていても良い。例えば、ある位置に第1の隘路部が形成されていて、第1の隘路部よりも開口端6から遠い部位に、第1の隘路部よりも横幅Wが大きい第1の拡幅部12が形成され、第1の拡幅部12よりも開口端6から遠い部位に、第1の拡幅部12よりも横幅Wが小さい第2の隘路部が形成され、第2の隘路部よりも更に開口端6から遠い部位に、第2の隘路部よりも横幅Wが大きい第2の拡幅部12が形成されるようにしても良い。
凹部5が備える隘路部は、凹部5の深さ方向に長さを有していても良い。例えば、図4に示すように、凹部5の横幅Wが縮幅部11の横幅W11に等しい部位が凹部5の深さ方向に連続している場合、横幅Wが横幅W11に等しい部位の全てが隘路部に該当する。
図2〜図5において、***部8の頂点9が、開口端6から深さDだけ離れた位置にある例を示したが、***部8は、凹部5の外に突出しないものには限定されない。図7に示すように、***部8の頂点9は、凹部5の外側、つまり開口端6の外側に僅かに突出していても良い。***部8の突出高さを適切に設定すれば、溶接の過程で***部8の一部が溶けて***部8周辺に付着し、***部8が開口端6の外側に突出しなくなる。
環状鉄心片1は、全ての凹部5が同一の形状を備えるものには限定されない。環状鉄心片1が備える複数個の凹部5のうち少なくとも1個の凹部5の形状が他の凹部5の形状と異なるようにしても良い。例えば、凹部5の幅若しくは深さを変更することによって、あるいは凹部5内に切り欠き若しくは突起を追加することによって、当該凹部5の形状が他の凹部5の形状と異なるようにしても良い。このようにすれば、転積の境界を識別する転積確認、あるいは多列取りの電磁鋼板から打ち抜き列を識別する列識別が容易になる。複数の金型を使用して環状鉄心片1を製造する場合に、その環状鉄心片1がどの金型で打ち抜かれたかを容易に判別できる。
図1及び図6に示した環状鉄心片1と環状鉄心2の形状は例示である。特に、環状鉄心片1と環状鉄心2が備えるティース4の形状と個数は、図1,6に示すものには限定されない。環状鉄心片1と環状鉄心2は、図1,6に図示されていない形状的な特徴を備えていても良い。
積層方向に隣接する環状鉄心片1を溶接する溶接方法は、特に限定されない。環状鉄心片1はTIG溶接で溶接されても良いし、レーザー溶接が適用されても良い。あるいは、その他の溶接方法が適用されても良い。
また、上記実施形態においては、環状鉄心2がケーシングに焼き嵌め固定される例を示したが、環状鉄心2は、ケーシングに焼き嵌め固定されるものには限定されない。環状鉄心2はケーシングにボルト止めされるものであっても良い。例えば、環状鉄心2の外周の更に外側に突出する部位を複数個、備えて、該部位にボルト挿通孔を形成して、ボルト挿通孔に挿通させたボルトをケーシングに螺合させるようにしても良い。
また、凹部5は、***部8を備えないものであってもよい。そして、環状鉄心片1が備える複数個の凹部5のうち少なくとも1個の凹部5の形状が他の凹部5の形状と異なるようにしても良い。例えば、凹部5の幅若しくは深さを変更することによって、あるいは凹部5内に切り欠き若しくは突起を追加することによって、当該凹部5の形状が他の凹部5の形状と異なるようにしても良い。このようにすれば、転積の境界を識別する転積確認、あるいは多列取りの電磁鋼板から打ち抜き列を識別する列識別が容易になる。複数の金型を使用して環状鉄心片1を製造する場合に、その環状鉄心片1がどの金型で打ち抜かれたかを容易に判別できる。
1 環状鉄心片
2 環状鉄心
3 ヨーク
4 ティース
5 凹部
6 開口端
7 底部
8 ***部
9 頂点
10 溶着金属
11 縮幅部
12 拡幅部

Claims (9)

  1. 外周部に開口する複数個の凹部を備える環状鉄心片において、
    前記凹部は隘路部と***部を有し、
    前記隘路部の横幅は、前記隘路部よりも更に前記凹部の底面側にある他の部位の横幅に比べて狭くされ、
    前記***部は、前記凹部の底面の一部が***して前記凹部の開口端に向けて突出しており、
    前記***部の頂点は、前記凹部の内部にあって、前記開口端から離隔した位置に形成されていることを特徴とする環状鉄心片。
  2. 前記隘路部は、前記凹部の前記開口端に形成されていることを特徴とする、
    請求項1に記載の環状鉄心片。
  3. 前記隘路部は、前記凹部の前記開口端から離隔した位置に形成されていることを特徴とする、
    請求項1に記載の環状鉄心片。
  4. 前記凹部の輪郭が、連続する曲線で構成されていることを特徴とする、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の環状鉄心片。
  5. 前記凹部の輪郭が、直線のみで構成されていることを特徴とする、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の環状鉄心片。
  6. 記複数個の凹部のうち少なくとも1個の凹部は、その形状が他の凹部と異なることを特徴とする
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の環状鉄心片。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の環状鉄心片を積層して構成されている環状鉄心。
  8. 積層方向に隣接する前記環状鉄心片の前記***部同士が溶接されて結合されている、
    請求項7に記載の環状鉄心。
  9. 外周部に開口する複数個の凹部を備える環状鉄心片を積層して構成されている環状鉄心において、
    前記凹部は隘路部と***部を有し、
    前記隘路部の横幅は、前記隘路部よりも更に前記凹部の底面側にある他の部位の横幅に比べて狭くされ、
    前記***部は、前記凹部の底面の一部が***して前記凹部の開口端に向けて突出しており、
    積層方向に隣接する前記環状鉄心片の前記***部同士が溶接されて結合されている環状鉄心。
JP2017022766A 2017-02-10 2017-02-10 環状鉄心片及び環状鉄心 Active JP6809929B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017022766A JP6809929B2 (ja) 2017-02-10 2017-02-10 環状鉄心片及び環状鉄心
CN201880011297.8A CN110291696B (zh) 2017-02-10 2018-01-29 环状芯片和环状芯
EP18751598.6A EP3582369A4 (en) 2017-02-10 2018-01-29 RING-SHAPED CORE PIECE AND RING-SHAPED CORE
US16/483,234 US11605990B2 (en) 2017-02-10 2018-01-29 Annular core piece and annular core
PCT/JP2018/002684 WO2018147112A1 (ja) 2017-02-10 2018-01-29 環状鉄心片及び環状鉄心

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017022766A JP6809929B2 (ja) 2017-02-10 2017-02-10 環状鉄心片及び環状鉄心

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018129970A JP2018129970A (ja) 2018-08-16
JP6809929B2 true JP6809929B2 (ja) 2021-01-06

Family

ID=63108298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017022766A Active JP6809929B2 (ja) 2017-02-10 2017-02-10 環状鉄心片及び環状鉄心

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11605990B2 (ja)
EP (1) EP3582369A4 (ja)
JP (1) JP6809929B2 (ja)
CN (1) CN110291696B (ja)
WO (1) WO2018147112A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020065375A (ja) * 2018-10-17 2020-04-23 日本電産株式会社 ステータコア及びモータ
JP7264717B2 (ja) * 2019-05-15 2023-04-25 ファナック株式会社 ステータコアの端面に固定されるハウジングを備える電動機

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2715193A (en) 1954-03-02 1955-08-09 Gen Motors Corp Motor stator and method of manufacture
US2790918A (en) * 1954-11-29 1957-04-30 Allis Louis Co Laminated core construction for dynamoelectric machines
JPH0690550A (ja) * 1992-09-07 1994-03-29 Yaskawa Electric Corp 電気機器用積層鉄心の製造方法
JP2772600B2 (ja) 1992-09-08 1998-07-02 日本電信電話株式会社 モード同期レーザ装置
JPH07231588A (ja) * 1994-02-18 1995-08-29 Mitsubishi Electric Corp モールドモータの固定子とその製造方法
JPH09117111A (ja) * 1995-10-13 1997-05-02 Mitsubishi Electric Corp 回転電機の円形積層鉄心の製造方法
JP3508445B2 (ja) * 1997-02-12 2004-03-22 株式会社デンソー ヘリカルステータコア
GB0503085D0 (en) 2005-02-15 2005-03-23 Compactcaddy Ltd Electric motor
EP2026448B1 (en) * 2006-06-05 2017-08-02 Mitsubishi Electric Corporation Split core and manufacturing method of the same, and stator core
JP2008141904A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Shinko Electric Co Ltd 固定子鉄心の製造方法
JP5341614B2 (ja) * 2009-05-14 2013-11-13 株式会社三井ハイテック 積層鉄心の製造方法及び積層鉄心
CN202268754U (zh) 2011-10-24 2012-06-06 常州市武进区横林精工电机厂 一种电机的定子铁芯结构
JP5885488B2 (ja) * 2011-12-12 2016-03-15 株式会社三井ハイテック 積層鉄心及びその製造方法
US9082388B2 (en) 2012-05-25 2015-07-14 Bose Corporation In-ear active noise reduction earphone
CN202772684U (zh) * 2012-09-24 2013-03-06 浙江正田电机制造有限公司 车用发电机定子铁芯
JP2014193000A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Denso Corp 回転電機の固定子鉄心の製造方法
CN203301331U (zh) 2013-04-12 2013-11-20 杭州中科赛思伺服电机有限公司 一种永磁同步伺服电机定子结构
JP6402915B2 (ja) * 2014-10-28 2018-10-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 ブラシレスモータ及び電動工具
CN104967228A (zh) 2015-07-21 2015-10-07 淄博休普电机电器有限公司 一种定子冲片
JP6593731B2 (ja) * 2016-02-29 2019-10-23 株式会社安川電機 回転電機及び回転電機の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP3582369A1 (en) 2019-12-18
US20200014256A1 (en) 2020-01-09
CN110291696A (zh) 2019-09-27
WO2018147112A1 (ja) 2018-08-16
CN110291696B (zh) 2021-08-31
JP2018129970A (ja) 2018-08-16
EP3582369A4 (en) 2020-12-02
US11605990B2 (en) 2023-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2010131560A1 (ja) 積層鉄心の製造方法及び積層鉄心
CN108028559B (zh) 电枢和电枢的制造方法
JP7032436B2 (ja) 固定子鉄心
WO2012057100A1 (ja) 分割鉄心及びその製造方法
JP6809929B2 (ja) 環状鉄心片及び環状鉄心
JP6723348B2 (ja) 固定子鉄心、及びその固定子鉄心を備えた電動機
JP2007014129A (ja) 固定子積層鉄心
JP5358517B2 (ja) 積層鉄心の製造方法
JP2007228720A (ja) コア
US20230208215A1 (en) Rotating electrical machine
JP6451402B2 (ja) 回転電機用ロータ
JP5244363B2 (ja) 分割ステータおよびモータ
JP5348397B2 (ja) 回転電機用ステータ及びその製造方法
JP2008141904A (ja) 固定子鉄心の製造方法
JP5462643B2 (ja) 積層鉄心及びその製造方法
JP5885488B2 (ja) 積層鉄心及びその製造方法
JP5293313B2 (ja) ステータ用鉄心
JP2005130552A (ja) 回転電機
JP7479579B2 (ja) ステーターコア及び製造方法
JPWO2017082138A1 (ja) 鉄心装置およびその製造方法
WO2020053998A1 (ja) 積層鉄心
JP2015070671A (ja) 回転電機用ステータコアの製造装置及び回転電機用ステータコアの製造方法
US20130293058A1 (en) Core material, stator core, and motor provided with stator core
JP2016135063A (ja) 鉄心、固定子、回転電機
JP6327757B2 (ja) ステータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200602

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6809929

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250